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劇場版 鋼の錬金術師 ネタバレ感想6

ラースの行動

実はこれすごーく分けわかんなくて理解に困った。
アルに門を開かせる為に地下都市に来たのは分かるのだけど、何故いきなりグラトニー戦いだしてるわけ?
放っといてさっさと練成させればいいのに。
そもそも、ラースがアルの手助けをする理由が良く分からない。そこまで仲良かったか?

ちょっと記憶が定かではないのだけど、ホムンクルスは賢者の石なしに永遠の命はない。
と言うようなことを言っていた記憶はあるのだけど、日々生きていく為にも賢者の石を食べる必要があったんだっけ?
もしそうだとしたら、これで納得がいく。

ウィンリィと再会した時、機械鎧が壊れていた理由。
ラースはグラトニーと戦い、グラトニーの血から作られる賢者の石を手に入れない事には生きていけない。
グラトニーがラースのみを襲う理由もこれと同様。
グリードやラストが死に際に賢者の石を吐き出した処から想像すると、
ホムンクルスを殺せば賢者の石をグラトニーも手に入れる事が出来る。
他のホムンクルスが死に絶えた今となっては、二人のホムンクルスはずっとそうやって一種共食いのような状態で
生きながらえてきたのではないだろうか。
食欲のみの意識しかないグラトニーに、それなら死ぬ方がマシと思えるような精神はなくなっている。

ではラースは?

イズミが憎くて憎くて殺したくて、でも愛して欲しくて、でも憎くて。
その気持ちだけがラースをこの世に留めていたのだと思う。
そのイズミが死に、戦い続けボロボロになりながらそれでも、
生きていくことが、もう辛かったのではないだろうか。
「ママに会いたい」と言った。自分だけのママに。
だから賢者の石を食らい、ホムンクルスとしての力を最大限にして、
アルに門を練成させた。
例え会う事=死、であってもイズミに会いたかった。
イズミに会いたい自分と、エドに会いたいアルとの
等価交換として、自分の身体を使うことを望んだ。
そこまでは分かる。けれど。

「二人が互いの為に命を投げ出す姿はもう二度と見たくない」(うろ覚え)と言った。
その真意が分からない。
二人のために命を投げ出せるほどこの3年間でアルとラースは仲良くなっていない。
シナリオブックでは、アルは、もしエドにラースが何かしたら許さないと言うような事を言っている。

そんな風に思える相手がいることが羨ましかったのだろうか。
そして、そう思ってくれていたかもしれないイズミが死に、
もう自分を愛してくれる人はいない。
なのに、目の前でアルが大切な人の為に命を投げ出そうとしている。
そんな様子を見せつけられるのが辛かったのだろうか。
どうも納得しづらい。
シナリオブックにあった、イズミを通して兄弟のような気持ちがあった
というのもどうもうまく納得がいかない。

「そんな事をして、残されたものがどれだけ辛いか。
それをお前達は分かっていない」
この考えが一番腑に落ちた。
アルがエドを練成し、エドがアルを練成する。
その行為により、
イズミやウィンリィが
エドの不在をどれだけ嘆き悲しんだか。
アルの身体が10歳まで戻り記憶喪失になったことにどれだけ胸を痛めたか。
それをお前達は分かっていない。
自分に好意を持って接してくれた人たちが、
悲しむ様を自分はもう見たくない。
イズミが悲しまないように、イズミに喜んで貰う為に。
イズミが自分を暖かく迎えいれてくれる為に。
もしかしたら、そんなことを思ったのじゃないだろうか。

そして。
二人が無事でいることで、もうイズミは兄弟の心配などせず、
自分の事だけを見てくれるかもしれない。と、
まるで母親に甘える子供のような、
そんな気持ちもあったのかもしれない。

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