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ぱふ2010年9月号 インタビュー 感想2

次は内容にふれる。
「すごくモヤモヤしたまま担当に渡して」 
自分が信じていないものを、人に信じさせようとしても、それは無理というものだろう。
著者自らが納得していないのだから、読み手も納得出来なかったんだ。説得力に欠けていて当然だ。
  
味方は本当に人道的でなければいけないのか?
復讐の連鎖を止める、それはすごく強い意志がなければ出来ない事で、それ事態を否定するつもりはない。
だけど、著者自身がそれを納得していないというのであれば。
  
見たかったよ。
その納得しきっていないロイってやつを。
   
別にエンヴィーを殺すシーンを入れろと言っているのではない。
殺さずエンヴィーが自死したそのあとに。
 
今でも自分の手でなぶり殺してやりたかった気持ちは消えない。
ふとした拍子に思い出しては腹わたが煮えくりかえる。
「あの時、何故止めたんだ。君らがいなければ今頃私は!」
そう八つ当たりしたくてたまらなくなる。
そんなロイが見たかった。
  
「ボケ大佐。あんたが自分の意志で止めたんだろっ。これ以上中尉に心配かけんじゃねえよ」なんてエドに詰られたり。
殺せば良かったのか、殺さなくてよかったのか。
どちらがヒューズの墓の前に立てない自分になるのか、わからなくなるロイ。
「何故仇をとってくれなかったんだっ」胸から血を流し嘆くヒューズと、
「これで良かったんだよ」と昔と変わらない笑顔で答えるヒューズと。
日によって夢に出てくるヒューズは違う。
自分はどうすればいいのか。分からなくて、悩んで悩んで苦しんで。
ずっと苦しんでいればいいんだ。
 
その人の命の重さをずっと抱えていられるなら、彼はきっといい大総統になれる。
そんなロイがあたしは見たかったよ。
 

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