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鋼の錬金術師FA 第27話「狭間の宴」感想2 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

感想というか、はしがき的なことなどをつらつらと。

やっと27話のブログの感想をぐるぐる回り始めたのだけど。

何、ベタに夢オチなんてやってるんだ? ケッ! みたいな感想散見して。 
あ、あれ? 知らないものなの??
だって。
夢落ちの総集編っていったら、あんたそりゃ。
「超時空要塞マクロス」の「ファンタズム」じゃん!!
「マクロス」って言ったら、大野木さんの代表作じゃん!!!

オマージュ? オマージュ? てんで、ニヤニヤしながらあたしゃ観てたってのに。

うぉぉ、これってジェネレーションギャップか。


カットワークって言えばいいのかな?
コマの繋ぎ方が神がかってすごかった。
「食べていい?」なんて本来入れなくてもいいじゃない? それを敢えていれたうえで飲みこむシーンが入っていたり。
マルコーがホムンクルスの企みについての推論<賢者の石を作る為じゃないのか?>を語っている処に、クセルクセスの人体錬成(つまり本当は違うという暗喩)のコマを被せたり。
「人柱」の台詞の繋ぎ方なんて絶品だよ。昔の台本全部ひっくり返してチェックしたんだろか?
放映時とBGMが違うだけで、こんなに伝わってくるのにも驚いた。
ロイはイシュヴァール戦で、リンはランファンの覚悟で、アルはニーナやヒューズ、マーテルの死によって、エドは人体錬成の失敗によって。
それぞれがそれぞれに、自分の至らなさゆえに傷つけてしまった人たちに報いる為に立ち上がる。
この繋ぎ方とか、ちょっと有り得ないくらいヤバかった。
本当にまるで、あらかじめこの総集編を想定して台詞を書いていたのかと思うくらい(原作通りのものが大半だったからそんな事はないんだけど)、カッコ良かった。

そしてホーエンハイムがトリシャの死を受け入れ、また立ちあがって歩き出した処に、ここで新EDの、

♪めぐりめぐってもまたここで会いたい はぐれないようにこの手をつなぐんだ

 って。ここで入ったらそらもう、泣くしかないでしょ(また泣いたんかい)。


この間、鋼友に会った時にちょうどこんな話をしてた処だったんだよねぇ。
FAが書きたいのは「人間の業」なんじゃないかって。

人は弱いから逃げ出すし、他人を恨まずにいられないし、欲に溺れるし、疑心暗鬼にもなる。
けれど大切な人や、守りたいものの為であれば、立ち向かい、他人を許し、欲を捨て、人を信じようとする。
勿論、そんな真っ正直なだけじゃない。
逃げるとみせかけて陽動を誘い、恨みを晴らす為だけに生き、代償を考えずに手を伸ばし、騙される前に騙してみせる
そんな強かさすら人間のもの。
そんな「人間」ってものに焦点を置いて描きたいのかな、って思ってる。
ちょうどその片鱗(弱い、強いの差すもんは違えど)が見れたのが嬉しかった。

ちなみに水島監督が書きたかったのは「世界 対 自分」。
「人は世界とは無関係にはいられない」っていうアレですね。

ミクロな話とマクロの話。
錬金術が、ミクロコスモスとマクロコスモスについての思想なだけに、面白い対比。


キーアニメーターから金田尚美さんの名前が消えたっ。
えーっ、版権絵も結構描いてた方なのにー。
ちょっと丸い感じの絵で女性らしい可愛い絵の方で、
水島版も担当されていた方だったから安心して観れたのにー。
今のところ他の仕事をやっている感じでもないのになぁ。
あ、でも今回ゲストキャラは金田さんだ。
キーからは外れたってことなのかしら?

代わりにキーアニメーターには、佐古宗一郎さんの名前が入りました。
うーん、OPといい、3期以降はあまり可愛い路線は無しの方向にしたいのかしら?

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