0400 鋼アニメ感想

2009/11/10

鋼の錬金術師FA 第31話「520センズの約束」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文がわりに。
いったい今回どうしたっていうんだ?絵がやたらと可愛いんですけど。顔の輪郭がふっくら丸くて、瞳大きめ。ど、どうしたんだ? 先週がごつめだっただけにギャップがっ(笑)
作監の飯島弘也さんが前回担当したのって「愚者の前進」なんだけど。ここまではすごくなかったんですけど。しかもAパートのみってことは作画補佐さん順番からすると朴性厚さんの影響なのかしらん??
そういえば、「愚者の前進」ってやっぱりノックスとかハボとかブレダが出てくる回だったのよね。脚本も土屋さんだし、演出も佐藤清光さん。違うのは絵コンテだけか。いいローテ組んでるなぁ。
ということで、まずは、エドとリザの美人顔5連発。
3101


・原作だと、なんでお父様がわざわざ自らマルコーの独房を訪ねたのか違和感だったので、そういう意味ではこの方がらしいんだけどね。あの状態でエンヴィーがキメラが一頭いない事に気づけたとはとても思えないので、やっぱりあとからお父様かプライドが部屋を検証したんだろうなぁ、きっと(笑)。
ところでこのシーンの最後にはいってる咽から息を吐いたような声。あれはいったい何??? あんなに間が空いてエンヴィーが言ったの? 何か間が変だし。っていうか。
朴さんの声に聞こえた、のは私の気の迷いですかね???


・「前向きに考えるなら~」。このうそぶく感じが好きーっ。
原作だと腹を決めて開き直ったって感じだけど。FAでは腹を決めるとか関係なくひょうひょうと空っとぼけた感じ。同じ台詞なのにこうも解釈が変えられるのが面白い。
リザの中でのエドの立ち位置の違いなのかな。
原作のリザにとって、エドは仲間。FAのリザにとって、エドは被保護者、なのかしらね。子供には弱音の片鱗も見せたくない。
ところで思ったんだけど。
折笠さんて絵に左右される人なのかしら? 今回特に声が美人さん度アップな気がするんだけどっ。
スタッフ、リザの美人声ゲットの為にガンバるんだっ(笑)。


・これ! この一瞬首を振る感じに頭を下げるのがいいのっ。演技細かいっ。
エドの「ありがとう」には「教えてくれてありがとう」と「いやな記憶を思い出させてごめん」と二つの意味があるから。
そのうえでの「ありがとう」だって受け止めたからこそ。
リザは、そんな風に首を振ってみせたんだ。台詞じゃなくて絵だけでそれが伝わる。
3102


・うん。今回人間の絵はいいのよ。で。そういう回って。
きまってアルが可愛くないのよね……orz。
ええもうこれはそろそろデフォと納得した方がいいような気がしてきたよ、兄さん。
3103


・「笑わない?」のいちゃいちゃシーンはカットか。そうだよなぁ、エドが、ウィンのアップルパイ食べてないしなぁ。しょんぼり。
それならいっそ、モテモテウハウハハーレムアルフォンス王国建国にしてくれても……げふごふっ。


・「…皆笑って迎えてくれるよね」「……ああ」「皆の笑顔…見られるよね」「ああ」
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! ありがとうっ、心の友よ!(ジャイアン?)
これが、この台詞が聞ける日がついに来ようとはっ。
めずらしくも、アルがちょっとエドに甘えてみせるこのシーンを。
くぎみーの、くぎみーのこの甘えた声で本当に聴けるなんて。感涙っ。


・おいおい、錬成陣の中で錬成って。それはねぇんじゃねぇの? 錬成材料俺、みたいな?
3104


・この歩き方、「侍ジャイアンツ」(巨人日本一奪還おめでとう!!)の蛮ちゃんを思い出させるとか描いても通じないんだろうな。ええ、ええ、そうでしょうとも。まあそれはさておき。
止め絵だとわかんないと思うけど。
動いた処を見ると、ちょっとゆっくりすぎっしょ。この歩き方。
上半身は前のめりで気が急いてる感じなのに、足が前に進んでませんぜ、だんな。
3105


・「もっとこうおねーちゃんがいっぱい載ってる雑誌とかよぉ」
んな見もだえするほど餓えてたんかい(笑)。軍の病院には美人看護婦がいないんだな。きっと。
ブレダが去り際に背を向けてガッツポーズをするのがいい。
ハボへのエールと、絶対また中央に戻って来てやるぜっていう意志と、両方にとれる。


・「死なないでくださいね」。くわぁぁぁぁ。残念。片手落ちだ。
勿論単品でも意味は通るさ。その点はまったく問題なしだともっ。
けど。ホークアイ師匠が亡くなった時、墓地で一度言った言葉だったからこそ。意味の深くなる台詞だったのになぁ。残念だぁ。


・「まだ許容範囲です」くすくすくす。いいなぁこの言い方。
ちょっとおどけた感じ。でもいつでも背中から撃ちますよって脅しをかけつつ。
まるで今でもロイの部下であるかのような振る舞い。
それだけで、「中尉は優しいな」がダブルミーニングになる。


・ここ。これはいかんだろ。ロイが返礼してるのにすでに背を向けてるように見えちゃう。
敬礼しているリザをもう一度映すか、せめてロイの方を向いてないと違和感だよ。
3106


・ああ、なのに次の瞬間のこのリザとかむっちゃ可愛い。今回の善し悪しの起伏が激しすぎ。どんなツンデレモードよ。
3107


・あたしゃ細かい伏線探し・深読み・妄想が本領であって、細かい意味無し隅つつきは趣味じゃないんだ。電話のダイヤルくらいは調べてから描いてくれ。これで2度目。描けないなら省略で誤魔化せ。中途半端はやめれ。頼むよ。
3108


・「ああ…こんなに広かったのか」カット。うっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!
言うなよ、言うなよ、と内心はらはらしていたので、言ってくれなくて良かったぁ。
これは、台詞にせずともアニメなら出来る表現だと思っていったから、絶対絵だけで表現にして欲しかったの。

未読の人に色々想像して欲しいから。
原作通り、こんなに広かったのかと思うのでもいい。
ロイは干されてしまったんだなと思うのでもいい。
チェス盤を開ける為に誰もいない事を確認したんだなと取るのでもいい。
なんだっていい、原作と違くてもいい。
きっとどう受け止めても、この誰もいないフロアを見て視聴者が感じたそれは、ロイに去来した思いから外れることは無いと思うから。


・ポーン、ビショップ、ルーク、ナイト、クイーン
 確かに原作にあった台詞ですとも。しかし敢えて、どれが誰を指しているのかまでは触れてなかったのに。
いや、触れて無くても内心は分かってた事だけどな。
でも。
駒に重ねて部下達のワンカットを入れるのは上手かったなぁ。ちょっとコレは削除されちゃうかな? と思ってたので嬉しかった。
そんでもって。
ポーン(=歩兵)はフュリーですか、やっぱり。
うん。でもこれ、今こうやって観ると、実は暗喩が込められていたのかも。

ポーン(=歩兵)=フュリー :南方で歩兵として戦地へ
ビショップ(=僧正)=ファルマン :記憶力の良さからかな。wikipedoaより引用「英語以外では(中略)「ゾウ(象)」に加えて「走者」「将校(士官)」「道化」など、僧正とはまったく異なる意味で呼称されている。」 道化…ええ、北方での彼は道化的役回りだよな。
ルーク(=城)=ブレダ :wikipedoaより引用「序盤戦では、通常あまり活躍できない。しかし中盤戦および終盤戦では、次第にその存在感を増していく。」これから期待か??
ナイト(=騎兵)=ハボック :特色としてはないけど。やっぱりやっぱり、ロイのナイトっていう意味では・・・…ねぇ?(笑)
クイーン(=王妃)=リザ :唯一の女性だし。wikipedoaより引用「縦・横・斜めのすべての方向の、任意のマス(どこでも好きなマス)に移動できる。」オールマイティな感じとか。


・ちょっといぢわるな事をしてみたくなった。左が30話、右が31話のほぼ同じシーンです。
正確には左は執務室に入った時の敬礼、右はロイの命令を受けた後の敬礼ですが。
ロイの記憶の中のリザはどこまでも凛々しく美しく、リザ本人の記憶は得てしてこんなものって事で(笑)
3109


・「あっちのエイリアンは無視してください」。いやそんなもんより、君の描くセクシーポーズなシャオメイの方がよっぽど気になりますが、何か。 何故アングルがお尻側から?? 何故前回Bパートアイキャッチと構図が似てる??? いや原作通りなんだけどね。
3110


・あれ? 今返したよね。シャオメイの絵。今エドに返したよね? あ、あれ? グラマンに会った時にどうするんだ?
3111


・「金を返したまえ」。大佐! 前見て、前!!! たかが520センズの為に交通事故とか洒落になんないって。うん、でもそんなロイだから、「そんなこっちゃ大物になれねぇぞ」のエドの台詞に説得力が出ちゃったのよね。ご愁傷様(笑)。


・520センズ。10センズ硬貨はやはり銅貨なんだね。


・増田ーーー!!!! どうした? こんな増田、あたしの知ってる増田じゃない!!!
ロイファンのみなさまおめでとうございます(?)。なんすか? このええ男風のロイは、いったい。
何があったんだ? むちゃくちゃ美人に描かれてるじゃないか。
うっかり、惚れかけちゃったじゃないかっ。(爆)
ということで美人ロイ4連発
3112


・「んじゃそん時はまた小銭借りるさ」
このあたりのやりとり、やっぱり好きだなぁ。うん。
今までガキ扱いされて、いいように使われて、いけすかない野郎だと思っていたから「死ぬな」なんて言えないし。
でも、マリア・ロスの事や、リザが話してくれたこと。
自分達の事を心配してくれていることも分かるから。
こんな風に、ざまみろって鼻で笑いながら、この世に繋ぎとめようとする。
すごくエドらしくて好き。


・デートの待ち合わせはカットかぁ。残念。アルの「あんな大人になりたくないっ」発言が聴きたかったのになぁ(そっちかっ)。その代わり、そのままマダム・クリスマスに繋ぐってのは上手い手だ、うん。


・マダム・クリスマス!! おお、やっぱりアニメになっても迫力あるなぁ。声優さんもぴったりだ。思いがけずヴァネッサちゃんが可愛くて、軽く萌えてみた。


・ついに満を持してグラマン再登場。うぉぉ、来週の演技が楽しみっ。


・フー爺さんの泣き顔にちょい貰泣きしそうになった。ヤオ家は大切。だけどやっぱりランファンは可愛い孫なんだよ。
ところで、フー爺さんとランファンが洋装に着替えた理由。結局未だ原作でも消化されていないんだけど。どういう意図があったんだろ? 
単純に普段のあの恰好は人前に姿をさらさない時の装いって事でOK? リンがいない今は仕事として動く事がないから世間に馴染む恰好をすることで身を潜ませると。
あまりに見慣れちゃったから、ずっと隠密行動だったっていう感覚がすでに無くなってしまったのよね。ちょい台詞でフォロー欲しかったなぁ。


・ノックス家の訪問者。個人的にはまず、夫人のジャケットの色をチェック。グリーン、そう来たか。
実は原作だとジャケットの色が黒ベタなんよね。だから初読時、赤か? 緑か? それとも黒で葬儀帰りか? とか思ったのよね。そうかそうか、緑にしたか。

生きた患者を二人ほど治療したってふいっと話す。
ノックスは決して家族にイシュヴァールでの事を隠していたわけじゃない。
自分がして来た事を全て家族に話しその上で追い出したんだ。
真逆だったのがヒューズ。
彼は血塗られた手を覆い隠し家族を手に入れ、最期の瞬間まで愛してた。
家族が大切なのはどちらも同じはずなのに。
愛情表現はあまりにも違い過ぎた。
子煩悩になるにはもう息子もいい年だけどさ。
これから先、そんなノックスさんの姿が少しでも見られる機会があるといい。


・キンブリー過去編。やっぱりこうやってすこしづつそれぞれ本人の視点を通してイシュヴァールは語られていくのかしらね。


・キンブリーの警備兵。ブレダ役の佐藤さんが初出からやっていたから、まあ仕方ないんだけど。
体型とかブレダと被っちゃってて。まるでこの警備兵実はブレダなんです、って感じに見えちゃうんだよね。
しかも。暁の王子で、まさにそれをやっちゃった後だし。
もうちょっとこう、佐藤さんが演じるにしてももっと声を変えた方が良かったんじゃないかなぁ。


・「久しぶりに使えますね」。
嘘付けっ。
今さっき賢者の石使ったじゃないか。
ほら、赤い錬成光だもん。かーっ、痛恨のミス。
これ青い錬成光じゃなきゃ、上のセリフは成り立たないぞ。
3113


・BパートはAパートとうって変わって、ガチムチ系?(笑) スカーがすごいことになってます。
3114

他にもスラム暮らしがいること。マルコーの顔を潰すのは見られたくないこと。この両方を一度に表現する為に、テントがいくつかあるけど今は無人、っていう状態にしたんだろうけど。
ここはもうちょいマルコーにスラム暮らしのイシュヴァール人が他にもいる事を、きちんと把握して欲しかったなぁ。


そして、舞台は北へ!!
とりあえず、セリムの回。
「小さな錬金術師さん」と言われたエドをどこまで崩すかが見モノですな。
あとは誰かさんの女装とか。
オリヴィエ様登場は、次々回か?

脚本=土屋理敬
演出=佐藤清光
絵コンテ=佐藤清光
作画監督=飯島弘也
作画監督補佐=朴性厚・藤本真由

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/06

鋼の錬金術師FA 第30話「イシュヴァール殲滅戦」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

どうしよう。
イベントの総括も書きたい。でも、ダメやっぱりアニメの感想がかきたくて耐えらんない。

うわー、どうしよう。
すげえ、大野木さん好きだわ。何? この職人気質。
誠実すぎて泣ける。脚本家としての美学? ロマン?
どこの頑固オヤジだよ。まるでドミニクさんだわ。

ミステリ畑に一度来てくんないかなぁ。
この誠実さはミステリ向きだよ。
安楽椅子探偵シリーズに是非一度お招きしたい。
戸田山さんとタッグ組んで欲しいわ。

ということで。

今回は構成を変更してお届けいたします。えっと無茶苦茶語り入ってますんで。
よろしく。
そんなん読みたくないわって人は、どうぞ無理せず回れ右してくださいませ。

視点にブレがない。
リザはエドに話してる。
マルコーはスカーに話している。
だから、リザが、マルコーが知っている事、語るべき事しか語らない。

例えば、マンガのあの流れだと。
エドはリザの背中の事までリザから語られた、ようにも受取れる。
それは勿論、読者側が、そんなわけがないですよね、と作者の気持ちを慮って想像する処なんだけど。
ミステリなら、そんなに安易に作家を信じたりしない。
「だって、リザの背中を知っているのはリザとロイだけ。そして、リザはエドに語っているストーリー展開だ。ならばこのシーンは、リザがエドに語っている出来事でなければおかしい。エドはリザの背中の紋章と火傷を知っている」と疑うのがミステリファンのセオリー。

だからそういった、視聴者が疑問に思ってしまうかもしれない箇所を、丁寧に排除している。
誰が何を知っていて、誰は何を知らないのか。
誤読の余地を残さない努力の後が見える。

ロイがリザの背中を焼くシーンは語られない。
あれはイシュヴァール戦とは直接関係ない。エドが知りたいと言った本質部分から外れている。
だからリザが子供(=エド)にそれを語る必要性なんてない。

ロックベル夫妻の「やらない善よりやる偽善だ」も語られない。
何故ならそれを知っているのはあの場にいた患者だけだから。

バスク・グランが、上官殺しをするシーンは語られない
リザもマルコーも知らない事実だから。

キンブリーの上官殺しも語られない
リザもマルコーもその場にいなかったから。

尺が無いから描かないのではなく、状況的にありえないから描けない。
たとえ原作でそう描かれていようとも。
この視聴者への誠実さっ。惚れるわ。

もちろん、そうじゃない部分が皆無だったとは言わない。
話の流れの都合上どうしても必要な部分は、リザが知らないはずのシーンでも入れてあった。
けれどそれらは、リザの視点ではない事が、明確に描いていたし。
あとから本人に聞いた話、という風に落としこめるものばかりだった。

逆に、リザとマルコーの視点のシーンなのに語られなかったのは。
ノックスとの会話くらいじゃないかな。
あれはノックス側から語られるのかなぁ。

というわけで、イシュバール戦でカットせざるを得なかったシーン達はどうなるんだろう?
またどこかで語れる機会があると信じたい。
カットされたらそりゃ悔しいさ。悔しいんだけど。

今回のこの、してやられた感。ちょっと脱帽。素晴らしく論理的。
仕方ねぇなって思っちゃうかもしれない。

よそ様の感想をあまりまだ読んでいないのだけど(書き上げるまでは!)。
総じて、あっさりしている、という批判が多い、の、かな?
うん。でも、それは当たり前なんだ。
だって、これはリザの主観なのだから。


そもそも、ぶっちゃけ、荒川先生はイシュヴァール戦を描くにあたりちょっと冷静さを欠いてしまっていたのだと個人的には思っている。
あれもこれも描きたい。伝えたい。その気持ちが強くて、視点が定まらなくなってしまった。
「マンガ」が、こと視点のブレには慣用な媒体なだけにそれが許されてしまったのも、運が良かったのか悪かったのか。
だから、リザとマルコーが語っている過去回想として導入しているにも関わらず、ロイの主観や、一兵卒の主観、果てはまったく接点の無いスカーの主観や、ロックベル夫妻の主観までもが語られてしまい、群像劇になってしまった。

今回、それら枝葉を全て削ぎ、リザとマルコーの主観でしか語れない物語にしたことで、色んなものが見えやすくなっていた。
ここではリザについて語る。

リザはヒューズのように部隊に所属し、戦友と共に行動していたわけじゃない。

だから、今、会話していた友が1秒後死体になる、その「当たり前」を経験していない。
死んだばかりの仲間の血の匂いを知らない。
「死にたくない」と呟き逝く戦友を目の当たりにしていない。
背負った負傷兵が自分の背で肉の塊になった瞬間も、
友の死体を引き摺りベースに戻るような事も、
死体で自分の身を覆い隠し、窮地を逃れるようなそんな経験も、きっとリザにはない。

リザに必要なのは「殺す覚悟」であり、「殺される覚悟」の比率は低い。
狙撃主なら、敵の死角を捜す事さえ能力のひとつだろう。

彼女の知る戦争はいつだって俯瞰だ。彼女が身を隠すその狙撃場所と同じように。
戦場から一歩退き、敵と味方双方の兵士を見下ろしているが、自分に銃を向けるものはいない。
殺される恐怖は薄い。
だからリザは「何故、人を殺さなければいけないのか」を問える、気持ちにその余裕があるからだ。

けれど。ヒューズは特別な能力を持たない兵士のうちの1人だ。
だから彼は「死にたくないから」と答る。
自分は死ねない。待っている人がいる。
ぐだぐだ悩んでいる暇なんかあるか。
死にたくなければ、殺されたくないなら、目の前の敵を殺せ。

「これで、明日まで生きていられるんだ」。そういって愛しそうに封筒を見るヒューズの表情がいい。
3001

封筒には、検閲済みのスタンプがあり、原作通り年の初めに国家錬金術師が投入されたのだとすれば、11月のスタンプが押されたこの封筒はいったいどれだけさ迷い、他人に止められていたのだろう。

3002

自分にとって宝物のように大切なものが、他人の手垢にまみれた末に自分の手元に届く。
最初の頃は憤懣もあっただろう。けれど。
それにもいつしか慣れ、怒る気力も失せてしまったのか。
それほどまでに刹那的だ。
縋れるものひとつで、明日一日を生きられる。

リザは、そしてロイもその感覚があまりに希薄だ。

「普通の兵士なら弾を乱射してその一発が偶然人を殺すこともある。でも狙撃は違う。引き金を引けば必ず人が死ぬ。原因と結果がこれほど明確に結びついてるのは、狙撃兵と国家錬金術師だけだわ」

普通の兵士はそんなに殺していないが、自分達は確実に敵を殺してきたと?
それは一体どんな自慢なんだ?
同じ戦場に立ちながら、一兵卒の罪は軽く、自分達の背負った十字架こそが重いのだと?
どんだけ不幸自慢がしたいんだ?

本当は違うかもしれないじゃないか。

命令だからだけじゃない、死にたくないという自分のエゴで人を犠牲にしてまで生き延びてきたヒューズ達と。
命令だからという理由だけで人を殺し続けたリザ達と。

本当に罪深いのはどちらなのか。

自分の意思を伴わない殺人だと言い切るリザやロイ達が、ヒューズにはどこか純粋に見えたのかもしれない。
だから青臭い事を言っても、こいつならそう言うだろうと受け入れたのかもしれない。

それが彼女達の戦争なんだ。

敵の死も味方の死も遠くから見下ろしていたリザと。
敵の姿も見ず、大量殺人を犯し続けたロイと。
確実に殺せる力を持て余し。
人を1人簡単に殺せるのに、一瞬では戦争を終わらせられない無力さを抱え。

明日食べるパンに困っているのに、1年後の実りの為に麦の種を人々に配り大量収穫を望むべきだと論じるような滑稽さは、馬鹿馬鹿しくも、その真っ当さにヒューズは夢を見たかったのかもしれない。


U猫さんが書かれた感想の中で怒ってらしたんだけど。
今回、メイン以外のキャラクターが動いていないのだそうだ。見返して確認した。
思わず唸った。
私としては、してやったりだ。
まさに、リザの主観で、過去のリザの記憶を頼りに、リザが語る物語なんだ。
これが「ウテナ」や「空中ブランコ」あたりなら、横にすればペラペラな1枚の紙とか、立て看板にして表現したかもしれない。
過去を語る時、言葉ひとつ発しなかった人間の事など誰が覚えているものか。
リザにとって、ロイとヒューズとキンブリー。それ以外は記号でしかない。
リザはその時、彼らがどのように動いていたかなんて記憶にない。
だから、彼らは動かない。


アイキャッチも上手かったなぁ。
Bパートのあのポーズは、どこのグラビアよ、それはねぇだろうとは思うけど。
過去、ショートカットの頃の彼女の背には綺麗な錬成陣があった。
けれど、今の彼女の背は火傷でただれ、錬成陣は一部欠けている。
今回、もしロイに焼いて欲しいと頼むシーンが入るなら、こういう構成は選ばなかったと思う。
入れないからこそ「じゃあ、いつ火傷を負ったんだろう?」と未読者向けに謎を分かり易く提供している。


このエドの表情がいい。

3003

耳の垂れた犬っころみたい。
まだ全てが飲み込めない。
自分が、イシュヴァール戦について何も知らなかった、今まで知ろうとしなかった事に打ちのめされている。
「うん。絶対戻ってみせる、アルと一緒に」。
このセリフは覚悟なんかじゃない。
元の身体に戻る事が自分達だけの望みなわけじゃないんだと。
リザやロイが次世代の自分達に望んでいる事でもあるんだと。
色んな覚悟を抱えた彼らが望むのだから、叶えてあげたいと思う。
多分、そんな気持ちからこぼれた言葉なんだと思う。


そして最後に挿入された、アルとメイ・チャンの会話。
「早く元の体に戻れるといいですね」「うん そうだね」。
この台詞に泣きたくなった。
さっき言ってたリザのセリフがよみがえる。
「元の身体に戻ること、たくさんの人達がその日が来るのを待ってくれているはずよ」
リザよりも年下の、次世代の子供達が、無邪気に笑って、夢を見て、希望に満ち、明るい未来を語る。
それらはきっと、全てリザ達が望む「美しい未来」の姿なんだ。
エドやアルが幸せである事が、彼らの幸せな様子を見る事が、彼女達の幸せなんだ。
EDの歌詞の「君がいれば幸せ」が胸にしみた。
 
 
さて。あとは細かいチェックポイント。

・リザっちのシャワーシーン。意外と色気のないシーンだったなぁ。エドなんてあんなにギリギリラインだったのに。リザっち、胸もお尻も隠れすぎやん。

3004
 
  
 
・暖房器具! 原作の石油ストーブが、ガスストーブになってたっ! 時代背景的な問題? それとも、直火だと、気化したメンテナンスオイルが引火する恐れがあるからかしら?? うーん、上手く調べられんかったわ。

3005
 
 
 
・ダンボール! リザの台詞にはなかったけど、やっぱり部屋の中はまだダンボールでいっぱい。よしよし、ちゃんと原作チェック入ってるな。

3006
 
 
 
・ブラハの表情が可愛いー!! 何度見返してもついエドよりブラハに見入ってしまう。そして、おもいっきり対角線上に逃げてるし(笑)。

3007
 
 
 
・指先に力が入ってる。ちょっとした違いなんだけど。こういうところにエドの気持ちが出る。

3008
 
 
 
・ちょっとこの顔はないよなぁ。男の人みたいだよ。海外に出したのか? と思ったらそんな事もないようなので。うーむ、精進すべし。

3009
 
 
 
・「小さい錬金術師」つっても、いやそこまで小さくは……。

3010


・「失敬なっ!」 って、それアルの方がよっぽど失敬だから(笑)。いやもう、可愛いなぁ。アル。しゃべり方とかすっごい子供っぽい。何故そこまでムキに??? そんなにエド否定ですか? 全否定ですか??? 兄さんが影で泣いてるぞっ(笑)。
 
 
 
・ノックスの立ち位置が気になるっ。やっぱり原作通りアルに過去話したのかな? ガキ相手につまんねぇ事話しちまったってちょっと後悔して顔を出せないでいるのかな? かな? わくわくっ。
 
3011
 
 
 
そして。

・ガンガンCM!!! オリヴィエ様ネタは他の人にまかせたっ。
アルーーーーーー!!!!!!!!! 表紙絵があの生アルでしてよ!!!!! ちょっ、これってば、これってば、これってば、やっぱり???? やっぱりそうなのか??????????

3012

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/10/29

鋼の錬金術師FA 第29話「愚者の足掻き」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。
今回のサブタイトル「愚者の足掻き」は、本来原作ではグラトニーの中でエドが抜け出す方法を見つけ出すまでの話に付けられたタイトルです。
21話の「愚者の前進」でロイがハボとリザから「馬鹿」呼ばわりされる話(と書くとひどい言いようだな)だったから、「愚者」=ロイ に統一したかったのかしら。

全体的に今日は作画悪め。妙に平べったくてふっくらし過ぎ。ランファンとウィンが顕著だったな。と思ったら初めての作画監督さんでした。結構如実だ。でもアルの表情が可愛かったので許す(爆)。

・OP気が付かなかった。最初エドが倒れている時は雨が降ってるのに。アルがエドを助けてる処では青空が見えてるのよね。エドがらみの部分は全てエドの夢(=心象風景)だとするなら。くすくすくす、アルがいれば心は晴れ、ですか??
2901_2


・あ、あれ? エレベーターってこの時代背景(産業革命のイギリス)で、もう普通なんだっけ? エドもアルが驚いてる風じゃなかったけど。と一瞬思ったんだけど、あったわ、あった。産業革命後期くらいのドラマでエレベーター出てたわ。ドアが檻みたいになってるやつが。確か操作はボタンじゃなくてレバーだった気がするけど。
しかも普通にエレベーター出口から出ている処を見ると、本来の箱を最上階とかでストップさせてその間に割り込ませてる? それじゃあ、エンヴィー達が降りた後にうっかり一般の軍人が乗り込んだらどうするんだろ? あ、それともアレか。軍上層部のみ使用可能な専用エレベーターか。
こんな事でいちいち悩むのは私くらいですか? そうですか。


・お約束のシャワーシーン。ほどいても三つ編みの跡がふんわり残っているあたり、エドはクセ毛設定なんでしょうか? エロっぽさはないんだけどイロっぽさはあるんだよなぁ。
2902


・「そうか、身体はあるんだ。よし、よしっ」。もう、もう、もう、このアルが可愛くて可愛くてっ。も、すっげぇ嬉しそうなんだもん。しかもさらにこの後にエドの「よしっ」が繋がるのがさっ。
単純にアンテナが立って準備OKって意味かもしれないけど。アルにつられてつい声に出てしまったみたいにも聞こえてさ。なんかこっちまで嬉しくなってしまって、画面前でヂタバタしてしまったよー。


・モザイクとかアホな真似されたら嫌だな、と思っていたら、アルの手で上手い具合に隠れてましたな。
笑った、笑った。つうか、兄さん腰に手を当てて堂々とし過ぎです。そんなに自信あるんすか?(笑)
2903


・「いや~ん」は女性声優ならではの手だよなぁ。女声だって分かっているから普通に笑って済まされるけど。これが男性声優だとちょっとキモさを狙った感じになっておいおい腐狙いかよって引くかもしんない。


・ところで。
賢者の石を使った事、エド言ってないんですけど!! アルがガリガリだった事も。
アルにとって希望に繋がる情報しか教えないってそれ過保護過ぎだろっ、兄さんっ!
そんなに不安要素は与えたくないのか?
それとも、賢者の石は使わないって決めたはずなのに使ってしまったから言いづらいのか?
そうやって1人で抱え込むから、アルがまた余計に気を使う事になるんじゃないの?


・アルの椅子がない! と思ったらこの柳行李みたいのがアルの椅子だったのね。
2904


・この噴出しは個人的には正解。篭りすぎて何て言ったのか一瞬、分からなかったんだもの。
2905


・「いらんと言うなら斬って捨てるが」。この主語がない処が上手いんだよね。ラースの方がまだまだ一枚も二枚も上手。音声とBGMが入るとまた迫力が違う。


・剣をゆっくり抜く様がいいなぁ。これは未読者向けの演出。抜いた後、血痕が一滴でもないものか確認している処まで入れてくれたのが嬉しいっ。


・ポケットから即ジャラ銭出したら褒めてやるっ。って思ってたら本当にそうだったよ! おやじくさーーーっ。 あれ? 褒めるんじゃなかったのか?
いや、褒める、褒める。すごく増田らしかったですよ。
男の人ってなんでこうだらしないんだろう、の見本のような行動?
ここで札束の入った財布とか、ちまちま小銭入れから出されるより、ずっといい、いい。自然。
これがブリティッシュスタイルのスーツだっていうならスタイリッシュに見えたのかなぁ。まあ所詮増田は増田ですから。
一応軍服なんだから、本来は小銭をそんな処に入れたりはしないと思うんだけどね(例えば偶然敵と遭遇。急遽臨戦態勢に入った時、ポケットからチャりンって音で敵方に居場所を知られたらまずいじゃん)。


・ノックスさんの住所聞かないの? って思ったけど。考えてみたら一度ロイの車で寄ってるんだよね。知らないわけじゃないんだったわ。


・「何を今更」。え? ここでも言ってたんだっけ? と思って原作ひっくり返してみたらありました。なんだかすごく印象的だった。ピンと張り詰めていない感じ。女性的? 柔らかくて。「もう、馬鹿なんだから」って言ってるような、そんなニュアンスがそこはかとなくあって。え? ロイアイ? 
えーっっ、いつのまにっ!!! て感じだったんですけど。
そういえば、原作だと、中央司令部に入る前にリザが髪留めしてロイが上着を羽織るっていう取りようによっては深読み出来る描き方してたっけ。それに乗っかってみた感じ?


・「惚れてた」事に気付いた女の子、の態度だねぇ。受話器のコードを指に絡めたり、受話器を持ち変えてみたり、色んな仕草からにおい立つ感じ。軽口言っててもどこかしおらしい。
指にコードを絡める仕草ってのは普通あんな速度ではやらないと思うがね。


・「どこに寝りゃいいんだ!」いや、電気つけなきゃいいだけで。少なくとも息子の部屋はあるんだろ?


