0200 鋼原作考察

2009/10/24

錬成光で見えてくるもの、見えないもの(アニメ・原作ネタバレ含む)

まずひとつめ。
FA内でのお約束。赤い錬成光がホムンクルス側で、青い練成光はエド達側。

これ単純に、ウロボロスマークやフラメルマークのように、視聴者が敵味方を分かり易くする為だけのものだと思っていたのだけど。
実は結構、画期的。

今回の28話がまさにそれ。

エドがエンヴィーを飛び越えお父様を攻撃しようとして、錬成された壁に邪魔される。
この時の練成光は赤。
だから誰が錬成しているかを映さずとも、これはお父様が錬成したんだなとすぐ分かる。

また、スカーの後ろに赤い錬成光を見せる事で、本体を見せずにグラトニーが背後にいる事を示した。

これなら。錬金術戦になった時、術師の錬成シーンを入れずともスムーズにコマ運びが出来るし、伏線にだって使えちゃう。

これって、すごくない? すごくない??(笑)


さて、ここからが本題。

これは、田口氏(実際には竹P?)が原作準拠と言った(歌猫さま、レポ サンクス!)事を信用し、FAとマンガ(雑誌掲載分まで)に絡めたごちゃ混ぜの推論です。
あくまでも。
賢者の石やアメストリスの錬金術、シンの錬丹術が、マンガとFAでまったく同じ設定であると仮定した上でしか成り立ちません。ご了承ください。

まずは、術師の錬成光についてまとめる。

<錬金術>
■赤い錬成光
・お父様
・ホムンクルス(再生など)
・レト神の教主
・マルコー(治療時)

■青い錬成光
・エド(お父様の錬成で使用不可)
・アル(お父様の錬成で使用不可)
・イズミ
・マスタング
・アームストロング
・バスク・グラン
・コマンチ


<錬丹術>
■赤い錬成光
・アイザック(同時錬成以降)

■青い錬成光
・メイ・チャン(お父様の錬成でも使用可)
・スカー(お父様の錬成でも使用可)
・アイザック(通常時)

ここで成り立つ予想。
赤い錬成光は、賢者の石が使われた場合なのではないか、ということ。
それも、錬金術・錬丹術、扉を開けた開けてない関係なしに。

ところが。
エンヴィーの賢者の石を使った人体錬成のエドの錬成光は……青なのだよ。
賢者の石を使ったのに、青。
何故なのか。
錬成光の色は、賢者の石を「何に」使ったかが問題になるのかもしれない。
錬金術を行使するのは「人体錬成」であり、その先の真理の扉の通行料として賢者の石が必要になる。そう。
発動している時点では、まだ賢者の石は使われてはいない。
だから。
賢者の石を、錬成エネルギーとして使えば錬成光は赤くなるが、通行料として支払う分には赤くならない。

つまり。錬成光=錬成を発動させる為のエネルギーによって色が変わる、という理屈。
これは。
錬金術が科学というのだから化学反応だと思えばいい。使用する原材料で発光色が変るのと同じ理屈だ。

となると。
ここで思い出されるのが、誰もが一度は通った道(笑)。
地中に巡らされているらしきお父様の管の中を流れるものが、賢者の石ではないか? という推論。
これが完全に瓦解する。

アメストリスの錬金術が、地中の賢者の石をエネルギーとしているのなら、エドやアル達の錬成光は赤でなければならない。
つまり逆説的に、あの管の中は賢者の石ではありえない。

単純化するとこんな感じ?

定義;
錬成光赤=賢者の石で錬成
錬成光青=賢者の石以外で錬成

仮定;
地中の管の中=賢者の石 であるならば

賢者の石(で錬成)=錬成光赤 ゆえに
地中の管の中=錬成光赤

仮定:(地中の管の中=錬成光赤)≠実際:(地中の管の中=錬成光青)

ゆえに
地中の管の中≠賢者の石

ではあの管の中は何なのか? さらに、仮定する。

仮定1;
あの管の中身がお父様の内部だとして。
錬金術師は、お父様の内部からエネルギーを得て錬成している

錬成エネルギーによって錬成光が変わるというのなら、エド達とメイ・チャン達は同じ青。
同じ物質エネルギーである可能性は高い。そう仮定したとして。

気を読み、地中のものを察知出来るメイ・チャンが、あの管の中のお父様を物質エネルギーとして使用するだろうか? 
いくらなんでもそれはない、無理があるだろう。

この仮定は成り立たない。


仮定2;
あの管の中身がお父様の内部だとして。
マルコーの言うように、錬金術師は確かに地中のエネルギーを使っている

ここでいつも悩む。
マルコーが、地震や火山噴火などによる地中のエネルギーを使うといった理屈と、メイ・チャンが言う龍脈を読み、気を読むという理屈は本当にまったく別物なのか?

錬丹術は「遠隔」という要素が入る為、龍脈を読みその行き着く先の龍穴がどこにあるかまで追う必要があるが、錬金術はその必要がない為、地中のエネルギーの流れを読みその流れに棹差して放出する。
つまり、龍穴を捜すか、捜さずその場で開くかの違い。
そして。
錬丹術は地中以外からも色んな処からそのエネルギーを得ることが出来る。
その2点の違いだけのような気がするのだが。

同じならば何故。
お父様が何か錬成した事により、アメストリス中央の錬金術師はみな錬金術が使えなくり、メイ・チャンとスカーは大丈夫だったのか。
それこそ、だから、なのではないか。

あの管の中身がお父様の内部だとして。
そこから錬金術を使い地中のエネルギーを覆い隠す。
地表ぎりぎりに岩盤を錬成するのでも、あのウゾウゾを使うのでもなんでもいい。
継ぎ目無く全体を多い隠す必要もない。

例えばこう想像すればいい。
地中に目の粗い網が敷かれた状態だ。
錬金術ではその網が邪魔してエネルギーの流れに手が届かない。
けれど、錬丹術は違う。気を読み網目の間にある龍穴から出てくるのを待てばいい。

だから錬金術は使えず、錬丹術は使えた。とりあえず理屈は通る。

あの管の中身がお父様の内部であり、
錬金術師は確かに地中のエネルギーを使っている

この仮定はおそらく成立する。

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2009/10/12

元々お父様の中に、魂はどれだけあったのか(コミックス未収録分ネタばれ含む)

今月、11月号のガンガン、第100話「開かずの扉」を読んで気になったことがある。
とりあえず、過去の話数を振りかえってみた。

19巻75話「クセルクセス最期の日」。
「朽ちぬ身体を与えた この国の人間全ての魂と引き替えにな。 ま 半分は私がもらったがね」

97話「二人の賢者」。
「五十三万六千三百二十九人 全員との対話を全て終えている!」

パーフェクトガイドブック3
「クセルクセスは数百年前に繁栄した国家で、100万人以上とも言われる国民が~」

まず確定事項として。
ホーエンハイムの中に53万人いた。
賢者の石として使われた魂が消えるのは、グラトニーの腹からエド達が抜けだした際に証明済みだ。
ならば、ホーエンハイムが対話したのは(その後使われたかもしれないとしても、その時点では)まだ使用されていなかった魂の数って事になる。

クセルクセスの総人口が100万人以上。
ホーエンハイムが53万人で、お父様がその半分だというなら、彼も53万人。
これで106万人。
まあ、史実なんてのは大げさに語れる事の方が多いんだから、まあトントンってとこだろう。

けど、その値に固定してしまうと。
じゃあ、人体錬成の分はどこへいった? 

人体錬成した際に使われた魂の数は、いったいはどこへ消えたんだ?

うがった読み方をするなら。
53万人の命をホーエンハイムに与え、その半分の53万の人間の命で、お父様の身体の人体錬成と、ホーエンハイムの身体の人体錬成を行ったなんてのはどうだろう?

それゆえ、外見を保ち続けられるほどの賢者の石もすでになく、ホーエンハイムの体内の莫大な量の賢者の石を欲しがった。という辻褄合わせも可能になる。


ここでちょっと話がずれる。

実は未だに理解できていないのだけど。
クセルクセスのあの人体錬成の陣はどういうものだったんだろう?

13巻でエドの言う「陣を形作る基礎がな、当たり前の人間を表してる」が分からない。
これが「当たり前の人間を作る」錬成陣という意味なのだとしたら。
何故、神を表す文字を逆さにし雌雄の竜を描き、
「神を地に落としめ自らのものとする完全な存在」という、前者とは矛盾した事が描かれているのか。

自分で自分を錬成する。
もしホムンクルスがただ自分で自分を錬成したら、その姿は変わらなかったはずだ。
けれど、ホーエンハイムの血の情報を使う事によって、
ホムンクルス(魂)で、ホムンクルス(魂)+ホーエンハイム(精神と肉体)を足した存在を人体錬成しようとした。
つまり、存在しないものを錬成しようとしたんだ。

自分で自分を錬成するなら人間のエドにだって出来た。
けれど、ここに存在しないものを錬成するならそれは、神の領域だ。

錬成陣の真ん中に置くのは材料じゃないのか?
エドは最初の人体錬成では、水や石灰などの材料を中心に置き、
二度めの時は、自分自身を中央に置いた。
つまりホムンクルスが一度神を超えた完全な存在となりそれを材料にすることで肉体の無い分を補填し、自分を自分で人へと人体錬成する。
本来はその意図で描かれていたんじゃないのか?
ところが。
けれどそれでもやっぱり、無い袖は振れない。
無いものねだりのあげくに手に入ったのは、皮袋のような偽の肉体でしかなかった。
そして内部は、なりそこないの不完全な「完全な存在」。

ホムンクルス達を作ったのだから、まったく賢者の石が手元になかったわけではないのかもしれない。
けれど、あくまでもお父様が使うその力はあの肉体が持つ力であり、父様の持つ賢者の石の数はそう多くは無いんじゃないだろうか?

そして人柱。
肉体の一部を真理の扉の向こうにおいてきた彼らの肉体は、文字通り人より真理に近い処にある。
そしてその魂は、一度真理を頭に叩き込まれている。
再度人体錬成を起こすための材料として、これ以上の素材は無いんじゃないのか?


なんて事をつらつら考えてたんだけど。
これは考察というより、妄想に近いよな(笑)。
確証はまったくといってありません、うん。

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2009/09/10

エドとアルの精神は今でも混線しているんだろうか?

かなり的外れな憶測のような気もしているのだけど。
ちょっと10月号の表紙を見たら気になりだしたので。
実際に読んでみたらまったく的外れだったよ、ってオチの方がいいような気がするんだけど。

11巻でエドが言っていた仮説。エドとアルの精神が混線しているという説は、結局、13巻でエドがエドを人体錬成した際に、エドの魂がエドの精神を辿った先にアルの肉体があった事で証明された。

エドの精神とアルの精神は混線一部融合している。精神を細い糸と仮定し、アルの精神は1~26 エドの精神はA~Z仮定する。これらの糸はすべて寄りあわされている。
この場合。
1~23のアルの精神は「アルの肉体←→アルの精神←→アルの魂」。
24~26のアルの精神は「エドの肉体←→アルの精神←→アルの魂」。
A~Wのエドの精神は「エドの肉体←→エドの精神←→エドの魂」。
X~Zのエドの精神は「アルの肉体←→エドの精神←→エドの魂」。
とする。これでひとつの束。
この為。
エドの魂は、時折りアルの肉体が訴える栄養や睡眠の不足をキャッチし、アルの肉体に与えるという誤動作を起こす。

これが。
人体錬成によって発生したなら、もう一度エドが人体錬成した事で、そこにひずみが出た可能性はないだろうか?

本来、肉体は魂を欲するもの。バリーとアルはほぼ同時期に鎧に魂を定着したはずなのに、バリーの肉体だけが早々にバリーの魂を欲しがり始めた。
アルの肉体と魂が離れていても安定していたのは、アルとエドの精神が混線していた事により、アルの肉体とエドの魂が精神で繋がっていた為、魂は肉体の中にあるとアルの肉体が誤認していたからだとしたら。
どうだろう?

ところがここで異変が起こる。

エドによるエドの人体錬成。自分のうえに自分を上書きする。
PCなどで上書きする際、上書きには2パターンある。
前回分を全て削除し新しく置き換えるパターンと、まった同じ情報のみ上書きされ、該当しない情報は残しておくパターン。

エドの精神A~Zを上書きした際に、X~Zが本来有り得ない繋がり方をしていた為、あらたに「エドの肉体←→エドの精神←→エドの魂」の精神X~Zが保存される。元々のX~Zも残される。
これにより、X~Zが二重に存在するというひずみが生じたとしたらどうだろう?
これが13巻。
そして。
18巻ではじめて、アルは肉体に魂を引っ張られる。
ここに関連性はないんだろうか?

エドの人体錬成により少しずつそのバランスが崩れはじめたのかもしれない。

そこへきて。
エドに鉄骨が刺さり死にかけた事で、エドの精神は切れかけた。
死はおそらく、エドの肉体とエドの魂が切り離された状態。つまりエドの精神A~Zが全て引きちぎられた状態を差すとするなら。
エドの肉体とエドの魂が分離しようした事で亀裂が入るのは、24~26、A~Wのみか? 所詮はひとつの束だ。その過負荷は1~23、X~Zにもかかってくるんじゃないだろうか。
だからこの時、アルも倒れ意識を失った。

今までかろうじてX~Zによりエドの魂と繋がっている事で安定を保とうとしていたアルの肉体は、そのバランスを大きく崩し始める。

エドの身長が確実に伸びたと読者が気づいたのは21巻。
それはつまり、アルの肉体とエドの魂を繋いでいたリンクを解かれている状態にある、という事ではないんだろうか?

だからこそ、アルの肉体は今必死にアルの魂を欲し始めたんじゃないのか?

もしそうならば、アルの肉体は今、栄養を得られず睡眠を得られず、困窮しているんじゃないのか?

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2009/08/30

アルの魂は誰が錬成したのか?

アルが元の身体に戻れると。原作を読んだ時は、その根拠を理解する事に気を取られてうっかりスルーしていたのだけど。
20話でのアルの台詞。「ボクはあの時母さんだと思っていたものの中から兄さんを見ていた」を聞いた時。

………あれ?? と首を傾げてしまった。
それってつまり。
一度目の錬成の時にアルの魂はすでにあったって事だよね?

ってことは。
エドが2度目の錬成でアルの魂を錬成した、わけじゃなかったってことにならない?????

ちょ、ちょっと待て、待て、落ち着けー。
もう一度洗い直そうや。

エドが確かに2度目にアルの魂を錬成したとするなら。

それ以前は、アルの魂は失われた状況でなければならない。
なのにアルの魂は一度目の錬成ですでに錬成物の中に入っていたという。

つまり。
アルの魂は、母さんだと思っていたものを錬成した時にはまだあったわけだ。

まず人体錬成が発動する。
二人はそれぞれ通行料を取られる。
そして。

アルの魂の情報を持つ肉体がそばにあった為、肉体の無いアルの魂が引き寄せられた。
あるいは、人体錬成の材料としてアルの魂が使われていた。
おそらくはそんな感じだと思う。

まず、ここまではOKかな?
ここまでの流れでは、アルの魂は真理の扉をくぐってはいない。

そして。
アルの魂が拒否反応で弾き出され、エドが二度目の錬成をするまで。
この短いスパンに、アルの魂は一度、真理の扉の向こうへ消失していなければならない。

だけど、一度目の錬成はすでに完結している。
この時点ではもう、真理の扉は開いていない。

アルの肉体が、扉の向こうからアルの魂を引っ張った。
あるいは。
アルの魂はその辺りを彷徨っていた。


さて。
グリードとの戦いの時,エドは体内の炭素原子がどこにあるかを理解して錬成したわけじゃない。
「グリードの体内のどこかにある炭素原子の硬度を下げる」そういう錬成を行っただけ。

二度目の人体錬成の時。
エドの叫びは「返せよ たったひとりの弟なんだ」。
なら、エドの錬成の構築式はおそらく。

どこかに存在する「アルの魂」を鎧に定着する

アルの魂がどこで、どんな状況にあるかは関係ない。
散り散りに分割されたなら拾い集め。
アルの魂が原子レベルに分解(?)されたなら再構築を。
それらどんな手段かは問わず。
ただ「アルの魂」という存在を鎧に定着するという構築式のみを打ち出した。

エドは、アルの肉体が持っていかれたあの状況を鑑みて、ならば自分はアルの魂を錬成し定着したんだと、思いこんだ。
ただそれだけなのかもしれない。
現にエドは、定着されたのが本当にアルの魂なのか、アルとウィンの論証がなければ確定出来なかった。


1.人体錬成の練成陣発動
2.エド真理の扉を通過し、左脚を通行料に取られる
3.アル真理の扉を通過し、体全体を通行料に取られる
4.
a案.お母さんのような物の錬成にアルの魂が使われた
b案.お母さんのような物にアルの魂の情報が使われた為魂を欲し、アルの魂が引き込まれた
5.拒否反応でアルの魂は追い出される
6.
a案.真理の扉の向こうの肉体によって魂が引きよせられた
b案.魂はこの世を彷徨っていた
7.2度目の錬成発動
8.エド右腕を通行料に取られる
9.エド、アルの魂を定着させる

a案、b案と多少ブレはあるけれど、おそらくは流れはこんな感じだったんじゃないだろうか。

アルの魂はもともと、破壊されていないし分散されてもいない。だから。
エドはアルの魂を、理解・分解・再構築はしていない。
錬金術は使ったが錬成はしていない。
元々存在していたアルの魂を掴み鎧に定着させた。
ただそれだけなんじゃないだろうか?

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2009/04/28

セリムは何を伝えたか

googleが「サミュエル・モールスの誕生日」って事でちょうど調べやすかったので。
22巻の第90話「不死の軍団」に出てきた軍用通信符号ってやつを調べてみました。
 
参考にしたのはこのあたり。
モールス信号(モールス符号)一覧
ホント世の中ググる色々出てくるよなぁ。
   
さて。作品中に出てきたのはこれ。
 
コーン コン コーン
コン コーン
コーン コン
コン コーン
コーン コーン
カン コーン
カン コン コン
コーン コーン コーン
コン コン コン

これで全部。

これをモールス信号。ハインケルの言っていた、いわゆる「トン・ツー」って奴に置き換えるとこうなる。

-・- ・- -・ ・- -- ・- ・・・ --- ・・・

これをさらにアルファベットの置き換えてみる。

-・-  : K
・-   : A
-・   : N
・-   : A
--   : M
・-   : A
・・・   : S
--- : O
・・・   : S

KANAMASOS

カナマ SOS

ということで、まさかというより、やっぱりそうだったのかよっ、かな(笑)。
こういう処、牛さまは、抜かりないなぁ。あくまでフェア。

カナマに助けに来いと。

ホントにモールス信号でしたよー。


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2009/01/23

女の子の名前の由来とかも

さらにトラックバック・ピープルが連投に…。自分のブログ内ではその間にも別の記事を上げて間は空けているんですが。
やっぱり記事は下書きを溜め込んだらダメっすね。さて。
 
前にさんざん、エドシックだ、アルだ、シャトー・ポート・デュ・ロイだ、とボトルのラベルを見ては喜び。
キング・エドワード・ホテル・カクテルだ、キング・アルフォンスだ、とカクテルを注文してはわきゃわきゃしてましたが。
女性の名前もやっぱり酒がらみが多いようです。

■飲み物系
ウィンリィ(Winry)
   : Winery(ワイナリー)
ピナコ
   : Pina Colada(カクテル名)(西)
リザ
   : Riza (発泡日本酒名)(日)=ドライな辛さ
オリヴィエ
   : Chateau Olivier(ワイン銘柄)(仏)=1980年以降、ジャン(=ジャック・ドゥ・ベトマン)が、オリヴィエのワインの品質改良のために大変な努力をしているらしい
マーテル
   : Martell(社名 コニャック)(仏)
レベッカ
   : Rebecca(バーボン名)(米)=バーボンらしいがっつりとした荒々しい男らしさはなく、非常に華やかで気品のある味わいが特徴的
マリア
   : La Dolce Maria(別名Sweet Maria)(カクテル名)(仏)=ケーキのような味わいだが、アルコール度数は甘くない
イズミ
   : グランフォンテーヌイズミ(大泉葡萄酒)(ワイン)(日)
ロゼ
   : Ivresse rose(日本酒)(日)=他にも、ドンペリロゼ・ロゼワインetc.
グレイシア
   : Alaska Glacier Cap(ミネラル・ウォーター名)(英)=グレイシア(Glacier)=氷河
 
 
■食系
パニーニャ(Panina): パニーニ(Panini)(伊)
 
■子供
エリシア(Elysia): 至福(Elysian)(英)
ニーナ(Nina) : 女の子(Nina)(西)
 
■花とか
ロックベル(Rockbell):雛桔梗(Southern Rockbell)(英) Southern=南部の
 
■不明
トリシャ(Trisha):
サテラ(Satera):
メニィ(Many):
シェスカ(Scieszka Sheska):
 
さすがに子供にお酒の名前は付けていないや。ウィンリィもぎりぎりお酒の名前じゃないですし。
エリシアの「至福」はちょっとくらっと来ましたね。名づけ親は勿論ヒューズという設定なのでしょう。
ニーナはちょっと手抜きと言えば手抜きというか。
ちなみにメニィの飼ってた猫のチコもスペイン語では「男の子」をさします。
 
そして。
結構お酒の特徴がまんま正確に反映されているような気がしないでもなくもない?
オリヴィエ様は城をお持ちらしいし、リザは切れ味良く、レベッカはちょっとワイルド。マリアもただ優しいだけじゃない。
 
イズミは「酒 イズミ」で検索すると山のように日本酒が出てきたのだけどどれも似たり寄ったりの名前なので、敢えてカタカナのワインに。
 
あと面白かったのが。雛桔梗。
ばっちゃんの「リゼンブールの雌豹」のごとく「雛桔梗(=南部のロックベル)」が、ウィンリィの通り名になったりしたら可愛いよねぇ。
 

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じゃあダリウスの名前の由来は?

柚枝さまがハインケルの名前は航空機製造会社だったよー、という記事を書かれていたので。
じゃあ、ダリウスは? と思ってググったら。うわー出てくる出てくる。
 
ダリウス風車 : 翼に働く遠心力が引っ張り応力として働く形状の風車 1975年以降の開発なので軍需産業とは特に関係無さそう
 
ドクターダリウス : 医療関係者向け健康サンダル
 
ダリウス・コンジ : 映画監督
 
剣闘獣ダリウス : 遊戯王カードのモンスター
 
ダリウス大帝 : 大空魔竜ガイキングの敵方の機械神(巨大コンピューター)

さらに極めつけ。

ダリウス・マイルズ : バスケ選手
 
……あのぉ牛様? どれ狙いだったんでしょうか……?
単にゴリウスネタを使いたかったからに、100センズっ!
 
ちなみに、前に2ちゃんで見かけたのだけど。
ザンパノとジェルソは、映画「道」(フェデリコ・フェリーニ)のザンパノとジェルソミーナからでしょうね。
広島にはザンパノ・カフェというレゲエ・ダイニングバーがあるようです。確かにザンパノのドレッドヘアはレゲエの人っぽいかも?
  

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2009/01/21

プライドにウロボロスの刺青がない理由(2009年2月号ネタバレ)

トラックバック・ピープルに連投になってしまいました。すみません。
一応雑誌ネタバレ含む為、回避文入れて置きます。少し下の方だから大丈夫だとは思うけど。念のために。
 
 
セリム=プライドにウロボロスのマークがない。
とりあえず今の処。という限定になるけれど。
セリムの身体にもなければ、ウゾウゾには……そもそもあやつに刺青なんか無理か。それはさておきとして。
 
 
プライドは、グラトニーを「仲間」ではなく「共同体」と言っていた。
「仲間」は分かる。じゃあ「共同体」って何?
 
wikiを調べれば出てくる「コミュニティ」とは違う意味合いを指している事は想像が着く。
 
ならばと、直感的に置き換えてみる。
エドとアルは「仲間」とは違うけど運命「共同体」だとは思う。でも「共同体」ではないよな。
これって自分の中でどう切り分けて答えを出しているんだろ?
 
「運命共同体」は、誰かがコケれば皆コケる関係かな。エドが鉄骨刺さってアルが倒れたみたいな、あんな状態。
「共同体」と言われて想像するのは。
エドがご飯を食べればアルはお腹いっぱいになる。アルのお腹が空けばエドのお腹が鳴る。エドが東に行けばアルは西に行きたいのに足が東を向いてしまう。エドが人を殺したいならアルも一緒に殺しに行かないといけない。アルが自殺したいなら無条件にエドも自殺をさせられる。まずい、例題が物騒過ぎたか。
 
でもプライドの行動はまさにこういう共同体を差していたんじゃなかろうか?
 
自分の意思は相手の意思であるとはなから決めてかかっている関係。
それがプライドの言う「共同体」って奴じゃないんだろうか?
 
