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鋼の錬金術師FA 第19話「死なざるものの死」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。もう今回はみんなどのシーンもカッコ良くてさぁ。
あのセリフなし? このセリフカット? え? これは全面カット?? なんていうのはいつも通り確かにあるんだけど。
それでもぐわーっと迫力で押していて。すごく楽しかったぁ。

荒川先生が前にインタビューで、ロイの見せ場はラスト戦。それまでは格好よく描かないようにしていた。というような事を答えていたと思うのだけど。
実際には、原作では序盤のロイは格好良く描いてたしね。
そういう意味では、アニメの方が今までのヘタレ具合が半端無かった分、未読者にはギャップが激しくて一気にくらいついたのでは?(笑)

それとさ。気づいてるかな。
最近、尺が足りてないとか間が足りなくなんて感想をあまり聞かなくなったよねぇ。
でも、1話あたりでこなしている話数は今までとそうそう変わらないんだよ。
今回の19話は、原作の38話と39話を丸々と37話と41話を数ページ分。
勿論はしょってるシーンもあるけど。
最初の頃よりよっぽどこなすページ数は増えているのに、それを感じさせないくらい丸めこみが上手くなってる。
物語が1方向にしか進んでいない序盤と違い、だんだん複雑なパッチワークになっているから、足し算引き算を気づかれにくいっていうのもあるんだろうけど。
当初のぎこちなさは完全に払拭されているなぁって思った。
まあスタッフも視聴者も双方が慣れたってのもあると思うんだけどね(笑)。

ということでやっぱ、箇条感想無理かも。

・久々のアバン。これ原作では37話の引きに使われていたシーンなんだよね。逆に食らいつかせる力のあるシーンだからこそアバンに合うんだろうな。

・「帰ってきたら教えてあげる」わはは、段々アルも肝が据わってきたなぁ。しかも可愛い声でよく言う(笑)。グリードの時と聞かれている事は変わらないのに。素直に答えるだけが能じゃなくなってる。

・ウィンリィの「ちゃんと帰ってきてね」の台詞に、何故か水島版のラストシーンが過っちゃったよ。雑誌連載時はもう放映後だったし、シャンバラの脚本はもうあがっていたっかもしれない。そう思ったら。
荒川先生は意識してここで「約束」って言葉を出して、ちゃんとアルは約束を守る子として描きたかったのかなぁ、とか今さらながらだけどちょっと思った。
水島版のアルは「兄さんと一緒に帰ってくるよって」って約束を結局守れなかったから。

・グラトニー、手短っ。背中に手が届かないんだ。

・リザはきっと鉛筆回しが得意と見たっ(笑)。
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・「あなたは本当にバカですか」。うわぁ、もうなんかさ。リザって本当に本気でロイの教育係なんだわ。自分を助けに来た事を怒るくせに。
階段で礼を言って「後にしろ」ってシャットアウトされた方が嬉しいなんて。このリザの嬉しそうな顔っといたらもうっ。国のトップに立てる人間として成長していく様がそんなに嬉しいですか(笑)。もう、本当に骨の髄まで惚れ込んでいるんだなぁ。

・だがしかし。標的は逃げてるんだから、ここは階段を駆け降りるべきではないかと? まあそのあと車を運転するのに膝ががたがたじゃ困るけどさ。

・ファルマンに指示無し? どこで敵が見ているか分からないんだからロイと接触するのはまずいかもしれないけど。何も聞かれてない人を放置して大丈夫? 曹長がゴミと一緒に(笑)拾っていくのかしら?

・リン&ランファンVSエンヴィー戦無し? 声でプライドの正体が知れちゃうからかなぁ。最後のエンヴィー撤収で、プライドの台詞があるんだよね、ここ。そういえば、鋼の銘の時もシーンをカットしてたしな。
そうなるとこの後に出てくる、ラースとプライドの会話シーンもカットになるのかなぁ?

