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鋼の錬金術師FA 第58話「ひとばしら」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ついに25巻突入~。
あと3話分でコッミクス制覇しちゃうよっ。
コミックス派の方々、そこから先はどうするんだろ?
原作読む前にFA見ちゃう?
それともコミックス収録までFAは録画だけしてとっておく?
それとも、それとも、ガンガンのバックナンバー買っちゃう?
 
 
 
・音声
指パッチンの音が聞こえる。
ってことはやっぱり殺すの前提で戦ってるんだ。
やっぱ前回が異質だったって事か。
前回の絵コンテは三條さんだったよなぁ。むー。
 
 
 
・「君がいずれ赴くべき処へ運ばれていっただけだ」
うわー、フラグ立ててきたよっ。
 
 

・イシュヴァール人
はい、伏線、伏線。ちゃんと手に持ってるよっ。
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・ランファン
ランファンの涙にもらい泣きしたっ。
色々ぐるぐるする。
本当は、爺さんのそばにいたいだろう。
だけど若を助ける為に命を投げ出せるのも本当で。
相手がリンであれば自分の行動に納得もいくし、フー爺さんへの申し訳もたつ。
でも今そこにいるのはグリードで。
だけど肉体はリンだしリンの魂もそこにある。
そんなの言い訳で、本当は爺さんの亡骸を見ていたくないから動いてるのかもしれない。
この自分の行動は本当に正しいのか?
正しいと分かってる。分かっていても。
この状況がもどかしい。
 
 
 
・リン
フーに駆け寄るリン。
一見おかしくない。おかしくないように見えるんだけど。
 
リンにかしずき、リンの為に道を開けて控えるランファンの姿が映る。
機械鎧の関節部がやられて痛いんだろう。腕を抑えている。
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「普通」ならここで、まず頑張ったランファンに一言ねぎらいの言葉をかけるべきところじゃないか? 
立ち止まらなくてもいい。走りながらだって「ありがとう」でも「悪かった」でも一言くらい言えるはずだ。
ところが目もくれやしない。
しかも、自分の為の死とは言え、身内を差し置いて駆け寄るとか。「普通」ないよな。
  
そして、「普通」ならそれを器が小さいっていうべきなんだろうけど。
なんか違うんだ。どこがどうなのか上手く説明出来ないのがもどかしいんだけど。
これがリンにとっての「普通」に見えた。
王は自分が動きたいように動く。それを許されたのが王という存在。
民はそれを止める事はしない。諫める事はあっても王が本当にそれで善と決めた事であれば、民は黙ってそれに付き従うのが当たり前。
そのかわり、リンは民の為に動く。
相手が身内だろうが何だろうが関係ない。
今一番自分を必要としている者の為に心を砕く。
  
リンって本当に王として育てられた者なんだって思った。
 
 
 
・「不老不死を手に入れても臣下1人救えないのかよ」
リンが賢者の石を手にしようとここに来た理由に、臣下の命を救う為に賢者の石を使う、という要素は無かったはず。
不老不死は、あくまでも皇帝への献上が目的だった。
 
うん。夢をさ、リンは賢者の石に夢を見過ぎていたんだ。
賢者の石さえ手に入れば全て上手くいく、そんな魔法のようなモノだと思ってしまったんだ。
 
でも。
本当は不老不死なんて王一人が持っていても、民の全てを守る事何て出来ない。
そう分かってしまった今、リンは賢者の石を王に献上するんだろうか?
 
 
 
・額の傷
直らなかったのは何故だろう。
銃弾は頭を貫通している。
血の流れ方や、後頭部から錬成光が出ている様子からしてそれは確かだと思う。
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さすがにあれは死ぬだろう。
他の場合はさておいても、いくらホムンクルスだって死んだら意識がなくなるだろうから。
なら、あの自己治癒能力は、グリードとリンの意識に関係なく、体内の賢者の石が自分の宿り木を自己修復したんだと思う。
  
それを意図的に止めたってこと? 
例えば、フーやバッカニアを助けられなかった戒めに、自分の身体も治しきらなかった、とか。
なら、治したのはどっちになる? 
「力が欲しい 貸してくれ」と言ってまずやる事が自分の治療ではちょっといただけないよなぁ。
力を貸す意思表示としてまず傷を治してやった、って方がカッコいい。
 
