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ガンガン2009年02月号 鋼の錬金術師第91話「賢者の再会」ネタバレ感想

感想を書こうとすると昔のコミックスをひっくり返す回数がどんどん増えてきました。やっぱり伏線の回収にかかっているからってことなんだよね。あれ? ここではどんな受け答えしてたっけ? とか色々調べ直しちゃいます。
別に、日頃ブタとデブを残飯とかジェイソンとか思って読んでるからホントの名前がとっさに出てこないとか、そそ、そーんな理由じゃないですからね。
 
ということで感想いきます。
 
 
■まずい…アルフォンス君が!
ちょっとこれ、あちゃー、牛様気が逸ったんだろか? と思った。
マルコーの反応微妙。
 
マルコー達はキンブリーが森に向かった処は見ていない(見ていたならその時点でこの2人のやり取りはあったはず)。
ってことは。
マルコーが現在知りえている情報は。
煙のあがるような何かが起きた事。
何故か軍が警戒態勢(銃を構えている)にある事。
これだけ。
 
ならマルコーはこんな思考回路だったと想像出来る。
煙があがっている → 何かあったらしい → 軍が来た → 煙からあの錬成物に気づき不審に思われたんだろうか? → あれを調べられたら、アルの存在が見つかってしまうかもしれない
 
だからマルコーの「まずい…アルフォンス君が!」の続きは「軍に見つかってしまう」とかそんな感じなんだと思う。
 
ここまで。
 
この1ページ読んですぐに理解出来ました?
 
私、一瞬読み間違えました。
すでに前号でキンブリーが壁を壊した事プライドが開放された事を知っているから。
マルコーの台詞は、そこに被っての「まずい」だと思ってしまったわけ。キンブリーによってプライドが開放されてしまった事を差していると。
 
なんでそう思ってしまったんだろう? 
気になって考えてみた。
  
あれは多分マルコーのコマに背景がないからだ。
だからマルコーの立ち居地が分からない。
あのドームの壁が一望出来る場所にいるのか、そうでないのか判断出来るものを描かれていない。
  
いつもの牛様なら、こういった誤読を避けるよう、今がどういう状況なのかきちんと読者に踏まえさせて描いているように思う。
  
この読者とキャラクターの認識違いをミスリードに使うつもりなんだろうか? とかちょっと思ったんだけど。
逆にこの程度の認識のズレで何か出来るかなんて思いつかないし。
話を先に進めようとして、うっかり足固めを端折ったような気がするんだよなぁ。
  
  
■1人ですか? グラトニーも来ていると聞きましたがどこへ?
うわ、ナンデスカ? ソレワッ。
誰に聞いたんだよ。誰から聞いたんだよ。
お父様を通してウゾウゾから聞いたと思っていたのに。
違うのか? いや、それ以外ありえないだろ?
あのモールス信号は人間の能力じゃ、森の外までだって聞こえやしない。
  
管の中を徘徊していたあの時点ですでにグラトニーは食われていた。
ってことは、お父様があの管を通して出来るのは視認ではない。
気配とか魂とか。フー爺さん達のような力に近いのか?
  
あ、でも元々の計画段階の話として、グラトニーとプライドが一緒に行動する事になっていたと知る事は可能か。
じゃないと、後の感想で蹴躓くんだよな。 
  
  
■? 食べたのですか? 仲間を?
あんたが聞くかそれをっ、と思ったけど。
違うか。
グラトニーが食われるなら、自分だって食われる可能性があるのかと思って聞いてみたって感じなのかな?
えーとこの辺りは突っ込んで書きたい事が出来たので、ちょっと別立てで書くかも。
 
 
■さすがに合成獣は生命力が強い
何故合成獣は生命力が強いんだ?
それが合成獣作成の理由なのか? 死の軍隊の実験体として、強い生命力を持つ人形を作る為に作られたんだろか?
  
てか、なんでそれをキンブリーが知ってるんだ?
自分の部下だから、とは言え。それまでは刑務所暮らしだし。その前だって賢者の石にこそ関わっていたけれど。合成獣の生態について知る機会なんてあったっけ?
合成獣の3人まではウィンリィが北方に行く際のお供として出てるから、キンブリーが合成獣と知って人選したというより、大総統からの梃入れって感じなんだけどなぁ。
  
  
■悪あがきを
アルの足を引っ張るまで、その足が切られた事に気づけない。
これってつまり、接触テレパスのような触手によって何かを感知するような能力が無い事がわかる。
ウゾウゾは手足のようなものであり、人間が知覚出来る五感以上の事を認識する能力は持ち合わせていない。事になる。
だから、上で書いたフー爺さんのような知覚機能は持っていないと思うんだけど、なかなか確定要素が整わないなぁ。
   
