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2010年7月

2010/07/28

鋼の錬金術師FA 第63話「扉の向こう側」Bパート感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

すでに周回遅れとかそういうレベルじゃなくなって来てますよ。
今更誰が読むんだ? って感じになってますが、FA63話Bパートの感想です。
普段、POMERAでだいたい1ファイルギリで1話分の感想を書いてるんですけど。
63話は、AパートもBパートも双方1ファイル使ってます。なんか止まらなくてねー(笑)。
64話はもうちょっとサクサクいけるといいんですが。
ということで感想いきまーす。
 
  
・「どう使おうがオレの自由だ。違うか?」
このシンプルさ。エドだっ、そう思った。
63b01
 
そして、この時の真理のリアクションが面白い。
こういうきり返しをまったく予想していなかったらしい。
真理にも予想出来ない事はある。
真理の扉の向こうにあるのが錬金術のすべてだというのなら。
そして錬金術が万能ではないというのなら。
真理もまた万能ではないという事。
  
真理は多面体の鏡のようなもの。見る人、見る角度によって、見え方も見えるものも違ってくる。
けれど、合わせ鏡が無限に見えてただの2枚の板でしかないように、真理も真理の扉もまた有限なはずだ。
だから。 
錬金術以外の事に干渉は出来ない。 
 
神だ、世界だと言っても、それは錬金術というフレームごしにみた世界でしかない。
  
 
 
・「しかし、いいのか?」
この台詞にエドはそれが何を差しているか理解していなかった。
もしかして、錬金術が使えなくなるって気づかずに言っちゃた???? そう思わせるくらいのトボケ振り。
 
でも、そうじゃなくて。
 
真理の扉を代価にすれば、錬金術が使えなくなるなんて事はエドにとって当たり前で。百も承知の、今更な事だったんだなぁ。
  
「真理とかいうものをみせられて、錬金術ですべてを解決出来ると思いこんだ」
だから「真理を見たおかげで錬成陣無しに錬金術が使える」自分にはアルを助ける方法があるはずだと思い込みどうどう巡りになっていた。
 
けれど、これまでの戦いの中、実際にホムンクルス達を倒したのは、ちっぽけな人間達による功績が多い。
  
グラトニーを捕獲したのも、エンヴィーを捕獲したのも、ラースを捕獲したのも、人の知恵だった。
国家の謀に気づいたヒューズもスカーの兄も錬金術師じゃあない。
そして何より、フラスコの中の小人を倒したのはエドの錬金術ではなく、その拳だ。
 
アルが与えてくれた右手でさらに、出来る事はこれから先いくらだって増えていくんだ。
 
 
 
・みんなの声
みんなの声を思い出す中。
何故そこで「兄さん」が無いっ、って思った人、手ぇ挙げて(笑)。
いやわかっているんだけどね。
自分達の帰りを待ってくれている人達の声だって事はさ。うん。いやだがしかし、むーっ。
 
 
 
・「勝手口はあっちだ」
オフ会の時。今の子は、勝手口なんて知らないんじゃないの? って話になった。
なら何故あえて「勝手口」という言葉を使ったのか。
      
「勝手」とは台所の事で、だから「勝手口」とは台所にある裏口、通用口。
ご用聞きが来たり、ゴミだしに使ったりする出入り口のこと。
  
真理の扉は玄関。くぐる時、来訪者はその行きも帰りも触手による手厚い歓待を受ける。
けれど、アルとエドが出て行ったアルの真理の扉にそんなもの無かった。
  
アルは通行料をすでに支払っている。
前にも書いたけど。
ただ混線という手違いさえなければ、アルだって肉体の一部を奪われただけで戻って来られたはずだったんだ。
だから。混線さえ解ければ、魂の入っている肉体はもういつだって帰れる状態だった。
エドとの混線が命綱になっていた反面、混線しているからこそ、いつまでも帰れずにいたというのも皮肉な話だ。
 
さて、そんなわけで、アルの真理の扉の触手による歓迎は無かった。もう通行料は支払い済みなのだから、アルから何かを奪う必要はない。
かくして、触手の出迎えの存在しない裏口が出来上がった。
    
とりあえずこんなんで筋は通ると思うのだけど、いかがでしょ。 
 
そして。
実はキャプる段階で気づきましたよ。やられたわ。
上の台詞の時のエドとエドの真理のポーズが同じなんすよ。
 63b02
  
確かに二人(と言っていいのか?)は同じ存在であり、違う存在なんだなぁ。
こういうのを見ると。
少なくともFAスタッフは、アイデンティティを存在意義ではなく、本来の「同一性」の意に捉えているんだな、と思う。
 
おまけ。
何故「勝手」というのか、調べてみると色々説があって面白い。
 
『一般的に弓道では弓を持つのは左手と決まっていて、「押手(おしで、おして)」と呼ぶ。これに対して、右手は弦をかけて引っ張り、たえる(=勝)ので「勝手」と呼び、左手に比べると多少自由が利く方の手である。
そこから勝手は「自由が利く」という意味でも使われるようになった。さらに昔は女性が自由に使えるのは台所と裏口だけ。だから「勝手」や「勝手口」と呼ぶようになったのである。』
雑学事典の小部屋 お勝手 より引用。

『台所のことを勝手というのはカテ(糧)の古形カリテの転とする説が有力。食糧の意が転じて台所や生計の意を表すようになった。』
yahoo! 知恵袋(出典 講談社刊 語源辞典) より引用
  
アルの魂はエドの右手の代償だものねとか、アルがエドの生きる糧なのね、とかついごにょごにょ考えてしまいましたともっ(爆)。
 
 
 
・再会
こんだけガリガリだと立ち上がれる筋肉がどれくらい残ってるんだろう。
でも、アルは自分で立つんだ。
エドをただ待つだけじゃない。
自分から動く子なんだ。
   
そこでよろけてエドの胸におさまっちゃえっ!!!!
と思わずにはいられなかったけどな、ちっ。
まったく、真理くんも気が利かないなぁ。
アルを後ろから蹴るとか、躓かせるとか、ちったぁ貢献し……ああ、もう、逝っちまったか。
 
 
 
・差し出した腕
アルがエドに掴まるより早く、エドがアルの腕を掴み支える。寄りかかるようにアルの右手が添えられた。
一瞬目を合わせたあと、アルは下を向く。
63b03
寄りかかっていてさえ、立っているのがキツいんだ。
土気色の肌、艶の無い髪。
こうやってエドと並ぶと本当にはっきり分かる。
ここにいる事がどれだけ過酷なのか。
 
この空間もまた痛みの感覚はないのかもしれない。
食べなくてもお腹は空かない。疲れも眠気も知らず過ごせる。そんな空間かもしれない。
それでも、徐々に痩せ細っていく身体は不調を訴え出し、動くこともままならなくなっていっただろう。
話す相手が誰もいない空間(エドの真理とどれだけ交流が持てるものなのか、あやしい)。
扉と自分以外は何も色の無い世界。
想像しただけで気が狂いそうだ。
     
エドがアルの魂を引っ張りだしたのは、アルというパーソナリティを好いての事ではなく、ただ、ただ一人になる恐怖に耐えられなかったから。家族なら誰でもいい。誰かにそばにいて欲しかったからだと思ってる。
もしあそこにいたのがホーエンハイムだったら、ホーエンハイムの魂を引っ張りだしてる、そう思ってる。
だから、アルの魂を引っ張りだしたのは、アルの為ではなく、単純にエドのわがまま。エドの傲慢によるものだと思っている。
エドアルスキーだけど(笑)、そこに萌えは無かっただろうなぁ、って思ってます。
   
