« 「ガンガン7月号」掲載作、再掲載の署名を行っています | トップページ | 署名の〆切り日が違ってました »

個人的な意見として

「鋼の錬金術師」のみを「ガンガン9月号」に再掲載する、という今回の異例の対応は、いわば鋼以外は再掲載するほどの「商品価値無し」とスクエニ自ら公言してしまったことに問題があると、私は感じています。
   
鋼が元々特別扱いなのは、今までの「ガンガン」での扱いを見れば火を見るより明らかです。
でもそれは、連載中の作品として更に盛り上げ売上を伸ばしていくうえでビジネス上ありえる話でした。
ところが今回は話が違う。「鋼の錬金術師」は終了しました。
10月号以降、「ガンガン」はスクエニ自ら「商品価値無し」と判を押した作品のみを飯のタネにしなければなりません。
 
今は既存の読者より目先の利益を優先し、数ヵ月後にはその既存読者から利益を得るつもりでいる。
それはあまりにも自分達本意な主張ではないでしょうか?
  
今回の失態は、マーケットリサーチ不足によるものでありそれが例えどんなに想定外であろうと、非はスクエニ側にあります。
そうでありながら、そのツケの全てを、今まで愛読してきた読者に支払わせるのでは、どうにも筋が通りません。
 
ビジネスとして、より需要のあるものを供給する、それを間違っているとは言いません。
赤字を推してでも増刷しろネットに載せろと言いたいわけでもありません。

ただこの対処方法は、人道的に同義的に本当に問題がないのか? 私はそこに疑問を感じずにはいられない。
 
 
 
 
 
 
蛇足ながら、これは個人的な考えなのですが。
愛読者を犠牲にして自分達本意に走るその行為は、私にはまるで、エド達が元の身体に戻る為に賢者の石を使おうとしている行為と重なって見えます。
「鋼」自身が仲間の大切さを説く作品でありながら、本誌は「商業価値が見込めるものだけ載せればいい」と他を切り捨ててしまう事実。
「鋼の錬金術師」という作品をこの世に出した出版社だからこそ、その作品内の主張と矛盾した行動を、「鋼の錬金術師」という作品に負わせてしまった事に、私は憤りを感じているのかもしれません。

« 「ガンガン7月号」掲載作、再掲載の署名を行っています | トップページ | 署名の〆切り日が違ってました »

コメント

全文激しく仰るとおりだと思います。
公式であるガンガンNETの文面だって、(下記引用)
「多くのお客様より、鋼の錬金術師最終回を読むことができなかったというご意見を多数いただきました。」
「つきましては、8月12日発売の少年ガンガン9月号にて、
鋼の錬金術師 最終話を再度掲載いたします。」
これではガンガンが鋼しか掲載されてない雑誌のようにしか読めません。
多数いただいた意見は上記のようだったとしても、編集部からの見解としてそのまま書く必要はないはずで、
雑誌編集部からの公式文章がこれでは、他の作品の作者とファンに対してあんまりだと思います。

鋼FAイベントの一期→二期スライドからこのかた、ガンガンやスクエニの「上の人」たちが鋼を扱う姿勢に疑問ばかり感じています。
FAといい鋼原作といい、現場の方々はすごく頑張っておられると思います。
ファンとしては心置きなく応援したいのに、これでは…と首を振らざるを得ない心境です。

りほさんのはっきりしたご意見に少し救われた気持ちになりました。
ありがとうございました。
(あ、署名も本名でさせていただきましたw)

>さやさま
御賛同コメントありがとうございます。
ガンガンやスクエニが嫌いなわけじゃないから困るんですよね。
「こうしてくれればいいのに」という要望というよりむしろ「こうすれば、もっと上手く立ち回れるだろうに」とはらはらするというか。
なんで顧客側でそんなこと心配しないといけないのやら(笑)。

スクエニの大元が出版社ではないから、そのあたりの機微に配慮が足りないのかなぁ、などと悩む処です。
そのあたりを書こうと思うと長くなるのでこのあたりで(笑)

署名もありがとうございました。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 個人的な意見として:

« 「ガンガン7月号」掲載作、再掲載の署名を行っています | トップページ | 署名の〆切り日が違ってました »