« グッズ新作情報 | トップページ | ランキング色々 »

鋼FA第9話「創られた想い」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。やっと感想書き終わったぁ!! 時間掛かり過ぎっ。気がつけばすでに木曜ですよ。もうちょっと何とか早いタイミングでアップしたいものなんだけどなぁ。
てなことで感想です。


悪かった……です
わー、良かった。敬語だ、敬語っ。
うんうん。多少相手にもよるけど、基本的にエドは礼儀正しい子なのよね。
まして自分の為に怒ってくれてる人に対してだもん。
そうでなくちゃ。
あー、でもこの顔はないよー。ロス少尉ぃぃっ。
0901


ゲンコツかまして説教した
ま、アルのシーンをやってくれるわけないか。やっぱし。
「あいつかてーだろ」が無しなのは残念。


またあんたはっ。あたしの機械鎧をなんてことに使うのよっ
まさか、まさかのエド声っっ!!(爆笑)
うひゃー、そうか、そうきたかっ。
こりゃ確かに分かりやすいわ。


なんかお前今日は優し…はっ…
切るんだ。そこで、切るんだっ(笑)
そういう発想も面白いな。そうか。
エドとしては普段のウィンリィなら、「日頃のあたしが優しくないっていうのっ!」ってまた怒鳴られると思ったから引っ込めたわけね。


おもちゃのロボット
この振りは上手いっっ。
これで、子供が「どうして鎧なの」だの「このおもちゃと同じだね」なんて言った日にはベタベタ過ぎて萎えるけど。
何も触れないからこそいいっ。


アームストロング少佐ぁ
おおっ。やっぱりいました旅行中のカーティス夫妻っ。
0902


「実は…」「エドが入院?」
台詞カット。
人ゴミの中、誰が聴き耳を立てているか分からないから、って感じかな。
スカーに狙われているうえに、第五研究所であんな傷を負って帰ってきたのだから。


本来このケガの半分以下
はカット。
やっぱり、アームストロンク少佐のせいで包帯グルグル巻きに…ってのはやらなかったのね。
あれはマンガだから出来るけど、アニメでだとちょっと想像が付かなかったので、削除されるとしたら、ここら辺だろうなぁと思ってましたので、まあ妥当でしょ。

さては特急料金とるつもりだな
今回の脚本、面白いなぁ。
原作がこうだから、じゃなくて。
人の心理としてこういう状況下ならこういう思考でこんな台詞を言うんじゃないか、って考えて台詞を選んでいるように見える。
エドが「優しい」の途中で台詞を切ったり、少佐がエド入院の台詞を他人に聞こえないように告げたり。
これもそう。
「盛大に怒られるイベント」と先にエドが言っているから、それに応えてビビっているエドをちゃんと描いてるんだ。


え?
あはは。これ上手いわ。
ギャグシーンもだいぶこなれてきたなぁ。
この点目のエド可愛いしっ。
拡大コマになってもちゃんと誰を見てるか分かる。
0903_2


ネジの閉め忘れに気づいてない?
何? 何なの?? このBGM!!(笑)
これ、もしかして効果音じゃなくて、ホントにBGMの速度を落としてる??
こういう使い方もありなんだっ。
ハイテンションから落ちて使うのは聞いたことあるけど。
ほら、走り回っていて途中でバテて…なんてシーン。
こういう使い方って初めて聞いた気がする。
しかも、ロス少尉がウィンリィの思考というか視界からぼんやり消えていくのがっ(笑)
おもれー。


疑惑の左手
ウィンリィ、真面目な会話をしながらも、手はすごいさりげなくネジを戻してますよっ。
うぉーすげぇー、腹黒っ。
いいなぁ、いいなぁ、好きだー。
この気がつけれなきゃ、どこまでも結果オーライな性格っ。
いやー、入江版のウィンリィは楽しめそうだっ。
0904


なんか悩んでるみたいなんだ
ここで、エドがぱふって枕に半分うずもれるのがいいっ!!
ウィンリィにだから吐露するみたいな、気のゆるんだ処を見せてる感じ。
「色ボケ軍曹」が無かったのは残念だけどね。
ってか、ヒューズが来るまでの間、軍曹、空気になってますが、どこにいたんですかぁ?(笑)



