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2010年11月

2010/11/30

x細胞は深く息をする

思わず衝動買いしたマンガです。
帯に書かれたあらすじにはこう書かれています。
   
不治の心臓病で亡くなった初恋の人、優子。
15年後、彼女を愛した2人の男は、かつて救えなかった命に償うように
医療研究の最前線に立っていた。
「命をこの手で創るんだ」
研究者たちの純粋すぎる思いがやがて狂気を呼び覚ます。
15年前の誰にも知られなかった秘密が明らかになった時、
読者は驚愕のラストへと導かれる―――――!!
   
「現代版鋼の錬金術師だ!!」とばかりに買っちゃいました(笑)。
シチュエーションは勿論違うけれど、もしエドとアルが現代に生きていたら錬金術の代わりにこんな技術を研究したかもしれない。
何せコピーがまたすごい。
    
「人間もプラスチックも同じものでできているんだよ」 
 
人間はプラスチックと等価交換可能なのか????
原子の海には94の元素しかなく、全てはそこから創られているから、すべては同じもので出来ている。
錬金術のプリママテリアルの発想と大差ないような気がしてくる。
  
いやまぁ、実際にはプラスチックと等価交換するわけじゃなく、人工心臓をプラスチックで作るんですが。
その理由が、誰かの死を犠牲にして生きる事を患者の負担にしたくないから。
なんかもう、色々キーワードが被っていて、すごくドキドキしてしまった。
  
「ES細胞」とか「iPS細胞」とか。
実験動物のヤギが貧血を起こした際、あくまで患者の目で見る医学サイドと、実験動物として見る工学サイドの見解の違いに、「百姓貴族」に描かれていた立ちあがれなかった仔牛を実験動物にせず殺すようお願いしたエピソードが頭を過ぎった。
主人公は言う。「盲目的な愛情によるヤギの無駄死にはもうゴメンだ」。
その言葉に、この主人公は荒川先生とは真逆の位置に立つ人なのかもしれないと思った。
 
「ユリイカ」の「パラケルススの「裔」として」に書かれていたように、この二十一世紀の技術はすごく錬金術の世界と似通っている。
だからこそ、「「わからなさ」を最後まで突詰めることはできなかったんだろうか」 「どこからがモノで、どこからが命なのか。」 と書かれていた言葉の意味が、これを読むと伝わって来る気がした。
  
この作家さんが「鋼」を読んだらどんな感想を持つのか、また荒川先生がこの作品を読んだらどう思うのか、すごく気になった。
 

4861139422X細胞は深く息をする (New COMICS)
やまあき道屯
サンクチュアリパプリッシング 2010-04-03

by G-Tools

  
ここから冒頭3話まで試し読みが出来ます(出版前の形態の為タイトルは違いますが、内容はほぼ出版物と同じです)。
 
 
12/1 加筆修正しました。

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2010/11/28

今テレビつけた

テレ朝の「ライラの冒険」の主役の声がくぎみーだぁぁぁぁ。
今慌ててテレビ付けた。
声質は、シャナかな。でもちょっとアルっぽいっ。

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2010/11/27

ガンガン2010年7月号 鋼の錬金術師第108話「旅路の果て」ネタバレ感想 その16

1分で分かるなんとか、みたいな感じでとりあえず今まで感想をまとめてみました。  
  
・もしアルが元の世界に戻れなかったらエドを恨んだ(ネタバレ感想 その1
・いつだってエドは叫び続けていたのかもしれない(ネタバレ感想 その2
・エドの左脚はドコへ行ってしまったんだろう?(鋼の錬金術師FA63話と、鋼の錬金術師108話の狭間で(両方のネタバレ含みます)
・誤読させた構成(ネタバレ感想 その3
・いいシーンを描く事だけを優先した(ネタバレ感想 その4
・エドに錬金術への感謝の念はなかったのか(ネタバレ感想 その5
・エドにとって錬金術は”世界”であり”真理”であり”おまえ”(=自分自身)という考え方(ネタバレ感想 その6
・あの頃エド達は錬金術が世界の全てだと思っていた(ネタバレ感想 その7
・真理の扉はサーバという考え方(ネタバレ感想 その8
・錬丹術を紐解く時アルは父親に出会う(ネタバレ感想 その9
・妄想の隙を与えなかった後日談(ネタバレ感想 その10
・分かりやすさを代償にしたレトリック(ネタバレ感想 その11
・エドが俺、アルが僕になる瞬間(ネタバレ感想 その12
・明確に伝える努力はなされたか(ネタバレ感想 その13
・何故エドの言葉に感謝の念がなかったのだろう(ネタバレ感想 その14
・パワーバランスは崩壊した(物語におけるパワーバランス
・見たかったのは必死にあらがい打ち勝つ姿(喧嘩を売る人(ネタバレあり)
・アルの声はくぎみー以外考えられない(やっぱりアルが好き!
・ちぐはぐで危なっかしいアンバランスに魅了され(マルチタスクの必要性、あるいは閉塞からの脱却(ネタバレあり)
・過去を踏まえて語られなかった物語(
ネタバレ感想 その15
・面白さのピークは何パーセント?(一番酷いファン
  
壮観っ。こうやって並べるとまるで本のサブタイを並べたみたいだわ(笑)。
最終的な感想はあとでこの下に書きます。
書きました。ついでに上のリンクを二つ追加しました。
さて。
    
さんざん色々書いてきましたが。
コミックス27巻が発売されて。改めてそれだけを読んだら、実は結構面白く読めたんですよ。
いや参ったね。
相変わらず、グリードの台詞には受け取れねぇよなぁとか、ここでホーエンハイムが笑うのは解せねぇとか、せめてこのエドの拳に賢者の石を使わない意志がしっかり乗っていればなぁとか。
「あきらめろって言わなかったじゃないか」の台詞はやっぱりイヤだなぁとか。
不満たらたらなのは変わりませんけどね。
なんだちゃんと面白いじゃん。
 
27巻折り返しの「感謝のことばを~」には苦笑するしかなかったですけどね。
私の上の記事の2つは、エドは感謝の念が足りんって内容ですが、何か? みたいな(笑)。
語弊を承知で言うと、書かれている事は立派なんだが行動が伴ってないんだよなぁ。
上記然り。記事中にも書いたけど。
言葉にすることが大切と言いながら、作品自体は言葉不足で上手く伝わらなかったり。
対話が大切と言いながら、途中で対話を放棄しちゃう。
人外を人扱いし「人殺しは勘弁」と言わせておきながら、人外殺しを容認。
   
本当は誰よりも一番「鋼の錬金術師」を理解していなければならないはずの作者が、過去キャラクターに何を言わせ何をさせたのかスコーンと忘れた状態で描いてしまっていたんじゃないかと。
なんだかもう本当に全てにおいて近視的というか。
とりあえず締め切りに間に合わせる事だけで手一杯だったんだなと思う。
  
だから過去は全て横に置いて27巻だけの物語として読む分には申し分無く楽しめる。
ネタバレ感想 その15 に書いたような矛盾も発生しないからモヤモヤしない。ほーら万々歳だ(皮肉か?)。
    
私が毎月楽しみに読んでいた頃、毎月「あれ?」と思える箇所があった。「今なんか引っ掛かったぞ」。そう思うと。必ずそれは伏線として作用し次号で回収されていた。
その感覚がさ。もう本当に感動だったのよっ。まさかうちのブログの感想記事を読んでいるのか? と思うくらい的確で。
「まさに打てば響くってこういう事を言うんだぁ」って当時本当にゾクゾクするくらいその幸福を噛みしめてた。
毎月作者とのタイマン勝負のようで本当に楽しかった。
ところがだんだん「あれ?」と思っても次号でそれは回収されなくなっていった。
じゃあ来月号なのかな? その次かな?
そうやって待っているうちに「それは伏線ではなく作者のミスだったんじゃないのか?」そんな考えが過ぎっては否定して否定して、いつかきっと伏線が回収される事を信じて。
決定打をくだされたのが最終話。
矛盾は矛盾のまま何事も無かったように物語は終わった。
  
