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2013/04/22

ポーの一族朗読会2

しまった。全く朗読の感想を書いてなかった。
      
原作がどのくらい好きだったかと言うと。
当時読み終わった時。
なんで自分はもっと早く生まれてこの作品をリアルタイムで読めなかったんだろう。
そうすれば、エドガー達と同じ時代を生きていたことを実感出来たのに。でした(笑)
 
厨二病っていうか、まさに中二だったしな。
 
そんな原作ファンとして、の感想です。

    
まずは脚本がね。
朗読会はCDよりマシ、だっただけで、結局抜粋でしかなかったのが残念。
    
私は、エドガーとグロフ先生が大切な子を失くした者同士語り合い、そこにバンパネラも人間も関係なく、だから先生はエドガーを許し、懐中時計が出てきたと何事もなかったように話すシーンが好きだったし。
 
ロビンのキツネ狩りの首謀者だったキリアンが、逆に狩られる立場になり、もし本当にバンパネラになってしまったなら目覚める前に自分を殺せとテオに告げるラストシーンが好きだった。
  
「小鳥の巣」以外にも。
エドガーとメリーベルの腹違いの兄が遺産を二人に明け渡す遺言を子孫に残していたり、ポーの村でエドガーとメリーベルにあった者のひ孫とエドガーとアランにあった青年が後に夫婦になったり。
  
そういった、エドガーとアランに直接関係なくとも、彼らの存在が残していく何か。
そこに「ポーの一族」の良さがあるんじゃないかと思っているので。
 
バンパネラはあらゆる時間・場所で人に影響を残しては去り、そして人はバンパネラの為に何かを残して逝く。
その、互いに関わらずにいられない輪のようなものが私は好きで。
だからおそらく、当時私もその輪の中に入りたかったんだろうなぁ。なんて今になって思ってみたり(笑)。
   
だからそういう部分こそ大切にして欲しかった。
せめて二人、キリアンとグロフ先生の声優を入れる事は出来なかったのかなぁ。
キリアンを入れると話が広がり過ぎて長くなるっていうのも分かるんだけど。
彼がいなければそもそもこの話を描く意味がどれほどあるのか。
 
ひらりんが、いつマチアスがアランを好きになったのか分からなかったのも、そりゃカットされたうえに変更されちゃ分からないよねぇ。
あれは、アランに好きって言われてキスされてほだされたんじゃないっけ。
そうして、アランの世話を焼くエドガーの言葉にイラつくようになり、懐中時計がグロフ先生の元に戻った事を「ちゃんと先生に返す」という自分との約束を守ったアランを誠実な人だと誤解した(笑)ところにあると思っていたのだけど。
なんかそのあたりネジ曲げられてた。
 
そういえば朗読会前のクイズの回答もちょっと変だった。
バンパネラは十字架も大丈夫って言ってたけど、メリーベルはダメだったし、エドガーだって聖書の言葉は苦手だった。そこに宿る信仰が問題なのであって一概には言えないけれど。
「エヴァンズの遺書」なんてそこが主体の話になっているだけに、十字架は大丈夫と言いきるのはまたちょっと違うと思うし。
たかがコミックス5巻なのに。スタッフ読みこめてないなぁというか。
  
昔の作品を今に伝えたいという趣旨は分かるけど。
作品の上っ面をなでるだけで出来たつもりでいるならば、もっと何か考えるべき処はあるんじゃないかなぁ。

うわーん、声優まで辿り着けなかった。次はまた後日。

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