人体錬成は二人の罪だけど、エドが背負うはずだった孤独を、アルが肩代わりする事になってしまったのは、全部エドのせい。
エドがあんな無茶をしなければ、アルは奇異な姿を人目にさらす悲しみを感じずに済んだ。みんなが眠る夜をひとりで過ごす寂しさを感じずに済んだ。
  
確かに。
食べる楽しみも、夢見る楽しみも、眠る事で気持ちを切り替えることも、人の体温に安心する事も、奪われた。
それはあの空間にいたとしても同じだったかもしれない。
けど。
前者のふたつだけは、他人と自分を否応無く差別化するその孤独感だけは、あの空間にいればアルは感じずに済んだ事。
 
真理の扉の前にアルがいる事が分かってから。
ずっと。そう思ってた。
  
だけど。
アルを見て、アルの姿を見て、その様子を見て。
はじめて。
 
エドがアルの魂を引っ張りだしてくれた事に感謝した。
 
どんな姿でもいい。奇異な目で見られてもいい。
常に誰かがアルの側にいてくれた。
  
それはエドだったり、ウィンリィやピナコばっちゃんだったり、軍部の連中だったり、シン国やキメラや、色んな人達がアルの側にいてくれた。
 
あんな孤独な世界にアルを一人置き去りにしないでいてくれたことに、心の底から感謝した。
  
 
 
・「無茶しやがって」「えへへ 兄さんこそっ」
このエドの表情がいいんだ。
63b04
今にも泣きそうな、嬉しさを噛みしめてるこの表情。
この顔だよ。この表情なんだ。
エドが喜んでいる、この顔が見たくて、あたしは鋼を最後まで追い続けていたんだ。勿論アルの笑顔もっ。
 
そして、このアルの声がねっ。
いたずらが見つかった子供みたいで、かわいいのっ。
あるいは、5年間の長いかくれんぼかな。
次男坊っって感じ。
甘えられたら何も言えない長男気質を心得ているっていうか。
はぁぁぁぁ、可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ。
  
アルは、兄さんがしたことを「無茶」だと思ったのか。
ってことは。
エドが自分の為に錬金術を捨てる、という選択肢でここに来るとは思っていなかったって事?
いやまあ確かに、「兄さんボクの為に錬金術を捨ててね」、と願いながらエドを待つってありえないわな。
 
アルは。
エドがどうやって自分を迎えにくると思っていたんだろう。
 
実はまったく考えてなかったような気がする。
特に腹案があるわけでも無く、ただ、ただエドを信じた。
何とかして、エドはここに来てくれると。
 
それはつまり、エドが賢者の石を使ってここに来る可能性だって、もしかしたらありえるかもしれないと、想像だけはしていたってこと。
 
こっちに来た時から。アルは覚悟していたのかもしれない。
エドがどんな方法でここへ来たとしても、きっとそれはエドが精一杯考えたうえで出した答えなのだから、それを全て受け入れる、そんな覚悟を。
  
たとえ賢者の石であっても、それがエドの命であったとしても。
  
アルは怒ったりせずエドに感謝し、そして二人で、あるいはもしかしたら一人で、その罪を償う覚悟だったのかもしれない。
 
あ、やば。ちょっと、いや、かなり萌えた(苦笑)。
  
 
 
・まるで結婚式のような
63b05
 
えーい、皆まで言うな。
たとえエドアルスキーであっても、これは萌えるよりやっぱり笑いを誘ったってばっ。
んでも、全部これ道理にかなってるんだよ。
アルが、エドに右手を支えられている状態から振り返ったらどうしたってこうなる。
狙ってるとか、狙ってないとか関係なく理にかなっている以上、これは受け入れるしかないんだぁぁぁっ。
 
そしてこの身長差にはしっかり萌えましたわよっ。
 
 
 
・アルの寝顔
63b06
頭の下のその布の色、ももも、もしや兄さんの膝枕では????? と期待してしまったとか……い、い、い、いや、いや、そ、そ、そ、そーんなことは………………………………………………ちっ。
 
  
 
・「あったかい」
アルが身体を起こす背後で、エドが後ろから右手で支えているのがもう、もう、もうううううううっ、嬉しくって、嬉しくってっ。
63b07
お兄ちゃんしてるなぁ、アルをいたわってるなぁ。カッコいいなぁ。ドキドキする。
それをまたアルが当たり前のように受け入れてるのがさっ。
きゅーーーーーーっ。
この絵だけで、ご飯3杯いけますよ。あたしゃっ(笑)。
そこへきて、この台詞っ。
 
ホーエンハイムに握られている手だけじゃない。エドが支えている手も、同じフレームの中に納められているっ。
63b08
「あったかい」って感じたのは、ホーエンハイムに握られた手だけじゃない。
エドに支えられている背中も、家族の優しさも、その空気全てを「あったかい」って感じたんだよ。
 
 
 
・「お前は、俺の血から生まれたんだ」
ホーエンハイムの視点からは、自分が作り出してしまったものと、自分の子供たちが戦うという構図だったんだ。
 
そう思った時、浮かんだのは水島版だった。
 
エンヴィーVS.エド&アル。
水島版の最後の直接対決もまた、ホーエンハイムが作ったホムンクルスと自分の子供たちとの戦いだった。 
ここまで明確なシーンが無かったから原作読んだときは気づかなかったけど。
これもまた原作からの踏襲だったんだなぁ。
 
この先ずっとホーエンハイムのターンっていうのが。
もう本当に、ほんとーーーーにっ。FAスタッフGJ。
FAはホーエンハイムが主役なのが許せんとか、もう聞き飽きたよ。
話のしめくくりには、やっぱり話のしめくくりのセオリーってもんがあるんだと思う。
フラスコの中の小人だった頃の彼との対話。
ここから全ては始まったんだ、そう思うと胸が痛くなった。
そして物語をしめくくるのはホーエンハイムの子供達なんだ、そう思うと幸せな気持ちになれた。
こうやってじっくり描いて物語の最後にひとつ盛り上がりを用意してくれて嬉しかった。
  
 
 
・「病院に無事収容しましたぞ」
エドは外科で、アルは内科だから病棟は違うんだろうな……と思いつつ、ここで萌え補完せんでどうするっ。
 
軍の病院だろうから、今回の戦いで軍人が多数担ぎこまれたはずっ。四の五の言ってる暇なんかない。
空いてるベッドからどんどん運んでけって事になってる。
なら、一緒に連れていかれたエドとアルはきっと同じ部屋、隣りのベッドに決まってるっ。
  
「目が覚めたらやっぱり鎧の身体かもしれないだろ。だからもう少し起きていたいんだ」なんて言うアルに、エドが「ずっと手を握っててやる、そしたら目が覚めたらすぐ夢じゃないって分かるだろ?」とか、もうもう思いっきりベタな会話がきっとあったりしたんだよっ。きゃーっ。
エドは、アルのベッドの横に膝まづいて、看護師さんに怒られるんだけど、まったく眼中になくて。
「兄さんだって怪我してるんだからダメだよ」ってたしなめられて。しぶしぶベッドに戻り看護師さんが出ていったあと、こっそりベッドを引っ付けちゃったりね。
「これなら文句無いだろ?」ってアルの手を握るの。
そんでもって……、いかん妄想が止まんなくなってきた。
 