相手の意思など頓着しない。する必要を覚えない。そもそもそんなものがあると思っていない。
だって、その意思は常に自分とまったく同じであるはずだから。
 
「自己」と「他者」との区別が出来ていないし、しようとも思わない。
相手は、自分と同じ意思を持つもう1人の自分。
相手は常に、自分と同じ事を思っているはず。逆らうなんて在りえるはずがない。
 
プライドはグラトニーの嗅覚が欲しかったからグラトニーを喰らった。そこに躊躇はない。
だって、相手は自分だから。自分で自分を喰らって何が悪い?
それがきっとプライドの感覚。
 
この感覚。これって。ウロボロスそのものなんじゃね?
自分の尻尾を喰らうようにグラトニーを喰らった。
生きる為に自分を喰らう。永劫回帰。
生まれ変わるのではなく、何度も同じ生を繰り返す蛇。
刺青など必要なく、プライド自身がウロボロスなんじゃないんだろうか?
 
 
もうひとつ思いついた事。
イズミが言っていた「一は全、全は一」のこの言葉。
 
エド&アルやイズミの解釈は恐らくこんな風に訳せると思う。
個の回帰が世界をつくり、その世界に個は生かされている
 
けれど、プライド(というかお父様?)の解釈は所謂錬金術のヘルメス思想に近いんじゃないだろうか?
かなり付け焼刃の自己流解釈ですけどこんな感じ?
全ての物質はひとつの物質(=プリマ・マテリアル)によって構築されている。
元を正せば個と全は同じ存在であり、個は個を連ねる事で全になる。
「全」は「個=自己」の固まりである。
  
ほら、ここにも、共同体の発想がある。
         

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シン国の人達の漢字を考えてみた

どんな漢字が当てられるかとりあえず想像で書いてみようかと。
実際にどう書くかとか、英語の綴りからしたらおかしいとか、そういうのは無視してください。
なにせ、キンブリーの「J」は「ジャジャジャジャーン」ですから。
牛様の頭の中ではこんなじゃね? って感じに軽ーく読んでくださいませ。
 
●シャオメイ
 小梅
 とりあえず確定されているものから。
 いきなり動物からかよ。ってこれだけは「パーフェクトガイドブック2」掲載されてますしね。
 パンダが「小さい梅」ならやっぱりメイチャンの「メイ」も梅と見るのがそれっぽいでしょう。ってことで。
 
●メイ・チャン
 張梅
 三國志好きの牛様なら、張飛(チャンフェイ)に引っ掛けている可能性を考慮してこの「チャン」は「張」ではないかと。 あと、張梅林(チャン・メイリン)っていう京劇女優がいるようです(アグネス・チャンの本名も陳美齢でチャン・メイリンだそうだけど)。
   
●フー
 虎
 ライオンがいてゴリラがいるんだから、虎がいてもおかしくないんじゃね?
 偽名(コードネーム)って可能性だってありますから。妥当かと。
 となれば。
  
●ランファン
 蘭芳
 ランファンも偽名かも。清の時代、女形の京劇俳優に梅蘭芳(メイ・ランファン)という人がいたそうです。
 京劇風の面を付けているとなれば、やはりこの字じゃないでしょうか。
 ちなみに京劇の面で紅色は忠誠、豪爽剛直を表現しているのだとか。
 リンク先の赤-Aが心持ち似てるかな?
  
●リン・ヤオ
 一零
 ネットを見ると「姚林」「瑶林」辺りが多いのを敢えて外してみました。ちょっと面白いものを見つけたので。
 中国大陸では「101」は「ヤオ・リン・ヤオ」と発音するそうです(台湾では「イー・リン・イー」)。
 ならばリン・ヤオは「01」。俺はシンの№1になる男だぜっ。って感じで。これはこれで面白いのでは?
 中国読みだと、10番目の男になるわけですがね(それはどうよ)。
  
 梅蘭芳で、張梅林とくるなら、リンに「林」を持ってくるとソレっぽく繋がるんですけどね。
 あいにく、「林」って名前で京劇関係で実在する人は見当たりませんでしたよ。 

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2009/01/18

ガンガン2009年02月号 鋼の錬金術師第91話「賢者の再会」ネタバレ感想

感想を書こうとすると昔のコミックスをひっくり返す回数がどんどん増えてきました。やっぱり伏線の回収にかかっているからってことなんだよね。あれ? ここではどんな受け答えしてたっけ? とか色々調べ直しちゃいます。
別に、日頃ブタとデブを残飯とかジェイソンとか思って読んでるからホントの名前がとっさに出てこないとか、そそ、そーんな理由じゃないですからね。
 
ということで感想いきます。
 
 
■まずい…アルフォンス君が!
ちょっとこれ、あちゃー、牛様気が逸ったんだろか? と思った。
マルコーの反応微妙。
 
マルコー達はキンブリーが森に向かった処は見ていない(見ていたならその時点でこの2人のやり取りはあったはず)。
ってことは。
マルコーが現在知りえている情報は。
煙のあがるような何かが起きた事。
何故か軍が警戒態勢(銃を構えている)にある事。
これだけ。
 
ならマルコーはこんな思考回路だったと想像出来る。
煙があがっている → 何かあったらしい → 軍が来た → 煙からあの錬成物に気づき不審に思われたんだろうか? → あれを調べられたら、アルの存在が見つかってしまうかもしれない
 
だからマルコーの「まずい…アルフォンス君が!」の続きは「軍に見つかってしまう」とかそんな感じなんだと思う。
 
ここまで。
 
この1ページ読んですぐに理解出来ました?
 
私、一瞬読み間違えました。
すでに前号でキンブリーが壁を壊した事プライドが開放された事を知っているから。
マルコーの台詞は、そこに被っての「まずい」だと思ってしまったわけ。キンブリーによってプライドが開放されてしまった事を差していると。
 
なんでそう思ってしまったんだろう? 
気になって考えてみた。
  
あれは多分マルコーのコマに背景がないからだ。
だからマルコーの立ち居地が分からない。
あのドームの壁が一望出来る場所にいるのか、そうでないのか判断出来るものを描かれていない。
  
いつもの牛様なら、こういった誤読を避けるよう、今がどういう状況なのかきちんと読者に踏まえさせて描いているように思う。
  
この読者とキャラクターの認識違いをミスリードに使うつもりなんだろうか? とかちょっと思ったんだけど。
逆にこの程度の認識のズレで何か出来るかなんて思いつかないし。
話を先に進めようとして、うっかり足固めを端折ったような気がするんだよなぁ。
  
  
■1人ですか? グラトニーも来ていると聞きましたがどこへ?
うわ、ナンデスカ? ソレワッ。
誰に聞いたんだよ。誰から聞いたんだよ。
お父様を通してウゾウゾから聞いたと思っていたのに。
違うのか? いや、それ以外ありえないだろ?
あのモールス信号は人間の能力じゃ、森の外までだって聞こえやしない。
  
管の中を徘徊していたあの時点ですでにグラトニーは食われていた。
ってことは、お父様があの管を通して出来るのは視認ではない。
気配とか魂とか。フー爺さん達のような力に近いのか?
  
あ、でも元々の計画段階の話として、グラトニーとプライドが一緒に行動する事になっていたと知る事は可能か。
じゃないと、後の感想で蹴躓くんだよな。 
  
  
■? 食べたのですか? 仲間を?
あんたが聞くかそれをっ、と思ったけど。
違うか。
グラトニーが食われるなら、自分だって食われる可能性があるのかと思って聞いてみたって感じなのかな?
えーとこの辺りは突っ込んで書きたい事が出来たので、ちょっと別立てで書くかも。
 
 
■さすがに合成獣は生命力が強い
何故合成獣は生命力が強いんだ?
それが合成獣作成の理由なのか? 死の軍隊の実験体として、強い生命力を持つ人形を作る為に作られたんだろか?
  
てか、なんでそれをキンブリーが知ってるんだ?
自分の部下だから、とは言え。それまでは刑務所暮らしだし。その前だって賢者の石にこそ関わっていたけれど。合成獣の生態について知る機会なんてあったっけ?
合成獣の3人まではウィンリィが北方に行く際のお供として出てるから、キンブリーが合成獣と知って人選したというより、大総統からの梃入れって感じなんだけどなぁ。
  
  
■悪あがきを
アルの足を引っ張るまで、その足が切られた事に気づけない。
これってつまり、接触テレパスのような触手によって何かを感知するような能力が無い事がわかる。
ウゾウゾは手足のようなものであり、人間が知覚出来る五感以上の事を認識する能力は持ち合わせていない。事になる。
だから、上で書いたフー爺さんのような知覚機能は持っていないと思うんだけど、なかなか確定要素が整わないなぁ。
   
    
■余計な事考えないで生き残る事だけ考えて!!
あ、デ・ジャ・ヴュと思った。しかもしっかりくぎみーヴォイス付きで(笑)。
ハインケルが言う通り、前にエドが鉄骨ぶっ差したまま2人を助けたシーンを思い出したからかな? と思ったんだけど。
違うよ。
2巻だ。
第7話「雨の後」。水島版のアニメで言うなら第15話「イシュヴァール虐殺」。
状況も敵も味方も違う。だけど、あの対スカー戦と被るんだ。
  
あの頃は「逃げろ」と叫ぶのが精一杯で、助ける事なんて出来なかった。
だけど今のアルだったら片足だろうが腕で這いずってでもエドに近づき、首根っこ掴んで遠くにぶん投げる事ぐらいしたかもしれないな。
そのくらいのこと、きっと今のアルならやる。
ちゃんと成長している。大きくなってる。
  
だけど、根っこの大切な部分は全然昔から変わってない。
対スカー戦ではエドに、対ラスト戦ではリザに、対キンブリー戦の最中ではザンパノ達に、そして対プライド・キンブリー戦ではハインケルに。
 
諦めるなって。いつだってアルはそう叫ぶ子なんだ。
  
「くっそう!! 動け この足!! こんなんで負ける訳にはいかないんだよ ボク達は!!」
あの15話のアルの叫びが好きだから。 この台詞も、くぎみーの声で聞きたいよ。
  
 
■ぶちかましてやれ アルフォンス!
ホントに賢者の石をハインケルが持ってたよヨ!
いや、先月の感想に書きましたよ? 確かに。
賢者の石を使えってさ。
確かにいいタイミングだよね。ここ。
話の展開上、ここで使いたいってのも、すごくよく分かるんだけど。
 
牛様ホントにそれでいいの? これホントに当初の予定通り?
だって。
ハインケルが持ってるって伏線、なかったよねぇ??
 
炭鉱で拾ったのはダリウス。
ハインケルはエドを背負っていたから、あの場でダリウスがハインケルに渡すとは思えない。
地下に向かう前にダリウスがハインケルに渡したと思える接触シーンも無し。
 
しかも。
18巻でエドが機械鎧を換装した際、キンブリーの後ろにはダリウスとハインケル。
その後、ウィンリィの部屋の戸の前に立っていたのはダリウス。
さらに、エドがアルのいる牢に行った際にも、キンブリーの横にはダリウス。
そして、オリヴィエの部屋へキンブリーが交渉に行った時点では、ダリウスとハインケルがいる。
キンブリーがエドに賢者の石を見せた肝心の時点で、ハインケルはその場にいない。
 
かろうじて、炭鉱でのエドVSキンブリー戦の際に、嗅覚をやられていようが聴覚と視覚さえ無事なら、なんとかキンブリーの行動から知る事は出来るだろうな、ってくらい。
賢者の石によってキンブリーの怪我が直った事をダリウスが知っていたから、その辺りからも何に使えるものなのかは理解出来たとしても。
賢者の石がどのような形態のものなのか知る事事態結構難しい気がする。
 
難くせと思われるかもしれないけど。
先月号を読んで、これをどうクリアするかを楽しみにしてたからさ、肩すかしだったんだよぉ。
  
これがジャンプなら「いつもの事」で済ますけど。
牛様にしては力技で押しているっていうか、どうしちゃったの?? って感じなんだよねぇ。
次号の伏線回収に期待っ。
  
  
■賢者の石
分かっていたし、当たり前の事なんだけど。
アルにとってはすでに、自分の身体を元に戻すっていうのは、鎧の身体を元に戻すって事なんだよなぁ。
 
こんな場面で扉を開けて元の身体に戻ったって危険なだけだし、その資格が自分達にあるとは思っていない事も承知しているし、そんな事している場合じゃないってのも分かるし、目の前に見える動かない足は確かに鎧なのだし。
そんなことも全部分かってる。
 
でも。元の身体に戻りたいって、諦めてないって、あれほど言っているのに。
  
とっさにぱっと思い描いた構築式すら、鋼の金属比率だったんだよな、この子は。
そんなアルがカッコいいし、よーし頑張れーとか思うし、いい子だなと思うけど、不憫に思ってしまう。
  
  
■扉絵
初読時、「ここまでがアバンだったの?」と隣りで読んでたMさまが叫んでましたが。
いやまさにそれは私も叫びたかったよその言葉。
Uさまが思わず柱を見たとブログに書かれていたけれど。
私は思わずページ下を見ましたよ。
「3月号につづく」の文字を捜そうと。
  
そのくらい、このたった数ページは濃く凝縮され一気に話が盛り上がってた。
40ページだと安心。30ページだと短く感じるとか。つい思ってしまうけど。
本当はそうじゃなくて。
全ては、作者がどう描くか、その力量にかかってるんだなぁ。
あー、うん。
やっぱりハインケルの件は、伏線回収を投げてでも、スピード感を重要視したかったって事なのかなぁ。
  
ということでお父様がピンで登場。タイトルは「賢者の再会」。
ダブルミーニングが好きな牛様にしてはかなりストレートなタイトル。
ここでもう、お父様とホーエンハイムが再会する事は見て取れる。
このタイトルからすると。
やっぱり、東の賢者はお父様だったって事なんだろうか。ハズレかぁ。
この辺りはまた後でまとめよ。
   
  
■メイ・チャン
ごめん、やっぱダメだわ。私。
この子苦手。ホント、足手まといに成り下がってる。
何もかもがうかつ過ぎっ。ひどいっ。
マルコーが、あんな苦労してエンヴィーを倒したのに。
報われなさすぎ。
  
でも、マルコー達がこの場にいたとしても「いいよ、仕方が無かった」とか許しちゃいそうで余計可哀相。メイ・チャンの目に付かない処でこっそりため息ついたりしてさっ。
  
エンヴィー1人の方が一般人への気配りが不要な分楽になったってのは結果オーライだったってだけの話であって、メイ・チャンの行動そのものが承認できるかは別の話。
そういえば最初からこの子は、エドとアルがスカーを捕えようとしたのを邪魔した、富んだ勘違いしぃの迷惑っ子でしたっけ。
  
こんな子がこのまま王になったら間違い無くシンは滅びるぞ。
 
なまじ戦闘能力を持っているから足を引っ張る事になっているように。
なまじ権力を持つ血筋だからこそきっと国民が被害を蒙る。
戦闘能力も権力も無い子として生まれた方が、本人にも回りにも幸せだったんじゃないの? とか。
もうそこまで思ってしまうよ。
  
はぁーーーっ。
これから先、名誉挽回させるようなシーンを牛様は用意しているんだろか?
このままだと、ホント嫌いになりそうだゾ。
  
  
■エンヴィー復活
グロ……。
同じ形に戻ったってことは、クセルクセスの時もこうやってエンヴィーはでかくなったのか?
あれ? それっておかしいよなぁ。
クセルクセスの民は全てお父様とホーエンハイムの賢者の石になってるんだし。
クセルクセスに残った死体を使えばあの身体にはなるけど魂は手に入らない。
あーっと、そもそもエンヴィーが生まれたのは、カメロン内乱後だわ。
ってことは、カメロン内乱の人々?
でもエンヴィーが「肉体も精神もクセルクセスで朽ち果てた」って言ってたし。
うーん。
当時も賢者の石を定着させた人形を食ったってのは、眼孔があることや子供の身体もある事からして却下だし。
 
魂はお父様の賢者の石から貰い、あのナリのデカさは死体を食らったってのが妥当か?
そこからさらにカメロンで生きた人間を食らったとか。
  
  
■生き返ったぁ!
誰が上手い事を言えと(笑)。
このダブルミーニング上手いなぁ。
元の身体に戻り文字通り「生き返った」っという意味と、ご飯いっぱい食べたり、ゆっくりお風呂に浸かったりそんな満足感・充足感から出る感嘆の意味での「生き返った」。
人間の魂を喰らったあとに吐く言葉だけにリアルというかグロイというか。舌なめずりしてるし。
すごくエンヴィーらしい台詞だわ。
結構あっさり復活しやがったなぁ。
  
    
■中央兵を退かせるように言え
先月号ラストの衝撃で印象薄くなってますが。
森から見た限りでは、中央の煙が消えているんだよね。
すでに西地区は制圧したと見ていいんじゃないだろか?
オリヴィエが中に入れずとも、自分達で入ってきそうかな。ロイ達。
 
 
■ブリッグズ兵もマスタング達も1人たりとも中にいれるな!!
意外と肝は据わっていたらしい。
ってか部下達の前じゃ、矜持が許さないってのもあるんだろうなぁ。
  
だけど。上司がそんな状態で、部下がその命令に従えるものか?
上司を見殺しにしたかどでで、軍法会議にかけられそう。
まがりなりにも軍人なんだから。
ここはやっぱり自己責任で、肉を切らせて骨を断つつもりで反撃するか、いっそ自害して男ぶりをあげていただきたいものだな。
その方がよぽど部下達は動き易くなると思うぞ(にっこり)。
  
なんて思いながら読んでいたら「捻り潰してやる」と言った直後に、誤って「捻り潰」されるなんて……合掌。
  
  
■我がアームストロング家代々伝わりし名刀にうすら汚い血を吸わせずに済んだわ!!
vsスロース戦再び。
タンカを切る様はカッコいいけど、相手が相手なだけに、分かってるんだか分かってないんだか(笑)。
  
二度目なら戦い方も多少心得ているだろうけれど。1人では無理だろうなぁ。
あの時はブリッグズ要塞が一致団結してやっと叩き出したわけで。
しかも今度は敵の真っ只中。
とは言え、放って置けば次の被害者は自分って可能性もあるわけだし。
「死にたくなくば私に従えっ」とか言って共同戦線になったりしたら面白いんだけどなぁ。
  
にしても前回はブリッグズという土地柄だからこそ成功したのであって、雪のない中央では使えないし。
前回のように活動を停止させる方法って他にある?
  
やっぱり、そろそろロイ達やブリッグズ兵達が来ないかなぁ。
そんでもって、ハボが仕入れた兵器に期待したいんだけど。あれって催涙弾だったよなぁ。他のも人を殺さない武器ばっかりなんだろか。
だとすると、トリモチ弾とかかしら?
  
  
■わるいな 出口塞いじまった
プライド戦の時にも思ったけど。
今まで「一般の人々に」被害を及ぼさないようにしていたのが、「一般の人々のいる場所に」被害を及ぼさないよう手を回すようになったよね、エド。
今までの市街戦などでは人が死ななかっただけで、実際には怖い目にあった人がいて、警察だか軍関係だかで気を失った人がいて、建物や道路を崩壊・変形させて、なんて色々やってきたエドが。
その人々に迷惑をかけてきたうかつさをオリヴィエに指摘され、きちんと心に留めてすぐに行動を改めている。
  
改善しなければいけないと分かっていても、その力量がなければ気持ちだけが空回りして結果がすぐに出せなかったりするものなのに。
君子は豹変すとか、男子三日会わざれば刮目して見よとか言うけど。
エドは本当に成長が早い。
「てめーに賛同されるとなんかハラ立つな…」とか返しちゃうあたりやっぱり変わりきれてないけどね(笑)。
  
やっぱり手っ取り早い叩き方はこっちも、ジェルソに簡易人形ホイホイを作らせるか、手足を叩っ切って芋虫状態にするかだろうけど、少年漫画的にはホイホイ推奨かな。
 
  
■ホーエンハイムとお父様
ついにご対面!
この管だらけの様子とか老衰している肉体とかを驚かないあたり、ホーエンハイムはお父様の状態をかなり正確に把握していたって事か。
 
エドvsお父様戦再びというのも見たいけれど、やっぱりここは、ホーエンハイムが自分のケツは自分で拭うってのが筋なんだろな。
 
あ……。
そっか。そうだ。なるほど。やっぱりそうなるんだ。
「あと片付けはきちんとね」なんだ。
水島アニメ版では、自分が生み出したスロースをエドが始末する形に対象をスライドさせてたって事かっ。
ホントに何もかもをスライドで話を作っていたんだなぁ、アニメって。
だからこそ、鋼世界が壊れずに済んだんだろうな。
 
んでもって。
ここまで引っ張っておきながらきっと、来月号は軍部とリン辺りの話がくるんだろうな(笑)。
  
あ、もうひとつアニメ関係で思い出したことが。
今回のタイトルの音のリズムがどうも記憶になると思ったら。
アニメ35話のサブタイトルが「愚者の再会」でしたよね。
内容はまったく本編に絡まない番外編的な話だったけど。
ラストの「私達はどこからきてどこへ行くのか」なんて台詞もあった回だし。
今回のタイトルってこれ、意識的に付けられたものだったりするのかしら??
  
  
ってな今月号の感想。
荒川マンセーを自認されている某さまの反論を是非聞いてみたい気もしますが(笑)。
  
さて。今月号の各マンガ家さんのコメントページに、「EDITOR'S VOICE」として牛様の担当者である下村さんのコメントがあります。
 
下村さん、去年2度も入院されたんですって?!
 
今号に感じる、読者視点に立たないと分かりづらい気配り不足って。
もしかして、鋼の第1読者たる下村さんの(時間的あるいは体力的な理由で)チェックが甘かったか、(入院中で)別の人が担当されたとかそんな理由だったりするのかしら?
  

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2008/12/19

ガンガン2009年1月号 鋼の錬金術師第90話「不死の軍団」ネタバレ感想

はい、第90話のネタバレ感想です。あと10話で100話。
前にオフ会の時にジャスト100話で終わらないかなぁなんて事をちょっと話したんだけ。
この分だとホントにそんな事も可能かもしれない?

■表紙
エドの顔が青っ、怖っ!
印刷の赤みが弱かったのかなぁ。画集収録時とか少し変わるといいんだけど。
テレビCMで最初に見た時、どうしてもエドが何に乗っているのか良く見えなかったんだけど、トナカイだったのね。そして下方ではカワユク、アルが煙突で詰まってます(え?)。
こんなアルが、クリスマスケーキの上の砂糖菓子とかになってたら可愛いだろうなぁ。
うわー、そんなクリスマスケーキ食べたいっ。是非食べたいっ。
 
そして、このイラストは図書カードとして今回使われているのだけど、こんな添え物のようなちっさいアルでも、エド&アルのイラストと書かれている事を喜ぶべきか、不当と思うべきか……。
うむー。
 
 
■キービジュアルポスター
水島版でも似たような構図のイラストがなかったけ? と思って捜してみたらありました。
思っていたほど似てなかったけど。
高橋久美子さんの絵でした。
アルがエドに背を向け顔だけ横に向け、エドはむき出しになった機械鎧を前に、左肩にだけ赤コートを羽織ってる。ってところが似てるだけで。表情とか違ってたし。
 
うーん、アニメ雑誌のイラストだったら公式のここにあるよって言えるんだけど、ムービックのポスターだったのかなぁ、ちょっと出てきませんでした。
いや、だから何? ってわけじゃないんだけどね。
当時、かなりの量のイラストがあったから。
ストーリーが被っているうちは、前回と被らないように描くの大変だろうなぁ、と。
 
んでもって。
今回のこの絵。全体的にとろんとした仕上げがちょっといい感じ。
思い切り原作に似せてますっっていう意識は、あの予告動画ほどは感じられないけれど。
頑張って差別化を図っているなぁって感じが微笑ましいし。
そして。
 
水島版は確か白背景にエドと2人の立ち姿が交差した絵で、コピーは「とりもどせ すべてを」。
やっぱりどこまでもこの2人が元の身体に戻る事を中心に据えた話だったんだなぁ、と今になって思う。
2巻までが出た段階で決定したのだとしたら、情報量が少なすぎてやっぱりそこに話を集約しないわけにはいかなかっただろうな。あとからどれだけ情報が付与されてももう、そう銘打ったからにはそれに対する何らかの答えを出すしかなかったでしょう。

それに対し今回のコピーは「この掌に在るのは、希望か、絶望か」。
ポスターをみれば、エドとアルの2人がいるだけじゃない。背景の瓦礫は、崩壊とも、再生とも受け取れる。
それは、軍の暗部だったり、ホムンクルス達だったり、過去のクセルクセスだったり。
エドとアルはその渦中にいる。そんな雰囲気が出ていて私は気に入りましたよ。
眉間の皺はちょっと余計だなぁと思いつつ。
  
そうそう、ニコ動で、一期にキャラデザを戻せ運動起きてますね(笑)。みんな若っいなー。
前回のキラキラなロイが好きなファンの方々は、今回のロイが耐えられないのかなー。
でもさ。このお嬢さん方に、今回のDVD-BOX用に描き下ろされた伊藤さんの描くエドの絵、どう見ました? と是非聞いてみたい。
 
ぶっちゃけ、あれエドに見えました? あたしにゃソウルにしか見えんかったよ?
 