・珍しいリザのギャグ顔っ(笑)。
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・「ウロボロスの刺青無かった?」。完全スルーされてるけど。乗り出したアルに押されてハボ呻いているのよね(笑)。哀れやわー(笑)。

・「ったく。デタラメ人間の万国ビックリショーか」このセリフにグラトニーの再生シーンを重ねてきたよっ。恐怖感が煽られていい感じ。GJ。

・バリーが第三研究所に突っ込んだ時、リザは目を閉じてるのよね。ロイの「好都合だ」のセリフにも微動だにしないし。リザにしてみれば、想像はついてたって感じ?(笑)

・アルが金網の鍵を開けるシーンはカットかぁ。バリーがすでに通っているのに鍵が掛かったままってのが設定上手数が増えるからだろうなぁ。一度刑務所でマリア・ロスの独房の鍵を器用に開けてたから、そのあたりも矛盾しちゃうし。
確かにその方が視聴者には分かりやすいのは分かるんだけど。
せっかくアルが役に立つシーンなのになぁ。おかげでリザに足手まといじゃないか聞くシーンもカットになっちゃったよ。アルファンとしては残念だー。

・ラストの胸揺れすぎー(笑)。バスカッシュですか? あーなるほどね。ジャンの前でもあーやって、腕で持ち上げてゆっさゆっさと揺らして誘惑したんだぁ。

・「なるほど騙されるわけだ お前ボイン好きだろ」の台詞のニュアンスが、とってもハボロイに聞こえたのは何故?
いやーまるで。またお前は女に浮気しやがって的なこう…余裕の溜息といいますか。なんかそんな感じがしたんですけど。私の気のせいですか? そうですか。

・「大好きっス ボイン!」スポットライト浴びてるし、エコーかかってるし。莫迦っぽくて好きだーっ。んでハボはギャグのままなのに、ロイだけシリアスに戻っちゃう。それが面白いなぁと思った。
原作の4巻でブロッシュが色ボケ軍曹って言われて血吐いて床に倒れているのに、同じコマでエドとウィンリィが普通に会話しているシーンがあったじゃない? 莫迦は放っとけみたなノリ。
あれを真似してみたんだなと思った。自分で振っておいてからに「そこまで付き合うかバカ者」って感じに放置するロイと、慌てて付いてくハボ。その力関係がまんま出てる。

・だから「仕事の事はしゃべってませんよ」の処のラストのこの表情がいいんだわ。原作の「役に立たなかったわ」って切り捨ててしまうのとも違う。「ホントしようのない人」って。ラストは自分を人間だと言い、情があると言った。その人間らしい情で、例えそれが恋愛感情じゃなかったとしても、ハボの事を憎からず思っていたんじゃないかって。そう思えてしまう。

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・「新しい焼死体があると唇のあたりがその脂肪でベタついてくる」。
これを初めて読んだとき、このリアルさは、おそらく酪農を経験した荒川先生の体験から来ているんだろうなと思った。
資料を漁って出てきたものではなく、下手すると荒川先生が個人的にそう感じるだけで、他の人は違う感じ方をするのかもしれない、とも。
だから尺とかそういう問題ではなく。自分が知りもしないことを、確証のないことを、人のふんどしで相撲をとるみたいに、もっともらしい蘊蓄語りでロイに語らせたく無かったんじゃないかな。

だからカットされたのが残念だなと思う反面、もしあったらせせら笑っちゃいそうで、差し替えられて良かったよ。

・「レディの胸元に~」喜久子お姉さん、最高っ。このしわがれ声っ。すげえっ。

・グロイシーンで失礼。それでもやっぱり私はこういう細かいこだわりが好きだよ。ラストの刃は決して鋭利な刃物じゃない。力で貫いている。
貫いているのは紙でも粘土でもまして人形でもない。
生きている人間の肉を刃が貫く、その感覚が観ているこっちにまで伝わる。
だからこそ痛みが伝わるんだ。
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・「あなたも逝きなさい」目で読むぶんには気にならなかったけど。耳で聞くとすごく、怖い。

・「ボク達の目的を果たす時までこの身体が持つ保障はないんだ 兄さん」この「兄さん」が好き。
エドに背負わせていない。縋っていない。恨んでいない。ただ同等の立場で考えている。「ねえ 兄さん、あなたは気づいていた?」。私の中ではそんな感じに響いた。

・バリーVS.ラスト。このバリーが砕けるシーンがすごいっ。変な言葉だけど綺麗だった。映画でも見てるみたい。すごい迫力。

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・リザが、ラストの言葉の意味に気づくまでの間が好き。すぐには呑み込めない。それは想像していなかったから。うん。どんなにヘタレでもバカ呼ばわりしても。リザにとってロイは死ぬはずのないヒーローなんだなぁ。手持ちの銃全て撃ち込んだあと涙を流して膝を付く。このシーン。何度見ても泣くわ。知ってるのにロイが死んでないって。分かっていてもリザの感情に引っ張られちゃう。

