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UN-GO「第7話 ハクチユウム」 ネタバレ感想

感想書きづれぇ(笑)。
状況は把握できても犯人絞り込みの自信がないので推察混じりでつらつらと。

原案の、「明治開化 安吾捕物帖」から「愚妖」、「選挙殺人事件」のネタバレに抵触しています。
未読の方はご注意を。

ハクチユウム。白昼夢。
白痴・有無とも読める。
白痴を愚行、有無を存在するものとしないもの、とかね。
  
因果論を見ていると分かります、と見せかけてそこはミスリードなわけですね、分かります(笑)。
というわけで、女優や監督が夢まぼろしで現実にいない、わけではないと。
   
監督の持っていたタブレットに、「F」ナンバーと、「Gt」ナンバーの位置が表示されている。
6話は「M」ナンバーだったから。
「M」は男性(Man)。「F」は女性(Female)。
「Gt」は探しきれなかったんだけど看守とかそういう系かな。
新十郎の位置がないのは、あの時点ではバーコードが無かったって事?
無いのは新十郎ではなく女優の1人、という感想を読んだけど。
「M」「F」と振っておいてそこで外すかなぁ、という気もするのだけど。
騙されてるのはこちらなんだろか????
 
  
実際に夢を見ているのは、新十郎と女優の3人かな。
監督は違う。だから台詞がチグハグになる。
新十郎の「監督、もう一度撮らせてください」に、「分かってるじゃないか。オレは監督様なんだよ。面倒かけさせんじゃねぇ」と答える。
   
「私達どこかへ行くんですか? って聞いたんです。そしたら、お前達はどこにも行けない。罪人なんだって」
  
監督は、映画監督ではなくあくまでも社会復帰促進センターの監督(?)としてしか受け答えをしていない。映画監督らしき言葉を一度も吐いていない。
 
 
新十郎が何もない処に寄りかかっているのも催眠術であることの証左と見ていいのかな。
まさか、原画のミスじゃないよねぇ(笑)。
脳が認識しているものと、体感は別ものらしい、と。
   
冒頭、矢田寿美恵が握手をしようとしてしなかったのもそのせいか。
寿美恵側の感覚では握手を終えて放したつもりなんだ。脳が握手したと感じて手を放した。
でも新十郎側はまだ握手をしていない。
集団催眠で同じ夢を見る事は出来ても、共有する体感は齟齬が出るって事かな。
  
  
「お前はパピヨンだ」は、フランク・J・シャフナーの映画「パピヨン」。
図書館で司書が「シャフナー」の名を挙げている。
無実の罪で終身刑となったものの、脱獄に成功し、後にベネズエラ市民権を取得したというアンリ・シャリエールの伝記小説を映画化したもの(wikipedia パピヨン
  
図書館司書がもうひとつあげていたのが「ローゼンバーグ」。
こちらは、スチュアート・ローゼンバーグの「暴力脱獄」。
こちらもタイトル通り脱獄ものの映画だ。(Wikipedia 暴力脱獄
  
さらにDVDの棚にある「ショーンシャンクの空に」は、おそらく「ショーシャンクの空に」。
これも無実の男が脱獄する物語。「グリーンマイル」も然り。
てか、ここが刑務所だとしたらそんなもん置いてあっていいのか?(笑)
  
「マジェスティック」は名前を変えて新しい生活を送る物語。
「オズ」、「ウィロー」、「ダーククリスタル」「ラビリンス(魔王の迷宮)」は家族を取り戻す旅の物語。
「魔界帝国の女神」と「ザ・フライ」は家族が姿を変えられてしまう。
「悪女の構図」は家族の崩壊。「戦場よさらば」は家族の死。
「アラクノフォビア」、「生きてこそ」、「コンゴ」、「南極物語」は生き残る為の戦い。
  
「2091年異性への旅」は、正しくは「2099年異性への旅」? エロ系らしいんだけどあらすじは不明。
  
また、「宇宙三銃士」は1980年代のアイドルグループ、スターボーのキャッチコピー?
「タンポポ畑でつかまえて」彼女達のシングル曲。
このアイドルグループの「悪い地球人にさらわれた母親を探しに」って辺りがキーワードなんだろか?(Wikipedia スターボ―
  
 
「脱獄」「家族」「生き残る」この辺りのキーワードに該当するのが、次回原案である「選挙殺人事件」。
「選挙殺人事件」の三高吉太郎は脱獄犯だ。
脱獄犯が名前を変え所帯を持ち人並みの生活を送っていたが脱獄仲間に脅される。彼が選んだ方法とは…という物語。
 