この絵を見てどうよ。今の伊藤さんの描くロイが、カッコいいなんて保障、ないじゃん?
むしろ、あのエド=ソウルの絵で描かれた方がよっぽどヤバくね?
あんな鋭角的な顎をしたエドなんて。私は見たくないけどなぁー。
今回、伊藤さんがキャラデザの原案には関わってるって噂にこそ、よっぽど戦々恐々してますぜ。
 
そんな感じなんで、絵を原作準拠にするっていう定義は、悪くないと思うんだけどなぁ。
 
 
■カラーページ
今月号は巻頭カラーだぜっ、と思ったらキャラ投の紹介に持って行かれてしまった。
ちょっと残念だけど、エドとアルが会話してるので許すとしよう。
相変わらず低レベル過ぎるガキんちょなケンカだよなぁ、こいつら。ちくしょー、可愛いったらないっ。
しかも、万年Bクラスって……、アルにとって3位以下はBクラス?
レベル高っ。どこのファンロードよ。
そして「一緒に堕ちようよ 兄さん!!」の台詞が口説き文句だったら萌えるのになぁ、と腐な発想がどうしても、こう………………(爆)。
 
 
■口絵
最近とみに、エドが大人っぽくなったなぁ。
昔似たような構図の絵(ホーパパ抜き)があったなと思って画集を見返したら。
やっぱりどこか、エドとアルの間にある空気が違うんだよね。
本当に昔はもっと密接した感じだったから、大人になったのが嬉しいような、ちょっと寂しいような…。
  
 
■混乱に乗じて地下部を叩こう
あ?
てことはマスタング組ときっちり連絡をとりあって分担を決めてるわけじゃないんだ。
照準だけを定めて、あとはそれぞれ各ってことなのか?
互いが互いの足を引っ張るなんて事態にはならないのかなぁ。 
  
 
■国土練成陣が発動した時のカウンター
あれ? そこで言っちゃうんだ。
牛さまにしては珍しくしくじったな、っと思ったんだけど。どうでしょ?
  
色んな事が起こりすぎて、そのネタすっかり忘れかけていたのに。
「国土練成陣のカウンター」って要するに、逆転の練成陣の事でしょ?
無論、あの「逆転の練成陣」のエピソードが無意味に存在しているわけがない。
あれは後々、使用する際の為の伏線というか前振りだったわけで。
  
ということはつまり。
来月号以降、エドやロイや東方・北方チームが攻撃するも、お父様をはじめプライドや軍上層部には敵わず、国土練成陣はついに発動する。
 
そこまでもう、先のストーリーを牛さまは提示してしまった事になる。
放っておきえばそのエピソードも、もう忘れかけていたのに。
敢えて「カウンター」って言葉で避けたつもりなのかもしれないけど、それは無理だよなぁ。
 
うん? それともこれはレッドヘリングで、そっちに読者が目を奪われている隙に何か別の事を企てようとしているのか?
 
 
■しょせん フラスコの中の小人がでかくなっただけだ 容れ物を壊せば死ぬだろう
「あいつの・・・中に縛られているクセルクセスの魂達も解放してあげられる」
この次のエドのコマの背景の黒。あ、上手いなぁって思った。
「じゃあ、あんたはどうなんだ?」そんな声が聞こえてきそう。
この戦いが終わったら、あんたも死んでクセルクセスの魂を開放するつもりなのか? って。
 
 
■ちょっくら行って地下のヒゲ野郎ぶっ飛ばして来るから
あ、声が通るぐらい薄いんだ。ってな感想はさておき。
 
うわぁぁ萌えるっ。萌えるぜっ。
 
もう、どれだけちゃんと会ってないんだろ。
会えたと思ったら乗っ取られてたし、意識が戻ったと思ったらすぐに壁の中と外だし。
ここまで来たら本当に、今度会うのは元の身体に戻った時、なんて展開だったらどうしよう。
淋しすぎるー。
 
「ちょっくら」「ぶっ飛ばして来る」ってまるで飯食いに行ってくるから、とでも言うみたいに、軽く言っちゃうのがさぁぁぁぁ。
兄ちゃんだよなぁ、エドってば本当にっ。
 
もしアルが、閉じ込められた状態じゃなくて役割分担として残っているのだとしたら、エドの態度はまた違ったはず。
例えこれから先、自分に大変な事が待っていると分かっていても、もっと笑って「まかせろ、行ってくるぜっ」って言う子だから。現に親父達と別れる時だって充分に元気だったもの。
 
でも、今アルが相対しているのはプライドだから。例え今無力化されているとしても、心配でたまらないんだ。
そして、アルのとった行動に感謝しつつも、鎧の身体じゃなければこんな損な役回りをアル1人に押し付けたりしなかっただろうやるせなさとか、きっとそんなものまで全部背負い込んでるんだろうなぁ。
「気をつけてね」
「おう」
ゴン
「うん」
ゴンって。今までなら、鎧と機械鎧でやっていた事を壁ごしにやるのがせつない。
お互い皮膚感覚のないそれであっても、目の前にいるのとそうでないのとでは、あまりに違い過ぎるよね。
 
 
■抜刀シーン
長刀の抜刀は難しいって言われてる。そのままだと右手を上に伸ばした分しか抜けないから。
その為、抜刀の際に鞘は地面と平行にするらしい。
鞘は勿論テーブルより下にあるわけで。テーブルをこすり付けるようにして抜刀は行われたはず。
だから、ほら。
テーブルの縁ではなく、テーブルの面に叩き付けたような衝撃の線がちゃんと入ってる。
 
やっぱりこれ、牛さま自分で身体動かして試してみて描いたのかなぁ(笑)。
 
 
■「痛み」とかいうものをさも崇高であるかのように仕立て上げ利用する!
おや、珍しいっ。
 
「痛み」と言えば、第1話のあれだよね。
「痛みを伴わない教訓には意義が無い 人は何かの犠牲なしに何も得る事などできないのだから」
こういった面においても、オリヴィエは錬金術の等価交換を否定してるって事なんだろうな。
痛みなどなくとも何かの犠牲などなくとも、得る事の出来るものはあるって。
   
でもそれ以上にさ。
「ぬくぬくとした安全地帯から」「「痛み」とかいうものをさも崇高であるかのように仕立て」た御仁なら、少し前まで日本のトップに確かいましたわねぇ。
珍しい、牛さまの露骨な政治批判に、ちょっとにやにやしてしまいました。
  
そして1人は殺して、1人は生かすオリヴィエのやり方。
銃声で誰かが駆けつける事が、分かっていたうえでの行動なわけね。

人を殺す覚悟があることと、人質がいることを知らしめる為に。
近づけば、人質が殺されるかもしれない、自分が殺されるかもしれない。
この2つのの意味でもって、敵を近づきづらくさせている。
ならばこれら全て計算のうち。
  
次はどうでるかなぁ。
人質のセオリーとしては、このまま篭城って事になると思うのだけど。
そうやって自分の方に意識を集中させている隙に、背後から別部隊で包囲させて降伏させる。
っていうのが定番だよねぇ。
  
でも、あの傷じゃ、早々に出血多量で人質としても使い物にならなくなるだろうから、長期戦は無理だろうし。
イシュヴァールの英雄より甘くないなら、他にも何か手立てがあるのかなぁ~。楽しみだ。
  
 
■おのれ卑劣な~~~!!
そっか。ブロッシュの中では未だロイって悪人だったんだ。
おいおい、誰かフォローしてやれよ。
いやしかし、本当に表情出まくりー。
ロス少尉が、ブロッシュには言うなって言った理由が良く分かる。
アームストロング少佐の表情も「やっぱ言わなくて良かった」って顔っぽい?
 
   
■お父様
何しているかが不明ー。まだまだ分からない事が多いなぁ。
 
ネズミや犬が本能的に管や地中を嫌がってるのって、何かが管を通して地中で蠢いているからで。
その地中を蠢かせているのはお父様によるもので。
じゃああの管は、やっぱり不死の軍団とは別物ってことでOK?
  
で何が蠢いているかってなると。
フー爺さん曰く、気が蠢いているって事で。
ってことは、ホーパパがやっていたように、お父様は管の中に賢者の石を地中を循環させているのか?
プライドがあのうぞうぞを地中に徘徊させているのとは別に、お父様もプライドとはまた別に地中を覆う何かを徘徊させているって事?
  
さらに、その気を張り巡らす事で、プライドのモールス信号も受信可能であり。
さらにさらに、プライドがキンブリーとウゾウゾでアクセスしていたように、お父様もまたプライドとはまた別にキンブリーとの連絡ルートを持っているってこと?
  
……やっぱり、無理があるよな。
  
プライドはお父様の一部であり、肉体にそれぞれ別の意思を持ちつつ、同じ魂が行き来しているって取るのが一番分かり易いような気がする。
お父様が唯一切り離せない感情がプライド、ってのもすごく分かり易い気がするし。
うーむ。
  
  
■スカーにおそわれてマス! タスケテ!!
わはは、何? この左手で描いたようなエドっ。
しかもひどっ。
スカーの表情が巻末4コマになってるよ、可哀想に(笑)。
 
でもそれ以上にひどいのは私か。
そのまま、後はスカーによろしくして、エドは先に行っちゃうかと思ったもんなぁ(爆)。
  
そういえば、今月号のアニメ誌で「スキップ・ビード」の監督のインタビュー記事が載っていたのだけど。
女性の描くマンガ(少女マンガっていう言い方だったかも?)にはシリアス場面で突然ギャグシーンが入る事が多く、それは緩急の為なのだけど、そういったマンガを読みなれていないと逃げていると捕えて嫌がる傾向にある。
その辺りが理解出来ず、ただそのままアニメに起こするとギャグがスベってしまう。
だから最近、少女マンガのアニメ化には、そういった少女マンガのお約束に慣れている女性監督に話が来るようになっているんじゃないのか? みたいな内容(かなり自己流に解釈してるかも)だったんですが。
少年漫画育ちの牛さまも、やっぱりそのあたりのギャグの入れ方は少女マンガのそれなのかなぁ。
鋼の男性ファンの間でも確かにギャグで逃げてるって感想を読んだ記憶あるし。
今回最後まで原作準拠ならギャグは重要でしょ。そういう処を読み取ってくれるスタッフがいるといいなぁ。
   
   
■グズグズしてるヒマ無ぇだろ
それってそれってやっぱり、アルの事が心配だから、だよねっ(爆)。
  
  
■俺は規格外だから
ホントにひょうひょうとしてるよなぁ、親父。
Sやさんの、ホーパパ=後藤隊長説を聞いてから、声のイメージが江原さんから大林さんにスライドしちゃったよー(爆)。
そのうち「みんなで幸せになろうよ」とか幻聴が聞こえそ。
  
そして。
わが子の前で若い女の子口説くなーっ。自分の親父だって思うから、エドだってキリキリするんだよ、わかってやれよぉ(笑)。
「大事な人なんだろ?」ってそこまで察しがいいなら、どうして家を出る時、捨てられる子供達の気持ちを察してやれなかったかなぁ。
昔も今も、相手が自分をどう思っているのかに関してだけは、どこまでも無頓着なんだなぁ。
 
 
■パパの言う事聞けよ
けっ、パパってガラですか?(笑)
あーでも、こういう奴に限って自宅では子煩悩だったりするんだよなぁ、なんてのは良くある話。
「おぎゃー」って泣いてる。あれは赤ん坊なんだ。だからより本能に忠実に行動する。
  
さあ、また、ややこしくなってきたぞっ。
あの場にあった賢者の石は固形状の欠片だった。
ってことはやっぱり、お父様の体内にあるジェル状というかあのぷにぷにした賢者の石とは別物なわけで。
じゃあやっぱりこれもまた、イシュヴァール人か、もしくは邪魔になった人間達を使って作られた賢者の石だって事なのか?
ってことは。
さっきの管といい、これはもう、不死の軍団の管と、お父様の管は別物、と思っていいんじゃないのかな?
 
そして、賢者の石を培養している(?)液体のレバーを引く。
これはイコール、木偶に賢者の石を注入した、と思っていいんだろうと思う。
なのに、ここで研究員らしき人物の言う言葉がふるってる。
 
「複数体の魂の定着実験はまだ…」
  
あの賢者の石の培養液(でいいのかなぁ)が魂だって、そう言ってる???
それとも、賢者の石の(以下略)を使って、魂を定着させている、って言ってる???
 
定着だけなら、賢者の石なんて使わなくたって、エドみたいに血印を肉体に書けばいいはず。

ってことは??? 
賢者の石とは、高純度な魂であるとエンヴィーは確かに言っていたけれど。
けどけど。
例えば、牛から靴は作れても、靴から牛は作れないでしょ?
なのに。
  
人の魂から作った賢者の石をまた人の魂に変換出来る、そう言ってるよね、この人っ。
  
どういうこと?
 
ホムンクルス達に魂は無い。代用品として賢者の石が使われている。
でも、この不死の人形達は、賢者の石ではなく、賢者の石を魂に変換したものが定着されている????
     
 
さらに、「複数体」。これが気になる。
単体でならすでに実験済みって事だよね。
そんなん出てきたっけ? って思ったんだけど。
いたじゃん。
バリー・ザ・チョッパー。
バリーの肉体に入りこんだ魂も、これだったんじゃね?
だって行動も似てる。
  
エドは魂と肉体をつなぐのが精神ではないのか? と言っていた。
だから、バリーの肉体が魂を欲しがっていると言う言葉にも納得がいっていたのだけれど。
  
作り物の肉体にはそもそも魂も精神も存在していない。
なのに。
それでも肉体は常に本当の魂を欲しがるんだろうか? だからあの軍人に襲いかかったのだろうか?
それとも。
エドとアルの人体練成をの時のように、魂の情報として血液をあの人形に与えていて、だから自分の魂だと思いあの軍人を襲ったのだろうか?
  
余談:
だとすると更に混乱するぞ。
何せ、ホーエンハイムの血液だって、始まりのホムンクルスに使われているのだから。
同じ理屈なら、お父様の肉体もホーエンハイムの魂を欲しがっているって事にならないか?
  
あーもー、わかんね。これ以上は保留っ。
 
 
■軍用の通信符号だ
予想はあったわけで。
て、こんなん当っても嬉しかないよぉっ。
 
しかも、あともう1話分くらい引っ張ると思ったのに。もう壁が瓦解?
  
いざって時に、自分がいなくとも、別の誰かが壊せる程度じゃないとまずかったんだろうし。
やっぱり会話が出来ないような状態だと、アルに何かあったときにまずいと思ったんだろうとか。
色々、色々分かるけどさっ。
ホーパパっ。なんでもっと固い壁にしなかったんだよぉ。
  
ここでキンブリーを引っ張ってくるとは思わなかった。
スロウスが地中を通ってくるかと思ってマシタ。
あー…………そっか、そうだ。あのスロウスには、迅速な単独行動は無理か。
  
とりあえず、まずは頭部を被って血印は隠せアルっ。
それでもってあとはえーとえーと。
あんな化物と爆弾魔を一度に相手しないといけないなんて。
何か打つ手はないのか? 打つ手は?
 
 
■ハインケル
いや、死なない。死なないだろっ、そこっ。
思い出せっ。思い出すんだっ。
確か賢者の石、あったよね。キンブリー戦でダリウスが拾ったやつが。
あれはその後、どうなったんだ? 
ハインケルとゴリさんと、最終的にどっちが所有してんだ?
ハインケルだよね、ハインケル。よし、きっとハインケルだ。そうだ、そうに違いない。
ここにはマルコーもいる。
直せるって。直せるから、きっとすぐ直るからっ。
   
そんでもって、その賢者の石で反撃に出るんだ、アル!!!

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2008/11/16

ガンガン2008年12月号 鋼の錬金術師第89話「戦士の帰還」ネタバレ感想

はいはい、まずはネタバレ回避文。ってことでガンガンの予告ページの話など。
もしあんな事がなければ、やっぱり来月号がアニメ制作決定発表号になったんだな、という事がすごく分かりやすい来月号の予告でしたな。
「新TVアニメ大特集!」
「ハガレン特製3つ折アニメポスター」
「2ヶ月連続 応募者全員サービス」
ここまで頑張って企画を立てていたんだね。可哀想に。
  
ところでアニメポスターですよ。アニメポスター。
キャラデザが誰かすらまだ公式に発表されていないのにいきなりアニメポスター。
どこまでアニメ情報が公開されるのかなぁ(ボソっ、今度はアニメ誌に先を越されないといいけど)。
アニメ制作の発表は出ても、声優の発表って結構ギリギリだったりする事多いからなぁ。
うーん、気になる気になる。
2ちゃんなら、発売日より2・3日前には投下されるかなぁ。
釣りもめちゃくちゃ多そうだから、結局当てにならんか…。
   
ということで、感想です。感想。
うん、大丈夫。
あーゆー引きの時は絶対今月号にアルの出番はないって覚悟してましたので。
やっぱ寂しいけどね。
 
 
■つーか なんだ この山…
こんなでかかったんだ。
昔、某キャプテン・ハ○ロ○クに出てきたドームを思い出したとか言ってもついて来れる人いないだろうなぁ。
 
 
■うっさいな ブタもデブもゴリもケンカすんなよ
いや、ケンカじゃないし。てか、てめぇがケンカ売ってどうするっ。
   
 
■少なくともあいつらは俺らを見捨てる事はしないからな
うん。実際に見捨てられなかったハインケルが言うからこそ信憑性のある言葉だよね。
 
 
■何よりリンの行方が気になるんだろ
あ、そうか、ランファンが特に気になってるだろうね。って木の上にいたんだ、ランファン。そりゃ気配消しすぎだろ。……って、あれ? じゃあもしかして??? と思って前頁を見直したら。
しっかりいました。エド達が相談していた時も、すぐそばの木の上に。
気配消しすぎー(笑)。
 
 
■たいしたもんだよ お前の弟は
もっともっと褒めて~(笑)
っていうか。
もしもーし。今、春、ですよね。
なんでこいつら、ノースリーブやら半そでやらと、揃いも揃って夏仕様よ。季節感のない奴らめ。
 
 
■アルがふんばってくれてるんだもんな あとは…オレ達がやるだけだ
上手い演出だぁーーー!
そう言いながらエドが赤コートを着るから。
次の言葉が聞こえてくる。
赤コートを作った時のエドの台詞「気合入れてかないと」。
  
  
■にいちゃん にいちゃん
この台詞と、ちみっこ2人の大きな目がぱっと飛び込んできて、一瞬過去回想にいくかと(笑)。
 
 
■「にっしょく」があるんだって
うわー、ホントに日蝕使うのかなぁ。
個人的にはちょっと……なんだよねぇ。
だってすでに色んなブログ様で、日蝕を使うんじゃないかって予想が立ってるんだもの。
牛様の発想は常に読者の想像の斜め上を行ってきたのに、ここだけは読者の想像範囲内だなんて思いたくないよぉ。
ミスリードか、もしくは日蝕がきっかけだとしても、そこから二歩三歩先に立って読者が想像もつかないような事があって欲しいなぁ。
 
 
■まず空気中のチリを導火線代わりに火ダネが飛んで来てな 目的地にドカンよ
へぇ。でさらに、酸素濃度の調節が可能ってことは。
あの爆炎って粉塵爆発の原理だったのか。……あ、気づくの遅すぎ?
 
 
■聞きたかった言葉ではあるが 聞きたくなかったな
だろうね。おかげで言質はとれたのだから。
前に、グラマンが言っていた「このまま事を起せば謀反人扱いにされる」という状況がこれでクリア出来た事になる。
大総統が生きていようが死んでいようがこの際関係ない。
大総統不在の今、大総統夫人を殺す命令を出した。
その時点でクレミン准将は大総統への謀反ありの要注意人物に成り下がり、マスタング組はクレミン准将から大総統夫人を守る正義の味方の構図が出来上がった。
義はマスタング組に移った。
ロイだけが軍服も軍の徽章も身に付けている。
そして上層部の指示に従わざるを得ない軍人達を殺さない慈悲を与えている。
彼は軍人としてすべき事をした。他者はそう受け取るだろう。
国軍大佐ロイ・マスタングは清い英雄にならなければならない。
(だから、すでに軍規を犯している(敵前逃亡、職務放棄など)リザやブレダたちをはじめ東部の仲間は、必要以上に身元を晒さないよう軍服は身に付けてはいない?)
 
 
■わかりませんが貴女の命は我々が必ずお守りします
やってることは腹黒だけどね。
 
 
■大総統が行方不明の件は(略)
やっぱ、大佐が一番背低いんだ(笑)。
 
 
■運動不足…
同じ頭脳派でも、戦火を潜り抜けていたフュリーの方に部があるようで。
 
 
■よし 出るぞ
いや、そこは普通さぁ。肩に担いだ銃筒がきらりと光るとか。
色々方法はあるわけで。
ここで、禿げは光らんだろ、禿げは(笑)。
この、お笑い要員めっ。
 
 
■よりによって手薄になってる西区を…
えーと。あれ? これって誤植?
「西区工場地帯でマスタング大佐が交戦中 多くの兵がそちらに割かれている」って。
交戦中だから、これ以上割ける人員がないって意味では確かにそうなんだけど。
 
 
■屋敷の修理にまぎれて武器と兵を地下に運び入れてた
そそ、そういわれて見ると。85話の1ページ目4コマ目のキャップ被った兄ちゃんが、16巻の最後の方に出てきてる整備師のボビーに似てる………かも?
 
 
■おまえ達どうにもならなくなったら私を置いて逃げろよ 了解!
いい兵隊をもったな、大佐。
 
 
■そんなあなた達にプレゼント(ハート)
キター! レベッカ、カッコいいっ。 男前っ。
 
 
■なんだこれ装甲車!?
装甲車にペイント!! しかも熊、さらにアイスっ! 
ある意味これ痛車だよなぁ。
 
 
■うっさい!金の無い男はあたしを口説くな!
わはは、言ってみたい台詞だぁ(笑)。が初読時の感想。
これが再読時の感想。じゃあ、ハボならokなんじゃね?
とりあえず、あんなブツ仕入れる事が出来る金は持ってるってことじゃん??
 
 
■マリア・ロス少尉 ただいま勝手に帰還しました!!
さらにキター!!
すんげぇ生き生きとした表情。お帰りー。ロス少尉っ。
でも、前ほど女性っぽさが無いというか、少年ぽいというか、ちょっと顔が丸くなってません? 泣きぼくろが色っぽいって感じがなくなってるんだよねぇ。
それだけ向こうでは、来たる日に備え充実した日を過ごしていたのか、牛様が描き方を忘れたのか……???
 
ところで。
「お、サブタイはこれの意味だったんだな」と思わせる為に、わざとロス少尉に「帰還」って言葉を使わせたに1000センズ。
  
  
■でも大佐も街中だから派手に炎を出せなくて…
これははじめから承知の懸案事項だったはずだよね。
85話で、チャーリー達が東から移動してくる時にそんな話してたもの。
「中央市街じゃ大佐の大砲も使い勝手が悪いんじゃないのかねぇ」って。
いきあたりばったりというか。
まあ、ロイが想像していた以上に、戦争経験者の少ない中央軍は腰抜けが多かったって事か。
 
 
■愛されて80年 あなたの町のハボック雑貨店! パンツのゴムから装甲車まで 電話一本でいつでもどこでもお届け参上!
さらにさらにキター!!!
わー、なんかすごいワイルドになってますが。腕とかパンパンに鍛えまくってるし。
あーでも、髭だけのせいじゃないや。口元隠してみても目がすごい鋭角になって、大分人相も雰囲気が変わってるんだ。
これ、松本さんここで多少声変えないとだめなんだろうなぁ。とか即座に思ってしまったあたり、やっぱり声優さんのイメージはいまさら変えられないよぉー。
というのはさておき。
  
マスタング組が散り散りになる事が決まった時点で、ハボの利点は上層部にノーチェックな事。だから散り散りになったマスタング組のパイプを勤めるのがハボの役割になるんじゃねぇ? ってハボエド好きの友人に話して引きとめを図っていたんだけど(結局、別ジャンルに移っちゃたよね、Eさん)。
まさか、マスタング組内どころか、シンとのパイプ役とは。……でかくでたな(にやり)。
  
そんでもって、ブレダの顔がさぁ、他の2人と違って驚いているっていうより、「こいつやりやがったなっ」て表情に見えるのは気のせいかな?
だってさ。ハボが独自にシンとのコネクションを持っているとは思えないんだもの。
後ろの棚を見る限り至って普通の雑貨屋だよ。
それにもし親の代から武器を扱っていたなら、ハボを軍人になんかしなかったはずだよね。
自分の売った武器で自分の子供が死ぬかもしれないような、そんな事態は絶対阻止したいはず。
死の商人を目の前で見ていたら軍人なんて馬鹿らしくてやってられないだろうし。
こんなご時世なら、ハボが家を出ずとも家族が食い扶持に困るような事態は無かったはず。
  
ブレダなら出入国コーディネーターのコネもある。
ロス少尉を見送った中にブレダはいた。
ブレダが餞別代わりに、ハボに自分のコネクションを譲ったんじゃないのかな?
勿論そのあとの武器の仕入れの交渉とか、レベッカとのパイプラインを引いたのだって全部ハボの手柄だ。
人相が悪くなったのも、いままで筋肉バカで通してきたのに、死の商人相手のネゴで鍛えられたせいだったりするんじゃないの?(くすくす)
なにはともあれ、ハボックもお帰りーーー!!
 
