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鋼の錬金術師 20巻 感想

普段は、雑誌発売日に感想を書いてしまうのでコミックスの感想は書かないんですが。読み返したりしていて気が付いたところなどをちょっと今回は書いてみようかなぁと。
  
■第79話 扉絵
雑誌掲載時、アルの後ろに見える扉がウゾウゾのホムンクルスを模しているように見えたのに、どうもコミックス収録時にはそう見えないんだよね。
と思ったら、雑誌掲載時、どうもトーンが濃すぎて扉と上の歯車が黒ベタに見えていたらしい(笑)。
うーん。これはハズレだったかな?
  
  
■第80話 瞼の父 P58 中央に行けば 不老不死の法を知る事ができるよ
扉を開けるのはお父様じゃなくて、お父様がエドやアルたちに開けさせるつもりでいるんだよね。
  
エドとアルとイズミが扉を開けた(人体錬成をした)共通点としては、個人的には円の中に錬成陣を描く錬金術師だと思っているんだけど。
実際描かれている共通点は、失われた魂を取り戻そうとするほど情が深いとか情のこわい人。
で、キンブリーはそんな神経は持ち合わせていないと。んでマルコーも人柱候補。
それって、外からは判断基準がつきづらい共通点なんだよねぇ。
さて。
エンヴィーの思惑としては、メイ・チャンを中央に連れて行けば、賢者の石が手に入る可能性が大きくなる。だからメイ・チャンを引き止めたんだろうけれど。
お父様の処へ辿り着いちゃったりしたら、メイ・チャンってもしかして人柱候補として好都合な人材だったりするんじゃないの??。
  
  
■第80話 瞼の父 P63 だが妻だけは自分で選んだ
初読の時はその意味する事にあれやこれやと思いを巡らしたんだけど。
  
ヒューズの葬式でエリシアが泣く様子に大総統の手が震えていたのはやかましさに腹が立ったからだと言っていたけれど(第52話 魔窟の王)。
やかましく思えたのは、自分達夫婦にはあんな風に泣いてくれる子供がいないから。自分だけじゃない、自分の妻にそんな子供を与えてあげられないという想いがあるからこそ、その様子が羨ましく、また妬ましくもあり、お父様や軍上層部そして自分自身にも腹が立ったんじゃないかな。
   
■第80話 瞼の父 P67 弟と思いたくありませんな イシュヴァールから逃げ帰るようなあんな臆病者
前にも引用として使った事があるのだけど、北村薫の「玻璃の天」という小説の中で与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」について触れるシーンがある。以下引用ね。
  

「あれは晶子さんは、国賊とか狂人とか、いわれたんでしょ。身の危険があることだってわかってた筈よねえ。それでも、真情を吐露したんだもの、何とも、たいした人よね」
 思っていても、平穏に生きていくためには口に出せない言葉がある。兄は、ふっと眉を曇らせ、
「……昔は、俺もそう思っていたよ」
「え?」
「ところがさ、立場によって考えなんて変わるものさ。戦争が現実のものになって来たろう。近頃、駅で入営者の見送りなんぞを見ると、背筋が寒くなるよ」
 だったら、なおのこと晶子に共感しそうなものだーーわたしの顔に、そういう疑問が表れたのだろう。兄は小声になり、
「もし自分にさ、ああいう姉がいたらどうだい。軍隊に行っている最中に、あんな詩を書かれたらーー」
一瞬で分かった。
「ああ……」
「毎日、どんな目にあわされるか分からない。逃げ場のないフライパンの上で炒られるようなもんだ。俺だったら、血の涙を流して姉さんを恨み抜くと思うな。《自分の考えだけいけばいいのか、俺はどうなってもいいのか》って。--結局のところは、決死隊にでも志願して華々しく死んでみせる以外に、道はなくなる」

オリヴィエは、この逆をやった気がする。
アームストロング少佐がまだ軍に留まっていて、降格されずにいるのは、代々軍人の家系という事もあり、父親の力が働いたから。おそらくそう思って間違いないと思う。
もしくはアームストロング家からの軍への出資が多い為、無下に出来なかったとか。
そうやって。
「アームストロング家」が少佐を守ってしまった。
 
家柄のこともあり、やっかい払いに前線に送り出す事も出来ず。人間兵器でありながらヒューズの下での内勤など、不釣合いな職に就く事で治まったのだろう。
知ればイシュヴァールで共に戦った軍人から謗りを受けても仕方が無い。、
 
オリヴィエとはもともと仲が良くないのかもしれないけれど(笑)。
身内である彼女が率先して彼を「臆病者」と謗ることで、防げた事があるのかもしれない。
  
  
■第83話 約束の日 P184 レベッカがよろしくって
ハボックがリザの前では布団の中に隠していた「PINK GIAL」なるエロ雑誌についてはすでに指摘されているブロガーさんがいるのでさておき。
  
さりげなく、リザがカーテン閉めてますけど。
まだ、日が高いんじゃなかったけ?
まあ、3時から移動してどのくらいの距離にあるのか分からないけど。
普通、お見舞いの人がカーテン閉めたりするかな? 
  
断りもなしに、ね。
  
つまりそれって。リザが病院の外から窓を見上げた際に、ロイらしき人影が見えていたって事じゃない?
だからこそあの発言があり、自分が帰る際には、ロイが出てきてもリザとの密通を勘ぐられないようカーテンを閉めて出て行った。
  
そうもとれるんじゃないかな。
 
 
雑誌掲載時の感想
ガンガン2008年02月号 鋼の錬金術師第79話「蟻のひと噛み」ネタバレ感想
ガンガン2008年03月号 鋼の錬金術師第80話「瞼の父」ネタバレ感想その1
ガンガン2008年03月号 鋼の錬金術師第80話「瞼の父」ネタバレ感想その2
ガンガン2008年04月号 鋼の錬金術師第81話「バリバリの全開」ネタバレ感想その1
ガンガン2008年04月号 鋼の錬金術師第81話「バリバリの全開」ネタバレ感想その2
ガンガン2008年05月号 鋼の錬金術師第82話「魂の家族」ネタバレ感想
ガンガン2008年06月号 鋼の錬金術師第83話「約束の日」ネタバレ感想

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