 
 
・ホーエンハイムの帰還
BGMの最後に鐘の音が鳴り響くのがまるで死への予兆のようだね。
   
  
  
・「エドワードが親父って呼んでくれたんだ クソが付いてたんだけどな」
ホーエンハイム、アルのことも報告してあげてよっ、ってちょっと思ったけどね。
ここで言ってくれて良かった。
アルの生死がかかっている時に、暢気に「親父って呼んでくれた」とか喜ばれちゃうのはやっぱりちょっと引っかかってしまったの。
 
 
 
・「死にたくねぇって思っちゃうなぁ。ホント、オレってしょうがねぇなぁ」
これに続く台詞が聞こえるようだった。
 
あいつらとピナコの飯が食いたかった。
少しの間でもいい、あいつらと一緒に暮らしたかった。
あいつらの成長を見届けて、あいつらの赤ん坊を抱いて。
 
まだまだ、やりたいことはあっただろうな。
  
 
  
・ピナコ
ピナコの持ち物が、花束からバケツとショベルに変わってる。デンもいない。
 
花束はともかく、なんでデンをなくしたのかな。勿体ない。
もうデンはホーエンハイムを威嚇したりしないっていうのが、「人に戻ったホーエンハイム」の見せ場として綺麗だと思うのに。
っていうかFAを見て「そういえばっ」って原作ひっくり返したけど、原作でもあまり見せ場にしてなかった……orz。
 
そういえば原作は昼下がりなんだよね(影の短さからして)。
誰にも気づかれなかったとするならやっぱり、早朝の方が自然だよなぁ。
したら、花束持って墓参りより、バケツを持って墓の世話の方がらしいって事か。
あ、それに歌詞が「新しい朝」か。
改変理由はそのあたりかな。
    
一瞬だけ、眼鏡の奥の目が見える。
「なんて幸せそうな顔して死んでんだい」の台詞。
なんでかな。総集編のあの、若い頃のピナコの声が、頭の中で、ダブって聞こえて、あの総集編のピナコやトリシャが思いだされて胸が熱くなった。 
   
 
  
・ED
すんごい歌詞を当て込んで来たよっ。
 
「やっと見つけた」は、まさにホーエンハイムの心境だし。
「容赦ない思い出」は、クセルクセスの人体錬成の記憶。
「葛藤がこぼれ落ちる」は、トリシャと子供達との今の幸せと、過去の罪との葛藤による涙。
「随分長い間冷たい」は、更なる子供達の人体錬成による災難を。
「包まれていいかな」は、トリシャと子供達がいるこの幸せを享受していいのか、クセルクセスの人々に尋ねているよう。
「そっと差し出した」で、差し出されるトリシャの手。
「温もりに寄り添いながら」で、子供の体温を手にした家族写真。
すごすぎるっ。
 
全部考えてこの歌詞に組み変えたのか、それともこの歌詞から合う絵を探し出したのか。
すごいなぁ。
  
FAはどの歌も、この歌詞のこの音でどんな動きがあったかが印象に残ってる。
     
「なくしてきた空を」の次の拍合わせで起きあがるアル。
「悲しい顔はやめてよ」のリップシンク。
「叫びたくなるよ」で地に付くエドの手。
「僕のこの歩幅でも」の次の拍の、フーと、ランファン。
「あの雲の向こうまで」の1、3、5、7で振り返る軍部。
「乱反射繰り返す」の賢者の石で立ち上がる滴。
「交差して」の「し」で掴み「て」で投げられるエンヴィー。
「焼き付けて」の「て」で飛ぶフー。
「味わうのは」の「う」裏拍で口を閉じるエンヴィー。
「その全ては」の拍合わせのカット割。
「掴め」で剣を振るオリヴィエ。
「ポーカフェイス」の1、3拍でのズーム。
「手放したくないのは」の拍前で振り降ろされるエドの右腕。
「おそれることはない」のアルの口元(兄さんって言ってるって一時期話題になったよねぇ・笑)。
その直後の賢者の石の中のドクロ。
「悲しみ痛み力に変えて」の握るエドとアルの拳。
「ゆるしてくれそうにもない」のキャラの入れ替えタイミングの粘っこさ。
「長い間冷たい」のブラッドレイの額から落ちる滴。
「葛藤がこぼれ落ちる」のウィンリィの涙のクラウン。
 
「嘘」は全ての音に絵がアクセントを入れてる。「Let It Out」、「つないだ手」、「瞬間センチメンタル」、「Lay Of Light」は、止め絵がいいタイミングで切り替わってる。
ヤバイ、OP&ED見返してたらそれだけでドキドキしちゃったわ(笑)。やっぱ好きだなぁ。
  
これらの絵は、One&Onlyだな、って思う。
この絵そのままで別の歌を合わせるのは難しい。一部なら使えるけど、単純に歌を差し替えただけでは、この絵の良さが思う存分発揮できない。
本当に、「この歌」のためだけに絵を作ってる。
そしてだからこそ逆に。
「ゴールデンタイムラバー」や「つないだ手」のPVを見でも、CD封入の「ホログラム」の鋼の動画を見ても、そのマッチング具合に物足りなさを感じてしまった。
 
プロを捕まえていう言葉じゃないけど。
ホントにアニメが、絵を動かす事が大好きな人たちの集団なんだなぁって思う。
 
そんなスタッフの作る作品が観ることが出来て幸せだなぁって思う。
 
 

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2010/07/27

お礼メール貰った!

先日、某所の日記にてPOMERAについて書かれていて。
あ、それ同じ事私もやった、以外と気づかないんだよねー。とにやにやしながら、対処方法について日記経由のメールでお知らせしたら(拍手やコメント機能の無い日記だったので)。
  
ご本人からお礼メールがキタよ。びっくり。
  
今まで、どんなジャンルでも、この手の事って経験則上日記で触れておしまいがせいぜいだったのに。
わざわざメールを送られてくるとは。律儀だぁ~。
思いがけずメアドをゲットしてしまったよ(でも、使えませんけどね・笑)。
  
メール内容を、一部こっそり抜粋。
「劇場のほうは、新しいチームでがんばって作っている様子です。」
やっぱり劇場版はもう始動しているんだね。誰が監督なのかやっぱり気になる。
 
  
63話Bパート感想は、今夜あげられると思います。
終わったら、即効コメント返ししますね。もうこちらも下書きは出来てますので(自分ルールで、書きかけの記事があるうちはコメントは返さない事に決めてます)。
遅れてごめんなさい。

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26巻表紙

鋼の錬金術師最新26巻&関連書籍2点8月12日同時発売!
  
あれ? 26巻の表紙公開、もしかしてここが一番最初ですか? 
 
ちょっと、4期OPの「深いためこぼす僕らは」の辺りの構図(あれはエドとアルだけ、だけど)を思い出した。
さて背表紙は誰なんだろう?? フラスコの中の小人進化モードかしらん?
 
