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UN-GO「第8話 楽園の王」 ネタバレ感想2

もう9話を放映済だっていうのに! まだまだほかにも書きたい記事があるのに、時間が取れないよー。

と言うことで感想。

ちょっと因果論にも触れていますのでご注意を。

普段の新十郎の仕事ってイワユル現代の探偵さんがやっているようなお仕事だったのね。
そういえば2話では、ゲームの発売日並びをやっていたものなぁ。

麟六がらみの仕事って基本巻き込まれで、依頼じゃないからお金になってないものねぇ。
あ、口止め料くらいは貰ってるのかな? 
いや、敗戦探偵って言われてるなら口止め料なんてそもそもが不要か。
そこまで考えて、敗戦探偵と名付けたのだとしたら、すっげぇアコギだよなぁ。

「ササジュースっ!」って、パンダなだけに(笑)
お忘れの方がいるかもしれませんが、風守の苗字は佐々です。
風守可愛いよなぁ。
受話器を頭の上に掲げて右往左往したり、「おまけっ」とか。
早く商品出ないかなぁ。
ところで、因果の顔の上にべったりと乗っかっていたのは、何だったんだ???

「民間の刑務所とは言え」
何回か出てきている言葉なので一応調べてみた。
社会復帰促進センター。モデルはここかな。
tp://www.mine-center.go.jp/index.html
んっで、法務省での掲載はこんな感じ。
tp://www.moj.go.jp/content/000002446.pdf
女性の場合と、男性の場合とで、入所条件が若干違いがあるのだけど、とりあえず初犯であることが条件となっていること、個人情報はすべて電子管理されていることなどから考えて、ほぼ現存する日本の社会復帰促進センターと同等だと思っていいんだろうな。

さてこの施設、半官半民なだけに施設に必要な設備など競争入札で行われる。
そのなかにはもちろん情報システムも含まれている。

今回星玄が海勝宅を訪れた際に、刑務所にある新十郎の個人情報を提示している。
まだ捜査すら始まっていない段階なのに、星玄は意図も簡単に刑務所から個人情報を引っ張り出せてしまっているわけだ。

少し前に、図書館が捜査協力の為警察に個人情報を開示したことが問題になった事がある。
図書館ですら個人情報の保護に気を使うのに、刑務所などそれこそなにをかいわんや、でしょう。

決して漏れたらいけない情報が簡単に開示されている。
それを麟六も泉ちゃんも当たり前のものと受け止めている。
 
あの刑務所の情報システムを入札したのはJJシステムって事でしょうねぇ。

警察がひどいのか、民間が莫迦なのか。
・・・両方か。
んで、その両方のうま味を吸っているのがJJシステムと。
思っていた以上の癒着ぶり。

また因果論を見る限り、NPOを攻撃させて日本が戦争に介入するきっかけを作ったのも海勝の仕業である模様。
ただのメディア王が、戦争でここまでのし上がったのも全部、自らの計画によるものなのかもね。

情報を牛耳ってなにがしたいんだろう?

「金と権力とわがままで事件を解決する、人呼んでお嬢様デカ」
金と権力で解決、つったらやっぱ筒井康隆の「富豪刑事」だろ。
わがまま、わがまま・・・・・・で解決する刑事は、しらないなぁ。

星玄がまともに役に立ったのってもしかして今回が初めてだったのでは?
やるじゃん、と思った途端、因果女性バージョンに鼻の下を伸ばしているようじゃ、まったくもって役に立たないけどな。

「Gt2」かと思ってたのに「G12」だったんかい!

「どうせまた「真実はあばかれなければならないっ」とか言って揉めたんじゃないの? 悪ぶってるくせに正義感は一人前なんだから」
「ほめてんの、けなしてんの」の台詞にちょっとにやにやしてしまった。
ノマカプ萌えの気はないのだけどなぁ。

7話での安吾の引用が「戦争と一人の女」の無削除版 ってのもワザと狙ったんだろうね。
何故削除されたかっていえば勿論、GHQの検閲なわけで。
言わば彼女達もまた国の検閲に引っかかった存在なわけで。
その二重写しだったんだろうな。

紗代は結局催眠術にかかっていたって事になっている。
因果と小説家の会話の中で「警備員に協力させ」とあった。
既存の囚人のチップを新十郎に移植させる必要があったから。そのために三高だけが催眠術から外された。
新十郎は自分がチップを埋め込まれた記憶を持たない。
なら、紗代もチップを外された記憶がなくともおかしくはない。紗代を催眠術から外す必要はない。

そうなのだけど。ずっと気になってる。
三高は自分以外が催眠術にかかっている事を知らなかったはずだ。
でなければ三高から「はなさないでくれ」という言葉はでてこない。それは紗代が「はなせる」事を前提にしたものでなければいけないからだ。

そして。
紗代の「わからない」と言った言葉には確かに「何言ってんだ?こいつ?」というニュアンスがあった。それは認める。
でも二日目に「戦争は無かった」と語った様子や、彼女だけバケツの水で汚れを落とさなかったこと。倒れた市電に入り込むのに素子の手が必要だったこと。
「やっと何かやりとげられると思ったのに」という台詞。

そういったものが、まるで催眠術が解けているからこその言動・行動のように思えてしまう
一日目の夜、三高の語る言葉に紗代はこの世界が偽物だと薄々気づいてしまったのかもしれない。

この世界では確かに戦争があった。
バケツも市電も彼女の目には見えていなかった、だから触れることができない、誰かのサポートが無ければ触れている振りができない。そんな風に見えて仕方がない。

完全ではなくとも、あの世界が夢であることにすでに紗代は気づきはじめていたのかもしれない。
だからこそ、夢の世界を壊す三高を排除したかったのではないだろうか?

紗代は首相を殺すという目的を遂行出来ずに捕まった。
だからやりとげなければならないという思いだけがずっとしこりのように残っていたのかもしれない。

そして三高もまた、紗代がこの場にいては困るという気持ちと、子供の側にいさせてやりたいという気持ちと両方があったのかもしれない。

因果論の中で、因果はミダマは叫びだと言った。
由子はミダマだけが真実の心ではないと言った。

紗代の心も三高の心も、真実はひとつだけでなくともいいはずだ。

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