« ガンガン2010年5月号 鋼の錬金術師第106話「傲慢の深淵」ネタバレ感想 | トップページ | 最終回 »

2010/04/15

鋼の錬金術師FA 第52話「みんなの力」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタバレ回避文です。千住さんのブログによると、4月25日のコンサートで、鋼の曲を、縮小組曲で演奏するそうですよー。
何が入るかなぁ、気になるなぁ。
あ、こんなところに動画があった。
まだ、チケットはあるみたい
生憎この日はボランティア入れてしまったんでダメなんだよなぁ。
ってか、鋼ファンはどっちかっていうと、「約束の日」への先行体験会を狙ってるか。

ということで、感想いきまーす。
 
  
・「賢者の石」「どこでそんなものをっ」
ということで。ふふふ、来たぜっアルのターンっ。
パシっって賢者の石を掴む姿がカッコいいっ。
5207
  
戦闘はちょっと、動きが変??
しょっぱな、キンブリーが後ろに転がって錬成する時の流れがぎこちなかったり。
剣が曲がる処とか、アルが肉を切らせて骨を断つ処とか(いや鎧アルに肉も骨も無いが)。
もっと効果的に見せられないものなのかなぁとちょっと思ったけどね。
いや、アルなだけに私の期待値が高かっただけなのかもしれんが。
 
でも、左腕が切り落とされ治しつつ、直後投げつけられた足を掴み剣を錬成する処とかカッコ良かったなぁ。
せいむーぶで、腕を切り落とされたのにいつのまにか足になってる、なんてコメントがあって笑った。
そのくらい、未読者には目が追いつかないくらい、動きの切り替えが早かったって事。
 
 
 
・「囮だよっ」
この台詞っ! こう来たか! こう来たのか!!!!!!
 
原作だと「ふっ、バーカ」って感じで冷静なんだよね。
でもそうじゃなくて。
原作ほど気持ちに余裕がない。
腹の底から力いっぱい叫んでる。一瞬も気を抜かずに闘ってる。
めっちゃ萌えたっってか身悶えたわっ。
きゃーーーーっ、カッコいいっ。
 
 
 
・プライド捕縛
押さえ込めた事に吐く安堵の息。
ここだけ、本当にここだけ。ふっと力が抜けたように子供っぽい声。むっちゃ可愛いっ。
 
 
 
・「それだとみんなを救えない」
このあと、今度は肉体を前にして、またアルは同じ事を言う。
この身体では闘えない。みんな闘ってるのに、と。
 
まるで、神様がアルを試してるみたいだ。
元の身体に戻れる事実を前にした時、アルが何を優先するか。
 
「青い鳥」みたいだと思った。
手に入れたと思ってもぬかよろこびの繰り返し。
この手の中に欲しかったものが確かにあるのに、望んでいたはずの幸せがすり抜けていく。
 
 
  
・「あのさぁ なんでニ択なの?」
原作のイメージだと、子供っぽく「見せる」事で相手を油断させてるんだよね。
ボディランゲージとか、すごーく計算高い(笑)。
どういう相手にはどう相対すればいいか、心得ている。
だから、「囮だよ」でも気を抜くし、ここでの会話も狐と狸の化かし合いに近い。
 
だけど、FAのアルはずっと本気モード。
ずっと背伸びして、ずっとずっと気を抜かずに頑張ってる。
今月号のNTのインタビューで、くぎみーがアルは「とてつもなく張り詰めている」とあったのがあまりピンと来なかったのだけど、今回の話ですっと納得した。
 
2度の失策、負傷した仲間、エドの不在。不安要素ばかりの中で。
自分が何とかしなければあとが無い。
今まで、マスタングや、オリヴィエに背負って貰っていたものが今、アルの肩に食い込んでいる。

気を張り詰めて、張り詰め過ぎて、見ているこっちが辛くなる。
 
 
 
・「ならばもうひとつの可能性 あなた方は戻れず みんなも救えないという選択肢も用意しなさい」
来た!!
そう、ここではじめて赤い錬成光、つまり賢者の石を使う。
だから先週のキンブリーの錬成光は青だったんだよ>U猫さま
賢者の石は隠し玉。
キンブリーが賢者の石を持っている事を、読者が忘れかけているのに何も寝た子を起こす必要なんてない。
必要な時までは見せない。
FAって好きだよねっ、こーゆーのっ。
嬉しくなっちゃうっ。
 
