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ガンガン2007年10月号 鋼の錬金術師第75話「クセルクセス最期の日」 ネタバレ感想1

すみません。めちゃくちゃ長くなってしまいました。長すぎだよ。どうしようってくらい長くなりそう。
いやまだ書き途中なんですけど(思考に詰まったんで、先に回避文を書いてます)。
誰が読むんだよ。うーん、うーん。でもここまで書かないと気がおさまらない。
ので、頑張ってついてこれる人だけついてきてね(笑)。

一読目。あっさりしすぎじゃね?
と思ったんだけど。2度、3度と読んでいくと。
濃すぎっ。濃すぎるよ。
もう、コミックスひっくり返して、あっちとかこっちとか調べないとわかんないじゃん。
ってか、大丈夫かな、小・中学生。ちゃんとついてこれてるか?
牛様にしては、結構説明を省略して書いてるぞ?
 
 
 
■メシ抜きにされたいか
■最近 奴隷達に妙に知識が付いたと思ってたがおまえが教えてたのか
クセルクセスはかなり豊かな国らしい。
そういえば先月号にモブで書かれていた犬は、少なくともセントラルの野良犬よりか肥えてたな。
小説にせよマンガにせよ、奴隷に知識がある事を、主人は嫌がるのが王道。
誤魔化しが効かなくなる、小賢しく口答えする、反抗的になる、主人を敬わなくなる。
だから、23号の行為がバレたら、奴隷達(特に教えた23号)は厳しく罰されるんじゃないかと思った。
けど、結構あっさり。
サボった罰も、メシ抜きってあたりが、某ルイズ(笑)レベルだし。
 
「主人が」なのか「国が」なのか、分からないけれど、奴隷に対して鷹揚だ。
奴隷が錬金術師の助手までのし上がれば、それこそ、口さがない連中は僻みを露わにするだろう。
23号は、過去を振り返り「奴隷だった頃が懐かしい」とも言う。
奴隷制度こそあるものの、実際の処は知識がないから力仕事しか与えられないだけで、決して働き手としての待遇そのものは悪くないものだったんじゃないだろうか?
 
23号が知識を得た時、アルジャーノン状態になるんじゃないだろうか? そんな事を少し想像していただけに(奴隷として馬鹿にされていたことに気づき、錬成陣を発動することに躊躇が無かったとかね。でも山奥で友人の名を呼び賢者の石を使っていたシーンがあったからそれはないだろう、とは思ったのだけど)
知識を得てなお、主人に仕え、王にかしずく様子を見て、まつりごとそのものは、決して悪くない国だったんだろうな。
 
 
■俺を助手にどうですか?
ただでは転ばないあたり、なんかさぁ、やっぱ親子だよねーーーーー!!!!!
 
 
■一が全を含まなければ全は無なり
「全は一」:全ては多きな流れの中のひとつひとつから成りえている
「一は全」:そのひとつひとつの存在が欠けること無く存在して初めて全になる
 
なら「一が全を含まなければ全は無なり」は、ひとつひとつの存在を全て内包していなければ、それは全ではない、もしくは、無力な全である。
そんな感じか?
 
大きな流れから脱却している存在と言えば、ホーエンハイム、お父様、ホムンクルスだよね。
そういう存在があるのなら、それは「全」とは言わないということ。
錬金術は、大きな流れに逆らうことなく、その力を用いる。
ならば今のアメストリスの錬金術は、本来の錬金術が示す「大きな流れ」ではないということ。
そういうことかな?

それとも、人体練成は大きな流れに逆らった行為。
なら、人体練成により作られた存在は全き存在ではないとも取れるかな?
 
 
■贅沢は言わないが まずは このフラスコから出られる身になれば幸せかな
言葉にすれば、はかない願いに聞こえて仕方がない。
無菌室から出れない病弱な子供の嘆きのように聞こえる。
 
王に言われるまで、少なくともホムンクルスは一度も自ら人体錬成の法など口にしていない。
王ほどの財力がなければ、あの錬成陣を描くなど不可能だから諦めていた、というのもあるかもしれない。
けれど、どうなんだろう?
9月号の時点で予想していたような事態ではない。
ホムンクルスは決して23号をそそのかしたわけじゃなかった。
 
王から問われてチャンスだとは確かに思っただろう。でも。
王が望まなければ、ホムンクルスはあんな惨劇を望まなかったんじゃないだろうか?
 
