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ホムンクルスとホーエンハイムの構造について

まずはご注意。コミックス未収録分のネタバレ含んでいます。
 
はっきりいいます。エセ論文です。
ちなみに、学生時代、生物の授業なんてとってません。
つうか、そもそも、論文なんて書いたことねぇや。なので別に形式に則ってません。面倒。
マンガを読み返し、ネットを漁って適当に使えそうな情報だけ引っぱてきた理屈なので嘘八百の可能性大です。
こんなもん嬉々として書くから硬派とか言われるのか?
こんな論文調読んで何が楽しいんだ?
って私が楽しきゃそれでいいのよっ(爆)。
あくまでも、ネタとして読んでくださいませ。
 
 
●ラース・グリード(現)について
 
■構成物
水・炭素など、人とまったく同じ
 
■人間との比較
-人と同じ点
 血が流れる
 痛みがある
 老いる
-人と違う点
 賢者の石の魂をひとつ所有(?)
 特殊能力
 肉体の変態能力(今のところグリード(現)のみ)
 
人には体細胞と生殖細胞とがある。
老いとは、体細胞の分裂寿命により発生する。
この細胞は通常40回細胞分裂を繰り返すと言われているが、その細胞分裂中に劣化コピーがおきる。
紙やテープがコピーを繰り返すと劣化していくように、分裂を繰り返すことで細胞は劣化していく。
大人になると身体にがたが来たり治癒能力が低下するのもこの現象。
これにより細胞は本来の機能を下回りそれが老いを発生させる。
 
生殖細胞とは人の細胞において唯一無限に細胞分裂を繰り返す細胞である。
これにより遺伝子が綿々と受け継がれていく。
 
一般的にホムンクルスという存在は「人」の生殖細胞を受け継がずに生まれる。
ホムンクルスに生殖機能がないと言われる理由はここにある。
 
しかしこれ以外にも以下のように考える事は可能である。
ホムンクルスに老いはない。
体細胞の細胞分裂が行われないから、そもそも劣化コピーもあり得ず、老いは発生しない。
つまり、細胞分裂という機能が、ホムンクルスには備わっていないという考えである。
ならば、生殖細胞もまた細胞分裂を行われていない。
そう想像することも可能である。
 
ラースは老いていく。
ラースの体細胞は人間として正常に機能し、細胞分裂が行われ劣化コピーされていく。
ならば生殖細胞もまた人間として正常に機能し、永続的に分裂を繰り返していてもおかしくはない。
 
ラースは子種がないように描かれているが、生来のもの、または夫人に原因がある可能性もある。
あるいは、ただの人の子など生ませず、お父様にとって都合のいいモノをあてがっているという可能性もある。
 
また、ラース、グリード(現)に今のところ生き返るシーンは登場していない。
ラースは戦争で生き残った理由を、「最強の目」のお陰だと言い、魂をひとつだと言った。
ランファンをしても、ラースに人としての気配しか感じられず、ホムンクルスであることを察知出来なかった。
 
賢者の石の魂をひとつ有することと、それによる特殊能力以外、彼らにはこれといった人との違いはないのではないだろうか。
 
■人体構造予想
肉体:人と同じ
魂:1つ(賢者の石と人の魂の融合か?)
精神:人と同じ
 
 
●ラスト・エンヴィー・グラトニー・グリード(旧)について
 
■構成物
水・炭素など、人と同じ
 
■人間との比較
-人と同じ点
 血が流れる(=血液の循環)
 痛みがある(=五感神経有)
-人と違う点
 老いがない
 再生能力がある
 賢者の石が核になっている
 肉体の変態能力
 
つまり、身体そのものは人間と同じ機能を持っているが、過分な機能を持っているということ。
傷口から血液が流れるということは血液が循環しているということになる。
血液が循環しているなら、それは心臓があり血液を送り出しているということだ。
あるいは賢者の石の位置からして、心臓の代わりをしている可能性もある。
食べたものが血肉になっている。
視神経を通してものを見、痛覚によって痛みを感じている。
 
 
■人体構造予想
賢者の石は、もともとが多くの人間の魂によって作られている。
ならば、賢者の石=魂と捉え、賢者の石を魂の代用品として定着させる事が可能なのではないか?
 
