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UN-GO「第11話 私はただ探している」 ネタバレ感想2

とりあえずひとつだけ。

ラスト、新十郎のこんな台詞があった。
  
「あんたの偽装自殺で死んだ水野の事だ。水野があんたの偽装に協力したわけがない。
だとすれば水野は爆発前に死んでいた。車の爆発なんて派手な自殺に見せかけたのは、水野の死因を誤魔化す為でもあった」


新十郎の言う「爆発前」とはいつを差しているんだ?
車が動き出す前か、それとも動きだし爆発が起きる直前なのか。

車が動き出す前なら。
動きだす前から車の中には死体が2体あったことになる。
ならば誰か水野に変わって車を運転するものがいなければならない。
ところがそんな人間は見えなかった。
よしんば、動きだす直前まで後部座席に身をひそめスモークガラスの向こうに隠れていたとする。
ならばその人物はいつ姿を消した?
死体は2体であって3体ではない。
対向車線に車は無かった。
あれほどの衆人監視の見守る中、爆発前にドアから飛び出せば誰だってすぐに気が付く。
そもそもそれが可能なら麟六は二度の変装などせず、自らやったはずだ。


ならば車が動き出した後か?
爆発直前まで水野が運転していたならば確かに運転手はいらない。
けれど。ならどうやって殺したんだ?
この場合もやはり誰かが車に潜んでいなければならなくなる。
後部座席に隠れ、運転中の水野を殺し車から飛び出す。


そんな事が出来るのか?


さらに三原はこんな台詞を言う。
「私が。私が手にかけた」

虎山レポには「車内で公共保安隊の制服に着替え、三原とともに下車」とあるがこれはウソだ。実際には、三原は車に乗り込んでいない。
車に乗る前、麟六、梨江、三原の順に並んでいる。
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そして、麟六は梨江の目の前でドアを閉めてる。
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ドアが閉まると同時に駈け寄るプレスを避け、梨江を背に庇いながら車の前方側へ移動している。
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この間に三原は水野を殺せない。
ならば麟六が車に乗る前。三原は麟六と一緒にエレベータを降りてきたのだからそれよりもさらに前に殺したことになる。
となれば前者だ。誰か車を運転出来るものがあらかじ乗りこんでいなければならない。

自動運転?
病院内から道に出る際、一時停止の上、ウィンカーまで出してるんだぜ。
そんな技術が発展していたなんて情報は提供されていない。


方法として思い浮かぶのは、死者を動かす何らかのファンタジー的な能力を持っている者がいるか、あるいは風守が車にシステムを一時的に移行させて運転していたか。または別天王と同じような力を持つ者が見せた幻だったか、もしくは時限式のプラスチック爆弾でも仕込んだか。
幻の場合、人間ではない風守の目に幻は映らない。ならば、風守ははなからグルだったと言うことになるけどね。

浮かぶのはそのくらいかねぇ。


となると。
麟六が警備員に化けて進行方向右側のドアから出る事も不可能なら、水野を爆発前に殺す事も不可能と言うわけだ。

これだと。
麟六が出した答えでも、新十郎が謎解きした答えでも無く、第3の回答ってのがあってもおかしくないんじゃないか?

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