これって脚本家さんのこだわりどころなのかなぁ。
アルの行動の順番が原作とは入れ違ってる。
原作だと。
1.洗面所で座っている処にエドが来て、エドが去った後に鏡を割る(14話ラストシーン)。

2.エドとウィンの会話に席を立ち病室を出て廊下のベンチに座る(15話)。

3.翌日、エドの食事中にブチ切れ(15話ラストシーン)。

話数を跨いでしまった関係上、引きを作る為に一度アルの沸点があがった処で14話を終え、15話ではまた少し沸点が下がった処から今度はピークに達するまでを描いてる。こう描く事で、アルの心が行きつ戻りつ揺らいでいる感じになっているんだけど。

今回の流れはこうなってる。
1.洗面所で座っている。エドが去った後オモチャのロボットが目に入る。

2.エドとウィンの会話に病室に入れず洗面所の前に立つ。

3.翌日、エドの食事中にブチ切れ。

おかげで洗面所の前に2度って形になっちゃっているんだけど。

自分の姿が見える場所、としては決しておかしな流れじゃないし。
1話で話を収めるからこそ、ふつふつとアルの中でだんだん沸点が上がって最後にとうとうぶちきれたっていう分かり易い作りになっている。この場合、逆に一度沸点を下げてしまうと、多分視聴者には伝わりづらくなるんだろうなぁ。

さらに、1.ではまだバリーの幻影は無く、エドの呼びかけにも気持ちを振り払った風に返事をしているんだけど。
2.でバリーの言っていた事が思い返され、鏡の中の崩れたアルを映す事で、アル自身の中でも何かが崩れた事の暗喩になってる。
そして3.の手前では自分の言った言葉で一瞬にしてバリーが思い浮かび、その動揺を抑えるように抑揚のない返事を返してる。
徐々に徐々にアルの中で澱が溜まっていく感じ。
アルの中で燻っていたものがどんどん濃くなって、最後に爆発してしまった。っていうのが端的に分かりやすく示してる。
0905


病室に女連れ込んで色ボケてるって
犯人はあんたか! ロス少尉!!(笑)
原作だと、ヒューズのセリフに笑ったって風に描かれてるんだと思っていたんだけど。
こっちだと、ヒューズが言う前からロス少尉笑ってるんだもん。
そうか、そうとも受け取れるよなぁ。
0906


対したことじゃねぇよ
ここで目を影で隠すのではなく、フレームアウトさせてるっ。
エドがどんな表情をしているのか、視聴者に想像の余地を残させてくれている。
ウィンリィの真剣さにビビってるかもしれない。
表情を変えまいと必死であがいてるかもしれない。

そんでもって、この、たっぷりな間っ。

やっと水島版の呪縛から解放された感じかなぁ。
このあたりはもう全然話の流れが変わって来てるから。
たっぷり、自分達がとりたい間を作って構成してある。
このウィンの表情も好き。
ただ怒ってるんじゃない。歪んでるのよっ。
何も教えてくれないエドに怒りつつ、泣きそうになるのを堪えてる。
すごく色んなものを含んだいい表情してるっ。
0907


あたしは今日の宿を探しに行くわ
背負った後に、一度背負い直してる。
こういうこだわり好きだなぁ。
工具箱がどれくらい重いか想像がつく。
今回、工具箱を落とした処で気がついたけど。
工具箱っていったらアルミとかで出来てるから普通に重いのよね。
忘れてたわ。


あのーヒューズさん これって?
尺の問題でのカットだとしても、意表を突くって点では原作よりこっちの方が上手いと思う。
ただし「ようこそヒューズ家へ」は必要無くても、ヒューズ家の人柄を表すうえで必要だったんじゃないかと思うんだがなぁ。
エドに本当の事を話して貰えず落ち込んでいたウィンリィを、暖かく迎えるって意味で。

ワタクシ事ですけど。ホームステイ先に着いたらパパの誕生日パーティの真っ最中だったって事があったんだけど。あれってどん引きだったぞ。自分の居場所が上手く作れなくてさぁ。言葉の壁がデカかったってのもあるけど。
まあ、そんな記憶があるから、そう思うってのもあるんだけど。
始めに今日は娘の誕生日なんだよ、ってケアがあった上でパーティって方が人柄の良さは伝わると思うんだよね。