・「ごめんなさい ごめんなさい」が可愛いのっ。
スタッフやくぎみーが意識しているとは思ってないんだけど。
この台詞。昔、人体錬成に失敗した後ロイが訪ねた時と同じだから。あの頃のこっちの胸が痛くなるようなあの台詞を、こんな風に元気な声で言えるようになったんだなあ、と思うとね。ちょっとじんわりしてしまった。


・まだノックスに怒られている最中だってのに、ランファンに駆け寄っちゃうあたり。さすが、荒川先生公認天然たらし(笑)。


・「テコでも動かない目だ。兄さんと一緒だ」。カット。もう一度、フー爺さんの時があるからそっちで言ってくれないかなぁ。


・「行儀の悪い事だ」。この台詞もカットかぁ。皇女相手だろうが上から目線な感じが好きだったんだけどなぁ。


・「えっと、メイ・チャンだっけ?」。あ、そういえば発音そっちなんだっけ。すっかり忘れてた、つい「メイちゃん」の発音で読んじゃってるんだよねぇ。


・シャオメイがまた可愛いっ。この不敵な笑みとか。生意気にも爪立ててるのよ、爪っ。一緒になって頭抱えたり、ピヨピヨしたり、歯を剥きだしたり、しがみついたり。可愛い過ぎっ。掃除のお手伝いをするシャオメイもかわゆすっ。
2906


・最近はすっかりギャグシーンも話に馴染むようなものになってきたよなぁ。緩急も上手い。「病人は万国共通で病人だ」がきっちり生きてる。


・このアルがまた可愛くてっ。
片手で持っても小さく見える写真なのに、それを大切に両手で持ってさ。無言で睨み付けてる。
家族が一緒に暮らしていない云々はカットかなぁ、来週のイシュヴァール話導入に使わないかなぁ。
2908


・「片付けたらコーヒーでも飲んでけ」。飲めないけどね。ってツッコミを入れたくなる処なんだけど。こんなに汚れた部屋なのに食器棚には綺麗に並べられたお揃いのカップが三つ。ほら、やっぱり大切なんじゃないか、って。そっちにツッコミを入れたくなる。


・原作では町並みは普通に直していたのに。国家錬金術師様相手じゃ誰も文句言えなかったんだろうか? あ、憲兵の一人がハンカチで拭いていたのは、嫌な汗が流れていたせいか?
2909


・「実は午前中近場の錬金術師に~」。ちゃんと大総統執務室で、この頃は1時前になってますのよ。
2907


・「錬金術師さん ありがとう」本当に? 本当にそう思ってますか? そこの奥さん!! 
やっぱりエドとお父様の趣味は似てる気がする。


・もしかしたら「狭間の宴」でホーエンハイムが目を覚ました時の、あの鳥達だったりして、と夢想してみたり。
2910


・「中尉に返さなきゃ」。スタッフ!!!! お前らメチャクチャ楽しんでるだろ!(笑)
あそこでEDがかかって映像が通常バージョンと違うし、歌詞が違うし、歌詞テロップ無いし。「こりゃCパートあるな、お、そうかリザっちの背中ね、わくわくっ」と思わせておいて。

オヤジかよ!!!

しかもこのEDのメロディラインからいったら「「君が神に見える」でフェードアウトかな」と思わせておいて。

EDぶった切ってそれ入れるのかよ!!!!

わはは、いやー、受けたわ。
2度も予想を裏切って既読視聴者を手の平の上で転がしてくれやがる(褒めてます)。
スタッフに原作ファンがいるからこそ、こんな荒業を思いつくんだろうな。


次回の脚本は、ひさびさの大野木さん。2ヶ月ぶりくらい?
次回は、14巻最後のリザのシーンから、15巻のほぼ全域よね。きっと。
確か前も、原作話数の多い回の担当だったよなぁ。
これはもう、シリーズ構成の責任ってことで、原作大まとめの回は大野木さんが担当って決まってるのかしらね(笑)。

脚本=水上清資
演出=筑紫大介
絵コンテ=大原実
作画監督=小林祐・橋本和紀

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/10/22

鋼の錬金術師FA 第28話「おとうさま」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。なんでタイトルが「お父様」じゃなくて「おとうさま」なんでしょ? そういえば水島版も、3話「かあさん…」とか27話「せんせい」って平仮名だったよね。なんか意味があるのかしら?

というわけで今回はすべて箇条感想でいきまーーす。

・骸骨の蝋燭って、エド並みに趣味悪いよなぁ。
お父様ってホーエンハイムの血が使われてるのよね。
ってことは、エドの趣味の悪さはホーエンハイムの遺伝なのか?


・「とうさん…」疑問形じゃないのが不思議。呟いてるのとも違う。なんだろうこのニュアンス。
ホーエンハイムなのか否かではなく。
ホーエンハイムがここにいる事にショックを受けている?
ショックを受けるってことは、信頼していたからか?
信頼?
無意識に、アルはホーエンハイムを信頼しているんだろうか。


・結構グロい。グラトニーの腹から2本の足が出た後、さらに出てきた足で自ら立っている。グラトニーの身体は宙に浮き、エンヴィーの足で支えられている。
2801


・現実の再会シーン。あ、やっぱり肋骨やられてる人間の、足を引っ張るのはダメすか?(笑)。代わりに細心の注意でエンヴィーから掻き分ける手つきが妙にエロいんですが。
しかも、エドの抱きついた時、足! 足! アル飛んでるよ(笑)。
それ、エド潰れちゃうからっ。
2802


ここで、一度画面をリンに振るってのは、何なんだろうね。どういうセンスなんだろ?
気持ち的には、バカ野郎、リンなんぞ映してる場合か。早く、アルとエドを映さんかい!! おらおらっ!! って感じなんだけどっ。

ここでリンが映る事で、リンの視線で2人を見る事になっちゃうみたいで、犬も食わない痴話げんかを見ている気分にさせられるんですが(笑)。
えーとですね、表現が難しいな。

原作みたいにアルに同調して、エドの台詞まんまの気持ちになっちゃって。
「うんうん、そう、そう。そうだよね。ずっと我慢してたんだよね。アル、辛かったよね、寂しかったよねー」ってなってしまうのと違って。
「あらあら2人の世界を作っちゃって。ホントこの2人ってば仲いいよねぇ。うふふっ、アルってば甘えちゃってるし、エドはおにいちゃんしてるし、善き哉、善き哉」って一歩下がって微笑ましく観ちゃう。

そのあたりのさじ加減の関係とか、エドの過去回想も台詞もないせいで、原作ほど熱い感じじゃなくて、あ、あれれ? こんだけなの?? って思ってしまって、うっかり見過ごしてしまったらしいんだけどっ。

2回目観た時に気が付いた。

アルがカタカタずっと震えてたのに、兄さんが触れたとたんにピタって止まってるの!!!!

うわぁ、うわぁぁ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
ちょ、おまっ、何それ!!!
も、萌えた、超萌えたっ。
うわぁ、うわぁ。(リピート)。うわぁ、うきゃぁ。(リピート)。うわぁぁぁぁ、(リピート)×endless。


・左手が途中までしかない分、立ち上がる時に微妙にバランス崩れて右側に傾いでるの。細かいっ。


・「一応父親」。この台詞っ。
原作では、聞かれたからただおそるおそる答えた、みたいな平坦な言い方を想像してたのよ。
こうキタか。台詞が重い。
ほとんどホーエンハイムの事なんて記憶にないアルでも、トリシャやエドの背中を見て育ったから、やっぱり少なからず父親に対して思う処はあったんだなぁ。
あ、そうか。だから、リンに父親の話をするシーンがカットされたのかな。


・これがあってお父様がエドの状態に気付き治療する。この流れは上手いなぁ。
2803


・兄さんが肋骨治された時、横で屈んでエドの様子を見て、それから自分の腕を確認してる。もう自分の腕は治ってるのにエドの方に目がいって全然自分の腕の事なんて眼中にないのっ。そんなに兄さんが大事なの??? にやにやしちゃったよー。


・お父様の台詞が全体的に、そこらへんにいそうなトボけたオヤジ風なのが面白いなぁ。威厳とかそんなもん欠片もない感じ。
実は、27話で運昇さん演じた黒ホーエンの方がよっぽど、お父様のイメージだったりするんだけど。
つうか、いっそホーエンとお父様の声優を逆にした方が、私の中じゃ原作のイメージに近い気がする。
それを敢えてこのキャスティングって。どんな意図があるのかね。
どう転ぶのか、対決シーンとか楽しみだわ。


・お父様の錬成。そっか、ここでホーエンハイムを出す必要があったから、その前に27話の話を済ませたかったのか。
しかも孤独な戦いにしてしまったから、ガイド無しなのか?


・「大きな力を得た途端に浮かれやがって。それがどんなものかも知らずに」の後、お父様の管が延々映ってるのが意味深だなぁ。
やっぱりこれってあの管の中を流れているもののエネルギーでアメストリスの錬金術師の錬成は発動しているって事なのかねぇ。これは未だ原作でも解明されていないものなぁ。
スタッフは知ってるんだよね。知ってるからこそこの表現なんだろうな。
くそー気になるぜっ。


・「暁の王子」をすでにプレイor私みたいに実況閲覧済みだったりすると、すでにグリリンの声が中村さんってのを知ってたりするので、ちょっとその衝撃を味わいそこねたのは残念だったなぁ。
んー、ゲーム発売のタイミングは考慮して欲しかったぞ。
うん。グリリンの声いいね。リンが高めの声だったから、リンの顔から中村さんの声がでてくるこの違和感がすごいっ。
グリードになった途端背が伸びたように見えたのは気のせい…よねぇ。思わずそう思ってしまったくらい雰囲気が変わって見える(もしかして本当に変えてたりする?)。
この姿込みでのオーディションだったって事だよね。うん、大正解だっ。


・空気読めてないおなごが1人。そして。
2804

「そこの小柄な」。何気に空気んでるよ、スカー。偉いっ。そうか兄さん的には「小柄」は怒髪天レベルではないのだね。


・なにもここまで、ひどい兄さんを映さなくても(笑)。つうか朴さんの演技にも拍手っ。
2805


・エドワード様、声キモ!(笑) 初見では気が付かなかったけど。
メイ・チャンの表情も相当なものだったのね。
2806


・痴話喧嘩(笑)。手前でしゃべってるの無視して、聞き取るのに必死した!(笑)。
「兄さん、あの子に何したんだよぉ」
「何もしてねぇよ。そんなことしてる場合じゃ、ねぇだろうが」
「ああ、うん」
「○○抜けねぇか んっ、んっ、んっ」
 アルの息を吐く声。
…………………………はっ。
いやん、ごめんなさい。台詞だけだと、かなり明後日な方向に想像が……ぽっ(爆)。


・メイ・チャンの錬丹術は遠隔操作だから、円陣の中で風は巻き上がったりしない。だからメイ・チャンの髪はそよがないんじゃないか? ってな事を前に書いた(自分のブログか、お友達のブログのコメントか忘れたっ)のだけど。
 今回、すでに予告でメイ・チャンの髪がそよいでいたのだよ。

 うーむ。設定情報の通達ミスか? それとも絵コンテのミスか? 
 単純にあたしの予想が外れてただけだろうが、つうツッコミもありだけどっ。
 単純なミスでした。それじゃあ詰まらない。

 エドからイシュヴァール殲滅戦の原因がエンヴィーだと知った時のスカーも、攻撃する前から、今までになく髪や上着がなびいてる。
 ならば。
 今回は設定よりも、アニメ的な怒りの表現を優先した、そんな考え方もありなんじゃないか?


・気分は「志村、後ろっ後ろっ」(笑) 
2807

実はこの前からすでにグラトニーは少しずつ再生されてるのよね。
これとか、これとか。
2808

でも初見じゃ気づけなくて、上のコマで初めておや? と思った。
スカーの錬金術は青なのに、なんで左手側に赤の錬成反応が見えるのか。
いーなー、いーなー。も、こういうの大好きっ。


・スカーと背中合わせで密談してる時のアルの声がっ。も、超、超カッコいいんですけど!!! も、すげえ男前。
かと思えば「やるならやるって言ってよ」とか怒り方は可愛いし。はぁぁぁ、うっとり。


・ちゃんと、かなりテンポ遅れて頭を取りに言っているのよね。
煙ごしにメイ・チャンを鎧の中に入れてるシーンが見えるかと思ってコマ送りしたけど無かったわ。
んでもね。
アルの腕の外に出ていたはずのメイ・チャンの三編みが映ってないのはちゃんと分かるように描いてある。
あの煙を避けたら、色々描いてあったりしないのかなぁ。
DVDに、煙が無かったらの映像とか入れてくれないかなぁ。入れてくれないかなぁ。入れてくれないかなぁ。


・エドVS.グリリン 動きがいいなぁ。先のエドVS.グリードの時は確かに動いているんだけど動いている事を見せるために動かしていたって感じだったけど、今回は格闘を描いているから必然的に動きが出たって感じ。……言ってる事分かります?(笑)
んー、動きを作ることに無理がないって事かなあ。


・Cパート。そっか地下の話はここで終わりだから。次回持ち越ししたくなかったのか。
物語として考えれば、原作のようにアバンにも使えるけど、子供には分かり易く「地下での話」とくくれば、ここが起承転結の結になる。
 

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009/10/18

三期OP&ED

OP
歌はニコから落としてもうさんざん聴いていたんだけど。
なんつうか、歌だけでは、絵がまったく思い浮かばなかったのよ。

最初は淡々としていて、ずっと淡々として。
盛り上がったと思ったらずっとあがりっぱなし。
メロディにアクセントがないから、
どこで画面を切り替えるか、
どこでも違和感がない分、
逆にいつまでもたらたらしたものも作れちゃう。
アニソンぽくなくて。
どうすんのかねぇ。って思ってたら。

動く動く!!


・冒頭のエドの腕が、墓標にも、トラップにも見えるのが上手いなぁ。戦いをあきらめたようにも、仕掛けているようにも、どちらにも見えるそこへ来て

♪ 集中できてないな まだ身体が迷っているんだ

でしょ? この掛け合わせ感がすごい。


・このエドの表情とか、これで、イラストシーツ用に使えそうだよね、と思ってしまった、なんていうのは置いといて。
2701


・このカットの繋ぎも面白いっ。
2702


・イシュヴァール殲滅戦の回があるからと分かっていても、OPにヒューズが出ているのはやっぱり嬉しいし。


・キンブリーってサイド剃ってたんだっけ? と思ったらこれ炎による光の加減のせいみたい。


・そうそう、炎が綺麗だよね。どこかでこの辺りは亀田さん(ロイVS.ラストのシーンの原画マンさん)じゃないかって書かれてたブログを見たな。


・スカーがだんだんごつくなってたり(この頃の方が若いのに・笑)。


・賢者の石が、実は舌の上だったってのが、このえげつなさキンブリーらし過ぎ。まったく誰のセンスだよ(笑)


・今回はアルもちゃんと出ていて嬉しいし。しかも兄さん庇ってるよっ。いやでも、力技じゃなく錬成シーンが見たかったけどさ。
Vlcsnap2009101802h20m33s197


・ここ。私がMADを作る時の感覚だったら、一度完全に閉じてからもう一度開いた方が迫力があると思う。そうしない理由ってなんなんだろ? プロの答えが聞いてみたい。
Vlcsnap2009101802h20m42s26


・バッカニアとマイルズ。にオリヴィエ様ついに登場っ!!!
え? 唇が色トレスじゃないっ。口紅じゃないってこと? しかもベビーピンク?? ちょっと可愛すぎません??
それにちょいへの字口過ぎだなぁ。
スタッフは、きれいなお姐さんより、可愛い妹の方が好きなんでしょうか?
ちょっと愛が足りてないぞっ。
Vlcsnap2009101300h42m45s200


・でもこのオリヴィエ様の引きとアップいいなぁ。一昔(もとい、二昔)前のサンライズものを思い出す。


・雪のまき散らす感じもいいし。


・従えている部下の統率ぶりが素晴らしい。


・しかもちゃんとファルマンいるのが素晴らしい(笑)。
Vlcsnap2009101623h55m27s221


・これとか、これとか。今までの鋼(水島版も含む)になかった映像だよなぁ。
SFアニメっぽい。しかも、アル、今回もヒロイン決定? みたいな(笑)。
Vlcsnap2009101802h24m57s235

Vlcsnap2009101300h43m28s117

黒い手がクレパスみたいな風合いなんだけど。これって本編でもこんな感じにするのかしら?
Vlcsnap2009101802h25m43s191


・2期に続いて今回も真理の扉シーンがぁぁぁぁ。
2期の時は毎回これを見るなんて痛いよって思ったけど。
本編の解釈が原作と違っていたせいか、嬉しかったりするから現金なもんです。


・総括として。
2期がこれから出てくるシーンを細かく細かく入れ込んでいたのに対し、今回は全てイメージ映像。
だからエドもグラの腹の中で尚且つ、靴を食った後っていうかなり短期間だけの様相だし。
こんな広い野っ原で、ホムンクルスが勢ぞろいで闘うなんてまずありえない光景だし。
真理の扉に見えて実はエンヴィーの口。エドは折れたはずの腕で扉をこじあけようとしてる。
(本編でも原作でもちゃんと右手だけでしたよ)
Vlcsnap2009101300h43m14s239

これってつまり冒頭の腕だけが現実で、そのあとすぐに立ちあがったつもりでいたけれど。実は気を失った一瞬の間にエドが見た幻、って風なのかしらね。


ED
3期EDはウィンで、っていう謎の法則があるんでしょうか?
水島版に続き、FAでもウィンリィがメインですか。
Lil'Bは、兄弟の絆って事で書きました、ってインタビューで言ってるのに、これってOKなんですか(笑)。
いや、ま、確かに、前にも書いたけど、兄弟だと思って聴くとホント甘々過ぎて、ホーエンハイム&トリシャの映像の方がイメージし易かったんですけどね。
まあ、戦闘がはげしくなるとウィンはOPに出せなくなるものなぁ。

2chあたりでは、ヤマカンの起用が話題になってますけど。
「ハルヒ」も「らき☆すた」も「かんなぎ」も私の守備範囲じゃないからなぁ。
とりあず、ダンスを封印してくれて良かったです(笑)。

「MOTHER LAND」が故郷で待つ女だったのに対し。
「つないだ手」は送り出す女、って感じかな。
前者が同じ空の下にいる事に喜びを感じているのに対して、後者はエドの協力者でいられる事に喜びを感じてる。
電話のシーンとかベタだけどさ、いい表情してる。ほんのり頬を染めてるのよね。
ってか胸がでかくなってるっ(笑)。
自分、エドウィンにはなれないけどさ。
うん、いい絵に仕上がってるって思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/17

鋼の錬金術師FA 第27話「狭間の宴」感想2 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

感想というか、はしがき的なことなどをつらつらと。

やっと27話のブログの感想をぐるぐる回り始めたのだけど。

何、ベタに夢オチなんてやってるんだ? ケッ! みたいな感想散見して。 
あ、あれ? 知らないものなの??
だって。
夢落ちの総集編っていったら、あんたそりゃ。
「超時空要塞マクロス」の「ファンタズム」じゃん!!
「マクロス」って言ったら、大野木さんの代表作じゃん!!!

オマージュ? オマージュ? てんで、ニヤニヤしながらあたしゃ観てたってのに。

うぉぉ、これってジェネレーションギャップか。


カットワークって言えばいいのかな?
コマの繋ぎ方が神がかってすごかった。
「食べていい?」なんて本来入れなくてもいいじゃない? それを敢えていれたうえで飲みこむシーンが入っていたり。
マルコーがホムンクルスの企みについての推論<賢者の石を作る為じゃないのか?>を語っている処に、クセルクセスの人体錬成(つまり本当は違うという暗喩)のコマを被せたり。
「人柱」の台詞の繋ぎ方なんて絶品だよ。昔の台本全部ひっくり返してチェックしたんだろか?
放映時とBGMが違うだけで、こんなに伝わってくるのにも驚いた。
ロイはイシュヴァール戦で、リンはランファンの覚悟で、アルはニーナやヒューズ、マーテルの死によって、エドは人体錬成の失敗によって。
それぞれがそれぞれに、自分の至らなさゆえに傷つけてしまった人たちに報いる為に立ち上がる。
この繋ぎ方とか、ちょっと有り得ないくらいヤバかった。
本当にまるで、あらかじめこの総集編を想定して台詞を書いていたのかと思うくらい(原作通りのものが大半だったからそんな事はないんだけど)、カッコ良かった。

そしてホーエンハイムがトリシャの死を受け入れ、また立ちあがって歩き出した処に、ここで新EDの、

♪めぐりめぐってもまたここで会いたい はぐれないようにこの手をつなぐんだ

 って。ここで入ったらそらもう、泣くしかないでしょ(また泣いたんかい)。


この間、鋼友に会った時にちょうどこんな話をしてた処だったんだよねぇ。
FAが書きたいのは「人間の業」なんじゃないかって。

人は弱いから逃げ出すし、他人を恨まずにいられないし、欲に溺れるし、疑心暗鬼にもなる。
けれど大切な人や、守りたいものの為であれば、立ち向かい、他人を許し、欲を捨て、人を信じようとする。
勿論、そんな真っ正直なだけじゃない。
逃げるとみせかけて陽動を誘い、恨みを晴らす為だけに生き、代償を考えずに手を伸ばし、騙される前に騙してみせる
そんな強かさすら人間のもの。
そんな「人間」ってものに焦点を置いて描きたいのかな、って思ってる。
ちょうどその片鱗(弱い、強いの差すもんは違えど)が見れたのが嬉しかった。

ちなみに水島監督が書きたかったのは「世界 対 自分」。
「人は世界とは無関係にはいられない」っていうアレですね。

ミクロな話とマクロの話。
錬金術が、ミクロコスモスとマクロコスモスについての思想なだけに、面白い対比。


キーアニメーターから金田尚美さんの名前が消えたっ。
えーっ、版権絵も結構描いてた方なのにー。
ちょっと丸い感じの絵で女性らしい可愛い絵の方で、
水島版も担当されていた方だったから安心して観れたのにー。
今のところ他の仕事をやっている感じでもないのになぁ。
あ、でも今回ゲストキャラは金田さんだ。
キーからは外れたってことなのかしら?

代わりにキーアニメーターには、佐古宗一郎さんの名前が入りました。
うーん、OPといい、3期以降はあまり可愛い路線は無しの方向にしたいのかしら?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/16

鋼の錬金術師FA 第27話「狭間の宴」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。最初は、あれもこれもーっって技術的な面白さの感想を色々書いていたんだけど。
今回、ホントに言いたい処はそこじゃないって気がして。
がっつり削除しちゃいました。

ただただ思うのは、トリシャがホーエンハイムに子供達を残していってくれてホントに良かったな、ってそれだけなんだよね。

今まで10年近く妻も子供も放り出して、それでも、元の身体に戻る為に頑張ってきたのは、その後に妻や子供たちとの生活が待っていると思っていたからこそだったはずなのに。
そのトリシャが逝ってしまって。
ホーエンハイムはすごく後悔したんだと思う。

こんな事をするくらいなら、アメストリスを捨てて、他人の死なんて無視して、家族4人ひっそりと暮らしてトリシャの死をみとってあげれば良かった。
人一人の人生なんて、ホーエンハイムの生きてきた時間に比べた本当に一時でしかないんだから、その一時を自分の為にではなく、トリシャの為にすごしてあげれば良かった。

だから揺らいでしまった。
元の身体に戻る意味を見失ってしまった。

人なら揺らいでしまって当たり前なのに、私、そんな事全然想像もしてなかった。

原作では話の流れ上、この時点ではまだホーエンハイムがエドの敵なのか味方なのか、もしかしたらお父様と同一人物なんじゃないか、って思わせていた時期だったから。
こういったエピソードを仕込む事なんて出来なかったんだろうけれど。
トリシャの死を知った後、ホーエンハイムが何を思ったかなんて考えも及ばなかった。

パーフェクトガイド3の荒川先生のインタビューを読んでいて思ったのだけど。
荒川先生が「いや、これマンガだから」と我に返り、リアリティより迫力や流れの勢いで押し進める事を選んだ処を、入江監督(それとも大野木さん?)はそこで踏みとどまっている。「でもこれは彼らにとっての現実だから」と。
それはリアルを描こうとしているわけではなくて。
もし自分がその立場だったらどう動くか? あたり前の心の流れを当たり前に描いている。
>だからクセルクセス遺跡では目の前の犠牲者に目をつぶり、誰も犠牲者を出さないなんて言う粗忽者のエドをカッコ良くは描けなかったんだと思うのよ、Tつさん。


リゼンブールでピナコに「もうお前の飯が食えなくなるなんて」と言ったあの台詞。
原作初読時にはホーエンハイムが国を滅ぼすつもりだからではないのか? と思わせ。
ホーエンハイムの罪が描かれた後は、自分がもう死ぬつもりだからじゃないのか? と気付かせるミスリードを狙ったものだったけれど。

FAのホーエンハイムは、お父様に刃向かう意思も消失し、もう国の消滅をただ黙って静観する気持ちと、いっそその時がくれば自分も死ねるんじゃないかって、そういう意味でのダブルミーニングだったのかもしれない。

だから、馬車が襲われた時の「化物だよ」のシーンも、「もうすぐだ」のシーンもカットしてしまったんだろう。
あの時点で、ホーエンハイムはまだ前を向くことが出来ないでいただろうから。

トリシャを失った絶望は計り知れない。
でも、それでもトリシャが子供達を残してくれたから。

トリシャの時のような後悔はしたくない。
ならば、その為には、子供達や大切な友人達だけ、有無をいわさず国外に連れ出してしまえばいい。
そうすれば自分の心の安寧は保てる。
けれど、もし、エドとアルを国外に連れ出してしまったら、2人はきっと永遠に元の身体に戻る機会を失ってしまうだろう。
(自分の中の賢者の石を、ホーエンハイムはその罪の証として、2人に使わせるような事はしないだろう)
ピナコは兄弟たちを支えこの国に残るという。

大切な人だけ連れ出して守るか、この地で全てを守るか。

「世話になったな」。
あのウィスキーは夢の中でピナコが渡してくれたものだった。
だから、きっと。
ホーエンハイムは引き続きこの地で、全ての人を守る為に動く事を決めたんだ。
ピナコに別れを告げたあの日から。
もう一度、全てをリセットして。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/12

ガンガン2009年11月号 鋼の錬金術師第100話「開かずの扉」ネタバレ感想

ネタばれ回避文です。100回突破。おめでとうございます。
イラスト&スペシャルメッセージ入り色紙100名プレゼント!! とあったので、ええっ!!と思ったけど。
「直筆」の文字は無し。シリアルナンバー有り。

………あ、印刷ですか……………ですよねーっ。
……………ちっ(笑)。
 
ということで、感想行きます。


・まだ死んで無かったんかいっ、ラース。しつこいなぁ。
さらに、排水口(?)を見ているってことはあそこに入り込んでまた立て直しをはかる気なんだろうな。
いや、しかし。
はじめてのリンとの戦いのあと、プライドとの会話で、自分たちが翻弄される若者の働きを喜んでいた彼の事が、やっぱり私は忘れられないんだよ。
ラースには人として死んでほしいって気持ちが、未だ捨てられない。

ラースのこの執念深いほどの生への執着っていったい何なんだろう。
淡々と。それでも絶対助かる道を意地でも探し出そうとする。
人よりも見えるから生き延びられるんじゃない。
見える利点を生かして行動を起こすからこそ、生き延びる事が出来るんだ。
何の努力をせずとも再生を繰り返す自分の仲間を横目で眺め、死をも辞さない人(=軍人)の死を悼む人間に怒りを覚える彼の、その真意はどこにあるんだろう。

己の命を粗末に扱うホムンクルス。
誰かを守る為に死ねる人間。

何故誰しも生き抜く為にガムシャラにならないのか。
ラースの怒りの原点はこれなんじゃないだろうか?
同じ大総統候補として教育を受けながらも、自分がその幸運を得たが為に淘汰されてしまった彼らの為にも、自分は生き延びなければいけないという十字架を自ら背負ったのかもしれない。

だからこそ、ねちっこく生き延びようとする、エドやリン、マスタング達の行動を嬉しく、彼は思うんじゃないだろうか?


・「もウ 間に合わなイ……」
最初に落ちたのは血で、でも次に落ちたのは涙のしずくで。こういう演出がやっぱりうまいなぁっ。


・「ここは錬金術大国なんだロ?」
それは、今までエドたちにとっては逆だった。
錬金術はいつだってこの手の中にある。賢者の石がないから自分たちは元の身体に戻れない。

けれど。
賢者の石は、生きている人間には万能かもしれないが、万能薬じゃない。
飲めばいい薬じゃない。
行使出来るものがいなければ、それはただ赤く光る石でしかないんだ。
いまさらながら気がつかされた。

フーを助けたいと叫ぶ中、撃たれたリン自身の肉体は勝手に再生される、その皮肉が痛々しい。


・リンとグリード
今までだって、二人はまあ上手く付き合っていた方なんだと思う。
お互い乗っ取り、乗っ取られたりしながらも。
だけど。
「ケガをしたくない者! 家族・恋人のいる者は下がレ!!」
「あと女!!! 俺は女と闘う趣味は無ぇ!!!」
最強の盾に身を包みながら叫んだのは間違いなくリンだ。
これって融合なんだろうか?
それとも共存?
後者の台詞はグリードだ。
仲間を大切に思うグリードだからこそ、彼にとってもまた、フーやランファンはすでに仲間だったんだろう。
リンへの同情ではなく、フーの死を悲しむ自分がいるからこそ、リンに手を貸す気になったのだろう。


・「リン・ヤオ…いいや人造人間か…? 味方につけるとなんとも頼もしい」
うん。だけどその姿は痛々しいよ。


・「中央の煤けた空は肌に合わん さらばだ同志。ブリッグズの峰よりすこし高い所へ先に…行ってるぞ…」
白と黒しかないブリッグズにも青い空があると言っていた彼の。
図体に似合わずロマンチストな彼らしい最期の言葉だった。
「同志」。志しを同じくする者。その言葉が重い。しばし黙祷。


・「今日タバサちゃんちでにっしょく見るやくそくしてたのに…」
やっぱり、今日が日蝕の日でいいんだ。
だから、この日を狙って一斉蜂起をしたと。
確定的な言葉が出てこなくて、ずっと状況判断が出来なかったのよね。
(ブロッシュの弟達も、いつが日蝕とは言っていない)
その辺り、予め明確にしておけば、読者側はタイムリミットを気にして余計にハラハラする、っていう効果をあげることが出来たと思うのだけどなぁ。勿体ない。


・エドとイズミ、そしてアル
なんで扉をくぐったのに、お父様の元にいるわけ?
なんでそこが真理の扉じゃないわけ???
これまたグラトニー同様、あの錬成陣は、お父様の失敗作って事でOK?
だからあの扉は、誰かが自分で自分を人体錬成したから発動したわけじゃない。
パーフェクトガイド3を信用するなら(今回結構。はぁ??って感じの解説多くなかったデスカ?)、行使者の血が使われていないから、っていうのも理由にしていいのかな。
グラトニーの腹の中の偽真理の扉をくぐったら異空間に辿り着いたのを改良してどこでもドアにしたとか。
そういうレベルなんだろうか?

なのにアルはいない。
おそらく真理の扉の前にいるってのは想像つくけど、何でアルだけが?
しかもくぐったのは真理の扉なわけじゃない。偽真理の扉なのに。 あ……。

定着!! そうだっ。

鎧だっ。鎧が一度分解されたせいで、定着の錬成陣も一時的に分解されてしまったんだ。
だから。
アルの魂は鎧から切り離され、そこを肉体に引っ張られてしまったんだ。

アルの魂はもう肉体に戻ったんだろうか。あのガリガリの状態で?
エド達と再会出来たとしても、それじゃあもう、戦力になれないじゃないかっ。
元の身体に戻れたならそれは嬉しい。
嬉しいけど、そのせいで足手まといになって歯噛みするアルは見たくないよ。


・ホーエンハイムとお父様
どこのショウちゃんかと(笑)。
思っていた以上にホーエンハイムってこう……期待を裏切るよなぁ(笑)。
まだあがいているシーンぐらいあるかと思ったら、すでに腹の中か。
下手に賢者の石をここで使うより、カウンターまでの温存のつもりなのか?

「ようこそ 私の城へ」って。
遡って97話「二人の賢者」の最後、天井にも目があることからして。
この空間そのものが、お父様と思っていいのか?

ホーエンハイムの予想では、器=フラスコで、器がなくなればホムンクルスは生きられないはずだった。
けれど器がなくとも、あのウゾウゾのような身体でまだ生きている。
あれがお父様の中身だというなら、金太郎飴みたいに、切っても切ってもあんな感じなんだろうか?

ということは、あの管の中も同じようなものが行き来しているのか? それともやっぱり賢者の石なのか?
このあたりは別途考察で書く。


・ロイとリザ
エンヴィー戦以上に、ここが正念場なんじゃないのか?

