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鋼の錬金術師FA 第61話「神を呑みこみし者」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタバレ回避文です。
何度もでも言いますけど、今回は、原作111ページ分ですよ! ちなみに、普段は60ページくらいですから。約倍!!
まさか今回、ここまで進めるとは思ってませんでしたよ。
これで、来週以降かなり楽なんじゃないかと。大野木さんお疲れ様です。
最終回までもうあと少し、よろしくお願いしますっ。
  
ということで感想です。  

・オープニング
おおお、OPカット。なんかすごいっ。
水島版1話思い出したわ。映画っぽい構成。
きばったなぁ。
そして、チビアルっ可愛いよ、アルっ。
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・フラスコの中の小人
あぁぁぁ、浪川さんじゃなかったんか。
かなーり、期待していたんだけどなぁ。
 
 
 
・「この国の人口はおよそ五千万人だ」
そういう数字がさらっと出てくるのは、やっぱり、この人はこの国をどうするべきかを考えてるからなんだと思う。
 
 
 
・「さらばだっ♪ 諸君ン」
なんだその芝居がかった演技わ。
どこのクロトワかとおもたわ(笑)。
 
 
 
・「俺にもしものことがあっても」
うわぁぁぁ。びっくりした。そこまで覚悟してたんだ。
じゃあやっぱり、みんなと別れたのも、ランファンにリンを追わせたのも、全部全部、自分一人討ち死に覚悟で片を付けるつもりだったって事じゃんか。
「(太陽を作ることが)出来るんだよ」という台詞がでるってことは。
フラスコの中の小人の強大さは想定範囲内だったって事だし。
エドを泣かせるなよ、莫迦親父っ。
 
 
 
・「先に行くよ ホーエンハイム」
最初の台詞、くぎゅ? と思ったけど、こう聞くと違うか。後藤さんかなぁ?
声の幼さからして、殺された時、まだ小さい子供だったんだろうな。
訳の分からないまま殺されて、魂だけの存在にされて、どれだけ怖かったかしれない。
こんな子供のひとりひとりまで、ホーエンハイムは話を聞いて、なだめて、なぐさめてあげたんだ。

トリシャに会う前、だよね。

「ホーエンハイムの頼みだものね」って言ってた。ホーエンハイムは彼らにとって大切な仲間なんだ。
生まれてきたエドやアルを見て、彼らはどんな事を思っただろう。

こんな会話をふと想像してしまう。
抱き上げられずただ見つめるだけのホーエンハイムを後目に。
「そら、この金髪、金目! 我々の特徴そのままじゃないか」
「ああ、この子達は、間違いなく、我らクセルクセス人の末裔なのだね」
「ちょっとホーエンハイム、抱き上げて私にも見せてよ、ホーエンハイム!」
(笑) 

きっと、50万の民に祝福されて、エドとアルは生まれてきたんだ。
最後の、クセルクセス人として。

トリシャがエドとアルを産んだのは、自分が死んだ後もホーエンハイムを愛する人間を与えてあげたかった気持ちがあったんだと思う。
そして、自らを化け物というホーエンハイムがトリシャに産む事を許したのは、もちろんトリシャが絶対譲らなかったからだろうし、ホーエンハイムも産んで欲しい気持ちがあったからだろうけれど。
自分が未来を奪ったクセルクセスの魂達に、未来につながる何かを残してあげたかったんじゃないだろうか?
 
きっと、彼らはホーエンハイムの目を通して、エドとアルを見守っていた。
感受性の強い小さな子供が大人には見えないものを見つめるその小さな目で、エドとアルは、ホーエンハイムの後ろに彼らが見えたりしなかっただろうか?
そんな様子を想像して。
ふと、どこかで見たな、と思った。
EDのクセルクセス人達の絵。
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もしかしたら、あれは、そんな絵なのかもしれない。
 
想像してちょっと泣いた。
 
  
   
・フラスコの中の小人の力
結局、五千万人+五十万人の魂を使っての力の発動が一度も無かったのは何故なんだ?
と思ったけど。
そうだよな、魂の使われる順序なんて分からないんだから。
アメストリス人が魂を使われてしまった可能性だって、あったわけだ。
げっ。原作、やばいじゃん。
  
  
 
・挿入歌
シドに軽く殺意抱いたわ(爆)。
絶対、歌はカットしたらいかん、みたいな契約なの?
  