 
「家族」となると、父親の事を忘れてしまったっぽい、谷村素子が浮かぶのだけど。
監督が実は彼女の父親だと話としては面白いけど。
その父親の事を忘れているんだから、あのパピヨンの会話はないわな。
 
 
ということでゲート向こうでの会話。

監督「分かるだろう お前はパピヨンだ」
女「分からない」
監督「待ってくれ。ダメだ はなしは はなさないでくれ お願いだ」
女「放して」
監督「頼む 言う事を聞け」

これもおそらく原案の「選挙殺人事件」と同じネタかな。
「放して」がミスリードとなっているが、監督の言葉は「話さないでくれ」なのではないかと。 
 
選挙殺人事件の「話さないでくれ」は、脱獄犯であることを話さないでくれ、なのだけど。
こちらは、まるで女性を脱獄させる為に暗躍している事をバラすな、と言っているように聞こえるのだけど。 
どうでしょ?
じゃああの3人のうちの1人は他の子達に合わせ、夢の中の住人の振りをして女優ごっこをしているってこと?
だとしたら、
一番あやしいのは、伊沢紗代かなぁ。「戦争なんて起こってない」の台詞が。
逆に戦争を知っているからこそ出てくる台詞のようにも聞こえた。
   
  
7話は、「安吾捕物帖」からは「愚妖」が原案ともなっている。
キャラクターについては原案と思しき部分が見当たらない。
となると殺害方法だけかな。
鉄道自殺を偽装した殺人なんだけど。バラバラ殺人ってとこが同じ。
   
あそこが刑務所敷地内だとしたら、市電なんてそんなものがそもそもあるのか?
6話の全体図を見る限りでは見当たらない。しかも死体の回りに血だまり一滴も無し。
どこからか運んできたことは明らか(それが新十郎の見ている幻でなければ)。
  
となると、あのゲートを落しての切断だろうなぁ。くぐっている最中に落したとか。
そんでもって、女性が大人の男性を1人で運べるわけがないからさらに切断して運んだ。
3つに切断したのはちょうど市電で轢かれたように見えるから。
あるいは、体を二つ折りにしてくぐるため、落ちて来たゲートによって3分割されたため、市電に轢かれたように見せようとしたか。
けれど、先にも言った通り市電が夢の中の住人以外に見えているという保証は無いわけで。
「市電に轢かれたみたい」と言ったのは矢田寿美恵だ。
   
という結論なんだけど。
あのゲートの向こうにいた人間が犯人と見せかけて実は違うとか。
ありえなくないけど、ちょっと矢田寿美恵を持ってくるには論理性に乏しいというか性急な気がするし。
 
全然自信無いわ。
どのくらいまで当たってるのかしらねぇ。
  
   
梨江と泉ちゃんのあの恰好は、新十郎の脳内イメージなんでしょうかねぇ、やっぱり。
普段ふたりをどんな風に見ているか目に見えるようだよ。
唾吐くってどんだけよ(笑)。
  
11/29【追記】
あ……予告見たーっ。
ちぇっ、「F」はミスリードかよ。F7が新十郎だって出てるじゃん。
ちっくしょうーっ。

とりあえず画像を録って、実際の絵と見較べてみる。
 
……分かるか―っ。
 
伊沢紗代は後方に歩いてたし、谷村素子は最初監督に寄っていったから。
新十郎に近い順に、谷村素子、矢田寿美恵、伊沢紗代になっているはず。
立つ位置を見る限りではそう見える。
素子と寿美恵が隣り合ってるけどちょっと素子が前。紗代は一番後ろ。
 
正位置のタブレット絵を観ると、F8が前その少し後ろにF6。
これを素子と寿美恵の二人だとすると、実際の二人の位置関係と逆になってしまう。
前後関係だけで言うなら、F6は紗代、F8は寿美恵としか取れない。
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ところが3人の立ち絵に合わせてタブレットの画像を回転させてみると。
立ち絵で見ると新十郎と素子・寿美恵、素子・寿美恵と紗代の間隔はほぼ当倍。
距離感からして、F6を素子、F8を寿美恵と取らないわけにはいかなくなる。
64000062
  
えーい、もう少し距離感を明確にせんかいっ。
  
ここでは、ミスリードの誘導だけで情報提供する気は無いんだろか???

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