    
■余計な事考えないで生き残る事だけ考えて!!
あ、デ・ジャ・ヴュと思った。しかもしっかりくぎみーヴォイス付きで(笑)。
ハインケルが言う通り、前にエドが鉄骨ぶっ差したまま2人を助けたシーンを思い出したからかな? と思ったんだけど。
違うよ。
2巻だ。
第7話「雨の後」。水島版のアニメで言うなら第15話「イシュヴァール虐殺」。
状況も敵も味方も違う。だけど、あの対スカー戦と被るんだ。
  
あの頃は「逃げろ」と叫ぶのが精一杯で、助ける事なんて出来なかった。
だけど今のアルだったら片足だろうが腕で這いずってでもエドに近づき、首根っこ掴んで遠くにぶん投げる事ぐらいしたかもしれないな。
そのくらいのこと、きっと今のアルならやる。
ちゃんと成長している。大きくなってる。
  
だけど、根っこの大切な部分は全然昔から変わってない。
対スカー戦ではエドに、対ラスト戦ではリザに、対キンブリー戦の最中ではザンパノ達に、そして対プライド・キンブリー戦ではハインケルに。
 
諦めるなって。いつだってアルはそう叫ぶ子なんだ。
  
「くっそう!! 動け この足!! こんなんで負ける訳にはいかないんだよ ボク達は!!」
あの15話のアルの叫びが好きだから。 この台詞も、くぎみーの声で聞きたいよ。
  
 
■ぶちかましてやれ アルフォンス!
ホントに賢者の石をハインケルが持ってたよヨ!
いや、先月の感想に書きましたよ? 確かに。
賢者の石を使えってさ。
確かにいいタイミングだよね。ここ。
話の展開上、ここで使いたいってのも、すごくよく分かるんだけど。
 
牛様ホントにそれでいいの? これホントに当初の予定通り?
だって。
ハインケルが持ってるって伏線、なかったよねぇ??
 
炭鉱で拾ったのはダリウス。
ハインケルはエドを背負っていたから、あの場でダリウスがハインケルに渡すとは思えない。
地下に向かう前にダリウスがハインケルに渡したと思える接触シーンも無し。
 
しかも。
18巻でエドが機械鎧を換装した際、キンブリーの後ろにはダリウスとハインケル。
その後、ウィンリィの部屋の戸の前に立っていたのはダリウス。
さらに、エドがアルのいる牢に行った際にも、キンブリーの横にはダリウス。
そして、オリヴィエの部屋へキンブリーが交渉に行った時点では、ダリウスとハインケルがいる。
キンブリーがエドに賢者の石を見せた肝心の時点で、ハインケルはその場にいない。
 
かろうじて、炭鉱でのエドVSキンブリー戦の際に、嗅覚をやられていようが聴覚と視覚さえ無事なら、なんとかキンブリーの行動から知る事は出来るだろうな、ってくらい。
賢者の石によってキンブリーの怪我が直った事をダリウスが知っていたから、その辺りからも何に使えるものなのかは理解出来たとしても。
賢者の石がどのような形態のものなのか知る事事態結構難しい気がする。
 
難くせと思われるかもしれないけど。
先月号を読んで、これをどうクリアするかを楽しみにしてたからさ、肩すかしだったんだよぉ。
  
これがジャンプなら「いつもの事」で済ますけど。
牛様にしては力技で押しているっていうか、どうしちゃったの?? って感じなんだよねぇ。
次号の伏線回収に期待っ。
  
  
■賢者の石
分かっていたし、当たり前の事なんだけど。
アルにとってはすでに、自分の身体を元に戻すっていうのは、鎧の身体を元に戻すって事なんだよなぁ。
 
こんな場面で扉を開けて元の身体に戻ったって危険なだけだし、その資格が自分達にあるとは思っていない事も承知しているし、そんな事している場合じゃないってのも分かるし、目の前に見える動かない足は確かに鎧なのだし。
そんなことも全部分かってる。
 
でも。元の身体に戻りたいって、諦めてないって、あれほど言っているのに。
  
とっさにぱっと思い描いた構築式すら、鋼の金属比率だったんだよな、この子は。
そんなアルがカッコいいし、よーし頑張れーとか思うし、いい子だなと思うけど、不憫に思ってしまう。
  
  
■扉絵
初読時、「ここまでがアバンだったの?」と隣りで読んでたMさまが叫んでましたが。
いやまさにそれは私も叫びたかったよその言葉。
Uさまが思わず柱を見たとブログに書かれていたけれど。
私は思わずページ下を見ましたよ。
「3月号につづく」の文字を捜そうと。
  