このタイミング、この瞬間に「音楽」が入るって事自体はすんごくカッコいいのに。
歌詞の内容がまったく関係ないだけに、途中からセリフに被ってうざいことこのうえない。
インストにするか、冒頭だけで、あとはゆっくりフェイドアウトってのはダメだったのかなぁ。
  
  
  
・「苦しみの渦の中にいるような感じだった」
結局、これに関しては、そうと分かる伏線回収なかったなぁ。
「フラスコの中の小人」の心の中が苦しみに満ちているっていう伏線かと思っていたのに。
FA的に、何か要素を入れてきてくれないかなぁ。
 
 
 
・説明
肉体と魂は精神でつながっているから、それが切り離されていなければ魂は肉体に帰る。ってあたりの説明、ばっさりカットしてきたなぁ(笑)。
アニメにロジカルな説明台詞が有効じゃない事は、前回の神の扉を開いた時点で証明されちゃったしな。
ただでさえこなさなければいけないページは多いし、絵で見れば分かるのだし、カットは正解なのかな。
 
 
  
・「父さん 踏ん張って」
いいシーンだよなぁと思いつつ。
つい目線がアルのお尻に(爆)!
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・「まいったねこりゃ」
この台詞カッコ良かったよー。
ちょい悪親父風(笑)
でも、めっさ嬉しそう。
  
 
 
・大総統VSスカー
亀田さん、キターーーーーっ。
超、超っカッコイイっ。
ああもお、ディレイ邪魔っ。
DVD早く来い、DVDっ。
目のアップとか、靴の裏のアップとか、面白ーいっ。
Twitterで、がにまたジャンプ以降ですって、書かれてたけど、言われるまでもなく見れば分かるってば。
いきなり空気変わるもん。
 
コマ送りでみててあれ?って思った。
これってもしかして動画無し??(そういう区別って未だ良く分かってない)
  
  
 
・大総統の腕
この腕の落ちる質感がすごい。
切り離された瞬間からもう、それは腕ではなく、ぶよぶよした肉の塊なんだ。
それがボトンって落ちる不気味さ。気持ち悪さ。
これはエドでは描けないよな。小さな子供はトラウマに成りそう。
人間ともホムンクルスとも分からない存在だからこそ描くことが出来る。
これはファンタジーだよ、と言った口でリアルを見せる。
本当に腕が切り落とされるのはカッコいいシーンなんかじゃない。
これほど怖いものなんだよ。
子供は目に焼き付けるといい。
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・ランファン
びっくり。
奈々さんて、もっと演技出来る印象あったんだけど。  
なんか全然相手の演技とのキャッチボールが出来てないっていうか。
今回、別取りなんだろか?
柴田さんに完全に飲まれてね?
いや、飲まれかけてるのを必死であらがってるっていうか。
おかげで、ランファンが完全に冷静さを欠いた子になってる。

あ、ランファンが飲まれてるからそれでいいのか。  
 
 
 
・「お前達人間のおかげで…まあ…多少…やりごたえのある良い人生であったよ」
「最後の方は」がカット。
うんうん、そうでないとね。
あんたの人生を彩ったのは戦いだけじゃない。
夫人のおかげでもあるんだから。
 
 
 
・「錬成陣は壊れてるぞ?」
何でそんな事を聞くんだ? と思ったけど。
そうか。
あくまでもスカーにとって重要なのは、中心でやる事なのだけど。
絵的には金歯野郎の錬成陣をスカーが再利用しようとしたように見えるからか。
あれ? じゃあ逆に壊れていない状態で錬成したら?
と思ったけど、もともと陣にふれなくたって思念が基本なんだから関係ないか。 
 
 
 
・「どこに流れていくのだろうか」
まさかこういう演技が来るとは思わなかった。
もっと、思考が浮遊しているような呟きだと思ったのに。
この時のスカーの気持ちってどんなだったんだろ? 
   