FAはね、そんな荒川先生のミスを、物語を壊さないギリギリの範囲で丁寧に拾って回収してくれた。
だから大好きっ。
私の中で荒川弘の大好きだったもの、そして荒川弘が失ったものをFAが引き継いでくれた。
私が「鋼の錬金術師」に幻滅しないで済んだのは絶対FAのおかげ。
それは本当に本当にささいな一言の追加だったり削除だったり表現の変更だったり。
「ほんのちょっとこう変えれば納得いくんだから。鋼を全否定しなさんな」
毎回そう言われている気分だった。
だから本当にFAには感謝してる。どんなに言葉を尽くしても足りないくらい感謝してる。
閑話休題。
 
過去からの矛盾全部に目を瞑れば充分楽しめる事は分かった。
それでも引っ掛かってしまったのはラストシーンだなぁ。
「終わりよければすべて善し」とはよく言ったもので。
小説とか、映画とか、舞台とか、マンガとか、アニメでもいい。
話の流れとか、大まかな流れすら記憶になくとも、最後の1文、最後のワンシーンだけは覚えているものってない?
あたしはあるぞ。すごくある。
 
「オリエント急行の殺人」(映画)の最後にグラスを交わすシーン、「十二人の優しい日本人」(映画)の部屋から出ていくシーン、「フランス白粉の謎」(小説)の最後にみんなが犯人に飛びかかるシーン、「ストレート・チェイサー」(小説)で明かされる一人称の意味。「魔術はささやく」(小説)の「うちに帰るんだよ」。「火星年代記」(小説)の百万年ピクニック。「JSA」(映画)の二人が偶然一緒に写っていた写真。「ダンバイン」(アニメ)のチャム・ファウが飛び立つシーン、「シャンバラ」(アニメ)の二人で空を見上げるシーン、「ポーの一族」(マンガ)で日記を綴り始めるシーン、「はみだしっこ」(マンガ)のグレアムの告白。「スケッチブック・ボイジャー」(舞台)の「夕顔なんて大嫌いよ。でも私はね。世界中の片思いの女の子の味方!」、「アローン・アゲイン」(舞台)の「ひとりで行けるさ もっと遠くへ」。
  
どんなエピソードが連なっていたかは思い出せなくても、ただひとつ。
辿り着いた結果により得た感情が描かれているあるいは想像出来る。ただそれだけでいい。
何の変哲もない平凡極まりない台詞やシーンでいい。
物語が終わりそこから日常がはじまる(銀英のパクリのようだ・笑)のだから。
だからこそ。物語の最後にそこに到達した時ずしっと重みを増す。
それが私にとって最高のラストシーンなんだと思う。
  
「痛みを伴わない云々」のナレーションが矛盾をはらんだ捻じれ文である点を差し引いたとしても。
プロポーズは別に物語が最終的に産み出した結果じゃないし、写真達は本編で描かれていない物語の結末だ。そしてエドがこの物語の結果により得た感情は描かれていない。
だから私の趣味には合わないんだろうな。残念だ。
  
だからホーエンハイムの死がラストシーンだったら良かったと思うし。
そうじゃないならせめてFAの「でも 兄さんも僕もそれだけじゃないんだよ。見てみたいんだ、世界の広さを」がラストシーンだったら良かったのになぁ、とまだ言ってみる(爆)。
      

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2010/11/26

一番酷いファン

単なる言葉遊びです。
  
最終話を読んでの感想。
ある友人曰く、こっちが勝手に幻想を抱いてしまったから「ひどいっ。○○君がそんな人だなんて思わなかったっ」的な(笑)女子高生みたいな反応になってしまったのかもしれない、のだそうだ。
また「これが映画だったら泣いたかもしれない」と言った友人は、私が気に入っていない理由を話すと「そこまで読み込んでいるわけじゃないから気にならなかった」と言った。
またある友人は「もともとそこまで作品を評価していたわけじゃないから、この程度が妥当だと思った」。
     
私にとって鋼の面白さがピークだった時期を100%としてみると、それは約束の日の前日まで、かなぁ(多少そのあとも入り混じるけど)。
それ以降は70%? いや60%? だけど107話でまた久しぶりに100%のものが見れてすごく嬉しくて最終話を楽しみにしたのに。最終話はまた60%に戻ってしまった。
  
では、最終話が掛け値無しに100%良かったという人達にとって。約束の日の前日までは何%に映っているんだろう。
  
ずっと不思議に思ってた。まさか同等じゃない、よねぇ。
構成、伏線の張り方、絵の安定度、どれを取っても、どう客観的にみたってあの頃の方が断然面白かった。そこに異論は無いと個人的には思っているのだけど。
でももしそこであの頃は140%だったと答えられたなら。
あれはもう二度と出せないミラクル、カスカスになるまで絞り出した火事場のなんとか、あるいは偶然が引き起こした相乗効果。そういった類のものだったとファン自らが認めたって事になってしまう。
  
となると、やっぱりどちらも100%と答えるんだろうか? んー、なんか解せないなぁ。
  
「あんたは、もっといい話が描けたはずだろ?」そう憤り実力を上方に固定したままのファンと、
「あれは偶然の産物。でも普段だって充分面白いよ」と実力を下方修整したファンと、
「どれも同じ。甲乙付けがたし」と返す、作者の力量に興味のない(?)ファンと。
果たしてどれが一番酷いファンなんだろうなぁ(笑)。
  
  

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ガンガン2010年7月号 鋼の錬金術師第108話「旅路の果て」ネタバレ感想 その15

すでにタイトルを「ガンガン」に固定する意味がなくなってしまったよ(笑)。
これが最後。次回は総括でガンガンの感想は〆。多分(結局もう一個増えたっ!)。
そう思って書き始めたせいか、語る内容を入れ込み過ぎてちょっとあちらこちらに話が飛んでいますね。
言いたいことはひとつなんだけどな。
ではいきます。 
 
 
対話の必要性、その漫画とアニメの差異
    
痛みを伴わない教訓に意義はない。
それが等価交換であり、それを乗り越えることで人は強くなれる。
世界がそんなふうに出来ていると言うのなら。
その機会は万人に与えられなければならない。
    
自分の行動が人を傷つける事を知り、悔い改め乗り越える。それを繰り返しエド達は強くなっていった。
いつだってそうやって犯してきた罪は許されてきた。
だけど。
「フラスコの中の小人」にその機会は許されなかった。
   
他の記事の繰り返しになるが。
罪があるのは「フラスコの中の小人」だけじゃない。それを生み出した人間にだってあったはずだ。
「お父様の罪は、対話をしなかった事」?
ご冗談を。欲しがるばかりでその対話する暇すら与えなかったのは誰? そこに罪はなかったのか? 
ホーエンハイム、ホーエンハイムの主人、そしてクセルクセス王。彼らは何故その罪を咎められない?
  