ここで扉を開いた処で、人柱が揃ってしまえば、リザも賢者の石として命が奪われてしまう。
ならば、扉を開く、開かないに関係なく、リザは死んでしまう。
って事くらいロイだってわかっていると思うんだけど。
マルコーの轍を踏むような真似はいくらなんでもしないだろ?
ってのは。ロイを買いかぶり過ぎてます?(笑)

ってか金歯野郎の行動原理がそもそも分らんちんだわ。
死んだ人間を取り戻そうと扉を開いた処でリザは帰って来ない。ならば。

リザを殺したって意味ないじゃん。

あれは単に脅しって事なのか? 
にしては、ヒューズの名前を引っぱり出したりしてるし。
あれの知っている原理は、あくまでも「死んだ人間を生き返らせようとすると人体錬成で、扉は開く」だけでしかないように思える。
つまり、自分で自分を人体錬成しても、扉は開くって事実を知らない、んじゃないのか?

だって殺したらリザはもう戻って来ないんだもの。それじゃあ、ロイがぶちぎれておしまい、でしょ?
どうしたって扉を開く理由にならない。
まったく意味が、ない。

活かしていてこそ脅しになる。
逆に、金歯野郎としても、リザに死なれちゃ困るはずなのよ。
扉を開いたらリザを解放してやるって、そう脅した方がよっぽど効果的だ。
それが分かってないのか?

それとも曲がりなりにも医者なんだから。
脅すために切ったのは頸静脈であって、頸動脈じゃないとか、言いますかね?
扉を開かなかったら、今度こそ頸動脈を切るとか脅して。
いやだって、動脈ってそう簡単にナイフ当てたくらいじゃ届かない位置にあるって言うし。
あれは、剣を引いているから、それこそ深くはないんじゃないかとか思ってしまうのだけど。

となれば。
生きている今の時点だったら、賢者の石があれば生体錬成で扉を開かずとも助けられる。
ああ、そうだよ。
マルコー達が合流すれば賢者の石、いや、そんなの使わなくともメイ・チャンによる治療だってありだ。

そして。
錬成陣ってのは、別に触れてなくとも術者の念を送ることで発動するってのはパーフェクトガイドだったかにもあったし、1話でアルがラジオの修理した事でそれは実証済みだ。
左手の手袋は手をおさえられただけで、切られたわけじゃない。
さらに、今回のパーフェクトガイドにあった常に予備の手袋を持ち歩いているっていう事実を信じるなら。

今、リザの捕縛は解けている。
落とした銃が遠ざけられたコマはない。
右のリボルバーなら少なくともあと3発、左のオートなら少なくとも4発は残っている。
いや、弾がなくとも撃鉄を叩けば火花は出る。
例え頸動脈を切られていても即死はない。

手詰まりじゃない。まだ条件は揃っている。
気持ちさえ捨ててなければ勝機はあるはずだ。


| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009/10/05

鋼の錬金術師FA 第26話「再会」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。
今回の一番良かったシーンがどこかなんて勿論決まってます!!!!! 
アルーーーーーーーー!!!!!!
あーだけど最初にそれを書いちゃうのはあまりに勿体な過ぎるので。
やっぱり今回も箇条感想で。最後に箇条でない過剰な感想が入る感じで、よろしく。

んではいきまーす。

・エドとリンの決定的な差が出たよ。やっぱり戦う事に関してはリンのが上だわ。戦う上での割り切りも含めて。
いやもう、リンってばエドの王子様?(ぷぷっ) 先週から続けて2度目だよ。リンが倒れたエドに駆け寄るの。しかも抱き抱えられたりしちゃうし。あ、そういえば本当に皇子だったな(え? そーゆー話か?)。
でもエドの方が生きることにねちっこいんだよね。そこがリンの不思議さだよなぁ。民の為にも絶対自分は死んだらならない存在だっていう自覚は、エド以上にあって然るべきはずなのに。なんで簡単に行き倒れるんだ? 
刺客にさらされる日々に運動能力は否が応にも跳ね上がって強くなっていっても、どこかで皇子っていう重圧から逃れたいって気持ちがあるのかなぁ。

 

・原作でもさ、抱きかかえるシーンはあったし、エドが耳をふさぐシーンもあった。なのにこの辺りって勢いで読んでいたせいか全然気づいて無かったよ。
確かにコマが小さかったり、それをメインにしたコマじゃなかったりっていうのもあるんだけど。
えー? エドってこんなに気持ちがふらふらしてたんだっけ?ってちょっとびっくりだった。

 

・「お兄ちゃん、あそぼ」。これ、上手いっ。どこから声がしたのか敢えて固定してないのっ。だからこれはエドの幻聴なのかもしれない。
何故そんなものが聴こえたのか。そこまでエドの心が追い詰められているって事。

 

・壁画に色! しかも宝石付き!! すっげぇ。ああああ、もう美味し過ぎるっ。
美味しすぎるよっ。クセルクセスの遺跡は風化してもう色はない宝石もおそらく盗賊に持っていかれているんだろう。
なのにグラトニーの腹の中にはある。おそらくこの石板が作られた当初に飲み込まれたから。
じゃあ、何故1期OPのエドのそっくりさんの背後にあった遺跡には色がついていて宝石も輝いていたのかっ。
きっと、原作未読者さんは、すごく今グルグルしてるよねっ。ねっ、ねっ。
あああもう、原作未読者さんの反応が知りたーーーーい!!!!!!

 

・くぎみーノリノリ過ぎやん(笑)。そしてやっぱりエドはアウトオブなのね(笑)。
2601

 

・シャオメイのおしりっ。やっぱぷりちーだなぁ。そういえば前に入江監督がインタビューで、鋼は女性に関しての萌え要素が少ないので、スタッフはもっぱらシャオメイとか小動物に力が入ってるとかなんとか。あれ、実はかなりマジだったのか?
2602

 

・やたらとフンドシと尻尾がなびいているのって。これっていわばビル風のようなもの?

 

・シャオメイが落っこちないように支えてるの。こーゆー優しさがねぇぇぇぇぇ。うんうん、好きなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。
2603

 

・アルがシャオメイの頬をぷにぷにしてるのが、ああ、もう可愛いなぁ。しかも指にしがみついてちゃって。はぁぁ、萌えの少ないFAでこんな処で萌えるとは思わなかったわ(笑)。
2604

 

・「兄さん 生きてるよね 兄さんっ」。アルが男前過ぎるぅぅぅっ。二度目の「兄さんっ」がねぇ。切なげでとっても美味しかったです。ご馳走様(笑)。

 

・メイ・チャンは民を統べる者としての覚悟が足らんとさんざん言ってますけど、自分。
何のかんの言っても、考えてみたら、メイ・チャンって強いよね。ってか肝が据わってる?
こんな気色悪い生き物を目の前にしてもひるまないし。普通の女の子でしかもまがりなりにも皇族なわけなんだから。「きゃーっ」とか言って失神したっておかしかないのに平気な顔して戦えるんだから。
彼女なりに色んな修羅場をくぐり抜けて来てるんだよな。

 

・若かりしの大総統があまりにカッコ良かったのでびっくり(笑)。さすがに声は変えてきたか。

 

・出たよ金歯野郎がっ。40代か? 50代か?

 

・これでもかってほど、アメストリスが丸い国土だって事を全面に出してますなぁ。ニヤニヤ。
2605

 

・「応急処置だ」「ありがとう」。意外と礼儀正しいよね、兄さん。

 

・獅子の目の中まで宝石だったんかいっ。リッチだな。クセルクセス王。

 

・回転させて、さらにミラーでひっくり返してみましたよ。ほとんど意味のある単語が少ない中、「BONES」だけはしっかり認識出来るってのはやっぱり、これはスタッフのお遊びかなぁぁぁ???(笑)
原作でバラしてないことを、載せるわけにはいかないだろうしな。(画像クリックで大きく表示されます)
2606

2607

 

・エドぉぉぉぉ! (ああ、もう今回叫んでばっかだ)この兄さんカッコイイっす。
2608

 

・キタキタ!!!! 完全に誤誘導だよねぇ。この絵があって。
「誰がやった。自身を練成したのは誰だ? 国民全員を賢者の石にしてその巨大な力を手に入れ神を超える存在になろうとしたのは誰だ」ってセリフがあって。
あの一期のOPの23号が今錬成してますってポーズしてたらさぁぁ。
あああもう、ニヤニヤが止まんないぜ(笑)。
2609

 

・「大昔に滅んだ木が可哀想だからって、石炭を火にくべるのをためらうのか?」
ああ、これは上手い比喩だ。ただし今の小学生の子供が石炭を知っているかが微妙なんだが。「機関車やえもん」ぐらいは今でも授業で習うかな。

 

・不覚にも萌えたっ。
「アメストリスがどうなろうとオレの知ったことじゃない」「お前なぁ」の後にちょっと首を傾けてみせたリンのしぐさにちょっとときめいてしまったよ(笑)。くーカッコイイよっ。

 

・錬成シーンがカッコ良かったのっ。
エドの手パンの後「まるで神への祈りじゃないか」から、
「久しぶりだな」のエドの横顔とか、
リンの「信用してるぞ 錬金術師」とか、
リンの足が、分解されはじめた時反動なのか、ひるんだのか少しはねあがる処とか、
分解した欠片が次々舞い上がる処とか、
「ありがとう」の声にエドがゆっくり振りかえってそれをカメラが回りこむように撮っている処とか、
それを見送るエドの辛そうな顔とか。
BGMもいいしっ。すごいいい絵に仕上がってる。

 

・ここはやられたー。グラトニーがドア開けて、ついにアルとお父様との邂逅か? と思ったら。
エドが真理の扉をくぐった処に場面転換。
くそ、次週持ち越しかよ(実際は次々週?)。
あーでもちょっとお子様にはここで切り変わったって分かりづらかったかなぁ。

 

・そして、そして。キター!!!!!!!!!!!!!
アル!!!! アル!!!!!!! アルだよぉぉぉぉぉぉ。
2610

すごい、もう原作以上にガリガリにやせ細って。
腰とかちょっと内臓ちゃんと機能してるのってくらい細くて。
「君はボクの魂じゃない。一緒に行けない」の笑顔とか。
2611

なのにエドが去った後に俯いているのが。
2612

もう、切なくて、切なくて。
しかもしかも。
 「待ってろ」カットで、残念だなあって思った処で。
誰が想像するもんか。

エドが扉ぶっ叩いて右腕一本で無理やりこじ開けるなんて!!!

アルがびっくりして、さびしそうな表情が消えたのが嬉しい。
2613

あのね、あのね、もうもうほんとーーーにっ、シャンバラでアルが鎧の中から出てきた時並の衝撃だったのよっ。
あああもおおおおおっ。
ボンズスタッフやってくれたぜっ。
畜生っ! 好きだよっ。もう大好きっ。
好き好き、大好き、超愛してる(己は舞城か?)。
やられたっ。すっげぇ嬉しい。感動。
知っていた全て分かっているはずのシーンでここまで衝撃を受けるなんてっっっ!!!!

しかもエンディングのイントロが被ってくるし。
この静と動がすごく生きてる。
2614

エドが「アルフォンス!」って叫んでる時、あ、この顔知ってるって思った。
最初の人体錬成をしてアルを失った時も、全然違うんだけど、やっぱりこんなくしゃくしゃな顔で叫んでた。
あの頃から変わってない。ずっとエドはアルを探してるんだ。
「待ってろ」のエドの言葉にうなずくアルの顔がさっき一度扉が閉まった時とは全然表情が違ってて。
2615

くそー、またFAに泣かされてしまった。
原作だとアルの「君」のセリフがすごくさみしくて、この子はエドを知らないんだっていうのがすごく淋しかったんだけど。
アニメのアルはやっぱり「君」であってエドを知らない事は同じなんだけど、それでも本当は連れって欲しかったんじゃないかって。エドに対する何らかの感情があって、それがすごく嬉しかった。

そう、このシーンが嬉しかったんだよっ。
原作では、アルが扉の前にいた衝撃、ちゃんと生きていた事が嬉しかったの。
だけど、アニメではもう既読者はそれを分かってるから。
その上で、エドの必死さと、アルの揺れてる気持ちが観れたのが嬉しかったの。
すごく嬉しかったの。
ウィンリィより先に、エドに嬉し泣きさせられちゃったよ(笑)。

今まで、このシーンを見るためにFAを見るとか思ったこと無かったんだけど。
(だってそれさえ見たらあとは用無しって言っているようでイヤなんだもの)
でも、今回このシーンが見れて、本当に本当にアニメ化されて良かった。
これからもどんなびっくり箱が待ってるのか、すごい楽しみ。

 

・ここで次回はオリジナルストーリーですか? 
というころで、アルの頭をエドがなでなでするシーンは再来週に持ち越しか。
 
ピナコばっちゃんの声誰がやるんだ? まさか麻生さんには無理だよなぁ。いくら身内でもウィンリィってわけにはいかないから、やっぱりサラの声の人かな。
2616

ところで。この子。もしかして、もしかしなくてもやっぱりトリシャだったりするのか????? 
2617

だって栗色の髪だし、目元がアルにそっくりだよ(検証の為反転)。
2618

オヤジ、ロりコンだったのか? しかもメロメロなんだよねぇ(笑)。
やっぱりちゃんと鷹森さんがやるのかなあ。昔は可愛い女の子の声とかもやってたから、まだまだいけると思うんだけど。「アルペンローゼ」のジュディとか好きだったなぁ。

そういえば次週からかな? 新しいOP&EDは。
そこでこの話って。やっぱりEDはホー&トリシャだったりするのかな。
♪君と半分ひとつの幸せ の歌詞でこの写真が来たりとかいかがすか?(笑)
2619

はてさて、どんな絵がくるかなぁ。

脚本=土屋理敬
演出=池添隆浩
絵コンテ=池添隆浩
作画監督=永作友克

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009/10/03

鋼の錬金術師FA 第25話「闇の扉」感想2 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。感想の続きです。残りはほんのわずかなんだから、テキスト的には一度にあげられる量だったんだけどね。
画像をちょっと色々載せたかったので、時間がかかりそうだってのは分かってたんだけど。
こんなに遅くなる予定はなかったんだけどなぁ。

ということで箇条感想続きです。

感想1で、今回はイマイチみたいな書き方した割には、色々きゃあきゃあ書いてるよな、自分(笑)。


・増田がいつもの大福顔じゃなくて妙にいかつい感じ? でも誰かに似てると思ったら……分かったよ。アエルゴのクラウディオ王子だっ。


・「彼女は君の弱点に成り得る」。彼女! 固定なんだっ。あ、そっか。フュリー達はあくまでもロイの手足をもいだのであって。リザに何かあっても大佐に変わってリザを守ることも出来ないよう遠ざけたって解釈なのか。


・「大総統付き補佐のシュトルヒだ」。あれ? 考えてみたらリザが補佐になったって事は、この人左遷されたんだろか? 秘書みたいに第一、第二っているのかもしれないけど。でも原作で、リザが大総統室にいる時この人出てきてないよねえ。やっぱ左遷か? だから苦い顔してるのか? そうなのか?


・え? リン、今どういう攻撃受けた? わ、分からんっ。ってことでコマ送り、コマ送り。おお、すげぇ動いてる、動いてるっ(笑)。

まず、エンヴィーの尻尾の攻撃を避けて。
2506

さらに掴みに来た手をすり抜け。
2507_2

再度掴みに来た手に掴まれ。
2508

壁に叩きつけられる。
2509

これに対し兄さんは。
エンヴィーの一発目の尻尾の攻撃がクリティカルヒット。
受け身も取れないまま飛ばされて。
2510

おそらく受け身を取れないまま落下?
2511_2

リンはさらにエンヴィーの攻撃をかいくぐり、
2512

綺麗に受け身をとって着地。猫並だね。
2513

これは実戦で鍛えたリンと修行で鍛えたエドの違いなのか。
それともエドは打たれ強いから避けずに突進しちゃうせいなのか。

とりあえず体術はリンの方が上にみえますなぁ。


・「めっちゃイカしてんじゃねぇか」とある個人的事情で、すごく受けてしまったっ。………昔書いた二次創作小説で、何故兄さんの趣味が悪いのかをネタに書いた事があるんだよねぇ。しかも最近引っ張り出して読み返したばっかだったからさぁ。やっぱり頑張って書きあげてupしよっカナ……。


・「きっついのぶち込んでやんねぇとな」え?…………………はっ、ご、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいっ。ちょ、ちょっとうっかりあっち系の妄想が。


・「お父様ってセントラルにいるの?」。いや、今君がいるそこも、セントラルだと思うよ、うん。郊外だけどね。って突っ込みをいれつつ(笑)。
このアルを正面から背中に回りこんで引いて行くカメラのアングル好きだなぁ。


次回のタイトルは「再会」だし、予告でもそれを匂わせてたよね。
ついに、ついに、あのシーンだよ!!!


・おまけ
このカットだけ見るとヤバイくらいエロさが漂ってまふ。
2514

脚本=津村米紀
演出=池畠博史
絵コンテ=大橋誉志光
作画監督=竹知仁美・塚本知代美

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/10/02

鋼の錬金術師FA 第25話「闇の扉」感想1 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタバレ回避文です。今回は決して悪かったわけじゃないんだけど。ちょっと拍子抜け、かなぁ。話自体がどれも繋ぎのエピソードだからっていうせいもあるんだろうけど。
エドが彷徨って、アルが立ち止まって、スカーは捜索、ロイは憔悴、リザは異動決定。次回に、さあここからどうなる? っていう手前までのお話だからね。
そういう状況にしては、うまくまとめてるな、とは思うんだけど。
もうちょっと全体的に濃ゆいものが見たかったのかも。演出の問題かな?

ということで。ここがずば抜けてすげーいい!! って処がなかったので。
では。
箇条感想いきまーす。

・ちょっと、この兄さんがかーいかったので。
2501

・「なんならホテルのルームサービスのメニュー全部言ってやろうか?」あら、想像していたよりイラっとした口調。もっと飄々とした感じかと思ってたのに。そういえばエドよりも先にダウンしたものなぁ。
この時点ですでにもうかなりピークだったのかしらん?


・エドのアンテナって、てっぺんだけじゃなくて、前髪も反応するのか(笑)。


・蹴り、肘、拳の三段攻撃x4。でもただ使いまわしているわけじゃなくて、徐々にコマ数を抜いて速度をあげてる。
こだわるなぁ(笑)。


・アルの左腕をみつけた途端、もうリンの話聞いてないしっ(笑)。うふふ、やっぱりそうじゃないとね。
2502


・「アルは飲まれてないんだ。良かった」。もうもうもうっ、この台詞好きなのーっ。
だってこれって、自分の状況がかなりヤバイって分かっているからこその台詞じゃない?
その自分の状況をうっちゃって、アルが無事な事を安心出来ちゃう処がさぁぁぁぁぁ。もう、ホント、エドてばっ、アルが大切なんだよねぇ。この嬉しそうな顔ったらないわよっ。
2503


・エルリックテレパシー。わはは、これはカットされるかと思ってたよー。わーい。


・火を落としたって事は、底を見る事を前提で落としたのよね。何故、見ずに耳をそばだてる?
途中から火の光も見えなくなって、耳をそばだてる方に移行するとか。
せめて絵をそのままにするなら「ぶつかる音が聞こえない」じゃなく「ぶつかる音も聞こえない」にするとかの方が良かったんじゃない?


・「出口だって見つかるはずだぁ」「見つかりませんでした」。この手の切り替えしの場面転換好きだよねぇー。


・一斗缶。ちゃんと空気を送る穴があるよ。しかも切り取った分が折られてる辺り、今作りました的、手作り感が。
すっかり路上生活に慣れたな、ヨキ。


・シャオメーーーイ!! 初対面で噛み付くのはお約束。あんな量の柴を背負うってありえねーっ。
いやしかし何よりもありえねぇのは、箸使ってるよ箸! しかも米食ってる! 白米! しかも生じゃないし! さらに自分の身体と同じ量!
こんなパンダなら、原作の嘘予告のようにいきなり大きくなってもきっと、あたしゃ驚かないぞぉっ(笑)。


・リンを担ぐエド。 ここ!!!! マンガではここで、どうする? どうする? って思った処で隣りのページに、エドが松明を加えている絵が出るじゃない? この場面切り替えのインパクトはマンガだからこその表現だと思ってたのよね。
だからアニメではその間を埋めないといけないから、あのインパクトは再現出来ないだろうって勝手に思っていたんだけど。

ただ画面を切り替えただけ。ただそれだけなんだけど、マンガと同じインパクトがあった。
そういうものなの? なんかすごい不思議な感覚。


・革靴を本当に煮るシーンが描かれるとはっ!! 形がまんまだよ。せめて錬金術で形を変えるとか食べ易く刻むとかいう発想は……エドにはないか。
「皇帝に靴を食わせた男とシンの歴史書に~」とかリンの軽口が無くなってた。
ここらへん、原作でのリンの精神状態の矛盾を解消させてるね。


・水虫はないかもしれないが、錆とか機械油とかは大丈夫なんだろうカ?


・「アルの鉄拳と怒号が飛んでくるからな」。こうやって見返すと、ホンっト、エドってばアルの話ばっかりしてるよねぇ。ニヤニヤ。


・「やはり、エンヴィー」。このリンの位置、明らかにこの後、ここにエドが来ますよーってのがバレバレじゃん(笑)。カメラを振るとかじゃダメだったのかなぁ?


・「美しくないぞエドワード・エルリック」。いや別に美しいエドは求めてませんので。って突っ込みは却下?


・こんな真面目な顔していても実は原作通り腹の中では「つーか、エンヴィーの奴どさくさでの飲まれたのか ダサっ。でも人の事言えないからだまっとこ…」とか思っているんだろうかとか想像すると、あまりに真面目な顔なだけに笑えるんですが(笑)。
いやいや、きっとアニメエドは、ちゃんとまじめなことをかんがえているんだよ、きっとな。うんうん。
2504


・このタイミングでCMに入れたい気持ち分かる。よーく、分かる。けど。
まさにこのタイミングでアルの描写を入れて欲しかったよぉぉおおーーー!!!
せめて、ここでアルのアイキャッチを入れる……ってのはダメだったのかなぁ。かなぁ。
「アルは元に戻れる」の二番煎じっぽくなるから却下だったのかなぁ。
うー、残念だぁぁぁぁぁ。


・イシュヴァール戦の発端。真実を知らないスカーをここで被せるセンスがさ。あああ、なんだろ。なんて言えばいいのかな。ただ上手いっていうんじゃなくて。こう、心臓にぐっとくるんだよねぇ。


・「このエンヴィーが殺した」。このエドもいいなぁ。岸から飛び降りてエンヴィーの元まで歩くエド。
こんなに距離があるわけないだろとか、突っ込めば色々あるんだけど。
この飛び降りる処とか、エドの足元とか。何がどういいのか、説明出来ないんだけど、何かいいのよね。カット割が上手いのかなぁ。
2505


・エンヴィーのサイズ、ハンパねぇー!! 原作よりさらにデカイよっ。しかも緑?
原作だと53話が巻頭カラーでエンヴィーも描かれてるんだけど。
肌色なんだけど影は緑だったり、顎から下はグレイというかモスグリーン?
イメージ映像っぽい彩色になってるから。きちんとは描かれてなかったんだよね。
そういえば本体は緑だったもんな。忘れてました。
しかも、3D? 3DCG???
エンディングに無かったら分からなかったよ。っていうか言われて見直してもそうそう分からないかも。確かにこのうねりとか、上下している感じとかはCG独特のものだと思うんだけど。
えー普通3DCGって、あの嘘くさい立体感と、重力が感じられない軽さが苦手なんだけど、全然違和感感なかったっ。


・グラトニーとシャオメイの擬音だけの会話。音だけで聴くと妙にエロいのは気のせいでしょうか?(笑)


・「知らないよ」の後の、アルの目が開く感じっ。原作通りにこだわってくれて嬉しいなぁ。人の目って上まぶただけだから。
目を開く時のように、目の光が下側から現れてるのっ。
そいうえばここで夜が明けてるんだよね。時間経過がわかりづらいな。こういう処こそ、もうちょっと朝の光って感じにこだわって欲しかったなぁ。


・グラトニーの腹を触るアルの動きがいいなぁ。ほら、前にラッシュバレーで妊婦のおなかを触った時と敢えて変えてる。穴があいてないのか、引っかかる場所がないか、感覚が無いから無いなりに、指先にひっかかるものが無いか探るように触ってる。
触っても分からない自分の身体の使い方を心得た動き。すごく冷静。もうすっかり浮上してるのが分かる。


・「めっちゃ喜ぶよー」は無しか。「あきらめるなっ」も欲しかったけど、アルはあの場にいなかったしなぁ。残念。


・「人柱って何だ?」「その件について現在確認済みなのは~」この場面切り替えでも、ほら、台詞が繋がってる。


どうも体調が悪いのか、ネオチしちゃって全然しあがらないので。途中ですが一度アップします。
あともうちょいなんだがなぁ。続きはまたのちほど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/23

鋼の錬金術師FA 第24話「腹の中」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。なんだかどんどん感想が長くなってる気がするんですけど。ホント書きたい事があり過ぎて困る。
今回のヒットって、一般的にはどこなんだろう?
一箇所どどんっと面白い箇所があるというより、あちらこちらと小出しにいい箇所があったので。
全部箇条感想で行きます。んまあ、全然箇条になってないけどな。
では、スタートっ。

・おお、わんころもどきが2匹。うんうん仕込みはOK。


・「ねぇ? ドクターマルコー?」で、カメラが少し右に移動する事で、エンヴィーの後ろに隠れていたマルコーがここでガンと出てきて、初めてエンヴィーが誰と話していたか分かる。
でもでも良く見ると、移る前からちゃんとエンヴィーの影に描かれてるのよね。
いいなぁ、このセンス好きだぁ。
2402
 
 
 
・「惜しい でもいい線いってる」。……うーん、難しいんなぁ。
んーと、原作のエンヴィーって、人間に同情しているように見せかけてボロを出させて腹の中では大笑いしている風なのに対し。
高山エンヴィーは、同情的な言葉を、同情なんてまるっきりしてないんだけどねーって声音でしゃべってる。
人間を馬鹿にしている事を隠そうともしない。人間相手に腹芸をする必要すら感じていない。っていう意味ではこの底の浅さは確かにエンヴィーなんだけど。
人として違和感っていうのか。
人としてこんな奴いるかよって思いかけて、いやそもそもこいつ人間じゃないんだからその辺りは問題ないわけで。
そうなるとやっぱりこの演技は正解なのか??
だが違和感がなぁ、ぶちぶち……。


・エンヴィーの手に滴っている肉汁だかソースだかがいい感じ。血じゃないと分かっていてもそう見えちゃう。し、エンヴィーもそれを意識してやってるよね、これ。手を汚すことに何の躊躇もないって意思表示。


・あれ? 今回のサブタイトルバックはこの錬成陣? 右のコレだったらまだ分かるんだけど。
そんなシーンあったっけ? 記憶ないんだよなぁ。おかしいなぁ。読み外したか?
2418


・プライド、キター!!!
ほほぉ、こう来たか。ぷぷ、うん、いい声だぁっ。こりゃ原作未読で、声優ファンじゃなかったら気づかないかもねーっ。


おや? プライドはどうやって、グラトニーが捕まった事を知ったんだ? あの時プライドはランファンの閃光弾のせいで、あの場にいられなくなったはず。
元々いかなかった設定なら、グラトニーが捕まったことを知っているのは変だし。
ラースがお父様に報告してそこからプライドが知ったとしても、いくらなんでもタイミングが早い気がするし。
最後までプライドはラースと一緒に行動していたって事なのか?
なら光に耐性があるって事? プライドの設定、何か変えてくるつもりなのかなぁ?
エンヴィーとの会話も無くなってるから、プライドの設定事態をもっと大きく変えてくる可能性も無いとは言えないかもなぁ。


・グラトニー第二波。リザの銃、マジ左手ギリギリっ。こわっ。


・今どこから銃出した??? まるで空中から突然湧いて出たみたいな早業だったんでコマ送り。
ホントに普段から左右の脇に銃を吊るしてるのネ、リザたん。
2401


・そういえば、この時アルってエドの事全然っ庇ってないのよね。一番エドが近かったはずなのにさ。
いえ原作通りですけどねっ。
うん、病人と年寄りが優先だものね。
これが逆だとしてもきっとエドもそうすると思うしさ。
兄さんを信頼しているってのも分かってるし。
いやいいんですけどね。そういう子だってのは分かってますから。
でも一言くらいこう……ねぇ。
ええ、ええ、兄弟スキーのたわごとです。
2403


・シャオメイ、どんだけっ(笑)
2404


・ちょ、増田っ。今あんたどこに投げたっ!! と気になってコマ送りしてみたら、あまりにシャオメイが可愛かったので、ちょっとキャプってみた。おしりとか、おしりとか、万歳してる前足とか可愛いー。
あ、そして一応、アルかエドが連れてきたんだろうと辺りを付けて後ろに投げたって感じかな?
2405


・「我々の顔と名を覚えられた。こいつを生かして帰す理由がない」さりげなく言ってるけど。これって悪役のセリフだよねぇ。
そんなところまでやっぱりエドと似てるのか?(笑)


・大佐の炎を飲み込んだグラトニーのゲップが(笑)。


・「て言うか、付いて来ないでよっ!!」言った!!! 自分の倍近く生きてる、しかも兄さんの上司に向かって言い切ったヨ(笑)
わーい、やっぱりこれがないとアルじゃないよねーっ。


・リザたんの雄姿。めちゃカッコいいんですけどっ。最後の最後、草木の中に落ちて行く瞬間までグラからまったく目を離さないっ。
自分がどうやってどこに落ちるのかとか全然考えてない(いやそれでも身を守れる自信があるから出来るんだろうけどっ)。
カッコいいわぁ。

それにここの動かし方がいいなぁ。
ロイが右横にきたグラトニーに気づき「はっ」として振り返った先に、銃を構えたリザがまず映る。まるでロイを撃とうとしているようにすら見えるタイミング。もちろんグラトニーを撃つんだけど。
それに、ロイはずっと右から左に向けて走っていたのが、グラトニーの攻撃で、急な方向転換が入る。
(ロイの右側からのカットでは左から右に駆けてるシーンもあるけど。それだってほんの一瞬だし)
だから、視聴者の目の意識は右から左へって動きに固定されちゃっているわけ。それがふいに裏切られて、カメラのフレームが左から右に飛ぶ。
たったそれだけの事なのに、すごく画面に動きが出る。
面白いなぁ。


・おお、これは、うまい手だっ
2406


・「知るか!」とか怒鳴りながらも、眉毛と口の端だけがピクピク動いてて。あーもーっ、こゆー細かいこだわり好きだよぉ。


・はいお約束っ。キチンと錬成痕はありますともっ。
2407


・「中尉はこっちランファンをお願い」。それは大佐は放っておいていいからランファンの世話をしてね、って言ってますよねっ。アルフォンス様っ(笑)。
原作だと「中尉は先に ランファンをお願い」でした。ちょっとの違いでさらに、アルが腹黒様にーっ(笑)。


・「本気で役に立ってません」。先週くらいからかな、リザの声が各段に良くなった気がする。可愛さが抜けて落ち着いたちょっと低めで、男前度アップ。「クールビューティ」がコンセプトらしいけど、「ビューティ」の方を意識しなくなったのかな? この方がすっきりしてて好きっ。


・FAでは数少ない兄さんのチラリズムを堪能(笑)
2413


・シャオメーイ!!!!! あー、やっぱ可愛いわ、このこっ。
アルの頭からずり落ちそうになってるおしりが可愛い(またしりかよっ)
くぎみーが声をやっているってだけで愛着が増した……ってのは否定出来んけどっ(笑)。
2410


・犬? 馬じゃないのは確かなようだけど。
2408
犬というよりむしろ、アヌビス? とか思った。耳がピンとしているあたりとか。
ちょうどここで、狗の頭に人の身体のコマをしっかり入れてるからかな。
2409
アヌビスと言えば冥府への案内人。
最後のロイのセリフ「鋼の ここは地獄の底だったようだ」をエドがいる血の海にオーバーラップさせているように。
まさに、エド達を冥府に案内するわけだしな。
意外とそれが当たりだったりするのかな?