アメストリス人への怒りが強い。
個人として、アメストリス人にもいい人間がいる事は分かっている。
でも、国としてみた時、やはり許せないものがある。
彼らを助けたいと思う自分と、イシュヴァール人を殺した国を憎み滅びればいいと思う自分。
その矛盾を自分の中で消化出来ない。
本当に自分が何をしたいか未だ見えて来ない。
  
兄が言うように負が負を生み、正が正を生むというのなら。
再生の左手を使う心地よさを、自分はもう知ってしまった。
引き返したくない気持ちもある。でも消えない憎しみは押し隠しようがない。
人を殺した自分の罪は認めていても、それを後悔していない自分もいる。
軍に身内を殺されながら、軍人達と一緒に行動している矛盾。
FAのスカーは未だ悟りに至らない、自己矛盾との戦いのまっただ中なんだなぁ。
  
ああ、だから、大総統の質問にスカーは何も答えられなかったんだ。
自分がどう動くべきか決められず、いろんなものを吸収している最中なのかも。
 
なら、最終話に、軍人の中に身をおく事を選んだスカーの心情は見えるような気がする。
  
友人と話していて、そこでマイルズに言われたからといって、軍の中に身を置く意味が分からない。
いや、自分は自分で動く、となった方が納得するのにね、という話をしたのだけど。
  
そこを敢えて、「約束の日」のように軍人の側に身を置き、まだ殺したいと思うか、許しを乞いたいと思う日が来るか、自らに苦行を強いることで、自分が本当にどう動くべきなのかを考えたかったのかもしれない。
って意見はいかが? >真朱さま、さやさま  
 
 
  
・「好き放題やってくれやがったな この野郎」
あれ? こんな風なシーンどこかで見た。
1話? それとも3話だっけ? 
1話でした。
  
こっちが1話
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こっちが61話
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こうやってみると、1話の頃のエドはホント小さく見える。成長したんだなぁ。

 
 
・てめえもぶっとばす
この兄さん超かっこいい!!!!
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・Bパートアイキャッチ
まさかの、スカー兄!
  
 
 
・スカー兄
スカーとホーパパの両方からの語りになっているせいかな。
ホントに、スカー兄ってすごい人だったんだな、って今更ながら思った。
本当の功労賞はこの人だよなぁ。
  
あ、今思った。
だから、エドとアルは知識を得る為に外に出るのか。
 
錬金術にこだわらず、錬丹術を学んだからこそ、錬金術を外から見る事でその矛盾に気づいたスカー兄のように。
もっと世界を識る事で、錬金術やアメストリスって国を知ろうとしている。
そうしていつか。東の賢者、西の賢者と呼ばれるようになる。そうやって、ずっと一生、付かず離れず生きていくんだっ。
 
いつか国に帰ってきたら。ひょいっと軍部にも顔を出して。
今、外の国ではこんな事が盛んだ、アメストリスはこれが遅れている。だからこういうのはどうだ? とか、茶飲み話をしに訪れたりね。
そうやって、ちゃっかり賃金を得てたりして(笑)。 
   
  
  
・「逆転の錬成陣を編み出した」
これ絶対、荒川先生アニメでどう動かして欲しいか意識して描いたよなぁ、と思ってたら。まさにその通りの絵になってた。
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・「存分に使える」
強力になったって事がどの程度伝わったのかちょっと疑問。
未読の人は、もう封じられる心配が無くなった、くらいにしか受け取れてないんじゃないのかな?
やっぱり難しいなぁ。説明台詞。
かなりそのあたりはしょったもんな。
せめてエドに今までと全然違うって感じの台詞だけでも入れられなかったのかなぁ。
絵で見て分かれって感じかぁ……。
 
って思ったけど。
  
別にここで最強になったからって、やっぱりフラスコの中の小人の方が強いんだし。
「存分に使えるようになった」ってだけでもストーリーの展開上まったく問題ないのよね、実は(爆)。
 
ちょうどそのあたりで書きたかった事があるので気が向いたらそのうち記事書く、かも?
 