 
 
・場面切り替え
うまいっ!
一瞬キンブリーの攻撃と見せかけて、実は少佐の攻撃。
ちゃんと背景に嘘がない。
それとね、構成が巧いんだわ。
まず、
アル:優勢から劣性へ(キンブリー本気モード)
アームストロング組:劣性の最中から最悪の事態へ(スロウス本気モード)
アル:最悪の事態から優勢へ逆転
アルからアームストロング組へ、アームストロング組からアルへ話が移行しても、視聴者側の気持ちにブレが出ないんだよね。
テンションが合わせてあるから、BGMもそこで切り替わらない。
アルは優勢なのに、アームストロング組は劣性とか、そのせいで、視聴者側が一喜一憂が多すぎて疲れるような事をさせない。
細かい誤差はあっても、大まかな気持ちの流れはブレない。
 
 
 
・青い錬成光
これって未読者の人ってどこまで気づくかな? かな?
動きの展開が速すぎて、気づかなかったりする???
賢者の石は使ってないって、ちゃんと視聴者には知らしめているっ。もう、ホントこういうの大好きっ。
5201
 
 
 
・ご開帳(爆)
いや、そ、それはちょ、ちょっと、マズいでしょっ。
兄さんが知ったらぶっ殺されるってば、プライドっ。
5202
 
 
 
・「ひとりじゃない」
空の手だって分かってる。でもダメ。
してやったり。
そう思うとにやけちゃってしょうがなかったよっ。
5203
 
 
 
・「強行突破しますか?」カシャ「いや」
なんか、面白い。普段の二人の関係と違う。
リザがやけに好戦的に見える。
それを抑えるのがロイの役回りだなんて。
普段と逆? というのともちょっと違うんだけど。
平時だったら、多分こんな事ない。
 
多分、大佐は状況がやばくなればなるほど冷静になるタイプ。
なんかそんな感じ。ただ来週は……なんだけどろうね。
5204
  
  
 
・プライド
まるで悪魔が翼を広げたみたいだと思った。
5205
 
 
 
・歌
まさかの主題歌1コーラス(笑)。
しっかり歌詞がOP仕様だったのが笑えた。ボンズ的にはホント、あれが「レイン」なんだなぁ。
そのこだわりっぷり最高(笑)。
 
イントロの入りは悪くなかったと思ってる。でもインストで来るかと思ったんだけどね。まさかの歌詞付き。
んでも、私はあまり合ってないってイメージ無かったなぁ。
適度に雰囲気には合ってたと思うよ。
さすがに流す場所は吟味しただろうし。
下手するとシーンを作る時点から決めてた可能性もあるかもしれない。
「許してくれそうもない」とか、エドの気持ちにモロ、シンクロしてたし。
 
ある雑誌(誌名忘れた)が銀魂特集だったんだけどね。
尺がどうしようも収まらなかった回があって、EDを短くするのを許して貰えないかアーティストにお願いした事があるんだって。
その分次の回はEDを2番まで流した。
  
つまり、そーゆー事なんじゃない?
  
  
  
・エドのためらい
ザンパノやジェルソの戦うようすにとまどいつつ、槍を錬成するエド。
その苦悩の表情がいいの。
人の魂が乗っているなら、エドにとっては人造人間もまた、人。
足を捕らわれ床にはいつくばるその姿に、数年前の自分の身を重ねて見たのもあるかもしれない。
 
エドの攻撃はボコるが基本。
圧倒的な立場を取り、相手を従わせる。
それが互いの被害を最小限に抑える方法だとおそらく無意識に分かってるんだと思う。

エドの槍を振り回す姿、その表情、声に。
「割り切れ」と。いつか、リンの言った言葉が耳の奥で何度もよみがえった。
 
もっと強ければこんな闘い方しなくて済む。
 
 
 

・「ヨキぃ???」
アル、それ驚きすぎ(笑)。
 
 
 
・キンブリー投げ
あ、避けた。
 
 
 
・「良かったまだ生きてますね」
うわぁ、ホントに喉がヒューヒュー言ってる。
マジ、迫真の演技。すげぇ。
 
生きたまま食わないといけないんだろか?
生きた人間しか魂はないから、死体食っても賢者の石は手に入らないってこと?
 