余談だが。
もしそうならば、もともとそこにあるものを定着させただけで、ホムンクルスの練成は人体錬成に当たらないことになる。
彼らが生き返る時、扉は開いていない。彼らの再生は人体錬成ではない。
つまり、ホムンクルスの存在がイコールお父様が行った人体錬成とは限らない。
お父様が自ら人体練成をしないのではなく、出来ない可能性は捨てられない。
 
閑話休題。
つまり。
 
肉体:生体練成
魂:賢者の石
精神:賢者の石で肉体と魂を繋ぐ
 
上記から以下のような事も考えられる。
 
魂は、銃弾のようなものなのである。
賢者の石=銃、魂=弾丸。
弾丸が排出されると新しい弾丸が装填されるように、賢者の石の中の魂がひとつ死ぬと新しい魂が精神と繋がる位置へ移動する。
 
彼らに老いはない。
ならば、それは体細胞の細胞分裂そのものが行われていないか、あるいは細胞分裂が劣化コピーされないかのどちらかである。
細胞分裂そのもが行われてない、つまり細胞組織そのものが、そもそも機能していないのならば、血液の循環や、五感が存在しているこの状況は考えづらい。
ならば、体細胞の分裂を、賢者の石が行うもしくはサポートする事で、細胞を一分の狂いもなくコピーし続けていると考えるのが妥当ではないだろうか。
死に至るような肉体の損壊時、死体に魂が残るの(所謂ゾンビ状態)ではなく、肉体が正常態まで戻るのも、この機能によるものではないのか。
指先が伸びる、擬態、腹を擬似真理の扉に繋ぐ、といった肉体の変態機能を有するのもその細胞分裂の応用ではないのか(グリードの皮膚強固機能は、細胞分裂ではなく原子の組み換えであるため、どちらのグリードも有していると考えるべきか)。
 
 
●ホーエンハイム
 
■構成物
水・炭素など、人とまったく同じ
 
■人間との比較
-人と同じ点
 五感あり
 嬉しい時に涙が出る(=副交感神経有)
 生殖機能あり
-人と違う点
 老いがない
 血が流れない
 再生能力がある
 体内から賢者の石が出せる
 
■人体構造予想
生殖機能についてはラースと同じ機能と考える。
人の身体から作られた為、生殖細胞も体細胞ももともと人として有していたものである。
これが賢者の石を体内に入れた事により構造が大きく変化した。
体細胞も生殖細胞も双方とも細胞分裂が劣化せずコピーされているという考えだ。
ホーエンハイムがエドを見て「俺の若い頃にそっくりだな」と言ったのも、普通に日常会話で交わされるものであるのと同時に、生殖細胞の正常コピー(遺伝子的に近い存在)であることへの感慨も込められているのではないか。
 
ラースたちホムンクルスとの違いは、賢者の石だ。
ラースたちが魂ひとつであるのに対し、ホーエンハイムはいくつもの魂を持っている。
取り出すことも可能である。
このエネルギー量の違いにより、体内がより活性化されているとみる。
 
神経は通っているのに血液は循環していないというのも理屈に合わない。
ならば、血液が外へ流れ出ないのも、血管や皮膚が裂けても瞬時に再生される為目視出来ないという可能性も考えられる。
 
肉体:人と同じだがその細胞はより活性化されている
魂:無数
精神:人と同じ
 
 
 
 
ということで証明終わり。ってホントかよ(笑)。
 
とりあえず賢者の石がそういうものとして使えるとした場合。
ちょっとこれが劇場版アニメと比較すると興味深かったりする。
 
このあたりの知識は小説はテレビ、ネットからの情報なので実際に資料をあたったわけではないのですが。
ウラニウムによる放射能被曝の外部被曝の場合。
細胞分裂を止め、分裂の元となる細胞を自殺に追いやるのだそうです。
このあたりが比較的分かりやすいかも。
tp://www.taishitsu.or.jp/topics/t9910-a.html#hibaku
 
マンガでは、細胞分裂を劣化させない機能を持つ賢者の石を追いかける事ではじまる話が、劇場版では最終的にこの真逆にあたる細胞分裂を止めさせる機能を持つウラニウムを追いかける話で終わるということになる。
 
というのが何とも會川さん好みな皮肉な作りに見えて、ちょっと有り得る話なんじゃないかとね。
少し前に賢者の石の正体が実は、マンガとアニメでは差ほど離れていなかった事実を知ってから、逆にアニメから読み取れる事もあるんじゃないかと思っていいただけに、ありかなと。
 
そんなわけで、でっちあげてみました。
ご清聴(読んでもらう場合ってなんて言えばいいんだ?)あスっ(何故体育会系?)

