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鋼の錬金術師FA 第42話「反撃の兆し」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。今日も明日も出掛ける予定なので、結局夜通し感想を書いてますよ。
もう夜が明けるー。とっとと寝なければっ。
ってなわけで感想行きます。

・この並べ方。
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まるで、アルが倒れ伏して地を這っているようにも、ばらばら死体の欠損部分がないか確認する為に元の通りに並べたみたいにも見えてグロテスク……とか思ったんだけど。
ばらばらなものを意味ある形に置くこの状態を目で見せる事に意味があったんだなぁ。
キーワードもふたつに増やしてる。「ばらばら」と「組み合わせ」。
ちょっと台詞が強調し過ぎでわざとらしかったけどね(笑)。
メイ・チャンの基本的な思考ルートは変わっていないのに。
なんかすごく納得してしまった。
やっぱり、台詞だけより視覚で見せるインパクトって強いんだなぁ。
 
 
 
・同じ事を意味する言葉が多い。
そしてもう一つの考察。あらかじめこちらについても、きちんと伏線をはっくれてるのがうれしい。
ヨキも、ちゃんと最初からくしゃみしてるしね。 
 
 
 
・「ごめんなさい みんなに迷惑かけたんだね」
原作では「ごめん」なんだけど、FAでは「ごめんなさい」。別に「ごめん」でも問題ないと思うんだけどね。
大野木さんも前に、パーフェクトブック2で、ついアルの台詞の語尾が可愛くなってしまう。って書かれてたとけど。さにやあらん。
これはもう、完全にくぎみーの声に影響されてるよなぁ(笑)。
  
  
 
・「国土、錬成陣…」
やっぱりくぎみーの演技ってすごいよなぁ。
たったひとつの単語。
その最後のちょっとしたトーンダウンだけで、落胆が伝わる。
 
 
 
・「冗談じゃないぞっ。俺たちは、いやこの国どうなるっ」
うん。自分の事だけを考える人じゃない。悪い人じゃないんだ。
これから仲間になりますよ的なフラグを分かりやすく、きっちり立ててみせている。
 
 
 
・「人の研究に求めた私が甘かった」
この台詞にぶっとんだ。
39話の感想に、マルコーさん、研究書が読み解ければ何でもかんでも何とかなるみたいに安請け合いし過ぎっ的なことを書いたのだけど。
それはもおう、全部、全部、この台詞を言わすための伏線で、きちんと意味があったんだっ。
他人のものを担保に安請け合いするっていうのは、結局それって無責任に、無防備に人にもたれかかってるということ。
今回その事への反省があり、次回の「蟻のひと噛み」へとつながっていく。
すべてが有機的に繋がっていたんだっ。
仲間の手は借りても、寄りかかってはいけない。
このタイミングでこの挿話がくることに意味を置いた。
単にエンヴィーの呪縛を自らの手で断ち切ることで、宣戦布告とするだけではなく、そうすることで初めてマルコーさんもまた、自分の足で立って歩くことへと繋がるんだ。
「ユリイカ」の対談でも荒川先生が言っていた、「男! ちゃんとしろよ」「大人もちゃんとしなくちゃな」って。そこへきちんと繋がる。 
  
 
 
・ひっくり返す。
そう! まさにこの絵!! あたしが見たかったのこれなのよっ。
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原作だと、このひっくり返し方ってのが曖昧で、二枚重ねになっているその二枚ごとをひっくり返すのか、それとも上の一枚だけをひっくり返すのか、説明がなかったのよ。
紙の重なり具合を比較して見ても、どちらでもないとしか言えない状態で。コミックスでの修正を期待したんだけど、それもなかったしねぇ。
あー、やっと理解出来た。なんか最近ほんと、痒い処に手が届いてくれて助かるわ。
 
ところで「逆転」って。「ひっくり返す」って意味もあるけど。
他にも「逆回転」させる。つまり「元に戻す」って意味もあるよね。
錬成陣眺めててふと思い至った。
それが二人の身体を「元に戻す」鍵になったり、とか……????
 
