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ガンガン2008年10月号 鋼の錬金術師第87話「地下道の誓い」ネタバレ感想

まずは恒例の回避文から。
さて今月号は、1ヵ月待ちに待ったガンガンの重大告知発表でございます!
「TVアニメ新シリーズ始動!!」
 
……それだけ。
それだけかいっ! べしっ!!
確かにエドとアルのコラボイラストは美しいけどね。うん。
情報ページの隅から隅まで確認しちゃったよ。
やっぱり例の流出事件で世間がうるさいから発表こそ前倒しにしたけれど、詳細は通常のタイミングまで引っ張るのかなぁ。
あーあ、2ちゃんねるもガセだったしなぁ。ちぇっだ。
 
東方司令部諜報課さんが、原作準拠のストーリーになるという情報を手に入れたようですが、その2時間後にはリンク先の情報は削除されてました。まあ、それもそのうちおいおいと発表されるでしょう。
 
さて感想です。
 
■今の見た目よりプラスマイナス5歳ってところか
普通に写真に写ってもいいんだ。
子供の成長なんて早いもの、もしそのままなら2・3年もすれば不自然に思われるだろうから。
本当に成長した姿を作れるって事なのかな。そうでありながらも、ある程度の年齢までにセーブしていたって事?
それってつまり。
無知な子供として政府要人の傍らにいることが必要って事だろか?
軍上層部は確かに真っ黒だけど、政治家はもしかして違ったのか?
政府要人たちは、そうとは知らずセリムを養子にし、政府の情報を盗みとられ、あるいは誘導とかされていたとか?
 
それとも。
政府要人=軍上層部で、やはりホムンクルスの正体を知っていながら、セリムを側に置いていたんだろか?
となると子供の姿でいなければならない理由が不明だなぁ。
バレている者達の前にいるなら、世間体なんて気にせず、身体を成長させる必要もないのでは?
確かに育ってしまうと、政治家のジュニアとして表舞台に出ざるを得なくなるから無難な子供が良かったかもしれないけれど。
他のホムンクルス同様自由に動かせばいいだけで、何も子供としてそばに置く必然性が分からないんだよなぁ。

ちなみに、50年前っていうと。
ラースが名前もないまま育てられた頃。ラースを生み出す計画が進行しだした頃。
その頃から、セリムは動き始めているってことなんだよね。
ラースを大総統にする為のお膳立てって感じなんだろか?
 
 
■本名は クリス・マスタング マスタング大佐の養母だ
やっぱりこの国にはクリスマスって無いのかよって……クリスってクルス(十字架)だよねぇ?
やっぱキリスト関係の名前じゃんか。という突っ込みはさておき。
 
ただ「養母」だからって突入する理由にはならんだろ。
ってことは「クリス・マスタング」と言えば裏では名の知れた情報屋って事?
 
「養母」、「義母」じゃなく「養母」ってのも気になる。
「義母」って字面だと「継母」ってイメージがあるから避けただけで、事実上は「義母」なのかな?同じ苗字ってことは。
 
「養母」というと、銀英伝(田中芳樹)の「トラバース法」が思い浮かぶんだよねぇ。
戦災遺児を軍人家庭が育てる法律。
ヤンとユリアンみたいな。養子ではなく、被保護者な関係。
もしかしてロイって戦災遺児????
ってのは有り得ない発想ではないと思ったのだけど(髪が黒いから南部の戦争とか?)。
 
戦災遺児なら、それなりに軍の保障制度があるだろうし、何より戦災遺児って反乱分子が祭り上げるのに一番適当な存在じゃない?
養子になる際には、どれだけ名前を偽っていようと里親についてはかなり綿密に調査するものじゃないかなぁ。情報屋なんて即座にはじかれるだろう。
となると、普通に親戚に引き取られて、その親戚が偶然情報屋?
 
いやいや、なら軍に入る際に親族は徹底的に調べられるよなぁ。
こんな安穏とした今の日本でさえ、自衛隊になるのに3代前まで犯罪者がいないか調べられるくらいなんだから。
となると。
 
書類上ではなく事実上の養母って奴かな。例えば、ストリートキッズだったロイが金を奪おうとして強かにやられたあげく「坊やうちにくるかい?」とか言ってクリスに拾われ、偽造の戸籍を与えられ、育てられたとか。ってちょっと、どんなドリームだよ(笑)。
 