・「第五研究所の地下で5回」。原作だと3回って言ってたけど。え? 違ったんだっけ? ってことで一応確認してみた。
1回目:なんで鋼のおチビさんがいるのさ
2回目:やる気まんまんだよこのおチビさん
3~5回目:チビはチビだろ、おチビさん
あー、増えてるわ。
しかしあんだけ頭に血が昇っていながら数えてたって。
ホント、どんだけピンポイントなんだよっ。


・この時代、私有地じゃなければ樹木はぶっ壊しても罪にならないのかな。思いきり物的証拠残してますけど、兄さん。
2414


・「お前だな? ラースと切り結んだってガキは」。んー。これは原作通り「キング・ブラッドレイ」にして欲しかったなぁ。「ラース」って言ったらもろに大総統がホムンクルスって分かっちゃうじゃない? っていう意味じゃなくて、単純に。
「ラースと」を「ラスト」と聞き間違えちゃったのよね。
ラスト戦にリンっていたっけ??? って一瞬悩んじゃったよっ(笑)。


・「シンの国皇帝第12子その名を」「飲んで善し」。上手いっっ。


・「クラスで一番」ってことは学校に通ってる設定なんだ? ほおぉ。「人を隠すには人の中」なのか?


・「父の胸にあるのは、いつもこの国の人達の事」=扉を開けた人がいないかチェック、ですね。分かります(笑)。


・「たくさんの問題に取り組んでいます」=只今、まさに(お仲間が)問題に取り組み中(笑)。
原作未読の人は、きっとセリム騙されて可哀想に、とか思うんだろうね(ニヤニヤ)。
そしてなによりも、ここでセリムを出した理由。
キャスト名には「セリム・ブラッドレイ:三瓶由布子」を出さないといけないから、なんだろうねぇ(さらに、ニヤニヤ)。


・「ボクのねがいをいつも聞いてくれる」。あ、ちょっとコレ引っかかった。子供の言った言葉として受け取ると、そんな我が侭いっぱいな育て方していいのか? って感じだし。
ほら水島版の大総統がセリムに言った台詞で「誕生日だからもうひとつだけ願いを聞こう」って感じのがあったじゃない? 教育上はそんなもんよねぇ。
プライドとして受け取るなら、プライドのお願いを聞かないといけない義理はないわけで。

何かやっぱりプライドの設定の軌道をゆるやかに曲げてきている気がするんだよねぇ。
ま、そうは言っても、そもそも原作のプライドからして未だに見えてませんからね。
行きつく先は同じなのかもしれないけど。
何かあるかもなぁ、とちょっと期待しておこっと。


・おおっ、きっちり伏線入れてきた、きたっ! うっしゃあっ!!
2411


・「人間なめんなよ、ホムンクルス!」うぉーー!!! カッコイイよなぁ。
そういば、グリリンになってからも、同じようなこと言ってるんだよねぇ。
なめられてたまるかって、12子だからこそ、そういう気持ちが強いのかもなぁ。


・キタ! さっきあの隠れ家の影から見たからこそ、エンヴィーは素顔のランファンに化けられるんだよね。
絵的にはこっちの方が躊躇デカイだろうしね。原作ではお面をかぶってるもの。

ではどこでお面をつけたランファンを見たか。
ロイ達が反撃ののろしをあげた時、その時にリンとランファンはエンヴィーに会ってるんだよね。結局戦闘に入る前にプライドに止められて互いに命拾いしたのだけど。
このシーンがまるっとFAではカットされてた。

それをたった、あのワンカットをいれただけで、伏線回収しちゃったよっ。


・ミスったっ。
2415
いかんでしょ。この時エンヴィーの背景は壁側じゃなくて林側じゃないと。
ほら。
2416


・何これ! 何なのこれ!! 細かすぎっ。このコマ全部でもコンマ8秒しかないんですけど。
グラの腹から錬成光が出てるけど一端その光は消えて、対象物に届いた時にまた光る。
だから、対象物に到達したその時に消えてる。
アルの左腕の長さと、エンヴィー=ランファンの背の高さに注目。
下から3段目の2枚目から3枚目でうっすらと消えて、下から2段目の1枚目ではもう消えてる。
DVD収録時には、是非エフェクト抜きの映像が見たいっ。見たい、見たいっ、見せろっー。
昨今の男性向けアニメじゃDVDで温泉の湯けむり減らすご時世なんだから、それくらいやって欲しいよー。無理なら原画っ、原画でもいいっ。見せろーっ。
2417
 
 
・アルの慟哭がぁぁぁぁ!!!! 


・「戦場に子供たちだけ置いてきた。ここで行動しなければ大人として示しがつかんっ」
イズミじゃないけど「あんた今いい事言った!!」って思わずあいの手をいれそうになったヨ(笑)。

「子供」というと2話を思い出す。
2話で「あいつらはまだ子供だ」と言うヒューズにロイは聞く耳を持たなかった。

ヒューズがことさら「嫁さんを貰え」って言い続けてたのは、勿論のろけが大半だったろうけど。
見返りを求めず守りたいと思う人を作れっ、て意味で言っていたんじゃないかなって、今回でちょっと思った。

理解し支えてくれる仲間も勿論必要。
自分が国を立て直すから、仲間が自分を守る。勿論そこには、give&takeだけじゃなく、信頼関係がある。でもそんな等価交換の関係ではなく。

完全なる被保護者。自分がいなければ死にかねないような弱い存在。
守る為には自分が死ぬわけにはいかないって。死に急がないよう、生きる事に執着するよう。
そして、守らなければという気持ちは人を強くする。

そういう存在を作れって、そういう意味じゃなかったのかな。
だから。
多少足を引っ張ろうが、作戦の邪魔になろうが、エドのような「子供」をロイが自分の部下に置いた事は、ヒューズにとって僥倖に見えたのかもしれない。
2話を見返していたら、なんだか胸が痛くなった。

まだ子供なのになぜエドを国家錬金術師にしたのか。ヒューズがロイに聞くその場面。
エドを「国家錬金術師」としてしか見ようとしないロイの頑なさに。
あの子たちのこれから辿る道が見えているのか、ただヒューズは穏やかに訊ねるだけだった。
そういう奴だと分かっているから、責めても無駄だと思っていたのか。それとも。

「いつかは」。そう思っていたのかもしれない。
エドが「国家錬金術師」である以前に15歳の「子供」でしかない事にいつかは気づいて欲しいと。

お前は「国家錬金術師」を戦争に送りこもうとしているのではなく、「子供」を戦争に放りだそうとしているのだと。


・おや、何故怪我人のロイが運転して、リザが助手席に?
 まあ言いわけくさいが、車はロイのだしな。軍用車でもなく、私服で女性が運転席で男性が後部座席じゃ、あからさまにわけありっぽっく見えるかと。


・17巻のオリヴィエのセリフに「貴方も昔は本気でこの国を思う若く気高い軍人であったでしょうに」とあった。
16巻のグラマンのセリフでは「レイブン将軍もか」とあった。

オリヴィエの言う通りおそらく本当に若い頃の彼は部下思いの人だったんだろう。そしてグラマンもまた東部に追いやられた直接の理由が「不死などくだらん」と答えたせいだったとしても、グラマンは報告しただけで直接関与していない可能性もまた考慮する必要ありと思っていたって事なんだろう。
おそらく今回のオリジナルエピソードはこの二つを踏まえたうえで構成されている。

本意ではなくとも郷に入っては郷に従ううちに毒されていったのか、よりよい国作りを考えていたはずが妥協が積み重なり行きつく先を間違えてしまったのか、お父様の言葉に狂信的なものがあったのか。

ありえるかもしれない、ロイのひとつの未来形(その前にリザに背中から撃たれてるけどね)。


・「勝ちを意識してから後がまずかった。非情に成りきれん」。まさに今回、負けるわけにはいかない処での失策。グラマンに仕込まれたかまかけひとつでレイブンを信用。
詰めが甘かった。もっと慎重になるべきだったんだ。
そして駒(=部下)が足りなくなる。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/09/19

鋼の錬金術師FA 第23話「戦場の少女」感想2 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。「戦場の少女」の感想の続き。一応公約は守ったぞーっ。すでに土曜日だけど、何とか「夜にアップ」は守れたぞっと。

ということで、箇条感想行きますっ。

・「イシュヴァールから帰ってすぐ離婚した」って。この時はじめて眼鏡ごしの目がきちんと見えた。あれ? 普通こういう演出って逆だよね。表情を隠すっていうのは、本音を隠すって事だから。
こういう大切な事を言う時の方が逆に眼鏡が光って、どんな表情をしているから分からない風にしちゃう印象のが強いんだけど。

そっか。あれって、普段ちゃらい人が実はそれだけじゃないんだよ的な、キャラクターに深みを出す演出だからか。
元々まったく視聴者には謎な人だからこそ、逆に初めて見せた本音って事で表情をきちんと見せるのかな。


・ランファンの手術、これもしかして麻酔無しですか??
 あ、あー………そうだわ。検死官が麻酔を常備しているわけないよな、そらそうだ。死体に麻酔はいらないもんな。


・ランファンのトラップが、エドのトラップを真似たって。「あ、言っちゃうんだ」って気持ちと「言ってくれてありがとう」って気持ちと両方あるなぁ。
自分で気付く快感を味わって欲しかったって思う反面、気付けないままスルーしちゃうには勿体無いからきっちりランファンの柔軟な戦術センスを提示して欲しいってのも思うし。うーむ、悩む。


・「ふ、化け物か人か」のこの表情っ! ぷぷっ、あたしにゃどう見たって負け惜しみにしか見えんよ。冷汗流れてるしっ。
まだまだ原作のような不敵な笑みを浮かべられるようになるには修行が必要だよね(笑)。大佐、頑張れっ。
2317


・リンとロイが言い合いエドは間に入ろうとしている中、アルは……このアルの右手、リンの襟首を掴んで離そうとしているようにも、リンの背中を押してさらにドツボに陥れようにも見えるんですけどっ。
2319

さてどちらなんでしょうかねぇ(笑)。
と思ったら肩を引っ張っていた模様。
2320

なーんだ、つまんないのっ(え?)


・現実と幻想。グラトニー、夢見過ぎなのと違う?(笑)
左は19話「死なざる者の死」から。
2318

しかし、白鳥さんホントこういうキワモノ系上手いよなぁ。
ワイヤーが鼻の下にかかってると多分こんな声になるだろうな、って想像通りの声だったよっ。


・リザたん、あまりにも家の中がやかましくて持ち場を離れた為命拾い?
こういうのがアニメとマンガのメディアの違いなのかなぁ。
アニメって、視聴者目線のキャラクターを必ず配置するよね(TV全体に言えるかな?)
ここ。
アニメだと、リザが「何?」って驚く事で、視聴者がそれに同調する。
マンガではただ情景を描写するのみ。どう受け取るかは視聴者に任せてる。
アニメは視聴者が自分でテンポを調節出来ないから、視聴者が置いてきぼりにならないよう誘導の色を濃くする必要があるって事なのかな、とかちょっと思った。


いよいよ次回は腹の中だよっ。アルの、大佐に「ついてこないでよっ!」発言あるかなぁ。アルが絶叫するシーンまで行くかな? 行くよねっ。あれを、くぎみーがどう演技をするか楽しみだーっ。

脚本:土屋理敬
演出:田中孝行
絵コンテ:三沢伸
作画監督:田中祐介

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/18

鋼の錬金術師FA 第23話「戦場の少女」感想1 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタバレ回避文です。
あれもこれも、書きたい事多すぎて書き終わらないっ。とりあえず中途半端だけどここまでで一度アップしちゃいます。

もう今回はなんといっても。
マンホール飛ばしてリンが出てくるところから大総統の「見事なり」まで。
もう、もう、すげぇカッコいいのぉぉぉ(ジタバタジタバタっ)!!!
感想書こうと思って見返すんだけど、うっかり見惚れて手が止まってしまったこと数回(笑)。
いや、リンが飛び出した瞬間、BGMにドラみたいな音が入って、何もそこまで中華しなくても・・・…orzって思ったんだけどっ! 思ったけどさっ。
でも、このBGMがいいっっっ!!
カッコいいけど、元気のいいカッコ良さじゃない。短調だから暗さと痛みがある。うん。
これは、リンの憤りなんだ。自分の不甲斐なさゆえに部下を傷つけてしまった自分に対する怒り。
だから絶対仕損じたり出来ない。ランファンの覚悟を無駄になんかさせられない。
その怒りと気迫が音楽を通してビンビンに伝わってくる。

また絵の方もすごくいいっ。
このシーンより前のリンの左手の甲に傷は無かった。
2307

マンホールから飛び上がった時、わずかに赤い線が入ってるコマが1コマだけある。
2308

グラトニーの口に右手を突っ込んで爆弾を押し込んだ後は更に赤くなってる。
2309

「ホムンクルス討ち取ったり」の時にはもう真っ赤だ。
2311

これ、自分の剣。青龍刀で付いた傷なんじゃないの?
口にくわえてるから、屈みこむ度に、どんどんリンの左手甲を傷つけていったんじゃない?
2312

そして、さらにワイヤーで縛る際に手を握った事で血が噴出した。
いつかリンが言っていたように、なりふり構ってられないがむしゃらな気持ち。それと、もしかしたらランファンの事で自分を叱咤し痛めつけたい、そんな気持ちもあったのかも。

ブラッドレイが血痕を追って歩くシーンも最初はバストアップなんだけど、二回目は頭部からの魚眼レンズっぽいカメラワークで。妙に早足で危機感があって。
場面の切り替え位置はきっかり原作に合わせてあった、かな?
ランファンが苦無で自分を刺す処で、エド達の爆発シーンに切り替わって、
ブラッドレイがランファンの腕を見つけた処で、リンのマンホールからの飛び出しが来て。
もうこの切り替えのタイミングがまさにここっって処でやってくれてる。

「見事なり」の台詞も、マンガではページ捲りがあるからその台詞の後に犬に縛り付けた腕のコマが来ることで、ランファンはこんなことをしたのかっ、って感心や驚きがあるんだけど。
アニメでは逆に、犬を先に出してブラッドレイのしてやられた感をたっぷり視聴者に味わわせてから、勿体つけてこの台詞がくる。
だから見ているこっちも、ざまあみやがれこの野郎っとか思っちゃう(笑)。
このシーン完全にリンとランファンに視聴者視点を固定して、そこからブレないからこっちの気持ちも乗ってくるんだ。

だからランファンの「出し抜いてやったぞ、化物め」の台詞がクる。痛みを堪えてほこらしげに笑うからこそ、リンの鬼気せまる気迫を見ているからこそ、2人の絆の痛々しさが胸に来る。

その分、エルリック兄弟が割りを食ってますけどね(笑)。
リンがワイヤーでぐるぐる巻きにするのに手も出せず、ただ座って見ていることしか出来なかった。
覚悟の違いを見せ付けられた気分。
エドとアルが甘いのではなく(いや甘くないわけじゃないけどね。ここまで被害だしちゃってるんだから)上には上がいる。
もっともっと、成長しろよ、強くなれよっ、へこたれてる場合じゃないぞっ。


ほいお疲れさまでした。ここからやっと箇条感想です。


・今回は前回のおさらいないんだ? じゃあ何故前回あったんだ? その線引分かりづらいぞ。


・すでにウィンにコートをかけてあとなのが残念。まさにかけるシーンが欲しかったなぁ。いや別に自分、エドウィンじゃないんで見たかったわけじゃないんですけどっ(笑)。シーンとしては、あった方がエドの決心とかしまりが良かったんじゃないかなあと。


・真横からのカメラワークってのはちょっと芸がないのでは。絵コンテ三沢さんだよなぁ。「一は全、全は一」も担当されてたけど。それほど平坦な印象は無かったんだがなぁ。うーん、だからこそ次のこれ↓が生きると言えないこともないが。どうだろ。


・この、ウィンリィのすがる手がいいのよっ。正確にはすがらないんだけどね。すがらないんだけど、自分からは放せない感じ。しかもエド、機械鎧だから。このウィンとエドの温度差がいいなぁ。
2301


・傍受音声。このノイジーな感じっ。何? こんな処で妙にすげえリアルなんですけどっ(笑)。


・一瞬ドアが閉まったから、ああ、カットなんだぁ、と思ったら。「現場に出てきちゃダメですよ」。わざわざドアを開けて言ったよっ(笑)。


・「分かってるよ」。ほらほら、こーゆーところが、アニメロイはまだまだ甘ちゃんなんだよねー(笑)。声も表情も「はいはい、分かってます」風なんだもん。マンガ版だと「もう君に怒られるのは私もごめんだよ」てな感じの相手を思いやる余裕の不敵な笑みなんだもん。増田の伸び代はまだまだ埋まらないなぁ。原作設定「暁の王子」のロイとは偉い違いだわっ(笑)。
2302


・ランファンの左手がブラブラ勝手に動く感じがさりげに気色悪い。うん、実際に、自分の意思で動かせなくなった腕ってこんな感じなのよ(一応経験者)。自分の腕なのにブヨブヨした肉の塊にしか見えなくて気持ち悪いの。これって想像で描いたの? 実際に見た事があるのかと思うくらい妙なリアルさがある。


・「大義の為に捨てるものなどいくらでもありましょう」。うわー、今月号のガンガンのフー爺さんがアレなだけに。何? このシンクロ率っ。
何故籠った声になったのかと思ったら、痛みを堪える溜めに服を噛んだんだ。原作みたら確かにやってた! げ、今まで気付かなかったよ。


・こーゆーの好きっ。爆発して一瞬気温が上昇するからその熱気で視界がぼやけてる。画像撮ろうしたんだけど、小さいと違いが分からんわ。スロー再生でお楽しみください。


・わはは、動く、動く。一度、右手が左足首捕まえてるんだよね。細けー。この崩壊の感じもいいなぁ。巨神兵ですかい?(笑) 錬成物が動き続けるってことは、つまり錬成を繰り返して形を変えていくって事かな? 地面から角材を伸ばすやつの応用で多分いけるんだと思うんだけど。そりゃ自重で崩れるわ。こんなデカイ錬成、さぞ地面はヤバイくなってるだろうよ(笑)。
2304


・そんでもって煙の中から出てくるアルとジャンプと同時に崩壊する錬成物。うおーっカッコいいっ。
今回原画マンにバカ(褒めてます)がいるんだろうか? と思ってクレジット見たら、りょーちもさんが入ってるよ! もしかしてこのあたり担当してるん??(いや、ロリって噂も聞くからメイ・チャンのあたりか?・爆)
2305


・こんな細かい処気にする奴いねーよって言いたきゃ言えばいいよ。
だってだって、これっ。好きなんだもんっ。
ジャンプから着地した時に屈んだ分よりも、立ち上がる時の方が膝がしらが下がるんだっ。
アルは人間だからっ。
ロボットがこれをやると、重心が前に傾くからバランスを支えられない。
アルは人間だから。ちゃんと人間の動きをしてるのっ。
2303


・「色々不便だけど不幸だと思った事は無いよ」。この台詞をくぎみーの声で聴ける日が来るとはっ。幸せだぁー!!!(って、それ先週も言った!)
あ、でも「哀れまれる理由はないよ」より「哀れまれる言われはないよ」の方が好きだなぁ。黒くて(爆)。
はっ、だから変更されたのか!?


・早くて目が追いつけなかったので後からコマ送りで確認してみました。ちゃんとエドの足はグラトニーの頬に当ってたヨ。良かったね、兄さん。空振りにならなくて(笑)。
2306


・エドとアルの目線の高さの違いに注目っ(笑)
2313


・「ちょっと待ってよ」という割に、手を伸ばしているだけじゃ、止めようとしている感じが希薄なんだよなぁ。思わず身体ごと前のめっちゃうくらいの動きがあっても良かったんじゃないかなぁ。
2314


・出るトコに出て裁いて貰う
やっぱり2コマ画面が好きなのか?(笑) うん、でもここはこれで正解。
マンガだと手パンだけ並べてあるのだけど。
さらに、エドとアルの唱和(いや正しくは唱和じゃないが)までを入れている。
手パンからカメラがふられ顔がうつる。
ラインが斜めだからスピードがある。
この懐かしい感じ、なんだろ。……わかった、昔の(最近のは観てないから分からん)戦隊モノのカメラワークだ!
2315


・ああ、しっかりエドの顔にめり込んでるよ。お捜しのエドワード様とも知らず。
2316


・メイ・チャンの、えーと、あのナイフみたいのは何ていうんだろ?
投げる前に、何故一回転???? 己は増田か?
と思ったんだけど(笑)。考えてみたら、筋力のない分、遠心力でカバーしなきゃ届かないんだろうなぁ。

なんだ? じゃあ何か? 増田も実は筋力が・・・・・・??? というのはさて置き。
右足で錬成陣(この場合錬丹陣って言うの?)を素早く書き上げる手並みがカッコいい。
描いた後に、がっっと足を開いて仁王立ちになるのもいい感じ。
そしてやっぱりというか案の定? OPと同様、陣内にいるメイ・チャンの髪も洋服はそよとも動かない。
遠隔操作だから力は全て地中を流れるって事なんじゃないかな、と。


・メイ・チャンの治療を受けているあいだのスカーのこの表情いいなぁ。
治療を受けている間ずっと表情が変わらない。治療を受けている事すら眼中にない感じ。

あの場では撃ったら殺すと脅しておきながら、ウィンリィの存在に衝撃を受けてる。
呆然としてる。
初めて自分の行動に疑問を感じ、師父の言葉が初めて耳に届いたんだ。

あ、だから。メイ・チャンの錬丹術での治療の説明を先に15話でやっちゃったのかな。
ここでは、スカーのとまどいに視聴者の焦点を絞る為に。


・わーい。やっと、アルの猫好き設定が公開されたっ。やっぱり番外編無しだと長かったなぁ。
しかも。うーわー。珍しいっ。アルがエドに甘えてるーっ。声音がいつもと全然違うじゃんか。
普段エドの前ではこんな可愛い声出さないもんなぁ。
ちょっと前に「兄さんはいつもうかつ過ぎる」って言ったアルフォンス様とはとても思えませんよ。
ギャップ萌え?
さすが腹黒アルフォンス様っ。ふふふ、エドの扱い方を心得ているったら、もう(爆)。


・シャオメイのヒエラルキーこえー。
マンガでは、かろうじてエドとヨキが最下層にいたのに、最下層どころかピラミッドから弾かれたよ!!
何? これ。存在抹消? 抹消??(笑)
このアルとシャオメイの掛け合いって、一度に録りだったかなぁ。
絶チルでは、澪と桃太郎(モモンガ)の怒鳴りあいを一度に録って一発OK出したってくらいだから。
くぎみーならこのくらいやっちゃいそうだよなあ。


・はう。エドのコートが紛失してるっ。ウィンリィどこで捨てちゃったのーっ!


・キングブラッドレイはコーヒーにミルクを入れるらしい。


・椅子が移動したとかそういうのは言いっこなしで(って言ってるし・笑)。このぐらいはDVDで直してくださいよねっ。

・ウィンが電話している時の、アルとエドの立位置が面白いなぁ。
きちんとウィンリィの方を向いて見守っているアルと、背中を向けているんだけどウィンをじっと見ているエドと。


・「待ってる人がいるから耐えられる」が無かったのは残念だなぁ。
ウィンリィが「待つことしか出来ない」事で自分を卑下しているから、逆にここでいきなり「待つ人」を持ち上げる発言が入ると、ウィンリィの気持ちのギクシャクした感じが残っちゃうからかなぁ。
逆にそういう考えを持つことで、待つ人がいる事って幸せなんだね、っって救われる感じには、まだまだこれから先を考えたら、したくはなかったのかなぁ。


・「今度泣かす時はうれし泣きだっ」きゃー、キタよキタよ。この青春発言が!(笑)
覚悟決めて言い出すまでの間がいいなぁ。
言い方がさぁ、もうホントにケンカ売ってるようにしか聞こえないってばっ。
あーもー恥ずかしい奴だなぁ。くすくすっ。
ウィンの表情もいいし、アルが肘でエドを突っつく後姿も可愛いっ。
間を置いてエドが言い返してるから、何かニヤニヤな事をアルが言ったんだろうなぁ。くすくす。

あ、そうか。
ラッシュバレーからの電話でウィンは嬉し泣きしてたんだよね。
うんうん、そうだ、そうだ。
自分の知らない誰かとの電話で嬉し泣きしているウィンリィを見て、いつも心配かけて泣かせてるばっかりの自分を顧みて、羨ましくなったのかなぁ。だからこの発言だったのかな。ふふふ、若いわー。(でも私はエドウィンには転ばないけどねっ)


・ウィンが回想する「何でお前が泣くんだよ」がさぁぁぁ。
すげぇいい感じっ。
回想は、家を焼くシーンのあのウィンに向けた笑顔までで(あれ? もともとそこまでだったけ?)。
エドの台詞は、今のウィンリィにオーバーラップされている。
それが今回の「嬉し泣き」発言に重なって。くーっ。いいなぁ。
そりゃ、ウィンリィ、惚れるよねぇ。うんうん。


残すは隠れ家シーンだけなんだけど。ちょっととりあえず、ここまででアップしまーす。
あ、画像サイズ間違えたところと、画像入れ損ねてる処があったんで、あとで直します。
修正しました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/09/08

鋼の錬金術師FA 第22話「遠くの背中」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

前回の感想が22話放送直前というかもう、OP始まりますが何か?、的周回遅れギリギリのタイミングでのアップだったので、ちょっと頑張って今週は早くあげてみましたよ。

今回はウィンリィがすごく良かったぁ。
「父さんと母さんを返してよ!」の。
あのタイミングとか、あの声の抑揚とか、もうもうもう、良かったっ。
気持ちがシンクロするーっ。

それもただ「悲劇のヒロイン」なだけでは終わらない。
銃に手を乗せた時のウィンの表情がいい。
歯を向いた憎々し気な口元。
口元だけしか映らないからこそ、その形相を想像すると痛々しい。
いつも元気いっぱいで、エドとアルの前ではお姉さんぶってる、そんな子でさえ。
憎しみを隠せない。
大切な人を殺した相手を目の前にしたら、善人でなんていられない。
それが「人」なんだよね。
スカーが特別なわけでも、ウィンリィが特別なわけでもない。
誰だってこう成り得るんだ。
だからこそ「人」が「人」である為には乗り越えなければいけない。

そんでもって。
エドがウィンの指を一本一本銃から離す処っ。丁寧に丁寧に描いてくれて嬉しかったぁ。
撃鉄起こしてあるのに落っことすってちょっとどう?? ってな突っ込みもこの際なし、なしっ(って言ってるじゃん・笑)。
ウィンの手を包むように握るエドの手が機械鎧だって分かっていても体温が伝わってくる。
すごく温かい。入江版の機械鎧ってフォルムが丸いから余計そう見えるのかなあ。
あ、そっか。ウィンが作った機械鎧(=人を生かした証)に触れさせる事で「ウィンが人を生かす手」である事を思い出させるって意味もあったのかな。
最後にエドの胸で泣く処とか、まるで小さな子供みたいな身も世も無いような泣き方で、すんげぇ貰い泣きしちゃったよぉ。


ということ箇条感想いきますっ。


・何故前回のおさらい復活? いらんがなぁ。これから先、物語の切れ目が無くなって来るから、毎回やるのかなぁ。うーん。あ、でも声に張りが出たような気がしたのは気のせい?


・前回のアバンがあれだったから。今回は「化け物だよ」がアバンに来るかと期待したんだけど無かったなぁ。次回…あるかなぁ。


・大総統の顔に違和感?? と思ったら作画監督が大貫さん?? そのせい? 言われてみればそんな感じが。
2201


・こーれーはー、見せ方が上手いわぁ。この太陽の光、いいなぁ。なんてぇの? 昔のロボットアニメを思い出す懐かしさもある。リンのカッコ良さが引き立つって意味でも、グロイシーンの緩和って意味でも。うん、効果的っ。
2202


・ランファン右手首おさえてるけど怪我をしたのは左肩では? と思ったけど。そっか、剣を苦無でまともに受けてるんだよね。ブラッドレイの剣の重さは半端じゃないってことか。
2203


・リン VS. ラース in屋上。リンがラースの左目側に移動する事で、2回転しているんだけど。これバンク使って無いんだわ。きちんと2回転分絵がある。こういうBONSの手を抜かない処、好きだーっ。、


・ラースの足音に自分の状況を即座に理解する。大総統に言われるまでもなく、リンは本当に実戦慣れの子なんだな。
自分が袋小路に入った事も、人目がない事も、身を隠しても床のガラスで音がしてしまう事も、自分がかなりやばい状態にある事を全部理解した上での反応って感じなんだよね。
その辺りが喧嘩慣れのエドと違う処なんだ。
2204


・「民無くして王はありえない」。ここでっ! ここで、ちゃんとランファンのカットがある! この表情いいよねっ。お荷物になっていようが必要だって。主が言うから、だからなけなしの力を引っ張りだして頑張れるんだ。
2207


・ヒューズの墓参り。原作の大事な処だけをぎゅっと凝縮。両親の背中を、語りではなく夢の中の回想シーンにしたのは上手い手。大切な「遠くの背中」だものね、じっくり描いてくれて嬉しかった。
原作の、両親の事をグレイシアさんに語るウィンもいいけど。
このタイミングでそんな夢を見たって事で、ウィンリィがヒューズをどう慕っていたのかが分かりやすくなった気がする。


・グレイシアさんの語るヒューズ像って、視聴者が知っているヒューズとはかなり違うんだよね。さびしがり屋で、人の世話をやいて損してばかり。グレイシアさんの前でだけ見せていたんだろうけど。そういうヒューズも見てみたかったよ。


・「いやだ なんで重なるのよ」。いやだ、なんでエドだけなのよぉ。しくしくしく。
2208


・「いいから早く逃げるっ」。ああもおおおおっ。アル男前だぁ。カッコ良すぎっ。これをくぎみーの声で聴ける日が来るなんて(はらはら)、幸せだーっ。


・「もう犠牲者を出すのは嫌」ってそう言ったはずなのに、結局憲兵の人を巻き添えにしてる。でもその事に気づける余裕さえ二人にはまだないんだ。
だから洗濯を干してる最中の女性のシーンもカットして、憲兵が爆風でかなり後方まで飛ばされてるのも、そう簡単にエドやアルの視界に入らない位置に設定したかったのかな。
まだまだ、周りが見えていない。
その辺りを結局オリヴィエ様に怒られるはめになるんだろうなぁ。
うん。そして、そんな余裕のないエドだから、ウィンリィにもすぐには気付けなかったんだ。


・「兄さん!」。エドがウィンの前で両親の事を告げてしまった後のアルのセリフが絶妙。
もう怒鳴って止めることも、たしなめることももう間に合わなかった。
だから、知られてしまった困惑と、エドがそれ以上言わないよう願い乞う声で、言う。


・わざとらしかろうが、ええ、ちゃんと銃は置いてあったんですよ。ほら。
憲兵が爆風でかなり後ろに飛ばされたのは分かった。それは仕方がないとして。
なら、せめて瓦礫ぐらいもう少し置いとこうよ。さすがにこれは違ー和ー感ーだよー。
2205


・いきなりイシュヴァール編来た! 理由はいくつだって想像出来るんですよ。
イシュヴァール殲滅戦について、エドはリザに、アルはノックスに話を聞いたって形になっているから。イシュヴァールの民の内情については本来知る事は出来ないはず。だから、どこか別枠で描いて置きたいっていう腹があったんだろうなぁ、っていうのと。
まだ描いていないシーンの回想カットを入れると、子供が「そんなシーンあったけ???」って混乱するからそれを避けたいっていうのがあるんだろうなっていうのと。
あと、やっぱり、スカーとウィンリィは、加害者と被害者の立場でありながら、その根っこは2人ともが戦争被害者だってこと。簡単にその、加害者と被害者の立場はひっくり変える可能性があるってこと。ここでその対比をきっちり見せたかったんだろうなとか。

んでもやっぱり、あのウィンの緊迫感をCMで引っぱられて、よしCM明けだっって気合いれて見てたらすぐに過去編に飛んでしまって出鼻をくじかれたっていうか。
CM明けでそのまま過去編に飛んでくれた方が良かったというか。

うーん。例えば、例えばだけどさ。
師父の台詞「耐えねばならんのだ」でAパートアイキャッチなんだから。
CM明けは、もうイシュヴァール過去に飛んじゃう。
でそこに導入剤として、もう一度、師父に似たようなセリフを言わせる。
例えば偵察に行った仲間が死んで仇を取ろうとした処を止められたシチュとかで。
「では、師父はこの理不尽を許せというのですか?」とかそんな台詞で項垂れて、仇を討ちに行けないまま、やりきれない思いでスカーを走り去らせる。
で、ここから、スカー兄のシーンに繋ぐとか。

スカーが銃口を向けられた処までで、ウィンに話しかける前に移行して欲しかった気がするんだよねぇ。
あ、そうか分かった。
「お前には俺を撃つ権利がある」が回想の前にあるのが違和感なんだわ。
スカーには罪のない人間を殺してしまった罪の意識はあり、自分が復讐を受ける側にある事も認めていて。けれど、それでもなお自分の復讐心が抑えられない、その理由を知った上でこの台詞の重さを聞きたかったんだわ。


・スカー兄、子安さんか! もろインテリゲンチャな兄さんになったなぁ。あー確かに。どんなに大切な家族であっても、この大変なさなかにこの暢気な声で錬金術ラブなんて様子を見せられたら、こんな兄さんいらっと来るかも(笑)。


・青い目。実際にアメストリス人全てが青い目をしているわけじゃないけど。上手い対比だなぁ。
5話のロイの説明の中でモノクロの絵に目だけを赤く描いたイシュヴァール人が描かれていた。
まるで洗脳された狂信者のようでおかしくないかと書かれていたブログを散見したのだけど。
今度は逆に、モノクロに目だけを青く彩色したアメストリス軍が描かれた。
イシュヴァールの民から見ればこう見えるんだ。
戦争は、人を狂気に駆り立てる。互いに敵が人ではないものに見える。
人だと思っていたら殺せないから。
そういう意味では洗脳や狂信者に見えたというのもあながち間違いじゃないのかもしれない。

そして。スカーがロックベル夫妻を殺した理由。
親兄弟をアメストリス人に殺された恨み、というのは分かっていたのだけど。
でもそれ以上に。
意識が回復したばかりの意識の混乱、混濁。
そして、青い目=恐怖。殺される前に殺さなければ。
そういった意識が強かった事。
いわば、スカーにだって言い分はある事を強くおしている。
ウィンが泣くシーンも泣いたけど。
スカーが廃墟と化した村を見下ろし慟哭するシーンもやっぱり泣いてしまった。
今までスカーに同情したことはあったけど、ここまでスカーの立ち居地を明確に意識したことは無かったかも。
スカーも辛い、悲しい。
彼も被害者なんだ。だからこそ人は加害者にもなり得る。
2206


・ウィンリィの盾になるエドの動きがいいっ。スカーの肩を使って回り込んだっ。
カッコいいーっ。


・「馬鹿兄!何やってんだ!2人いっぺんに死ぬ気か!」。今回のアルは完全にエドのフォロー役ですな。
どんどん、男前度が上がっていくぜっ。
ホントになんでこう兄さんの前では男前に振舞うかなぁ(笑)。
来週のスカー戦は、さらに男前なあの台詞を言うんだろか?
あるかなあ。あるかなぁ。あるといいなぁ。


・ぬこー! 逃げてっ。
2210


・ウィンの泣くシーンでEDかぁ。
予想では、「アルがまだ戦ってるから、オレ行くよ」まで入れるかと思ったんだけどなぁ。
そしたらほら、エドの「遠くの背中」でEDになるじゃない?