そのくらい、このたった数ページは濃く凝縮され一気に話が盛り上がってた。
40ページだと安心。30ページだと短く感じるとか。つい思ってしまうけど。
本当はそうじゃなくて。
全ては、作者がどう描くか、その力量にかかってるんだなぁ。
あー、うん。
やっぱりハインケルの件は、伏線回収を投げてでも、スピード感を重要視したかったって事なのかなぁ。
  
ということでお父様がピンで登場。タイトルは「賢者の再会」。
ダブルミーニングが好きな牛様にしてはかなりストレートなタイトル。
ここでもう、お父様とホーエンハイムが再会する事は見て取れる。
このタイトルからすると。
やっぱり、東の賢者はお父様だったって事なんだろうか。ハズレかぁ。
この辺りはまた後でまとめよ。
   
  
■メイ・チャン
ごめん、やっぱダメだわ。私。
この子苦手。ホント、足手まといに成り下がってる。
何もかもがうかつ過ぎっ。ひどいっ。
マルコーが、あんな苦労してエンヴィーを倒したのに。
報われなさすぎ。
  
でも、マルコー達がこの場にいたとしても「いいよ、仕方が無かった」とか許しちゃいそうで余計可哀相。メイ・チャンの目に付かない処でこっそりため息ついたりしてさっ。
  
エンヴィー1人の方が一般人への気配りが不要な分楽になったってのは結果オーライだったってだけの話であって、メイ・チャンの行動そのものが承認できるかは別の話。
そういえば最初からこの子は、エドとアルがスカーを捕えようとしたのを邪魔した、富んだ勘違いしぃの迷惑っ子でしたっけ。
  
こんな子がこのまま王になったら間違い無くシンは滅びるぞ。
 
なまじ戦闘能力を持っているから足を引っ張る事になっているように。
なまじ権力を持つ血筋だからこそきっと国民が被害を蒙る。
戦闘能力も権力も無い子として生まれた方が、本人にも回りにも幸せだったんじゃないの? とか。
もうそこまで思ってしまうよ。
  
はぁーーーっ。
これから先、名誉挽回させるようなシーンを牛様は用意しているんだろか?
このままだと、ホント嫌いになりそうだゾ。
  
  
■エンヴィー復活
グロ……。
同じ形に戻ったってことは、クセルクセスの時もこうやってエンヴィーはでかくなったのか?
あれ? それっておかしいよなぁ。
クセルクセスの民は全てお父様とホーエンハイムの賢者の石になってるんだし。
クセルクセスに残った死体を使えばあの身体にはなるけど魂は手に入らない。
あーっと、そもそもエンヴィーが生まれたのは、カメロン内乱後だわ。
ってことは、カメロン内乱の人々?
でもエンヴィーが「肉体も精神もクセルクセスで朽ち果てた」って言ってたし。
うーん。
当時も賢者の石を定着させた人形を食ったってのは、眼孔があることや子供の身体もある事からして却下だし。
 
魂はお父様の賢者の石から貰い、あのナリのデカさは死体を食らったってのが妥当か?
そこからさらにカメロンで生きた人間を食らったとか。
  
  
■生き返ったぁ!
誰が上手い事を言えと(笑)。
このダブルミーニング上手いなぁ。
元の身体に戻り文字通り「生き返った」っという意味と、ご飯いっぱい食べたり、ゆっくりお風呂に浸かったりそんな満足感・充足感から出る感嘆の意味での「生き返った」。
人間の魂を喰らったあとに吐く言葉だけにリアルというかグロイというか。舌なめずりしてるし。
すごくエンヴィーらしい台詞だわ。
結構あっさり復活しやがったなぁ。
  
    
■中央兵を退かせるように言え
先月号ラストの衝撃で印象薄くなってますが。
森から見た限りでは、中央の煙が消えているんだよね。
すでに西地区は制圧したと見ていいんじゃないだろか?
オリヴィエが中に入れずとも、自分達で入ってきそうかな。ロイ達。
 
 
■ブリッグズ兵もマスタング達も1人たりとも中にいれるな!!
意外と肝は据わっていたらしい。
ってか部下達の前じゃ、矜持が許さないってのもあるんだろうなぁ。
  
だけど。上司がそんな状態で、部下がその命令に従えるものか?
上司を見殺しにしたかどでで、軍法会議にかけられそう。
まがりなりにも軍人なんだから。
ここはやっぱり自己責任で、肉を切らせて骨を断つつもりで反撃するか、いっそ自害して男ぶりをあげていただきたいものだな。
その方がよぽど部下達は動き易くなると思うぞ(にっこり)。
  