ところでパンツのゴムを売るつったら想像するのは普通押し売りじゃね? どんなアコギな商売屋を想像させたいんだよ(笑)。 
   
 
■で? お支払いは? 出世払いだ ツケとけ!
借金が増えてくばっかりよね。ホント気合いれて出世しないとな、大佐!
 
 
■番外編1
結局今のところまだ表舞台に出てきていないのは。
メイちゃん(とエンヴィー)、イズミ夫婦、ファルマン。
ウィンリィと一緒にリゼンブールを移動したブリッグズ兵。 であってるかな?
 
 
■番外編2
結局85話の表紙絵のチェスボード。ハボの後ろに隠れていたのはロス少尉って事でok?
雑誌掲載時って黒が強いから、ベタかと思ったらトーンが張られていた……なんてパターンは良くあるからはっきりした事はいえないんだけど。
ハボの後ろの黒い頭にトーンがちょろっと貼られているんだよね。
だから髪を結んでいるレベッカかな? と思ったんだけど。上着の色から言ったらロス少尉なんだよねぇ。
これはコミックス収録時もう一度チェックかな。

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2008/11/03

ガンガン2008年11月号 鋼の錬金術師第88話「親子の情」ネタバレ感想

すでに11月でございます。やべ、またギリギリだわ。
いやはや色々理由ってものはありまして。なかなか進まないのですよ。
年表の方もね、そろそろやらんといかんとは思っておりますです、はい。
では、以下感想です。
  
■「若っ…」「残念 グリードだ」
となれば。
「はっ」「バキっ」「げほっ」「ずしゃっ」「ぺっ」。
「……き……貴様ッ!! わ………若に……若に、身を……返せ!!」
「ぐぁはっはっは、それはできねえ相談だなぁ!!!」
  
と続くのが王道の少年漫画なんじゃね?
味方の信頼している人物の身体を乗っ取っとった敵、つったら……ねぇ。
  
ビドーですでに使っているとか、状況が状況とは言えね。
グリードが悪役に徹しきれないあたりで、こいつの未来は見えたよなぁ。
ある種これも死亡フラグなんだろか?
  
  
■タッ(173P 3コマ)
何がすごいって、このコマだけだと誰の動きか分からせないってのがすごいよ。
誰かが木を蹴ったのは分かる。けど「誰か」までは次の大ゴマまでない。
 
 
■おらぁっっ
エド!! 女子供相手に全力で蹴るかよっ。
それでも、右足で蹴る理性があるあたりは兄さん。
  
  
■「無事か ハインケル」「気にすんな 養生してろ」
こんな風に気を配るあたりはグリリンになっても変わってないよね。
  
  
■俺食ったら腹ぁ壊すぞ 兄ちゃん!
すでに色んなブログ様でも指摘されていますが。
グリード時代にも似た台詞を吐いてますよね。
「腹ぁ壊しても知らねぇぞ 親父殿!!」
あの時地獄の業火が「どんなもんか先に行って見ててやるぜ 兄弟!!」と言っていたのだけど。
実際にグリードは復活させられるまでの間、グリードの魂はどこにあったんだろう。
 
 
■アルフォンス!
さりげにホーエンハイム、血印触ってませんか?
  
 
■うん ゴリウスさんに聞いたよ
ありがとう、父さん。これで、ダリウスとハインケルを間違えないコツが分かったよ。
  
  
■くそぅ…中に入られたって言うか
ご……ご、ご、ご、ごめんなさいっ。ごめんなさい。ごめんなさい。思いきり思考停止しちゃいました。
セリ×アル? セリム×アルなのか????
うわーん、アルの中に入っていいのは兄さんだけなんだから(違います)。
 
 
■おぬしがエドワードの父だナ
うわ、フーさんすげっ。
フーさんから見たホーエンハイムの気配って、どう見たって化物なんでしょ?
なのに認めるんだ。
あ、でもホーエンハイムを認めなきゃ、リンも否定することになるのか。
  
  
■父さん 父さんはやり手の錬金術師なんでしょ? 父さんの腕前を見込んで提案がある
こ、こ、こ、この、天然たらしがぁぁぁっ。
父親を持ち上げてみせて、その実、アゴで使ってませんこと?
 
前にも同じ手でロイをたらしこんでたよねぇ。11巻の第45話。
「そこはほら 大佐殿が上手くやってくれるでしょ?」って奴。
この親父殺しめ。
あ、兄さんに対してもそうか。3巻の第10話。
「「何かに一生懸命になれるって事はそれ自体が才能」か 言うねぇ弟よ」っていうエドの台詞に対し、「どっかの誰かさんを見てるとね 心の底から思うよ」って奴。
  
アルが上手ぁく持ち上げおだてあげて「んじゃあいっちょ頑張っちゃうかなぁ」てな気持ちにさせてしまう。
 
親父殺しというか、年上殺しというか。やっぱりアル小悪魔説は濃厚か(だがそこがいい!! え?)。
  
  
■ヒーローは遅れてやって来るものだよね うん
ホーエンハイムの差す「ヒーロー像」って何が元になっているのか気になる処です。
  
  
■俺の息子をバカにするな
うぉぉカッコいい。カッコいいけど。
「俺の息子」つったってあんたが育てたわけじゃないですから。あんたが自慢するところじゃないってぇの。
ってことは何? トリシャの自慢ってことですか?
惚気? 惚気かよ。ったくこの親父は緊張感ねぇなぁ。
と一瞬にしてここまで思考してしまった、私の頭の方がよっぽど緊張感がなかったらしい。
 
 
■ホーエンハイム!!(192P 5コマ目)
なんでここでうぞうぞの一部が崩壊したんだろ?
光があたったわけじゃない。
ってことは、本体と分断させられたって事だよね。
つまり、その土くれの間にある空気の隙間を縫って動く事は出来ないって理屈だよね?
  
それってどこまでが有効なんだろう。
  
だって、水なら土に浸透するし、家の壁だって空気は通すでしょ?
はじめのホムンクルスがいたフラスコだって厳密に言えば原子と原子の間に隙間はある。
物理的にどこまでのレベルであればあのうぞうぞは通れなくなるんだろう?
人体と同レベルなんだろか?
  
  
■ちょっとビビった… ドキドキ
死なない身体なのに、ビビるんだ。
辻馬車で襲われた時は平気な顔してたくせにー。
実はあの時も結構ビビってたりしてたんだろか?
核が人間である以上、ホーエンハイムは人間であるというのなら。
死から身を守ろうとする人間らしい本能もあるのかもしれない。
  
  
■ははは! 上手くいった!
歌猫さまのブログでアルっぽくない台詞と書かれていたのだけど。
確かにそうなんだよね。
「がまん比べといこう セリム」「なんなら”約束の日”とやらが過ぎるまで ここにいようか」
およそアルらしくない。達観した大人のような台詞。
  
でも、実はこれが始めてってわけじゃない。前にもこんな違和感を感じた台詞があった。
11巻の第43話のがそれ。
  
「いっつも 兄さんやウィンリィが先に怒るから ボクは怒るタイミングを逃しっぱなしだ」(手書き文字で「ははは」と入ってる)
鎧の身体の辛さを理解出来ないリンに、自分より先にウィンリィが怒り出し、振り上げた拳のやり場に困ったアルが、それでもなおウィンリィを慰める為に言った言葉。
  
この時、「あ、アル、今、虚勢はったなぁ」と思った。
本当は自分だって怒りたかったのに、怒鳴りたかったのに、全部飲み込んで、自分は大丈夫だよって顔をしちゃったなぁって。今回もその時と同じニュアンスを感じた。
  
自分達が苦戦を強いられた相手、今まで自分を捕らえていた相手と2人きりで怖くないわけがない。
酸素も光も食べ物も無くたって。どこになくともその目は見えている。閉所恐怖症、暗所恐怖症。肉体的な被害がなくともそれを恐怖と感じる心が人間にはある。本当に耐えられるのか? それに拒絶反応という名の爆弾を内に抱えて。こんな行為賭けでしかないのだから。
  
アルが達観した態度をとればとるほど心配だよ。
  
  
■いや 今はグリードなのだナ なんでもないわイ!!
フー爺さん、律儀過ぎっ(笑)。
  
  
■どういう事だ! なんだよ これ! おいホーエンハイム!
これが、旅を始めた頃のエドや、アニメエドだったら、「アル、アル、アルフォンス!」って叫んで、錬金術で穴開けようとして止められてる処だな。
兄さんも大人になったって事だよね。怒り爆発していようとも、まずその理由を聞ける冷静さを身につけた。
アルと離れて行動する事で、自分には互いしかいないという切迫状態がなくなったとか。それによって世界が広がり回りが見えるようになったとか。感情に任せて動く事で他人に被害が出る事の怖さを知ったとか。
兄さん成長したよな、と思えて嬉しいんだけど、嬉しいんだけど。
やっぱり己の腐の部分がこう………寂しいよな……。
  
  
■「兄さんに言ったら 絶対 反対される」ってさ
泣きたくなった。アルー、アルー。小悪魔だなんていってごめんよ。
やっぱりアルは天使かもしんない。兄さん限定だけど(爆)。
今までもさ、アルは無茶をしてきてる。
この身体だから、という理由で、1人きりの雪山行軍をかって出た。
その時にエドは反対していない。そのエドすら反対すると、アルは想像したんだ。
どれだけ不安要素があるのか。想像もつかないよ。
  
  
■世界の王になるってよぉ!!
戦線離脱、一名。
ラース殺害すら失敗しているグリードが、たった1人で倒す気かよ。
ってか、85話で中央に戻った理由を聞かれて「教えねーーよ!」とまで言っていた、これが理由だったのか?
普段のエドなら加勢するかもしれないけど、今のアルを放置しては動けないだろうし。
まずは目の前のプライドをどうにかするなら加勢なんて出来ないぞ?。
なら、グリードを陽道に使いつつ、実はどっちも本命って形を取るかなぁ。
  
  
■穴を空けようとしてるのか? 無理だよ 父さんが子供の力でどうにかなる作りにしてるとは思えない
側面はね。ならもともとそこに存在していた地面に対して、ホーエンハイムは何かを行っていたか?
通常の錬金術と違い、地面を抉ってドームを作ったわけじゃないから地面が薄くなっている要素は裂けたとしても。
やっぱり、プライドがアルの頭部を叩いているのが引っかかる。地面へ向けてのモールス信号じゃないのか?
子供の力は無理でも、スロウスの力ならいけるかもしれない。
最後の「コーン」のコマが中央司令部にかかっているのも気になる…。
  
  
■君の頭です ひっかかってコケました(略)笑いますか?
て、天然?
で、でも、本当に天然な奴は自分のことを天然って言わないのよね(by とらドラ!)
話している内容は本当かもしれない。でもでも。
その行動はやっぱり油断させようとしていると疑ってかかるべきか…うむむ。
 
  
■自分だけ良ければこの国がどうなっても良いという考えは持たず中央に闘いに来ました それが貴方達人間なのです
(略)そしてその心のより強い者を人柱として選出したまでの事
ならマルコーは「人柱候補」から外れるんじゃないのか?
自分の身可愛さにイシュヴァール人で賢者の石を作り、自分の住む村人さえ守れればと国民の陥る事態に目を瞑ったマルコーなのに。。
本当に、この話、信じていいのか?
  
  
■テロ以外でこの国を変えようとしている 大切な仲間だ
とりあえず転がっているイシュヴァール人の死体の中で、84話に出てきたイシュヴァール人と同じと思しき人は見当たらないのだけど…。やっぱり可能性は高いのかなぁ。
  
  
■仕事熱心もほどほどにしなければいけませんね 本番はこれからだというのに
うげ、戻ってきやがった。
この状況でプライドと連絡が取れているとは思えねぇーー。
ってことは最初に連絡をとった時点でここまで話を進めていたのか?
それとも情報ルートはプライド以外にも存在しているのか?

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2008/08/24

鋼の錬金術師 20巻 感想

普段は、雑誌発売日に感想を書いてしまうのでコミックスの感想は書かないんですが。読み返したりしていて気が付いたところなどをちょっと今回は書いてみようかなぁと。
  
■第79話 扉絵
雑誌掲載時、アルの後ろに見える扉がウゾウゾのホムンクルスを模しているように見えたのに、どうもコミックス収録時にはそう見えないんだよね。
と思ったら、雑誌掲載時、どうもトーンが濃すぎて扉と上の歯車が黒ベタに見えていたらしい(笑)。
うーん。これはハズレだったかな?
  
  
■第80話 瞼の父 P58 中央に行けば 不老不死の法を知る事ができるよ
扉を開けるのはお父様じゃなくて、お父様がエドやアルたちに開けさせるつもりでいるんだよね。
  
エドとアルとイズミが扉を開けた(人体錬成をした)共通点としては、個人的には円の中に錬成陣を描く錬金術師だと思っているんだけど。
実際描かれている共通点は、失われた魂を取り戻そうとするほど情が深いとか情のこわい人。
で、キンブリーはそんな神経は持ち合わせていないと。んでマルコーも人柱候補。
それって、外からは判断基準がつきづらい共通点なんだよねぇ。
さて。
エンヴィーの思惑としては、メイ・チャンを中央に連れて行けば、賢者の石が手に入る可能性が大きくなる。だからメイ・チャンを引き止めたんだろうけれど。
お父様の処へ辿り着いちゃったりしたら、メイ・チャンってもしかして人柱候補として好都合な人材だったりするんじゃないの??。
  
  
■第80話 瞼の父 P63 だが妻だけは自分で選んだ
初読の時はその意味する事にあれやこれやと思いを巡らしたんだけど。
  
ヒューズの葬式でエリシアが泣く様子に大総統の手が震えていたのはやかましさに腹が立ったからだと言っていたけれど(第52話 魔窟の王)。
やかましく思えたのは、自分達夫婦にはあんな風に泣いてくれる子供がいないから。自分だけじゃない、自分の妻にそんな子供を与えてあげられないという想いがあるからこそ、その様子が羨ましく、また妬ましくもあり、お父様や軍上層部そして自分自身にも腹が立ったんじゃないかな。
   
■第80話 瞼の父 P67 弟と思いたくありませんな イシュヴァールから逃げ帰るようなあんな臆病者
前にも引用として使った事があるのだけど、北村薫の「玻璃の天」という小説の中で与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」について触れるシーンがある。以下引用ね。
  

「あれは晶子さんは、国賊とか狂人とか、いわれたんでしょ。身の危険があることだってわかってた筈よねえ。それでも、真情を吐露したんだもの、何とも、たいした人よね」
 思っていても、平穏に生きていくためには口に出せない言葉がある。兄は、ふっと眉を曇らせ、
「……昔は、俺もそう思っていたよ」
「え?」
「ところがさ、立場によって考えなんて変わるものさ。戦争が現実のものになって来たろう。近頃、駅で入営者の見送りなんぞを見ると、背筋が寒くなるよ」
 だったら、なおのこと晶子に共感しそうなものだーーわたしの顔に、そういう疑問が表れたのだろう。兄は小声になり、
「もし自分にさ、ああいう姉がいたらどうだい。軍隊に行っている最中に、あんな詩を書かれたらーー」
一瞬で分かった。
「ああ……」
「毎日、どんな目にあわされるか分からない。逃げ場のないフライパンの上で炒られるようなもんだ。俺だったら、血の涙を流して姉さんを恨み抜くと思うな。《自分の考えだけいけばいいのか、俺はどうなってもいいのか》って。--結局のところは、決死隊にでも志願して華々しく死んでみせる以外に、道はなくなる」

オリヴィエは、この逆をやった気がする。
アームストロング少佐がまだ軍に留まっていて、降格されずにいるのは、代々軍人の家系という事もあり、父親の力が働いたから。おそらくそう思って間違いないと思う。
もしくはアームストロング家からの軍への出資が多い為、無下に出来なかったとか。
そうやって。
「アームストロング家」が少佐を守ってしまった。
 
家柄のこともあり、やっかい払いに前線に送り出す事も出来ず。人間兵器でありながらヒューズの下での内勤など、不釣合いな職に就く事で治まったのだろう。
知ればイシュヴァールで共に戦った軍人から謗りを受けても仕方が無い。、
 
オリヴィエとはもともと仲が良くないのかもしれないけれど(笑)。
身内である彼女が率先して彼を「臆病者」と謗ることで、防げた事があるのかもしれない。
  
  
■第83話 約束の日 P184 レベッカがよろしくって
ハボックがリザの前では布団の中に隠していた「PINK GIAL」なるエロ雑誌についてはすでに指摘されているブロガーさんがいるのでさておき。
  
さりげなく、リザがカーテン閉めてますけど。
まだ、日が高いんじゃなかったけ?
まあ、3時から移動してどのくらいの距離にあるのか分からないけど。
普通、お見舞いの人がカーテン閉めたりするかな? 
  
断りもなしに、ね。
  
つまりそれって。リザが病院の外から窓を見上げた際に、ロイらしき人影が見えていたって事じゃない?
だからこそあの発言があり、自分が帰る際には、ロイが出てきてもリザとの密通を勘ぐられないようカーテンを閉めて出て行った。
  
そうもとれるんじゃないかな。
 
 
雑誌掲載時の感想
ガンガン2008年02月号 鋼の錬金術師第79話「蟻のひと噛み」ネタバレ感想
ガンガン2008年03月号 鋼の錬金術師第80話「瞼の父」ネタバレ感想その1
ガンガン2008年03月号 鋼の錬金術師第80話「瞼の父」ネタバレ感想その2
ガンガン2008年04月号 鋼の錬金術師第81話「バリバリの全開」ネタバレ感想その1
ガンガン2008年04月号 鋼の錬金術師第81話「バリバリの全開」ネタバレ感想その2
ガンガン2008年05月号 鋼の錬金術師第82話「魂の家族」ネタバレ感想
ガンガン2008年06月号 鋼の錬金術師第83話「約束の日」ネタバレ感想

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2008/08/13

約束の日 仮説

ほんの少しだけど、今月号(9月号)のネタバレを含んでいます。
あ、6月号のネタバレも含んでるな。コミックス未収録分なので、未読の方、お気をつけくださいませ。
 
さて。
リザの背中の刺青に書かれている言語。
これは「Libera me(=我を救い給え)」というラテン語の詩。

多分、当初これに気づいた人は多いかも?
でも当時はまだ、ホーエンハイムの事が明かされていなかったから。
 
知ってるよ、って人たちも、今、もう一度読んでみるといいと思う。
 
以下はこちらより引用
 
Libera me, Domine, de morte aeterna,
私を解放してください、主よ、永遠の死から。
 
in die illa tremenda,
その恐ろしい日、
 
quando coeli movendi sunt et terra,
天と地とが震え動くその時、
 
dum veneris judicare, saeculum per ignem.
主が来られて、この世を火によって裁かれる時。
 
Tremens factus sum ego, et timeo,
私は恐れ、そしておののきます。
 
dum discussio venerit, atque ventura ira.
来るべき裁きの時、来るべき怒りの時。
 
quando coeli movendi sunt et terra,
天と地とが震え動くその時
 
Dies illa, dies irae,
その日こそ、怒りの日、
 
calamitatis et miseriae,
災いの日、不幸の日、
 
dies magna et amara valde.
おおいなる日、嘆きの日。
 
dum veneris judicare
主が来られて
 
saeculum per ignem.
この世を火によって裁かれる時。
 
Requiem aeternam dona eis, Domine,
永遠の安息を彼らに与えてください、主よ、
 
et lux perpetua luceat eis.
そして絶えざる光が彼らを照らしますように。
 
Libera me, Domine, de morte aeterna,
私を解放してください、主よ、永遠の死から。
 
in die illa tremenda,
その恐ろしい日、
 
quando coeli movendi sunt et terra,
天と地とが震え動くその時、
 
dum veneris judicare, saeculum per ignem.
主が来られて、この世を火によって裁かれる時。
 
 
読まれましたか? さて、どう思いました??
まさにホーエンハイムを指しているようだと思いませんか?
お父様が人体練成を行ったあの日を思い出すし。
ホーエンハイムが願う約束の日、そのものを指しているようにも思える。
「永遠の命」とはすなわち「永遠の死」。
 
なら「天と地とが震え動く」。
それは、地震を指しているんじゃないの?
 
ホーエンハイムはアルに「上を見上げろ」と言った。
コマに描かれていたのは、レト神の像と鳥と青空。何もおかしくない普通の風景。
その普通の風景から鳥がいなくなったらどうなるだろう?
 
空から鳥がいなくなった日。
沈没する船からネズミが逃げ出すように、地震の前触れ感じ、鳥がアメストリスからいなくなる日が。
その日が「来るべき日」「約束の日」じゃないのかな?
  
私は捻くれ者だから「空を見ろ」と言われると「地」を見てしまう(笑)。
マルコーは地震や火山などで放出される地中エネルギーを使うのが、アメストリスの錬金術だと言った。
一度私はこれを否定したけど。
この原理をもし本当だととるならば。
 
大地震が起きた時、錬金術は最強の力を発揮する事が出来るんじゃないの?
そしてホーエンハイムは地震を誘発させる為に、賢者の石を地に流し込んでいたのだとしたらどうだろう。
エドの錬金術が地を流れホーエンハイムの元まで届いたのも、地面の中が活性化されているからじゃないのか。
 
ちょっとそんな事を考えついたのだけど。いかがでしょ?

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ガンガン2008年09月号 鋼の錬金術師第86話「闇の使者」ネタバレ感想

ガンガン表紙~。
鋼とソウルイーターのコラボ。
マカが頭の天辺を結んでアンテナにしているのが可愛い。
歌猫さまが、今度は鎧と鎌のコラボを、って書かれてましたけど。
うん。それもなかなか面白そっ。
さらに中の人つながりで、ロイとデスサイズのたらしコンビはいかが?(笑)
    
あー、いい回避文になった。さて本編です。
  
■しっかりしなさい 逝くのはまだ早いよ
一瞬、真理君? とか思わせておいてやっぱり落とすんかいっ。
っていうか。「逝く」?
プライドに乗っ取られると、普通なら死ぬって事??

あれ? しかも。
プライドなら「まだ早いですよ」とか言いそうだよなぁ。
もしかして、ひょっとするともしかして?
 
 
■扉絵
アル~。やっぱりエドと一緒の絵がいい~。
のほほんとした顔のアルがいい。
こんなんアルじゃないよぉぉ。
背中を向けてシッポの長い方が本当のアル???
  
  
■…これで生きてたら奇跡ですね
その奇跡なわけですね。
 
 
■……とか考えてるのだろうな このタヌキは
前回の感想に私も狸じじぃって書いたけど、やっぱりそう思われてるんだ(笑)
これってマイルズの妄想じゃない……よね。ちゃんと吹き出しが繋がってるし。
やっぱり一筋縄じゃいかんのか。
ただの好々爺ってわけじゃあないんだねぇ。
  
 
■アル? 何? 反抗期か!?
エド~。あんたはもぉ、察しがいいんだか悪いんだかっ。(ーー;)
  
  
■まぎれもない君の弟の身体です
これがアニメエドだったら、止める間もなくプライドにくって掛かってるに1000センズ(笑)
 
エドの練成陣はある。うん。ならアルはまだ鎧の中に定着されている。
大丈夫。プライドの油断を突けば、絶対っ、アルは大丈夫なはず!!!
 
 
■そう毎度やられっぱなしじゃいられねぇよな!
ブリッグズ要塞の人達が地下でプライドに出くわした時にはすでに、エド達はスカー捜索に出た後だったよね。
ってことはこの一瞬の戦いで、闇がプライドの弱点になるって気づいたってこと?
おお、すごいっ。
 
で、何でホーエンハイムの火が反応したんだ?
エドの錬成の先は電線。なのになんで火?
 
電線を電気を通さない金属に変えたとか?
木製の電柱はスルー。電線は軟銅などを使った合金で出来ているらしい
ホーエンハイムの焚き火はアルミ缶。アルミの合金。
ブリッグズでの事があったから、単純にひとつの金属にこだわらず、色んな合金に対して行った。
 
うーん無理があるか。アルミ缶を変えたって火は消えないよなぁ。
 
えーと、じゃあ、大佐みたいに火花を出したとか。
電線を傷つける程度の。それがホーエンハイムの火に作用して一時的に火が強くなったせいで回りの酸素が無くなり鎮火してしまったとか。
 
うーん。これなら何とか納得がいく……かな。かなり苦しいけど。
そのあたりはおいおい本編で語れる……と信じて。
 
これを考えていて、あれ? と思ったのが。
エドがやった練成ってメイチャンと同じ遠隔操作になっていないか。って事。
 
エドの練成は、地を這い電柱へと駆け上っている。
ホーエンハイムの元へもまた地を這っている。
その間の地には影響を与えてない。
メイチャンの錬丹術は地中を走り、エドの錬金術は地上を走る。
その違いだけ。
  
そこで気になったのが、ホーエンハイムが賢者の石を地に埋めていた事。
もしかしてホーエンハイムはすでに地に異変を起しているんじゃない?
ここから先はちょっと長くなるので別立ての記事にします。
思わせぶりですんません。
   
  
■外出用の容れ物があるのさ
セリムはお出かけ用の容れ物だという。
ならば、お出掛けしない時、セリムはどうなっているんだろう?
 