でも、次回のタイトルが「戦場の少女」だからなぁ。
原作通り、ウィン=戦に迷い込んだ少女、ランファン=主に使え戦う少女、メイ=王になる為戦う少女の三者三様を残したいから、ウィンの「どうして待つだけなの」の台詞を次回回しにしたのか。
あるいはばっさりカットなのか。
うーん。

好きなシーンなだけに、来週までちょっと身悶えちゃうよー(笑)。


・予告を聞く限りでは「嬉し泣きさせてやる」まではいくっぽい?


脚本=菅正太郎
演出=矢吹勉
絵コンテ=石平信司
作画監督=大貫健一


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/09/06

鋼の錬金術師FA 第21話「愚者の前進」感想 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

先週の日曜日は出掛けていたうえに、「盲目~」が思いの他時間がかかってしまいこのタイミングで感想書いてます。
22話、放送まであと1時間っ。それまでにアップできるか??


今回の目玉のひとつはやっぱり、ハボのシーンでしょう。
自分ハボロイじゃないけど、ちょっとハボロイの人の気持ちが分かったかもーっ(笑)。
「動けない駒は~」のハボの表情いいわぁ。
「ヒューズ准将との約束があるんだろうが」ってここだけ、強調するようにゆっくり言っているんだよねぇ。
これってハボにしてみれば本当は使いたくない、でもロイを動かせる最高の切り札のはず。
でも。
自分達部下よりヒューズの方が、ロイの中では格上って、自分でそれを認める発言になるから。
それって、ロイに人生預けてる部下にしてみれば辛い。
いわば自虐発言っていうか。
そうやって自分を傷つけてもロイに昇っていってほしいって。
忠犬なハボって実はすごい好みなんだよねぇ。
ハボの腕をつかむロイの手にちょっとどきどきしてしまったよ(笑)。
そんでもって。「置いて行く」から「置いて行くから追いついて来い」までの間が長すぎっ。
この間の長さ、ハボの傷口にさらに塩を塗りこんでるよ。可哀想にっ。
言いたい事を言ってくれた事への報復ですか?(笑)

箇条感想行きますっ。
 
・「父上から任されている」。キター(笑)。いやもう、やはり騙す気まんまんですなぁ。


・「腐ってたらどうしよう」。良く見るとアルがわなわな震えてるーっ。細けっ(笑)。


・「兄さん、ウィンリィー」。エドの身長低すぎっ。アルの想像の中のエドって身長どんだけだと…。エド哀れや。
2101


・「円を書いて見たのですが」。こらこら、部下の功績はきちんと褒めるべきでは? 大佐。


・第二研究所ネタカット。あ、やっぱり原作が拾いそびれた伏線は削除か。


・「自重しろよ」。うん、上手いタイミングだ。ヒューズの件やマリア・ロスの件があって自分達のせいで他人に迷惑をかけてきた事も分かってるし、目の目には軍人のロイがホムンクルス相手に怪我している姿があって。
さすがにこの状況下でいつもみたく脊髄反応で反発出来ないものなぁ。


・ええ? せっかく張ってあった軍事工場の火事ネタがスルー?? 
なんて勿体ない事を!!!!
脚本担当の間ではこの手の細かい伏線の申し送りはされてないのかなぁ。


・「手足のもう一本くらい」ネタカット。前回も記事もしたけど、真理の扉から持ってくることが人体錬成に相当するかあやしいし、人体錬成をしないのに真理の扉の通行料を支払う錬成ってのが皆目不明な状況下で、新たな通行料でアルが元の身体を戻せるかもっていう発想はかなり信憑性が下がるから、カットって事なんだろうけど。ここら辺のセリフ好きなんだよなぁ。むむ残念。


・「スカーがロックベルのおじさんとおばさんを?」。あ、これいいな。原作では「ウィンリィの両親」だったんだけど。確かに幼馴染の両親の事ってそうやって呼んでたわ、自分も。


・「いいだろう」。兄さーーーんっ。いい顔してるっ。この顔大好きっ。クセルクセスから帰ってきたらこっちホント成長したなぁって思わせる表情するようになったよ。
2102


・このドットっ。原作からかと思ったらFAオリジナルだったのよね。なんか原作っぽくていいなぁ。違和感ナッシング。
2103


・「兄さんの魂がっ」。アルがアルが兄さんを抱えてるーっ。可愛ええーっ。
2104


・「まったくあんまり危ないことしないでよね」。絵があると意外と気が付かないけど。音声だけだとかなりツンデレです、ウィンリィさん(笑)。


・マルコー宅。そっか。そういえば、エドに第一図書館の事を告げた後、ラストが尋ねるシーンをごっそりカットしていたんだよね。一度は見逃したのに今度はさらう2度手間が無くなった分、自由度が高くなってるんだわ。どのタイミングでさらった事にしたのか22話で出るかしら?


・国家錬金術師エドワード・エルリック参上!!!
いやん、朴さんノリノリっ。アルのアドリブ入るかと思ったら無かったのね。
くぎみー好きそうなのになぁ。シャオメイの時みたいに止められたのかしら?


・「見つけて欲しいんだよ」ここっ。この表情っ。自信に満ちた目っ。ああもう、ホント今回、エドがいい表情してるわぁ。
2105


・「スカーが怖いんですスカー?」音で聞く分には確かに原作通りなんだけど。これわざと意識して言ってるよねーっ。懐かしいーっ。ウケた、ウけた。
この手の無能ロイは、やっぱり三木ロイの方が声がひっくり返ったりして弱っちく聴こえる分、合ってるな。


・「もう犠牲者を出すのは嫌なんです」。ロイ相手といい、憲兵相手といい。こういう時のアルの声ってすごい幼いんだよねぇ。大人だと思って無意識に信頼を寄せてるのかなぁ。それともごっつい身体だからこその大人向け処世術なんかしら(笑)。


・「こちら第3区憲兵隊」。ちなみに本当にエドとスカーが交戦中なのは第8区。
嘘を信じさせるには本当の情報も流しておく事ってのがやっぱりセオリーだよね。
嘘の情報で混乱させつつ、嘘ばかりではなく8区の情報も流し、だけど発泡不許可情報を加えたり。嘘ばかりじゃないから余計混乱に陥る。実は結構凝った偽情報を流しているのよね。この人。


・久々の2コマ画面でございますよ(笑)。初見ではそんなシーンがあったと意識さえしなかったよ。やっぱり使い方次第なんだよねぇ。ちなみに絵コンテは別の人です。
2106


・「ラッキー」この兄さんもカッコいいし。
2107


・グラトニーに蹴りっ。ここすごいっ。このタイミングでBGMカット。すげー。そして。
リンとランファンの登場でさらにパワーアップしたBGMが始まる。上手いっ!!

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009/09/03

鋼の錬金術師FA 外伝「盲目の錬金術師」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

先に謝っちゃいます。ごめんなさい。
もうもうもう、無茶苦茶語ってますー。うわーちょっとやばい。
こういうの大好き。原作から削られたものは少ない。
かわりに付け加えられたり変更されたエピソードはホンの少し。
同じシチュエーション、同じ台詞なのに、こうも与える印象を変える。
こういうの、めっちゃ好みだわぁ。

マンガ「盲目の~」における私の印象と言えば、一番最後のあのエドのキツイ目。
彼らを哀れむような言葉を裏切るあの表情。
自ら救われる事を望まない人々を、エドは冷ややかに突き放す。
オレだったらこんな事は望まねぇ、そう言いたげな表情で。
そんなエドの。
あまりに子供らしい真っ直ぐさと真っ正直さが、まぶしくもあり痛かった。

今回。その最たる部分のエドの表情を変えてきた。
そして声音も。
私が想像していたのは押し殺すような低く冷たい声。でもそうじゃなかった。


アニメでも、マイスナーが淡々と語る物語は。
アルが言うようにみんないい人。みんなの優しい感情で埋め尽くされていた。

でもBGMだけがそれを裏切ってた。

あの曲の最大の盛り上がり部分って、心の中から振り絞る叫びっていうか。
泣く寸前の、気持ちがうわーっっと高ぶるあの感情の再現みたいなメロディーラインなんだよね。

彼らの笑顔の奥に、偽りの中で暮らす痛みがダイレクトに伝わってくる。
「みんながいつも通りならそれでいいのです」その気持ちに嘘は無いかもしれない。
けれど、大切な人を騙し続ける罪悪感や、その犠牲の上に成り立つエミの生活。
決して今の状態が最善だと思っていない事を告げるように、BGMは嘆きを伝える。

だから。視聴者と同じ目線にいるエドは、彼らを突き放せない。

エドの左の目はロザリー達を睨み、だけど顔の右半分には憐みがあり。
への字に曲がった口元や、左の眉根のシワは、理不尽さに憤っているようにも、泣くのを堪えているようにも見える。
彼らの中の色んなものや事を見据えようとしている顔だ。

だから。エドの口からこぼれた言葉は搾り出すような声だった。
そこには原作から想像していた険は無く。
エンドロールのBGMは、泣きそうになるくらい優しいけど悲しい音色。
エドが彼らを憂いている事を代弁するかのように。

発売前、速水さんと遠藤さんのインタビューにあった「浄化」という言葉が原作にそぐわなくて、そんな話だったけ? と首を傾げたのだけど。
確かに分かる。
カタルシス(=心の浄化)とは、悲劇を観る事で登場人物に共感し同情し心を揺さぶられ、感情を解放される事によるのだとかなんだとか(適当ですまん)。
なるほど、悲劇色はアニメの方が強く、視聴者視点のエド自身も彼らに共感し同情している。

エドは、手を出さないし、手を差しのべないという点で原作とまったく同じ行動を取っているし、セリフだって変わってない。なのに。
こうまで印象は変えられるものなんだ!!

そう考えるとアルの台詞も違って聞こえてくる。

「みんな いい人だね」だから、兄さんは何も言ったらダメだよ。
エドの正義感が誰かを傷つけないよう、ゆるやかに釘を刺しているように受取れた。

あとね、あとね。
原作との大きな違いは、ジュドウが全盲ではないということだと思う。
冒頭のシーン。薄目を開けた時、人はちょうどあんな視界になる。
立ち話でエドの語るジュドウの噂に、ジュドウと奥様が顔を見合わせ微笑むシーン。
あれは先に奥様が振り返りそれを察してジュドウは振り返っている。
あずまやでは、エドが奥様の方からジュドウに向き直ってから、ジュドウは話を始めている。
ジュドウは決して、まったく見えていないわけではないんだ。

ならば。
彼は本当に今の状況に違和感を感じていないんだろうか?
例えば記憶を失ってしまったとか、そんな風に主人や奥様は言ったかもしれない。
けれど。
ロザリーの髪の色、クセ。
声。しゃべり方。握った手の感触。
主人や奥方、使用人の態度。
目の悪い自分を軟禁出来るあずまやの存在。

錬金術師は真理を追い求める者。
彼も錬金術師なら、それらの違和感に目をつむり本当に放置してしまうものなんだろうか?
わずかにでも目が見えるなら尚更に。真実を確かめようとするんじゃないだろうか?

「考える事が出来るのは人間だけ」。
ジュドウがエミに語ったその言葉は、どんな話題で出たものだったのだろう。
どこかで、錬成を失敗したのではないかという疑念があったからではないか?

この作品のタイトルは「盲目の錬金術師」。
サブタイトルの「BLIND ALCHEMIST」は直訳すればそのまま「盲目の錬金術師」なのだけど。
それ以上に「BLIND」という文字が、ブラインドが閉ざされた状態を想起させ。
全ての情報から遮断された錬金術師という、ジュドウの今の状態を差しているようにも受け取れる。

でも。
アニメではさらにもうひとつかけているように思う。
全ての違和感に気が付かない振りをして。
みんなの優しさを傷つけないよう。
平和な今が崩れないよう。
自ら、目を閉じてしまった錬金術師。

ジュドウは騙されているのではなく、騙されている振りをしている。
互いが互いを思いやり嘘を付きあう関係。

そういえば、偶然だろうけど。ジュドウの名前は「受動」とも受取れる。
目の前に広がる情景をただ受け入れ否定しない。
それもまた錬金術師のあり方なのかもしれない。

違和感は違和感のまま、真理を追い求める事をやめてしまった錬金術師。
もしかしたら彼はそうなのかもしれない。。

さて。やっとここから箇条感想です。長っ。ごめん。

・パフェ! あの時代にパフェはOKですか?(笑)。「怪盗サイレーン」を思い出しちゃったよ。みたらし団子とテーブルいっぱいのカツ丼を。番外編(サイレーンもいわば番外編)って事で水島版へのオマージュかなとちょっと思った。


・「エドの白いものがアルの顔にかかったっ」て書くと、すごくエロくない?? エロくない????  むちゃくちゃ妄想しちゃったよ、アル、ごめんなさいっ。


・ちょっと珍しい、角だけリアルな矢印目のデフォルメアル。なんかすごく変ー(笑)。
0a01


・全身鎧、変人鎧、全身鎧、変人鎧……。最初気が付かなかったよ。遠藤さんお疲れ様っす(笑)


・「あっちでおもちゃになってるのが弟のアルフォンス」。アルの様子を見た後は眉尻が思い切り下がってるのっ。「あーあ遊ばれちゃって」かな。「ガキのお守させて悪ぃな」かな。表情がすごく柔らかい。
0a02


・エドの口調がやたら偉そう、と思ったら原作からだった(笑)。


・ロザリーに遊ばれてるアルが可愛いっ。
ロザリーによじよじ昇られて慌てて抱き上げて止めた時、胸にもお尻にも触わらないで胴だけ支えているっ!アル紳士だぁっ。
脳内でエドに置き換えて妄想したらちょっと鼻血が(爆)。
この話のアルはホント可愛い。ロザリーとの身長の対比のせいってのもあるのかなぁ。
ロザリーがアルの腕を両手で引っ張るシーンなんて、アルの腕、ロザリーの胴周りくらいあるよ(笑)。やっぱりアルって大きいんだよなぁってつくづく思ったり(あ、でもロザリーってまだかなり子供よね、執事さんに手をつないで貰ってた時親指だけで事足りてたもの)。
この小首をかしげているさまなんてホント可愛い~。堪能っ。キャプって壁紙にしようかと思ったくらい可愛いかったっ。
0a03


・「エドワードさんは失敗してしまったのですか?」エドの表情が陰るのに合わせて画面も暗くなる。
あまりにエドの気持ちに合わせてあるものだから、背景ではなく心理描写を表してるのかと最初は気にもとめなかった。
それが今度は素知らぬ顔して、エドの心理とまったく真逆な処でエドの顔に日が差す。辺り前だよね。自然物なんだから。
そのアンバランスさが、自然物っぽく面白い。


・「本物だよ」この台詞。20話まで進んだ今のアルなら、そうではないと知っている。
この時点でこの話が収録された事で、マンガで読んだ時とはまた違う読み方が出来る。

原作収録のパーフェクトガイドの発行年月は2003年12月。6巻が2003年11月。ガンガン本誌はおそらくグリードのあたりだった? まだ2人が人体錬成の真実に辿り着いていなかった頃に、この作品は発表されている。
放映が終わった後、DVDやBDで初めて見る人たちも、同じタイミングで読む事になる。

だけど、TVを見てDVDで番外編を見る、今このタイミングの視聴者だけが違う見方を出来る。
もっと後に、今の2人が訪ねていたなら……。
エドとアルは、ロザリーの中のものが何かを屋敷のみんなに知らしめただろうか?
ロザリーはあの家の本当の子供に成れただろうか?
ジュドウはどうするだろう?
奥様は? 執事さんは?
その時、みんなは幸せになれただろうか?


・「我々使用人全員彼を騙しているんですよ。そしてこれからも騙し続けるでしょう。それでみんながいつも通りならそれでいいのです」。
のちのちに、今度はエドがこの言葉と向き合う事になる。

大総統がホムンクルスであったとしても、全国民を騙していようと、今の生活に何か支障があるわけじゃない。
ホムンクルスなんてバカげた真実を語ってもきっと受け入れられない。大総統=ホムンクルスという理由だけで失脚させることは出来ない。
軍事が強いとは言え、国民は制圧されているわけじゃない。ささやかでも幸せに暮らせる日々に民は満足している。
その日常を壊してでも大総統を倒す事。それをどう国民に理解させられるのか。

ニセモノの幸せの先には、大きな不幸が待っているのだと。

荒川先生お得意の、エピソードの繰り返しはこんな処にも転がっている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/08/27

鋼の錬金術師FA 第20話「墓前の父」感想 追加 ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

20話でカットされた原作シーンに。
「ちゃんと墓…作りたい」というエドの台詞があり。
一瞬でも人間だった者を死なせてしまった罪をエドが背負うという流れがあった。
これによってエドが「人間」と定義する幅が広く、そうでないとアルを人間ではないと認めることになるからではないのか。というエドのパーソナリティがピナコによって語られていたのだけど。

もし、エドが「動いて自分を見た」ものを「人間」と認めるなら、23巻のあの人形達だって彼にとっては人間のはず。
なのにエドは、人形の足を切り落としたり、ロイが炎で焼き殺す様を、嫌悪感無く受け入れている。

結局、エドが「人間」と認識する幅の広さは、自分の回りに限られたものでしかなかったのか。
あるいは、話が進むにつれ発生してしまった単純な矛盾なのか。
おそらくそのどちらかだったのだと思う。

また、その為、原作では「母さんを殺していなかった」というアルの台詞には、なら母さんの生命でなければ殺してしまった事への罪を感じないのか? というエドとアルに温度差があった。


それを今回アニメでは、エドの台詞をカットし。ピナコのモノローグもカット。
あの錬成物の中にアルの魂が入っていたことから「誰の魂も傷つけていなかった」とするアルの台詞を追加し、エドとアルが錬成したものは、生命ですら無かったことを強調している。

だから「母さんを殺していなかった」の台詞に視聴者は素直に共感出来る。
入っていたのはアルの魂なのだから。あれは魂のない人形だった。
錬金術は命を生み出せない。


じゃあ。
墓を作りたいと望んだエドの理由「たった一瞬でも人間だった」のセリフがなく、実際に一瞬足りと人間ではなかった事を後で強調しているのに。
なら何故エドは墓を作ったのか。
もっと、即物的に言う。
台詞をカットしてなお、二人は「誰の魂も傷つけていなかった」としてなお、何故、エドと墓をじっくり映す必要があったのか。

答えがひょんな処から出てきた。

今読み差しのミステリなのだけど。
ある秘密を自分の大切な人にバラすと言われ、その人物を殺してしまったその告白のシーンにこんな文章がある。
「この話はこの場で葬ってしまう方がいい。墓石も建ってずに埋めてしまうべき真実もある」

墓を立てるっていうのは、つまりそういう事なんだ。

隠さないということ。
ここに自分の罪があるということ。それを明らかにするということ。
認めるということ。
ホーエンハイムに言われた事を受け入れそのうえで、もう一度。
逃げないと決めた。
自分達の罪を認めその上で尚。

2人で元の身体に戻る。

その覚悟がこの墓石なんだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/08/19

鋼の錬金術師FA 第20話「墓前の父」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。
日曜日はキュアメイドカフェに行って鋼カフェを堪能してきましたよー。
詳しい事は別記事でそのうちあげますが。グラトニーのメニューにはご注意を。
お隣りの席の方が注文されていたのを見たんですが。
四人席の半分を埋め尽くすようなテーブルいっぱいのとんでもない大皿盛りでしたよっ。結局あのお姉さん達、二人で食べきれたのかな。

ということで感想いきますっ。
なんと言ったって階段ですよ、階段!!!!
先週の予告を聞いた時点であのアルのセリフは絶対あるって確信していたんですけど。
イズミの「ありがとう」からBGMがぶわって入って。
もう気持ち的にはくるぞ、くるぞ、くるぞぉぉぉーーーッて感じですよ。

原作読まずまっさらな気持ちで見たらどんな気持ちで見れたんだろ。
簡単に記憶喪失になって、また戻れる方法ってないのかしら?
こういう時残念だわーっ。
 
あのね、アルの「ボクね」って言い方がすごく「弟」してたのっ。今まで、こんな言葉も言い方もした事なかった。
大人の人達相手に甘えたもの言いをする腹黒さ(え?)はあっても、エド相手の時は、彼の保護者か、肩を並べる者としての話し方しかしていなかったのよ。

エドアル者としてはそれがちょっと不満でもあったわけさ。エド相手の時だけ何でそんな大人ぶるのーっっ。それ逆でしょ、逆っ。二人だけの時こそもっと甘えた声だっていいのにっっって(笑)。

そこへこのセリフが来たわけ。
今まで気を張っていたのが、ふわっと抜けたような声で。

「ボクね」って。

これだけで、心臓の真ん中にすとんと来た。
そうだよっ。
全部1人で背負おうとしちゃうエドの前だからこそ、この子は下手な弱音が吐けなかったんだ。

初めてロイに会った時、胸倉を掴まれても何も反応しないエドの分も「ごめんなさい ごめんなさい」って謝り続けてた。
自分を助けようとスカーに命を差し出そうとしたエドを叱ったり。
アイザックやグリードがアルの存在を嘲笑ったり苦労知らずな発言するとブチ切れちゃったりもした。
第五研究所でも、自分も一緒に行ったのに、エドは大怪我しちゃったし。
わぁぁぁぁ、もう色々走馬灯のようにぐるぐるしてきちゃったよ。

こんな兄さんだから、自分がしっかりしなくちゃって。アルはずっと気を張ってきてたんだ。

なのに、自分の知らない処で知らないうちに、きっちり落とし前をつけて1人で結論に辿り着いて。
ずっと自分が欲しかった答えを与えてくれたっ。
自分が寄りかかってもエドは倒れたりしないって。だからやっと弟の顔に戻る事が出来たんだ。

1話でエドがアルの胸元を叩いたのは、自分を助けてくれた頼りになる弟へのお礼として、だった。

それが今回は。
アルの話を聞きながら黙って頷いて。
言いあぐねてうつむくアルを前に、静かに階段を降りてそばに近寄って。
「もう1人の夜はイヤなんだ」って。初めて弱音を吐いたアルの言葉に。
まるで「よし、兄ちゃんに任せろ」とでも言うようにアルの胸元を叩いてた。

アルが弱音を吐けた事に意味があるんじゃない。
アルが弱音を吐けるほどエドが頼れる存在になった事に意味があるんだ。

ウィンリィが言うまでもなく、エドの成長がきちんとこちらに伝わるっ。

アルーっ、アルーっ、良かったね、良かったねっ。

EDの歌はアルがエドに向けて言っている歌詞らしいけど。
その逆だってある。エドの隣りに立つ為にアルは肩肘張って頑張って来たんだよ。

なのに言う事言ったらお互いすっきりしてまた、兄弟から、上下関係無しに戻っちゃうのがアニハガのこいつらだよなー(笑)。

泣いた直後のアルの切り替えっぷりが可愛いっ。
「それが元に戻りたい理由だっ」て台詞がもう決意表明になってるんだもの。
弱音はここまで、はいおしまい。さあまた前に進むぞって切り替えちゃう。
大好きな人だからこそ弱みを見せず頑なになるって、これもツンデレか?(爆)
まだまだエドに全部頼っちゃうには危なっかしいとか思ってんのかなぁ(笑)

原作の「俺もお前の笑顔が見たい」の台詞もすごくすごく大好きだし。
「オレも同じ事思ってた」とかも今回なかったけど。
どっちか選べって言われたらすごい困るっ。どっちもいいっ。どっちも大好きっ!


ということでやっと箇条感想です。え? やっと? とか言われそうですが。そうなんですってば。
そしてさらに語ってまふ。
毎回かならず先に「過剰」が出るんですけど。いっそ、その方がしっくりくるかもしれんわ。

・ホーエンハイム。最初から最後まで重々しくっ。
史上最少国家錬金術師とか、エドとの会話が噛みあわなかったり、「おそろいだ」なんて言ってたとぼけた処を全部すっ飛ばしたのは、やっぱアレですかね。
スタッフ、騙す気まんまんと見ったぜっ。
ただでさえ声が違うのは隠しようがないから。
エドを苛めた嫌な奴っぽさを印象づけたかったなっ。


・「オレ達の覚悟を示すために」。
ちょっと待て。「誰に」示す必要があったのさ? 
他人に分かって貰う必要なんてあったの? 自分達だけが分かっていればいい事じゃないの?
ってちょっとカチンときたのだけど。

そういえば。ダイエットする時って周りの友人知人に告げると長続きするっていうじゃない? 
誘惑に負けそうになっても回りに協力して貰えるから。

エドとアルの覚悟も同じようなものだったのかも。
自分達が挫けそうになっても、自分達の覚悟を知っている人がいる事で逃げられないようにする。
はなから覚悟が足りず人に頼っているとも勿論言えちゃうけど、そうやって自分を追い詰めないと、とても前に進み続けられる自信が本当はなかったのかもしれない。

「立って歩け 前へ進め」。入江版のエドは、自分に言い聞かせるように言っていた。それがすごく印象的で同時にびっくりだった。
なんで? どうして? もうそろそろ旅を初めて4年近くになるのにまだ、自分を奮い立てないと辛い旅なんだろうかって。
でも、ラッシュバレーの銀時計の中身があかされた時、納得した。
銀時計のエピはエドの意外に弱気な一面じゃない。いつだってエドは弱気ででも必死で前に進んでいるんだ。
ただの一歩だって簡単に踏み出した足はない。
だから、入江版は原作以上に「前へ進む」って言葉を重用している。

ぶっちゃけ言ってしまえば、エドは元に戻れなくとも機械鎧を付けた「人」として普通に生きていける。アルよりもその誘惑はきっと強い。
だからこそ揺らがないよう、他人にもアルにも覚悟を示す必要がエドにはあったのかもしれない。


・「オレの若い頃にそっくりだな」は、原作通りのセリフなんだけど。
23号はケンカっぱやい性格ではなかったから、これってやっぱ見た目って事で使ったのかなぁ?
原作でクセルクセスから西に渡ったと思しき事が見えてきた辺りから、ほほぉ。これは「逃げた」事そのものを指しているのかも? とか思っていたのだけど。
考えてみたらあれってすでに「若い頃」というには微妙なお年だったのよね。
原作のミス(だと思う)をわざわざ踏襲せんでも。
いっそ「昔のオレにそっくりだな」ってしちゃえば、ダブルミーニングに出来たと思うんだがなぁ。


・サブタイトルバックが第五研究所の錬成陣っ。
クセルクセスの錬成陣ではネタバレ補強になるから使えない。敢えてワンクッション入れたコレを使いますかっ。「賢者の石」、の錬成陣!
いーねー。原作がここまで進んでるからこそ出来る伏線だよ。にやにやしちゃう。


・眠っているエドに触れようとする前に、腰を屈めるのがいいのっ。
どんなに離れていたって大切な我が子。慈しみが伝わる。
ホーエン唯一のデレシーン。
わはは、未読者諸君よ。混乱したまへ(笑)。


・原作だと狸寝入りだったけど、これだと本当に寝ていてドアの音で目が覚めた感じよね。だからホーエンハイムの優しさにエドは気づけない演出。


・悪夢に目を覚ましたエドの左腕が、目を擦っているようにも、涙を拭っているようにも見えた。


・「身体がやばくなったら他のものに魂を乗せ変えて生き続けられないか?」まさにそれって水島版ホーエンハイム設定じゃん。
あっ。
そっか。今更気づいたよ。
水島版って、原作のホーエンハイムの設定がアルに入替えられていただけじゃない。アルの設定もまたホーエンハイムに入替えられていたんだわ(気づくの遅せえよ)。


・「いいわけないでしょ。何も知らないくせにっ」。好みの問題だと思うんだが。BGMはここの手前でカットして。台詞時はBGM無しにした方がウィンのこのセリフ、生きると思うんだけどなぁ。


・「もう。いつも兄さんやウィンリィが先に怒るから」うん。エドの怒鳴ったシーンがあったから、この方が確かに説得力ある。


・「元の身体に戻れるよね」。原作通りだけど。原作通りなんだけど。あああ・・・orz、そういえばコーユー子デシタネ、ウィンリィさんて。
軽々しく「きっと戻れるよ」なんて言って欲しくはないけどっ。でも。
これをアルに聞くなよなーーーーって思っちゃう。
アップルパイカットのあのシーンがウィンリィらしくないって思ってたけど。まったくそうじゃないとも言えない気がしちゃったよ。この年頃の女の子は情緒不安定だもんね。え? 結論そこ??


・をや? 結局、エドの機械腕はなんともなかったのか?


・墓堀り中のエドのアレがしっかり描かれていたのがびっくりしたわ。その昔「エースをねらえ!」で透過処理されてキラキラしていて大笑いしたのが懐かしい。


・「お前のトラウマなんだから」。医者とは言え何で他人がそれ決め付けて言うかなぁ? ってちょっと原作は説明台詞過ぎて好きではなかったんだけど。無きゃないで分かりづらかったかしら? どうすか?

掘り起こすまでは敢えて何を掘っているか一切説明を抜く事で、エドの苦しさに同情するのではなく、何でエドがこんなに苦しんでいるんだろう? って見入ってしまう吸引力になってると思うのだけど。
母親の死体を掘り起こすグロテスクさと、自分の過去の過ちを目の当たりしなければいけない辛さと。
だけどここで「トラウマ」と決め付けない事で、もし自分の仮説が間違っていたらどうしようという、この先に待ち構えている不安も上乗せする事が出来るのだもの。


・エドの笑いが最高。一見狂気に堕ちたように聞こえる。でも跳ね上がらない事で、越えずに留まってる事がわかる。このさじ加減がジャストっ。朴さんGJ!!