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コメント

りほ様
こんばんは。ナンパなブロガーのわこです(笑)。

>逆にアニメから読み取れる事もあるんじゃないかと思っていいただけに

そうなんですよ。
改めて最近、色々な方(特にりほさんの)意見を拝読しまして、そう思うことしきりでございます。
今更感想(あんまり進んでないけれど)でアニメに触れつつ、原作がここまで来て、それに気づかされると、第一話からもう一度書きたくなる衝動に駆られます(苦笑)。
どうもアニメ嫌い派と思われるような書き方をしているようで偏っているのですけど。しかも今更感想で最新話のネタバレをするわけにもいかずですもんね。
こちらの記事拝見して、まだまだ楽しみが持続しそうな感覚で、ちょっと嬉しく感じました。(って、別にしんみりしてるとかそういうわけではないんですけど)
それでは失礼しました。
のわこ

>ナンパなのわこさま(笑)
じゃあ今度、トリアルに関西へ行きますので、是非ナンパしてください(え? 違うの?・笑)。

アニメはホント、一度全部観直したいですね。DVDは持ってるんですけれど。
当時、某「吸●姫●夕 OVA版」を観て以来(ホラー好きならお薦めですよっ)「會川昇の脚本は視聴者に思索を要求する」という印象が強いです。
それこそ何年後かにまた鋼を観直しても新たな発見がありそうで侮れないですよっ。

>しかも今更感想で最新話のネタバレをするわけにもいかずですもんね。
あら? それはそれで面白いかも。
「うわ、やられた、これが伏線だったなんて」という新たな発見は、再読ならではの感想ですもの。今更感想だからこそ出来る事かもしれませんよ。とそそのかしてみたり。
実は、自分が読みたいだけ?(笑)
コミックス派の方への反転がちょっと大変かもしれませんけどね。

コメントありがとうございました。

りほさま、こんばんは!
ええっトリアル来られるんですカー!!(絶叫)
いつもお世話になっているサイト様が(おそらく)本を出されるので、私も絶対行きますー!お会いできたらめちゃ嬉しいです!
私はオフ活動は(体力的にも)無理なので、「トリアル記念」(また勝手な行動を・・・汗)で何かサイトのほうにアップしたいと思っております。
本気でナンパさせていただいていいですか・・・(玉砕したりして・・・目も当てられませんね 笑)
わあ、楽しみが増えました。それを糧に記事アップもがんばります。今更感想も、試行錯誤してみます。
ではでは。
のわこ

こんばんは。根無し草のさすらいもみじです(笑)

先日のコメントにあったお話ですね。
もみじのために(違うって。)あっっっした!
興味深く読ませていただきました。

ウラニウムの話はおもしろいですねぇぇぇ。
そういうお話の構造(循環)って結構好きなパターンです。こだわりの脚本家さんらしい発想といえるのかな。どこまで原作の結末が頭にあったうえで、あの劇場版の結末を書いたのでしょう。
後々の楽しみになりますね♪
(いや最終回は来て欲しくないんですけどー)

ホーエンパパとホムンクルスの違いは、魂の数とそれに伴うエネルギー量の違いですか・・・

私はりほさんよりもっと単純に考えていて、
*リンやランファンがホムンクルスに感じたもの
*人間ベースのホムンクルス(ラース)のことをリンがホムンクルスと感じなかったこと
*リンやメイがお父様や地面の下に蠢くものに感じたわけのわからん感じ
に仕分けると、ホーエンパパはやっぱり3番のおとんやぞぞぞぞ君に一番近いのかなぁと。

デンや動物が寄り付かないっていうのも3番に近い気がします。血も出ないし。
それで、アルの鎧みたいな「人間という名のただの器」なのかなって発想が出てきたんです。
エドとパパが似てる似てるって原作で作者がよく出してくるので、実はアルともめちゃくちゃ似とるやんけ(構造が)。みたいなおちゃめをこの作者様ならしそうな気もしたんですよ。

パパがウィンリィと彼女の母を間違える、をアニメでしていたのでトリシャのこともも幼少から知っていたはずだと思って(ピナコとの写真は何年前かなあ?)
トリシャは器の中身がパパに代わる前からその人間が好きで、中身が死んで化物に代わっても、それを許してその化物をちゃんと中身ごと愛した、なんていう妄想はやっぱりトリシャを女神にし過ぎですか。いやもうすでに私の中では女神ですが。

妄想は置いておいて、最初から、かなりの確信犯で(仕組んで?)エドを身ごもったんだと思いました。今月号読んで。
トリシャは愛する化物に家族をプレゼントしたかったんですよ。
きっと。