 
 
・ここで、タイトルバックに使うかっ。なーるほど。それじゃあサブタイはここまで出せないよな、確かに。
また、このタイトルがいい。「反撃の兆し」。
何がその兆しなのか。ダブルミーニングどころか、トリプルミーニングになってる。
ホーエンハイムの宣戦布告。
ドラクマへの反撃開始。
だけど。真の意味が掛かっているのはもちろん、Cパート♪
まさに「兆し」。このセンスっ好きだぁっ。
原作にこんなサブタイあったけ? 
この感性、荒川先生に通じるものがあるのに全く記憶になくて。コミックスひっくり返しちゃったよ(勿論オリジナルタイトル。原作は「逆転の錬成陣」と「七つの罪」)。
さらに、過去のサブタイトル「反撃ののろし」(原作38話)と被るんじゃない? と思ったら。
FAではこれ使ってなかったのよね。
その回に該当するのはオリジナルのタイトル「死なざる者の死」。
もしかして、もしかして。
この回にこのタイトルを持ってきたいが為に、敢えてあの回では原作タイトルは使わなかったとか??? 深読みし過ぎ?(笑) 最近そうとも言えない事が多いからなぁ。 
 
 
  
・コメントを書き込める某動画サイトで「賢者の石があるんだから直せばいいのに」に「うん、そうだよね」と同意しかけて。いや、違った、違った。
キンブリーは、医術系の錬成知識がないから無理なんだったわ。
 
 
 
・「血の紋を刻んでみせましょう。ブリッグズの砦に」
うん、嘘は言ってない。ブリッグズの砦の外か中かは言ってないものね。
こういう台詞やっぱ好きだなぁ。
  
  
  
・マイルズのこの手の動きが好き。
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んー、なんていうか、所作がリアルなのよ。
あ、人ってこう言う時、こんな風な手の動きするよねっ、て。
前に、初めてエドと会った時も先へ促すような手の動きをしてた。
これが、マイルズのキャラクターなんだなぁ。
相手が戸惑う前に先の道を示す人。
 
そして振り向ききらないこの表情が好き。
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自分の身も守れない子供を戦場に連れ出してしまった自分への怒りとか。
だから甘いって言っただろうがって、いうエドへの怒りとか。
ない交ぜな様子が見て取れる。
 
 
 
・ブレダ
左腕の怪我っ。これいい手だよなあ。今ブレダが戦場を離れ駅にいる理由になる。
おそらく、戦場で怪我をして負傷兵として病院送りになったんだろう。
特に、顔とかそれ以外の傷が見あたらないから、退院して駅にたどり着いた処かもしれない。

ほかにもいろいろ想像はできるぞ。
左腕以外まったく怪我がないのは、故意に怪我を負ったからかもしれない。
電話口の話では、このままいれば確実に死ぬだけの戦場だったように聞こえる。ならば左腕一本怪我を負わせ、病院送りになった方がマシ。
策士のブレダの事だから、そんな頭もあったかもしれないっ。

また、戦場の様子は全て過去形で語られている。
ということは、ペンダルトンの国境戦は、終結したのかもしれない。
ブレダが西に行ってまだ日は浅い。
大総統としては戦場でマスタング組が死んでくれれば万々歳、という腹積もりだっただろう。
いわゆる、法律用語で言うなら未必の故意、ミステリ用語ならプロパビリティーの殺人ってやつだ。
なのに、このタイミングで終結などあまりに早すぎる。
大総統にしてみれば、タイミング悪すぎ。
もっと長引かせるつもりでの人事だったんじゃないのか?

