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ガンガン2008年03月号 鋼の錬金術師第80話「瞼の父」ネタバレ感想その1

すでに4月号発売が目の前にせまってますが。3月号のネタバレ感想です。
おかしい……。早売りで10日には買っていたはずなのにぃぃぃぃ。
ということでさくさくいきますよ。

■さすがにこの雪の中じゃぶっ飛んじまった歯はみつからない
別にそれが伏線になるとは思えないけど。一応脳内にインプット。
そして錬丹術をしてもやっぱり、無いものは元に戻せない事の再確認。
エドとアルの身体は、真理君からぶんどってこれれば錬丹術でつなげる事が出来るかもしれないけれど。新たに作り出す事は出来ない、と。
うん。
 
じゃあ、お父様の錬金術って何なんだろう?
賢者の石が人間の命だから人体練成が可能とかその手の話はさておき。
人間の肉体ではないアルの鎧の腕を元に戻してるんだよね、お父様は。
アルの鎧を薄くする事なく、ね。

つまり、物理的に鎧の素材となるものをどこからか捻出したわけだ。
それって、どこから?
 
方法としては想い浮かぶのは
・コピー能力がある
・どこかの鉱物資源を手元に引き寄せられる
・ゼロから鉱物を精製した
この3つくらいだよなぁ。

ホーエンハイムが地下水脈で通り道を作った時も。
エドが谷間に長距離の橋を渡せなかったのに対し、ホーエンハイムはロゼたちの足元の地面を目減りさせること無く向こう岸に渡ってもいない橋の上を歩いていた。
あれもきっと同じ原理。
 
あれ? なら、コピーは却下か。
コピー出来るならホムンクルスの完成体をもっと簡単に手早くたくさん作れただろうし。
ってことはゼロからってのも同じ理屈になる、のか???
 
なら引き寄せた、って事なのかなぁ。
 
あの時ホーエンハイムは(他人が近づかないようにという理由があるにせよ)最終的に橋を元に戻してたし。
イズミに会った時も「貴女の罪の証だから」と言って彼女の臓器は戻さなかったのも。そのあたりに理由があるから、なら得心がいくかな。
こぼれたミルクは戻らないように、無くなったものを元に戻す事は出来ない。
世界は常に100%を保有して全として成り立っているから、それを「全+1」には出来ない。
何かを得る為には同等の代価が必要であり、錬金術はそれを自ら差し出すが。
お父様やホーエンハイムの力は他者から簒奪する、のかもしれない。
 
だから、エドとアルは真理君から自分の身体を奪い取らない限り、元の身体を手に入れる事は、たとえ可能であってもそれは他者から奪いとったという新たな罪が生まれる。ってな感じでしょうか?
 
どれにせよ、なんかアレだよ。ろくでもない力、だよなぁ。
お金に置き換えて考えてみると。
お札をコピーするか、他人の金を盗むか、偽札を作るかの違いって事でしょ?
少なくとも、本来自分のものではないものを、自分のものにしてしまう力ってわけだよなぁ。
 
思い切り話がそれました。閑話休題。
 
 
■こいつの身体いただいたァ!!
知らんかったが、エンヴィーってそんな力あったんだ。
もしかしてあの人型も昔人間の身体を乗っ取ったものだったりして?
 
 
■君の事は忘れないヨ!
いや、忘れるっ。きっと忘れるよ、この子っ(笑)。
 
 
■ハッタリとか得意じゃないんだよ
ってことはマルコーさん、もう助からない病の患者さん相手にもハッタリ出来てないんだろか……。
 
 
■鋼のおチビさんはいないのか? 行方不明って聞いてるけど 
これはROBOさんに言われて思い出したのだけど。
ロイに情報を渡してくれているマデリーン嬢のお友達ってブリッグズの麓で看護師やっているんですよね。
うん。看護師。
じゃあさ。
エドが病院に搬送されたら。
一発でロイに連絡が渡りますよね。
うんうん。
これってこれって。ありえない話じゃないんじゃない??? >のわこさん
 