FAのオフィシャルガイドブック4 の表紙は使い回し?
なんか記憶がある気がしたのだけど・・・・・・あれ? 水島版のカードだったかも。
 
ポストカードブック2のコレは書下ろしだと思うのだけど。
この構図自体は、原作の初期の頃のキング・エドワードなカラー絵とか、鉄骨ブッ差した辺りの回でライオンを足元に従えている本編表紙絵から、っぽいなぁ。

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2010/07/24

動画戦隊!アニメンジャースペシャル FA特集 放送

MUSIC ON! TV の、動画戦隊!アニメンジャーで動画戦隊!アニメンジャースペシャル ~「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」主題歌特集~をやるそうですよぉ。
 
放送日時は、08/03(火) 夜7:00~夜8:00
  
うちは見れませんけどね。スカパー見れねぇもん。

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2010/07/21

好きな女性声優ランキング

【第5回好きな女性声優ランキング】朴路美、釘宮理恵、水樹奈々、斎賀みつき、皆川純子ら人気声優勢ぞろい!
朴さんが1位で、くぎみーが2位の、鋼ワンツーフィニッシュだよん♪
   
女性向けコンテンツでのアンケートだったようですね。
  
朴さんとか斎賀さんとか、姉御肌タイプが女性に受けるのは分かり易いのだけど。
くぎみーが上位に入るのって、すごいことだと思うのだよ。
シスコミ時代の「国民的妹声優」を目指す、なんて言っていた頃のノリとか。
今はツンデレの女王とか言われたり、朴さんや斎賀さんとは真逆に、男性に受ける売り方をしていて。
普通だったら男性ファンにコビてるって、女性ファンに嫌われても仕方ないのにね。
    
ツンデレひとつとってもキャラクターによって使いわけてるし、キツイ女の子だけじゃなくリヒテンシュタインみたいなぽやぽやな女の子も出来て、さらにカッコいい男の子も、可愛い男の子の声も出来て。
こうやってドンっっと女性ファンに支持される。
やっぱりすごいなぁ。
 
  
とりあえず自分用、くぎみーメモ。買うかどうかはまだ様子見。
・「先輩も後輩も幼なじみもツンデレで眠れないCD」(ボーナスCD「妹もツンデレで眠れないCD」)2010年7月28日発売予定(妹:紗耶役)
・「恋する乙女と守護の楯 Portable」2010年7月29日 発売予定(如月修史/山田妙子役)
・「終わりのクロニクル」来春アニメ化予定(CDドラマ版では新庄運/新庄切役)
  サンライズ制作って辺りで、アイマスの悪夢が過ぎるのだけど。一応チェック。
 
 
 
 
コメントレス遅れてます、ごめんなさい。
63話のBパート感想も、あともうちょいであがります。

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鋼スタッフが同人誌出すって

うわーい、鋼のスタッフさんが、鋼スタッフお疲れ本を出すんだって。
石野聡さんとこのサークルに委託されるそうです。
夏コミ三日目、東 ネ - 17b、サークル名「TEAMいもずか(チームイモズカ)」
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=12005549

今のところ参加が分かってるのは。
石野聡さん、入江監督、西田亜沙子さん、ハシモトタカシさん、フルモトマユコさん
これで3日目一般参加決定だな。
実はちょっと、石野さんの、乃木坂春香の秘密本も気になってまふ(笑)。
  
みねざわさんも「アニメのれんきんじつし」を再販されるって話だし。買い逃してしまったので嬉しいなぁ。 
 
ホント、スタッフに愛された作品だったんだなぁって思う。

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2010/07/16

鋼の錬金術師FA 第63話「扉の向こう側」Aパート感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタバレ回避文です。なんか時間かかり過ぎてます。ってか長過ぎ。
Aパートの感想だけで、普段の1話分の感想になっちまいやがりました。
なのに、まだ終わりません。
とりあえずAパート分だけアップしちゃいます。

・グリード
リンが命をもって行かれかけて動くっていうのが、いいなぁ。
ラース戦の時、ランファンが機械鎧が壊れるのも省みず泣きながら自分を(というかリンを)助けてくれた。
今回で2度目。グリードも思う処があったんだと思う。
 
  
 
・「俺様の最初で最後の嘘よ」
この台詞残したんだ。
実はこの台詞意味分かんないんだよなぁ。
そんな大層な意味のある台詞でもないよねぇ?
この台詞でどうしてリンがあそこまで驚愕したのかが理解出来ない。
「嘘を付かない」っていう言葉自体が「フェイク」だったって言いたいのか? とか色々勘ぐってみたんだけど、未だわからず。
  
  
 
・「来い、ランファン!」
え? これグリードだったの??
最初、びっくりして、それから納得した。
だから原作は違和感あったんだ。
リンだと思って読むと、リンの立ち位置が、中、外、中、外 ってぐるぐるして混乱したの。
この台詞がグリードなら至極もっとも。確かにすっと納得した。
リンはずっと中にいただけって事になる。
 
感想を読むとこれ、意外と、というかやっぱりというかリンだと思っていた人が多いみたい。
だからFAでも、原作に色々手を加えてフォローしている。
原作でリンと見誤った原因は、心象でリンがグリードに付き放された後にリン本体がうつむくタメから目を見開き「来いランファン」の台詞へと繋がっていったから。
リンが覚悟を決めた、そんな風に見えた。
  
だからFAでは、リンの「待てグリード」に一呼吸置かず「来いランファン」の台詞を出している。
 
主導権が今誰にあるのか、誰によってリンの肉体が動かされているか、たったこれだけで明確になる。
例え音声が無くとも、これならグリードの台詞だって納得する。
ほんとに微妙なさじ加減だったんだなぁ。
 
 
 
・餅グリード
笑いを誘いましたわなぁ。流石に。
ありゃ、ある意味しょうがない。
フルモードは本人も嫌がってる通りブオトコだもん。
 
そこを原作は、作品内ルールを曲げて敢えて心象グリードで描いてた。
それが更にリンの立ち位置を混乱させているのだけど、だからといって餅グリードで良かったかというと。
むむーっ。

グリードの絵をOFFにして、ずっとグリードが空から見下ろしている絵で最期の散るところだけ見せるとか、もう少し何とかしようがあったとは思うのだがなぁ。
 
 
  
・崩れるリンと走るエド
グリードが消えたことで膝を付いたままのリンと、即座にフラスコの中の小人にとどめを差したエド。
動くべき時には動く。
この切り替えの早さがカッコ良かった。
 
つきあいの長さの違い? 
でもエドだってアルが真理の扉の向こうに行ってしまったのに動いてる。
 
単純に話の進行上の事なのかもしれないけれど。
リンはシンにいたころ、他の一族のものに毒を盛られたり、襲われたり、それが日常茶飯事の暮らしだった。
それがアメストリスに来て手に入れた相棒は、ひとつの身体を共有することで、自分を傷つけるなんて事は物理的に絶対ありえない相手だった。
だから安心仕切っていたんだろうな。
グリードは自分を傷つけたりしないって。
だからその死を以て心を傷つけたグリードに、リンのショックは大きかったのかもしれない。
  
 
 
・クセルクセス人の魂
あ、ちゃんと解放された、良かった。
 
 
 
・フラスコの中の小人
どうしても思い出せない。
どこかで、やっぱりこんな風に、身体に開けられた穴に、身体を押し込まれて消滅するっていうアニメだかマンガを見たことがあるような気がするんだけどーっ。
 
絵がグロテスクだった事だけ覚えてて、あんな感じかなあと思いながら見てたら。
最後は真理の扉の腕が邪魔で、最期の最期のお父様の表情とか、あらがいとか見せなかったなぁ。
まあ、それを見たかったか、と言われると微妙なのだけど。
 
 
 