うん、話として筋が通るのはこんな感じだろか。
  
 
 
・ランファンの表情
いや、目しか見えないわけだけど。
この表情いいよね。
ブリッグズ兵が、リンに戦ってくれって意味で頷いたりしてるのとはまた違う。
ランファンのそれは、「御命令を」って。リンの指示を待ってる感じ。
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・ファルマン
「各自銃で応戦しろ」
こらこらっ。
ファルマンってあんなに記憶力がいいのに、どうして戦術のセオリーは頭に入ってないんだろう。
敵方が補給万全の状況下での機関銃掃射なんて、弾切れになったらおしまいって事はハナから分かってたろうに。
その後どうするか考えて無かったんかいっ。
  
素人考えだけどさ。例えば。
弾幕を盾に敵を押し返して、足下の中央軍兵士から銃を奪って置くとか、そういう発想は無かったんだろか?
 
 
 
・ゴンドラ
あ、やっぱりここって、物資搬入用エントランスなんだ。
中央司令部には、敵も味方も4つ足のものは一切入れない作りになってるって事?
堀で城を固めるのは定石だけど。
守りに関してはいっそ臆病なくらい、相手の力を削ぐ事に力を入れた作りなんじゃ?
その分味方の力も削がれてしまうわけだけど。
ああ、そっちが狙いか?
 
そして。
ゴンドラ=結婚式の披露宴 とか思ってちょっと吹きそうになったのはナイショ(笑)。
 
 
 
・リン反撃
せいむーぶのコメントに「バスター立ち」とかあって笑ったぁ。
ホントにそんな言葉あるの? そもそもあれだって単なる仁王立ちじゃん。まあ、あれはブルマー姿の女の子が仁王立ちって処がポイントなのかもしれんけど。
 
この辺りいいなぁ。
建物の構造を変えてしまった関係上必要に迫られての改変だったって分かっていても。
色々上手く利用していて、すごく面白くなってる。
グリリンの台詞はそのまま、回りの状況だけ変えて。
なんといっても、あのバズーカ―の流れ弾っ。
ワイヤーが切れてゴンドラが滑り降りて突っ込んでくる。
ハリウッド映画っぽいこのカメラワークが楽しいっ。
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フーとバッカニアの弔い合戦なんだから、楽しいなんて言っちゃいかんよ、と思いつつその最強ぷりにニヤニヤしてしまった。
 
ここを悲しいシーンとしてマイナーなメロディをBGMにあてる事も出来たと思う。
でもやっぱり私はこれがいい。
悲しみを圧し殺し、気持ちを鼓舞し奮い立たせる。
 
原作では敢えて、グリリンが人を殺す処は描いて無い。
けど、FAでは死体を片手にぶら下げ、その指先からは血が滴っている。
非道なまでの戦いぶり。
それを持って、悲しみを怒りに変えた戦いと言ってはいけないと思うから。
 
 
  
・車
3回、車を押し返してます。
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・「ブリッグズの峰より少し高い処へ」
ブリッグズ要塞の絵が出た瞬間、ぶわっと涙がでた。
 
魂千里を駆けるって言うから。 
バッカニアの魂は、ブリッグズに飛んだのかもしれない。
 
死ぬ時はかの地で死にたかったろうなぁ。
白黒はっきりしていて、だけど別の色、青い空のある土地。
オリヴィエを象徴したような地で。
  
分厚い左手の傷は痛々しいというよりも、むしろその傷さえ誇らしげに見えた。
 
アイキャッチのバッカニアがすごく格好よかったよっ。
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・老婆
ストールの色と、髪くらいしか接点ないと思うんだがなぁ。そもそも声違うし。
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・パー
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かと思ったらグーだった。
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・「奴が笑って逝ったのなら 我々が泣くわけにはいかん」
ここのオリヴィエの溜めがあっさりしてて良かった。
 
原作では、バッカニア以外にも人死にが出ているのを耳にしておきながらバッカニアの死のみを悲しむオリヴィエ、に不満だったんだよー。
 
それが。前回「死んだ者への未練など無意味 死なせない為に戦うのみ」と言わせた事が上手く働いている。
おそらくこれの主語は「我々軍人は」だったんだ。
だってこれ、目の前で自分の部下が死んでいく中での台詞だったんだよ。
オリヴィエ達にとって仲間の死とは大切な人を「死なせない為」の礎なんだ。
 
