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鋼の錬金術師Festival’09 in パシフィコ横浜 その2

むちゃくちゃ間が空いちゃいましたけど。レポその2。総括として、感想。

すっげぇ楽しかったです。
4月の時は客席から、朴さんとくぎみーに対する空気は柔らかいのに、三木さんや井上さん達新規声優陣が舞台に立つと途端にピンととんがった空気が流れ出す感じがあったのだけど。
今回は、声優陣みんなを受け入れている柔らかい空気があって嬉しかったし。
ただしこの感覚は決して客観的なものではなくイワユル「人は自分が見たいものしか見ない」という主観によるものがないとは言い切れませんがね。

前回との違いは多分に、いじられキャラの存在なんじゃないかな。

4月にはそういったキャラがいなかったもの。
今回は、宮野さんと三宅さんが、他の声優からいじられまくって客席が沸くというのがすごく多かった。
しょっぱな宮野さんが、主役の2人より出張ってて、出しゃばり過ぎだ、とか思ったけど。
ありゃあ「俺が俺が」というよりか。盛り上げようとテンパってたのかねぇ(笑)。


あと嬉しかったのが、客席の男女比率。前回は本当に8~9割が女性客だったのに対し、今回は5:5とは言わないまでも、6:4くらいに男性が来てて。
いや、釘宮病患者かなぁと思っていたんだけど、そういうわけでも無さそうなんですよ。
一応、ハヤテやゼロ魔のイベントは行った事があるんです、どんな方々かは知ってるつもりです。
つうか、私の方がよっぽど、「くぎみー、くぎみー」騒ぎまくってたくらいなんですが(って、それは水島版の頃からだが)。
私の周りにも男性が数名いて、いやまあ、あんたらいつ風呂入ったのよ。って感じの体臭が浮遊していてちょっとアレでしたけど(笑)。
純粋に、鋼ファンとして来てくれているのなら嬉しいな。

ただ、やっぱり友達と席を並んで取れないっていうのは、客席の盛り上がりを大いに妨げる要因にはなっていると思う。
「死なざる者の死」の腹を焼いたロイが登場した処で、やっぱり一部できゃーきゃー歓声があがっていたんだけど。
あれは一緒に騒いでくれる友人が側にいるから安心して騒げる、一人で浮いたりしないっていう保障があるから騒げるっていうのはあると思うんだよね。
「せーの」でコールする楽しさだってあるし。

そう思うと、座席が選べない購入者特典イベントにするくらいなら、チケット購入イベントの方が嬉しい。
盛り上がりが全然違うはず。
つうか、携帯を持っていなくて何が悪いっ!!!!
誰も彼も持っているなんて勝手に思い込むんじゃねえやっ。ぷんぷんっ。

三間音響監督がブログで、お客様が生のアフレコを今でも見たいと思っているのでしょか?もうどこでもやっているものを・・・
という疑問があげられていたので。私なりに思った事を。

生アフレコのコーナーのトップはロイとヒューズとリザ。
話はシリアス。死んだヒューズとの対話。グレイシアとエリシアを見守るのと一緒に、ロイの事も見守ってやるよ、そんな話。新たな決意で終わる。

スカーとガーフィールを交互に演じ分ける三宅さんの奮闘ぶりは目で見えるからこその楽しみがあった。
高本さんも結構身振りはげしくて、エドの事を聞かれたときにぶんぶん手を振って否定する様子が可愛いかった。

グリードとリンの掛け合いはお馬鹿だけど落とし処はスマート。なのに最後不敵に見つめあい、(おそらく)ふんって感じに笑うはずが2人ともちょっと素で笑ってしまって、客席にそれが伝播しちゃった。

エドとアルの話もシリアス。
アルに聞きたい事があるのに、言い出せず口ごもるエドに、「なあに? 兄さん」って優しく話しかける時のくぎみーの表情が、もう、ほんとぉぉぉぉぉぉぉぉにっ、慈愛に満ちていて、こうやって演じるからアルの、エドへの優しさが滲み出るんだ、そう思えた。

最後に第26話「再会」のラストシーン。
息を切らしてアルに辿り着こうとしている間中、朴さんは肩を上下させて演技していた。絶叫するシーンの最後は仰け反る事でマイクから遠ざかりフェードアウトさせていた。
すごく大好きなシーンでせっかくの生の声で映像に浸りたいのに、でも朴さんの演技も気になって、上(映像)を見たり下(朴さん)を見たりすごい大変だった(笑)。

うん。生アフレコは、映像に生の声が乗るから楽しい。でもそれだけじゃない。
生アフレコをする役者の演技を見るのが楽しいんだ。

だから、ずっとシリアスで表情ひとつ変えないシーンの演技は、申し訳ないけどどうしても印象が薄い。

怒ったり、泣いたり、笑ったり、叫んだり。マイクの前でどうやったらいきなりそんな演技が出来るの?
純粋に、声優という職業に興味を持ちながら見ている気がする。

それと。やっぱり。
声優さんがどう演じるかを通して、声優さんの、作品への愛情を見ている。
雑誌のインタビューなんて、編集の手が入るし、言葉を飾る事はいくらだって出来る。
だから。
日頃どうやって演じているかが知りたい。
どれだけ必死に演じてくれているか、その必死さを見て、作品への愛情を確認したいんだ。