・なのでうっかり確認してなかったので、あれ? リザ最初から最後まで空薬莢が飛んで無かったっけ? ええええ?? だって車ん中で装填してたじゃん。リボルバーに!(リボルバーは空薬莢っは飛びでません) え? ミスった???? と思って見返したら。3挺目がリボルバーでしたね。ははは全然気づいてなかったや。

・アルVS.ラスト。BGMがずっしりしてて本当に重厚でこれもすごくいい。アルが吐き出すように言った台詞に、ニーナの笑顔やヒューズとエリシアの笑顔がかぶって。もうそれだけでじわっと来た。
この止め絵とかもう、めちゃくちゃカッコいい。

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・あー、でも美味しいところは最後に全部ロイマスが持って行きましたね。「良く言った。アルフォンス・エルリック」って。あんた実はこの時はじめてアルが見えたわよね。それまでどうぜ、エドのおまけくらいに思ってたんでしょうよね。ええ。エルリック兄弟とは言っても、アルの名前を呼んだの聞いた記憶ないわよ、まったく。とかグダグダいいたくなるけど。んでもこの台詞好きっ。
「ありがとう」まで言わせたし。
うっしゃ、やっと大佐に認めさせたぜっとか思ってしまう(笑)。

・特筆すべきはやっぱりラストの散り際の美しさ。練成したものがすべて解けていくようにも、ロイの火で燃えて灰が舞い上がっているようにも見える。爪の先から徐々に「崩壊」していく様が本当に綺麗。ラストの表情もいい。
ホムンクルスは人間と彼女が言った通り、肉体の下には骨もある。ただ違うのは、屍が存在しないということ。
人は魂と精神と肉体で出来ている。
なら彼女が持っていなかったのは、魂でも精神でもなく「肉体」なんだなと、今更ながら気が付いた。

・バリーの死。バリー・ザ・チョッパーが何故、66の練成陣を傷つけたのか、実は原作では良くわかっていなかったんだなって事に気が付いた。
死にたかったの? とか。
魂に触れようとしてうっかり陣に傷を付けてしまったの? とか。
そんな事を考えていたんだけど。

今回、はじめてバリー・ザ・チョッパーが泣いていた事に気づいた。
陣を傷つけるのではなく擦ってる、その行為に得心がいった。

やっと手に入るって泣いてたんだ。
魂を、その定着させている錬成陣から解き放って、やっと手に入るって喚起してたんだ。
66の魂はあの肉体に戻り、ただの人の魂が入ったただの肉体ではもう身体が耐えられなかった。
それがバリー・ザ・チョッパーの死だったんだ。

ならスライサーはどうなったんだろう。もしどこかに肉体が保管されていたら、蘇る事は可能だったんだろうか?
そしてアルも。もしあの血印が消えたらアルは死ぬのではなく、真理の扉の前のあの肉体の中へアルの魂は入ってしまうんだろうか?

・「大丈夫 大丈夫」って呟くウィン、いいよね。アルを見つけて呆然として、気持ちが先走って上半身から半ば転がりそうにアルの前に立ってた。
「バカ お帰りっ」って泣きそうなウィンに、アルが「えーと、えーと」ってたじたじになっているのが可愛い。
こんなシチュエーション、(幼なじみとして)抱きしめてあげたって、頭なでてあげたっておかしくないのに、なんもできなくてずっと、たじたじだじたじっ(笑)。
どんなにウィンを見下ろせる背丈になっても、それでもやっぱり、アルにとってウィンリィは、頭のあがらない「お姉さん」なんだろうなぁ。

・キター。ホーエンハイム。ついに来たよっ。一言でもしゃべらないかと思ったけどやっぱりダメかぁ。江原さんじゃないのは残念だけど。公式サイトからも削除された一番最初のPVを引っ張り出してリピートして聞いてるよっ。

・キャスト見て驚いた。水島版のブレダ役だった志村知幸が警備兵役で出てたよ! ええ? それってもしかして、志村さんもスライド組みだったりするのかな? そのうち何か名前のある役につく予定があるのかな??

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