・真理の扉
開けた時もそうだったけど、今回も扉のモチーフは無し。
エドは生命の木、アルは三位一体? ロイは焔の錬成陣。
扉のモチーフ=本人を象徴するものって感じなのかな。
だから、フラスコの中の小人には何もない。
彼は何者でもないから。
 
 
 
・黒マリモ
せいむーぶで、「音速丸」とか言われてた(笑)
やだよ、いきなり声が若本さんだったら笑っちゃうじゃないか。
6301
 
 
 
・「私はどうすれば良かったんだ」
うん。ずっと私も思ってた。
 
なら分相応に、フラスコの中で一生を終えれば良かったのか?
何も見えなければ、知らなければそれでも良かったかもしれない。
 
でもフラスコの中の小人は知識があって。
人と己の生活を比較できる目があった。
「アルジャーノンに花束を」を思い出す。
知識がなければ、人に馬鹿にされても気づかず笑っていられたかもしれない。
 
それでも幸せになりたかった。本当に最初はそれだけだったかもしれないのに。
人間に近づき、嫉妬し、憤り、欲深くなった。
それを、私は分不相応だったなんて言えない。
 
真理がここで、どんなに正しく「おまえはこうすべきだったんだ」と答えを明かしたとしても、きっと私は脊髄反応で反対する。
分かる、理解するのと、それが自分に出来るかはまったく別の問題だから。

そして。真理はきっと、自分の写し鏡だから。
己に分からない事はきっと真理もおそらく知らないのだろう。
 
だから、原作でもFAでも、ここで真理は黙っている。この演出が好き。
 
 
  
・「おまえはその答えを見ていただろうに」
その分、この台詞にゾクっとした。
フラスコの中の小人は、この触手の一部だったんだ。
 
彼もかつて、ただの有機物だったころ。
何の感情も無くあるいは蔑みながら、強い意志でもってあるいは無意識に、愚かな人々を真理の扉の向こうへ引きづり込む。その役目を果たしていた。
それこそ、そんな触手の中の一部でしかなかった。
 
そのまま何も知らないままでいられれば、彼は幸せだったのかもしれない。
荒川先生がインタビューで、彼は対話をせずに一方的に奪う存在だったとあったけど。
赤ん坊が生まれて最初に対話を交わす母親という存在のなかった彼に。
対話よりも知識の提供を人間に求められた彼に。
それを求めるのは酷な事のように思う。
 
どこまでいっても彼は、人間の驕りの象徴に見えてならない。 
 
そしてひとつ。疑問に思う事がある。
   
彼はすでに、フラスコの中の小人であり、人ではない。
なのに、何故彼には真理の扉があったのだろうか。
考えのひとつとして。
人の形を取っていた時の人体錬成がまだ完結していなかったからという考えは成り立つ。
アメストリス人の命、という通行料が空手形になってしまった為、不払いのカタとしてその肉体を持っていかれた。
でも。
それでもやっぱり。
人体錬成をしたのは「お父様」であって「人」ではないのになぁ。
  
これはたぶん、荒川先生の考えとは違うのかもしれないけど。
  
フラスコの中の小人はホーエンハイムの血から生まれた。
そして、それが元居た場所に帰ったというのなら。
それは、ホーエンハイムの真理の扉の中に戻ったという事じゃないのかな。
 
ならば何故、ホーエンハイムの真理の扉なのに、真理はフラスコの中の小人と同じ形をし、真理の扉はまっさらだったのか?
それは、真理が写し鏡だから。
鏡をのぞき込めば、見えるのはいつだって自分自身。
そんな事なのかもしれない。
 
 
 
・「考えろ、考えるんだ」
実は初見は、このあたりからでした。
ブロガー仲間とお茶していたので、家に帰ってからじっくり見ればいいやと思っていたんだけど。
別れたあと、帰りの電車の中で、今ちょうどやってるんだよなぁと思ったら我慢できず、携帯から音声無しで観ちゃいました。
もうしょっぱなから、涙目になっちゃってかなり怪しい人状態だったなんて、そ、そ、そんなことは……。
 
 
 
・「ちょうど一人分残ってる」
ここで睨みつける目が好き。本当に本気で怒ってる。
6302
憎しみすらわいてるんじゃなかって思わせるキツイ目。 
苛立ちが伝わってくる。 
 
 
 
・「バカ言ってんじゃねぇよ。クソ親父 二度とそんな事言うな はったおすぞっ」
ここの台詞が好き、というか気持ちが同調してしまう。
一緒になって叫んでる気分になって身体が動いちゃう(笑)。すごく感情移入してしまう。
 
このまるで捨てられた犬みたいな表情がね、いいんだ。
6303
「またオレたちを置いて行く気なのかよっ」って全身で叫んでる。
 
オリヴィエとイズミの会話を思い出す。
「これ以上何があっても大切なものを失うまいとする」「聞き分けの無い子供の目」。
まさにそんな目、そんな表情。
成長した、成長したと言っても変わらないものはある。
「返せよ たった一人の弟なんだ」。そう叫んだあの時から、身内に甘い根っこの部分は変わってない。
置いていかれるのは嫌。一人になりたくない。
「愚直なまでの思いが果たしてこの戦いで活路を開くのか、あるいは仇となるか」
オリヴィエの台詞がまるでこの事を予言していたよう。
原作で先を知っていたはずなのに、ことここに来るまで気がつかなかった。
  
  
 
・「すまない エドワード」
ホーエンハイムが、ちゃんと空気読める奴で良かったよ。うん。
 
 
 
・「真理を見たおかげで錬成陣無しに錬金術が使えるんだろ」
ここから、エドが真理の扉を代価にする事を何故思いついたのか。その思考のプロセスをさりげなく説明してくれる。
大野木さんのこういう姿勢が、私は好きなんだと思う。
 
 
 
・「方法はあるはずだ 必ず」
ここで一度堪えきれず目を閉じてしまうこの表情がいいのっ。
まるで小さな子供のよう。
ホントこのあたりのエドの表情の揺れが、まんま感情の揺れになっていて、こっちの気持ちが揺さぶられる。
台詞では「必ず」って強気な事を言ってるのに。
表情が全てを裏切ってる。
「考えろ 考えろ」と言い続けるのは、ともすれば思考が停止してしまうから。
考えていなければ、最悪の自体が頭を過ぎるから。
何も思いつかず、気持ちばかりがあせって。もう空回りしはじめてる。
「どうしよう。どうしよう」って不安ばかりが大きくなり、心細くなり。
一度拭ったはずの涙が、耐えきれずまた溢れてる。
6304
 
これはアルのために浮かべた涙。
 
 
 
・リザとロイを見るエド  
10歳で人体錬成に失敗した時、母親に助けを求めた。
だけど今、振り向いた先がリザとロイっていうのが興味深い。
ホーエンハイムでもイズミでもない。
父親も師匠もエドにとって身内であり守る存在であって、もう助けを求める存在じゃないんだなぁ。
    
リザとロイは、最初に自分達を外に連れ出してくれた人達。
一方的に庇護してくれるわけではない、利用し利用される存在。
それでも親身に自分達の事を考えてくれた。
 
だからこそ、ホーエンハイムのように身を差し出すのではない、冷静な判断による何かを彼らから引き出せるんじゃないかと期待したのかもしれない。
 
 
 