 
■行方不明………うそ……
ごめん、ここのウィンリィ、私嫌い。
これで2度目だわ。いや3度目か。
「あんた達兄弟が泣かないから泣くの」(5巻)が1度目。
「いい訳ないでしょ!!!  ……何も知らないくせに…!!」(11巻)が2度目。
そして今回が3度目。
ウィンリィが感情表現のはっきりしたいい子というのは分かってるし、他人の為で泣けるのはそこに優しさがあるからだって事も分かる。でもね。
 
経験のある人も多いと思う。
悔しかったり悲しかったりして感情が抑えられない時に、先に横で泣かれてみ?
意地でも涙引っ込めて慰める側に回るしかないじゃん。
本当は身も世もなく泣き叫びたいくらいなのに、それをぐっと堪えて、ハンカチ貸したり、泣き止むまでそばについていてあげたり、なだめたり。
泣きたいのはこっちなんだけどなぁ、なんてへらへら笑いながら、こちとらフラストレーション溜まりっぱなし。
そんな経験ありません?
 
「おお振り」にあったのだけど、泣くとストレスが解消されるんだそうです。
ストレスが解消されちゃうから泣くと悔しさとか憤りとかも希薄になってしまうのだとか。
 
「あなたの為に」なんて言葉聞こえはいいけれど。
こんな風に泣いたらすっきりするんだろうな、と思いながら隣りで泣かないよう我慢する人間の辛さって考えないのかな?
怒鳴りたくないわけじゃない。でも当事者の自分が堪えていたのに、何故横で他人がキレる? この振り上げかけた拳はどこに収めればいい?
そんな風に思うことだってあるんじゃないかな?
 
自分の代わりに泣いたり怒ったりしてくれても、その気持ちは嬉しいけれど。
気持ちが引きづられてもっと泣きたくなるから、余計に辛いし。
怒りを発散することが出来ないから、心が苦しい。
自分の為を思うのなら、自分の為に耐えて欲しいと思うのは私だけでしょうかね?
 
で。今回の3度目。
身内のアルより先に顔を曇らせて。
アルにフォローさせてしまう、ウィンリィがちょっと嫌。
 
他人がいるから気丈でいられる、というのは確かにあるけれど。
エドがグラトニーに飲み込まれた時のアルの憔悴っぷりを見ているから、余計に見ていて痛々しい。
大切な家族がいなくなることに慣れるなんてことはないから。
 
アルがエドとウィンリィの関係を微笑ましく見守っているから、余計にフォローをいれたくなったのだろうけれど。
もしアニメのようにウィンリィがエドにもう元の身体は諦めてそばにいて、なんて言ったら。
また「青春だねぇ」なんて笑いながらアルは一人で旅を続けそうでさ。
こうやって自分の感情よりも他人の感情を気遣うアルを見るとね。
このシーンのウィンリィはちょっと嫌い。
 
 
■そんな半端な覚悟でこの国に来たのか?
よく言った! と喝采をあげたのは私だけ?? でしょうか。
 
オフでアルメイ話をした時に、一人断固、メイが居残る事に反対してた私(笑)。
まあ、兄弟スキーなので、どこの馬の骨とも知らんおなごにアルをやれるかっ、なーんて気持ちも勿論あるんですが。
 
『十二国記』(小野不由美)の『東の海神西の滄海』にこんな台詞があります。
「若、と呼ばれることの意味を分からないでいられるほど俺は莫迦ではない」
「連中は俺の人柄に惚れこんでくれたわけでもなければ、俺の器に感じ入ってくれたわけでもないぞ。ただ俺がいつか主になるから、ただそれだけでいちいち俺を立ててくれたのだ」
「それがどういうことなのか、分かるだろう。お前たちもそうではないのか。のちの世の平穏を願うから、俺を立てくれたのではなかったのか!」
 