だから今回のイベントが楽しかったのは、声優さんたちが作品を愛しているよ、って気持ちが見えたから楽しく思えたんだと思う。


荒川先生の描き下ろし4コマ漫画によるプレスコも面白かった。
ただ、これはかなり難しいよね。
DVD1巻と2巻の特典映像の描き下ろし4コマの感想って、あまり話題に出てなかったように思う。
3巻はアルフォンシーネちゃんネタ(この言い方懐かしいなぁ)と、大佐のラップもどきが話題になった。
つまり、耳で聴いて(あるいは演じる事で)初めて面白くなるネタじゃないと意外とこれは受けない。

今回の「横浜大好き」は、もし普通に収録されただけなら、今までの他の4コマと同列だったと思う。
それを面白くしたのは、宮野さんがシュウマイを頬張って台詞を言わなければならなくなったシチュエーションと、三宅さんの効果音だ。

次にまた4コマを描いて貰いそれを映像にしたとしても、それを面白く出来るかは、ネタの良し悪しではなく、そのイベントの脚本の良し悪しにかかるように思う。
ネタの面白さではなく、演じた時、耳にした時に面白いネタに転がせる事が重要。
これはDVD収録の4コマ劇場にも言える事だけどね。
だから。描き下ろしを描いて貰ったはいいが、ネタの性質上どうにもそういう風に転がせないネタだった場合どうするつもりなんだろう?
「描き下ろし」というだけでファンは喜ぶけれど、これはかなり両刃の剣のように思う。


もうひとつの生アフレコ。
30話スペシャルバージョンとして放映されたあれは、どうなんだろう?
K、S、T あたりかな? このあたりの息を吐き出す子音が軒並み音割れしていて聞き取りづらかった。
ただでさえ三木さんは台詞をいいながら息を吐き出し過ぎな人だから(笑)。
もうもう、最初のうちは、その度にいらっとして、話に集中しづらかった。
私は初見でどう思ったか何を感じたかを大事にしたくて、いつも初見だけは、ながら見をしない。
見る事に集中する。
だから正直な話をしてしまうと、あんな音声が初見になるのはあまり嬉しくなかった。

で、肝心の生アフレコ部分について。
せっかくみんなで見るんだから、放映される以上のものを提供したいって気持ちはすごく嬉しい。
ヒューズもリザもロイもそれぞれ挿入された生アフレコは本当にその語られる台詞が良かった。
良かったからこそ逆に。

だったら放映範囲内に入れれば良かったじゃないか。そう思わずにはいられない。
いつだってオンエアされるものはスタッフが今出来る最高のものが提供されていると思っている。
なのにこういうものが付加されると、まるで力の出し惜しみをされてしまった気分になる。

本編をスペシャルバージョンにしたいなら、あの場だからこそ出来る何かにもう少し拘って欲しい。
例えば、放映範囲内では明らかにおさまらない程度の長さの生アフレコとか。
ディレクターズカットバージョンの上映とか(あ、結局それって同じ事か)。
多分まだまだ改善の余地があるんじゃないかな。


生アフレコについて思ったのはこんなものかなあ。


あとはひたすら、くぎみー可愛い、朴さんとのいちゃいちゃっぷりに萌え、になっちゃうから(爆)。
今回はみんな、白黒の衣装に光物で揃えていたようなのだけど。
そんな中でくぎみーは、白いワンピに黒のラメ入り手袋。白いカチューシャを付けて清楚な感じ。
カチューシャのデザインのせいか、ギリシャ神話のイラストに出てきそうとかちょっと思った。え? 夢見すぎ??(笑)。
背がすらっと高いからこういうのが似合うんだよねぇ。
朴さんヒールの高そうなブーツだったけど、それでもしかっりくぎみーの方が背が高かったよ(こんな処までエルリック兄弟に似なくてもねぇ・笑)。

昔は、去り際とかどんなにコールしても、カチンコチンで手を振り返してくれることって少なかったんだけど。きちんと手を振ってくれたし。
「今、誰か「クロミヤ」って言ったーーぁっ」っとすかさず突っ込む(というか朴さんに言いつけてる?)余裕もあった。
名シーンを流している間も、ふと壇上を見ると朴さんがくぎみーをつっついてにやにやしてたり。
最後の挨拶で急に泣き出したくぎみーを、朴さんがちゃかしつつも背中を撫でて慰めたり。
かと思うと、自分の挨拶の時に泣き真似をした朴さんを、くぎみーが泣きながら殴ったり。
ふたりのいちゃいちゃっぷりがひさびさに生で見れて、はぁ~、眼福、眼福。

そいえば、松竹から花が来てたんだよね。
うん、松竹から。
松竹の映像部門って「映画」、しか扱ってないよね。
うん。ちょっとだけ期待しておこか。

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