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鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星 ネタバレ感想7

鮮血の星。そんな直截的な名前がついてるのに。

なぜ血を使うって気づかなかったんだ? というツッコミはさておき。
  
食べると目が赤くなって、睫が増量されて、心を食われるって設定はちょっとね。
あの睫はさすが引いてしまうでしょ(笑)。
ここから盛り上がるシーンなんでしょ? 観客の気持ちを盛り下げてどうするっ。 
血塗れのメルビンが途端に、海外アニメのような単純な線だけになってしまったのも。うーん。
この当たりで息切れしたのか? スタッフ? と思えてしまって、なんかいろいろちょっとちょっとなんだよね(ってどんな日本語よ)。

原作ではキンブリーが賢者の石を腹に収めていたけれど、使う時は引っ張りだしていたくらいなのだから、腹の中にあっては使えないものなんだろう。
ところが鮮血の星は違うらしい。

賢者の石は、混じりっけなしの魂だけを集めた、錬金術の増幅装置だった。
そのまじりっけに当たる血によってつくられる鮮血の星が、そもそも錬金術の増幅装置であるはずがなく。

人が動物の肝を食べたり、蛇の生き血を飲むような、どちらかというと強精剤っぽいものだったのかなぁと思ったりする。
ドーピングのが近いか? あ、そういえば、自己血輸血もドーピングになるってのがあったよね。 ちょっと説得力が出たかな。

ジュリアがアトラスを攻撃するよりも先に、突然鮮血の星を作る装置をぶち壊し始めたのも、冷静さを欠いた子供の癇癪のようだった。よっぱらいの行動というか。
今までの鬱屈から解き放たれたような、そんな感じ。

エドの「食われる」っていう表現は意外と的を射ていて、気持ちがハイになって、何でも出来るような気持ちになって、自分の限界を越えた先の事が出来てしまう。
でも実際には肉体の方は限界を越えているのだから、身体に負荷がかかる。
感想5にも書いたけど、「踊らされ」ている状態に近いのかもしれない。

そこらへんを上手く演出出来ているかと言われると。
疑問。
何故エドがそれを知っていたのかまったく説明が無いしね。

なので本当にこれが正しい理屈なのか、自分でも納得出来てないし。
だって。
服用しなくても使えたのはどういう理由よ、てところの説明が今度はつかなくなってしまうもの。
ドラッグが静脈注射以外に、口や鼻からの粘膜吸収がありだとしても、皮膚吸収なんてのはさすがに聞いたことないしなぁ。
 
ジュリアは何故飲み込もうなんて思ったのかなぁ。
手に持っていたらアトラスのように落としてしまうとか、奪われてしまうとか思ったからなのだとしたら。
口に含むだけならまだ分かる。私も外出中コンタクトが外れた時とか、時々やるので(笑)。一番安全だもの。

でも腹に……いれるかなぁ。
握っていたら奪われそうになって思わず飲み込んだのならまだ分かるんだけど。ジュリアもアシュレイも初めから飲み込むことが前提になっているのが分からない。
因みにアトラスはやっていない。

なら、古くからの言い伝えの中に体内に取り込むとも、受け取れる表現があったとか。
その辺りの伏線は欲しかったなぁ。

因みに原作ではないけれど、賢者の石を食うシーンは水島版にある。
真保さん、どんだけ水島鋼好きなのよ(笑)。

ホムンクルス達は賢者の石を食らうことで人間の形をとり、また力の源として賢者の石を食っている。
そのあたりで、原作と混同したのか、面白かったので使ってみたのか、そのどちらかだったりしてね。

真保さんそのあたり小説だして補完してくんないかなぁ。

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