ふた……みっつ!!
キター!
か、可愛いっ。やっぱこれは必要だよね。うんうん。
この間もナイスですっ。
BGMの当て方もすごい狙ってきてるしっ。
みんな好きなんだなぁ。
「なのだー」も可愛いし。
だからといってこれはやり過ぎです(笑)
0908


心配かけたくない だから何も言わない
ここでエドの拗ねた顔がカットバック(で用語合ってる?)されるの、いいよね。


CM入りのアイキャッチ
笑い声キモっ(笑)
そういえば、この声、いくつかパターンをあらかじめ撮って使い回しているんだとばかり思っていたのだけど。
それにしては、こんなもんまであるなんて、パターンあり過ぎるよなぁ。
もしかして、毎回ここも録音してるのか? 
ってことは誰??? 誰の声なんだ???


顔の輪郭
またかよ。ちぇ今回もか。
頬のあたりの輪郭を太く描く原画マンがいる模様。
2話でもいたよね。アルの魂を錬成した時のエドの顔。
同じ人かなぁ。
持ち数は少なそうだけど。
やだなぁ、気になるなぁ。
0909


兄さんは生身の身体があるんだから
ここで一端バリーの映像を挟んでる。
うん。あくまでアルが捕らわれているのは、バリーの言った言葉だけ。
アル自身の記憶の中で、そうと思えるような記憶があったわけじゃない。


好きでこんな体になったわけじゃない
俯瞰から、エド、ウィンのコマをはさんで、煽り。
原作通りのコマなのっ。
だけどこれ、そのままやったら、多分違和感だったと思うのよ。
俯瞰のあとすぐに煽りなんて。
原作は、エド、アル、ウィンのコマまで。その先は次号だから。
仕切り直しとして、違う角度からって事でアルの背後からの煽りになってる。

だからアニメでは、俯瞰からエドとウィンのコマを挟んだ後、アルのてっぺんから背後をなめて煽りになってる。
俯瞰から煽りまで同じカメラでそのまま撮ったような流れになってるの。
原作をすごく大切に使ってくれてるなぁって思うっ。


ねえ兄さん アルフォンス・エルリックという人間が本当にいたって証明はどうやって!?
うわ、これカットですか?
かなり重要な台詞だと思っていたんですけど。

台詞はほとんど原作と変わってないんだけど、かなり解釈が変わってるなぁ。
あー、だからこのセリフをカット出来ちゃうのかぁ。

原作のアルはさ、熱くなっているようですごく理知的に語ってると思うのよ。
あれはどう? これは証明出来る? って矢継ぎ早に質問を投げている。 
そんでもってエドがこんな風に返す事をきっと期待してたんだ。
「バカだなぁ、アル。そんなこと、この定理で簡単に証明出来るじゃないか」もしくは。
「お前の魂を錬成する為の構築式はこれこれこうだった。だから間違いなくお前はアルフォンス・エルリックだ」。
アルは自分の言い分を、エドに論破して欲しかった。
これの反証は? この理屈の穴は? お願い、この不安を全否定して納得させてっ。
そんな風に叫んでる。

でもアニメ版だとそんなアルの冷静さが無くなってる気がした。
空っぽな自分が信じられないから、エドの言葉で信じさせて欲しがってる。
嘘でも何でも構わない。兄さんが否定してくれれば、それを信じるからって。
なりふり構って無い。足元がぐらついていて不安定な分、すごくエドに依存してる。
だから上のセリフをカットしても、問題ないっちゃあ問題なかったんだろうな。

兄さんに依存しちゃうアルも可愛いし、理知的なアルもカッコいいから、どっちでも私的には困りませんが(笑)。

アルの言い分を論破したとしても、アルの欲しがってる言葉を与えたとしても、そんな事したって。
これからもこの先ずっと、誰かに言われれば、きっとその度にアルは揺らいでしまう。

だから、エドは何も答えなかった。
人の言葉ではなく、自分で自分を信じられなければ意味がないから。
ってことでどっちのアルだったにせよ、兄さんは言葉ではなく、拳で語る人だったのでどちらも同じ結果だったわけですけどね。


言いたいことはそれで全部か? そうか
エドの足音がっ!
ちゃんと右と左で違えてるっ。
機械鎧の方が音が大きいのっ!
……と思ったら。
原画さんミスった? ってかそこまで音響さんがやってくれるものと考えてなかったのか?
音は大きい、小さいの交互なのに、画面切り替わった時左右が逆になったらしく、右足の時が大きい音にぃぃ……。