・「アルのためにそんなに泣いてくれるのか」 
いいシーンなんだけど、いいシーンなんだけど。
ごめん、にやにやしちゃう。
だってエドってば「くれるのか」なんて、まるで自分の事のように言っててさ。
それってば、それってば、アルはオレのもの前提発言って事じゃんっ。
さらに、考えるのに必死過ぎて、方法が思いつくまで、メイがずっと向かいで泣いていた事にすら気づかなかったこのアルの為の集中力とか。
やっぱり嬉しくなっちゃう。
 
そして、方法を思いついた後だからこそ、周りの仲間達を見回す。そして腹をくくる。
この方法が成功するかどうかの心配じゃない、自分が後悔しない覚悟を持ってるかどうかを自分自身に尋ね、そして決める。
エドは、いらないものと交換するわけじゃない。
その様を、きっちり見せてくれた。
  
  
 
・錬成陣
だからこそ、錬成陣を描くエドの顔はあれほどまでにすっきりしてるんだ。 
錬成陣を描く最中の、笑っている表情が好き。
やれるとか、大丈夫だとか、そんな確信はもうすっとばしてる。
アルを連れ戻しに行けるんだ、そのことにだけ気持ちが集中してる。 
アルが自分の魂と引き替えに、エドの右腕を取り戻せると気づいた時の嬉しそうな声と重なる。
ああもぉぉぉぉ、こいつらホント、相手の事が大切なだよなぁぁぁぁってにやにやしちゃう。
   
  
  
・「鋼の錬金術師最後の錬成にな」
おもしろい偶然だなぁと思ったのは。
水島版の最終回Aパートの最後も、アルを取り戻す為のエドの人体錬成で終わってるってこと。
実質最終回のこの63話もまた同じ。
 
そして、その代償も本質の部分では変わらない。
代償は、エドの錬金術と、「鋼の錬金術師 エドワード・エルリック」として過ごした4年間。
 
水島版は前者も後者も全て引き替えにしてエドはこちらの1921年に来た。
FAは前者と、後者を半分ほど。
「鋼の錬金術師」としての4年間のみを差し出し、
「エドワード・エルリック」が4年間に得たものだけが手元に残る。

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2010/07/09

ガンガンONLINE情報見ましたか?

とりあえず1作ですが。
「ガンガン7月号」に掲載されていた作品が、ガンガンONLINE上に掲載されましたよ。
  
『スカイブルー』(作/小林大樹)
http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/comic/skyblue/
 
はたしてこれが、署名の効果なのか、もともと予定にあったのかは分かりませんが。
(次回更新予定分に該当作は無し)
とりあえず、まずは1作ですっ。

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2010/07/05

FA64話 先にこれだけ

やっぱり入江監督好きだ。大野木さん好きだぁ。
FA1話を見た時の感想にこんな事、書いてた。
 
多分、入江監督は私なんかが思ってるよりずっと鋼世界の全体を見てる人だったんだ。すごく大きい。そして緻密に計算しつくしてる。
 
鋼 FA第1話「鋼の錬金術師」感想2 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)
 
実際にその記事に書いた、予想していたストーリー展開とは違ったけれど。
でも、これだけは間違いじゃなかった。
 
間違いなく、入江監督は、大野木さんは、スタッフは、鋼世界の全体が見えていた。
原作者が陥りやすいミスに丁寧に手当をして、さらに鋼世界を深めてくれた。
 
今回の追加エピソードは、本当に本当に嬉しかった。
 
これらは、原作108話の早読みオフの時、友人がすごく気にしていた部分だった。
 
マルコーが賢者の石を使った事。
ロイが、マルコーに言われて、イシュヴァール対策に臨む事に決めた事。
マルコーがイシュヴァールの地で医師になる許可をロイに取った事。
ランファンがリンに進言した事。
 
「何故、マルコーはまるで自分のもののように賢者の石を使うんだ? ロイは人に言われたから動くのか? 言われなければ何もやらない気だったのか? マルコーはロイが許可しなかったらイシュヴァールに赴かないのか? ランファンは主人に進言出来るような立場じゃないだろ?」
 
それらは全て改修された。
 
ロイは、マルコーに言われるまでもなく自分からイシュヴァールの民の為に動き始めていた。
マルコーは自分が賢者の石を使う事に戸惑いをみせ、自分の傲慢である事を知ったうえで動いた。
ロイも自分が賢者の石を使う事に戸惑い、それでも全て腹をくくったうえで使う事に決めた。
マルコーのイシュヴァールで医師云々の台詞はカット。
ランファンのリンへの進言もカット。
 
すごい。ここまでくると本当にすごい。
気が付いたらモニターの前で拍手してたよ(笑)。
 
あと、スカーがマイルズの進言で軍門に下った事についても友人は納得が言ってなかったのだけど。
ここはわたし的にはOKだな。
FAではあらかじめ、まだスカーは自分がどう動くべきか道を見定めていないエピソードが入っていたから。
彼はまだ、人に言われてその通りに動くレベルなんだと思う。またそうすることで何が見えるのかそれを彼自身が見定めたいと思っているのだろうし。
 
 
さらにわたし的にも。
「元の身体に戻る時は兄さんも一緒だよ」と言っていたアルが、エドの左足に対して負い目も悲しみも感じないのが気になったし。
エドも機械鎧のままではアルが負い目に思うのなんて分かっているだろうに(そのうえでわざとならそれは萌えだけど・笑)、戻さなかった理由が理解出来なかった。
(「取り戻す気は無かった様です」=取り戻す気があれば取り戻せたっという事だと私は理解しています)
 
FAではそもそも元に戻せなかったと取れるよう改修され、アルの台詞として「自分だけが戻って、ごめん」ではなく、「ありがとう」って台詞を持ってきてくれたのが嬉しかった。
負い目ではなく、感謝を。
 
 
兄弟シーン増量も嬉しかった。
分かったんだ。何故原作のエドとアルのエピに不満があったのか。
二人の間の絆が見えなかったからなんだ。
 
屋根の上で怒りだしたエドを簡単に諌められるのはやっぱりアルだってこと。
「僕も兄さんもそれだけじゃないんだよ」。こんな台詞も嬉しい。
きちんと分かりあっているから、離れても大丈夫。
まさにメインテーマ通り「兄弟の絆」がちゃんとFAでは見えたんだ。
それさえあれば、ウィンリィの事だってちゃんと祝福出来た。
そういうものなんです。
 
 
最後のナレーションの改修。
あれは、エドとアルについては確かにそうであっても、他の人には関係ないはずなのにみんなの未来写真の上だったから、違和感があったってのは原作の感想で書いた。
続 最終話読んだ!(ネタバレあり!)
  
だから絵はエド1人に絞られた。 GJ!
(あ、このシーンについては丸っとOKではないので、そのあたりはまた感想に書くけどね)
 
 
なんだよ、入江監督も大野木さんも分かってるじゃないか。バシって背中を叩きたい気分です(笑)。
祝杯をあげたい気分。
 
前に、オフで言った時、痛い子でも見るような生ぬるーい目で見られてムカついたのだけど。
今だってきっぱり言える。
  
FAを最初から最後まで見続けた私は、間違いなく勝ち組ですともっ。
  
本当に、ほんとーにっ。FAの監督が入江監督で良かった。シリーズ構成が大野木さんで良かった。
心から感謝してます。ありがとうございました。

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2010/07/04

劇場版キター!!!