だからFAでホーエンハイムが「そうだよな フラスコの中の小人、ホムンクルス。おまえは俺の血から生まれたんだ」と言った事に私は救われた気がしたんだ。 
  
荒川鋼のホーエンハイムはどこまでも「フラスコの中の小人」を悪と見なし切り捨て、「53万6329人全員との対話を終えている!」と朗々と語った。
「対話の必要性」が暗に民主性を説いてるであろう事は百も承知。でも。
  
これってそんなにドえらく大事なシーンなのか?
だって、おかしいじゃないか。
確かに猛り狂う魂をなだめるのは大変だっただろう。
だけど。だったら何故「フラスコの中の小人」にも同じ事がしてやれない?
何故ホーエンハイムは彼の話を聞いてやれなかったんだ?
ホーエンハイムの話を遮って攻撃を仕掛けたのは確かに彼の方だけど。
それさえ宥めて尚対話を選ぶのが民主性であり、そうであってはじめて「対話」の大切さを語れるってものじゃないのか?
「対話することが大切なんです。だけど相手が聞く耳持たないなら武力行使は許可します」ではどうにもね。
 
それならば。FA63話の「私はどうすれば良かったのだ?」の台詞の方がよっぽど有意義に感じられる。
「フラスコの中の小人」が初めて他人に意見を求めたこと。
たとえそれに答えられる人がいなくとも。
もう遅すぎた芽生えであったとしても。
あれは「フラスコの中の小人」が最期に示した対話だった。
 
 
かつて語られた人の定義
 
初期のエドは、スライサーをアルと同じだから人間だと言い放ち「人殺しは勘弁しろ」と言った。
エドは自分が「人間」と定義した者は殺せない。ここでそれを明文化したはずだった。
 
身体に張りついた魂の声にエンヴィーを殺せなかったエド。
自分達が錬成した化物すら人間として扱った。
プライドすら殺さなかった。
 
エドにとって「人体錬成」によって作られたものは「人間」の定義に当てはまるということだ。
逆説的に言えば、エドが殺したあるいは殺しを容認した者達は、エドにとって人間の定義から外れているという理屈になる。
 
では。
エドが同じホムンクルスでありながら「フラスコの中の小人」を人間の定義にあらずとした理由は何だろう?
「魂乗せ」た人形を「アルフォンスみたい」としながら人間ではないと定義づけた理由は何なんだろう?
 
人形をロイが殺したあのシーン。エドの反応にギャグ色を入れてしまった辺りからもう「割り切る」とか「割り切れない」とかエドの中にあったはずの葛藤が無造作に扱われた。
「生まれた場所へ帰れ」と。「フラスコの中の小人」に事実上の死を与える事に躊躇しないエドを描くと決めた、その作者の信念はいったいどこにあるのだろう。
  
インタビューでも必要性を強調していた「対話」も最後には頓挫し、勧善懲悪の線が引かれた。
人になら与えられた慈悲も、エドが人でないと定義したものには与えない。
人でないものであっても「人間」と定義し殺せなかったはずのエドの信念は、いったいどこへ行ってしまったのだろう。
  
エドの行動は一貫性を欠き、その信念がどこにあるのか分からなくなった。
  
 
言葉の信憑性
  
結局エドのように人間の定義が広すぎる人間など存在しやしないということなんだろうか。
所詮自己矛盾の出る思想だと言いたいのか。
作者が言いたかったのはそこなのか? 違うだろう?
それは分かる。
でもそれは、話の流れからみてそんな物語を構成して「いない」からそう分かるのであって、作者自身が物語上でそれを「語った」からではない。
きっちり否定して欲しかった。そして理由を明示して欲しかった。
   
水島監督の言葉にもあった。本当に伝えたい大切な事は言葉にしなければだめなんだ。
特に鋼ではウィンリィに「口で言わなきゃ伝わらない事もありますよね」と言わせているのだから。作品がそれを裏切ってしまっては台詞の信憑性を薄れさせるだけなのに。
  
キャラクターの言っている事と、作品が語っている事とに矛盾が生じ、誰あろう作者が、キャラクターの語る言葉を絵空事にしていないだろうか。
  
 
行間を読ませるセンスと書く事で伝える無骨さ
 
昔の「鋼の錬金術師」の良さは、読者の想像の余地を残した部分にさえ、その余地は読者ごとにブレさせない一本道の思考へと読者を導ける技巧的手腕にあった。
描かれたシーン、語られる言葉についてはもちろん、描かれないシーン、語られない言葉の意味まですべてコントロールし提供出来る事がこの作者の強みだと、ずっと思っていた。
もちろん「こんな事があったのかもしれない、あんな事があったのかもしれない」、その振り幅はある程度持たせることはしていた。
けれど、決定的な所で、その先に見えるものが希望なのか絶望なのか、怒っているのか笑っているのか、そこを見誤らせるようなそんな誤誘導は絶対させない。
それが荒川弘だと信じていた。
  
だから多少の言葉不足があろうが内容の理解に困った事などなかった。
しかし何故か後半に行くに従いその特化していた技術力は消え、あるいは行使しなくなった。
だからこそ。
ならば描いて欲しかったんだ。 
  
例えば人形をロイが殺すシーンや、お父様をエドが殺すシーンに。
エドが自分の信念を無理矢理捻曲げた苦渋の選択だったのか。
すでにエドはそんな信念などもうどうでも良かったのか。
信念も理性もふっ飛ぶくらい感情が高ぶっていたのか。
何だっていい。
納得させるワンエピソードを一つ描いて欲しかっただけなんだ。
作者は昔のエドの信念など忘れてしまったんじゃないのか? そんな事を思わせないでくれる何かを。
        
「人殺しは勘弁しろ」、スライサー兄弟に言った台詞を回想させたらどうなっただろう?
ロイの復讐をみんなで止めたあの台詞達がエドの頭によみがえったらどうなっていただろう。       
そのうえでエドがどう行動を取るのかが知りたかった。   
 
 
過去を切り離す
     
「ここで回想シーンが入っていれば」。
他の記事でも同じような事を言った。
    
結局そう見えるって事は、過去をふまえて物語が語られていないって事なんだ。
過去の行動や経験の積み重ねの結果として最終回が成立しているわけでもなければ、過去の行動や経験に裏切られるあるいは意図的に主人公が裏切るカタルシスがあるわけでもない。
        
ただの駒のように過去があり、ただの駒のように未来がある。
積み重ねるでも、そこにホットラインを引くでもない。
だから過去に言っていた事やっていた事とに矛盾がでた。
      
人の定義が広すぎて敵すら殺せなかったエド。
なのに、人形を焼き殺す仲間の攻撃におののくことなく、「フラスコの中の小人」も殺してしまえたエド。
   
「誰もあきらめろと言わな「いでくれた」」とすら言えないエドの、未だ人に守られているという自覚の無さ。
こちらとしては、今まで守られていたからこそ今度は守りたいのだと、今は元の身体に戻る事を棚上げしてでも、お父様との戦いに挑んだのだと思っていたのだけどね。
    
今まで語ってきた物語と、今作者の語る物語とにブレがでた。
もう彼らは成長していると思っていたのに、「何を今更?」そう言いたくなる台詞の数々。
もし「実は途中から「荒川弘」は交代していた」なんて事実が発覚したとしても、私は「ああ、やっぱりね」と思ってしまうんだろうな。
  
 
矛盾の上に重ねた矛盾
     
友人曰く「鋼の最終回もモヤモヤするけど、00の劇場版もモヤモヤする。でも00はまた見たいと思わせる。同じモヤモヤなのに何が違うか分からない」のだそうだ。
00の劇場版は見ていないけど、何となく分かる気がする。
もしも、水島監督の作風がシャンバラの頃から変わっていないなら。おそらく答えはこうだろう。
そのモヤモヤは計算され意図的に作られたもの。
それがどことは分からずとも、自分が何か読み落としている気がする事にモヤモヤする。
思わせぶりに張られた伏線はない。それでも何かその言葉にそのシーンにも意味があるんじゃないだろうかと。 
そういう気持ちにさせるからモヤモヤするし、また見直したいと思わせる。
 
対して鋼のモヤモヤは意図的なものではない。
キャラクターの信念の齟齬
キャラクターの台詞の信憑性欠如
過去の物語と、今の物語とのブレ
言ってること(=キャラクター)とやってること(=作品の構成・世界観)の矛盾
これらをそうと認識せずとも、肯定なの否定なのか齟齬や矛盾が空回りし、結局何が言いたかったのか、過去の物語を覚えていれば覚えているほど、気に入っていれば気に入っているほど、ストンと胸の真ん中に落ちて来ない。
だからきっとモヤモヤする。
 

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2010/11/25

ニュースいろいろ

・劇場版
シネマトゥデイ:
「鋼の錬金術師」、映画前売り券でコミック最終巻にスタンプ押印!?新作でついに禁断の絆明かされる!
 
yahoo/livedoor/nifty でも掲載されました
 
まんたんウェブ: 
注目リリース :アニプレックス、「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」の劇場前売券を発売 (1/2)
注目リリース :アニプレックス、「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」の劇場前売券を発売 (2/2)
 
livedoor でも掲載されました
 
 
・27巻
夏目房之介の「で?」:
荒川弘『鋼の錬金術師』27巻

本屋さん戒厳令:
2010.11.23 Tue [鋼の錬金術師 第27巻] 初日実売が約1万冊だった件。
 
とらのあな:
秋葉原店A シリーズ5000万部、大人気ダークファンタジー「 鋼の錬金術師 27」堂々完結!!