ま、それはさておき。
ロイはこの国の底辺を知ってるように見えるんだよね。それがクリス・マスタングに会う前か後か分からないけど。
「この国の礎のひとつとなって皆をこの手で守る事ができれば」って。
誰か特定の人を守りたいわけではないっていうのは、数限りない大勢の人によって自分は生かされているっていう自覚があるから出てきた言葉とも取れるし。
単に青臭いだけって場合もあるけど。
以外と謎の男だったんだな、ロイ・マスタング。
 
さらに、それはさておき。
この言葉には、エドとアルだけが不幸なわけじゃない。っていう牛様の表明なんだな、とも思った。
賢者の石だろうが父親が生きていて、機械鎧だろうが、全身鎧だろうが、動く手足を持っている。
この両方を持っている事がはっきりしているキャラクターって、エルリック兄弟と、エリシアくらいじゃないの?
 
それぞれがそれぞれに欠けたものを抱えて生きている。
決してエルリック兄弟だけが可哀想な存在というわけじゃない。
読者は、エルリック兄弟が不幸である事を理由に、甘やかしてはいけない。
そんな考えが牛様の中にあるのかな? とちょっと思いました。
 
 
■あーあ あたしの城が…
某巨大掲示板で、何故錬金術を使わなかった? ってのが少し話題になってたけど。
単純に、あの店を破壊するのにあらかじめ用意してあったものを使っただけだと思う。
今回ロイがあの店にいたタイミングで破壊する事になったのは偶然、ではないけれど、まあ保険のようなもの。
おそらく、回りの店に被害を出さず、なおかつ残してまずいものを焼き残すような事がないよう、導線なんかも綺麗に引いてあったんだと思うし。
 
 
■また買ってあげるからカンベンしてよ
うおお、言われてみた。言ってみたい、台詞だよ。コレ。
 
 
■ブチ ポイ ボチャン
この起爆スイッチさえ取り外せば、一切爆破の証拠を残さない作りになっているって事なのかな?(おそらくフュリー作?)
なら手元にある方が安全な気がするけど。
あ、違うや。すでに、荷物を調べられる可能性のあるお尋ね者に成り下がる予定なんだっけ。
なら、捨てたほうが得策か。
マダム・クリスマスの正体も葬ったわけだから。あくまでもロイはあの店の常連。
マダム・クリスマスの店は何者かによって爆破され、ロイの事を調査していた為に居合わせた軍人が3人偶然その事故に巻き込まれた。というのが公式の見解って事になるのかな。
 
 
■ありがとうマダム この借りはきっと
おおお、ロイの顔が丸くないっ(つっこみどころはそこですか?)
 
 
■おまえの憎まれ口も今は頼もしくてしょうが無いな!
ちょっと珍しい顔。
やっぱりなんやかんや言っても、仲間達から切り離されていたのは精神的痛手だったんだなぁ。
 
 
■役に立つ奴だなあ キリリ
リザ、いったいどんな教育を…。
 
 
■命令を
くーっ。思い出すなぁ。
昔大好きだったマンガ「はみだしっこ」(三原順)の中で、敵を罠にはめ、敗訴寸前の裁判をひっくり返す策略をはじめる時、同じような台詞があったんだよー。「では キャプテン・グレアム 命令を」って。
やっぱいいよなぁ。この台詞。
 
 
■「死ぬな!」以上だ! 
うわぁぁぁっ。今15巻読んで思い出したよっ。こんな台詞をロイは言ってたんだよね。
「(略)私が君達の命を守る 君達はその手で守れる数だけ…わずかでいい 下の者を守れ その下の者は更に下の者を守るだろう 何があっても生き意地汚く生きのびろ 生きてみんなでこの国を変えてみせよう」
ここでまたロイが「死ぬな」と言ったのはペシミズムじゃない。
「生きてみんなでこの国を変えてみせよう」そう言ったって事なんだっ。
 
 
■「まずブラッドレイ婦人を手中におさめますが」「人質にすると? 無駄な事を」
SPに対して顔を隠しているけれど、夫人に対しては顔を隠していない。
しかもロイは徽章を付けた軍服を着ている。
 
もしも。
「軍が暴動を起し大総統夫人を人質に取った」という事実をしろしめす必要があるなら、SP相手にも軍服で対応するだろう。
でもそうじゃない。
 
SPに対しては身元不明者の強襲を装い、夫人に対しては身元の明らかなリザと、身元を明らかにしたロイが対応している。
SPは意識を取り戻しても相手が何者か通達することが出来ない。外部へ事実を公表するつもりは無いって事だ。
なのに、夫人に身元を明かしてしまったら、もし逃げられた時、夫人の情報から身元がばれてしまう。
ならば、夫人が逃げる事はありえない。それを前提に行動を起しているって事。
人質は外に向けた「振り」でしかないって思える。
 