ああまた超ウザ長になってしまったぁぁぁぁ。
りほさん、めんさいっ。

>のわこさま
こんばんは 行きますよ! トリアル。今の処そのつもりで資金繰りしてます。
是非是非ナンパしてやってください。そんでもって遊んでやってくださいマセ。
「トリアル記念」ですか。アップ楽しみにしてますっ。今更感想も期待してま~す。

>もみじさま
ウラニウムはホント上手い具合にカッチリはまるので、もしかしたらもしかしたらかもな……と思っていますが、まあ深読みし過ぎかもしれませんが(笑)。
そうなんですよ。私も、ホーパパは仮宿の肉体に魂を定着させた、アルと同じような存在かな、と思っていたんですが(その場合、本当の肉体は、お父様の肉体)。
ホーエンハイムに精子があるなら(え? 言い方露骨ですか?)それだと理屈が通らなくなるので、ちょっとこの案は、保留にしてます。 アルは動物に嫌われていませんしね。
生殖細胞(精子)があるのに、血が循環していないって処に、どうしても納得の行く落としどころがなくて治癒能力で無理矢理理詰めしちゃいましたが。

パーフェクトガイド2で、20年前にトリシャとホーパパが知り合って同棲を始めたとあるので、やっぱり化物になってからのホーパパしかトリシャは知らないと思いますよ。
知ってたうえで惚れたって方がメロドラマっぽくて良くありません? こっちのが私は妄想するなぁ。
きっとピナコは必死にトリシャを止めただろうし。
それでも暮らし始めた2人に「もう、勝手におしっ」と怒りつつも、何かあると世話を焼いたりね。

読ませていただきましたよりほ様!<遅い!
>ラースは戦争で生き残った理由を、「最強の目」のお陰だと言い
そうそう。だからラースは不死身ではないのかも。
だとすると同類リンも不死身じゃない??でも彼はグリと共生(?)してるからラースと全く同じでは無いんですよね。
>彼らが生き返る時、扉は開いていない。彼らの再生は人体錬成ではない
そう、そうですよね!
だから「お父様」はおそらく扉を開くことができない。ゆえにグラトニーをつくり失敗し、今度は人柱を求めている。さて何のために?お父様=真理君なら、帰るために、になるのかもだけど・・・。

>ホーエンハイムがエドを見て「俺の若い頃にそっくりだな」と言ったのも
おお!それもあるかもー。
あーもーまた泣けてきちゃうよ・・・!
ブラッドレイの生まれを知ったあと、ブラッドレイの台詞が全てひっくり返って(何回死ねば~とか)、ものすごい、揺さぶられたけど。
ホーパパの台詞も全て別の意味が見えてきて、もう・・・!

りほ様の、事実を書き出していって推理するっていう手法が、ほんとに素晴らしい。さすがブログ名に探偵ってついてるだけあるわ!(笑)
さて、物語の根幹である、人の命と賢者の石。それがこの後の展開に、どういう形で貫かれているのか。次号がほんと、待ち遠しいです~。

>歌猫さま
いや、遅くもなるでしょう。
ホントにちょっと、これは長くなり過ぎました。
お疲れ様でしたっ(笑)。

そうなんですっ。ラースとグリードの違いの認定の仕方が難しいですよね。
ラースは自分でも分からないと言い切ってるし。
グリードの場合魂が2つなのか、融合でして1つなのか、2つの魂がON/OFF切り替わるのか…。
リンが元に戻るのを前提に考えたいので、魂が一部欠け落ちたとかは考えたくないし。

ミステリは地の文しか信用したらいけない、というのが鉄則なんです。
だから風聞も、キャラクターの台詞も信用を置いてはいけない。
牛様が絵として描いたものしか推理には使わない、よう気をつけてはいるんですが……難しいです。
牛様は、ホント、ミスリードが上手いから。
エドがホーパパを嫌っているから、つい読者はホーパパ=悪い人に傾きやすい。
アニメですらちゃんといい人だったのに。読者は主人公に感情移入するからどうしても、エドのビジョンからホーパパを見てしまう。
そうやって読むからホーパパのとぼけた表情すら、腹では何かを考えているんじゃなかとか色々勘ぐってしまう。
でも、ホーパパ側から見れば、ホーパパの歪んだ口元ひとつとっても、ちゃんとそこに意味を持って別の物語が描かれているんですよね。
ひとつの言葉で世界をひっくり返せるそのロジックの美しさが、もうホント、ツボです。
だから、グリード=リンについても、お父様についても、まだまだどうとでもひっくり返してくると思うんですよ、めちゃめちゃ楽しみっす。
コメントありがとうございました。

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