 
・FA
Yahoo:
<鋼の錬金術師>アニメ原画集が22日発売 入江監督と中川翔子の対談も
 
4Gamer.net:
「マビノギ」,「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」とのコラボアイテムを実装。限定タイトルで“鋼の錬金術師”が名乗れるように
  
Revelations:
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST T-SHIRT by UNNON×BANDAI
  
・ユリイカ
『ユリイカ 2010年12月号』

特集*荒川弘 『鋼の錬金術師』 完結記念特集
【二人の錬金術師】
“兄弟” たちの絆と闘争 『鋼の錬金術師』 と 『イムリ』 の共鳴 / 荒川弘×三宅乱丈

【Arakawa Trismegistus】
荒川弘先生のこと / 藤田和日郎
荒川先生男前伝説! / モリタイシ
だいすき、荒川先生 / 山中ヒコ

【ヘルメスの降り立ちし処(マンガ)】
“生き物の感触” を持った少年マンガ 『鋼の錬金術師』 がひらくパラダイム / 藤本由香里
哀しみを背負うものたち 等価交換の不/可能性 / 雑賀恵子
『鋼の錬金術師』 から読み解く国家と民族 エルサレムにて / 早尾貴紀
超人的ユートピアへの抵抗 『鋼の錬金術師』 とナチズム / 大田俊寛
鋼の二つ名は伊達じゃない 錬金術師の実在論 / 入江哲朗
 
【パラケルススの剣(アゾット)を持して】
魂を受け容れるもの 一夜漬けに始まる少年マンガの骨法 / 荒川弘 [聞き手=斎藤宣彦]
ウロボロスの彼方へ 『鋼の錬金術師』 における象徴的イメージ / 伊藤博明
巧緻の愉楽 / 佐藤亜紀

【Lapis philosophorum】
サイボーグ時代の終焉 錬成陣の構築式を血肉化する生体 / 小泉義之
二〇世紀型人工装具と機械鎧(オートメイル) 脱出不可能な身体表象としての 『鋼の錬金術師』 / 原克
変容と破壊をめぐる想像力 再来する錬金術師たち / 中尾麻伊香
パラケルススの 「裔」 として 錬金術と幹細胞 / 八代嘉美


【「等価交換」 の向こう側】
二つの 『鋼の錬金術師』 マンガのアニメ化の時代変遷 / 藤津亮太
マンガはいかにして 「人間」 を錬成するのか? 『鋼の錬金術師』 における 「身体」 と「内面」 / 岩下朋世
「等価交換」 のエコノミー 『鋼の錬金術師』 の経済学的パラダイム / 星野太
Alchemy of Accounting への戸口 ホムンクルスのバランスシート / 飯田一史

【錬金術書の暗号解読】
『鋼の錬金術師』 全巻解題 / 吉川浩満

ユリイカ2010年12月号 特集=荒川弘 『鋼の錬金術師』完結記念特集
ユリイカ2010年12月号 特集=荒川弘 『鋼の錬金術師』完結記念特集荒川 弘 三宅 乱丈 藤田 和日郎 小泉 義之 佐藤 亜紀

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2010/11/24

27巻で修正された箇所

27巻でトーン以外に修正された箇所は(私が気づいた範囲では)一か所でした。
まあ、そうなるだろうなとは分かっていたけどね。うん。
108話はご自身でも絵が粗いと言っていたくらいだから、せめて絵には多少手を加えるかと期待したんですけどね。
はかない夢だったなぁ。
 
んでもって修正された箇所。
107話p24とp26
雑誌掲載時
Ca3g0033_2
 
コミック収録時
Ca3g0031

「時間がない」の意味が、エドの危機だけでなく、アルが鎧に定着していられるリミットについても差していた事を明確にするよう付け加えられたようですね。
 
うん。それ自体はいい修正だなと思うんですよ。
雑誌で読んだ時もこれって気付かない人は気づけないままなんだろうなぁと思いながら読んだ記憶があるし。
  
んでもね。
その2つのコマの修正の必要性に気づいたならさぁ。そのコマを比較して。
何故、p24では錬成陣の内側まで入っていた亀裂が、p26では錬成陣の外側で途切れてるのか、その理由を明確化するか、修正するかしても良かったんじゃないすかぁ???????
 
どこまで期待を裏切られつづけなきゃいけんのよ、泣くぞ?


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原画集

FAの原画集読んでますっ。
じっくり読んでいる時間が取れないので、ぱらぱら見ては、「あ、やばい時間がっ」なんてのの繰り返しです(笑)。
本当は27巻発売までに感想を書き終えたかったのにー。せめて「ユリイカ」発売までには書き終えたいっす。
 
ということで原画集。
生アルと鎧アルが握手してさ、ふわぁぁぁと鎧アルが消えてくシーンの原画があったのがすんげぇ嬉しかったぁ。
出来ればもっとデカイ絵で細かい破片が見たかったとか、最後の真っ白になるまで欲しいとか、言いたい事はあるけど、載せてくれただけでも感謝っ。
  
グラトニーに、エドとリンとエンヴィーの上半身とアルの腕が食われるシーンも見たかったんだけどねぇ。どのタイミングでどんな風に斬られているのか見たかったのに。残念。
  
62話の西田亜沙子さんの原画が、エドとアルだけなのに笑ったー。
敢えてそこでメイを外すんだ(笑)。
西田さんのお得意つうたら、可愛いおにゃのこって印象なのにっ。
   
色々楽しい。
5期EDのホーエンハイムの指示に「タッチ、ヨゴレ、ヨレ感は無しで キレイにしといて下さいませ イケメンで」ってのがいいなぁ。
2期OPの軍部はやっぱり伊藤さんだったかとか、アルvs.セリムも、エドがお父様に最後の一撃をくらわすのもやっぱり田中さんかとか、特徴のある人はやっぱり分かりやすい。
他にも、この絵はこの人だったか、今度からチェックしよっと思ったり。見てて飽きないので今読むのはとってもヤバイです。
入江監督の最後のあいさつもね、動かすところと動かさないところの話とか、そういえば送る会の時に金田伊巧さんも(ニュアンス違うけど)似たような事を言っていたって言われてたなぁ。行きつく処はそこなんだな、なんて思ったり。
 
ページ数嵩んでも、分冊でもいいからもっといろんな原画が見たいなぁ。
それと出来ることなら、絵コンテを横に置いてこれがどんな原画になるのかとかも興味出た。
うーん。興味が尽きない。
  
もうしばらくは封印しとかねばっ。

TVアニメーション 「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」 原画集
TVアニメーション 「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」 原画集入江 泰浩