まじすか、まじすか?
とりあえず、レッスン時間中、トイレに行く振りして、そこだけチェックしましたよ、ワンセグで。
うわー、びっくりだ。
 
いやね。パシフィコのイベントレポで書きましたけど、あのイベント、松竹から花が来てたんすよ。
松竹の映像って映画しかないから。ちょっと期待しとこ、的な事書きましたけどね。
鋼の錬金術師Festival’09 in パシフィコ横浜 その2(一番最後んとこ)
いやもう、実は半分も期待してなかったんですが。音泉のラジオも終わっちゃうし。
  
うわー、何やるつもりなんだろ。
オリジナル?その後? もうエド「鋼の錬金術師」じゃないしって、それいったら「シャンバラ」だってそうだったから、
無問題。
 
まだ最後じゃないんだ。まだ会えるんだっ、嬉しいっ!!!!!!!!
 
【7/5 12:00 追記】
情報ありがとうございます。
Twiter確認しましたが、監督は入江監督じゃないんだ!!!!!!
えーーーーーっ。
また、監督を心配する事からはじめないといけないんすか?
 
FAで抜けたエピをやるのか、あるいは銀魂みたいに放映済みのワンエピソードを劇場版用に掘り下げるのか、とか思っていたんだけど、それもこれも消滅かなぁ。
つうか、書体がFAのだった(と記憶してるんだけど、記憶曖昧、家帰ったら確認しよっ)から、すっかりFAスタッフだと思ってたのに。
これだと「鋼の錬金術師 Fullmetal Alchemist」の劇場版ですらない可能性高いって事か?
(FAが始まった当初、ガンダムみたいに「鋼の錬金術師」をレーベル化するつもりなのか? みたいな話がオフ会で出たことがあったのだけど、なんか、ホントにそんなんだったらどうしよう)
 
ここ最近になって、水島監督が入江監督についーとしてたりしていたのは実はそのあたりが要因で、だから田口Pも、完売騒ぎ渦中だった「ガンガン7月号」を水島監督に送ったりしてたのか? 
いやいや、あの時点で水島監督は、鋼の最終回まで揃ったら未読分を読むってつぶやいてたし。
監督を引き受けていたとしたら、この時点でまだ味読って遅すぎって気もするが。
いやいや、そもそももう自分の中で終わった作品の原作を読むって事自体がそうある事なのかどうか。
 
あーもー、こういうのに振り回されるのはキツイんだってばぁ!!!!
  
うー、今月のアニメ誌に情報出るのかなぁ。
 
 
【7/5 13:00 追記】
まんたんウェブに記事でましたよ。
鋼の錬金術師 :劇場版アニメ化決定 テレビシリーズ最終回で明かす
まんたんウェブに出たって事は、yahoo記事にもなる、かな?

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リアルタイムで見れないー

今日は出掛ける予定があってリアルタイムで見れません。
なんとか、出先でワンセグ使って見れないものか、思案中なんですが…orz。
  
ラジオで朴さんがリアルタイムで観て欲しいというようなことを言っていたのだけど、それって、パリとLAでも最終回同日上映に絡む発言だったのか、それとも田口Pがつぶやいていた最終回の「ちょっとビックリ」にからむのか。
 
うー、リアルタイムで見れないのが悔しいーっ。
 
コメントレス遅れてます。ごめんなさい。
ネタ的にどうしても長文になってしまって、なかなかさくさく進まなくてごめんなさい。
 
63話の感想もやっぱ、今日中には無理ぽ。
  
 
 
えーと私ごとですが、某舞踊団の末席をよごしてまして。来週が本公演なんすよ。
今日も練習行かなきゃいかんし、そのまえに衣装のアイロンかけが・・・。
フリルたっぷりなんで1着で1時間とか、死にます。かくん。

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5期エンディング

5期OP「レイン」が、エドを歌った歌だと思いながら聞いていた時、エドはそんな後ろ向きじゃねーよっ、っていう怒りがあったわけで、これをホーエンハイムの歌として聞いた時、すんなり納得がいくほど映像もきっちり当てはめて「やられたぜっ」となったのだけど。
  
そして、今度は5期ED「RAY OF LIGHT」。
エドがホーエンハイムを思う歌として取るには、「ちょっと待てまだホー死んでないから」となってしまい、実際の絵のようにホーエンハイムが賢者の石となったクセルクセスの仲間達を思って歌った内容と取った方がしっくりきてた。
さて、前話でホーエンハイムが亡くなった。
  
OPが、エドからホーエンハイムにスライドしたように、今度はEDがホーエンハイムからエドにスライドするんだろうなぁ。
ならいっそ、朴さん(とくぎみー)に歌って欲しいとか、ひそかに思ってしまうんだけど。 
むむむ、無理かなぁ。

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「鋼の錬金術師」108話と、シャンバラの相違点(ネタバレ含みます)

原作の話が進むにつれて、「あ、これ水島版では、こうひっくり返して使ってたのか」ってのがさんざんあって、「おお、すげぇ」なんて話を散々してきましたが。
すっかり「シャンバラ」への追究を忘れていたところへ、ふっとあのアルの台詞が過ぎったよ。
   
「門を壊すんだろ 兄さん」
 
はうっ。水島版の門といえば、それは原作の真理の扉に該当するわけで。
そうだよ、壊したじゃん、門を!(実際にそのシーンは描かれなかったけど)。
 
しかも、最終的に錬金術が使えなくなっても、「なんとかなるよ ふたりなら」END。
  
さらに、ホーエンハイムによって作り上げられたホムンクルスと、ホーエンハイムの子供達との戦いっていう図式で考えたとき。
水島版だと、そのホムンクルスがフラスコの中の小人から、エンヴィに差し替えられていたわけだよ。
その責任をとってホーエンハイム死亡。
  
完全オリジナルといいつつ、これもまたしっかり原作に則った話づくりをしていたんだなぁ。

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2010/07/03

FA64話完成

入江監督のつぶやきによると、3時頃に終了したみたいですね。
 
https://twitter.com/IRICOMIX/status/17598247895
 
Irie
 
スタッフのみなさま、お疲れ様でしたーっ。

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鋼の錬金術師FA 第62話「凄絶な反撃」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタバレ回避文です。遅くなりました。やっと62話の感想です。
署名活動をやってた1週間の間も移動時間中とかはポメラでがしがし打っていたんですけど。
なかなか画像を取る時間がとれなくて。こんなタイミングですみません。
63話もおって、なんとか。多分64話放送前には………間に合わないと思いますが(笑)。
 
では、感想行きます。

・「これ以上はやらせんよ」
やっぱり「お食事中失礼」無くなってましたな。
 
 
 
・「ドンづまりなんだよ」
この言い方とか、手振り身振りがエドっぽい。
やっぱり親子なんだなぁ。
顔の表情とかエドそっくり。
6201
 
 
 
・にや
ああ、この笑い方。
フラスコの中にいたころから変わってない。
本当にこいつは、あのホムンクルスなんだなぁ。
6202
 
 
 
・「わたしの部下が上でまだ戦っている」
原作を読んだとき、本当にこの言葉の通りの意味なんだと思ってた。
部下が戦っているのだから、自分が戦わなくてどうする。これは道理だ。

でもそうじゃないとFAは言う。
自分だけが安全な場所にいて、部下だけが戦っている。
「死なせないために戦うのみ」
イズミにそう豪語したはずなのに、何故自分はこんな処にいるのだろう?
「部下達を指揮する事が」じゃない、「部下達を「死なせない為に戦」えない事が」オリヴィエは歯がゆいんだ。
 
 
 