なんて思いながら読んでいたら「捻り潰してやる」と言った直後に、誤って「捻り潰」されるなんて……合掌。
  
  
■我がアームストロング家代々伝わりし名刀にうすら汚い血を吸わせずに済んだわ!!
vsスロース戦再び。
タンカを切る様はカッコいいけど、相手が相手なだけに、分かってるんだか分かってないんだか(笑)。
  
二度目なら戦い方も多少心得ているだろうけれど。1人では無理だろうなぁ。
あの時はブリッグズ要塞が一致団結してやっと叩き出したわけで。
しかも今度は敵の真っ只中。
とは言え、放って置けば次の被害者は自分って可能性もあるわけだし。
「死にたくなくば私に従えっ」とか言って共同戦線になったりしたら面白いんだけどなぁ。
  
にしても前回はブリッグズという土地柄だからこそ成功したのであって、雪のない中央では使えないし。
前回のように活動を停止させる方法って他にある?
  
やっぱり、そろそろロイ達やブリッグズ兵達が来ないかなぁ。
そんでもって、ハボが仕入れた兵器に期待したいんだけど。あれって催涙弾だったよなぁ。他のも人を殺さない武器ばっかりなんだろか。
だとすると、トリモチ弾とかかしら?
  
  
■わるいな 出口塞いじまった
プライド戦の時にも思ったけど。
今まで「一般の人々に」被害を及ぼさないようにしていたのが、「一般の人々のいる場所に」被害を及ぼさないよう手を回すようになったよね、エド。
今までの市街戦などでは人が死ななかっただけで、実際には怖い目にあった人がいて、警察だか軍関係だかで気を失った人がいて、建物や道路を崩壊・変形させて、なんて色々やってきたエドが。
その人々に迷惑をかけてきたうかつさをオリヴィエに指摘され、きちんと心に留めてすぐに行動を改めている。
  
改善しなければいけないと分かっていても、その力量がなければ気持ちだけが空回りして結果がすぐに出せなかったりするものなのに。
君子は豹変すとか、男子三日会わざれば刮目して見よとか言うけど。
エドは本当に成長が早い。
「てめーに賛同されるとなんかハラ立つな…」とか返しちゃうあたりやっぱり変わりきれてないけどね(笑)。
  
やっぱり手っ取り早い叩き方はこっちも、ジェルソに簡易人形ホイホイを作らせるか、手足を叩っ切って芋虫状態にするかだろうけど、少年漫画的にはホイホイ推奨かな。
 
  
■ホーエンハイムとお父様
ついにご対面!
この管だらけの様子とか老衰している肉体とかを驚かないあたり、ホーエンハイムはお父様の状態をかなり正確に把握していたって事か。
 
エドvsお父様戦再びというのも見たいけれど、やっぱりここは、ホーエンハイムが自分のケツは自分で拭うってのが筋なんだろな。
 
あ……。
そっか。そうだ。なるほど。やっぱりそうなるんだ。
「あと片付けはきちんとね」なんだ。
水島アニメ版では、自分が生み出したスロースをエドが始末する形に対象をスライドさせてたって事かっ。
ホントに何もかもをスライドで話を作っていたんだなぁ、アニメって。
だからこそ、鋼世界が壊れずに済んだんだろうな。
 
んでもって。
ここまで引っ張っておきながらきっと、来月号は軍部とリン辺りの話がくるんだろうな(笑)。
  
あ、もうひとつアニメ関係で思い出したことが。
今回のタイトルの音のリズムがどうも記憶になると思ったら。
アニメ35話のサブタイトルが「愚者の再会」でしたよね。
内容はまったく本編に絡まない番外編的な話だったけど。
ラストの「私達はどこからきてどこへ行くのか」なんて台詞もあった回だし。
今回のタイトルってこれ、意識的に付けられたものだったりするのかしら??
  
  
ってな今月号の感想。
荒川マンセーを自認されている某さまの反論を是非聞いてみたい気もしますが(笑)。
  
さて。今月号の各マンガ家さんのコメントページに、「EDITOR'S VOICE」として牛様の担当者である下村さんのコメントがあります。
 
下村さん、去年2度も入院されたんですって?!
 
今号に感じる、読者視点に立たないと分かりづらい気配り不足って。
もしかして、鋼の第1読者たる下村さんの(時間的あるいは体力的な理由で)チェックが甘かったか、(入院中で)別の人が担当されたとかそんな理由だったりするのかしら?
  

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