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2010/11/23

27巻特典お披露目~

行った順番に…では芸がないので絵のシリーズごとにわけましょうか。
 
エド&生アル 黒スーツ
アニメイト
Ca3g0018
  
WonderGOO
Ca3g0019
 
エド&生アル コート
フタバ図書
Ca3g0020
 
三洋堂
Ca3g0030
 
エド&鎧アル 読書中?
LIBLO
Ca3g0023
 
いまじん
Ca3g0031
 
三省堂
Ca3g0025

エド
くまざわ書店/いけだ書店
Ca3g0014
 
エド&鎧アル&ウィンリィ
有隣堂
Ca3g0016
 
劇場版
色紙
Ca3g0021
   
ストラップ
 Ca3g0027
 
スタンプ
Ca3g0026
 

残りのいまじんと三洋堂はアメショーさま待ちーっ。
届きました。ありがとうございますっ。

回りが赤いのは原画集の上で写真を撮ったからで、カラーが白っぽいのはカメラの設定によるものです(面倒なんで設定し直さなかったとか、えーと……)。
ま、こんな画像は下手くそな方がちょうどいいっすよね。
綺麗な絵が欲しきゃ自分で買えということで(いいわけ、いいわけ・笑)。

あ、でもそろそろ店舗によっては残数がヤバイらしいですよー。まだ買うか否か悩んでいる方はもちろん、保存用にやっぱりもう1枚欲しいかも、なんて方もご購入はお早めにっ。

  
  
 
 
 
 
 
 
  
  
    
   
 
 
 
 
 
 
  
  
    
   
 
 
 
 
 
 
  
  
    
   
あまり大きな声で言う事ではないので、どこに行けばいいか悩んでいる人向けの情報をこっそり。
ぶっくおふ50
ふたばとしょ150
けーぶっくす200
です。

 

 

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2010/11/22

27巻ゲット

有隣堂、アニメイト、映画館、リブロ、くまざわ、三省堂でそれぞれブツをゲット。
映画館の書き下ろし色紙て劇場版オリキャラらしき人物がかかれてるんだけど。
解禁なのか?
とりあえず午前の部は終了。
午後は仕事に戻って、帰りはWondergooの開いてる時間に帰れるといいんだけどなぁ。

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2010/11/19

27巻CM

ガンガンNETで、ガンガンNET限定の27巻CMが公開されましたよー。
特に、本編の台詞とは関係なしの、エドとアルとの応援ありがとうコールって感じでした。
 
ってことは通常のCMはまた別にあるってことだよね。しかも、やっぱりエドとアルって事なのか???
さて、あれとかこれとかそれとか、スクエニ原作のアニメCMをチェックせねばっ。

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2010/11/16

嘆きの丘の聖なる星 プロモーション画像

公式サイト版の画像をキャプってじっくり鑑賞。
予想・感想その他もろもろ。 
  
・エドの背後から近寄る気配……ってこの影の形、明らかにアルじゃんっ。
・オリキャラの服は囚人服に見えるぞ
・じゃあ、あの建物は囚人の収容所?
・となると、オリキャラの掌の模様は囚人の刻印? それとも錬成陣? 円じゃないけどな。 
・四足系動物が二足歩行って事はキメラか?
・じゃあ、翼のはあれは機械技術じゃなく、コウモリとのキメラって可能性もあるかも。
・キメラの人体実験に囚人が使われているとか?
・Tさまが書いてたけど、ホントだ線画、まだ残ってるわ。
・「ミロス」って何? 例のカ○ト集団から来てるわけじゃないよねぇ?
・じゃあミロス島? こっちの世界の地名使われてもなぁ。
・サブタイトルの「嘆きの丘」は、その囚人達が集められた土地の事か?
・んじゃ「聖なる星」の星は天体じゃなく、希望とかそっちか。
・何か噂が流れてロイからの調査依頼でその土地を訪ねる事になったとかそんな感じかなぁ。
・「禁断の絆」なんて、エドとアルのように思わせて実は違うってパターンだよな、絶対。
・囚人達がそもそも隠ぺいされた存在=禁じられた存在で、最終的にエド達とタッグを組む事=絆か?
・アルの顔が細すぎっ可愛くないぞ。まさか全編これじゃないよねぇ。
・ってか、アル出番少な過ぎっ。
以上っ

1122


  

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2010/11/15

劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星

特報

公式サイト公開
プロモーション映像公開
アニメ!アニメ! 劇場版「鋼の錬金術師」 スタッフ一新で2011年夏公開
まんたんWEB 鋼の錬金術師 :劇場版アニメ最新作が来夏公開 タイトルは「嘆きの丘の聖なる星」
  
[スタッフ]
原作: 荒川 弘「鋼の錬金術師」(スクウェア・エニックス刊)
監督: 村田和也
脚本 :真保裕一
キャラクターデザイン・総作画監督: 小西賢一
アニメーション制作: ボンズ
  
[キャスト]
エドワード・エルリック: 朴璐美
アルフォンス・エルリック: 釘宮理恵
ウィンリィ・ロックベル: 高本めぐみ
ロイ・マスタング: 三木眞一郎
リザ・ホークアイ: 折笠富美子
アレックス・ルイ・アームストロング: 内海賢二
  
情報としてはこんなもんでしょうか?
劇場情報とか特典情報はなんか詳細が面倒なので、公式サイト参照してください。
  
とりあえずジブリで一番好きなのは「海が聞こえる」を豪語している人間としては、ちょっと期待したい処ですが。
そうか、絵に記憶があると思ったら、小西さんて「ぼくらの」のキャラデザだわ。そのせいか。
真保さんってまだアニメの脚本やってたんかい。すっかりミステリ畑の人ってイメージしかなかったわ。
去年? 一昨年? 生真保さん見てるんだよなぁ。まさかこんな形でまた名前を聞く事になるとは。
  
鋼世界で空を飛ぶのはNGじゃなかったっけ? とかすでにちょっと嫌な予感はしてますが。
東映マンガまつりとか、あの手のくらいを想像しておいた方が、あとで痛い思いをしなくてもいいかなぁ、とちょっと弱気。
  
とりあえず、アルがくぎみーで良かったよっ。うんっ。 

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2010/11/14

劇場版 鑑賞券発売は11月22日!!!

三省堂書店の27巻購入特典の映像が出ました。
ttp://www.books-sanseido.co.jp/blog/ebina/2010/11/271122.html
これまた、いまじんのイラストと続き絵っぽくなっていて可愛いんですが。
チェックすべきはそこ以外にもあった!!!!
注目はカバーの折り返し!!!
  
1122_2
 
「鋼の錬金術師
嘆きの丘(ミロス)の聖なる星

2011年夏 全国ロードショー
全国共通特別鑑賞券
2010年11月22日発売開始!

コミックス連動
キャンペーン実施!
荒川弘描き下ろし
特製色紙全員プレゼント!」
 
掲載されているHPは現在まだ始動していませんでした。
  
てか、普通チケット発売日って前持って告知するものじゃないんですか?
コミックス発売と連動って。
どこで取り扱ってるかも全然分からないじゃないすか!!!!
情報、はよ来いっ。
    
あ、一応付けたしとこ。
この画像のブックカバーが実はサンプル作成時のもので、日にちは適当って可能性も、一応は頭の隅にいれとくべきかもね。
んでも、コミックスとFAのそれぞれ最終巻をこのタイミングまで引っ張ったのがこの為だったって考えると、しっくりくるものんなぁ。
例の15日公開のプロモーション動画に多少その辺りの情報は出るんだろか?

