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鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星 ネタバレ感想8

公式サイトのカルトクイズの中のある1問に対して、完全ネタばれです。ご注意を。

クライトン博士が持っていた本。
その本にかかれている蛇のとぐろが、鮮血の星の錬成陣を模しているのは、感想6に記載の通り。
    
でもなぜそれが蛇じゃなければならなかったんだろ?
いやまあ、もちろんとぐろを巻けるのは蛇だけだから、蛇ってのは分かるのだけど。
なんで蛇の頭部をあんなに大きく描いてるのか不思議だったんだよね。
そこは錬成陣としては不要だから。
   
んで分かった。あれは正しくは、錬成陣ではなく、伝声管なんだ。
伝声管の蓋を開けた様は、まさに口を開けた蛇に見えないか?
   
つまり蛇の頭は、あの塔のてっぺんにあった伝声管の口。血をそそぎ込むあの伝声管そのものを指していたんだ。

と、ここまで気づくと見えてくるものがある。
伝声管のエドラッパ。
ギャグシーンがほとんどない(だってアルのデフォルメすら無かったんだよ?)中で、何故あそこだけはギャグ絵が必要だったのか。
伝声管の色は変えず、髪があって目と口があって。それって。エドラッパというよりは、むしろあれを思い出さないかな。
東京コミックショウのレッドスネイクカモン(笛を吹くとぬいぐるみの蛇が籠の中から出てくるアレ)。あの蛇そのまんまじゃない?
あれが蛇のようだと気づけば、そこからあの錬金術の本の表紙の蛇と伝声管のつながりにしいては錬成陣に簡単に気づくことが出来たはずなんだ。

朴さんも悪い(笑)。
朴さんが公開前からあれを「エドラッパ、エドラッパ」言うものだから、もうその先入観でこちらもつい「これはエドラッパ」という目で見てしまった。
小野さんの某作と同じ罠に、リアルで引っ掛かるとは思わんかったわ(笑)。
(あ、でもあれってアムラックスと舞台挨拶だけだから、それを観ていない人は引っ掛からなかった?)
 
そしてあの歯。
歯があるだけで雰囲気が変わってしまい、それだけで蛇という印象が薄くなった。
そして、横浜(だったかな?)の舞台挨拶で監督は言っていた。
あの歯はスタッフのこだわりですって。
  
適度に伏線を与えつつ、必要以上の伏線は与えない。
確かにこだわるだろう。
  
かくしてクライトン博士の本の表紙にあった蛇の紋は、鮮血の星の錬金術そのものを指していたことが分かる。

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