・だからこそ、「アルは元に戻れる」この絵っ!!!!! この兄さん!!!!! 目の中の光がすごくいい。まっすぐ見据えていて、希望に満ちていて。もう、もう、もう………ありがとう。スタッフ。
2001

・アイキャッチー!!!!
エドが、アルは元に戻れるってゆった、戻れるってゆったーー!! そこでアルのアイキャッチって。
どんだけ狙ってんだよ。話に没頭し過ぎてアイキャッチって気付くの遅れたわっ(笑)。


・「アルを振ったんだって?」あはは。この言い方がさぁ。なんか、良くもオレの弟を振りやがって的ニュアンスに聞こえてしまったよ(笑)。


・アルが元の身体に戻れるその理由が、すごく分かり易く書かれてた。
だから「二人とも振られた事をエドが覚えていない」じゃなく「アルが告白して振られた」に置き換えたんだ。
記憶なんて本人が覚えていなくとも消えるわけじゃない。だからより説得力のある「エドの知らない事」に変えた。
「持っていかれた」とか「通行料」とか。とりあえずそれは全て横に置いて。
真理の扉の向こうにアルの身体はあった。だからそれを取り戻せばいい。
すごくシンプル。
入江版は子供でも見れる作品に、というのがコンセプトになっているのに、最近血とかグロシーンとかのごまかしが無くなってきたので趣旨変えしたのかしらん? と思っていたのだけど。

子供でも見れるっていうのは、精神的にキツイ話やショックな場面を描かない事じゃない。
子供でも理解出来るって意味だったんだねぇ。

必ず1話に起承転結があり、今日はどんな話だったかが分かる作りになるよう心がけているとインタビューで入江監督が答えていたのだけど。
だから、原作の同時進行いっぱいのパッチワーク状態を、並べ直して今日はこのキャラクターが中心、って形に作り直してるんだなってのは納得していたのだけど。
それ以外にもあったんだなぁ。

子供にも理解出来るように描く。それって結局。
荒川先生がやっているのと同じ方向性って事だったんだね。


・「何かが足りなかったのではなく そもそも出来ないことか」。水島版でダンテが「いつだって代価は少し足りないもの」って言ってたのを覚えてる。
ここが、水島版と入江版の違いなのかもしれない。

ちょうどこの日の昼間にMさんと鋼の話をしていて。
錬金術が科学であり出来ない事だってあるっていう部分が端折られているせいで、錬金術が何でも出来てしまうファンタジーになっているのが気に入らん的な話をされていたのだけど。
今回ひとつの答えが出たなぁ。
錬金術にも出来ない事は確かにある。
でもそれはたったひとつあれば良かったんだ。


・2話でカットされた、エドが右手をなくしたシーンがちょろっと出てきたよ。
んでもって思い出したよ。そうだ、ここ初読時ひっかかったんだわ。
右腕を失くしたあとはしっかり受け答えしていたのに。何故その後のシーンで、いきなりあんな死んだ魚の目になっていたのか意味不明で。クエッションマーク飛びまくってたんだわ。
カットの理由はそこか?
あーそれでもせめて「ばっちゃん、兄さんを助けて」は今からでもどこかでやらないかと、諦めきれないでいるだが……。


脚本=津村米紀
演出=佐藤育郎
絵コンテ=寺東克己
作画監督=川上哲也


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/08/14

鋼の錬金術師FA 第19話「死なざるものの死」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。もう今回はみんなどのシーンもカッコ良くてさぁ。
あのセリフなし? このセリフカット? え? これは全面カット?? なんていうのはいつも通り確かにあるんだけど。
それでもぐわーっと迫力で押していて。すごく楽しかったぁ。

荒川先生が前にインタビューで、ロイの見せ場はラスト戦。それまでは格好よく描かないようにしていた。というような事を答えていたと思うのだけど。
実際には、原作では序盤のロイは格好良く描いてたしね。
そういう意味では、アニメの方が今までのヘタレ具合が半端無かった分、未読者にはギャップが激しくて一気にくらいついたのでは?(笑)

それとさ。気づいてるかな。
最近、尺が足りてないとか間が足りなくなんて感想をあまり聞かなくなったよねぇ。
でも、1話あたりでこなしている話数は今までとそうそう変わらないんだよ。
今回の19話は、原作の38話と39話を丸々と37話と41話を数ページ分。
勿論はしょってるシーンもあるけど。
最初の頃よりよっぽどこなすページ数は増えているのに、それを感じさせないくらい丸めこみが上手くなってる。
物語が1方向にしか進んでいない序盤と違い、だんだん複雑なパッチワークになっているから、足し算引き算を気づかれにくいっていうのもあるんだろうけど。
当初のぎこちなさは完全に払拭されているなぁって思った。
まあスタッフも視聴者も双方が慣れたってのもあると思うんだけどね(笑)。

ということでやっぱ、箇条感想無理かも。

・久々のアバン。これ原作では37話の引きに使われていたシーンなんだよね。逆に食らいつかせる力のあるシーンだからこそアバンに合うんだろうな。

・「帰ってきたら教えてあげる」わはは、段々アルも肝が据わってきたなぁ。しかも可愛い声でよく言う(笑)。グリードの時と聞かれている事は変わらないのに。素直に答えるだけが能じゃなくなってる。

・ウィンリィの「ちゃんと帰ってきてね」の台詞に、何故か水島版のラストシーンが過っちゃったよ。雑誌連載時はもう放映後だったし、シャンバラの脚本はもうあがっていたっかもしれない。そう思ったら。
荒川先生は意識してここで「約束」って言葉を出して、ちゃんとアルは約束を守る子として描きたかったのかなぁ、とか今さらながらだけどちょっと思った。
水島版のアルは「兄さんと一緒に帰ってくるよって」って約束を結局守れなかったから。

・グラトニー、手短っ。背中に手が届かないんだ。

・リザはきっと鉛筆回しが得意と見たっ(笑)。
1901

・「あなたは本当にバカですか」。うわぁ、もうなんかさ。リザって本当に本気でロイの教育係なんだわ。自分を助けに来た事を怒るくせに。
階段で礼を言って「後にしろ」ってシャットアウトされた方が嬉しいなんて。このリザの嬉しそうな顔っといたらもうっ。国のトップに立てる人間として成長していく様がそんなに嬉しいですか(笑)。もう、本当に骨の髄まで惚れ込んでいるんだなぁ。

・だがしかし。標的は逃げてるんだから、ここは階段を駆け降りるべきではないかと? まあそのあと車を運転するのに膝ががたがたじゃ困るけどさ。

・ファルマンに指示無し? どこで敵が見ているか分からないんだからロイと接触するのはまずいかもしれないけど。何も聞かれてない人を放置して大丈夫? 曹長がゴミと一緒に(笑)拾っていくのかしら?

・リン&ランファンVSエンヴィー戦無し? 声でプライドの正体が知れちゃうからかなぁ。最後のエンヴィー撤収で、プライドの台詞があるんだよね、ここ。そういえば、鋼の銘の時もシーンをカットしてたしな。
そうなるとこの後に出てくる、ラースとプライドの会話シーンもカットになるのかなぁ?

・珍しいリザのギャグ顔っ(笑)。
1902

・「ウロボロスの刺青無かった?」。完全スルーされてるけど。乗り出したアルに押されてハボ呻いているのよね(笑)。哀れやわー(笑)。

・「ったく。デタラメ人間の万国ビックリショーか」このセリフにグラトニーの再生シーンを重ねてきたよっ。恐怖感が煽られていい感じ。GJ。

・バリーが第三研究所に突っ込んだ時、リザは目を閉じてるのよね。ロイの「好都合だ」のセリフにも微動だにしないし。リザにしてみれば、想像はついてたって感じ?(笑)

・アルが金網の鍵を開けるシーンはカットかぁ。バリーがすでに通っているのに鍵が掛かったままってのが設定上手数が増えるからだろうなぁ。一度刑務所でマリア・ロスの独房の鍵を器用に開けてたから、そのあたりも矛盾しちゃうし。
確かにその方が視聴者には分かりやすいのは分かるんだけど。
せっかくアルが役に立つシーンなのになぁ。おかげでリザに足手まといじゃないか聞くシーンもカットになっちゃったよ。アルファンとしては残念だー。

・ラストの胸揺れすぎー(笑)。バスカッシュですか? あーなるほどね。ジャンの前でもあーやって、腕で持ち上げてゆっさゆっさと揺らして誘惑したんだぁ。

・「なるほど騙されるわけだ お前ボイン好きだろ」の台詞のニュアンスが、とってもハボロイに聞こえたのは何故?
いやーまるで。またお前は女に浮気しやがって的なこう…余裕の溜息といいますか。なんかそんな感じがしたんですけど。私の気のせいですか? そうですか。

・「大好きっス ボイン!」スポットライト浴びてるし、エコーかかってるし。莫迦っぽくて好きだーっ。んでハボはギャグのままなのに、ロイだけシリアスに戻っちゃう。それが面白いなぁと思った。
原作の4巻でブロッシュが色ボケ軍曹って言われて血吐いて床に倒れているのに、同じコマでエドとウィンリィが普通に会話しているシーンがあったじゃない? 莫迦は放っとけみたなノリ。
あれを真似してみたんだなと思った。自分で振っておいてからに「そこまで付き合うかバカ者」って感じに放置するロイと、慌てて付いてくハボ。その力関係がまんま出てる。

・だから「仕事の事はしゃべってませんよ」の処のラストのこの表情がいいんだわ。原作の「役に立たなかったわ」って切り捨ててしまうのとも違う。「ホントしようのない人」って。ラストは自分を人間だと言い、情があると言った。その人間らしい情で、例えそれが恋愛感情じゃなかったとしても、ハボの事を憎からず思っていたんじゃないかって。そう思えてしまう。

1903

・「新しい焼死体があると唇のあたりがその脂肪でベタついてくる」。
これを初めて読んだとき、このリアルさは、おそらく酪農を経験した荒川先生の体験から来ているんだろうなと思った。
資料を漁って出てきたものではなく、下手すると荒川先生が個人的にそう感じるだけで、他の人は違う感じ方をするのかもしれない、とも。
だから尺とかそういう問題ではなく。自分が知りもしないことを、確証のないことを、人のふんどしで相撲をとるみたいに、もっともらしい蘊蓄語りでロイに語らせたく無かったんじゃないかな。

だからカットされたのが残念だなと思う反面、もしあったらせせら笑っちゃいそうで、差し替えられて良かったよ。

・「レディの胸元に~」喜久子お姉さん、最高っ。このしわがれ声っ。すげえっ。

・グロイシーンで失礼。それでもやっぱり私はこういう細かいこだわりが好きだよ。ラストの刃は決して鋭利な刃物じゃない。力で貫いている。
貫いているのは紙でも粘土でもまして人形でもない。
生きている人間の肉を刃が貫く、その感覚が観ているこっちにまで伝わる。
だからこそ痛みが伝わるんだ。
1904_2

・「あなたも逝きなさい」目で読むぶんには気にならなかったけど。耳で聞くとすごく、怖い。

・「ボク達の目的を果たす時までこの身体が持つ保障はないんだ 兄さん」この「兄さん」が好き。
エドに背負わせていない。縋っていない。恨んでいない。ただ同等の立場で考えている。「ねえ 兄さん、あなたは気づいていた?」。私の中ではそんな感じに響いた。

・バリーVS.ラスト。このバリーが砕けるシーンがすごいっ。変な言葉だけど綺麗だった。映画でも見てるみたい。すごい迫力。

1905

・リザが、ラストの言葉の意味に気づくまでの間が好き。すぐには呑み込めない。それは想像していなかったから。うん。どんなにヘタレでもバカ呼ばわりしても。リザにとってロイは死ぬはずのないヒーローなんだなぁ。手持ちの銃全て撃ち込んだあと涙を流して膝を付く。このシーン。何度見ても泣くわ。知ってるのにロイが死んでないって。分かっていてもリザの感情に引っ張られちゃう。

・なのでうっかり確認してなかったので、あれ? リザ最初から最後まで空薬莢が飛んで無かったっけ? ええええ?? だって車ん中で装填してたじゃん。リボルバーに!(リボルバーは空薬莢っは飛びでません) え? ミスった???? と思って見返したら。3挺目がリボルバーでしたね。ははは全然気づいてなかったや。

・アルVS.ラスト。BGMがずっしりしてて本当に重厚でこれもすごくいい。アルが吐き出すように言った台詞に、ニーナの笑顔やヒューズとエリシアの笑顔がかぶって。もうそれだけでじわっと来た。
この止め絵とかもう、めちゃくちゃカッコいい。

1906_2

・あー、でも美味しいところは最後に全部ロイマスが持って行きましたね。「良く言った。アルフォンス・エルリック」って。あんた実はこの時はじめてアルが見えたわよね。それまでどうぜ、エドのおまけくらいに思ってたんでしょうよね。ええ。エルリック兄弟とは言っても、アルの名前を呼んだの聞いた記憶ないわよ、まったく。とかグダグダいいたくなるけど。んでもこの台詞好きっ。
「ありがとう」まで言わせたし。
うっしゃ、やっと大佐に認めさせたぜっとか思ってしまう(笑)。

・特筆すべきはやっぱりラストの散り際の美しさ。練成したものがすべて解けていくようにも、ロイの火で燃えて灰が舞い上がっているようにも見える。爪の先から徐々に「崩壊」していく様が本当に綺麗。ラストの表情もいい。
ホムンクルスは人間と彼女が言った通り、肉体の下には骨もある。ただ違うのは、屍が存在しないということ。
人は魂と精神と肉体で出来ている。
なら彼女が持っていなかったのは、魂でも精神でもなく「肉体」なんだなと、今更ながら気が付いた。

・バリーの死。バリー・ザ・チョッパーが何故、66の練成陣を傷つけたのか、実は原作では良くわかっていなかったんだなって事に気が付いた。
死にたかったの? とか。
魂に触れようとしてうっかり陣に傷を付けてしまったの? とか。
そんな事を考えていたんだけど。

今回、はじめてバリー・ザ・チョッパーが泣いていた事に気づいた。
陣を傷つけるのではなく擦ってる、その行為に得心がいった。

やっと手に入るって泣いてたんだ。
魂を、その定着させている錬成陣から解き放って、やっと手に入るって喚起してたんだ。
66の魂はあの肉体に戻り、ただの人の魂が入ったただの肉体ではもう身体が耐えられなかった。
それがバリー・ザ・チョッパーの死だったんだ。

ならスライサーはどうなったんだろう。もしどこかに肉体が保管されていたら、蘇る事は可能だったんだろうか?
そしてアルも。もしあの血印が消えたらアルは死ぬのではなく、真理の扉の前のあの肉体の中へアルの魂は入ってしまうんだろうか?

・「大丈夫 大丈夫」って呟くウィン、いいよね。アルを見つけて呆然として、気持ちが先走って上半身から半ば転がりそうにアルの前に立ってた。
「バカ お帰りっ」って泣きそうなウィンに、アルが「えーと、えーと」ってたじたじになっているのが可愛い。
こんなシチュエーション、(幼なじみとして)抱きしめてあげたって、頭なでてあげたっておかしくないのに、なんもできなくてずっと、たじたじだじたじっ(笑)。
どんなにウィンを見下ろせる背丈になっても、それでもやっぱり、アルにとってウィンリィは、頭のあがらない「お姉さん」なんだろうなぁ。

・キター。ホーエンハイム。ついに来たよっ。一言でもしゃべらないかと思ったけどやっぱりダメかぁ。江原さんじゃないのは残念だけど。公式サイトからも削除された一番最初のPVを引っ張り出してリピートして聞いてるよっ。

・キャスト見て驚いた。水島版のブレダ役だった志村知幸が警備兵役で出てたよ! ええ? それってもしかして、志村さんもスライド組みだったりするのかな? そのうち何か名前のある役につく予定があるのかな??

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/08/06

鋼の錬金術師FA 第18話「小さな人間の傲慢な掌」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。なんとか今週中にアップ出来たぁ。今度の日曜日は録画もやばいんだよねぇ。土曜日からおでかけなので、二日間もPC電源入れっぱなしはちょっと熱が怖い。
だれかCMごとアップしてくれる人いないかな。そろそろガンガンと23巻のCMが来そうなのにぃー。再来週の録画を待つか。

今回のここがヒット! は多すぎて絞れず、しかも順序立てて書いた方が分かりやすそうなので。
順番に書いてます。

とうことで感想行きます。すでに箇条書きのものの方が少ないが気にするな。


・そこにメイチャンはいないだろ。馬車と汽車じゃ速さが較べものにならないとしたっていくらなんでもそれはないよなぁ。
こんなの脚本や絵コンテでは指示無さそうなレベルだし。単純に一原画マンにストーリーの順序入れ替えなんて情報はいかないだろうから知らず原作通り描いてしまったって感じかな。DVDで修正入るかな。
1801


・ハンさんと顔合わせのシーンカットかぁ。あの密入国のくだり、これから悪だくみするぞーっって感じ好きだったんだけどなぁ。


・「そりゃこちの台詞だ なんでじじいがここにいるんだとか なんで(略)とりあえず水!!」カットですか? これってすごくアニメ的表現だと思ってたから、これはやるだろうと踏んでたんだけどなぁ。


・そういえば、機械鎧って暑きゃ火傷するし、寒きゃ凍傷おこすのよね。両方を体験しかけた人ってそうはいないだろうに(笑)。
北方向けの機械鎧があるんだから、きっと暑い地方向けの機械鎧も、軍需用にはあったりするんだろうな。なら一般人向け機械鎧はそれなりに改良されているって事か。


・兄さん可愛いよ、兄さん。だいぶ身体ががっちりしてきたなぁ。こころもち顔つっきも丸さが抜けてきてる。アニメは原作5巻あたりの絵を基本に設定しているってあったけど。新章は、新章向けにまた設定を起こし直したのかなぁ?
1802


・東の賢者と西の賢者ご対面ーっ(笑)。一応まだ原作でも確定されていないけれど。
西の賢者がホーで、東の賢者がお父様なのかな? 的ニュアンスは出しているってことを前提として。西の賢者より東の賢者の方がよりホーエンハイムに似て見えるのは、釣りですか?
1803
1804


・ブレダの声が浮くなぁ。佐藤さんて、自分以外の役の時はなんなくこなしてるのに、いざ自分の役になると、どうしていきなりガチガチになるんだろ? 妙に力が入り過ぎてる感じ。


・何より美人が多い。上手い! こーれーはー上手いわ。アニメならではの表現だよなぁ。エドの表情が徐々に変わって、少佐のうるうる顔に切り替わって、ロス少尉の姿が目の照準と逆光によるぼやけからきちんと認識出来るまで。ロイの長台詞を全部言い終わるまで無駄なく綺麗に使いきってる。


・ブレダのにやり笑いって。「どうだうちの大佐はすごいだろ」なんだろか。それとも「んなこた俺だって分かってたぜ」なんだろか? ちょっと気になった(笑)。


・ボケっ。どこのゆとり世代だっ。ダイヤル電話を見たことないなら、ちゃんと調べてから描けや。いくらなんでもこれは情けないぞ。
一応、海外は違うのか? と思って調べちゃったじゃないか。ばかぁ。
やっぱ日本と同じだったぞ。これが、アメリカの電話機。
http://www.28s.jp/telephone/photo/500us.jpg

数字位置、要確認!
クリックで拡大表示されます
1805


・バーニーちゃん登場せず。えーっ、もったーいなーいーーーっ。この役者さんだったらさぞノリノリで演じてくれただろうにぃぃぃぃ。あ、でもここの大佐の演技がいいなぁ。身体を起こす前に一瞬ちゃんと左手が握られてる。そんでもって声がうわずっちゃう辺りやっぱりまだまだ甘ちゃんなんだよな。原作よりもてんで肝が座って無い。


・結局ファルマンは殴られたの? 殴られなかったの? どうしてバリーがファルマンの隙をついて外に出られたのかとか、ファルマンが手を出したらいけないのかとか。分からないままになっちゃってるんだよなぁ。


・ロイが手帳に買い物リストを描くシーン。ちょっとびっくりした。ちゃんとペンを走らせる時に筆圧がかかって人差し指と中指に力が入ってる。ここまできちっと書いてる演技って、アニメ全体でも初めて見たかも。すごいっリアリティがあってカッコ良かったぁ。


・原作未読者の感想で意外と「人体錬成やっていいわけ?」ってのがあがっていてびっくりした。確かに「人体を錬成」している事には変わりないものなあ。魂がなければ人体錬成とは言わないって。意外とこの字面からは分かりづらいんだな。


・「手は打った」ってお前さん。どう打ったのか説明無しって。それはノックスが鑑定するからって意味でなら後々の説明が入るだろうけど。歯型についてはリザの調査について触れた方が良かったのでは? 未読者はそこまで察しがいいか分かんないじゃん。大丈夫か?


・「焼死体を作るのは得意だ」。原作ではブレダに背を向けたまま。アニメではブレダを振りかえって言っている。この違いって大きいような気がする。
原作だとその罪を受け入れているのに対し、アニメだと「オレを誰だと思っている」的な? 自分を鼓舞しないとまだその過去が受け入れられないような。
イシュヴァール戦で人を殺してきただけなら原作通りの方が絶対いい。軍人なのに人殺しを受け入れられないなんて弱っちい奴って思えてしまうから。
でも、比喩表現ではなく本当にイシュヴァール戦で人体実験を行っていたというなら、人として、それを受け入れきれないままのロイでいいのかもしれない。
それに、過去にイシュヴァール戦以上の何か焼死体を作るような事があったのかもしれない、そう思わせる伏線になってる。


・ロイの位置が…。17話では焼死体の足元側にいた状態で振り返ったのに、ロスの腕のそばに座っている辺りでエドが来てしまってて矛盾がぁぁぁ。別にこんなの簡単にフォロー出来るのに。ロイが立ちあがった処で足音入れてそれから振り返らせれば充分可能じゃん。何故やらない? これもDVDで直るかなぁ。
1806
1807


・ブレダの説明に、あれ? って思った。
原作だと、第5研究所に行ったエドの情報を得る為に邪魔の入らないクセルクセスに呼び出したって流れになってるのよね。
ロス少尉に合わせたのはロス少尉からも情報を収集する必要があったからであって。別にエドにロス少尉を合わせる事がメインだったわけじゃない。

ずっとそう思っていたんだけど。それって。
当初は連れてくる予定ではなかったようなフー爺さんの発言に矛盾が生じてしまうんだわ。

となると、元々のこの計画では。
ロス少尉から情報収集するつもりでいた。少佐を連れてきたのはロスの上官に対する礼儀としてと「大佐以上の階級のものから口止めされている」何かを聞き出す為。
ところが偶然エドが居合わせたたものだから誤解されたままなのも面倒だし、本人から聞き出した方が手っとり早いから連れだした。
きっとこんな感じ?

ロス本人に合わせた方が云々ってのが、原作からのすり替えのような気がしていたんだけど。
なんだ思ったより、マスタングってば冷徹じゃなかったんだわ、原作でも。

でも確かにアニメはそこをさらに過剰にしていて、作戦の為のやっかい払いっていう理由をあげているのよね。

原作のロイはそれほど冷徹じゃない。うん、それはいいとして。
アニメのロイってここまでエドに甘かったっけ???

だって1話で、15歳の子供に、イシュヴァール戦を生き抜いた元国家錬金術師を拘束しろなんて命令出した人だよ? 自分達が欲しいのは「君の実績だけだ」とか言っちゃってたし。自分はエド達の保護者じゃないって言ったり。
どこかのインタビューで三木さんが、ロイはエドに早くここまでこいよって思ってる、ってな感じの事を答えていたけど。確かにそんな感じのキャラだったよねぇ。

間違っても、庇護すべき相手とは思って無かったはず。
ロス少尉の件なら語らず押し黙らせ、作戦があるなら利用する。アニメ版のロイならエド相手にそんな対応を取ったように思う。
ところが前回、ヒューズの死を告げられなかった事といい。
もしかして、今まで世話を焼いていたヒューズの遺志は自分が継がねば、みたいな気持ちになったんだろうか?

あ、そう考えると色々面白いぞ。
そんな慣れない事を始めたもんだから、少佐を真似てエド達にヒューズの死を言えない、お人好しを演じてみたらリザに残酷だと怒られ、言葉を選ぶようになり、真実を告げる事を考慮し、戦いから遠ざけてみたり。
まるで仕事仕事で全然子供と接する機会の無かった父親が、いきなり父と子だけの生活になって悪戦苦闘しているみたいだわ。
ここまでのアニメロイの徹底した甘ちゃんぶりは、ヒューズの死を境に少しずつ成長させる為ののりしろだったのかもしれない。
うん。そうだといいなあ。


・ブレダが銃を取り出すシーンあるかと思ったのになぁ。マスタング、まだまだ甘いぞっ。


・ありゃりゃ、グレイシアさんの告げた事へのおとがめなしかぁ。まあ結局これ伏線に使わなかったしな。入れるなら何故危険かの説明まで入れないと視聴者に納得して貰えないだろうし。
「怒ってくれる人」の一人として入れて欲しかったけどね。


・「だったら前へ進むしかないじゃないか」原作だとここは盛り上がる場所。エドのセリフゴシックだしフォントサイズ大きいし。決めゼリフのようなものだよね。なのに。
音楽が盛り上げてない。背負う十字架の暗喩がない。逆光を使うとか効果すらこだわって無い。絵的にここを見せ場にしようという意識がそもそもない。何で? どうして? すっげえ期待してたのに。
じゃあ何故今回のタイトルを「小さな人間の傲慢な掌」にしたんだよ。
ブレダの台詞の「馬鹿でごーまんなガキ」だって必要でしょ?
あのセリフが生きてこその「傲慢な掌」じゃないの?
不満はたっぷりある。

でも。ふと浮かんだ考えにちょっとぞくりとした。

「小さな人間の傲慢な掌」。これはダブルミーニングじゃないのか?

エドは「もし誰かが犠牲になりそうになったらオレが守る」って言った。そう言って置きながら、目の前のロス少尉という、エドのうかつな行動による犠牲者を守れなかった事に目をつぶっている。
その彼女の目の前で守ると言い、握手まで交わすその掌。アメストリスを離れなければならない彼女の涙にすら気付かずに。
それがもうひとつの、そしてもしかしたら真の、荒川先生が示したかった「小さな人間の傲慢な掌」なのかもしれない。

だから。アニメではそちらに照準を合わせ、ロス少尉の別れのシーンにこそ、盛り上がりを以降させたのかもしれない。ロス少尉を本当に泣かせたのは誰なのか、知らしめる為に。


・「また今度ね」この明るい声音がいい。「もっと大人を信用してくれてもいいじゃない」とエドに言った通りに、エドに対し最後まで信用できる大人として接している。元を正せばエドが抜けだして第五研究所に行ったせい。恨みだってあるかもしれない。でも最後の最後までエドに言った言葉を裏切らなかった。


・ハボックの銃の数を数えてみよう(笑)。 
まず右手で6発、左手で12発。ここでマガジンを入れ替えてるので、おそらくそれが最大装填数。
次に両手で2発、どちらかで3発、左手で3発。
外に出て。左手で2発、どちらかで3発、右手1発でジャムる。

ってことは。
確実に左手で撃った5発以外を全て右手だと家庭すると9発目でジャムった事になる。
左手5発、右手9発。なら、あと撃てるのは左の1発のみ。

もしくは。
不明な分はすべて左手として考える。これだと13発になってしまうので。
とりあえず1発のみ右手分とする。
左手は12発撃ち終わった後。右手が2発目でジャム。

おお、どちらにしろ後がない。すげえちゃんと装弾数計算されてるわっ。
……そんなんで喜ぶ莫迦は私ぐらいか?(笑)


・「お前は巻き込まれただけって事になってる 手は出すなよ」であって。バリー曰く「凶悪犯人に捕まっている可哀想な軍人さん」なわけで。
バリーと一緒に敵を攻撃している図ってのを軍に見られたらやばいわけよね。
ってことはバリーと一緒に動いているのも、バリーにせっつかれて仕方なくくらいの体裁を保たないといけないわけで。
銃についてはとりあえず、バリーに取上げられていたけど、自分の身ぐらい自分で守れと返された、くらいでこれも体裁はなんとかなるか。

原作で、ロイから差し入れとして銃を渡されたのは、バリーを警戒してだとすると10日も経ってたから差し入れってのも変な話で。ならやっぱりそろそろ動き出すぞっていう合図のつもりだったんだろうけど。ところがエンヴィーの横やりのせいで、急きょファルマンの立場が軟禁する側からされる側に変更。

となると。銃の差し入れはあっても無くてもいい話になっちゃったから、アニメでは削除したって事でいいのかな?
銃の持ち出しには許可が必要だからこっそり渡す必要があったのかと思ったけど、考えてみたらリザも普通に休日に銃を携帯してたもんな。


・「軍がこんなガキ1人の為に動くわきゃねえだろ」このタイミングで片手だけに持ち替えるってのが説得力あっていいよね。右手を空けて戦闘モードに入ったのがわかる。


・偶然ロックベル夫妻に助けられた人達だったってのは、やっぱりどうにも御都合主義って感じが拭えなくもないんだけどね。いやイシュバール人を助けたのはロックベル夫妻だけなんだから、イシュバール人で先の戦いで傷を負った人で現在生きている人に出会ったならばその確率は高いわけで、だからこれは必然なはずなんだけど。なんなんだろうね、台詞回しのせいかな。
妙に驚きすぎるからか?
原作よりはそのあたりかなり抑えているせいか、だいぶ流れがスムーズになっているのだけど。もう少しいじってしまっても良かったんじゃないかなあ。


・「どこのどいつだ」。あ、これ面白い。この全面黒ってのが。エドの内面を表している。
イシュバール人を怒鳴りつけているんじゃない。その理不尽さに憤っているんだ。
だからきっと下を向いて。怒鳴っているんじゃない、叫んでいるんだ。
そういえば、原作だとこの前に「そんな理不尽な」って台詞が入ってるんだったけ。
それを、台詞を使わず演技だけで表しているんだ。上手いなぁ。


・「だーめだって言ってんだろうが!!!」この怒髪天!!! って感じいいなぁ。現場慣れしていない同僚に、言うこと効かない捕虜(でいいのか?)と、ハボの苦労がしのばれるわっ(笑)。


「こっちも客が来てしまった」。上客から格下げ(笑)。考えてみたらまだリザってホムンクルスに会った事ないんだから、上客かどうかなんて判断出来るわけないんだよね。プライドとか、敵の気配を読むのは上手いけど。まだそこではその辺りの話が出ているわけじゃないし。「客」で正解かな。


・嘘予告万歳っ!!! いいねえ。何も軍部が釣りの真っ最中だからって。視聴者まで釣るとはいい度胸じゃねえか。「強く誇り高き人」でリザのアップとか「敵を射抜く武器」とか「儚く消えた」でリザがグラにやられているシーンとか。もうもう、何? この典型的な叙述トリックにミスリードっ。笑かす。こういうの大好きです。もっとやってください。
ってこれはあくまでも一発芸だよなぁ、二度三度やると面白味が失せるか。
未読者が、思いっきり釣られて視聴後、座布団投げる姿が見たいぜっ(大笑)。


演出の友永和秀さんの名前に何か記憶あるな、と思ったら思いだした。
先日亡くなられた、金田伊功さんがライバルと言われたテレコムの方だっ。
http://www.oh-pro.co.jp/html-j/komatubara_10.htm


さあ、来週は男前なアルが観れるぞーっ!!! 
最近大野木さんの脚本もこなれてきたし、作画監督の大城勝さんは「第五研究所」だったからそこそこ動きは良かったはず。ちょっと戦闘の型が美しくなかったが。
大丈夫、大丈夫。期待期待っ。

脚本=土屋理敬
演出=小山田桂子・友永和秀
絵コンテ=大原実
作画監督=古俣太一
作画監督補佐=高須美野子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/08/03

鋼の錬金術師FA第17話「冷徹な焔」感想2ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。結局18話放送前にはアップ出来ませんでしたー。いかんなぁ。
ああ、さっさとガンガンの感想もあげねばっ、9月号がでてしまうっ。