 
 
・「賢者の石を作りに行ったな」
あ、このあたりも変えてきたか。うんうん。
まるでホーエンハイムまでもが、人間を補食対象にしているような口っぷりが、ちょっとアレだったんだよね。
って事は来週の「お食事中失礼」も変わるかな。
 
 
 
・「君はまだ戦えるか」
やっぱりFAは三木さんで正解だよ。
ヘタレだからこそ、見せる維持がそこにある。
 
 
 
・「あたまりまえじゃないですか」
お父様もそうだけど、本当に辞書にあるだけの「知識」しか知らないんだ。
父親は敬うもの。子は親に逆らわないもの。
そう書いてあるからそのように行動する。
本当に絵に描いた餅のような、親子ごっこだったんだ。
 
なぜ父親を敬えるのか、逆らわないのか、そこを考えようとしない。
親が尊敬に値する人だと思うから敬うのだし、親の言っている事が正しいと理解しているから逆らわない。
それらは、まずおのれの思考が先にあってこそ成り立つものなのに。
 
ブラッドレイ親子の方がよっぽど親子らしい暮らしだったんじゃないだろうか。
少なくとも、母親の愛情は本物だった。
 
二つの家族を行き来していたセリム。
本当の茶番がどちらだったのか。
彼だって本当は、気づいていたんじゃないだろうか?
 
 
 
・「お前がそんなボロボロになってんのに、気にもとめないんだぞ」
原作ではこのエドの台詞は怒りだった。
悔しくないのか? 腹は立たないのか? どうして怒らない? この野郎、置き去りにしやがってってここは怒鳴る処だろ?
そんな風に、セリムの代わりにエドが怒ってた。
たぶん、子供の頃ホーエンハイムに置いて行かれた(と思っている)エドだからこそ。怒れよって言ってる。自分がそうだったように。

でも。 
FAのエドは同情してる。
悔しくないのか? こんなに尽くしてるのに報われなくて。あいつにそうまでして従いたいと思わせるものが、奴のどこにあるんだよ。 気づいてないのか? あいつはお前なんてどうなってもいいと思ってるんだぞ?
 
エドはすでに、ホーエンハイムへの怒りがないのかも。
本当の父親がどういうものかもう分かっているから。
だから、セリムに同情するのかも。
「父親」ってものは、お前が思っているような存在じゃない。もうそう言い切れるから。

エドはすでに、父親の呪縛から解放されているのかもしれない。
 
 
  
・キンブリー
すっかり忘れてた! 
いやもうぜんぜん分かっていたはずなのにっ。
瞬間的に、このあとどうやってエドがこの危機から脱出するんだっけ? って素で思ちゃったよ(笑)。
 
去り際、キンブリーのひとつにまとめていた髪の毛がほどけていない?
当たり前だけど、キンブリーの魂も消滅してしまったんだよなぁ。
 
 
  
・「ママ」
母親を呼ぶ声がねぇ、泣ける。
今回のエンディングの入り方、すごくいい!!
エドめっさかっこいいしっ。
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ああ、しかし。
まさかここまで引っ張るとは思わなかったなぁ。
予想では、セリム戦手前で終わるかと踏んでいたのだけど。
原作にして111ページ分。
1クールだってここまでページ数こなしたこと無いよ。大ゴマとアクションで稼いでるから、こなせたっていうのもあるんだろうけど。
  
作画監督ふたりに、レイアウト作画監督補三人って。どんだけ、せっぱ詰まってるんだ??
 
 
 
・エンディング
この絵はホーエンハイムの賢者の石が解放された処なんだろうかってずっと思っていたんだけど。
考えてみたら、賢者の石なんだから赤いはずなのよね。
ってことは、逆転の錬成陣発動なのかなあ。
本編中といろいろ違うけど。
逆転の錬成陣
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ED
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・予告
はぁぁぁぁ。ついにこの日が来てしまった。
アルーーーっ。
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来週は文字通り「号泣する準備はできてい」る状態で臨まねばっ。
  
この呆然としてるグリリンの絵があるってことは、6月号全部やるのかな?
あんまりアニメっぽい引きじゃないように思っているのだけど。
あの状況じゃ作れるところまで作っておけって事になってたかなぁ。

そういえば先日、U猫さんに来週の作画って何やった人? って聞かれてたので今期OPの人って答えたんだけど。
とりあえず担当話数を書いておく。
作監:永作 演出(絵コンテ):池添 コンビは。
1話「鋼の錬金術師」、26話「再会」、35話「この国のかたち」、43話「蟻のひとかみ」、53話「復讐の炎」。
だったと思う(手元のデータべースなんで、wikiあたりの方が確かかもしれないけど)。
予告絵がちょっと大丈夫か?? なのがあったけど。
このコンビならきっといい絵に仕上がってるはず!
  

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