この「若」はそのまま「皇女」に置き換えられるはず。
なのに、メイにそこまで一族を背負う覚悟があるのかずっと疑問に思ってる。
彼女だって「皇女」と呼ばれる以上、たとえ弱小であってもその一族の中ではその民に立てて貰っていたはずで。
それは、メイの人柄とか錬丹術の力量とかは関係なく、王位継承権を上り詰めて自分達一族がいい暮らしをしていく為に。少なからずメイの為に民は尽くしていたはずなんです。
 
「民は俺の身体だ。民を殺されるは身体を刳られることだ。首をなくすよりそれのほうがよほど痛い」
 
こんな台詞をメイは言えるのかな? メイちゃんの日頃のあのノリだと。国に帰る時。
「不老不死の薬なんて手にしてはいけません。あれはいけないものです。だから手ぶらで帰ってきました。ごめんなさい」とか言っちゃいそうで……。
 
リンがアメストリス国軍大佐(もちろんロイの事)に借りを作り、不老不死の薬以外にも周到に王位継承の為の根回しをしていたのに対し。
メイはその幼さを差し引いても、王位を継ぐ事への……なんだろ、気迫かなぁ、強かさかなぁ、そういうものが薄いような気がする。
 
不老不死の薬がやばそうなものだと分かりはじめた時点で、次策を念頭に置くのが王位継承者の立場としての在り方なんじゃないかな。
何か他に自分達の一族に有利な方法を考える。
リンのようにアメストリス国軍に渡りをつけ後ろ盾を見つけるとか(可能となる事態はあったのにこの時アルの後ろで怯えてたのよね、この子)。
自分より王位継承権が高いリンと共闘し、リンが王となった暁には自分が王位継承権を捨てる代わりにチャン一族もヤオ一族と同等の暮らしを保障させるとか。
 
もし自分がチャン一族だったらこんな皇女じゃ報われないなぁ、とどうしても思ってしまう。
メイ・チャン個人の人柄の良さとか頑張りとかは理解しているのだけどね。王位継承者としては頼りなさが先に立ってしまう。
 
舞台から立ち去ってしまうと、それはそれでエドとアルにとって元の身体に戻る希望が費えてしまうから困るのだけどね(笑)。
今後、エンヴィーに引っ張られて余計な足手まといになるようなら私ゃばっさりメイを切り捨てますわよっ。ここで一発逆転、「皇女メイ・チャン」の見せ場があると嬉しいんだけどなぁ。
 
 
■全然理解できなかったけど教えてくれてありがと
何のために北まで来たのか覚えてるんだろか、この子…(笑)。
 
 
■うん 元気でね
しかも天然タラシだけど、とてつもなく鈍感ときた。(笑)
エドとウィンリィの態度には敏感なのにねぇー。
 
 
■炭鉱のひとたち
カヤル! 懐かしい~。心持ちちょっと大人になった?
 
 
■見捨てるのか?
これの目的語って「アメストリスの民を」ですよね?
泣いたのは、今まさに危ないアメストリスを見捨てようとしているのに、そうとも知らないその国の人に暖かく迎えられたから。
中央に向かったのは、不老不死の方法を手に入れる為。
アメストリスを見捨てるわけにはいかない、と思ったのなら、どうして中央に行くんだろう。どうしてアル達の後を追わないんだろう。
 
 
これでギブ続きはまた次に。

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コメント

りほ様こんにちは!
いや、ほんとに私のコメはどれもスルーでいいですよ~!(でもレスありがとうございました♪)
ところで「ブリッグズの麓で看護師」
うわーうわー!もしこれが伏線ならすっげオイシイ事態が起こってそうですよね?!
うふふふ~12日がますます楽しみになりましたv