さて、感想です。Bパートから。のつもりがうっかりAパートで書き忘れていた箇所があるのでそこから。
やっぱりどーみても、箇条感想じゃないよ、これ。


・ロス少尉と遭遇したエドが「ヒューズ中佐は」って言った時、ロス少尉は何も言わないで去って行ったのよね。何か一言言ってあげればいいのに「ごめんなさい」とか。って一瞬思ったのだけど。
あ、だめだわ。ここで「ごめんなさい」って言ったらまるでヒューズ殺害を認めたように受け取られてしまうじゃん。そっか。そうだなぁ下手な事は何も言えなくなるかぁ。あれ? じゃあ原作はどうだったけ? と思ってひっくり返したら。
「エドワード君ごめんなさい!! あとで説明するわ!!」
ええ???? あとっていつだよっ、あとって。なんちゅう無責任発言をっ(笑)。
あー、こりゃ、先週ロイの無責任発言はいかんよ的な話の流れを作ってしまった以上、言わせるわけにはいかないわね。ロス少尉の去り際のセリフ全カット、納得っす。


・ダグラスの「やりすぎだと言っているのだ あれでは誰だか分らんではないか」カット。
「損傷がひどくて(略)生前焼けか、死後焼けかの区別もつかん」「もう少し上手く焼いたらどうだ」もカット。
この辺りって原作ではかなり重要な伏線。
もろに「この焼死体はマリア・ロスじゃないですよ」と読者に言っているわけだから。

ところがどっこい。コレ、ノックスさんの方の台詞は実は欠点があって。これ本来このシーンで言ってはいけない台詞なのよね。
検死の結果、歯型からマリア・ロスと断定した。
その事実を公的に発表したことこと事態がすでに、ロイに対し彼の思惑に乗ってやる意思表明として成立しているわけで。
この余計な台詞を吐く事で、読者がロスの死体ではないのかと不審に思ったように、憲兵もまた同じ事を思ったとしてもおかしくないわけですよ。
つまり、ノックスさんは、ロイの片棒を担ぎつつ、憲兵の目の前でロイの不正を暴いてしまっているという矛盾が起きているわけ。

これが本格ミステリなら叩かれてる処だけど、少年漫画だからね。そのあたりはゆるく。
おそらく、読者に親切であることと、リアリティは必要だがリアルが必要なわけではない、という理屈を優先させたのだろうと。
で、そういうことを横に置くとして。単純にロイやノックスの腹積もりから判断するなら、話の流れとして、このセリフは無いのが正しいわけ。
ま、そこまで考えてカットしたかどうかは定かじゃないですけどね。
今回すごく、論理的であることに拘った流れになっているから、ありえない話じゃないと思うのよ。
さて。そんな感じで伏線を敢えて削ぎ取って。
そして、さらにリザのロイ対し不満げな態度。
「これで邪魔者はいなくなった」なんて不穏なロイの発言まで盛りこんで。
未読者向けに、ロス少尉は本当に死んでしまったのでは??感を煽る煽る(笑)。

うん。台詞上では、ね。
なのに。
ロイの何か企んでいそうな含み笑いとか。
少佐がエドの部屋を訪ねて来たシーンの音楽なんて、これから何か起こるぞー!!! って感じいっぱい。

目から入る情報と、音楽でダイレクトに心臓に届く感情と、脳みそで一度租借する台詞と。
敢えてそれをマッチングさせない事で、台詞上からは突き崩せないのに「何かがおかしい」と気付かせる。それがFA仕様なんだと思ってる。

原作では真相までまるまる1冊分あったけど、アニメでそれは出来ないからね。
次回でどうせすぐに真相をバラすし。未読視聴者がどこまで気付くか、これからの風呂敷の広げ方を計算していく上で、今回、実験的に行ってるんだろか? とかちょっと思った。


・組み紐やベルト紐程度だとあまり狙った効果がでてないような気がする。せめてランファンを煙に被せなければ多少は違ったんじゃないかと。
フーのセリフがある以上縦線を入れるわけにはいかないのは分かるんだけどさ。
1701_3


・原作だとエリザベスとの会話の中で、「私の荷が軽くなったから」(=ヒューズの仇が討てたから)リザに休暇をとらせたって台詞があるんだけど。リザの(建前上の)休暇理由を変えてしまってこの設定が浮いてしまったのがもったいなかったなあ。上手いミスリードだったのに。どうせならロイが休暇を取る理由に再利用しちゃえば良かったのに。


・ウィンの指が自己主張してていいなぁ。もしやこれだけで終わらす気か? と思ったら18話でちゃんとセリフもありましたね。
1702


・「命令だからな あの男の」がベタだよねぇ。視聴者には不審たらたらっぽく聴こえるのを見越して使ってる。
だけど、少佐の本心はそうじゃなくて「あの男なら何かやってくれるはず」くらいの気持ちで言ったつもりでいるわけで。
ずるいよなぁ。だって上官を「あの男」呼ばわりだよ。本来だったらもっと違う言葉を使うんじゃない? と思ったのだけど。これが結構浮かばない。
「あの方」という程階級が離れているわけでもなく、「あの人」じゃあ女性的。「あいつ」って言えるほど仲がいいわけでもなく上官に言う言葉ですらない。
うーん、うーん。あ、そうだ。「あの漢」だったらイメージかも。って発音同じじゃんか(爆)。
ベタだと思いつつ、やっぱりこれ以外浮かばないかなぁ。
 
 
・エンヴィーを探せっ! 上の段が本物です。下の段のうちエンヴィーが化けていたのはどれでしょう? ……て、分かるかー!!(どんがらがっしゃーん)
1703_2
 

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009/08/01

鋼の錬金術師FA第17話「冷徹な焔」感想1ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

いやー、今回の脚本は、原作のこれだけは外すなよーって処がキチンと盛り込まれていて満足でしたよ。
書きたい事はたくさんあるんだけど、その為には調べにゃならんことが多すぎて、進まんのよ。
なんとか、明日の本編放送前までには続きをアップしたいんだが……うぬぬぬ……。

ということで。感想その1。
今回は増田のマリア・ロスの死体製造シーンが自分的にはヒット。
マリア・ロスの焼死体をこさえあげたところでエドを遭遇した際の台詞がいいんだわ。
リザに「残酷です」言われてよっぽど懲りたんかなあ。実はあの後「そこに座りなさい」的お説教でもあったのかしら(笑)。
例えばそう。本当の事を言えと言っているわけじゃないんです。嘘を付くくらいなら、黙っていろと言っているんです、とかね。

うん。細心の注意を払って、嘘は言わないようにしているのよね。

目の前の事実だけを並べて、自分が何をしたかは実は一言も言ってない。ここまでは原作通り。
そこに加えて、答えられない事はお茶を濁さず、きっぱり聞くなと、答えない事で押し通している。

キチンとエド達に対して誠意で答えてる。
反して、前回の嘘のせいもあってか、すっかり疑心暗鬼になってるエドの目がいいのよねぇ。
大人で、しかも直接の上司が、一度でも責任を放棄したらいかんよね。当然の報いです。甘受するように(笑)。

ロイエドファン的にも美味しかったんじゃないですかね。
エドが、背伸びしてロイの胸倉掴んでるシーンなんて、自分が引き寄せる側のはずが、自分の方が引き寄せられてません? どんだけ体重軽いんだよ。まるでロイの襟にぶら下がってるみたいだし。ちょっとロイが身をかがめたら、キス出来そうなシチュだわ。

兄弟スキー的には?
勿論、アルがエドを止めた時にねえ、腕を絡めて羽交い絞めするんじゃなくて、腕ごとすっぽり覆い込んじゃってるのがねえ。
うふふ、抱きついているようにしか見えませんでしたよん。

ということで、箇条(に、なんないよー)感想行きます。


・女性でも充分可能ぉ? 45口径が? 確かにこの口径のコルト・ガバメントは米軍の正式拳銃として使われていたものだけど。確かに護衛用としてはいいかもしれないけど……。コルト・ガバメントって1.1キロですってよ。
http://www15.tok2.com/home/lttom/military-powers_jgsdf/shokaki/military-powers_pisotl.htm
女性にはかなり大きいし重いと思うんですが。マリアさん片手で撃ってましたけどっ。ちなみに日本警察のニューナンブは38口径じゃなかったっけ?
別の意味でありえん言いたくなるんだけど。まあ、まがりなりにも軍人だものなぁ。実は脱いだらすごいのかも?
 
 
・「上官であっても面会は無理です」そこは「面会はご遠慮ください」とか、もう少し慇懃無礼な「らしい」言葉にして欲しかったな。
 
 
・原作だと、アームストロング少佐はロス少尉との面会が許されて、そこで尋問がどんな様子だったかが語られるのだけど。アニメでは面会謝絶。
うんうん。これがこのあと上手く機能していて面白いんだわ。
勿論尋問中だからっていう建前になっているけれど。もしかしたらすでに尋問は終了して投獄された後かもしれない。
 
 
・ブロッシュが話し始めようとした処で、少佐が聞こえない振りをして歩き出す。そうそう。こういうのがいいんだよねぇ。少佐、軍への不信感がありありと。
 
 
・土足でベッド。日本の感覚だとエドお行儀悪って思ってしまうけど。海外にホームステイした時ホントにこうだったのよね。国によって違うけど。この感覚は理解出来んわ。
 
 
・エドの「どうして欲しい?」を聞いた途端、心底ほっとしたー。このシーン。「言えよー、言えよなー」ってずーっと念力送ってました(笑)。自分エドウィンじゃないけどさ。やっぱりこの台詞はエドの弱気の象徴だから。絶対入れて欲しかったんだよー。良かったーっ。
 
 
・ただでさえアルは表情を出すのが大変なんだから。こういうのは「止まってる」処を映すんじゃなくて、手が「止まる」処から映すだけで、もっとアルの感情が出せるのに。こういう処での枚数節約はいかんよ。
1701

 
・この手の動きが妙にエロティックなのは何故?(笑)
1702
 
 
・この構図なんか記憶あるぞ? と思ったら水島版3期OPのカットに似てたせいか。目線が違うけどね。赤コートだし。しかし、もはや同一人物には見えないよ。慣れって怖いっ。
1703


・ぬこの落書き!! コーヒー側にソファがあるから、やっぱりこれってこれってアルが描いたんだよね!! あー、17話にしてやっとアルの猫好きな一面がわずかでも出てきたよ。
1704

 
・「元の身体には戻って欲しい」があってちょっと、ほっ。ほら、ここって、水島版のウィンが「元の身体に戻らなくてもいいじゃない」発言をかましたしばらく後に、荒川先生がまるで「いや、ウィンリィはそんな事は言わねぇ!!」と言わんばかりにこのシーンをセッティングしたじゃない? すげぇ、意思表示してるなぁって思ったんだもの。カットされたくないじゃん。
んでももうちょっと無理にでも。「グレイシアさんと2人の話を聞いて、2人がずっとこの身体のままかもと思ったら、いやだって思った」って感じにでもねじ込んで欲しかったとも思う。
危険な旅をやめて欲しい方への比重が重くなっちゃってるんだもの。

だけど。
「けど危ない旅はやめてほしい。だって。でも」の「でも」で、アルとエドを見るのがさ。いい演技してる。
自分の、二人が元の身体に戻って欲しいって気持ちだけじゃなくて、二人の、元の身体に戻りたい、戻したいって気持ちも分かるから言えないって。そんなニュアンスが受け取れるんだよねぇ。

だからアルの「ウィンリィは優しいね」も、自分の意見と言いつつ二人の気持ちも汲んで言ってくれるウィンリィの優しさ、とも受け取る事が出来て、意味がぐんと深くなってる。


・「わかんないや」の原作ウィンリィの表情がすごい可愛いのよね。そのままトレースされたら腹立つけど。可愛くなかったらもっと腹立つよなぁと思っていたので。ほっ。うん、可愛いです。
1705


・さりげに拳銃がねじ込んでありますが。こらこら、15話、16話と背後からの絵がないから、これじゃロイの差し入れの中に拳銃があったかどうかわかんないじゃないか。カゴにあったワインボトルと似たボトルがテーブルの上にあるからカゴを開けた後だろうと想像は出来るかなぁと思ったけど。
ダメじゃん。ハボが来た時にもうすでに同じ色のボトルがテーブルにあるわ。
特に説明する気無し。とりあえず次週の戦闘の為に銃は必要だから、入れてみたって感じになっちゃってるなぁ。
1706
1707_2
1708


・そしてしっかり新聞裏側をアピールっ。
1709

なんで飾り文字ってこう読みづらいかな。
とりあえず、何とか起こしてみました。間違ってても保障はしませんが。

Military Factory Ablaze
many injuries, 
      but no deaths reported in sudden fire
accident or arson  authorities hurry to find cause

軍事工場炎上
突然の炎の為、負傷者多数、死者の数は不明
事故か放火か、現在解明を急いでいる
 
かなぁ? なんか文章の切れ目が良く分からないので違うかも。
 

・ちなみに表面の記事はこんな感じ
こんなんやってるから、アップに時間がかかるんだよな。うん、わかっちゃいるんだよ。
Maria Ross Convicted on charge of murder
Maria Ross, a suspect accused of murder of a brigadier
general, was convicted on charges of first degree murder

マリア・ロス容疑者断罪へ
マリア・ロス(准将の殺人で起訴された容疑者)は、第一級謀殺の容疑で有罪を宣告された

※第一級謀殺は、情状酌量の余地のない、極刑に当たります


・「アイラム ジョージ オリバー 4649」。うわー。これヤバイでしょ。痛恨のミスだわ。とりあえずgogole調べ。
「ILAM」 約914,000件。「Airam」約1,120,000 件。これじゃ、「I」か「A」か、交換手わかんないよ。そこを分かりやすくするために言ってるってのに。ファルマン、単語の選択誤ってるぞ。「AGO4649」で受取られた日にゃ、一生繋げて貰えんわ。
荒川先生がヒューズの台詞のあの言い方をどこから引っ張ったか分からないけど。日本国内旅行業界用語として使われてるものと同じようです。
http://www.amnet-usa.com/jpn/tabi-benri-air1.asp
だったらスタッフも、それに合わせて「Item(アイテム)」にでもしておけば良……………あ!…………もしや……「テ」を「ラ」に読み間違えたんじゃないの?! 浜田さんっ。


・原作のイメージが強すぎていかんなぁ。原作はエド達が鍵をかけ忘れたせいで、ウィンリィが新聞に気付く展開だからあれだけ、慌てて外に走り出す必要があったから。逆に今回は無理に走らせる必要はないのよね。
分かるんだけど。やっぱりここは走って欲しかったなぁ。


・バリーも刑務所でもっとどかどか走り回っていたイメージがあったんですけど。ここももっとスピード感欲しかったなぁ。


・憲兵の「銃が効かないぞ」の台詞に素早く反応。不老不死につながる言葉にはすでに耳がダンボやね。そこへさらにリン自身がバリーに「銃が効かない人」声を掛けるシーンが追加。
こういうところのリンの抜け目無さとか、彼の台詞通りなりふり構ってない様子がちゃんと行動で分かり易く見せてくれる処とか上手い。


・宮野さんはまだリンの声、悩み中? 今日はまたどこの裸王かと(爆)。だって、だって、しゃべり方がちょっとイタリアっぽくなかったですか?


・さらに新聞記事
1711

~otive? Scandalous arrest
~slamces behind murder case suspected to be trouble between boss and subordinate

文頭が見えないので分かる範囲だけ。

スキャンダラスな逮捕
殺人事件の背後に上司と部下の間にトラブルの疑惑


・何このスポットライト(笑)。これ自体はさ。ねぇよ、って思うのよ。でも、これがあるおかげでこの後のロス少尉の気持ちの切り替えが、すんごく生きてるっ。現実逃避しちゃいたい気持ちから、すっと魂が戻ってくる感じ。だから、ありだよな、って思ってしまった、マジック(笑)。


・さて、ここで出される「射殺命令」。これが何を意味するか。
日本でもよっぽど残虐な殺し方をしたとか反省の色がないとかそれなりの理由がなければ、人一人殺しただけじゃ死刑になりませんよ。
ましてや、年齢からして多分士官学校あがりの軍人。この国が金注ぎ込んで育てたヒヨコには、これからその借りを返してもらうべく働いて貰わなきゃならないのに、そうそう簡単に殺しますかねぇ。
単なる上官殺しなら、南か西の最前線に飛ばして、盾にでもなって貰った方がよっぽど軍の役に立つってものよ。
なのに、何故射殺命令なのか。
それって。
マリア・ロス本人の口から第三者に真実が漏れない為の口封じ、なのよね。
マリア・ロスが実際にはその日どこにいて、銃弾が何に使われたかは一切、たとえ上官であっても情報を漏らしてはいけない。
だから、冒頭でアームストロング少佐は面会謝絶だった。だから射殺命令が出た。
その整合性がきっちり取れてる。うん、これは上手いっ。


・「んもうっ」のアル可愛いっ。もしかしたら「エドの勝手な行動のせいで迷惑を被ってます」的状況って今回が初めてだったのでは?


・ロイの発火シーン。え、このギリギリの瞬間まで描くん? どうごまかすつもりよ。と思ったんだけど。上手い、上手いっ。ギリギリまで粘ったなぁ。

あうー、Aパート分までしか進めんかったよ。
あ、でも頭でBパート冒頭の感想は入れてるから、続きはここまで長くならずにすむかも。

んでは続きは根性があったら今日の夜にでもー。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/07/20

鋼の錬金術師FA第16話「戦友の足跡」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。画像の貼り付けは手間だから、文章で分かる場合は避けようと努力しているんですが、気づけば今回だけでも17枚。なんとかならないもんかのぉ。というわけで感想です。

今回Aパートは良かったと思うのよ。おっ、こう来たかっって処が色々あって面白いの。
エドも可愛いし(笑)。アルもなんとか許せる範囲の絵だったし。
なのにBパートの脚本がいろいろ破たんぎりぎりだったり。絵も崩れやすくて。
うーん。落差激しいなぁ。

菅正太郎さんの脚本って、エピソードの切り捨ての潔さとその繋ぎの矛盾の無さが結構気に入っているんだけど。Aパートで頑張り過ぎてBパートで気が抜けちゃったような。なんともはや。

なので今回のここを一押しプッシュは無しってことで。
箇条感想行きまーす。

・「また行方不明」っていつウィンリィが知ってる状況下で行方不明になりましたっけ。

・うぉ、ハボ私服じゃんっ! 考えてみりゃ隠密なんだから、その方がリアリティあるよなぁ。うん。GJ。

・うえださん、松本さんに似せてない? それはそれで嬉しいよ。でも、うえださん器用だからなぁ。自分を殺して松本さんの真似をしているので無ければいいんだけど…。

・大佐の差し入れ確認しなくていいのか? ファルマン。

・なんだよ、ウィン別行動か。ロイがくどくシーン見たかったなぁ。あー確かに軍の施設内に部外者は入れないから行くだけ無駄か。ってそれを言ったらアルだってそうじゃん。ちょっと苦しいが、一応アルは一度面通ししているから大丈夫って言えなくもないけど。

・ヒューズが殺された場所と知らず二人が通るっていうのが、なんとも切ないね。

・シェスカの上官(なのか? 肩章がないのはシェスカと変わらないんだが)の声が、なんかイメージ通りで嬉しかった。

・シェスカそれ、スカート短すぎじゃね? いつのまに増田は大総統になった?(笑)
1601

・フォッカー少尉のバランス悪くないかな? 顔が大きすぎるような気がするんだけど。下の方が自然だよねえ。エンヴィーが化けてるからワザと不自然なのだとしたら、すげぇーって思う処なのだけど。どうなんでしょ?
1602
1603

・ありゃ、アームストロング少佐、マスタング支持派発言は無しなのかぁ。この後にエドを思いやるシーンがあるんだから、ここでもうすぐ16歳云々の話題も出して欲しかったなぁ。

・おっとこれは上手く繋いだぞっ。同じ軍法会議所シーンだからロイの書庫話(原作34話)と、エド達の話(原作35話)を同じ日の出来事にくっつけちゃったんだ。そのせいで「戦友の足跡」(原作34話)ってタイトルからはちょっと微妙にずれちゃったけど。34話は丸々使ってるし多少は致し方ないか。

・マスタングは役回り的に期待値が高くなってしまってどうしても、三木慎の演技には辛口になってしまいがちなんだけど。「だから…いない」のこの演技は、うん、文句なく素晴らしかった。自分に言い聞かせてるような、それが本当ならどんなに良かっただろうっていう儚い期待とか。そんなのがない交ぜになった実にいい演技だったよ。

・「残酷です」ってリザ、きっちーわ(笑)。でもそれもまた事実。原作はエドを軍法会議所内部に入れる事なく追い返したし、エド達はヒューズ宅を知るはずがないと踏んで(実際知らなかったし)そこから漏れる可能性も無かったから。リザも仕方のない人ねって溜息で流せたんだろうけど。
軍法会議所内に入っている以上誰かが告げてしまう可能性は高いし。エド達がヒューズ宅を訪ねた事をロイは知っているのだから、例えば実家の住所を近所の人に訪ねる為にヒューズ家に行くとも限らない。
結局ロイのしたことは、誰かが告げなければならないその重荷をエドの上司たるロイが他人に丸投げてしまっただけ。だから、こんな風に「うっかり」知ってしまったことで、エドのショックは大きく、マリア・ロス少尉は責任を感じる羽目になってしまったのだから。

・だからロイの絵も変えてある。「お人好しとは言ってられんな」の台詞が、原作だと「バカな事をやっていることは承知しているよ」って感じだったのに対し、「ふっ、オレっていい奴っ」風なんだよねぇ。まだまだ甘ちゃんなロイって感じをわざと作ってる。それで責任を感じてロス少尉を助ける動機付け……なんて流れだと下手を打つとさらに甘ちゃん度が増してしまい兼ねないよなぁ。あ、でも。もし原作通りブレダがクセルクセスに動向するならその時にでも「ヒューズ准将殺害犯人ならその場で殺せ。違うなら助けてやれという指示だった。良く知らないが あんたに借りがあるそうだ」程度の事をちょろっと言わせる程度だったら料理次第では美味しいかも?

・ちょっとこの身長差に萌え(笑)。
1604

・またか。なんでこうロングの時、ロス少尉を男性のように描くかなぁ。マジで最初ロス少尉って分かんなかったよ。正面からは可愛いのになぁ。
1605
1606

・マリア・ロス少尉が告げるって、アニメ誌で読んだ時から、まさかまさか水島版のシェスカのようなあのあまりにあまりな告げ方じゃないでしょうねっ! とちょっとドキドキだったんだけど。そうだよね。これじゃロス少尉が勘違いしてもしょうがないよね、って思えるような話の食い違いから生じた過ちで(ここの台詞回しは上手かったっ)。却ってロス少尉に同情。やっぱりこの流れにするならちゃんと告げなかったロイが悪者でいいんだ。

・すみません。出来ごころです。可愛いかったのでつい、指が勝手に(笑)。
1607_2

・このアイキャッチは上手いっ。うんっ。ネタバレギリギリっ(笑)。
1608_2

・ガンガンの今月号のCMで。リザとロイのセリフが変更
 リザ:「欲しいわぁ」
 ロイ:「よし買い占めろっ」
 ……あんた、それじゃまるで、リザが欲しがったから気を引く為の買占めみたいやん。

・うーん、リンゴが美味しそうじゃない。
1609_2

・なんだ? 配色ミス? なんだか壁側のエドの髪が1枚の紙みたいにべったりしてる。手前方が3色なだけに違和感だなぁ。このシーンでそんなこと気付かせちゃいかんだろう。
1610_2

・わーん。これでもかってほどのヒューズ攻撃にちょっと涙が。どんどん回想シーンが過去へ過去へって遡って、最終的に出会いのシーンで終了って。ちょっとずるい…。

・「兄さんひとりの問題じゃない」のこの辺りの演技が。うーん。そこまで気を張らなくても。もっと普通でいいと思うんだけどなぁ。っていうか「当たり前でしょ」っていうニュアンスを乗せてエドに負担をかけないようにすると思うんだよね。

・「そんな身体はいらないよ」の台詞に対するエドの表情も気に入らんなぁ。「本当はそんな言葉言わせたくないのに」って雰囲気が欲しかった。これだと「いいんだな、それで、覚悟は出来てるんだな」って感じだよね。もっとこうアルを思いやった辛い表情が観たかったよ……。

・ありゃ? グレイシアさんの前で元の身体に戻るのをあきらめるってセリフ無し? じゃあこの後のウィンリィの「どうしたらいいかわかんない」の辺りはどうするんだろ?

・いや、このエドの顔いくらなんでも変でしょ? なんかカバー裏に描かれてそうなウツクシイ顔なんですけど。なぜよりによってこのシリアスシーンでorz
1611_2

・あうー、シチュエーションの説明求む。今アル、鍵開けなかったよね。エドの荷物も持ってないよね。食堂のエドも足元に荷物無いし。
ってことは一度3人で5階まであがって、エドは部屋に荷物を置くと先に食堂に行って、それをウィンリィとアルが廊下で見送ってから、互いの部屋に入ったって事? 破たんはしてない。破たんはしてないが、もう少し視聴者に一発で分からせるフォローはしようよー。ってかちょっと待て。ドアにカギ穴が、ないっ。

・うーん、食堂シーンはロス少尉の話の後の方が良かったんじゃないかなぁ。それとももう一度いれるつもりなんだろうか?

・元々原作の、遺族の家を訪ねてアップルパイを作ってその後憔悴しきって。っていう流れが「???」だったから、そのままリンゴを持ち帰るって流れはいいと思うの(牛さまはそこを無理にごり押ししてもアップルパイを食べるシーンを入れたかったんだろうと思ってる)。
でもエドを部屋に招き入れたあとの流れがちょっと……。エドウィンファン的にはこれってOKなんでしょうか? 
アップルパイは無くても。もっと原作のように気丈な処を見せて欲しかったなぁ。
例えば、アップルパイ作り損ねたからリンゴがたくさんあるの、少し持って行ってくれないかなぁ。って流れから、あんた食べ損ねたわね。自分で言うのも何だけど上手くなったのよ。って風に持っていくとかさぁ。これじゃあ、エドのせいだって責めたてる為に引きとめたみたいじゃん。なんだかなぁ。

・ロス少尉の銃が不明。色々探したんだけどヒットしないんだよね。トリガーガードの無い銃なんてデリンジャー以外見当たらなかったんだけど。あきらかにサイズもフォルムも違うし…(てか、デリンジャーって護身用よねぇ)。うーん、モデルはなんだろ?
1612_2

・ハボの顔が優しげでさぁ。確かにボインも理由だったんだろうけど(笑)、ホント惚れてたんだねえ。
1613

・あ、なんか想像してた通り紫だったので結構びっくり。原作のどこかにカラー絵ってあったけ?
1614

・ED歌詞、修正されましたね。思ったより早かったなぁ(笑)。
15話
1615
16話
1616

・おお、新聞の伏線がちゃんとあるぞっ!
1617

脚本=菅正太郎
演出・絵コンテ=矢吹勉
作画監督=関口亮輔
そういえば新章から作画監督補佐が消えたね。立て直しは終わったって事なのかなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009/07/17

鋼の錬金術師FA第15話「東方の使者」感想ネタばれあり おまけ

15話の戦闘シーンはここが違う。
槍術と杖術じゃ、多少違いはあるんでしょうけどね。見比べると如実。

2話
1506_2

15話
1514
1505_2

腰を落として、背筋を伸ばし、肩を後ろに引く。
それだけで、見栄えが全然違う。恰好が付くんですよ。


リンと握手のシーン。
アルの手。ほとんどエドの手しか握ってなかったよ。
1515

っていうかあれだな。
「大事な弟に他人を触らせてたまるか」ってエドが阻止した感じ?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2期OP・EDのこと

最初と最後が、1期EDを踏襲しているというあたりとか、色々詳しい説明は聖部さまが書かれているのでおまかせするとして。

あ、でも私は。 
♪この空の下 どんなとこにいても~  
のスローモーションは結構好きかなぁ。
ちょっと音をひっぱり気味にリズムを取ってるから、そういう音ってスローモーションが似合うのよね。
(ところでなんで、こんなにリズム部隊の音が小さいんだ? もっとバリバリしてる方が好みだなあ)

あと、メイ・チャンの髪が揺れないのは、遠隔操作だから。陣では風はそよとも動かないっていう理由はいかがでしょうか? >聖部さま


なので。
それ以外の処でなど。


OPと、EDでこの手のアイテムが重なるのって珍しいなぁと思ったのがこれ。
OP
1502

ED
1501

結構きっちり同じ風なので、もうこのあたりの設定は出来ているんでしょうね。
ただ、メインの写真近辺以外はフリーなようで、OPとEDで写真が違っているのがちょっとお茶目(笑)。

そんでもって、さてOP。
何せメインスタッフはCスタジオ。
ならもしや、お遊びで水島版のオリジナル写真が混ざりこんでいやしないかとか、ついチェックしてしまったんですが。別の意味で面白いものを発見。
ウィンリィの背中側にある写真立て。
1503
1508

これ、ロックベル夫妻がイシュヴァール戦の時に持っていた写真ですよ!

ちなみに左上の端にある写真は、エドがアルを抱きしめてますのよ。エドアルファンなら心の目で見るんだーっ(笑)。
1509


それとED。
これ、つい最近見ませんでした? 
1507

第6話「希望の道」のBパートのラストシーンです。
1504

んで、注目。
デンの足が機械鎧に修正されてます!(笑)
DVD/BR版では修正されていそうですね。


他にちょっと小ネタ。
水島版OPを思い出させるなと思ったのはおそらくこのあたりかと。

青空背景のタイトルクレジットとか。
水島版2期  
1510

入江版2期
1511

雲を置くと白文字が弱くなるから避けたんだと思うけど、なら文字に色を付けたって別に良かったんじゃないかなぁとちょっと思うんですけどね。

あと、エドとアルの影が木陰から街を見下ろす図とか。
水島版1期 
1512

入江版2期
1513

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/07/13

鋼の錬金術師FA第15話「東方の使者」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。今回はいやもう、色々びっくりで。なんだよ、ボンズ。やれば出来る子じゃんかっ。
もうね。そうなのよ、これこれっ。こういうのが見たかったのっ、みたいな(笑)。

14話みたいに、ただ縦横斜めに人物を飛ばしたり、速度を速めればいいってもんじゃないのよ。
そうじゃなくて。やっぱりどこまで視聴者の目で追わせ、誘導するかじゃないの? 
多少速度が落ちようが、私はそういうのが見たかったのよっ。
今回の、エドとランファンの戦闘シーンがさっ。もうすっげ嬉しかったわぁ。
杖でツキを狙う。かわして飛び上がる。だから杖を反す。そういうひとつひとつの動きに意味があり全てが繋がった動きになっている。
うん。好きだぁ。ふははは。色々泣かされたけど見続けて良かった。
やっぱ自分勝ち組だぜっ。
  
 
ということで箇条感想行きます。ってか箇条にならね。

・アバンを有効利用! うっしゃ!! これで定型アバン終了って思っていいですかね?

・しかもいきなりコマンチおじさんだよ。この人本来11巻登場予定なんだけど。これでスカー復活が中央にも知れ渡るんだけどな。スカーが留守をしている間にメイ・チャンをヨキが拾わなきゃならない関係上の問題かしら?

・OP! うわー、なんか水島版の1期・2期OPを彷彿させるわぁ、この青空とか懐かしいなぁ、エンヴィーとグラの動きは4期OPを思い出させるし、なーんて思っていたら。原画、原画、原画!!!!(クリックで拡大表示)
Vlcsnap100284
伊藤嘉之さんと、中村豊さんの名前がある!!
橋本浩一さんもシャンバラでラースVSグラトニーをやってる。色指定の後藤ゆかりさん(wish)もシャンバラの人だ。
ってか絵コンテ・演出の、五十嵐卓哉さんてソウルイーターの監督じゃんっ。作画監督の柴田淳さんも同じくソウルイーターの作画監督だし。何? この豪華メンバー。
ロイが崩れてるけどな(大笑)。
1502
色々これから先の内容を語ってくれちゃってるあたり、原作ファン呼び込みモードだなぁ。個人的にはOPがベラベラ本編をくっちゃべるのは好きではないんだが。未読者向けにカット短く切り変えてるし、まぁいいか。
とりあえず2期OPは13巻あたりまでを予定って事なんだろうな。1期が8巻半ばまでだったから。
4クールとして、24~32巻。今の時点で、8巻をやりつつ11巻、12巻もチョイスしてるし。まあそこそこおさまりそうかな。

・OPからCM無しでAパート。前回のおさらいもなし。うん、スタイリッシュ。

・そしてここでも炭鉱の町はカット。徹底するつもりなんだろうけど。次にメイと再会するシーンではどうカットするつもりなんだろ?