ブレダの目に、戦争をわざと長引かせている事が見えたなら、どこを誰をどう動かせば戦争が早期終結するかも見えていたかもしれない。
もしかしたら、ブレダが裏で暗躍して、とっとと戦争を終わらせた可能性だってないとは言えないよ(笑)。

こういう細かい情報提供がおもしろいんだよなぁ。 
  
  
 
・「絶対生き残ってやる!」
ををっ。ついにキタっ。フュリーの声がカッキーって分かった時点で、彼の声ならこの台詞が似合いそうって思ったのよ。
うんうん。想像通りだよっ。

・なんかファルマンの足が変なんだけどね(笑)。この足下の描き方好きだっ。
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・ちゃんと三人前渡してるっ。 
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実は原作だと二人前なのよね。まあ子供だから半人前で足りるって計算かもしれないけど。ロゼ鬼やん、って思ってしまったシーンだったので(笑)。修正されててよかった、よかった。
 
 
 
・「だめですよー、みんな平等です」
なんかここだけ声が詩音になってません???(笑)
 
 
 
・FAのホーってずっとおとぼけシーンカットで来てたから、どうくるかなぁと思っていたんだけど。結構原作まんまで来ましたわね。
それでも運昇さんの声はあんまし崩さず渋いまま。
へえ、こうやると思ったほどヘタレに見えないものなのね。
 
 
 
・ホーパパの錬成については先にここで書いたよ。
そうそう。
付け足しとして。
ホーパパの錬成光が青だと、あの「化け物だよ」の馬車シーンがカットされた理屈が通るんだよね。あれ、ホーパパ頭打たれてるから。
自分の中の他人の命ひとりひとりと対話しているなら、確かに無碍に使うような真似は出来ないはず。だからあのシーンは入れられない。 
  
 
  
・いかん。どうしてもテリー伊藤に見えてしまう(笑)。
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・これとかすごい綺麗。水の中から浮き上がってきてる。
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お父様は足元から錬成光が出てたけど。ホーエンハイムの場合は足元からですらない。それすらも遠隔なんだ。
遠隔だから錬丹術ってこと? って思ったんだけど。
でも地続きだったらエドやアルも出来るよなぁ。
前回、ダリウスとハインケルを助けたのだって遠隔と言えば遠隔なわけだし。
むー、違いが分からなくなってきた。
 
 
 
・もしかしたら、本当はもう入ってきた横道に行き着いていると分かっていながら、ワザとコケて見せた。なんていう高等技術をやってみせたりしてないかなと思ってコマ送りとかしてみたけど、やっぱり単純にコケただけでしたわね。
 
 
 
・ネズミの死骸がまだ浮いてます。
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ホーエンハイムが橋を渡したせいで、堰きとめられてしまったんだな。
これだけで、ホーエンハイムの錬成が、水の上に足場を伸ばしたのではなく、水の下の地面を持ち上げたことが分かる。すごい質量。
 
 
 
・「派手に花火を打ち上げようじゃないですか」
ちなみに原作は「派手に火花をあげようじゃないですか」です。
なんせほら、アレですもんね。
確かにこりゃ、「花火」っていうより「火花」よね。その方が合ってるわ。もしかしてワザと? キンブリーの皮肉? と大笑いしたものなんだけど。

ところで、寝返る予定だった「多数」の「こちらの手の者」って、結局どうしちゃったんかしら? キンブリーのデマ?? そのあたりも来週描いてくれてるとうれしいなぁ。
 
 
 
・そして、先に書いちゃったけど。Cパート。やっぱここでシメじゃないとね。
原作初読時を思い出すぜっ。
私は、うっしゃー、キタぜっ。だったんだけど。
え? え? ザンパノ裏切っちゃうの? ちがうよねっ。これって演技??? どっち????
な、感想がわらわら出てて面白かったのよね。
このあたりとかまさに、荒川先生言うところのロジックよね。
 
 
 
・このカメラ目線のエンヴィーがまるで、ひぐらしっぽくてキモっ。
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ところで。
AパートとBパートの間に入ってたCM。
ドラクエのあれ、スペイン語じゃんか。
なんか世界観とミスマッチやなぁ…。

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