歌猫さま こんにちは
ですよね、ですよね。オイシイ展開期待しちゃいますよねっ。

うふふふ~、楽しみ、楽しみっ。

りほさま
コメント連投でスイマセン;
こっちはこれでしたか!(日本語崩壊中)
歌猫さんもコメントされていますけど、そっかーそういうルートもありますね。
つか、兄貴は今ちゃんと手当てを受けているんだろうか。
そこには中央の手配した人間がいたりしないんだろうか。
気になりますね~さすがに単行本1冊分、兄貴が出てこないってことはないかな~と思いつつ(汗)

ウィンリィの件に関しては、りほさんに一票。
嫌い、とかいうんじゃなく、作者の思いいれとかそういうのも含めて、ウィンリィはどうしてもいろんな方向に振り回されている気がします。
アルも、鎧姿だからこその懊悩がある気がするけど、そういうのちょっと飛ばし気味に思えちゃって。
確かに大勢的に今それどころじゃないのも分かるけど、そういう機微も書き込んで何ぼかな、と思わざるを得ないので。
逆に。メイ・チャンは、皇女としてより、皇女の立場から逃げたがっている感じもするので;これは何となくの私見ですが。シャオメイとの関係もあるし、とにかく何かしろ、って言われてほいほい砂漠を渡ってこれるかも疑問ですがね。

日本語って難しいなあ。
思ったことをそのまま記事にできたらいいのですが。時間がかかりすぎて、何をいいたかったか分からなくなっちゃうのですよ。
すいません、支離滅裂で・・・

しかし、マデリーンさんのお友達!からロイロイへ情報が行ってたら、、、おいしいっすね!(笑)
のわこ

いえいえ、連投ありがとうございます。
すみません、あちらこちらでネタを投げっぱなしで(笑)
はい。可能性としては有り得そうですよねー。
そろそろ兄さんの出番が欲しいです。
つうか、エドとアルの感動の再会シーンが見たい(笑)。
すでに明日は早売り日! 気になります~。
 
それと、一票ありがとうございますっ(笑)。
ウィンリィは荒川先生が体よくシーンを構成しやすくする為の駒として使っている処はちょっとあるかもしれませんよね。
アニメと違い、原作のウィンリィは使い勝手が良さそうですし。

>アルも、鎧姿だからこその懊悩がある気がするけど
うんうん。よく、エドはアルがいなくなったら死にそうだけど、アルはエドがいなくなっても生きていきそう。と良く言われてますけど。私は逆だと思っているんです。
あの鎧姿で何故あそこまで平静を保って生きていけるのか? 自分を鎧姿にしたエドが隣りいるからこそ、自分は平気だって顔をし続けていると思っているんです。
前に、エドが全てを1人で背負い込むものだから、もうこのままの身体でもいいかと思った時期もある。と告げるシーンがありましたよね。
だから、アルはそういった懊悩をエドの為に全部飲み込んでいるような気がして・・・。
だから、エドがいなくなったら、もう平気な振りも何も必要なくなって、安心して楽になることを選びそう。
懊悩……少ないですよねぇ。たまには全部吐き出して普通の14歳(もう15歳になったのかな?)の男の子っぽいところを見て安心したいですよぉ。
どうしてみんな、アルは大丈夫って思ってしまうんだろ……。
 
>皇女の立場から逃げたがっている感じもするので
あの妄想とか妄想とか妄想のせいでしょうか?(笑) 私もそれはちょっと思う処なんですが。
人を殺める術を学んでおきながら、帝王学は習っていないとはとても思えない。
現実には無理だと分かっているから妄想くらいさせてよ、という気持ちからくるのならいいんですけれど。
エドワード様、アルフォンス様とほわほわしてしまって、自らストッパーを掛けようとせず突き進めてしまうのか不思議。
そのくせ、一族が待っているのにいつ国に帰れるか分からないと嘆くし。
彼女が皇女であることをどう思っているのか、理解しづらい処多いですね。

思った事がそのまま文章に出来たら楽ですよねぇ。(森博嗣氏は出来るそうですが)私も記事アップやレスに時間かかり過ぎっ。もうちょっと何とか出来るといいんだけどなぁ。

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