お父様は「使えん人質」と言っているけれど。
果たして本当にラースにとって、夫人は人質足り得ないのか?
ロイが部下を、エドとアルがウィンリィを人質に取られたように、大総統だって夫人を人質に取られているようなものじゃないのか?
その為に結婚相手を大総統自身に選ばせたんじゃないのか?
ロイが「夫人を殺す」と脅しても、この計画を前にしたら、見殺しにするしかない、と思うのだろうけれど。
夫人がロイの元に保護されたのなら、大総統はどれだけその身が軽くなるんだろうか?
先々月号の表紙絵はチェスボード。大総統は横を向き中立の立場にあった。
ロイのこの計画が何かしら大総統を動かすはずっ?
 
 
■半年でリハビリ終了だと!?
有言実行っ!
ってか本当に出来るものなのか?
エドだって元々3年って言われたやつを1年でなんとかしたのに、と思ったのだけど。
元来、機械鎧ってその名前の通り鎧であり、軍需産業のひとつなんだよね。それってつまり。
負傷兵が元の生活を送れるようにする為のものではなく、負傷兵が戦線復帰出来るようにする為のものって事じゃないの?
ってことは戦線復帰に3年なんて……軍は待てないよなぁ。
ピナコが言ったのは、あくまで義手義足に耐えられ筋肉すら身に付けていない一般人が、無茶しない程度の頑張りでものに出来る期間であり、リハビリ期間の短縮は有り得ない話ではないのかな?
 
ところで、実際の現代の科学だと筋電制御型義手で、患者が思い通りに使いこなすまでのリハビリは1ヵ月とされており、近年さらなる開発により数分程度まで短縮出来る可能性まで出ているようなのだけど。
こちらのp31参照
機械鎧の場合、何にそこまでかかるって設定なのかなぁ。
  
 
■反撃はされねぇが死にもしねぇ…
洋服はボロボロだけど、怪我は即座に治るって事でOK?
頬の傷も次ページ以降は無くなってる。
錬成反応なく何のリアクションもなく傷が治っている。
お父様と同じだ。
あ、でもホーエンハイムほど気がでかいわけじゃないんだよなぁ。
他のホムンクルスがそれぞれ独自の力があるのに対し、プライドはお父様の力の一部が移行しているんだろか?
 
 
■北国用機械鎧のままにして正解だっただぜ 炭素繊維がたっぷり使われてるからな
うん。やっぱり北国用機械鎧ってのは当たりだったな。でも北に戻るわけではなく炭素繊維の方とはね。
「薬師寺涼子の怪奇事件簿」(田中芳樹)のドラよけお涼のスカーフも、確かダイアモンドと同じ硬度の炭素繊維が仕込まれていたっけ。炭素繊維の強度についてはこのあたりが分かりやすいかな。
 
 
■ちょいちょい
いやもう、エドのこう言うところ大好きっ。
すげぇ強気。挑発しまくりっ。
かっちょええっ。
 
較べちゃいかんのだけど、「獣」だとさ、ここでむやみに台詞を入れたがるんだよな。
3巻のp159あたりとかさ。いらんちゅうの。絵で語らせろよっ。
  
 
■そっちに入るのを待ってたぜぇ!!
キタコレ!
あのね、あのね。
12巻p157のエンヴィとラースの会話「そっちにはプライドも付いてたはずだ!」の台詞にラースは「グラトニーが捕まった時は現場にいなかった」とあるのだよ。
 
プライドはラースとグラトニーと一緒に現場に行った。
なのにグラトニーが捕まった時、プライドはいなかった。
この間、起きた不測の事態といえば?
 
P26でリンが放った閃光弾。
しかもラースから聞くまで、スカーに逃げられた事すらプライドは知らなかった。
 
光は、プライドを切り離すことが出来る。そして一度切り離すと、もう一度器から移動する事から始めないと元の場所には戻れない。
すでにこの時点でその伏線は張ってあったんだよー!!
 
あう、とっと考察書いておけば良かった。後だしジャンケン臭くなってしまったよ。
 
なんで、エドがそれを知ってるのかは不明だけど。他にも伏線ってあったかなぁ。
ホーエンハイムが気づきエドに教えたんだろか?
 