お父様であっても賢者の石無しにホムンクルスは作れないし、人間は作れない。
なら、あれは元人間なのか? それとも人と同じ材料で作られたお人形なのか?
 
子供の成長は早い。成長しなければ、ブラッドレイ夫人や屋敷の者に不審がられる。
他のホムンクルスであれば、グリリンのように人間の魂を同居させつつ身体を乗っ取る事が出来るけれど。
ここで巻頭の「逝く」の文字が気になる。
殺して居座る事も、アルのように生かして居座る事も、出来るって事なんじゃないだろうか?
もしそうならその肉体を殺しても意味は無いし、肉体を捕らえても容れ物を変えればいい。ライオンのおっさんはどうするつもりなんだろう。
 
 
■そこだ!!
ゴリさん……。そんな力いっぱい……^_^;
 
 
■おー! いいねぇ! おまえと組んで良かったぜ!
な、なんかすごくなじんでるよな、こいつら(笑)
  
  
■おい ちょっと!! おまえら何見えてんの!? ノーマルのオレに説明しろーーっ!!
つまりさ。
暗くした点についてはエドの機転だったけど。
その先どうやって闘うつもりだったのかまるで考えて無かったんだな。エド…。
  
  
■この…におい…おで 知ってる
やっぱりグラトニーは一度死ぬ前の記憶を全て持っているってことか。確証はとれた。
  
  
■…息災で何より! 待っていたぞ ランファン!!
うわっ、ホントに先月号の扉絵通りに話が進んでるっ。
覚えてます? フーとランファンはあのチェスボードでゴリさんとライオンさんと一緒にいるんですってばっ。
ってことはあのチェスボードにこれからの動きが全て予告されているってことっ?
ボードの真ん中に横を向いて立っていたラース。どう動くのかすごく気になる。
 
そしてランファンの左腕。本当に甲冑のよう。
肘に仕込み刀がある。
指の間接部なんて機動性が重視され、日常生活であれば細かいものなどすぐに挟んでしまいそうだ。
日常生活用ではなく戦闘用。
これが本来の機械鎧の姿なんだ。
ピナコばっちゃんやウィンリィが作っているものとは根本的に違う。
  
そして今回のタイトル「闇の使者」は、「闇(=暗躍)」で「プライド」の事じゃないの? と思わせておいて。
闇に潜んでいたリンの使者、ランファンを指す。
くー、上手いなぁ。

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2008/07/21

エンヴィーについて考えてみた(『ガンガン2008年07月号』ネタバレ)

すげえぇ今更感満載ですみません。
7月号の感想を書いている段階で話が反れていったんで、別立てにしようとしたはいいけれど、そもそもの感想をアップする時間すらとれず、流れに流れ、こんなタイミングになっちまいました。
あと2こほど考察記事があるんだよなぁ。
    
ということで念のための回避文終了。
エンヴィーについての考察です。
  
 
ホムンクルスと賢者の石について、今までいろいろな事が語られてきた。
それについてまずまとめてみる。
 
■ホムンクルスの死への工程
ラスト : 
賢者の石の魂を使い切り、賢者の石も肉体もチリと消えた。
グリード : 
釜で煮られて肉体は死に、賢者の石だけが抽出された。
グラトニー : 
賢者の石の魂がゼロになり肉体の再生が出来なくなった処を、お父様に賢者の石を抽出。肉体はチリと消えた。
 
■ホムンクルスの生まれる工程
ラース : 
人の肉体に賢者の石を埋め込まれ、人の魂か、賢者の石の魂かどちらひとつが生き伸びた(とラースは思っている)。先代ラースは存在しない事もあり、人としての記憶のみある。
グリード : 
人の肉体に賢者の石を埋め込まれ、人の魂と賢者の石の魂が同居している。
先代グリードの記憶が(曖昧だが)ある。リンとしての記憶もある。
 
さて。そこへ来てグラトニーが復活、ときた。
 
「鋼の錬金術師の弟」と確かに、グラトニーは言った。
グリードは先代の記憶が曖昧だ。
けれど、グラトニーは先代の記憶を持っている。そういうことなんだろうと思う。
 
■ホムンクルスと賢者の石
ここで。
賢者の石とホムンクルスの関係をまとめてみる。
 
・一度核となった石はその時の記憶を(多少にかかわらず)蓄積している
・魂を使いきる → 肉体が霧散 → 石が霧散
・賢者の石に魂があれば、賢者の石を抜かれても死なない
・賢者の石が霧散する前に肉体から切り離せば賢者の石は霧散しない
・魂ゼロの石でもお父様の体内に戻せば、再利用可能
  
上記から成り立ちそうな推論
・⇒賢者の石が体外にあっても、石に魂があればホムンクルスは死なない
・⇒石の中の魂がゼロでも、肉体が息絶えていなければ賢者の石は霧散しない
 
■グラトニーと賢者の石
グラトニーは、先代のコピーのような性質・体型・記憶を持って復活した。
 
お父様はグラトニーの死ぬ間際に彼の賢者の石を取りだし。
その核をもってもう一度同じグラトニーを生み出した。
おそらく、グラトニーは全て賢者の石から作られた混じりっけの無いホムンクルスだ。
 
これに対し
  
■グリードと賢者の石
グリードは先代とは違う生まれ方をした。
先代が賢者の石を核として賢者の石によって作られた肉体だったのに対し、今回は人の魂を核とした人の肉体に賢者の石を埋め込んでいる。
これにより、グリードはグリードとしての意識とリンとしての意識を二つ持っている。
賢者の石以外によって作られたもの、いわばホムンクルスとしては不純物が多い。
おそらくその為先代グリードの記憶が曖昧なのだろう。
 
■賢者の石の中身
こんな風に例える事が出来るかもしれない。
携帯の筐体と、データと、充電池。
筐体が肉体、データが記憶、充電池が賢者の石だ。
 
充電出来なくなれば筐体は使えなくなる=魂がゼロになれば肉体は死ぬ
充電し直せばデータは死なない=現グラトニー状態
機種変更で移植出来ないデータがでる=現グリード状態
 
携帯が筐体とデータと充電池の全てを積んで初めて機能するように、ホムンクルスが肉体と記憶と魂の全てを賢者の石が構築しているのならば。
  
■賢者の石を埋め込まれた人の魂
人の肉体に賢者の石を埋め込んだホムンクルスは、賢者の石がなくなっても死なないんじゃないのか?
賢者の石が壊されてもなくなるのは賢者の石によって作られた肉体であり、記憶であり、魂だ。
 
それがなくとも、人は肉体を持っているし、人としての記憶もある。
ならば人としての魂だってまだ使われずに残っているんじゃないのか?
 
賢者の石が埋め込まれる事によって肉体は変化する。グリードの肌は硬質化出来る。
けれどリンの意識がある時は殴れば痕が残る弾力のある肌だ。
グリードは先代の記憶を持っており、リンもラースも人としての記憶を持っている。
  
賢者の石は決して人の肉体や記憶と完全に融合したわけではないし、人の肉体や記憶を喰らっているわけでもない。ならば魂だって同じじゃないのか?
リンの意識が表に出ている時はリンの魂によって生きているんじゃないだろうか?
  
さて。ここでエンヴィーについて考えてみる。
 
■エンヴィーと賢者の石
マルコーはエンヴィーの賢者の石を破壊したといった。
もし、それを信じるなら。
エンヴィーが賢者の石を核に生まれたという理屈が通らなくなる。
エンヴィーは死んでいなければおかしい。
なのに生きている。そしてもう一度殺されれば死ぬという。
 
それってつまり。
エンヴィーもまた、賢者の石を埋め込まれた(ビジュアル的には覆われた?)人間だったってことじゃないのか?
 
ラースの身体は老いていくのに、エンヴィーの身体は老いていない。
けれどそれは。
エンヴィーが普段取っていた人の形は本来の彼自身のものではない。
ただ単純に錬金術によって肉体を変化させているに過ぎないのだから老いていないのは当たり前だ。
 
しかしそうなると今度は、何百年も生きて置きながら、最後に残ったあの身体が年老いていないのがおかしい、と言う意見が出るかもしれない。
ところが、これも簡単にクリア出来てしまう。
 
エンヴィーは一度もあの肉体を表に曝していない。
ということは賢者の石を植えつけられてからこっち、一度も本来のエンヴィーの肉体も記憶も魂も表に出ていないということだ。この何百年間をずっと賢者の石の魂によって生きていた為、エンヴィー本体の魂は温存されていた。
そう考えれば納得がいくんじゃないだろうか?
また、相手の身体を意のままに動かすという、今まで一度も使った事のない力こそが、本来のエンヴィーの力。
あの奇形。
ザンバノなどのキメラは、どんな動物と掛け合わせればあんな攻撃能力が付くのか分からないような異様な攻撃をしかけていた。
エンヴィーの本体もまた同じように、何か特殊な動物と胎児とを掛け合わせたキメラだったんじゃないだろうか?
 
そう考える事も可能なんじゃないかな。
 
■派生:リンによる、シン国への交渉
リン自ら賢者の石を体内に埋めた状態で、どうやってシン国を相手に交渉するのか、想像も付かなかったのだけれど。
ホムンクルスは、賢者の石に魂さえ残っていれば、賢者の石を体外に出しても死なない。
ならば、リン自ら体内から賢者の石を引っ張り出し、交渉の道具とする事も可能なんだな。
有効な取引を終えるまで、一時的にその賢者の石で国王の命を永らえさせればいい。
終わったらまた、自分の体内に納めるもいいし。
いっそ、グリードを引き剥がし、奴には賢者の石で別の肉体を持たせる事だって可能なんじゃないのか?
引き剥がされた処でリンは死なない。
  
案外上手くいきそうな気がする。

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ガンガン2008年08月号 鋼の錬金術師第85話「空の箱」ネタバレ感想

今月はとりあえず滑り込みにならずに良かった~。いい加減、ユリイカの感想とか書きたいです。ちなみに毒舌予定ですが、何か。(爆) まだ回避文短いかな? えーと。
チワさまの情報につられてはじめて「NEW TYPE Romance」買いました。
だって、DVD-BOX発売に際して、朴さんとくぎみーのコメントが掲載されているって言うんだもん。
くぎみーの、「現在の私を形成するうえで絶大な影響を与えた存在だし、私と世界を繋いでくれた存在」って……、な、なんかすごい書かれ方してますよー。
この「世界」って「鋼」の中の世界とも受け取れるけれど、多分「いろんな人たちとアニメを作っていく世界」って意味なんじゃないかな?
この間の「アニメギガ」で「釘宮さんにとって声優とは」という質問に「私が存在していてもいいんだなって確認できる職業」と答えていたのだけど。
もしかして、まさにアルがそう思えるきっかけになったのだとしたら、嬉しいですよねぇ。
 
さて感想。
 
 
■今日明日には内装も全部終わりますよ 元通りピカピカです
ふーん、それはさ。
修理する為に破壊したってことだったりするのかねぇ。
例えば補強、例えば要塞……、とか。
 
 
■中隊…いや大隊くらいは入りそうですね
おおお。や、や、やっぱり、そうかも?
 
 
■毛一本分でも信用されるとは光栄ですな
表の主人公エドはグリードの手下で、裏の主人公ロイはオリヴィエの手下ですか(笑)。
 
 
■セリム・ブラッドレイは人造人間
はうっ。そうだった。
つまりつまり。当たり前だけど、前号の伝言ゲームの中にこの情報は含まれていないってことで。
まだ、セリム=敵と知っているのってマスタングチームとオリヴィエだけってことじゃん。
 
 
■扉絵
いやもうね。エドとアルが一緒にいるってだけで。
ニヤニヤというか、ほこほこというか。もうもう嬉しくなっちゃう。
やっぱりやっぱり二人が一緒にいるのが早く見たいよ~。

ところでこのチェスボード。
気になるのが、ホーエンハイムの対極にいるのがセリムって事。
お父様じゃないんだよね。
そして、ラースが横向きに立っていること(つまり中立?)。
スロウスが場外を向いていること(つまり戦力外?)。
マルコーがスカーと離れた位置にいること(つまり別行動?)。
イズミがアルの影に隠れていること(つまり暗躍?)。
フー達とキメラ組が隣りあっていること(つまり共闘?)。
最後に、ハボの隣りで横たわっている黒髪の人形。これって誰???
うおおおおおっ、気になる気になるっ。
 
 
■私は中央に戻る 東は任せたぞ
p178の2コマ目と6コマ目の車両連結部へのドアに立っている軍人は同じ人。
(p179のドアに発っている軍人は別人なので次車両?)
2コマ目を見る限り、外に出るドアはブラッドレイ側にはない。
6コマ目を見る限り、この軍人のいる車両は機関部と連結されている。
 
ってことはブラッドレイの位置は、2両目との連結部に近い1両目ってことになる?
 
p179の最後のコマを見てもその可能性は高いと見ていいんじゃないかな?
 
で。時限爆弾がしかけられた柱はちょうど、1両目と2両目の連結部。
 
2両目、3両目だったら確実だけど。1両目の後ろ…。
p180をみる限り、破壊はされていないんだよね。
直撃じゃないなら……。目さえ良ければ最悪の事態だけは避けられるだろうし。ブラッドレイの魂の数についても、グリリンみたいな可能性がある以上確かな事は言えないし。
 
話の展開からしてここで簡単に死ぬわけないっていうのが大方の見方だろうけど、一応その理由づけとしてはそんな感じなんじゃないだろか?
車両の中の人達の配置がこれでもかってもほど分かりづらく描かれてますな。
 
 
■予定通り中央へむかいます
おお、元マスタング部隊じゃん。
っていつのまに、演習場から抜け出してるんだよ(笑)。
 
木の葉を隠すなら森の中とはいうけれど。
森の中から1・2枚の木の葉がなくなったって、そら気が付かないわな。
このおっちゃんたちも、中央かぁ。
東に集結とみせかけて、狙いは中央。
ハクロの読みも間違ってはいなかったんだけどねぇ。
 
 
■イシュヴァールのテロだろうねぇ あーーこわいこわい
この、狸じじぃが(笑)
 
 
■セリム・ブラッドレイは父親に付いて行った。
もしも。自分の子供として大総統がセリムを連れて行ったなら、一緒に帰るはず、だよね。でもあの車両にはいなかった。
ってことは、セリムは別行動で東に行っていたってことか。
少なくとも、東から中央のうぞうぞを操る事が可能か否かはまだ証明されていない。
 
 
■助けるのは今しかない…という事ね
助ける? 助けるって、誰を?
「手助けする」なら、ロイのことだろうけれど。これ「救出」って意味で言ってない?
普段は大総統とセリムが監視していて、尚且つ「助け」が必要な人って……。
大総統の奥さん、とか? え? 外してます?

読み間違いました~。
 
 
■今はただの脱走兵ですよ あ~~~お先まっくらだ…
ふわはは、脱走して来たのかよ。こいつら。
ファルマンはどうだろ。今頃何してるのかなぁ♪
 
 
■大佐に責任取ってもらいましょ!
ああ、なるほど。永久就職ってことで(笑)
そう応えるのがやっぱりお約束的ツッコミかと。
 
 
■中央には私がいる
とうとう、御自らお出ましか。
お父様が指揮を取ると?
 
ところで。細かいことを言うようだけど。
ドアはオリヴィエの右隣りにある。
もしドアから入ってきたなら、たとえ気配がなかろうと物質が動くんだから目の端くらいには届くはず。
なのにオリヴィエは自分の背後に立たれるまで気が付かなかった。
いきなり背後に立たれたんだ。
けっ、その場にいなくとも、何もかもお見通しってか?
 
 
■客だよ!
エド、シャツの第1ボタンかなりキツイそうに見えません?
胸板が厚くなってきたんかなぁ。
うんうん、育ってきてるぞ。
 
 
■ん? 友達か?
「YES」と答える奴が誰もいない。
ヨキがエンヴィーに乗っ取られかけた時も同じだったっけ。
本当に「友情・努力・勝利」に欠けたマンガだなぁ(笑)。
でも友情がなくたって、一緒に戦えるし、助け合える。
馴れ合わない分冷静だし、頼れない分強くあろうとする。
もしかして、友情よりよっぽど頑強?
 
 
■自分のせいで身体無くしたオレ達が使っていい訳ないだろ!
正論だ。カッコいいし、言ってることも分かる。
でも。そこに感情論は入らないんだろうか?
 
アルがあんな状態でいると、もしこの時に知っていたなら。
それでも、エドは同じ事が言えたんだろうか?
 
賢者の石を使わなければ、魂まで真理に持って行かれるとしたら?
今、賢者の石を使わなければもう、アルは助からないのだとしたら?
 
グラトニーの腹から戻る為に、一度はエンヴィーの賢者の石を自分の為に使っておきながら、アルの為には使っていい訳が無いと、それでもエドは言うんだろうか?
 
エドのその一言が、アルを殺す事になるとしても。
助かる術が目の前にある。でも使うわけにはいかないから死ねと。

本当に、エドはそう言えるんだろうか?
 
 
■そうか 理由はなんであってもとりあえず一緒に闘ってくれるんだな
わぁ、そっか。ここが、アルとエドの違いなんだなぁ。
 
アルはホーエンハイムを「父さん」と呼び、彼の中に「ホーエンハイムの息子」という屋台骨を自分で作って座り込んでみせた。
そうやって、ホーエンハイムが父親として振舞う事をアルは許した。
 
対してエドはエディプスコンプレックスの子供だ。
母親が大切だからホーエンハイムが許せない。
だからホーエンハイムが折れ、父親と認めないエドを許す。
それが自然と父親らしい振る舞いになっている。
 
リオールで会ったのがエドだったら、リゼンブールの時の繰り返しだったろうなぁ。
アルに父親として認められた強みが、ホーエンハイムを父親にしたんだろう。
 
 
■「約束守れなくてごめん」「先に逝く」って
このエドの流し目がすげぇカッコいいんですがっ。
うわあ、なんかホント最近大人っぽくなったなぁ。
 
 
■後から俺が必ず来ると信じてくれてるんだな
ごめんなさい。
ホントにこれだけの意味だったんだ…。
深読みし過ぎた?
いいシーンなんだけど、ちょっと拍子抜けな感がぁぁぁぁ。


そして思い出してしまったのが、「はみだしっ子」(三原順)のグレアム。
スパルタ教育の父親に目を潰され飼い犬と叔母を殺され、家から逃げ出したグレアムは、いつか父親を殺す日を夢見て生きてきたのに、それより早く父親は病死し遺言により父親の目を本人の承諾無しに移植された子供。
  
  
■おばちゃん赤いのくれ!!
もしかして前のコートのデザインもエドだった???
えーー?? 色のセンスはともかくとして、デザインのセンスは己の身長を知っているというか。うん、悪くないと思うんだけどなぁ。
 
 
■アル
そう来たかよ!!!
先月号の終わりであの錬成陣ばかり強調していたせいで、ミスリードされたぁ。
畜生っ。だぁぁ、乗っ取りネタで来たかよ。
あの目が、キモいし、キモいし、キモいしぃぃぃぃぃ。
こんなんアルじゃないっ。アルを返せーーー!!
 
乗っ取りネタってアニメでもやっていたんだよね。
あれは、スロウスだったけれど。
なんでそこに頭が回らなかったかなぁ。自分。
 
本当に衝撃的なシーンはほとんど全てと言っていいくらい、アニメで登場している気がする。しかも必ず形を変えた状態で。
3期以降はアニメオリジナル、と言われ続けていたけれど。
本当は違うんじゃないのか?
(発表される前のストーリーなのに変な話だけど)
原作のリメイクとかリスペクトとか。
もしかしたら、そんな感じの言葉の方がしっくりくるのかもしれない。やっぱり、またアニメやるなら水島監督と會川さんのコンビがいいよ。
そうじゃないとスタッフの鋼愛を物足りなく感じてしまう気がする。
 
閑話休題
  
■203ページの1コマ目。
すごくこのアルのバランスに違和感がある。
絵描きじゃないので良く分からないんだけど。
 
普段、アルを描く時は上からのアングルが多い。
そのせいかいつも上半身の方が下半身より大きく頭も大きい。
肩幅や胸周りががっしりして重量感があるのに、小さな子供のようなアンバランス感がある。そしてそれを武闘派らしく腰を落とすことで補っている。
そういう印象がある(昔の巻をひっくり返して見比べてみた)。
 
でもこのアルは腰を落としていない。上から釣られているような立ち方をしている。そして頭は小さく上半身より足の方が強調されている。
バランスの良さが逆にアルらしくないアンバランスさに見える。
 
見た途端、フィギュアみたいだ、と思ったのは多分そのせい。
 
物語の流れをいっさい考えず、ただこのアルだけを描かれたとしても。この中にアルがいないと。多分誰でも気づくような、そんな描き方がされているように思う。
 
 
■兄さんも無事だったんだね
これっ、この台詞悩むんだよぉ。
エドが違和感を感じなかったってことはアルそっくりな声だったってこと?
 
アルは声帯を使ってしゃべっているわけじゃないから。
アルの身体を乗っ取って声を出したという証明にならない。
プライドが声を真似てしゃべっているだけかもしれない。
アルの魂が今どうなっているのか。
全然分かんないよぉ。
 
 
■アル おまえどこか悪いのか?
ホーエンハイムの前とか、キメラのおっちゃんたちの前とか。
すごく大人っぽい顔していて、あーあ、あのぷにぷにした感じはもうなくなっちゃったのかなぁ、とちょと寂しかったんだけど。
ここでのエドの表情はすごく柔らかい。
本当に気のおけない相手なんだよなぁ。
だからこそ、敵に狙われたのだろうけれど。
 
 
■…そいつから離れロ
牛さますごい律儀…。
前にも書いたけれど、グリードの時は前髪を右側に、リンの時は前髪を左側に描き分けている。
そうすることでコマの描き方が限定されてしまう部分が出てしまうだろうに、まず読者がすぐに今どちらなのか見分けられる事。
台詞だけでも分かるのに、それでもなおそちらを優先してくれる。
 
 
そして最初のページに戻り、扉絵をもう一度見た時。
ちょっと泣きたくなった。

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2008/07/08

ガンガン2008年07月号 鋼の錬金術師第84話「追跡者の影」ネタバレ感想

連投失礼。
やっと感想書きあがりました。
もう8日ですよ、8日。すっかりダメダメです。
今回、謎が多すぎて何度もコミックスをひっくり返さなきゃならなかったのが敗因。
 
まさか牛様のミスってことはないだろうから、全部伏線なんだろうなぁ。
伏線多すぎ。これでも全部拾ってない。ってか隠す気なさそうな処はスルーしてます。
無理、もう時間ない、タイムアウトっす。
出来れば次号発売日までに、あと2本考察をあげたいんだけど。時間あるんだろか……?
  
書きはじめたのはガンガンを買ってすぐなので、妙にテンション高いのに。途中の推敲期間が長すぎて、なんか非情に、変、ですが。まあ気にせず。 では行きます。
  
  
■扉絵
まるで墓標みたいって思っちゃったんですってば。
やだやだやだ。
アルは動いていてくれないと本当にそこにいて生きているのか、わからなくなるから。 
こういう風に静物として描かれる絵って嫌いなんですよ。
勿論、牛様はわざとそれを狙って描いたんでしょうけど。
畜生。せめてこの練成陣を調べてやるぅ。
復活とか、そういう意味合いでありますようにっ。

………って思ったら。これ真ん中が見えないから分からなかったけど。
 
クセルクセスで使われた人体錬成の錬成陣じゃんか。
 
エドは中の五角形の意味についてしか語らなかったけど。
この外側って何を差しているんだろ?
 