・スカーの小動物好きっぷりがここまでクローズアップされるとは!(笑)シャオメイを触ろうとして失敗した腕の下ろし場所に困るスカーのボケっぷりがナイス。スカーの人柄がすごく出てる。いいなー、いいなー。同じギャグなら、こういうのが欲しいよ。

シャオメイの声ってもしかして水城奈々さん? 違うかなぁ? 水島版ラースのうなり声をちょっと思い出したのだけど。違いました。くぎみーだそうです(FA宣言にて発言)。えええ!!!! わ、分かんなかったなんて。ショック………。も、もう一回聞き直してきますー。

・キター! エドワード・エルリック様ご降臨!! 原作より3割増しでカッコ良くていらっしゃるっ。同人でもそうそう見かけないぞっ。GJスタッフ(笑)!
1503

・ブラハの拾われた経緯が無いのはやっぱり淋しいなぁ。ない分ここでリザの犬って分からせる為に敢えて登場させたんだろうけどね。

・リザさん銃口揺れまくってますが。反動を逃がしているっていうより反動のまんま撃ってる感じだよな。よく跳弾しないなぁ。左手だし。とりあえずリボルバー全弾6発は、威嚇射撃って事か?

・リザさんの太もも。アップにしないのはスタッフの良心でしょうか?

・これはやり過ぎ。どこの伍長かと。
1504

・「ホ、ホ、ホ、ホ、ホ」ってアル、あんたってば(笑)

・このおどろ影への切り替えいいなぁ。
1505
1506

・わーい、今回のアルはバランスがいいぞっ。えーと野田康行さんね。あ、9話「創られた想い」を担当した人だ。3話もだけどな(笑)。
1507

・エドの腕がこんな位置にあると……ねぇ。なんかよがってる風に見えませんこと?(爆)
1508

・ほら、今回、こういうのとか。アニメだからこそ、原作よりも理に適った動きになってる。
1509

・「兄の威厳」。へー、エドこんな難しい漢字書けたんだ。って、どんなダイイングメッセージだよっ。しかも指は「厳」ではなく「兄」の位置って。あんたどんな書き順で書いたん?
1513

・ED! こちらは、入江監督のコンテで、作監は菅野さんか。原画は入江版のメイン作監が勢ぞろい。
OP、EDで、新旧対決?(笑)
あ、金田尚美さんはザムドの作画監督さんか。
お買いものしてる、チビズが可愛ええ。
1510
特にコケかけちゃうアルがぁぁぁっ。
Vlcsnap100118
この時の帰る先はエド達の家なんだけど、最後に今の二人が帰る場所がロックベル家になってるのがさっ。うん。いいなぁ。
トリシャの洋服の色がちょっとアレだけどね(ほら白黒の証明写真の時って濃い色の服を着るでしょ? あれと同じ発想でトリシャは敢えて黒ベタの服だったと思っているので)。
1512

・予告。「そして暗闇は新たな生贄を選びダス」。訛ってますが何か?

脚本=津村米紀
演出=荻原露光
絵コンテ=大久保政雄
作画監督=野田康行

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/07/07

鋼FA第14話「地下にひそむ者たち」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。
大きくここが今回のお気に入りー!!! って書きたい処がないとはいいませんが。あまりにも腐ってただれてしまいそうなので今回は無しって事で。以下全て箇条書きでいきます。


・大佐が周りのやっかみをにやりと笑うのはカッコいいんだけど。その後はある意味ギャグシーンなのかと。…大佐さんよ。お偉方に会う時はまずアポをとれ、アポをっ。せめて秘書(事務次官?)のお姉さんの台詞に「伺っております。大変申し訳ありませんが、急遽~」みたいなのをいれておけば、アポをとったのに空振りだったのね、って分かるのにー。

・やっかみの中に「イシュヴァール戦の英雄」についてはないのね。あれは東方での通り名で、セントラルでは地方の小競り合い程度の認識なのかしら。

・で、結局大総統はなんでグリード達がいるって分かったの? 先週からの流れだとまるでメイスンが裏で動いていたようにも取れちゃうよ(笑)。さすがに説明不足っしょ。

・イズミさん、それじゃあ単なる足手まといやん。これじゃ水島版イズミの二の舞。原作通り突入隊に邪魔される形で良かったんじゃないかなぁ? 大総統の勧誘シーンが必要だからってのは分かるけど、なら突入隊が来た後に彼ら相手に血を吐かせた方が面白かったように思うし。

・イモ虫アルーー!!!!(笑)

・マーテルに「無事だったのか」って言ってるって事は、すでにグリードは突入隊に遭遇したって事よねぇ? で、ロア達もそれに気づいて加勢に行ったと。なんか分かりづらいなぁ。それならやっぱり原作通り突入隊が来てから逃げたって……ぶちぶちっ。せめて衣服に血痕ぐらいついていればなぁ。

・おお、ビドーはいないぞっ。いない。うん、確かにいない。けど。先週、エドがビドーをぶん殴って連れてきたじゃん。建物内にはいるって事になっちゃうよ。あれをどうフォローするつもりなん??
1401
1402

・「少年とご婦人は確保」は大総統の命令なのね。うーん、やっぱり二人がここにいるのを何故知ってる? って話になっちゃうんだよなぁ。南方じゃお父様の情報網外だし。ほら、やっぱりメイスンが黒幕だ(爆)。

・原作からなんだけどね。「元同志」って言う少佐のセリフが気になるの。自分一人戦線離脱し生き恥を曝している自覚のある者が、最後まで戦いきって生き延びた兵士相手に言える台詞なんだろうか。

・セントラル兵。ただ「少佐」って声かけただけでいきなり発砲って。あーた、少佐に当たったらどうするつもりだったんだ? 無謀だなぁ。軍法会議ものだろ、それ。

・ドルチェットの動きがスローモーションってのは面白かった。んでもこういうのってここでドルチェットの加勢が間に合わずロアの死ぬシーンが入るとかなら効果的だと思うのよ。単なる煙幕シーンが来るだけじゃ。うーん、拍子抜けだなぁ。

・グリードに刺さったサーベルっ! グリードの頭が動くたびにきちんとサーベルが振動してる! 細けぇっ。

・「何回殺せば死ぬのかね」のセリフが嬉しかったぁ。ほら水島版ではロイが大総統に言うセリフに摺り変わっちゃったからさっ。あれはあれで「おおお、そう来たか」と思ったけど。本家本元さん、いらっしゃいって気分だわっ。

・「そいつを逃がしてやってくれ」の囁く感じがカッコ良くて、ちょっとゾクゾクしたっ。いい男だぜ、ドルチェット。

・「出ちゃ・・・ダメだ」のアルが。懐深くて好きだぁ。

・グリードvsラース すごく動いてますね。うん。でもね。……そのぉ。大総統が特殊なのは目であって身体ではないのよね。なら、あくまでもグリードの先制攻撃を見切り、その隙を突く方がラースの特性を表すいい機会だったと思うんだけどなぁ。勿体ない。逃げ惑うグリードをラースが攻撃する形になってしまったのが、どうにも違和感。猫を噛もうとした窮鼠を軽くいなしてあっというまに片づけてしまった、そんな感じの動きが見たかったなあ。
また、グリードも、逃げるばかりだから色々ポーズがカッコ悪くて、スロー再生でじっくり見ると色々可哀想な事に…orz。コマ送りで画像を置こうかと思ったけど敢えて自重の方向で無かったことに(笑)。やっぱ、標準速度で見るべきだな、うん。
あと、最後に大総統がケツを突き出して刺すのはどうかと(笑)。なんかそれ色々カッコ悪いよぉ。

・アルの腹の血しぶき。いやそれはないから。サーベルまだ刺さってるから栓になっているわけだし。あの角度からなら身体を貫いていたとしても下位位置から刃が出ているだろうから上方向に吹き出やしないんじゃないかと。こんなに吹き出たら血印が完全に血染めになるっしょ。衝撃的なシーンとして描きたいからなんだろうけど。そうじゃなくて。よく見ると血が滴っているからこそ怖い原作の表現で充分いけると思うんだけどなぁ。例えば一瞬何も反応なくて「え?」 と安心させておいてじわーと滴ったりとか、その方が効果的と違うかなぁ。

・アルの記憶の映像がエドと同じってのが手抜きのように見えつつも。その実、混線しているせいってのも成り立つからバンクでもOKなのよね。いやー、いい手だ(笑)。だがしかし。ちゃんとアル用に差し変わってる処もあるのだよねっ。ふふふっ。こういう細かさが好きさっ。

・そして、さりげに扉はクリフォトです兄さんとは違っています(にやり)。
(お友達のブログが同じ事を書いていて指摘を受けていたので姑息に修正(笑)。そういえば原作であの扉が登場した当時、あれは「クリフォトの樹」ではないか? という情報がわーっと一気に回って、その後、事実上発信元になってしまったブログ様が、違ったとの訂正記事を書かれたのだけど、どうもすっかりそっちの記憶が抜けてたみたいです。失礼しました。図の名称そのものは不明ですが、錬金術師George Ripleyによって描かれた図(A046)でした)

1403

・しかも、扉の向こうに行った後のアルの声が。犯されてでもいるかのようにめちゃエロいんですがっっっ! 何の触手プレイですか? ヤバ過ぎっ。超ヤバいよ兄さんっ。早く助けてあげてっ!(笑) ちょっと色々持っていかれそうになりましたよ。敢えてこんな画像をキャプってみたり(爆)。
1404
1405

・そしてこれ! 原作には無かったこれを敢えて描き入れたスタッフめちゃくちゃGJだよっ!!! そうそこだよ。それそれっ。これが何故原作に描かれていないのか不思議でしょうがなかったくらいなんだからっ!!! やってくれたぜっ大野木さんっ。
1406

・「アルは悪くないよ」も笑って言って欲しかったなぁ。やっぱりそこはお兄ちゃんなんだから。んでもやっぱりこのお兄ちゃんしてる笑顔はいいなぁ。
1413

・そんでもって、それでも顔をあげられないアルを、辛抱強く待ってもういちど「アル」って声をかけてあげるエドがまたお兄ちゃんしててさっ、好きだーっ。絵が止まってるのは悲しかったけど。

・何がどう描き分け違うのか分からないんだけど。まるでアルの目が涙を湛えているように見えるから不思議だよ。
1407

・イズミのドレッドヘアがまるで、トラ刈りのように見えますが何か?(笑)
1408

・ここで大総統がイズミを勧誘する為に、あそこでイズミに血を吐かせたのね、ってのは「なるほど~」な構成なのだけど。もうちょっとこうスマートに…ね。

・筋肉が結ぶ友情がないとガンガン今月号の話も成り立たないのよね。欲しかったなぁ。無きゃないで変えてしまえばいいレベルでがあるんだけどさっ。

・アルの鎧を拭くエドの「アルのせいじゃないよ」がないのは残念だけど。それに繋がるアルの「そっちの事じゃなくて」があまりに薄情なので(笑)。まあカットは止むを得ないかと。

・それにしてもこの兄さんの格好はやっぱり可愛いっす。
1409

・「何かすごかった」の絵はギャグなのにくぎみーの声が普通過ぎて浮いてる? と最初思ったけど。いや別に原作読む時も敢えて声にギャグを意識して読んでなかったよなぁと思い直してみたり。これって、BGMを止めて、コミカルな効果音を入れればだいぶ違ったんじゃないかと。

・この兄さんがほのかに色っぽいーっ。
Vlcsnap268365

・海外版コミックスと同様の理由による修正ですな。やっぱり海外配信で十字架の磔は却下ですかねぇ。
1411

・お父様の声が高ーいっ。もっと尾てい骨直下型の低くて渋ーい声を期待してたんだけどなぁっ。若山弦蔵さんとか、中田譲治さんとか。あーゆー系(若本規夫さんでもいいけどちょっとギアスとキャラ被るから笑っちゃいそうで却下とか勝手に思っていたんだけど)。家弓さんて子悪党なイメージなのよね(レプカとか、クロトワとか)。まさかこの声で黒マリモはやって欲しくないから。そこは変えて貰うとして。
さらにホーエンハイムと二役ってわけでもないだろうから、ホーと似通った声質の人を配置するとは思っているのだけど。
そう考えると。
……江原さんの声のトーンもちょっと高めだから……近いよね。ならホーは今期も江原さんって可能性ありかしら? どきどきっ。あ、でも、ひそかに大林隆介さん(後藤隊長!)でもOKかもとか思っているんだけど(笑)。

・しかし、ナレーションの人だったとはね。今期アバンの詰まらなさは、ナレーションが登場人物ではない事が要因のひとつだと思っているのだけど。お父様が、自分の打ち立てたアメストリスの法を語っている図ってのを狙ってたわけか。そのうち出てくるキャラかなと疑わなかったわけではないのだけど、お父様ってイメージじゃなかったから、そこはスルーしちゃってたわ。

・それに、予告や前回のおさらいは逆に変になっちゃわない? あれって結構兄弟寄りの語りだもの。こっちはやっぱり第3者のナレーションとして解釈しないと成り立たない気がするな。なんか落ち着かない。……ひどい言い方だけど、お父様が本役でナレーションが副なら、ナレーションを切っても鋼を干されるわけではないのよね。だから安心しして言えちゃう。アバンをやめて前回のおさらいもやめて、予告をエルリック兄弟に振って欲しいってがやっぱり今でも本音だよぉ。

・賢者の石の生成方法のシンボルから変えたのはどんな意図? 下の図はセフィロトの樹ってのは分かるけど。上の図は不明。誰かご存知かしら?
1412

・「我が魂へ還るがよい強欲よ」ってもっと普通に対話の台詞なイメージがあったんだけどなぁ。妙に演技がかってるのが、なんかイメージと違ったなぁ。

・「お前たちの変わらぬ忠誠と安寧を祈る」のホムたちの笑みががカットされてるのが面白いな。これがないと、本当に彼らは従順な子供達なのか視聴者には分からない。水島版のような裏切りだって視野に入れられる。何とでも想像出来る。何か変えてくるかなぁ♪

・セリムが、原作3割増しくらいきらきらなキャラになってるっ。すごいよなぁ。ラースに全身で抱きついたりしちゃってでも内心「けっ」とか思ってるんだろか。うわー、黒い、黒いっ(笑)。しかも「国家資格を取ってお義父さまの役に立ちたい」の台詞に原作だと「セリムには無理だ」だったのが「将来はセリムに手伝って貰うかな」に変わってる。原作は後で読み返した時、大総統本音がこぼれたな(にやり)だったのだけど。これはこれで、どこまでもざーとらしい会話ににやにやしてしまう。

・で。台詞はいいのだけど。ここで何故にスローモーションが必要? 石平さんスローモーションお好き? 尺の勘定間違えて慌てて伸ばしたのかしら? とか疑いたくなっちゃうよ、その歩き方。

・予告。あれ? 番宣より色が薄い気がするのは気のせいかな?

・今期サブタイトルはほぼコミックスに則したものになっていたのに、敢えて今回は変えて「地下にひそむ者たち」にしたっていうのはやっぱり、デビルズネストの面々と、ホムの面々の両方を差すダブルミーニングにしたかったってことかしら?
コミックス第31話「己の尾を噛む蛇」ってタイトルの回に実はホムが全員登場しているっていうのを前にTさんに言われて、タイトルまでもが伏線になっていたことに歓喜しただけに使って欲しかった気もするのだけど。残念だなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/29

鋼FA第13話「ダブリスの獣たち」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。
今週は久しぶりにリアルタイムで視聴。夕飯作りながらなんできっちり見れないのに内容だけ見れちゃうから。
勿体ないんだよねえ。
本当はここは堪えて、あとからじっくり邪魔が入らない状態で視聴した方が楽しめると思うんだけど。
やっぱり我慢出来ず観てしまう・・・。

さて感想です。

黒アル様降臨!!!!
きゃーっ。待ってましたっ。
「そうか、自分で考えなきゃねっ」
いやん、可愛いーーー!!! 何なのこの無邪気な声っ。そ・し・て。
「自分で考えた結果。おじさんたちをふんじばって秘密とやらを聞く事にしたよ」
きゃーっ、黒いーー!!!!! 黒過ぎっ。
しかも何これ?
「考えた結果」の「か」とか、「聞く事にしたよ」の「よ」とか妙に色っぽいのは何事っ(笑)。
これ三木さんの真似っしょ。最後に息を吐いて母音を残してるのっ。
色っぽいアル、色っぽいアル!!
ぐはっ。いやー、いいもの拝ませていただきましたよっ。

これで、アルの体型バランスが良ければなぁ。
今回、アクション好きの作監さんなのかなぁ。蹴りのシーンはいいんだけどねぇ。
くそー、人によって違い過ぎだぞっ。

しかもこの後、アルの戦闘シーンがことごとくカットされて、捕まった後に反撃もせんと、囚われのお姫様になっちゃうのが。くー残念。

今回はエドをカッコ良く描こう週間だったんかなぁ。
エドvsグリードのエドの人差し指での「ちょいちょい」なんて思わずにやけるくらいカッコ良かったもんなぁ。
「脳天ガラ空きっ」の首四の字固めっつうの? 調べたらムルシエラゴとかって技名が出てきたけどあってるか分かんないんだけど。まあともかく動く動く(笑)。
「あとは錬金術の分野だ」の口を拭う処とかもカッコいいわ、アルがその場にいたらきっと見惚れてたに違いないぞっ(爆)。


ってことで箇条感想
・アバンでエド達があきらめて去る決意をした処で、OPが「この想いを消してしまうにはまだ人生長いでしょ?」って、これ狙ってます???(笑)

・やっぱり「この目には弱い」のモノローグは無しだよね。それならそれで矛盾無しなんでOK

・「アルが一番真理に詳しい」。あはは、これ原作だと「アルは真理に一番近い」だったんだよね。結局未だにこの伏線回収されてないし。この後ラストも「あなたたち人間より真理に近い」って台詞あるしね。混乱するから避けたかな。

・記憶を戻す方法を聴く知人って誰なんでしょ? 今回診察シーンカットされたんだがなぁ。まあ実際殴るシーンも無かったし。カットかなぁ。

・マトリョーシカと、クマの置物は健在かぁ。しかもロイの背後に見える三角タペストリー(懐かし過ぎっ)は富士山と、阿寒湖か?

・孫を嫁にはともかくとして、チェスボードが餞別になってないぞぉ。じゃあ、あの通達は如何様に? さりげにロイの机の上に置くとかは却下だったんかしら。

・「別れろ」ってこの吹き出しはさすがに意味無いだろ、とは思うんだけど。このコマだけ見るとなんかすごくハボロイに見えるんですが(笑)。
狙ってる? 狙ってる?(わきゃあねぇだろっ)。
1301

・査定シーンカット??? あれ? じゃあ大総統とアームストログ少佐はなんでダブリスに行くんだろ?

・師父、おお、声優変更無しっ。久しぶりに聞いたぞ。「耐えねばならんのだよ」

・ついに満を持してヨキ登場!! すげえ、何事も無かったかのように登場させてる(実際何も無かったわけだが)。しかも違和感ねぇ。
自分だってお尋ね者のくせにちゃっかり賞金かせぎかよっ。あ、だから。腕っぷしプラス軍に突き出してくれる人間が必要だったってわけね。
矢尾さん相変わらずはっちゃけてていいなぁ。ヨキの記憶ではアルは目からビームを発射するらしいぞ(笑)。

・マーテルの声の本田貴子さん? 今まで意識して聞いたことが無かったんだけど。往年の小山茉美さんにそっくり…って思ったんだけど。「お邪魔するわよっ」が。いやマジびっくりしたんだって。そのくらい似てるっ。て、あー知ってる人の方がもう少ないんだろか?

・中村グリード。おおっ? 思ったほど違和感ないぞ。そんなに声音を意識して変えてるって感じでもないけど。へー、しゃべり方で雰囲気を出してるって感じかなぁ。

・アルの頭の毛が、毛が……………………布ぉ!!!
1302

・ドルチェットに会った時は「おじさんたち」、グリードに会ったら「お兄さんたち」? ドルチェットはそんなに老けてみえましたか。そうですか。子供って残酷っ(笑)。

・色々グリードの言動が分からんぞ。ホムンクルスの証拠のようにウロボロスの刺青を見せてるけど。
アルは「ラスト達=ウロボロスの刺青」は知ってても「ラスト達=ホムンクルス」は知らないよね。
「裏の情報は全て入る」って事でグリードは、アル達とラスト達の状況を勘違いしたのかも。
と思ったら、ラスト達にアル達が会った事すら知らなかったよ。
何を根拠にそんな自慢げに手の甲を見せたがるかなぁ。

・ちみっこーーー!!! もしや半ケツ? 半ケツで座ってる? 他にも椅子あるのに??? と萌えかけたけど。よく見たらアルは立って屈んでるだけ、すかね? 身長差どんだけ??

・筋肉の筋の再生、リキ入り過ぎっ(笑)。なんだかグロが緩和されてきたなぁ。いい傾向かも。ドルチェットだけ嫌そうな顔してるよ。意外に繊細?(笑)それと鼻を吹いた時、ちゃんと鼻血出てたのね。何度目かでやっと見えたぜ。
1303

・「こるぇで1回死亡だ」何故、巻き舌! 中村さんのキャラクター把握面白ぇ。どんどんやってください(笑)。

・グリード、アルに近づき過ぎっ! 角が突き刺さりそうだよっ。さらに近寄られて、アルが微妙に首をすくめてるんですけどっ。いやん、まるでホントに野郎に迫られて困ってる乙女ちゃんの図だわ(はーと・爆) なのにちょっと顔を背けたら顎のラインがぁぁぁぁぁ……orz 腐女子の夢を壊さんでくれや、作監さんよ。
1304
1305
1306

・まさか兄さんが先に来るとはな。強い奴が最後に出てくるのが基本って考えたらまあこれもありか? 「今日の晩めし何かな」のエド好きだったんだけどね。

・「いくない!」声はカッコイイのに。「いくない!」「いくない!」!!「いくない!」!!! やっぱ14歳だよねえー、可愛いっ。

・やっぱそこが兄さんのマジキレポイントなんだな(笑)。あ……そういえば11巻では、この手のネタをリンが吐いて、ウィンがキレるんだっけ。でアルが「兄さんとウィンリィが先に怒るから」って。もしかしてその台詞をもっと生かす為の伏線だったりして????

・「無限の再生能力じゃないんだろ?」あれ? そんな事エドの前では言って無いはずなんだが。

・メイスンさんだぁ、いったいあなたは今までどこに???? 何のフォローも無して、ちょっ!!

・キター「主婦だ!」。やっぱいいなぁ、このシーン。 て、え? 軍の突入はどうなる! 次回!!

・予告。やっぱ大総統と少佐は出るんだよねぇ。ホントどうやって出すつもりなんだろ。

・新章突入。自信ないんですけど。くぎみーの声だったらどんなロリ声だがうがショタ声だろうが、聴きわける自信あるんですけどねっ。
男性声優はちと分かりづらいんだが。もしかしてリンの声って宮野真守さん??? グリードがブシドーで、リンが刹那って、それってあんた……(爆笑)
それと色彩設計の担当、中尾聡子さんから変わるんだろか? 今期かなり薄い色遣いが特徴だったんだけど。
実はコレあまり好みではなかったんだが。
だいぶ明るい配色になってるなぁ。なんかそれだけでテンション上がるぜっ。
この感じ。もしや、水島版の色彩設計だった、中山しほ子さん??
1クール 3話
Vlcsnap346498

2クール
Vlcsnap344562

……そういえば。今回、サブタイトルが挿入されなかったな。

脚本=菅正太郎
演出=小山田桂子
絵コンテ=福田道生
作画監督=古俣太一

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/23

鋼FA第12話「一は全、全は一」感想ネタばれあり(原作ネタばれ含む)

ネタばれ回避文です。未だガンガン最新刊の感想が書けません。GyaOのランキング記事も、テレビサーフのランキング記事(すでに取得不可能だよ)もアップ出来ずにいるし。ヒューズの追悼MADもまだだし。うぉぉぉ、自分の仕事の遅さにちょっと色々ショックです。
ってなわけで12話感想行きます。


ヤバイです。今回の話でもまた泣いてしまった。
何度原作読み返してると思ってるんだよ。
水島版だってこの辺りは死ぬほど繰り返し見てるのに。
まさかこの回で自分が泣くとは思わなかったよぉ。
くそぉ。そこまでお涙頂戴なベタベタした脚本になっているとは思えないのにぃ。
きっとツボ処が自分にマッチしてるんだろうなぁ。

2話の時は存外スルー気味だったトリシャとの思い出が、今回これでもかってほどあるし。アルをくすぐって笑わせるトリシャなんて、ちょっと反則だよ。
トリシャの気丈さと弱さの両方が伝わる。
子供の高めの体温って触れるだけで安心するじゃない? 夏場は鬱陶しいが(笑)。トリシャが二人を支えていただけじゃない、二人がトリシャの安定剤になっていたんだなぁって思う。
水島版のトリシャは最期まで、母親である以前にホーエンハイムの恋人だったものなぁ。振りむいて貰おうと必死なエド達が哀れだった。
入江版のトリシャはホーエンハイムばかりを追い求めていない。ちゃんとエド達を見て、愛してる。
だからこそ、エドの「かあさん」「かあさん」の台詞とか。くーっ、やられたよっ。


無人島メイスンカットって。これかなりヤバいでしょ!!
どれだけ危険度UPだと?
下手すりゃ30日後、イズミが島に行ったら二人とも餓死してた可能性だってあったんじゃないかっ!!
実際原作じゃ、やばくなった時メイスンから魚を分けて貰って食ってたし。
そんな事だってして貰えないわけじゃん??
イズミの「死にゃしないわよ」のセリフもちょっと不安気だしっ。
まあ、イズミの修行の時は確かに誰の助けも無かったけどね。
凍死しないとか、2人だしとか、食べ物豊富とか猛獣いないとかそりゃ色々利点はあるでしょうが。
17歳と10歳・9歳じゃちょっと経験値違い過ぎっ。
いやマジでサバイバル感強すぎっっす。
原作だと10日過ぎまでは何とか凌いでいたのが、今回アニメ版じゃ6日目にしてダウン。
エドは幻覚まで見る始末。完全末期症状。
やっぱり過酷過ぎっ。
葉っぱを身に付けてるのをインディアンごっこと揶揄った感想も読んだけど。
ええ、確かに馬鹿っぽいですよ。でもそれって、それだけなりふり構ってらんないって事じゃない? 
身を隠して動物を捉えるにはどうすればいいか、子供なりに必死に考えて。
殺すのに躊躇していればまたキツネ達に奪われるか分からないから、装備を解く間も開かずすぐさま屠る。
良かれと思い出来る事は何でもやる。その必死さが伝わる。
だからかなあ。
本当に、誰からもほどこしを貰えなかったからかな。

キツネに兎の肉を分け与えた時、二人とも本当にいい表情してるんだよねぇ。
上から目線のほどこしじゃない。同じ釜の飯を食う仲間みたいな、島の動物の一員としての同族意識の目線だった。
原作の、肉体を鍛えつつ精神を鍛えるってのには外れちゃったけど。
自分達が大きな流れの中のひとつだって、ちゃんと肌で感じてるのが伝わる。
これはこれですごく好きだぁーー。
蟻を食べた(実際には、蟻酸を出す蟻は種類があったと思うんだが)事から、原作の蟻を指にのせて「一は全、全は一」について語るシーンに上手く繋いでるし。
蟻やウサギとか具体例を出す事でこの説明台詞も小さな子に分かりやすくなってると思う。
しかも。最後の最後のシーンに、イズミにごめんなさいって謝ったその後にっ。
ヨック島最後の日の、イズミが来るのを待つエドとアルのシーンを持ってくるなんてさぁぁっ。
ここに持ってくるかよぉぉぉぉっ。

回想シーンでは一度F.O.させたエドの「一は全 全は一」の語りは入るわ。
2人の結論「錬金術は命そのもの」まで持ってきて。
命が命を練成出来るわけがないって。
こいつらホントはこの時ちゃんと分かっていたはずなのにっていうのがぁぁぁぁ(滂沱)。


以下その他、箇条書き感想行きます。
・アバンも前回の復習もなし。すっきりさっぱりこの方がいいなぁ。

・ウィンてば、ピナコばっちゃんに電話しろってエド言ってたのにー。電話しなかったのぉ??? まあ時期的に麻生さんが無理だったと思うけど。

・実は涙堪えて表情が強張ってたとはあの表情じゃエドも分からないよなぁ。恨まれてもしょうがないよ、な。ホーエンハイム。

・後ろからだとアルが大きく、正面からだとエドが大きく見えてますが。どんな身長さなんでしょうか?(笑)

・ホーの書斎シーンはやっぱり一度出したかからカット? 書斎にあった賢者の石生成のレリーフを出す気は無いって事はあまり必要以上にその辺りをミスリードさせるつもりは無いって事なのかなあぁ。

・入江版トリシャ好きだぁ! ウィンといい、入江版は女性の扱いがいいなぁ。

・イズミの顔が随分変わった? なんか男っぽくなってません? いや全体的に今回絵の落差が激しいから何ともな。次回を一応期待しとくか。今まで作画監督補佐なんて無かったと思うんだけど(あったらごめん、あとで全話確認するわ)。今回やばかったのかなぁ。
その補佐にキャラデザの菅野さんは入るは、比較的絵の良かった回作監の石野さん(10話担当)と永作さん(1話担当)が入ってるなんて。かなりてんてこ舞だった? よっぽどあがってきた原画がまずかったんかしら? 今回海外には出してないようなんだがなぁ。

・あ、そうそう。イズミの胸元のフラメル。原作の背表紙を見る限り確かに紺色かも。

・吐血はギャグ要素強くなってたね。善し!!

・普段は必要以上に錬金術を使わないはずなんですがね、イズミって。子供ぶん殴るなら素手だろ、素手っ。

・「そいつら親がいなくて」ってあんた誰? ピナコばっちゃんはドコ???

・ギュってしてる顔に「どうにも弱いね」って事は、次回どうするんでしょ? でも、しがみつくちみっこかわゆす。

・いきなりヨック島到着、早っ。まあ今回は5話分(ほんの数ページ分の回もあるけど)だものなぁ。

・この顔好きっ(笑)。
1201

・包丁を研いだ後は水洗いが必要です。良い子は真似をしないようにネ(笑)。 しかしシグさんなんで今吊るしたばっかの肉をまた降ろして切ってるんだ???

・狐!! ウサギの生肉見えてますけどっ。ウサギのグロはOKなんですか? そうですか。

・「竿も針も糸ねぇんだぞー!」に、じゃあウサギの罠は? と書かれてた某動画サイトの方。あれはどう見たって糸じゃなくて蔓でしょ?(笑)

・アルを食べようとするエド! ちょ、どんな萌え補給! 夏のお祭りでは是非このネタをお待ちしております(爆)。

・魚捕るシーンは、原作通りエド上半身裸で見たかったなぁ。ぷにぷにしたお肌なのに肋骨が浮いてて好きだったのに。

・蟻を手に空を見上げる二人かわゆす。

・アイキャッチ2回登場って、それすでにエルリック兄弟とウィンリィとロイに匹敵してますけどっ!

・修行中。これスタッフのこだわり処ですかね。ウン。エドがアルよりケンカが弱いの納得。エドの方がアルより攻撃にバラエティが無いもん。きっとアルにそれを見破られてるんだわ(笑)。

・アルの飛び蹴りのスローの処、イズミの防御がちと早過ぎ。あんなに早く構えられてたらアル避けれそうな気がするんだが。ってか構えも変くないか?
1202

・「体感するのが一番いい」の腰を落とす感じとかはすごいいいのになぁ。

・イズミの手当てシーンもカットかぁ。これくらいは入れて欲しかったなぁ。うーん、子供時代は全般イズミの優しさはカットって感じ?

・アルの目が時々、微妙に垂れるんだよねぇ。何でだろ? ってか誰の趣味?
1203

・手パン練成はやっぱり変えてきたか。うむうむ。うっかりでもイズミの前でエドが手パン練成するとは思えないものな。これは原作が失敗だと思ってる。水島版は猫を助ける為咄嗟に使う事で避けたから。ならこの手では来ないだろうなと思っていたら。こう来ましたか。

・イズミの真理くんはやっぱり別ものっぽいな。