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2010/11/13

「マビノギ」×「鋼の錬金術師 FA」とタイアップ

無料オンラインゲーム「マビノギ」と「鋼FA」とのタイアップが発表されましたよ。
  
マビノギ 公式サイト
ゲームズ 「マビノギ」×「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」とタイアップ
 
ゲームは疎いので全然分からないんですが。そういうことなんだそうです(笑)。
  
前にも別のオンラインゲームとのタイアップって無かったでしたっけ。
あれはFAとのタイアップじゃなかった気がするけど。

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一番くじ

ガンガン12月号にも掲載されましたが。
一番くじの景品が追加掲載されましたね。
  
A賞 エドワード・エルリック フィギュア
B賞 アルフォンス・エルリック フィギュア
C賞 ロイ・マスタングフィギュア
D賞 グリード(リン)フィギュア
E賞 シャオメイヌイグルミ
F賞 グラス
G賞 ハンディノート&シオリ
H賞 クリアファイル3枚セット
I賞 ストラップ「鋼の錬金術師FA」
 
アルのハンディノートが可愛いのっ。こういうのこそ、グッズ販売すれば売れただろうになぁ。
あとはやっぱり、アルのフィギュアと、クリアファイルの描き下ろしイラストと、シャオメイのぬいぐるみも欲しいなぁ。

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劇場版 プロモーション映像

コメントから情報いただきました。
 
Gyaoにて、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」 プロモーション映像が11月15日に公開されます。
劇場版は2011年公開予定。
 
「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」 が正式タイトルのようですね。
なんていうかこのタイトルセンス。
ガンガンの付録のCDドラマっぽいような雰囲気ありません?
ちょっとダサ、げふごふっ。
 
キャラクターデザインは、あの画像だけではちょっと分かりませんが。
菅野さんでも伊藤さんでもないのは充分分かりますね。
誰なんだろう? 見覚えがあるような気がするんだけど。
水島版とFAのイラスト集やポストカードブックをひっくり返して観たんだけど、分かりませんでした。
かろうじて鈴木典光さんが似てるかなぁ、くらいで。
絶対どこかで見た気がするんだけどなぁ。

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27巻購入店舗特典

GC『鋼の錬金術師』27巻発売記念フェアの情報をまとめてみました。
 
スクエニには、フェア開催期間が「10/25~特典がなくなり次第終了」となっていますが。
調べてみたら11月22日から開始がほとんど。大丈夫っぽいかな。
  
とりあえず分かった範囲でリスト作成
情報が出ているものは書店の情報準拠、まだ書店に情報が出ていないものは、スクエニの情報準拠で掲載しています。
スクエニと書店とで若干情報が異なっている場合があるのでご注意を。
◎:描き下ろしイラスト確定の書店
□:描き下ろしイラスト無しが確定の書店
全国展開していなさそうな店舗だけ地域を記載しました(漏れがあったらすみません)
 
根性あったら詳細が分かり次第順次更新する……かも?
ぶっちゃけ自分用メモなので、あまり期待しないように(笑)
とりあえず、発売日までは常に一番上に表示に変更しました。
 
  
アニメイト ◎
ミニ色紙 描き下ろし(エド&アル):27巻
クリアしおり2種 既存(エド・ロイ) :既刊
 (開催期間:11月22日(月)~)
 
 
ゲーマーズ □
クリアしおり 既存(Gコレショップ図書カード絵):27巻
クリアしおり 既存(第47話 扉絵):既刊
 (開催期間:11月22日(月)~)
 
 
とらのあな □
クリアイラストカード&特製小冊子 既存(ガンガン2009年12月号 表紙絵):27巻
クリアイラストカード 既存(コミックテレカ№6):既刊・関連書籍
 (開催期間:11月22日(月)~)
 
 
有隣堂 ◎
ミニカレンダー 描き下ろし(エド&アル&ウィン):27巻
ミニカレンダー 既存(94話 扉絵):既刊・関連書籍
地域: 東京・神奈川・埼玉・千葉
(開催期間:未掲載) 
 
 
くまざわ書店/いけだ書店 ◎
しおり 描き下ろし(エド):27巻
(開催期間:未掲載)
  
 
フタバ図書各店 ◎
ポストカード 描き下ろし(エド&アル):27巻
地域:広島・福岡・東京・埼玉・茨城・岡山・山形・香川・愛知
 
 
リブロ/よむよむ各店 ◎
オリジナルブックカバー 描き下ろし(エド&アル(リブロ/よむよむ・三省堂・いまじん で続き絵っぽい)) :1~27巻
 (開催期間:11月22日(月)~)
 
 
三省堂書店各店 ◎
オリジナルブックカバー 描き下ろし(エド&アル(リブロ/よむよむ・三省堂・いまじん で続き絵っぽい)) :27巻
地域:東京・埼玉・神奈川・千葉・愛知・京都・岡山
 (開催期間:11月22日(月)~)
 
 
WonderGOO各店 ◎
ポストカード 描き下ろし(エド&アル):1~27巻 関連書籍
 
 
いまじん ◎ 
オリジナルブックカバー 描き下ろし(エド&アル(リブロ/よむよむ・三省堂・いまじん で続き絵っぽい)): 1~27巻
 (開催期間:11月22日(月)~)
地域:愛知・三重・岐阜・埼玉 (予約・通販有)
 
   
三洋堂各店 ◎
イラストカード 描き下ろし(エド&アル) :27巻
※アスペクト比が微妙??修正版がアップされました
地域:愛知・三重・岐阜・埼玉・茨城・千葉・長野・京都・大阪・滋賀・福井   
  
 
【11/13 23:50 追加】
三省堂・くまざわ書店の情報に追加
【11/16 2:50 追加】
リブロ&よむよむに画像情報を追加
常に一番上に変更
【11/16 22:51 追加】
とらのあなに画像情報を追加
ゲーマーズの画像情報を修正
三洋堂各店に画像情報を追加
フタバ図書の情報に追加
【11/18 7:41 追加】
フタバ図書に画像情報を追加
WonderGOO各店に画像情報を追加
【11/24 2:23 修正】
三洋堂各店の画像リンクを変更

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2010/11/12

銀時計のお値段

ガンガン12月号に「直筆サイン入り複製原画&純銀時計セット」の通販情報が掲載されました。
ガンガンNETにも掲載されているんですが。
カラーページ
申込要項ページ
 
そのお値段、実に、60,000円!!!!!!!
超、高っ。
 
4万上限の3万円台までだったら、しゃあないかなーと思っていたんですけど。
ろくまんえん………だと?
もしかして、9月号の赤字分が上乗
そら直筆サインも付くよなぁ。
  
うわー、どーしーよーかなーーーーーっ。
チェスだって、あのセンス(フルカラーだと駒っていうよりオモチャに見えるあたりとか)に1万円はやっぱり出せん、とギリギリまで悩んで諦めたってのに。
ろくまんえんあれば、あれも、これも買えるよなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
出せない額とは言わんが、出したい額では無いんだよーーーーっ。
分割払いとか無しですか?(爆)

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2010/11/11

ミニカレンダープレゼント

有隣堂で、『鋼の錬金術師』第27巻(完結)を購入すると、「有隣堂限定描き下ろしミニカレンダー」が貰えるそうですよー。画像サンプルも出てます。
カードタイプのカレンダーなのかな? 絵は1枚だけっぽいですね。
 
『鋼の錬金術師』完結フェア
 
また期間中の既刊購入者は「有隣堂オリジナルミニカレンダー」が貰えるそうなんですが。
果たして鋼に関係ないオリジナルミニカレンダーなのか、鋼の描き下ろしじゃないミニカレンダーなのか。
非常に微妙な書き方なトコロが憎いっ。

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ボンズ オールナイト行ったよ。

すっかり遅くなりましたが。
新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 12 「ボンズ アクションアニメの世界」 行ったよ。
本当は整理番号160番だったのだけど。
C軍曹(え?)直々の命を受け整理番号29番を片手に座席取りっ。
トークショウも良く見れてかつ、フィルムも見やすい位置!
そんないい席があるわけないんですけど、まあそこそこな席を並びで3つゲット。
そして二人共入場し、明らかになった新事実。
私の整理番号160番は、実は最後の1枚だった!
ひえぇぇぇぇーっ、こえーっ。
   