単純に、4分割って処から浮かぶのは、四大元素、もしくは四季、あるいは四気質。
前にこんな記事をあげたのだけど。
春なら、四大元素は気、その性質は「湿と熱」、四気質は多血質
そういえば、風水では東を表す季節は春だっけ。
 
 
■羊祭り。
ここでちゃんと、リゼンブールが羊毛の産出地って設定が生かされてる。
しかも羊毛刈りと言えば春。それが語らずともこれだけではっきり分かる。
日本が舞台じゃないから、桜とかで季節感を出すわけにはいかないものね。
うんうん、上手いなぁ。
ところで。
羊の毛刈りをする時期ってどのくらいかなぁ、と調べたら。
九州3月下旬 4月中旬
北海道4月上旬・下旬
兵庫4月下旬
東京5月上旬
愛知5月上旬
石川6月上旬
島根6月中旬
 
うむむむ?? あまりこれといった決まりって無いらしい?
とりあえず梅雨より前で尚且つ、他の仕事(種撒きとか?)の手が比較的開いている時期って感じなのかな?
となると、リゼンブールに梅雨があるかどうかは知らないけど。
お祭りに使える場所を確保出来る時期と、羊毛は軍に供給しているわけだからそっちの都合に合わせてるとか。そんな感じでしょうか。
 
  
■お待ちしておりました
あれ? 村ぐるみでグルになってる? え??
と思ったけど、「さくっと直して、さくっと行ってくれ」とあったらからやっぱり違うのね。
 
うん。軍用列車が緊急停車する旨の連絡を受けていただけってことなのね。
そらそうだわ。駅に停まる事は普通、通達するわな。
ちょうど他の列車が停まる時刻の到着しようものなら、レールの切り替えをしなきゃまずいものね。
こういう細かい処が好きなんですよぉぉ。
読者があれ? と思う事があっても、そこですかさず説明になる描写が入る。
かならず読者目線での見直しが入ってる。
 
 
■素通りする予定だったのだが(略)東軍の演習場に着いてからきちんと点検する
あれ? おかしいなぁ、イーストシティを通り越してリゼンブールに停まってる。
それとも、セントラル経由なんだろうか? それじゃあいつアルをピックアップしたんだろ? 一度アルだけブリッグズに戻ったのか?
もしかして、リゼンブールよりもっと東に立ち入り禁止区域が設けてあって、そこで演習は行われるんだろうか?
仮説は色々考えつくだのけど。
17巻p71(オリヴィエに連れられ地下で地図を広げるシーン)を見る限り、あれは路線図に見える。
そこでは、リゼンブールは終着駅になっている。
だからどちらにせよ「素通り」って出来ないはずなんだよなぁ。
  
そんなわけで今のところ、北方軍の移動経路はわざと説明されていないように思う。
 
 
■着いたよお嬢さん
どこかで観たような……と思ったら。
劇場版でアルが鎧から出てきたシーンだった(笑)。
 
ところで。
歩いているうちにすでに夕暮れ時ですがが。
どんな田舎ですか? ロックベル宅。
これも伏線のひとつですか?
 
 
■大きな地下室があるの そこならしばらう大丈夫だと思う
つまり、ウィンリィをリゼンブールに返したのは事のついでで。
ブリッグズのあの2人をリゼンブールに残す事がまず第一の目的だったってわけ。
しかも隠れていなければいけない。
伏兵ってわけだ。
でも、あちらこちらで一斉蜂起というには二人だけ残すってのは心もとないよなぁ。
 
2人で出来る事と言ったら、来るべき日に銃を持って立ち上がるというよりは、工作員として罠をしかける、かな。
 
逆転の練成陣を配置する為の布石と考えるのが妥当かと思うのだけど。
なんだろう。恐らくリゼンブールの地下を通っているであろう五亡星にあたるイシュヴァールーサウスシティのラインの地下通路を壊す、とか?
 
そういえば、アニメでも地下室出てましたよね。
そのあたりも通達済みだったのかなぁ。
 
 
■人影
確かにあれはウィンリィの部屋だから。あれは兄さんに間違いないわけで。

ウィンリィが部屋に入ってくる事は気が付いていたわけだよね。
いくら兄さんだって、入ってきたら普通「邪魔してるぞ」とか声かけるよね?
でも、ちょうどサンドイッチを食べかけてたから声をかけそこなったわけだ。
で、食べ終わったら声をかけよう、と思っていたらウィンリィが着替え始めたと。
理屈は分かる。理屈は分かるけどね。
 
人がもうすぐ来るって分かってたなら。
すぐ飲み込めないほど頬張ってるなよ、意地汚いなぁ。
 
とか、アルなら言うと思うよきっと。
 
 
■下○
ウィンリィ、ノーブラですか?
ブリッグズの軍の中にまぎれていて、ノーブラは流石にまずいでしょう。
とういことで、きっとあれは、今年ユニクロから発売されたブラ不要のタンクトップだったってことに(爆)。
とまあ、調べてみたら。
遡れば古くからブラはあるようなのだけど、今の形に近いものは1913年に発明されたものらしい。
こちらの世界と流れを同じに見る必要はないけれど。
まあ、ノーブラで当たり前な時代だったようで。
そしてさりげなく、シャツも羽織り直してる(笑)。
 
 
■心配した
ウインリィも女の武器が使えるようになったなぁ。
エドにはまだ効力を発揮していないようだけど。
っていうか、例えばそこで、エドに、抱きしめるような甲斐性があったとしたって。
結局ウィンリィは殴っていると思うけどな(笑)。
 
 
■ウィンリィが全部作った機械鎧だからあたしは微調整できないんだよ
微調整あとの機械鎧……これって北仕様のまま……じゃないすか?
絵描きじゃないんであまり細かい付け合せをした事ないんですけど。
これ、北仕様のままですよねぇ。
あんな状態から移動してきたんだから、前にラッシュバレイで修理した時の機械鎧はきっとブリッグズに置きっ放しだろうから。
通常仕様版でいいなら、ばっちゃんが一から作り直しただろうし(ウィンリィが戻ってきたのはピナコにとってもエドにとってもイレギュラーだから)。
そうじゃないってことは、中央に移動した後、また北に行く予定あり、ってことなんだろうか。
 
 
■アルは?
兄さん、遅いっ。
あー、でもこれでやっと、エドにも情報が伝わったわね。
あ、そっかその為にもこの布石は(牛さまにとって)必要だったわけだ。
ってか、ウィンリィ。アルが二度も倒れた事、伝えなかったんですかね??
 
 
■身内だけ逃がしてどーすんのよ!!
はい。これがウィンリィとオリヴィエの違いですな。
 
 
■身長
おおおっ。間違いなくエド身長伸びてるじゃん。
北方へ行く前までは。
「僅差? いやいやちょっと越したんじゃない?」 くらいだったのに。
確実に、間違いなく、絶対的な差で、ウィンリィより背が高くなってるっ!!!!
 
 
■アップルパイでも焼いて待ってろ
きゃぁぁぁぁぁぁ。
これって、これって、これってさ。
次に会う時は、生身に戻ったアルを連れて戻ってくるからなって。
そういう事でしょ?
うわーん。兄さん、兄さん、兄さん。ホントにホントーにっ、期待してるんだからねっっ。
 
 
■うるせー女だな
うーん、なんていうか。
兄弟スキーとしてはあんまり嬉しくない台詞だったり。
 
別に今まで「暴力女」とか言ってたし。
ウィンリィを女だと思っていなかったわけじゃないんだけど。
妙に、生々しい響きがあるんだよな。
 
「うるせー奴」じゃなくて「うるせー女」。
 
「奴」だと気の置けない幼馴染、という意識から出た言葉なんだな、って受け止められる。
 
だけど。これが「女」だと。
 
「女子供」とか「これだから女は」とか。本来ロクでもない使われ方をされる言葉なんだけど。
気の置けない幼馴染に対して使うとなるとちょっとニュアンスが違って聞こえてくるような気がするわけ。

持ちつ持たれつの対等だった関係から、一歩自分が上に昇って、自分の庇護下に入れようとしているような感じ。
今までがそうじゃなかったわけじゃないだけど。それが「大切な幼馴染だから」から「大切な女だから」に変わった。
 
なんかそんなニュアンスを感じるんだよねぇ。
 
ああもおお。ええ、ええ、Tつさんにはさぞ嬉しい言葉だったでしょうよ。ええ。
 
 
 
■伊達にイシュヴァールを経験してはおらんよ
ふふふ、きたきた。
ついに、元マスタング隊の部下が出てきたぜっ!!
 
「背中を預けられる人間を作れっ」
そう言っていたヒューズ。
でもヒューズがそんな心配をするもっと前から、ロイは知らずその為の種を撒いていたんだ。
それがヒューズが亡くなった今、花開いていく。
 
こういう構成、上手いよなぁ。
 
 
■北でやる時は一度も来た事ないくせに
そんなに腰が重いのかよ。爺さん。
あー、ってことは、何デスカ。
あの私室に飾ってあった、熊の木彫りとか、マトリョーシカとか、もろもろ北の国仕様です、な置物の類は全て自分で買い求めたわけじゃないって事デスカ?
通販デスカ? ソウデスカ。通販デスカ。
 
って………あれれ???
 
そういえば、本当に北仕様な代物ばかりだったよなぁ(別に、アメストリスに北海道もロシアも無いと思うけどさ)。
もしかしてあれら全て、今までブリッグズから送り込まれてきた密書仕込みの品だったり……して???
 
 
■ブラッドレイちゃん
爺さんにかかれば天下の大総統も、ちゃんづけ。
ふーん。ラースも何かがあると勘ぐってはいるわけだ。
 
南の時はアームストロング少佐が護衛についていたけど。今回はいない?
別に寝首をかかれる心配をしているとも思えないのだけど。
 
オリヴィエを警戒しているのか。マスタング組を警戒しているのか。
 
それならそれで。
だからこそ逆に、自分の護衛として少佐を置く事で、誰がどう動くのか愉しみそうなおっさんなのになぁ。
思っている以上に、余裕がなくなっているんだろか?
 
それとも。
今の処、鷹の目さんが見当たらないけど。大総統秘書にその役割を振っていたりするんだろか?
  
 
■鋼の錬金術師の弟の匂いだ
グラトニー復活かよ!
え? え? じゃあ、ラストも復活する可能性ありなわけ? と思ったけど。
ラストの賢者の石はお父様の腹の中に戻ってないから復活は有り得ないか。
 
しかし。だああああ、全然変わってない。先代グラトニーから。体型も性質も。
この感じだと記憶も持ってるっぽいよな。
 
 
■賢者の石を破壊するか…?
もう、バカ。そこで躊躇するからっ。
 
アルには、あのプライドのうぞうぞと光の関係についてと伝わって無いのかなぁ? 無いのかなぁ??
もう少し、あともうちょっと早く、あの電燈の真下まで辿り着けば、うぞうぞは手を出せなかったはずなのにぃっ。
 
この辺りの絵がすごくいい。
そうとは描いていないけれど電燈により出来た影が分かる。引かれている線はラインではなく全て影だ。
 
人の影が一番長くなるのは、朝日が昇る時と、夕暮れと、それから、電燈からほど良く遠く、ほど良く近くなった時だ。
もし、アルが動かず暗闇の中でグラトニーと対じしたならうぞうぞは出て来れなかったはず。
もし、アルがもっと早く光の下に辿り着いていたならやっぱり、うぞうぞは捕え損ねていたはず。
本当に一瞬。アルの影が一番長くなった瞬間に、うぞうぞはアルを捕えたんだ。
 
 
■また引っ張られて
別に今、エドは何とも無いじゃん。
マジで、限界が来てるってこと??
このまま待てと? このまま来月まで待てってことですか?
うがー、しかも来月は軍部の話になりそうな予感。
 
兄さんっ、兄さんっ、兄さんってば、何とかしてあげてよー。
 
あのうぞうぞにまとわりつかれた鎧の文様が、アニメで賢者の石になったアルを彷彿させる。
だから余計にいやなんだってばっ!
 
プライドは今更アルに描かれた練成陣になんて興味ないはず。
スライサーやバリーでその構築式はわかっているもの。
 
アルを殺せば大事な人柱は足りなくなる。
だからあの練成陣を消したりはしないはず。
 
でも。エドやイズミ、ホーエンハイムへの脅しとしては有用だ。
もしそうなってしまったなら……。
……こういうのも、未必の故意とか、プロバビリティーとかいうのかな?
 
もし、人質なんて事になってしまったら。
アルは、今のアルの状態を誰にも何も告げないかもしれない。
だって。そうすれば自動的に人柱は足りなくなるから。
 
いやいや、牛様はそんな事はしないってわかっているけど。
アルは元の身体に戻るって思ってるし、信じてるけど。
えーん、牛様のいけずー。
 
 
■「約束の日」について
前回の感想をちょっと撤回。
この約束って。約束は約束でも。
第5の天使がラッパを吹いて、死者が全てよみがえり、楽園への扉が開いたりするアレに近いのでは?
扉は狭くて罪人は通れないとかいう。
そう。
神によって約束された日。

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2008/06/05

ガンガン2008年06月号 鋼の錬金術師第83話「約束の日」ネタバレ感想

このタイミングで今月号のネタバレ感想です。いやだってもう全然暇が取れないんだもん。
帰宅してPCを立ち上げて風呂に入るんだけど、あがった頃にはそのまま就眠を何度やったっけ?
あんな記事とかこんな記事とか溜め込み過ぎだぜ、自分……orz。
読み直してる暇もないので、文章が変だったらすんません。
ということで感想、感想。


■ダリウスだ
やっと名前デターー!


■非常食がカラッポだ。
非常食……だよねぇ? 箱はまあカロリー●イトじゃないが、ビスケットとかその手の固形物だとして。
その散らばってる本状態のものはなんなん???
まさか靴を茹でて食ってからこっち、紙まで食えるようになったわけじゃ……んなわけないか。
 
 
■俺の素人考えだが… そこにおまえ達兄弟で飛び込めば二人共元の身体に戻れるんじゃないカ?
前にグラトニーの腹の中で書いた人体錬成の錬成陣はエドをエドに錬成した。
通行料はエンヴィーの身体についている人の魂。
 
お父様に対価を払わせ、さらに前回2回分の対価も支払わせれば肉体を返してもらえるというのは計算上は確かに成り立つのだけど。
 
真理の扉の前のあのガリガリのアルを引っ張ってきたとして、魂のアルと肉体のアルの錬成はどうやるの? エドは? アニメのラースじゃないけど真理君から手足をもぎ取るのか? どうやって引っ付けるの?

となると。
やっぱり、今回も自分で自分を錬成する人体錬成を行うってことだよなぁ。

前回エドが肋骨を直してもらったり、アルが腕を直してもらったのはあれが賢者の石によるものと思わなかったからだけど。
それを知った上でそれほどまでの対価をお父様の賢者の石で支払う事に抵抗はないか、って。あとはもうそこだけなんだろうな。
 
 
■ランファンにあの伝言ヲ…渡してくれたカ?
すげぇ。グリードに乗っ取られるその瞬間ですら、リンは賢者の石を手に入れられると思っているわけだ。
勿論、自分の体内に賢者の石があるってことだけで何とかなると思っているわけじゃなく。
ちゃんと王位継承の為の取引材料として使えると思っているってことだろうし。
リンが母国に帰還した際にどう交渉するつもりなのか気になる。
 
 
■すまなイ…奴の意識が強くなってきタ ここまデ……
はい、注目~。次のコマでいきなり髪型が変わります(笑)
リンの時は右分け、グリードの時は左分け、ちゃんと変えて描いてあるんですよねぇ。
眼のキツさにばかり目がいって、今回初めて気が付いたわ。
これはマンガ的表現ってことでいいんですよね。
それとも細胞レベルで切り替わる、とか?
 
 
■仲間にならねーか?
これすごい唐突じゃない?
普通「おい」って呼びとめるでもなく「なら」とグリードの台詞を受けるでもない。
思わずコマ戻って確認しちゃったよ。

頭で考える前に本心がぽろっとこぼれた感じにもとれるんだけど。
そんな描写もないし。

呼びかけるっていうのは、ようはその間に逡巡しているって事なんだよね。
ずばっと言いだす度胸が出ない。でも相手に立ち去って欲しくない。絶対言わなくちゃいけない言葉がある。
でも話を切り出す覚悟が出来てない。
その覚悟が出来る時間的猶予が欲しくて、まずとりあえず引き止めるために声をかける。

だから。これはエドにとって覚悟とか度胸とかそんなものがいるような内容ではすでになかったって事。

あるいは。
そう思わせるようわざと言ったのかもしれない。
交渉が上手くなったというか、他人の懐に飛び込むのが上手くなったというか。
人に甘えるのが上手くなったなぁ(笑)。

別に今までアル以外の他人に心を許していなかったわけじゃないけど。
全て自業自得とか、自分達の事に他人を巻き込まない(と言いつつ色々人を巻き込んでるけど・笑)とか。
2人で考えて2人で決めて2人で動いて、あくまでも他の人達には一時的な協力を求めるだけだったのに。
自分達の事に他人を関わらせる事への躊躇がなくなっている。
関わらせても自分が守ってやれると思えるほど自分の力に自信が持てるようになったのか。それとも自分に関わったくらいで死ぬほど人は弱くないと思えるようになったのか。
心境の変化だねぇ。自分も他人も信頼出来るようになったって事なのかな。
 
 
■行くとこ無いなら一緒に来いよ
すみません。スーダラ節が浮かびましたよ(爆)
♪金がない奴は俺んとこ来い。俺もないけど心配すんな♪
あはは、器がでかい、でかい。
  
 
■あれ? 今この場にノーマルってオレひとり? 少数派?
ノーマルってあんた、ビックリ人間の万国ビックリショーが何を(笑)
 
  
■俺の中にはこんなに魂が沢山あるのにあの記憶の混乱以降なんか空っぽでよ…
ふと思い浮かんだのが、アニメアルの台詞。
 
「確かにボクは空っぽですけど でも 空しくなんかない」
 
まるで呼応しているようだなぁ。
こんな風に水面下での、アニメと原作のキャッチボールがあるから。
アニハガの矛盾とか破綻とか、そんなもん私にはどーでもよくなるんだよなぁ。
 
 
■オレが小さいんじゃなくて世の中がデカいんだよ チクショー!!
いや、それって。オレが悪いんじゃない世界が間違ってるんだーとか言う犯罪者と紙一重ですが(笑)。
とりあえず、背が低い事も認められるようになったし、世の中がデカいって事は分かってきたようで。
 
 
■感情にまかせてチャンスと情報を失う訳にゃいかねーだろ? 千載一遇のチャンスをよ!
初めてグリードにあった時、アルが元に戻せるかもしれない千載一遇のチャンスを、感情にかまけてふいにした人間の言葉とはとても、とても(笑)
ふふふ、同じ轍は踏まない。ちゃんと成長してるじゃん。
 
 
■へぇかっこいいじゃねーか
特にグリードファンというわけではなかったので、今までデビルズネストの連中がどうしてあそこまでグリードに従ってきたのか別に興味無かったんですけど。
 
うん。こりゃ惚れるわ。惚れるだろ。
 
自分の意思に関係なく動物と融合させられて、そんな自分を肯定出来ない奴らが。
ここまであっさり、自分を肯定する言葉をさらっと言われたら。
そりゃ惚れるだろ。
きっとこれがビドーでも同じ事をグリードは言ったんだろう。
世界はみんなオレのものだから、世界に存在するものに対して否定意見を持たない。
トップに立つ器だったとは思わないけれど。いい兄貴分だったんだろうな。
 
 
■隠居なされよ 父上
この辺りの流れはほぼ予想通り。前に「家には寄らないのか」の台詞があったからね。
 
でも。気になったのが屋敷そのものを人質に取られる可能性が考慮されていないこと。
使用人達には何かあってもいいのか?
所詮使用人なんて「見えない人」なのか?
それとも、そこまでは手を出さないだろうと判断出来るような事があったのか。
ちょっとね。そのあたりやっぱり上級階層出身の人なんだな、と。
思ってしまうので、なんとかしてください。オリヴィエ様。
 
 
■敗者は去れ! この館は私の物だ。
言い換えれば、矢面には自分が立つ。お前には譲らん。
そう言っているのだろうけれど。
それでも、少佐にバカンスのお供をしろとは言わないのだから。
自分に敗けたくなくば、戦場に残れ。
ということでもあるのだと思う。
 
んーとですね。
異論はあると思うのだけど。
自分が運動というか踊りをやっているからっていうのもあると思うんだけど。
結構仲間うちで、筋肉がついた、つかないなんて話をするのですよ。
見せ合ったり、触りあったりとかね(笑)。
それって結局どういうことかっていうと。
踊りきる為の力がついている、ってことの証明のようなものなわけで。
だから少佐が筋肉を見せるのって、自分は今度こそ戦いで逃げたりしない。
いつだって声がかかれば、常に戦いの為の準備は出来ている。
それを見せる為の示威行為に見えるんだよねえ。
 
だから「腰抜け」とか言いつつ、オリヴィエは少佐をバカンスのお供にはしなかった。
んじゃないかな。
 
 
■そうそうアルフォンス君とホーエンハイムさんて人から伝言がありますよ
はてさて。イズミたちが北にいるのは分かった。
でも、これってどのタイミングで決まった事なんだろ?
 
まだアルと再会せずブリッグズの状況を知らなかったホーエンハイムに、北という選択肢はあったのか?
勿論、ホーエンハイムがあの国家練成陣に気づき最後の砦となるであろうと気づいていたからそこに行かせた、というのもありえる話だけれど。
イズミがアルの伝言役である処を見ると、ホーエンハイムとアルが合流した後、イズミ達の行き先は決まったんだろう。
ってことはさ。
イズミ達がホーエンハイムと別れた後にも、きっと何か暗躍していたって事じゃないの???
ふふふ、楽しみ~。
 
ところですごいのが。シグさん。どこでホーパパと出会ったのか不明だけど、少なくともリオールよりは南のはず(ホーパパがシグさんと会った時はマフラーをしていないのに、リオールではしている)なのに。服装変わってないんですが。イズミは流石にコート着てるし靴も雪仕様になってるのに。
この人、暑さ寒さって関係ないんだろか(笑)
 
 
■「何者だ!!」「主婦だハートマーク」「・・・だそうです」
いやもう、お約束過ぎて、爆笑~。
 
 
■黒眼鏡ソリコミイシュヴァール系
イシュヴァール系。
こういう表現がアルっぽいなぁと思う。
うん。誰も傷つけない、傷つかせない言葉をちゃんと選んでいる。
 
 
■久しぶりレベッカ
えーと、セントラルシティとイーストシティだと、どのくらいだったかな。
前に、3巻でエドとアルとアームストロング少佐がリゼンブールを朝に発って15時にセントラルに
ついてるんだよねぇ。
なので7時~9時間。リゼンブールは田舎だから、イーストシティまでまあ、2時間くらいと見ても。
イーストシティからセントラルシティまでは5時~7時間ってトコかな。
一応軍のお金で行ったんだろうから、鈍行とかじゃなくそこそこ速い最短ルートの汽車なんだろけど。
往復10~14時間くらいかけての壮大な伝言。すげっ。
そしてリザの私服~。似合ってないわけではないんだけど。
こう、若さってもんが…。
いや、その。子供の授業参観じゃないんだから。
もっとカジュアルなデザインでもいいと思うんですが。
リザって名前のセンス以外にも(以下略)?
 
 
■んで時期をずらして次は東方担当で東で合同演習やるみたい
きたきたきたっぁぁぁっ!!!
東部に集結っ。東部にっ。
ついに、イシュヴァール殲滅戦を潜り抜けた屈強の軍隊登場っすか?
 
 
■あとハボック少尉によろしく!!
何、その伝言~(笑)
東方司令部すら、ハボックに伝えれば、ロイに伝わるって思われているってことですか?
公認? 公認ですか?
 
いやいや、ハボックは退役して軍上層部からノーマークな分、伝令として有効利用が可能だ。
ここで話から退場するなんて有り得ない。
なんて話は、私もさんざんしてきましたけどね。
ロイ直属のバイパスとは思いもしませんでしたよ(爆)。
しかも、ホントに居るしっ!! 伝言のタイムロス・ゼロだし!!
そして。 
 
 
■東部の病院に移ろうと思ってるんスよ
おおっと、ここにも東部に向かう男ができたっ。
 
 
■大差がここに来たらよろしく言っておいて
そしてここでも「よろしく」が(笑)。
 
 
■ガキの頃を思い出して一本
二十歳の禁煙ですか? っていうのと同時にね。
東方司令部では日頃からこんな伝言ゲームを常時やらされて鍛えられていたんじゃないかとか。
そんな風にも取れるよなぁ、って思った。
 
 
■伝言ゲーム
どこまでが作為なのかなぁ。
 
ブラックハヤテ号を連れて行った事とか。
ロイとリザがちょうど同じ時間にハボックの病室にいたこととか。
ハボックの病室が1人部屋ではないのに、1人部屋としてあてがわれていることとか。
  
リザはレベッカが帰るまでブラックハヤテ号の首輪に付けられた伝言に気づかなかったし。
ロイは一度ハボの煙草を断っていたから、伝言を受け取るつもりで病室に来たわけじゃない事は分かる。
となれば、やっぱり、その場その場の対応で上手く循環したってことなんだよね。
 
目の前で何か行動がおこしたなら必ずそこには意味はある。
その緊張感だけをずっと維持してアンテナを張って、虎視眈々としている。
ちょい違うけど、忠臣蔵が頭を過ぎったんですが。
海外映画でもこの手のシーンはありそうじゃん、と思いつつやっぱりどこか浪花節な気がする(笑)。
 
 
■年を越して来春………約束のその日ーーー
「約束の日」が何を差すのか。
みんなが約束して決起するから「約束の日」?
何か言葉として不自然な気がするんだよなぁ。
 
「結束の日」とかの方がまだしっくりくる。
「約束」って言葉はもっと柔らかい印象があるんだよね。
指きりげんまんとか。
プライベートな処で人と人とが交わすのが「約束」なんじゃない?
エドとアルが一緒に元の身体に戻ろうと「約束」しているように。

んで、浮かぶのが、ホーエンハイムとトリシャとの間で交わされた「約束」。
「あの人に約束守れなかったって…先に逝きます ごめんなさいって」
そう言っていた、あのトリシャの「約束」。
「死ぬときは一緒に死のう」とかそんな約束だと単純に思っていたのだけど。
何か他に隠されているものがあったんじゃないかな?
特定のある日に対し何らかの約束を。
 
メタな視線から人々が来春に向かい結束する様子を「約束の日」と捕らえるように描かれているけど。
それってミスリードなのかも?
 