「やっと自分の足で歩けるようになった」
ホムンクルスが元々望んだものは、人体練成で身体を手に入れる事であり、賢者の石ではなかったのだろう。
(だから惜しげもなくホーエンハイムに半分をくれてやった)
それって、エルリック兄弟の人体練成とはどれほど違うんだろう?
他人を巻き込んだか否かの違いは大きいけれど、彼らと同じく、願いは本当にささやかなものだったんだと思う。
 
今、あれほど望んでいた「足」を使わず、ただ閉ざされた空間に座っている彼は、その時の事をどう思っているんだろう。
 
 
■ウィラード メヒティルト ラインマイル トーニ メイヨー
67話で、賢者の石を使った時に呼んだ名前だ。
やっぱりあれ、クセルクセス時代の友人の名前なんだ。
 
 
■血の情報を元に入れ物を作らせてもらったよ
ホーエンハイムの血の情報だから、ホムンクルスの人体練成はホーエンハイムそっくりになった。
よしっ。ちょっと握りこぶしっ。
この予想は当ってたぜっ♪
 
 
■イズミ
今更引っ張り出してきましたか。
イズミがホーエンハイムと前の旅行の時に会ったなんて話が載ったのは、5巻の第20話。
 
 
■シンの国式
よっしゃ。西の賢者確定!
 
 
■貴女………真理を見たね?
イズミの肩に手を置く事でイズミの不調が分かったのは。
多分、シンの錬丹術による、気の流れが滞っている事で分かったんじゃないだろうか?
真理を見たと分かったのも、気の流れから不自然さを感じ、何かを持っていかれたと分かったのか?
それとも。もしかしたら真理を見ることで、人は何か体内構造が変わるのか?
 
前者だとすると気になる事がある。
トリシャが倒れたのは、ホーエンハイムが家を出てすぐに。
ホーエンハイムが家を出た直後、トリシャは病に倒れている。
タイミングが良すぎる。
触れるだけでその気の流れが分かるなら、ホーエンハイムはもしかしたら分かっていたんじゃないのか?
トリシャの余命が短い事だって。
イズミのように回復させるだけなら医療で通る。
でも、もう死ぬだけの命を甦らせるのは人体錬成と同じだ。
そうと分かっていても、もし自分がその場にいたら、賢者の石で回復させてしまうかもしれない。
それが怖くて家を出た、というのもあるんじゃないのかな?
  
 
■「よかった」
この国の行き先を知っているのなら、
ホーエンハイムは、軍そのものが腐敗していることも分かっているだろう
なにせ、あの錬成陣は全て軍に絡んだものなのだから
軍の勧誘を拒んだのならイズミは味方に出来る。
でも。もし、軍に係わっていたのなら、ホーエンハイムはイズミを見殺しにするつもりだったんだろうか?
 
 
■あなたの罪だから
じゃあ、エドは? アルは? って思うじゃん! どうしたって。
 
人の罪は人が裁くわけじゃない。法が裁くんだ。
けれど法が裁けない罪は?
それでも人が裁いてはいけない。ならば、そこにあるものはそこにあるがままに。決して干渉してはいけない。
 
シン式の錬金術で、イズミの身体を元に戻せないとは限らない。
戻さなかっただけなのだと、思いたい。
 
そして、ホーエンハイムの施術、要するにバイパスを作ったってことかな?
って充分今の医術として通用するじゃん。それって。
 
 
 
うーん、ギブ。今日はここまで、続きはまた今度。
だめだ、脳みそと体力の限界…。

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コメント

いつもりほ様の考察を興味深く読ませていただいています。

>トリシャの余命が短い事だって。
>イズミのように回復させるだけなら医療で通る。
>でも、もう死ぬだけの命を甦らせるのは人体錬成と同じだ。

トリシャは流行り病で死んでます。(5巻P.158)アニメ版が病弱設定だった気がするのですが・・・?(アニメ版の記憶は怪しいですが)