というわけで見に行って参りました。
  
南社長っていつもあんな感じの格好だよね、ってのが翌朝モーニングを食べながらのみんなの総意。
相変わらず、かじゅあるーっって感じのチェックのシャツにGパン。
安藤監督は、前に行ったボンズのオールナイトでは名無しのコスだったのではじめて私服見た。
伊藤さんはお初っ。今期は綺羅星☆/ で急がしいのにその中をぬって来ていただいて。トークショウが終わった後仕事場に向かうらしい。若い頃のお晴さん(美樹本晴彦)に雰囲気似てない? あの緻密な絵だからもっと神経質っぽい人だったり? と思っていたらちょい童顔な草食系? ちょっとぽやんって感じの方でした。
エスカの時と、何の時だっけ? バイクで二度も事故ったっていうのは実は走り屋だからなのか、そのぽやんとした状態によるものなのかは不明ですけど、事故って一ヶ月近く入院してスタジオに戻ってきたらまだ同じ仕事をしていた、なんて状態だったらしい。
南社長が伊藤さんの事を言う度に「よっちゃんが……あ、伊藤くんがね」と言い直していたのが微笑ましくて。
もう分かったから言い直さんでいいって。
おそらく客席は内心、総ツッコミだったと思う(笑)。
  
安藤監督はもともと作画の人だから、絵コンテがかなり鬼だったらしい(笑)。
「線が多い」と周りからかなり言われたらしいのだけど、自分的にはそれでもかなり減らしていたらしく「そんなことないだろう」と返していて。
実際に現場の手が回らなくなって安藤監督自ら原画に参戦したらとてつもなく線が多くて大変だったのだとか。
   
自分が作画だったら絶対やらないようなコンテを切っていたとも言われてたなぁ。
それって水島監督も昔、同じような事を言ってたぞっ。
そうやって若手は鍛えられていくんだねぇ(笑)。
 
中村豊さんの話題も出ました。
敵と主人公の対決シーンの中村さんの絵を見て一言。
「何か物足りない」
「あんたの絵コンテ通りでしょうが」
「もっとギリギリ感がほしい、それ宿題ね」
ほぼ丸投げ(爆笑)。
その結果、鍔迫り合いがごっそり追加されたらしい。
それが中村クオリティ。
そして何故かみんな遠い空を仰ぎ「惜しい人を……」。
死んでないっちゅうにっ(笑)。
   
そんな感じに、話は和やかにストレンジアからカウボーイ・ビバップに渡り、巻きが入ってシャンバラに触れている時間はほとんど貰えない状態へ。
 
シャンバラの売り上げが良かったからストレンジアが豪勢に作れたとか。
シャンバラは最初春公開というお達しだったのだけど物理的に無理って断ったら、あとで(誰に?)春公開だったらもっと人が入ったのにって言われたとか。
「でも3ヶ月前には仕上がった(普通の映画はそのくらいで一端フィルムに繋げてみてそこから修正が入るって事なのかな?)んだからすごいですよね」
の司会のアニメスタイル小黒さんのフォローに、南社長と伊藤さんがゴニョゴニョゴニョ。やっぱ間に合ってなかったんかいっ……。
小黒さんの地雷踏みまくり発言はある意味すごく面白かった。
敢えて南社長がスルーしたのにさらに突っ込んだり。
気心の知れた相手だからなのか、それとも小黒さんの発言がファンとしても知りたいものだったからっていうこちらの思いがあるからなのか。
空気読めてないイヤンな雰囲気にならない処がおもしろかった。
 
かろうじてシャンバラの新しい話題としては、水島監督と伊藤さんはTV版の絵コンテを終えた時点でシャンバラに取りかかっていたって話かな。
なるほどねぇ。
そりゃ、話のボリュームが見えず、急遽1話増えてスタッフを探すのも大変だった(であろう)状況下のFAじゃ、入江監督が後は人に託して劇場版にかかるなんて不可能だったわな。
劇場版の監督が違うっていうのはそういうわけだったのかな、ってちょっと思った。
 
上映は、
HEROMAN 最終話
ストレンジア
カウボーイ・ビバップ 天国の扉
鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
の順番。
「ボンズ作品」以外にこの4つの共通点、わかります?
石黒運昇さん。全作出演してるんですわっ。
石黒運昇にはじまり石黒運昇に終わる。
しかもシャンバラでアルとエドを殺す役回りだった人が、のちに二人の為に頑張っちゃうパパりん役を演る事になろうとはっ。神のみぞ知りたもうだねぇ。
    
ストレンジアは初見だったのだけど、オープニングからしてすごく格好良かった。
アクションとスタッフのクレジットがパンっと切り替わるタイミングが見ててすごく気持ちいいっ。
ストーリーは二の次っ。ともかく、チャンバラアニメが作りたいんだぁぁぁぁっていうのがビシビシ伝わってくるっ。
んでもって実写じゃ出来ない、アニメじゃなきゃ不可能なカメラワークがもうむちゃくちゃ格好良い。
すごーーーく「痛快娯楽アニメ」でした。
 
黒澤好きな映画オタクが好きそうだなぁ。
だけど、そういう人ってアニメは見ないだろうなぁ。
さらに作画厨のアニオタは喜びそうだけど、いわゆる可愛いおにゃのこが出てればOKなアニオタくんは興味ないだろうなぁ。
さらにジャニファンの女の子が観て楽しいかっていうと微妙で、まだ声優オタ狙いの腐女子の方が、腐はなくともこの手の作品を好む気がする。
総じて視聴者を非常に選ぶ作品、だと思う。
フィルムがまだ綺麗だったっていうのも、さにやあらん。
ホントおもしろいだけに勿体ないなぁ。
 
ということでシャンバラなんですが。
もう何十回目ですか? なんてのは言いっこ無し、無しっ。
28時過ぎからの上映はもうかなり眠気がピークで。
グラトニーのシーンは結構私にとって鬼門で必ず一度はあそこで睡魔に襲われるのだけど(中村さんゴメンナサイ)。
なんとかそこをクリアしクライマックスはガン見。
アルの魂が離れやすいなんていうトンデモ設定にちゃんと意味を持たせる(しかもラストシーンでの一瞬のミスリードになっているのも秀逸!)このシーンが超好きで。
やっぱり會川さん脚本巧いよなぁと関心し。
エドが翼を切り離しブラーチャが流れ出した辺りからはもう滂沱の涙。
いい加減免疫ついてたはずなのに。去年は大画面で見る機会が無かったから、免疫力低下したんだろか。
涙が止まんなくて、顎から首まで涙が伝っちゃって気持ち悪いんだけどそれでも止まんなくて。
必死でハンカチで抑えてましたよ。
「兄さん」しか言葉がでないアルの叫びが好き。
「もう待たせてくれないんだね」のウィンリィの台詞も、
自分と違うものを恐れたエッカルトが他人に恐れられ殺される皮肉も、「門を壊すんだろ? 兄さん」に驚いて悲しくなってまた驚いて今度は嬉しくなって。この一連の流れが好き。「兄さんと同じように成長したい」っていうアルの願いも、ラングの「映画を作り続けよう」という意志も、グレイシアに文字通り足も心も歩み寄るヒューズの決意も、そこからBGMのボリュームがあがってノーアの鎮魂、停めたトラックの運転席でのスカーとラストとの再会、ひとつとして無駄なものがない。
大きな物語にちりばめられた伏線が、ただ集結という小さな1つの点に向けて。
細やかに綿密に計算され美しく落とし込まれていく。
 
荒川鋼に愛情を持って仕事をしていたかどうかなんて知らない。あい川さんは確かに原作クラッシャーかもしれない。
でも、「鋼の錬金術師」のあの独特の雰囲気は一切壊しちゃいない。
そして。仕事に対する責任、いい仕事をしてやろう、視聴者を驚かせてやろう、楽しませてやろうって、そんな気持ちが伝わってくる。
忙しくても、どんなに忙しくても、どこにも投げやりな処が見えない。
最後の最後まで手を抜かず、「鋼の錬金術師」という作品を丁寧に大切に扱ってくれている。
スタッフのリスペクトが感じられる。それが嬉しかった。
 
 
 
ここから先。
原作の最終話が気に入っている方にはやっぱりおすすめ出来ないや。
切るべきか、書ききるべきか、随分悩んだのだけど。
結局残しました。そこまで含めてが、私のレポです。
やばいと思った方、各自の判断で退避願います(笑)。
 
では、続きます。よろしいですか? よろしいですね?
   
