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水島監督 業界セミナー 2

代々木アニメーション 業界セミナー3
ノートをとるな 水島精二についてチェックしておきたい5つのポイント

前回の続きです。
水島監督 業界セミナー

ここからはメモだけが頼りなうえ、思ったより間が空いてしまったのでちょっと記憶があいまいというか。
色々、記憶違いがあるかもしれませんので、ご了承ください。

  
 
 
その2■タノシム
  
Q
気になっているアニメ・人・もの
A
アイドル全般
音楽が好きだけれどレーベル的に使えないことが多い
 
 
Q
学生時代何をみてましたか?
A
アニメ・マンガ は高校・専門学校時代に一番読んでいた
特撮はあまり
プロレスは好きで観ていたのだけど
嫁が嫌いなので結婚してからは観れなくなった
 
 
Q
アニメを観るとき注意する点
A
表情と声、音楽が気になって観てしまう
映画を観ても気が付くとそちらが気になってしまい、純粋に作品として楽しめなくなり、もう一度見直すことになってしまう
 
 
 
その3■ミセル
 
Q
プラットフォームの違いによる作り方の違いは?
A
TVと映画しかやったことがないのでその中で。
レイアウトの中での配置が違う
引き気味の絵が多いと情報量を多くいれられるが、その分現場が大変なことになるので、劇場版ではあらかじめ上限を決めて始めるようにしている
UN-GOはTVシリーズの予算で劇場版を作った
ビジネス的に成功にはなったが問題は残った
アニメ製作はビジネスであるから(成功しなければ意味が無い)
今後はその問題についてゴールが見える形のものを作っていく
 
  
 
Q
架空世界のディティールの作り方は?
A
脚本家・監督・プロデューサーで話をして、その作品にあったデザインの出来る人間を捜す
デザイン出来る人間は、実際にデザインを見たりWEB等から捜す
 
 
 
Q
00のデザイナーを何人使ったのか
A
海老川さんをメインに置き、そこにヘルプをつける形にした
背景などでチーム割りをする
イラスト家はイメージをふくらませて裏設定的なものも考えて描いてくれるので、本編で動かしてみてその設定が使えるようなシーンがあればそれを本編に落すこともあった
 
 
 
Q
ガンダムの最終決戦がなぜ、リボーンズガンダムと0ガンダムではなかったのか?
A
古谷徹さんがガンダムに出たいとぼやいていたらしいと聞き、「モビルアーマーとガンダムのどちらになりたいですか?」と聞いたら「ガンダム」と答えたので
リボンズガンダムを出す事にした
ファーストガンダムのリスペクトであるOガンダムと、新作のガンダムエクシアを最後に戦わせたかった
新しいものを作るからには、過去の作品に挑戦しなければ意味が無い
 
 
 
 
その4■オモウ
 
Q
良い原画マンの条件とは?
A
逃げない 締切を守る レイアウト丁寧
それも大事ではあるけれどまず、仕事に対し真摯であること
最近は作画監督に直されるのが前提に考える人が多い
作画監督がクオリティを支えている状態になっている
アフレコはオールカラーが理想だけれど、それがだめならせめて線どりには間に合わせるようにしたいと思っている
しかし原画マンに間に合わせる必死さがない
原画は基本的にフリーの人が多いからそれを教育する機関がない
そういった教育機関の必要を感じる
 
 
 
Q
壁にぶつかったときにどうするか
A
(壁にぶつかった)状態がわかわらない
常に壁があるから、その時の最大限をやるしかない
オファーがこなくなったらその時は壁を越えられなかったということ
 
 
 
その5■トドケル
 
Q
UN-GOの放送前と放送後の反響は?
A
予想以上に盛り上がってくれた
パッケージ(の売上げ)はそこそこ
ノイタミナから求められたのは、ポリティカルな要素、バディもの。
ノイタミナで何をやりたいか。
ノイタミナの実験作ということで、「ファンが喜ぶ要素をいれない(萌え要素)」ということを決めていた
さらにノイタミナは普段アニメを見ない人にも向けて作る必要がある為、アニメ的お約束、アニメ的予定調和が分からない人にも、伝わるように描く必要があった(例えば毎回キャラクターのテロップを入れるなど)
そういったシーンが尺の問題でカットされても、ニュアンスだけは残そうと努力した
そういう気を配らなければいけない要素を書けるのは會川さんだけだった
絵コンテを書き終わってから、脚本家とどこを切れるかを相談しながら作った
 
 
 
Q
夏色キセキはどんな作品?
A
青春もの 奇跡が起きる
 
 
 
 
■出席者から質問
 
Q
「ノートをとるな」のサブタイトルの意図は?
A
サブタイトルを考えたのは、司会のサンキュータツオ氏
ノートを取らずに残ったものが本当 という意味で
 
 
 
Q
音響スタッフに心がけていることは?
A
イメージを明確に伝えるようにしている
三間音響監督のアイディアも入る事があるので
まずは口頭で説明 それで伝わらなければ文章で説明 それでもダメなら参考のものを渡す
 
 
 
Q
(00の最終決戦について質問した方)ガンプラの在庫の多さからエクシアを出したのか気になって質問したのだが、そのあたりは関係あったのか?
A
売上は良かったので、バンダイからは特に要望を言われるような事はなかった
バンダイスタッフも作品の打ち合わせには参加していた
作品内でとるポーズは必ずとれるようにガンプラは作られている
稼働出来るよう担当者がいるのがガンプラ
 
 
 
Q
将来の夢は?
A
健康に長生き 頑張れるのはあと10年
 
 
 
Q
弟子にするなら何が必要
A
コミュニケーション能力
製作進行はすべての部署に関わる
そのフローチャートを自分で持てることが必要
センスは勝手に磨けと思う
弟子には嫌われると思う
 
 
 
Q
CGアニメを作りたいか
A
手書きで出来ない事が出来るし、表現がアプローチに適しているのなら選択肢としてありがたい
 
  
 
Q
3Dの特色をいかした作品を作ってくださいと言われたら
A
断る その面については自分より得意な人はいる
物語等の構築が必要であればそれには参加しますがそれでいいですか? と聞く事になると思う
漠然としたものは引き受けない
 
 
 
Q
1クール、2クール、4クール の違い
A
1クールは突っ走れる
2クールが一番ちょうどいい
4クールは大変
3クールは打ち切られたようにみえる
1クールで視聴者を満足させるのは難しい ジェットコースターものなどには合うのだろう
濃密な人間関係のメンタルを表情で丁寧にかける絵が保てる事が必要
カット割りなど、必要な情報を全て絵でみせる必要がある
また、みんなの観ている方向をひとつにまとめる必要もでる
新房監督のシャフト組には、コンテの描き方のメモがあるらしい
メーカーはひとつ成功作があると同じフォーマットで作れば成功すると思っている。
メーカーの不勉強さ、マーケティング・リサーチ不足が常に問題になっている。
 
 

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