アルのバカー
さすがにこれはいらないだろ?(笑)
0910


怖いんだ 怖くて聞けないんだ
うわー、うわー。
朴さん名演技だぁ。
この声のかすれ具合。
うかつにも、もらい泣きしちゃったよぉぉぉぉぉぉ。


それを(コン)、それなのに(コン)、あんたは(コン)、自分の命を捨てる覚悟で(コン)、偽物の弟を創る馬鹿が(コン)、どこの世界にいるっていうのよ
ここの台詞いいなぁっ。
ただ言いながらガンガン殴るんじゃなくて、殴る音に合わせて言っている。
だから、殴る前にお腹に力が入れて息を止める音も入ってる。
アルを怒っているというより、中互いしている二人を悲しむパーセンテージを高くしてる感じ。

この速度でしゃべるとなると、やっぱり「機械鎧手術の痛みと熱にうなされながら~」はカットするしかなかったのかなぁ。
ここでフォローしないと、機械鎧の手術がどれだけ大変なのか訴えるシーンがないから。がっちりこのセリフは入れて欲しかったんだけど。
この速度であのセリフを全部言わせたら、わかりづらそうだし、視聴者が途中で飽きるかもしれないもんなぁ。


組み手シーン
すっげ。ほとんど原作から変えてない。
多少想像で補って繋げてる処はあるけど。
蹴りから始まって、蹴りで終わる処までほぼ原作通りの流れ。
それをちゃんと動かしてるっ!

それとセリフが、いいなぁ。
アルが虚を突かれてる感じが可愛いっ。殴られながら「待った」をかけようと必死な様とかも可愛いしっ。
エドの「勝ったぁ」、「初めてアルに勝ったぞ」もいい。
喜んでるっていうより「そんなふらついてる今のお前に負けるかよ、ざまあみろっ」って感じ?(笑) しっかりお兄ちゃんしてる。

エドとアルが寝っ転がって映し出された空では大きな鳥の後を小さな鳥がちょこまかと付いて回っていて、小さい頃のまだエドの方が大きかった頃のエドとアルを暗喩してるよう。
「牛乳は?」の問いかけとか、その声に腕が怯んだり言い淀んだりしてるエドを笑う声とか。ホントむちゃくちゃ可愛いっ。拳ごっつんこも可愛いしっ。
このシーン好きだぁ。BGMがエドの気持ちと重なってる感じで。
切ないんだけど、悲しいんじゃなくて、嬉しい。ここでもまた泣きそうになった。


スラム街
次週きっちり使う為に今週分に入れたのかな?でもそれだと次週の「それぞれの行く先」のタイトルにスカーが含まれなくなっちゃうんだけど。どうするんだろ?
キンブリーはそのうち慣れそうかも。「国家錬金術師です。」のセリフは結構いい感じ。
下水道を流れるシーン、ナイスっ。やってくれたぜっ(笑)。
男の子は肌が浅黒にしたんだな。と思ったらハーフのセリフが無くなってたわ。
スカーにしっかり不精ひげを書き込んであるけど、イシュバール人の場合やっぱり白い髭よね?
黒にしか見えないけど、さすがに、それは絵的に変だったのかなぁ。
さてはて最大の問題。ヨキはどうやって出すつもりなんだろう??


予告
イシュバール殲滅戦ここで入れる??? と思ったけど2カットとも、戦争後の上へ昇る事を決めたシーンなのよね。とりあえず齧るだけって感じかしら。
さすがに全部入れるのは尺からして無理があるだろうし。
そしてついにあのシーンです。


今回の、脚本、演出、絵コンテ、作画監督って、第3話「邪教の街」のトリオなんだよねぇ。
なんか信じらんね(笑)。
今回褒めてるシーン多くて、すげぇヨイショ臭くて自分でも、どうかと思うくらいだなんて。
なんだよ、やれば出来るんじゃんか。頑張れ、頑張れ。


脚本=大野木寛
演出・絵コンテ=大久保政雄
作画監督=野田康行

« グッズ新作情報 | トップページ | ランキング色々 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« グッズ新作情報 | トップページ | ランキング色々 »