 
 
嬉しくて嬉しくて。だから。
 
 
悔しいと思った。
 
   
彼らはここまで大切にしてくれた。
FAではDVDの15巻のポストスクリプトで入江監督が語っていた。
本当は原作を端折って63話で終わらせるという案もあったのだと。
私見だけど、その方がスタッフに負荷もかからず、無駄な金銭も発生しないだろう。何より、もうゴールを切るまでわずかな処でいきなりゴールが延びる。それがどれだけ現場のテンションを左右するか分からない。
それでも。
最後まで原作準拠を通すため64話に延ばす事を決めたのだと。
その文章にも目が熱くなってじわっとした。
こんなにも、こんなにも。
水島版も、FAも「鋼の錬金術師」という作品を、スタッフはとても大切に扱ってくれていた。タイトなスケジュールを必死でこなしあがき頑張って作ってくれた。それが作品の端々から伝わってくる。
  
小黒さんの言葉が耳によみがえった。
FAから入ってシャンバラを見た人はわけ分からないだろうね。「パラレルのパラレルみたいな話だから」。
トークショウでそんな事を言っていた。
  
そうだよね。
「パラレル(鋼世界)のパラレル」は、「リアル(現実)」なんだ。
ロードショウだったあの頃、荒川鋼ではグラトニーの腹の中にエド達が飲み込まれたあたりだった。
わくわくしてた。先の想像がつかず毎月早売りを買ってまで読むのを楽しみにしていた。
今読み返しても大好き。
  
確かにあったんだ。
あの頃は確かにこの映画と同じものが荒川鋼にもあったんだ。
無いものねだりなんかしてるもんか。
あの頃の「鋼の錬金術師」はいったいどこへ行ってしまったんだろう。
あの「世界」の重くるしさ、あの雰囲気が見つからない。
あの頃の「鋼の錬金術師」をどんなに待ち望んでも、もう会えないんだ。
 
シャンバラの最後、エドとアルは自分達の世界から決別する。「鋼」の世界にもう二人は戻れない。
まさか會川さんがそこまで予兆して書いていたとは思わない。けれど。
これはいったいどんな皮肉なんだ?
「もう待たせてもくれないんだね」。
さっき聞いたばかりのウィンリィの台詞が、心臓に突き刺さった。
「We’ll say goodbye,lost Heaven」その歌詞を聞きながら、あたしはずっと泣いていた。

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2010/11/10

全巻プレゼント

yorimoで全27巻プレゼントの応募がありますよ。
当選者は一人っ。
応募にはyorimoへのユーザ登録(無料)が必要です。
 
人気コミック「鋼の錬金術師」最終27巻含む全巻をセットで1人に
  
確か昔、登録した記憶があるんだけど、IDもパスワードも忘れた…。

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2010/11/08

鋼の声優さんの話とか

最終話の感想とか、ボンズのオールナイトのレポとか、書きかけの記事がなかなか書き終わらず突発ネタですんません。
 
有栖川有栖が好きです。ってんなんのブログタイトル見りゃ分かるわ、って言われそうですが。
   
今度の冬コミあわせでまんだらけのレーベルから「スイス時計の謎」CDドラマが出るんですが、これのキャストがすごい。
 
【キャスト】
火村英生 :神谷浩史
有栖川有栖:鈴村健一
 
神坂映一 :置鮎龍太郎(水島版 スカー)
三隅和樹 :藤原啓治(水島版・FA ヒューズ)
倉木龍記 :関 俊彦(水島版 ベルシオ)
高山不二雄:小西克幸
野毛耕司 :三木眞一郎(FA ロイ)
村越啓 :三宅健太(FA スカー)
 
船曳警部 :飯塚昭三(FA ドミニク)
鮫山警部補:東地宏樹(ゲーム暁の王子 クラウディオ)

 
小西さんも実はモブですけど、水島版の「受験者」(おそらく国家錬金術師試験の)で出てたようです。
メイン二人以外ここまで鋼がらみって。そりゃ、水島版51話 FA64話もあれば、キャスト数は多いから確率的には高くなりますけどね。
なんかここまでくるとすごいよ。
しかも最初の発表の時点では、キャストの並び順が、置鮎さんと三宅さん、藤原さんと三木さんが並んでいて。
新旧スカー役を敢えて並べるかそこでっ、とか 、ヒューロイですか? とか思ったのだけど。
なぜか今はこの順番に並び変わっていて、かえって怖いわ。
(小説の内容的には一人が被害者であとはみんな一律容疑者なので順番を入れ替えても問題なし)
 
ちなみにこれの前に出た「46番目の密室」CDドラマのキャストはこうでした。
●キャスト
火村英生:神谷浩史
有栖川有栖:鈴村健一
真壁聖一:浜田賢二(FA ファルマン)
石町慶太:遊佐浩二
杉井陽二:小野坂昌也
船沢辰彦:中井和哉(FA マイルズ)
檜垣光司:入野自由
鵜飼警視:中村悠一(FA グリード)
大崎警部:杉田智和 他
 
やっぱり鋼声優率高しっ。
 
ちなみに友人に即効突っ込まれましたが、音響は三間さんじゃありません(笑)。
 
まったく有栖川とは別件ですが。
大川さん、藤原さん好きな方。
同じくまんだらけレーベルのCDでこんなん出てますが、怖いもの聞きたさで、こんなんいかがすか?
若草物語
鳥海浩輔(メグ)
吉野裕行(ジョー)
立花慎之介(ベス)
梶裕貴(エイミー)
藤原啓治(マーチ夫人)
櫻井孝宏(ローリー)
安元洋貴(ハンナ)
大川透(マーチ伯母)

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2010/11/03

ぬいぐるみも届いてます

ぬいぐるみ3匹~。
 
まずは、デン。
顔は可愛いんだけど。
機械鎧の部分がなぁ、手抜きっぽいのでちょっと隠し気味に撮影。
Ca3g0003_2

 
お次はブラハ。この子は眉がちょっとね。
バンプレ版が顔はデンぽくないんだけど縫製が丁寧で凝ってたんんだよなぁ。
なのでこちらは眉をちょっと隠し気味に撮影。
Ca3g0002_2
ちなみにバンプレストのはこんな子です。
Ca3g0004
  
でラストはシャオメイ。顔が迫力っ!
わはは、怪獣シャオメイ現るっ!!!!!! 風に撮ってみた(らボケた……orz)。
Ca3g0005_2
 
実はこんなちっさい。下はバンプレストのぬいぐるみアル。
Ca3g0001_2

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MP3プレイヤー届いたよ

MP3プレイヤー届いたよー。
思っていたより小さくて良かった。もっとデカイかな? と思っていたので。
比較対象はエドのUSBで。
  
やっぱりこの感じだとアルの角が先に折れそうだなぁ。
なんか補強方法はないかなぁ。
Ca3g0001
  
パッケージと、あとアルをひっくり返すとこんな感じ。
Ca3g0002
 
曲名表示がないのはまあ、このくらいの値段設定ならしょうがないか。
スキップ機能があるだけいいと思っておこう。うん。

私の場合、録音とスロー再生がないと意味がないので(だからipodは却下)。
これはイベント会場でしか使わんだろうしな。問題ないでしょ。
 
そういえばフォルダを作ったらどうなるのかまだ試してないけど、どうなるんだろ?
音質はまぁお値段相当って感じでした(笑)。
 
あ、ぬいぐるみの写真取り損ねた。そっちの記事はまた後ほど、カナ。

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