だってシグさんの台詞にある。「「約束の日」か…」って。
「約束」って一方的にするものじゃないでしょ?
互いに了承してはじめて成り立つものだもの。
だったら、ホーエンハイムとアルが軍に情報伝達をしようがその時点では、それは「約束」ではなくて「お願い」とか「伝達事項」でしかない。
なら。「約束」自体はもっと前から交わされていたものである可能性、あるよね。

例えば、ホーエンハイムに再会したイズミとシグが、全てを打ち明けられた時に彼が語った言葉の中にあったのかもしれない。
「妻と交わした「約束の日」まであともう少しなんだ。彼女はその日を見届けず逝ってしまった。力を貸して欲しい」
そんな台詞を想像した方がしっくりくると思いません?


■サブタイル
ズンチャチャ、ズンチャ デケデケデケデケ
♪きっみの手で~、切り裂いて~ とっおい日の記憶を~
って頭の中を流れませんでした???(笑)
 
アニハガ第1話みたいに、最後にオープニングが来ちゃう感じ。
最終章の壮大なプロローグ?
もしくは、最終章前の章のエピローグ?
さあこれから本編本番行くぞー、という感じが小気味いい。
 
読み終わってまず思ったのが。
ガンガン公式サイトで、どのページを扉絵として掲載するんだろ? でした(爆)
(通常タイトルページですからねぇ)
答えはこちらっ。
ttp://gangan.square-enix.co.jp/lineup/

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2008/04/20

ガンガン2008年05月号 鋼の錬金術師第82話「魂の家族」ネタバレ感想

発売日から10日近く遅れてのネタバレ感想です。出遅れ感あるなぁ。なんつうか時間かかり過ぎです。
なんでみんな、そんなにさくさく感想が書けるんだろ。ちくしょー。
打ち出している横では、小5の甥っ子が『隠の王』を読んでいるですが……。
そりゃ腐女子向けだから飽きるだろうと思っていたら、意外と喜んで最新刊まで読んで去りやがりました。
ちょっと将来が心配……。
 
回避文はこんなもんで?
んでは、ネタバレ感想行きます。すみませんが。めっさ長いです。ココログって文字数オーバーないんだろか?
 
■表紙
エドの隣りに、わずかに見えるアルの姿が、GJ、牛さまっ。
その距離と、目線を合わせていない2人の姿が、ちょうど今の2人の状況っぽいあたりがねぇ。
目を合わせられる距離にはいないけれど、心は近い。
会える日は近いぞぉぉぉ、という暗喩のようで。楽しみ、楽しみ。
ぐっと画面を上に移動したら、そこにはアルのそっぽを向いていた顔がありそう。
兄さんのことなんか気にしてなんかいないけどね。そんな風に見せながら、デンとじゃれてる無防備なエドをあきれつつさりげなく護っている感じ。
いやん、アル可愛いっ。
 
今回のこのコピー(ですよね?)もちょっと神入ってません?
なんつうか、反語?
 
目さえ合えば気持ちは伝わるぜ!
 
でも、目を合わせなくったって、俺たちは分かり合えるけどね、そう言いたいのか? 兄さん(爆)
 
 
■世話になったな先生 ありがとな
全然紙袋の中のもの出して無いんだ。もうそのまま病院を出るつもりだったのかな?
あ、そうか。だから銀行に行ったんだ。バレてもすぐズラかれるように。
エドが回復するギリギリまで支払いを待ってくれていたってわけだねぇ。
ぼったくり言いつつ、めちゃ気のいいお医者さんだったんじゃん、このじいちゃんばあちゃん。
 
 
■赤コート三つ編みで捜索されてんのか
って、どんな手配書?(笑)
まあ、実際にエドを見ているキンブリーが今はいないわけだしな。
ブリッグズ要塞の連中が敢えてそれ以上情報提供をしなかったんだろか?
 
ところで。誰がエドの捜索を手配したんだ?
キンブリーは行方不明状態なんだから違うよねぇ?
キンブリーとエドが対決した(一介の国家錬金術師が大総統命令で動いている国家錬金術師に立てついた)事を知っている人間は北方司令部にはいない。エドのことはブリッグズ要塞から、先のスカー捜索の折りエドが行方不明になったという報告が届いているだけのはず。
天下の国家錬金術師様だから捜索願いが出てるなんて、良心的解釈は出来ないよなぁ。
エンヴィ達にもエドの行方不明の報告がされている以上、大総統命令(一応国家錬金術師は大総統直属だし?)による捜索願いなのかなと思うのだけど。だとするとそれって、保護であって捕獲にはならないと思うのだけど。
それにしては大掛かり? どういう命令が出ているんだろ?
 
で、さらにこの状況をエド達はどこまで正確に把握している?
キンブリーがドラクマに渡った事なんて知らないから、大総統に委任されたキンブリーを倒そうとし者=軍に対する反逆者として追手がかけられていると思っている、と思うのだけど。うーむ。
 
 
■もごもご
エド、なんつう食い方をっ。しかも一本丸々食ったよ、この子。
あれ? 焼き鳥の串、焼き鳥の串、どこに捨てましたっ、エドっ。
ゴミのポイ捨てはいかんよっ(笑)
 
 
■そっちこと動くな!!
おっさん、おっさん、その手、その指、どうみてもギャグですがな。
 
 
■軍人さんよく来てくださったーー!! がしぃ!!
じいちゃん、ばあちゃん、すごい滑り込みっ。なんていい人なんだぁ。
よっぽど、軍は恨まれる事をやったんだな。ぼそっ。
 
 
■エドの顔
p116の3コマ目は分かる、p117の2コマ目も許そう。
でも、p117の4コマ目!!!
兄さん、そのカメラ目線っ何事っ(大笑)
 
 
■車種はEZO-16型
EZO、蝦夷だよな……やっぱり。
16は、何だろ? 一瞬。
え? もう1916年だっけ? と思ってしまったのだけど。
エドがもうすぐ(あるいはもうなった?)16歳ってことはまだ1915年だものなぁ。
 
 
■そこ右! 横に入って!!
今更ですが。アメストリスって基本右ハンドルの左走行なのね、うん。
前にリザが巻き上げた車は左ハンドルでしたけど。
 
 
■トテチテター
ってそれ、進軍ラッパじゃん。軍だってばらしてどうする(笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E5%8F%B7%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%91
 
 
■んだよ!! オレのセンスに文句あんのかよ!!
大ありだろうが!!
でもとりあえず質素が何かは分かっているのね。
 
 
■えーと、奴隷が父さんで賢者の石ってこと?
それを言うなら、父さんが奴隷で賢者の石。
奴隷のすべてが父さんなわけじゃありませんってば。
冷静なように見えて、内心かなり困惑している模様~。アル可愛いっ。
 
 
■…ねぇ、死なないって…どんな感じ?
もしこれを、死ぬ体を持つ人間が聞いたなら、デリカシーに欠けているっとか、なんて奴、とか思うけれど。
アルだから聞ける質問。
姿形は違うし、生きてきた長さがそもそも違うから、その辛さを本当に理解することなんて出来ないけれど。
共感なら出来る。
2人の回答は違うようでいて同じ事を言っている。
 
1人、取り残されるのは寂しい。
 
ホーエンハイムの言葉を信じる証拠として、自分も同じだよと、エドにしか言えなかった本音をさらけ出してみせる。
 
ホーエンハイムさーん、子供にここまで気を使わせちゃったからには、きばならないと、だよね。
 
 
■俺メロメロ
そうなんだ(笑)。
トリシャの一目惚れかと思ってました。
先に死なれるのが寂しくて、人を必要以上に踏み込ませるつもりのなかったホーエンハイムに、トリシャが果敢にアタックし続けてついに折れたのかと(笑)。
あーでも、先に死なれて辛い思いするのは分かっていても、一目ぼれしてついペットを飼ってしまうのも同じか。いや、別にトリシャが愛玩動物だったと言っているわけではないのよ。愛を与える相手という意味でね。
でも、不老不死なんて化物と結婚しようって気になったくらいなんだから、トリシャだってメロメロだったんだろな。(笑)
 
 
■オレは分解再構築によって賢者の石と魂が融合してるけど 核はあくまで俺という人間
つまり、例え異物が混入していようが魂さえ核なら人間。
賢者の石だけが核ならホムンクルスって事だよね?
 
ホーエンハイムは人間だから新陳代謝がある。
人間と同じく常に2週間で細胞が生まれ変わるサイクルが行われている。
ただしそこに劣化コピーという要素が含まれないから不老。
 
だから。
「あれは俺を模した革袋に入ってるようなものだ」ってことは。
革袋に新陳代謝機能はないからお父様は老けるってことなのか?
 
いやおかしいか。老けるのは細胞の劣化コピーが原因なのだから。
お父様が老けている以上、革袋であっても新陳代謝は行われているってことだよな。
 
あ、違うや。そうか。
お父様はホーエンハイムと同じ細胞を持つ生き物なんじゃない。
ホーエンハイムの細胞をコピーした生き物。
お父様は元々ホーエンハイムの劣化コピー版でしかないんだ。
「本体」と「クローン体」と考えれば分かりやすい。
 
クローン- Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3
 
現実のクローン研究において、クローン体は生まれながら老化している。なんて事も言われている。
ほぼすべての動物のクローン体には何らかの欠陥(エラー)が報告されている。

そしてこの文章。
 
「分化した体細胞からクローンを作製するには,分化した核を飢餓状態に置き、細胞周期を停止させる。その後核を除去した未受精卵と電気的刺激を与えることにより細胞融合を起こさせ,その後発生を促すことにより体細胞由来のクローンの胎子(胎子は生物学上の用語)を作ることができる。」
 
核のない細胞を電気的刺激で細胞融合させる、なんてのがちょっと面白い。
核のない(魂のない)細胞に電気的刺激を錬金術で与える、そう考えるとしっくり来たりしないか?
アニメ版では「魂が劣化する」とちょっと捻りを入れたのだろうと考えるとまったく検討違いとも思えない気がしてきたぞ。
そういえば牛さまどこかのインタビューで、鋼のストーリーのきっかけのひとつに、クローン羊をあげてなかったけ?
 
つまりこうだ。
肉体を手に入れホーエンハイムと別れた後、急激にお父様の老いがはじまったのだとしたらどうだろう?
せっかく地を踏みしめる足を手に入れた。
しかし、時すでにその肉体に地を踏めないほどの老いが始まっていたのだとしたら?
自由に身動きの効かない老いた身体だからこそ、何よりも先にまずプライドを生み出す必要があったと考えれば納得がいかないか?
あの背中の管から何某かのエネルギーを吸い取っている可能性もあるな。
 
お父様は死なない身体と、対価のいらない錬金術を手に入れた。
これ以上何が欲しい? そう思っていたのだけれど。
 
お父様にしてみれば「窮屈なフラスコが出る」という願いはまだ叶っていないんじゃないのか?
場所がフラスコから、不死の肉体に、容れ物が変わっただけでその窮屈さは依然変わっていない。
それどころか逆に、指ひとつ動かせないほどの老いも、肉体の滅びも死を認めてくれない。解放されない窮屈な肉体に囚われてしまった。
 
お父様は真理の扉を開けて、魂を得ようとしているのだろか? 肉体の核となる魂を。ホーエンハイムのような不死の身体を手に入れる為に。
 
エド、アル、イズミが扉を開けた事を知っているなら、人体練成に失敗した事も知っているはず。
そこにいない(魂のない)人の魂は、真理の扉の向こうにも存在しない。
それはエドが辿り着いた自論だけれど。
お父様はそれを知らず、代価さえ足りていれば人体練成(=魂の入手)は可能だと思っているのだろか?
 
まさか、魂を存在させる真理の扉を練成するとか? そうか、それはグラトニーで失敗しているのか。
核の周りに他人の魂を体中に貼り付けたり、姿形を変えて老いを止める実験は、エンヴィーか?
グリードは肉体の成分変化による強硬、とラストもまた(何によるものか分からないけど)肉体の強硬。ラースは老いる身体での人の魂と賢者の石の融合。スロウスは……不明だけど筋肉強硬? それとも巨大化による寿命の遅延?
 
「魂」の練成というよりも、むしろ不老の為の練成だな。
 
ならば、軍上層部の老獪どもはクセルクセス王の末裔。同じ誘惑に踊らされているのだろう。お父様に協力することでその恩恵を受けたがっている。
そして。
「どうして権力と栄華を極めた奴は……」そう鼻で笑っていたはずのホムンクルスもまた、クセルクセス王と同じ道を辿ろうとしているアイロニカル。
だから「急げ 早く」クセルクセス王と同じ言葉をお父様はつぶやく。
そんな感じだろうか?
 
実は、19巻を読み直していて気になっっていた言葉がある。
「ま、半分は私が貰ったがね」。賢者の石を半分という意味ではあるのだろうけれど。
主語がないからこうも受け取れた。
朽ちぬ身体(=不老)はホーエンハイムに、朽ちても死なぬ身体(=不死)はお父様に分けられた。
事実、確かにそうなった。
 
 
■フンドシから出すなよ
ええ、まったく。っていうか、あれですか? ふんどしの裏にはポケットが付いてるんですか?
 
 
■だったらなんでそんな悠長にしてるんだよ!
あはは、父親相手にタメ口ってか、兄さん相手の時と口調が同じになってますが。


■下ばかり見てないで上を見上げろ そうすれば見えてくるものもある
「まだ「その日」ではない」とか「来たるべき日」。と言われると。
よそ様の感想に見られるように、日蝕とか? 月蝕とか? に想像が行きますね。あとクセルクセスの時のように満月とか。
なのでちょっと面白い偶然(必然?)を提供。
大映りの太陽神レト。ギリシャ神話における女神「レト」の子って、アポロン(太陽神・本当は違うらしいけれど)とアルテミス(月神・本当は違うらしいけれど)なんですよねぇ。暗喩的?
 
私はとりあえず考えを保留。
ただ気になるのが、どうしてレト神の頭上を鳥がたかっているのか、かなぁ。
単に鳥の巣になってるからだけかもしれないけど(笑)。
 
 
■悪いな それたぶん前のグリードだ
本当に死んだの? と、とりあえず保留にしたいっ。
そりゃ、その方が話としては劇的だけど、やっぱりあれだけ懐いていた奴なだけに哀れ過ぎ。
あああ、でも、デビルズネストはみんな犬死だったからなぁ。こいつだけ特別ってことはないかなぁ。
グリードに頭をはたかれて笑っているビドーなんていうあのコマのせいで余計同情的に…。
 
 
■魂の家族を切って捨てやがっタ!!
うぉぉぉぉと盛り上がる反面、え? それってどういう理屈??? としばし首を捻ったり。
魂ってそれは比喩的な意味で? とか思ったり。
 
お父様は、体内の賢者の石の中から、グリードの魂を選んでリンに与えたって事よね。
マルコーがイシュヴァールの民を使って簡易な練成陣で作り上げた賢者の石は結晶体になっているからあそこから、1人の魂のみを抜き取る事は出来ない。
でも、お父様やホーエンハイムのように体内に取り込んだ賢者の石は、エンヴィーの外側についていた魂のようにまだ判別が可能状態なのかな?
そこが紛い物と本物の違いか。
 
で。……えーと色々混乱してます。
 
ならばさ。グリードの魂だって一番最初にお父様の体内に取り込まれた時点では人間の魂だったって事じゃない?
ホーエンハイムが昔の友の名を呼んで賢者の石を使った時(17巻 第67話)、あれは本当にその人物の魂から作られた賢者の石だったって事でしょ?
なら、グリードの核だって元はただの人間の魂によって作られた賢者の石だったって事じゃないの?
 
「死にたくない」とか「助けて」とか心を残したまま、ホーエンハイムやお父様の体内に宿っている純度の高い魂。
そこにどうやってお父様の中の「強欲」がミックスされたのかは不明だけど。
賢者の石はもう人の魂には戻れないとエンヴィーは言っていたけれど。
純度が高い魂だからこそ、体内に耳を傾ければ残留思念のようなものが宿っていて。
 
うーん、なんて言えばいいのかな。
 
賢者の石が核であったとしてもだから化物という事にはならない(肉体的にどうかはおいて)。
賢者の石でありながら、でもやっぱりそれは人の魂なんだ。
自分の魂じゃないから、それを宿していても人とは言えない存在だけれど。
でも、宿っているのは人の魂なんだ。
人の魂だから、人を思う気持ちもちゃんと存在している。
そういう事なんだと思う。
 
 
■全てを手に入れんとする”強欲”が聞いてあきれル!!
うっしゃぁぁぁっ!!!
それでこそグリードだろうが!!
 
 
■強欲か 捨てることを知らず 過去をも貪る愚か者めが…!!
ばぁろぉ。強欲が欲を捨ててどうするよっ!!
んじゃあ、憤怒はどうなんだよ。自分だって人の心を捨てきれないでいるくせにっ。
 
 
■P144の紅茶カップ落下
ちょっとこれが理解不能。
牛さま何か描き落としたんだろか? それとも私が何か見逃してるのか?
 
ブラッドレイ夫人の左の腰あたりでぶつかったはずのカップが、なんであんな遠くで落ちたんだ?
本の位置もずれてる。最初のコマでは背後右にあるのに、カップが落ちた時は、身体からはみ出るくらい左側にある。
角度的な違いとして観るにはちょっと無理があるし。
じりじりとずれた、にしても逆だよね。部屋の真ん中、2人の戦闘に近づいている事になるもの。
 
カップが落ちたのは偶然じゃなくて、ウゾウゾくんがこっそり回り込んでカップを遠くから落として、リンの気を逸らしたんかしら?
にしては本の位置まで違う理由にならんなぁ……。
 
 
■P147の大ゴマ
これカッコいいっっ。すげぇ上手い。
首に刃が入ったとみせかけて、実は刃は折れていてその振りぬいた勢いのせいで貫いているように見えただけって。これは小説では書けない。目で見るからこそ描ける錯覚。
こういうのを観てしまうと、アニメ決定がもっと遅ければ観れたかもしれないのになぁと思ってしまう。中村豊さんの絵でぜひっ。
あ、でも刃の向き、逆じゃん。ミネ打ちだ。そもそも切れるわけがなかったんだ。
そっか。魂はリンだから、殺されれば死ぬ身体なんだ。
例え自分を本気で殺しに来る相手に対してであっても、命令がない以上、大切な戦力を殺すわけにはいかないわけか。
ラースの施しで生かされたと。そりゃグリードの矜持も傷つくわなぁ。
 
というのを、たった1ページかそこらで描けてしまうあたり、ホントに牛さまが広げた風呂敷を畳み出したら早いんだろうな……。
 
 
■オレには手に取るようにわかるぜ! アルなら必ずここに…
はい、はずれー。エルリックテレパシーはどうしたよ(笑)というのはさておき。
まあ、どんなにエドが頭が良くても、どんなにアルの行動を熟知していたとしても今回のは辿り着けないものね。
アルが意識を失った事も、(おそらく)その間にアルの意志に関係なくアスベックへ行きが決まった事も、スカー兄の手帳を調べた結果錬成陣が出て来た事も、それによってリオールが行きが決まった事も。
兄さんの推理の要素には入りようがないものね。
ドンマイだ、兄さん。
 
 
■……リンだ
お帰り~。ってことは、今はグリードが中にいるわけ? それとも共闘???
わくわく~。

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2008/04/01

19巻読みました(ネタバレあり)

っていつの話だよっ。はい、とっくに読み終わっていたんですが。書く時間が取れなかっただけです。
 
表紙と背表紙。
ネタバレしていると言われれば確かにそうだけど。
でもそれを言ってしまうと、極論が言えてしまうのよね。
なら、1巻の表紙と背表紙だってネタバレですよね、て(爆)。
  
ということで。
ミステリの定義と同等に、物語ではなく謎の部分に抵触していなければ、私はOK、OKかな。
背表紙なんて却ってセリムと並ぶ事で面白みが出ていると思う。
いっそ掟破りでセリムの右半分を前回描いていれば今回のプライドと合わせてさらに面白かったのになぁ、と思ってしまったくらいなのですが、いかがでしょ?
ま、所詮、みなさんの感想を読むまで背表紙を見ることすら忘れていた人間のたわごとです。
カバーを外した背表紙は即効で見たくせになー。
  
さて。
雑誌掲載時と19巻とを照らし合わせてみました。
  
逆転の練成陣についての描き足しがないか確かめたかった、というのが一番の理由だったんですが。
  
……変わってませんでしたね。
理由はこちらを参照。
ガンガン2007年12月号 鋼の錬金術師第77話「逆転の錬成陣」ネタバレ感想
牛様のミスかなぁ? 伏線なのかなぁ? 悩み処です。
ということでこれは保留として。他に気が付いた事がひとつ。
  
比較的分かりやすく雑誌とコミックスとの違いが出ていたのは、74話でした。
  
1.トーンが少ない。
空など背景としてのトーンの追加が一番多いですね。
参考:P32の4コマ目
あとは、影。建物などを立体的に見せる為のものや、場所によっては影の位置を変えている(=光源の位置関係を変えている)ものもありました。
参考:P31の6コマ目、P26の6コマ目
雑誌掲載時にはこれで充分満足していたにも係わらず(笑)、こうやってコミックスと比較してしまうと、明らかに物足りなさを感じてしまうんですよねー。ワガママなもんですわ。
 
2.線がかすれてる
一番分かるのがこのページ
参考:P12の3コマ目
ロイが角を曲がろうとしてるその角を示す壁のラインが消えてます。
擦れている、なんて生易しいものじゃない。壁の汚れにしか見えないわ。
天井の升目もそう。
私はマンガ描きではないので分からないのだけど、例えばペン入れがもれていて、消しゴムかけした時に気が付かなかった。
あるいは、時間短縮の為簡易な印刷方法(フィルムで版を作らない等)を取った為、精密な刷りあがりではなかった。
そんな処でしょうか。
P18の1コマ目の軍旗のトーンの薄さからすると、おそらく後者ではないかと。
  
3.手書き文字の処理が終わっていない?
参考:P34の4コマ目
「ゴウン」の文字。大きめに白地を残しその上に枠線で白抜き文字を書いたマンガ掲載時と比べ、コミックスではこの余白の白地を全て黒で潰しています。
他にも P352コマ目
「カラーン」の文字。文字のバックのトーンが削られていない
 
2.については、もともと雑誌の印刷方法がコミックスよりも悪いという事もありえるけれど。他の話数でここほどひどいのって見当たらなかった(目に入らなかった)。
昔、某少女マンガ雑誌で、大御所の2人の漫画家だけは凸版印刷、他の漫画家さんは通常の印刷方法を取っている。なんていう裏事情を聞いた事があるので。多分1冊の雑誌の中で違う印刷工程というのは有り得る話ではないかと。
 
とりあえずそんな3点から想像がつくのは。
74話は、牛様にとってはベストの仕上がりではなかったのだろう、という事。
で、ここで思い浮かぶのが。
 
入院されるというコメントが載ったのは、10月22日発売のガンガンパワード。
第74話「フラスコの中の小人」の掲載は、8月12日発売のガンガン。
という事実。
  
この二つの作成時期が同じと見るのはちょっと無理があるんじゃない? そう思います??
  
でも、例えばこんな仮説なら成り立つんじゃない?
  
入院することがあらかじめ分かっていたということは、10月の入院は確かに検査入院かもしれない。
けれど。
もしかしたら一度倒れ、でも予期しないそのタイミングでの入院では原稿に穴を開ける為、通院や投薬で進行を止めるあるいは痛みを散らすなどして、ページ削減など編集とスケジュール調整をした後に入院した。
ページが目減りしたタイミングとしても帳尻は合うように思う。
  
まあこんな予想、あたっても外れても、だから何? なのだけどね。
  
今月号の見開きカラーが素人目にも分かるほどいままでになく丁寧に仕上げてあったこと。
歌猫さまが書かれてたように、サブタイトルが「バリバリの全開」であること。
そんな処を考え合わせても、多分今は先生の体調も元に戻ったと思っていい、ってことなんじゃないかな?

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2008/03/16

ガンガン2008年04月号 鋼の錬金術師第81話「バリバリの全開」ネタバレ感想その1

ネタバレ感想その1です。
最後まで書けなかった……。orz タイムリミットです。ここから先の感想こそ、書きたいのに~~(>_<)
というわけで、欲求不満全開なので、まずは叫ばしてくださいまし。
  
兄さん、超カッコいい!!!
アル、めっさ可愛いーーーーーー!!!!!
 