仲間の死を悼む間は無い。その心のスキが大切な人を死に近付けているかもしれないのだから。
だから。
オリヴィエの態度があっさりしていれば、あっさりしていているほど、彼女の悲しみの深さとその強い自制を感じた。
 
 
 
・「何で先生がここに?」「こっちが訊きたいわ」
あ、イズミの台詞になった。
これ、原作だと「ここはどこなんだ エド!」「こっちが訊きたいですよ」なんだよね。
エドのやつ、いつのまに師匠に向かってそんな口が利けるようになったんだ?? ああっ?? て思ってたから(笑)。
うん、この改変は大ありっ。
 
 
 
・しゅるしゅるっ
ホーエンハイムを飲み込んだ時、まるで蕎麦をすするように口(っていうのか?)をすぼめて、しゅるるんって飲み込んだよ!
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キモっ。
あれかな、皮袋を頭から飲み込んだ時は最後の「ルンっ」が放送時間的に出来なかったから、代わりにここでやったのかしら?(笑)
 
 
  
・「おいアル アル アルフォンスっ」
分かっていたことだけど。
アルは出てても、台詞は一言もないんだよね。
はぁ~。寂しいなぁ。
 
 
 
・「おや 大人しくなったね」
このリザの髪がちょっとお間抜けで。
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あいたたっだったんだけど。
その直後。
この絵っ。このリザっ。
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すんごいリキ入ってね?
髪の広がり具合といい、リザのこのポーズといいっ。
この血さえなければ、オタク御用達の、プリントシーツに使えちゃうんじゃね?(笑)
それはともかくとして。
うん、美しいわっ。
 
 
 
・金歯野郎
この声優さんすごいなぁ。
5人も用意出来ないなんて、とか軍上層部を馬鹿にした口調とか。
すごく居丈高で人を見下ろしてるんだけど、そこに偉ぶった様子がない。
偉ぶらないってことは、虚勢を張ってない、張る必要があると思っていないという事で。
 
まるで「恐るべき子供」がそのまま成長した感じというか。
自分の周りで人が死のうがそこに興味がない。
 
道ばたで蟻を踏みつぶしたのと同程度の事なんだ。
よくある事だし、踏めば死ぬのは当たり前だし。
そんな事をいちいち気に止めやしないし、心を痛めたりしない。
だって本当にどうでもいいから。
 
ロイに扉を開けるのを迫るのも、まるで「ちょっとそこまで煙草を買ってきてくれないか?」とでも言うような口調。
自分の行動が悪だとは思ってないし、善だとも思ってない。そもそもそういう振り分けが頭の中にないのかも?
 
言葉にまったく邪気ってものが見えない(だからと言ってこいつを無邪気というのはちょっと抵抗が・笑)。
 
「君が決断する前に死んでしまえば 私にもどうすることもできないけどね」とか。
「言ったよね、時間がないって」とか。
最後通牒をあまりに普通の会話のように話す分もうっ不気味すぎっ。
 
 
 
・左目は上空へ
リザから上に何かあるらしいとのアイコンタクト有り。
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ロイがそれをどう受け取めたのかは、微妙に読みとりづらいリアクション。
 
うー、気になるーっ。
原作の展開は物足りなさが残ってしまったから。
改変して欲しいなぁ、して欲しいなぁ。して欲しいなぁーーーっ。
できることなら、せめてロイのあの台詞だけでも改変されていますようにっ(パンパン)。
 
 
 
・「分かった」
ここで切るか!
いやいや、アニメ誌のあらすじなどから見ても、切るとしたらこの「あたり」だろうと検討はついていたさ。
でもでも。
この台詞の手前、じりじりと悩むロイ。さあ彼はどう答えるか!! って処で終わらせるか。
あるいは。
「分かった 人体錬成はしない」まで言わせて、え?ええ?? リザを見捨てる気かロイ!!!!!
で切るか。
そのどっちかだと思っていたのよっ。
そうか、ここなんだ。ここで終わるのが大野木テイストなのか。へえ~。うわー、意外だった。
 
 

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