・「我々ブリックズ兵はボスが不在でも~」
この台詞の後に、武器庫と、東門への部下の声が続くんだけど。
うー、なんか、わざとらしい。
ここ、マンガをそのまんま持ってくる処じゃないでしょ?
これだと、それまであんたら何やってたん? って思っちゃう。
絵はOFFでいいから、先の台詞の後ろに被せちゃだめだったのかなぁ。
 
 
 
・「どうだブラッドレイ 私の部下は強かったろ」
原作は魂に話しかけ、FAは肉体に話しかける。
なるほど、面白いなぁ。
FAでは、オリヴィエとイズミのあの対話があったからこそ、こっちの方がしっくりくる。
人は死んだらそれまで。
錬金術師ではない彼女に、魂という概念はあまり重要じゃないのかもしれない。
だから、肉体に話しかける。 
6203
 
 
 
・アル
このアルがリアルな感じでむっちゃカッコいい。
リキ入り過ぎだよっ(笑)。
6204


・「メイ よかった 生きてた」
ここのアルがすんごくいいのっ!!!
このちょっと首をすくめた感じ。
この仕草だけで肩越しに薄く笑いかけたのが分かる。
6205
  
 
 
・止め絵3枚
わはは、何とも分かりやすい手抜きというか。
でも、実はここの台詞好きなんだよなぁ、命令に大勢の兵士が返事を返すとこと。こう、ぐわっと盛り上がる。
そしてこの3枚目。あれ? シン国製催涙弾(唐辛子増量)に似てません?(笑)
6206_2
 
 
 
・回り込み
回り込みってもとも好きなんだけど。
この一瞬逆光になって光の輪が出来るのがすんごい綺麗だぁっ。
6211
 
 
 
・ロイ・マスタング
本編と、アイキャッチで頬の肉付きが違いすぎて笑った!
6207
 
 
 
・「お見事」
ここでリザが立ったままなのが好き。
腕でガードすらしてない。
まったく自分で避けようと思ってないんだよね。
ロイには出来るって信じてる。
6208
 
 
 
・「なんつってな」
惜しい! 
えーーーーっ、これ絶対、3話でエドが教主の出してきたキメラにやられた振りをした台詞「なんちってね」から持ってきたと思うのにーっ。
あの時の朴さんの演技に合わせて欲しかったぁ。
  
  
  
・「俺が全てもらい受ける」
ここで原作通り、グリードとエドのコンビネーションが来るかと思ったのに。

FAではあくまでもグリードの単独行動になっている。
この時グリードはまだ、自分が何を欲っしているのかまったく気がついていないんだ。
すべてを蚊帳の外のように、人の輪を離れた位置から眺め、そして気づくことになるのか。
 
人の輪の外は、まさにホムンクルス達の立ち位置。
 
嫉妬したのはエンヴィー、欲しがったのはグリード。
無関心だったスロウス。
自分達の輪を作ったラストとグラトニー。
疑似を作ったプライドとラース。
 
 
 
・「逃げて 兄さん」
そっちで来たか! 初めてのスカー戦を思い出した。
原作はエドの台詞が、初めてのスカー戦の時のアルの台詞に重なって見えたけど。
FAはあの時の再現なんだ。
右腕を失くしたエドと、身体が壊れたアル。
アルの身体の向きも合わせてある。
左が63話、右が5話。
6209
うわ、見直したらBGMもきっちり同じのを使ってるっ。
 
 
 
・「だったら逆も可能なはず」
これを笑って言うん子なんだ。アルは。
エドを助ける方法を思いついた。
それが嬉しいんだ。
 
 
 
・クナイ
折角ちゃんと五つバラバラのタイミングで、到達させているんだから。音五つ欲しかったです、三間さーん。
6210
 
 
 
・「勝てよ 兄さん」
ほら、やっぱり「勝てよ」だよ。
「勝ってよ」や「勝ってね」じゃない。
アルはエドに願ったわけじゃない。
 
ラジオで、このシーンは収録に時間がかかったって言ってた。
もっと希望っぽい感じで、というのがなかなか出来なかったんだとか。
 
私はもっと空元気も入っているのかと思っていた。
虚勢貼って、どこか怖くてでも、このままだとどうせ魂は引っ張られるだけだから、それならただで行くもんか。
そういう何かへの抵抗なんだと。
 
もう戻って来れないかもしれないのにアルは希望を持っていた。
それが監督の解釈。
 
だから、エドが助かる方法に気づいた処からアルの声は明るいんだ。
信じているから。エドなら絶対来るって。
この、エドへの絶対的な信頼。
だから、真理の扉の前で、アルはあんなにも力強く答えられたんだ。
  
 
 
・鎧分解
やっぱ、手描きのボンズだぁっ!
CGのあの冷たい感じにならなくて良かった。
作画厨あたりでこの辺りは桑名さんじゃないかって名前があがってた。
 
本来鎧は無機質なものなのに、すごく温かい。
破片が後方に流れていき、そして最後にふっと真っ白い空間が映された。
これ、原作には無かった演出。
この、さっきまでアルがいたはずの空間に、何も無くなった瞬間をきっちり見せてくれた。
 
あ、今、鎧のアルがいなくなったんだ。
 
それをすごくガツンと認識させられた。
6212
 
 
 
・「来る 絶対に」
もうもう、このアルがカッコよくて。
また、くぎみーの声もかっこいいっ。
アル様だぁーーっ。
6213
 
 
 
・右手錬成
呼吸すら悲しげで。泣いているんじゃないかと思った。
「バカ野郎」って叫ぶ前いったんうつむいて首を振る。
怒るよりも、信じられない、信じたくないって気持ちがまず先にある。それが切ない。
 
またこの曲がさ。
エドがアルを取り戻した時の曲でもあり、アルが「もう一人の夜はイヤなんだ」と言った時の曲でもある。 
この曲はエドの回想なのかな、って思った。
あの時せっかく取り戻した魂なのに、あの日、肉体を引っ張りだしてやるって約束したのにっ。
そんな感情がうわぁぁって曲と一緒に押し寄せてきた。
 
 
 
・「エドワードさん」
のあとのシャオメイの声が「エドー」に聞こえるっ(笑)。
 
 
 
・エドvsフラスコの中の小人
亀田原画はハンパないし(笑)。
すごいボコボコに攻撃してて、友人と、復讐いくない言った奴が、恨みとか憎しみ全開で攻撃していいのかよ、なんて笑ってたんだけど。
 
63話を視聴した今になって、これはこれでいいんじゃないかって思い始めてる。
 
人間所詮そんなもんだよ。
他人事だったらいくだって綺麗事は言えるけど。
いざ実際に自分がその場に立った時、そういう振る舞いが出来るかはまた別の話。
63話の捨てられた犬みたいな、エドの泣き方を見てそう思った。
 
鋼は後半、どんどんエドが成長していったけど、でもまだたかが16歳の子供なんだ。
間違えるし、正しいと思ってもそれが出来ない事はある。
それでいいんじゃないかな。
原作のエドが聖人君子っぽくんってどこか冷たく感じてしまったから。
余計そう思うのかもしれない。

成長なんて、一足飛びに出来るものじゃない。
三歩進んで二歩下がってさ(笑)。そうやって、やっと一歩前に進む。
 
監督はそんな事を描きたいのかな、って思った。 
  
 
 
・「立てよ、ド三流 オレたちとお前の格の違いって奴を見せてやる」
107話最後までこなしたっ。 スタッフ頑張った!

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