トリシャの遺言は「約束守れなくてごめんなさい。先に逝きます」だった。

家を出たときホーエンハイムは戻ってくる気だった。

逆にエドとピナコと会う11巻では、「この国で酷いことが起こる」「お前の飯が食べれなくなる」と、もう会えないつもりが漂っています。

この時点で、初めてホーエンハイムはトリシャの死を知った。生きていたら、どこか他の国へ逃がしたのでしょうか・・・。もっとも「約束」が何かが謎ですけどねー

>トリシャは流行り病で死んでます。(5巻P.158)
あ、そっちは見逃してましたっ。
同じく5巻の117pには、エドのモノローグで「あいつが出て行った日(略)母さんが病に倒れこの世を去ったのはそれから間もなくの事だった」とあったのでそっちを採用したんですが。
だから、トリシャが死ぬまでには、賢者の石が使えない身体になって戻ってくるつもりだったのかな、と。
でも、はやり病だとなると、ホーエンハイムにはやっぱり予想外だったのかしら?

エドたちの視点から見ると、ホーエンハイムが居たら「流行り病なんかにならなかった」「流行り病も治せた」と思うかもなと。別個のことも繋がっているように感じることはありますから。

ホーエンハイムが病を知っていたら、死の前に手を打てそうですし、それが無理なら「最期まで一緒に」いてやりたいと思うんじゃなかろうか、と。だから、墓石の前の様子を見る限り予想外だったんじゃないかなぁと思いました。

りほさま
こんばんは!
今号もえらいことになっていて、自分でも自分で書いた記事が意味不明で辛いです。。
「あなたの罪だから」という言葉は、私にとっては救いになりました。
エドアルは自分たちの罪を自分たちで気づいて、支払った重すぎる代償を取り返そうとしているんですよね。
そして、ホーエンハイムの考え方や態度からして、彼がそれに手を貸す(賢者の石を貸す?)ことはないですよね?
そうであって欲しいなあ、と思います。
アルには時間が余りなさそうだけど、それでも兄弟は兄弟の手で、自分らの体を取り戻して欲しいな。
なんだか話がでかくなりすぎてて、最初の頃の目的がどうなるのかそのあたりも気になるのですけど。
続きのご考察、楽しみにしておりますね!
ではでは。
のわこ

>真朱薫さま
流行病なのに、病床のトリシャの部屋の窓が開いているのが不自然。流行病というのは、他人が言った言葉でもある為、あれはフェイクじゃないか? というある方の意見も聞きました。
そう考えるとまたさらにややこしい事に!!
とりあえず、新たな情報が出るまでは保留にさせてください。もう少し悩んでみまーす(笑)
 
>のわこさま
こんにちは。
今月号は読み終わった後、のわこさま良かったねーっ、ホーエンハイムが能動的な罪人じゃなくて、て思っちゃいましたよぉ(笑)
>それでも兄弟は兄弟の手で、自分らの体を取り戻して欲しいな。
そうですね。あの身体は罪を犯した代償なのだから。それを覆したいと思うのなら(父親とはいえ)他人の力を借りるのではなく、自分達だけの手で取り戻して欲しいですね。

りほさま
おおおありがとうございます(苦笑)
そしてオカシなテンションで申し訳ありません(汗)。
週末あたりまで時間がなさそうですが、自分なりに考えてみたいと思います。
それと、人様のコメント拝借して恐縮ですが、流行り病がフェイクって・・・衝 撃!
そこまで伏線だったらどうしよう。。<別にどうもしない。
「2」のご考察のほうは新たな展開があるのでしょうか?すごいなあ、りほさんは(ハイデ口調で)。
テンション高すぎて、早起きしたのに夜更かししてしまってます(苦笑)
あ、いつもありがとうございます。ほんとにおんぶにだっこで恐縮です。
ではでは
のわこ

>のわこさま
やっと今月の最後の考察記事をあげました。
やっぱり考察は一度にあげないとダメですね。
さすがに発売から10日も経つと、読んだ直後と、今では考え方がどんどん変わってきてしまって、覆した部分は消し線でも引きたい気分なんですが。
今から読み直すのも面倒……(笑)。
なんだってこんな長くなってしまったんだか。
とりあえず、使えそうなネタがまだ残っていましたらどうぞお使いくださいませ。
 
流行り病はねぇ。どうなんでしょうね。
ピナコが後ろを向いているので、マスクとか完全防備で治療に当たっているのか見えない処がなんとも。あれも意図的なのだとしたら、ちょっとスゴイですよね。
 
1日遅れましたが、あれの新しいの置きましたので。念のためその前とさらに前のも再度置いておきましたので、どうぞ。

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