 
 
・「君はわたしの中で生き続けるのだから」
それが、貴様の命取り! になろうとは、この時は思いもしなかっただろうにね。
 
このあとの効果音がキンブリーを食った音にも、スロウスが串刺しにされた音にも、取れる。大人の事情もあるのかな?(笑) 
グロテスクさを避けた憎い演出になってる。
   
 
  
・「さあ どうするっ」
相手の腕を掴んで、自分で銃口を額に当てる。
原作では勿論そんな事はしてない。中央軍の兵が額に付きつけて見せている。
おそらくこの改変って、銃口を向ける事すら忘れほど、スロウスを見て驚くっていう演出にしたかった。そんなとこなのかな?
5206
 
 
   
・「自分の頭で考えろっ」
自分の頭で考えた結果ここにいるメイ・チャンに場面転換するっていうのが面白い。
 
 
 
・「部族を救うためです 賢者の石を我が手に」
人道的には間違ってるかもしれない。
でも部族の長として、この行動は正しいと思ってしまう。
他の人なんて関係ない。まず部族の民が最優先。
人として間違っていても、そんな考え方は嫌いじゃない。
 
 
 
・「君のいる場所はいつも騒々しいな」
キター! 原作に輪をかけて。
美味しいところを持っていきやがったよっ。
こういう処が、やっぱ大佐だなぁ。
 
 
 
・「手を貸した方が良いかね? 鋼の」
このEDの入り、ちょっと「ん~?」だったの。
またしても入ると思ったところで入らなかったなぁ、と思った。
多分、おそらく。

「瞬間センチメンタル」のあのノリだったら、ロイの台詞直後すべてぶち破るような、ちょっとくらい突っ込んだタイミングでイントロを入れちゃってた。
でも「Ray of light」のあの曲調にそれは出来ない。
視聴者がロイの台詞を租借し吟味したあとじゃないと心に曲が響かない。
だから台詞のあとに2秒も間がある。
 
多分慣れだなぁ。まだ、EDに身体慣れてないんだと思う。
 
 
 
・「焼きつくせ すべてを」
なんか聞き覚えがあるなぁと思ったら、アレだ。
水島版のキャッチコピー
「とりもどせ すべてを」だ。

|

« ガンガン2010年5月号 鋼の錬金術師第106話「傲慢の深淵」ネタバレ感想 | トップページ | 最終回 »

0400 鋼アニメ感想」カテゴリの記事

コメント

私も原作を読んでる時はアルはしたたか(というより腹黒?)なキャラで、今回のも余裕を持って喋ってるという印象を受けました。でも、この皆生き残る為の賭けでも失敗すれば犠牲が出る。そういう緊張感が張り詰めてる中で敵に悟られずに精一杯喋ってるという感じでしたね。声優パワーを感じました。
>御開帳
これ、夕方に放送していいの!?と思ってしまいました。今月号ガンガンのエドvsプライドも、シチェといい台詞といい非実在青少年規制に触れそうな感じで、ヨコシマな妄想を必死で振り払う自分がいました。

投稿: 雉人 | 2010/04/15 13:25

>雉人さま
コメントありがとうございます。
ですよねー。このシーン、原作は原作であの強かさ(ええ、勿論腹黒さとも言えます・笑)が好きだったんですが。
FAはFAでこれまた善しと思えてしまうから不思議です。

>非実在少年規制
何も振り払わずとも。ヨコシはヨコシマで楽しまなくては(爆)

投稿: りほ | 2010/04/17 00:17

Gyao!にて配信中の52話では
TV放送では15秒にカットされた次回予告が
普通通り30秒になっています~
しかも15秒Verのと違ってBGMも新規で変えられてます

お時間があればGyao!配信分の52話の視聴でもどうですか?^^

投稿: 通りすがり | 2010/04/20 21:02

>通りすがりさま
ありがとうございます。さっそく見に行ってきました。
本当だぁ。BGMが付いてる。
TV放送のとだいぶ雰囲気が違いますね。

投稿: りほ | 2010/04/22 03:44

アニメ知らない人だなこの人

投稿: 吉田 | 2017/12/17 18:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28666/48090054

この記事へのトラックバック一覧です: 鋼の錬金術師FA 第52話「みんなの力」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む):

» 【鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST 第52話−みんなの力】 [AQUA COMPANY]
見せてやれ、人間のしぶとさ。 [続きを読む]

受信: 2010/04/17 11:28

« ガンガン2010年5月号 鋼の錬金術師第106話「傲慢の深淵」ネタバレ感想 | トップページ | 最終回 »