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元々お父様の中に、魂はどれだけあったのか(コミックス未収録分ネタばれ含む)

今月、11月号のガンガン、第100話「開かずの扉」を読んで気になったことがある。
とりあえず、過去の話数を振りかえってみた。

19巻75話「クセルクセス最期の日」。
「朽ちぬ身体を与えた この国の人間全ての魂と引き替えにな。 ま 半分は私がもらったがね」

97話「二人の賢者」。
「五十三万六千三百二十九人 全員との対話を全て終えている!」

パーフェクトガイドブック3
「クセルクセスは数百年前に繁栄した国家で、100万人以上とも言われる国民が~」

まず確定事項として。
ホーエンハイムの中に53万人いた。
賢者の石として使われた魂が消えるのは、グラトニーの腹からエド達が抜けだした際に証明済みだ。
ならば、ホーエンハイムが対話したのは(その後使われたかもしれないとしても、その時点では)まだ使用されていなかった魂の数って事になる。

クセルクセスの総人口が100万人以上。
ホーエンハイムが53万人で、お父様がその半分だというなら、彼も53万人。
これで106万人。
まあ、史実なんてのは大げさに語れる事の方が多いんだから、まあトントンってとこだろう。

けど、その値に固定してしまうと。
じゃあ、人体錬成の分はどこへいった? 

人体錬成した際に使われた魂の数は、いったいはどこへ消えたんだ?

うがった読み方をするなら。
53万人の命をホーエンハイムに与え、その半分の53万の人間の命で、お父様の身体の人体錬成と、ホーエンハイムの身体の人体錬成を行ったなんてのはどうだろう?

それゆえ、外見を保ち続けられるほどの賢者の石もすでになく、ホーエンハイムの体内の莫大な量の賢者の石を欲しがった。という辻褄合わせも可能になる。


ここでちょっと話がずれる。

実は未だに理解できていないのだけど。
クセルクセスのあの人体錬成の陣はどういうものだったんだろう?

13巻でエドの言う「陣を形作る基礎がな、当たり前の人間を表してる」が分からない。
これが「当たり前の人間を作る」錬成陣という意味なのだとしたら。
何故、神を表す文字を逆さにし雌雄の竜を描き、
「神を地に落としめ自らのものとする完全な存在」という、前者とは矛盾した事が描かれているのか。

自分で自分を錬成する。
もしホムンクルスがただ自分で自分を錬成したら、その姿は変わらなかったはずだ。
けれど、ホーエンハイムの血の情報を使う事によって、
ホムンクルス(魂)で、ホムンクルス(魂)+ホーエンハイム(精神と肉体)を足した存在を人体錬成しようとした。
つまり、存在しないものを錬成しようとしたんだ。

自分で自分を錬成するなら人間のエドにだって出来た。
けれど、ここに存在しないものを錬成するならそれは、神の領域だ。

錬成陣の真ん中に置くのは材料じゃないのか?
エドは最初の人体錬成では、水や石灰などの材料を中心に置き、
二度めの時は、自分自身を中央に置いた。
つまりホムンクルスが一度神を超えた完全な存在となりそれを材料にすることで肉体の無い分を補填し、自分を自分で人へと人体錬成する。
本来はその意図で描かれていたんじゃないのか?
ところが。
けれどそれでもやっぱり、無い袖は振れない。
無いものねだりのあげくに手に入ったのは、皮袋のような偽の肉体でしかなかった。
そして内部は、なりそこないの不完全な「完全な存在」。

ホムンクルス達を作ったのだから、まったく賢者の石が手元になかったわけではないのかもしれない。
けれど、あくまでもお父様が使うその力はあの肉体が持つ力であり、父様の持つ賢者の石の数はそう多くは無いんじゃないだろうか?

そして人柱。
肉体の一部を真理の扉の向こうにおいてきた彼らの肉体は、文字通り人より真理に近い処にある。
そしてその魂は、一度真理を頭に叩き込まれている。
再度人体錬成を起こすための材料として、これ以上の素材は無いんじゃないのか?


なんて事をつらつら考えてたんだけど。
これは考察というより、妄想に近いよな(笑)。
確証はまったくといってありません、うん。

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