 
■ガシャァ
今月号、一番の萌えポインツ!
ゴリさんに任せておけば充分なのに、エドも一緒になってアルを支えてるっ。んだけどしがみついてるようにしか見えないっ!
きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ(ドップラー効果?)。
やっぱ、エドってばアルが心配なんだねぇ。うんうん。
すごい、兄さん兄さんしてるっ。
 
 
■グリードめ…シンの皇子を取り込んでその能力を使っているのですか…
ん? 微妙に解釈が間違ってるな。
グリードとリンの魂がふたつあるって……もしかして知らないのか?
共生し入れ替わる事で能力を使い分けているグリードとリンと、グラトニーを食う事で2人分の能力を手にしたプライド。
その違いが、今後何か関わってきたりするんだろか?
 
  
■いたいよぅ たすけて… …ラスト…
今まで何度死んでも、「いたい」と言った事なんて無かったのに。
ホムンクルスの痛覚は、肉体にではなく賢者の石に直結しているんだろうか?
そんな事を思ったのだけど、多分違う。
痛いと思う前に治癒されてきたからなんだ。
 
ホムンクルスは肉体が死ぬと、賢者の石によって甦る。
ロイがラストから賢者の石を奪い取った時、その賢者の石を核にラストは甦った。
賢者の石が肉体から離れようが、賢者の石さえあればホムンクルスは甦る事が出来る。
 
その賢者の石を食われたら?
賢者の石がプライドの中で、噛み砕かれていったのか、溶解していったのか分からないけれど。
肉体が死に甦ろうとする度に、その肉体は賢者の石ごと例えば砕かれあるいは溶解していく。
肉体は死と再生を繰り返し、賢者の石がプライドに吸収されるまでそれは続けらる。
そして最後の命の時、はじめて痛みを感じる事になるんだ。
 
そういえば、前に一度死に過ぎた時「いたい」とは言わなかったけれど、しゃべる事も出来ないほど弱っていたっけ。
あれを覚えているからこそ、グラトニーは死を恐れたんだろう。
 
そして、その時との決定的な違い。
お父様と違い、プライドは、吸収消化した賢者の石を肉体から取り出す事はきっと出来ない。
 
だってプライドは肉体の損傷を錬金術で直していない。
すなわち賢者の石を核としていないんじゃないのか?
お父様が賢者の石を核とした革袋なら。
さしずめプライドは始めのホムンクルスを内包した革袋。違うかな?

そうだとしたら、倒すにはどうすればいいんだろう。
閃光弾で地道にウゾウゾを消滅させるのは難しい。
なら、器を離れ移動している最中か、人型からフラスコのような透明なモノに誘い出し、光を当てて霧散する?
浮かばないなぁ。
 
 
■おや この臭いは… 近くにいるのですか ホーエンハイム
そりゃ、スラム街に入れば、シャワーもそうそう浴びれないしね。じゃなくてっ。
じゃあ加齢臭。でもなくてっ。
 
プライドがホーエンハイムとあったのは、リオールの地下だから。
あのウゾウゾ状態なわけよね。
あの状態でも五感は存在するんだな。
 
さて、そして。いよいよ、プライドvsホーエンハイムだ。
先々月号の扉絵のチェスボード通り。
位置的にキング対キングの戦にあたっている。
まずは序盤戦。どうでるのかな。
 
 
■おまけ
アルーーーーー!!!!!!
今月も一言も台詞がなかったよぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!
えーい、来月号だっ。来月号に期待だぁぁぁぁっ!!

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コメント

 いつも楽しくこちらのブログを読ませていただいている者です。

 えと、

「本体から切り離された人造人間の一部分は消滅するのをどうしてエドは知っていたのか? 」

 これが答えかどうかは分かりませんが、12巻88ページで、吹っ飛んだグラトニーの一部が兄さんの目の前で消滅しています。兄さんはこれを見ていたからプライドも同じだと判断したのかなと自分は思いました(´V`)

 おお…差し出がましい口をきいてしまってすみません…! 失礼しましたー!

コメントありがとうございます。
なるほど~。
 
「肉体」と「ウゾウゾ」とでは形態こそ違えど、「ホムンクルス」という枠でくくってしまえば同じと思ったのかもしれませんものね。
そっか。エドは「プライドだけがホムンクルスの中でも特殊」という認識を持っていないから、そこまでカテゴリの幅が広くてもおかしくないんだ。
「人間」の定義が広いエドだからこそ、「ホムンクルス」という定義が広いってのもありえそうだし(要は大雑把?・笑)
ふむふむ。
 
差し出がましいなんてとんでもないですよぉ。
どうもありがとうございました~。

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