あー、とりあえずすっきりした。よしっさくさく行きます。
 
■俺の鎧コレクション!!
やっぱりそこかよっ!!! お約束通りな奴めっ。
 
■見開きのカラー
兄さんが超絶カッコイイんですが。
こーゆー絵こそポスターにしてくれればいいんだけどなぁ。
とりあえず、図書カードプレゼントには申し込むか。
 
■えーーーーと……
兄さんの時はしょっぱなからケンカふっかけてたのにねぇ。
 
■あんたらは不正を暴いた それは正しい事だと少なくとも俺はそう思ってるよ
重いなぁ。すごく重い。
もちろん、このおっちゃんは、アルを思っていってくれてるのだけど。
アルとエドは不正を暴いた。それは正しい。だけど。
本来あるべき正しい姿が、人に豊かな生活を与えるとは限らない。
  
不正は暴くだけじゃダメなんだ。
不正と知らずその恩恵を受けて成り立っている生活というものがある
例えば、麻薬の葉だって傭兵だって、そんなもの良くないから葉を焼き捨てろ、傭兵がいるから戦争が尽きない武装放棄しろ、なんて突然言われたら、それで生活が成り立っていた人達に、間接的に死ねと言っているようなもの。
 
鬼の首をとったようにただ不正を暴くのではだめなんだ。
奇しくも先月号で、メイ・チャンについて、賢者の石を求めてはいけないなら、他の方法でどうすればいいのかを考えるべき。なんてことをぶちまけましたけど。うん、同じことなんだと思う。
 
■ボク街の復興手伝ってくる 父さんボクも働く!
うわー、な、な、な、なんかアルのしゃべり方が可愛いぃぃぃっ。
  
■行くぞ ヨキ
やはり、スカーは別行動の模様。
 
■ひとさらいーーーー
ヒューズに次いで、ひとさらい再びっ。
まさか、ロゼにも死亡フラグかっ?(いやそれはないない)
  
■極楽極楽
おっとっ、鋼には珍しいサービスショットだぁ。
前々回が、一見様お断りとしか思えないくらい花が無かったからなぁ。
ここぞとばかりに、牛様嬉々として描いていそう。
ウィンリィはやっぱり、脱いだらすごいんです(古?)タイプなんやねぇ。
さりげにアヒルのおもちゃが眼帯しているのが気になります。
だって大総統おわす中央の軍が介入したせいで、よけいひどくなったんでしょ?
もしや、ストレス解消にいじめているとか(笑)。
  
入りたい時間にお風呂に入れる程度には復興しているって事なのかな?
まあガスじゃなくて薪なら廃材が腐るほどあるから、大丈夫なのか?
ロゼの部屋を見る限り綺麗に片付いてるし、お年頃の女の子だからとはいえ、洋服があれだけ手元にあるってことは、家が倒壊したり焼け出された人達にあげたりとかそういう事も今はしていないってことじゃない?
ロゼは運良く家が無事だったから今は、みんなのお手伝いをしているって感じなのかな?
 
■死をも恐れぬ軍団とやらにされていたかもしれないもの
そういえば、その言葉自体は第1話から出てたんだっけ。
意味するところはさすがに、違っていたのだろうけれど(まさか、主教に軍上層部からのお誘いがあったとも思えんし)。あれに関しては自分の為なら死をも厭わない熱狂的な信者を作り上げるって意味だよねぇ?
遠大な伏線だったんだなぁ。
  
■我々が踏みにじった…あるいはこれから踏みにじる国の者達からだ
えーと、まずこの人形。何で出来てるの?
オリヴィエ、一発で「人形」って言ったけど。
合成樹脂とか見た目ではっきり分かるほど「人形」然とした作りなわけ?
それともあくまでもあれは隠語ですか?
でもビドーも人形って言ってるんだよなぁ。
グリードは、確か、組織構成は全て人間と同じだ、って言っていたから。
首が飛ぶとか腕がもげるってことは、再生能力があるわけでもない。
もし、本当に「人形」なら、この木偶はホムンクルスではない。
むしろ、自動人形、オートマターに近いんじゃないのか?
  
さて。んでですね。
まずあの人形たちに入れる国民の魂を手に入れるつもりでいると。
マルコーがイシュヴァール人で賢者の石をひとつ作るのに使用したのは10人弱の魂だった。
グラトニーの中にあった賢者の石とは同程度だけど、ラストの賢者の石は握りこぶし大だからもっとデカイ。
どれだけ人形がいるかわからないけど、100や200じゃない。
1,000体だとしたら、1万人弱。もっと大きい賢者の石がいるなら2万人以上。
1万体だとしたら、10万人弱。もっと大きい賢者の石がいるなら20万人以上。
  
と思ったのだけど。
 
賢者の石で作れるなら、お父様、自分の賢者の石で作ればいいわけじゃない?
 
つまり。
ホムンクルスのように賢者の石で人形を動かしたいわけじゃない。
 
お父様の錬金術は、アメストリスの錬金術や、シンの錬丹術と違い、ここに無いないものを作り出す事ができる。
だけど、きっと、魂は作り出せないんだ。
ホムンクルス達は魂のない存在という定義だったはず。
  
いままでキメラやスライサーのように、動物や鎧に人間の魂を張り付かせたのは、この為なんじゃないのか?
  
人形に人間の魂を定着させる。
まさに、アルのような存在を作るつもりなんじゃないのか?
  
だとしたら、ちょっと痛い言葉だよね。
このおっさんの言葉は言い換えれば、エドが、アルの魂をふみにじったと、そう言っているんだ。
   
■イズミ・カーティスはまだ見付からんのか
をや? もしやすでにホーエンハイムと共闘状態なのかも? かも??
   
■!!
つに、グリード=リン、動き出すのか? リンの記憶がまだ残ってるなら、前のグリードの記憶もあったりとかなんてそんな事期待……していいんだろか?
  
ここから先の感想こそが一番書きたいのにーーーー。ちょっと間おあずけです。

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2008/03/07

ガンガン2008年03月号 鋼の錬金術師第80話「瞼の父」ネタバレ感想その2

はうっ。一度書き上げたのに間違って消しちゃったよ、消しちゃったよ、消しちゃったよー。
いつもローカルでテキスト打ちしてからコピってアップするんですが。
前半書きかけのAファイルと、後半書き上げたBファイルを繋げるつもりが。間違ってAファイルにBファイルを上書きしちゃったよぉぉ……orz
あんな、あんな、眠い目こすって意識朦朧としながら書き上げたのにぃぃ。
ファイル復元すべく慌ててgogoleデスクトップ入れたけど。んなもん泥縄以外の何もんでもないわっ。
結局打ち直しです。
こんな、こんな、こんな、4月号発売日目の前だってのにーーー。
ってな感じでネタアバレ感想続きです。


■妻だけは自分で選んだ
夫人のあのノロケは嘘偽りなく本当だったんだな。
初対面でひっぱたいたなんて話が、強かな作り話でも、彼女の願望でも、与えられた幻影でもない事がちょっと嬉しい。
 
グリードが処分された後の回廊のシーン。
険しい顔をしていたラースが、回廊で出くわしたセリムに少しの間を置いて笑顔を向けていた。
初読の時、あれは家族に自分の正体を気づかせない為の演技だと思っていた。
セリムの正体を知った後は、親子を演じる事で互いに腹の探りあいをしていると思った。
そして今回、笑顔こそセリムに向けられているが、夫人に見せる為のものだったんだな、と思った。
 
人間と同じ老いる肉体を持ちながら、賢者の石の分だけ命を持つホムンクルス。
仲間を切り捨てる事に容赦がなく、人間を殺す事にも躊躇がない。
かと思えば。人間の行動に殺める手を止める事もある。
人間でありながらホムンクルスでもある存在は、人間ともホムンクルスとも言えないのかもしれない。
そこに彼のゆらぎがあるんだろうか。
この告解が、即ロイの味方につく、ということになるわけではないのだろうけれど。
穿った見方をすれば、自分の人間らしい部分を見せる事でロイ達の攻撃を躊躇させる、という手にもなり得るしね。

奇しくも、「ラース」は悪魔の中では「Satan」を差す。
その意味はヘブライ語で「告発者」であると同時に「敵対者」でもあるらしい。
(天使の時と悪魔になってからとで違うということなのか?)
「Satan」は「父たる神」の「敵対者」となったわけだけれど。
ラースは、最終的に誰の「敵対者」になるつもりなのだろう。
 
 
■気が向いたらな
ラースが自分の弱み(=家族)を敵に晒したのと真逆するように、オリヴィエは自分の弱み(=家族)を敵地で曝す事を避けたように見えた。
 
 
■個人が強力な軍隊を持たぬようにするためだよ
ほほぉ。こうきましたか。
想像していたわけじゃないけれどいつもの「予想の斜め上!」というにはちと衝撃が弱い。
なので来月号で明かされる(かなぁ)更なる詳細が気になる処ですが。
自分の第一声が。臍がない! こやつら両生類か???
だったのは自分的にもどうよ。
まあ、でも臍がないってことは丹田がないわけで、錬丹術は使えない身体なわけだね。とかちょっと思ったり(笑)。
 
これがメイ・チャンのいう「地中でうごめいているもの」の正体なわけですか。
お父様がグラトニーに「また元に戻してやる」と言ったのもこの装置(っていうのか?)があるからってわけだね。お父様の身体に戻しておけば、またいつかその賢者の石を元に肉体が作られるはずだと。
別にあのグラトニーをもう一度作るつもりで言った言葉じゃないってことかな。

でも。なんで、7つの大罪のかれらはああも身長体重容姿に落差があるのに、こいつらは同じなんだ?
ラストたちは試作品で、こいつらはアルティメットって感じなのか?

ホムンクルスは賢者の石が核になっているわけだから、すでに賢者の石は装着済みなわけですよね。
お父様の管が体内の賢者の石を流し込んでいるのは分かるけど。
すでに、それをずーっとやっていたわけですよねぇ? しかもグラトニーに使われた賢者の石の量を鑑みても、賢者の石は一体あたり小さじ一杯程度(笑)?
いつまでも一体のホムンクルスに流し込み続ける必要なんてないはずよねぇ?
いやいや、ホムンクルスに流し込むわけじゃなく、賢者の石を核にホムンクルスが生成されるのか。
賢者の石を種に、肉片と骨の元が賢者の石から滲み出てきて手足が生えてくるのか?
その間賢者の石を流し込むのではなく吊り下げている状態って事か? 葡萄棚みたいに? その実、冬虫花草のような……。
 
で? 何をしたいんだ?
国土練成陣布陣の為に投入するならもっと前からのはずだ。
もう、最後の頂点なのだから、血の紋を刻む為のものではないのだろう。
 
ひとつ思い出すのが、クセルクセスの時、最後に王の血の一滴を中央の壷に垂らしていた事。
 
場所がセントラルの足元であり、セントラルが一番に栄えている事すら、お父様の意図である可能性を加味すると。
 
セントラルの地で不死の軍隊による国民大虐殺を行うつもりなんじゃないだろうか?
 
 
■そう…残念ね 会いたかったな……
頬染めてるしっ。そ、そうなの? ロゼってそうだったの?
 
 
■ナベ洗い終わったよ~ 他に仕事……
まだいたんかいっ。
 
あ、でも、アルも何か気になる事があるらしいから、何かこの地にあるのかな?
他の地との違いと言ったら、国土練成陣の布陣が最近終わった地って事くらいかな。
その地がどのような状態になるのか(ホーエンハイムと同じような)調査に来たとか?
だとすると、ホーエンハイムとタッグを組むとか有り?
わー、そんな事になったら、兄さん泣いちゃうかもしれない(笑)。
 
 
■スカー不在
聖部さんがすかさず突っ込みをいれておられましたが。確かにコマ内にいないや。ということは?
さて、別行動を取る理由、理由。
エンヴィーがセントラルで受けた電話では、スカーとマルコーが同行していて、○○○の命はエンヴィーが保障するって言っていたんだよね。
ってことは、マルコーの顔はアレだからバレないにしても、スカーとザンパノが同行していれば、ザンパノの裏切りとエンヴィーの身に何かあった事くらいは想像付きそうだからな。
やっぱり別行動って事なんだろか?
でもどこへ行く?
 
エンヴィーが捕えられたとホムンクルスが気づく前に、エンヴィーが赴いているとラースが思っている今のうちに。
どこかへ移動して逃げた方がいいだろうな。
でも、スカー兄の手記からはもうあれ以上読み取れないのであれば、マイルズとの約束があるんだよね。
ザンパノが電話をしていたから、ブリッグズの状況は教えて貰えているかもしれないし。
法の裁きを受けにブリッグズに戻るというのもありなのか?
 
えーと、ブリッグズ要塞ってドラクマとの堺にあるんだよね。アメストリスの一番北側と思っていいのかな。
で、東のバズクールで北方軍とスカーがかち合って、炭鉱の坑道を抜けてアスベックって北の地に出てたわけで。
となれば、それってブリッグズの麓が近いって事だったりしない?
ばったりエドと再会したりとかっ(笑)。
 
 
■あ!!?
すごっ。ホーエンハイムが家を出た時、アルはまだあんなチビっちょだったのに、ホーエンハイムの事覚えてるんだ!
……んなわけないか。
きっとあの泣き顔の写真で記憶しているんだろうなぁ。
わはは、はなから父親の威厳皆無だよ、皆無。
 
ウィンリィも多分同じだよね。あの写真はロックベル家に飾ってあるんだから。
 
んでもって。ホーは?
アルの身体についてはピナコばっちゃんから聞いていただろうし。
家に飾ってあった見覚えのある鎧がガショガションと動いていれば……気付くか。
 
「父親」に対し、アニメアルはベタベタに甘えていたけれど、原作のアルは「いれば錬金術の事が色々聞けて役に立つ人かもしれない」なんてクールな立ち居地だったからなぁ。
このあとどう反応するか楽しみっ~。
 
 ふー、4月号発売前に間に合ったぜっ

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2008/03/04

ガンガン2008年03月号 鋼の錬金術師第80話「瞼の父」ネタバレ感想その1

すでに4月号発売が目の前にせまってますが。3月号のネタバレ感想です。
おかしい……。早売りで10日には買っていたはずなのにぃぃぃぃ。
ということでさくさくいきますよ。

■さすがにこの雪の中じゃぶっ飛んじまった歯はみつからない
別にそれが伏線になるとは思えないけど。一応脳内にインプット。
そして錬丹術をしてもやっぱり、無いものは元に戻せない事の再確認。
エドとアルの身体は、真理君からぶんどってこれれば錬丹術でつなげる事が出来るかもしれないけれど。新たに作り出す事は出来ない、と。
うん。
 
じゃあ、お父様の錬金術って何なんだろう?
賢者の石が人間の命だから人体練成が可能とかその手の話はさておき。
人間の肉体ではないアルの鎧の腕を元に戻してるんだよね、お父様は。
アルの鎧を薄くする事なく、ね。

つまり、物理的に鎧の素材となるものをどこからか捻出したわけだ。
それって、どこから?
 
方法としては想い浮かぶのは
・コピー能力がある
・どこかの鉱物資源を手元に引き寄せられる
・ゼロから鉱物を精製した
この3つくらいだよなぁ。

ホーエンハイムが地下水脈で通り道を作った時も。
エドが谷間に長距離の橋を渡せなかったのに対し、ホーエンハイムはロゼたちの足元の地面を目減りさせること無く向こう岸に渡ってもいない橋の上を歩いていた。
あれもきっと同じ原理。
 
あれ? なら、コピーは却下か。
コピー出来るならホムンクルスの完成体をもっと簡単に手早くたくさん作れただろうし。
ってことはゼロからってのも同じ理屈になる、のか???
 
なら引き寄せた、って事なのかなぁ。
 
あの時ホーエンハイムは(他人が近づかないようにという理由があるにせよ)最終的に橋を元に戻してたし。
イズミに会った時も「貴女の罪の証だから」と言って彼女の臓器は戻さなかったのも。そのあたりに理由があるから、なら得心がいくかな。
こぼれたミルクは戻らないように、無くなったものを元に戻す事は出来ない。
世界は常に100%を保有して全として成り立っているから、それを「全+1」には出来ない。
何かを得る為には同等の代価が必要であり、錬金術はそれを自ら差し出すが。
お父様やホーエンハイムの力は他者から簒奪する、のかもしれない。
 
だから、エドとアルは真理君から自分の身体を奪い取らない限り、元の身体を手に入れる事は、たとえ可能であってもそれは他者から奪いとったという新たな罪が生まれる。ってな感じでしょうか?
 
どれにせよ、なんかアレだよ。ろくでもない力、だよなぁ。
お金に置き換えて考えてみると。
お札をコピーするか、他人の金を盗むか、偽札を作るかの違いって事でしょ?
少なくとも、本来自分のものではないものを、自分のものにしてしまう力ってわけだよなぁ。
 
思い切り話がそれました。閑話休題。
 
 
■こいつの身体いただいたァ!!
知らんかったが、エンヴィーってそんな力あったんだ。
もしかしてあの人型も昔人間の身体を乗っ取ったものだったりして?
 
 
■君の事は忘れないヨ!
いや、忘れるっ。きっと忘れるよ、この子っ(笑)。
 
 
■ハッタリとか得意じゃないんだよ
ってことはマルコーさん、もう助からない病の患者さん相手にもハッタリ出来てないんだろか……。
 
 
■鋼のおチビさんはいないのか? 行方不明って聞いてるけど 
これはROBOさんに言われて思い出したのだけど。
ロイに情報を渡してくれているマデリーン嬢のお友達ってブリッグズの麓で看護師やっているんですよね。
うん。看護師。
じゃあさ。
エドが病院に搬送されたら。
一発でロイに連絡が渡りますよね。
うんうん。
これってこれって。ありえない話じゃないんじゃない??? >のわこさん
 
 
■行方不明………うそ……
ごめん、ここのウィンリィ、私嫌い。
これで2度目だわ。いや3度目か。
「あんた達兄弟が泣かないから泣くの」(5巻)が1度目。
「いい訳ないでしょ!!!  ……何も知らないくせに…!!」(11巻)が2度目。
そして今回が3度目。
ウィンリィが感情表現のはっきりしたいい子というのは分かってるし、他人の為で泣けるのはそこに優しさがあるからだって事も分かる。でもね。
 
経験のある人も多いと思う。
悔しかったり悲しかったりして感情が抑えられない時に、先に横で泣かれてみ?
意地でも涙引っ込めて慰める側に回るしかないじゃん。
本当は身も世もなく泣き叫びたいくらいなのに、それをぐっと堪えて、ハンカチ貸したり、泣き止むまでそばについていてあげたり、なだめたり。
泣きたいのはこっちなんだけどなぁ、なんてへらへら笑いながら、こちとらフラストレーション溜まりっぱなし。
そんな経験ありません?
 
「おお振り」にあったのだけど、泣くとストレスが解消されるんだそうです。
ストレスが解消されちゃうから泣くと悔しさとか憤りとかも希薄になってしまうのだとか。
 
「あなたの為に」なんて言葉聞こえはいいけれど。
こんな風に泣いたらすっきりするんだろうな、と思いながら隣りで泣かないよう我慢する人間の辛さって考えないのかな?
怒鳴りたくないわけじゃない。でも当事者の自分が堪えていたのに、何故横で他人がキレる? この振り上げかけた拳はどこに収めればいい?
そんな風に思うことだってあるんじゃないかな?
 
自分の代わりに泣いたり怒ったりしてくれても、その気持ちは嬉しいけれど。
気持ちが引きづられてもっと泣きたくなるから、余計に辛いし。
怒りを発散することが出来ないから、心が苦しい。
自分の為を思うのなら、自分の為に耐えて欲しいと思うのは私だけでしょうかね?
 
で。今回の3度目。
身内のアルより先に顔を曇らせて。
アルにフォローさせてしまう、ウィンリィがちょっと嫌。
 
他人がいるから気丈でいられる、というのは確かにあるけれど。
エドがグラトニーに飲み込まれた時のアルの憔悴っぷりを見ているから、余計に見ていて痛々しい。
大切な家族がいなくなることに慣れるなんてことはないから。
 
アルがエドとウィンリィの関係を微笑ましく見守っているから、余計にフォローをいれたくなったのだろうけれど。
もしアニメのようにウィンリィがエドにもう元の身体は諦めてそばにいて、なんて言ったら。
また「青春だねぇ」なんて笑いながらアルは一人で旅を続けそうでさ。
こうやって自分の感情よりも他人の感情を気遣うアルを見るとね。
このシーンのウィンリィはちょっと嫌い。
 
 
■そんな半端な覚悟でこの国に来たのか?
よく言った! と喝采をあげたのは私だけ?? でしょうか。
 
オフでアルメイ話をした時に、一人断固、メイが居残る事に反対してた私(笑)。
まあ、兄弟スキーなので、どこの馬の骨とも知らんおなごにアルをやれるかっ、なーんて気持ちも勿論あるんですが。
 
『十二国記』(小野不由美)の『東の海神西の滄海』にこんな台詞があります。
「若、と呼ばれることの意味を分からないでいられるほど俺は莫迦ではない」
「連中は俺の人柄に惚れこんでくれたわけでもなければ、俺の器に感じ入ってくれたわけでもないぞ。ただ俺がいつか主になるから、ただそれだけでいちいち俺を立ててくれたのだ」
「それがどういうことなのか、分かるだろう。お前たちもそうではないのか。のちの世の平穏を願うから、俺を立てくれたのではなかったのか!」
 
この「若」はそのまま「皇女」に置き換えられるはず。
なのに、メイにそこまで一族を背負う覚悟があるのかずっと疑問に思ってる。
彼女だって「皇女」と呼ばれる以上、たとえ弱小であってもその一族の中ではその民に立てて貰っていたはずで。
それは、メイの人柄とか錬丹術の力量とかは関係なく、王位継承権を上り詰めて自分達一族がいい暮らしをしていく為に。少なからずメイの為に民は尽くしていたはずなんです。
 
「民は俺の身体だ。民を殺されるは身体を刳られることだ。首をなくすよりそれのほうがよほど痛い」
 
こんな台詞をメイは言えるのかな? メイちゃんの日頃のあのノリだと。国に帰る時。
「不老不死の薬なんて手にしてはいけません。あれはいけないものです。だから手ぶらで帰ってきました。ごめんなさい」とか言っちゃいそうで……。
 
リンがアメストリス国軍大佐(もちろんロイの事)に借りを作り、不老不死の薬以外にも周到に王位継承の為の根回しをしていたのに対し。
メイはその幼さを差し引いても、王位を継ぐ事への……なんだろ、気迫かなぁ、強かさかなぁ、そういうものが薄いような気がする。
 
不老不死の薬がやばそうなものだと分かりはじめた時点で、次策を念頭に置くのが王位継承者の立場としての在り方なんじゃないかな。
何か他に自分達の一族に有利な方法を考える。
リンのようにアメストリス国軍に渡りをつけ後ろ盾を見つけるとか(可能となる事態はあったのにこの時アルの後ろで怯えてたのよね、この子)。
自分より王位継承権が高いリンと共闘し、リンが王となった暁には自分が王位継承権を捨てる代わりにチャン一族もヤオ一族と同等の暮らしを保障させるとか。
 
もし自分がチャン一族だったらこんな皇女じゃ報われないなぁ、とどうしても思ってしまう。
メイ・チャン個人の人柄の良さとか頑張りとかは理解しているのだけどね。王位継承者としては頼りなさが先に立ってしまう。
 
舞台から立ち去ってしまうと、それはそれでエドとアルにとって元の身体に戻る希望が費えてしまうから困るのだけどね(笑)。
今後、エンヴィーに引っ張られて余計な足手まといになるようなら私ゃばっさりメイを切り捨てますわよっ。ここで一発逆転、「皇女メイ・チャン」の見せ場があると嬉しいんだけどなぁ。
 
 
■全然理解できなかったけど教えてくれてありがと
何のために北まで来たのか覚えてるんだろか、この子…(笑)。
 
 
■うん 元気でね
しかも天然タラシだけど、とてつもなく鈍感ときた。(笑)
エドとウィンリィの態度には敏感なのにねぇー。
 
 
■炭鉱のひとたち
カヤル! 懐かしい~。心持ちちょっと大人になった?
 
 
■見捨てるのか?
これの目的語って「アメストリスの民を」ですよね?
泣いたのは、今まさに危ないアメストリスを見捨てようとしているのに、そうとも知らないその国の人に暖かく迎えられたから。
中央に向かったのは、不老不死の方法を手に入れる為。
アメストリスを見捨てるわけにはいかない、と思ったのなら、どうして中央に行くんだろう。どうしてアル達の後を追わないんだろう。
 
 
これでギブ続きはまた次に。

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2008/01/13

ガンガン2008年02月号 鋼の錬金術師第79話「蟻のひと噛み」ネタバレ感想

読みましたっ。ページ数は相変わらず減少傾向にあるのに、濃いよ、濃すぎ。
なんつうか、まるで水銀? 小瓶なのにえらく重くて目算誤って落としそうになる感じ。
このくらいの厚さだから内容はこのくらいだろうと立てた目算を大きく外れて、濃いっ。
あれも、これも、何を意味するんだか、どう転ばせるつもりなんだか、考えなきゃわからない事が多すぎて、ノートにでも書きとめととかないとこぼれ落ちそうだよー。
ということでネタバレ感想です。
 
 
■瞬殺とはまさにこのこと
いやぁ、みごとみごと。ってホントに瞬殺だわっ!!!
この展開は予想外。
ここまで兵器開発に差があるとはねぇ。
ああ、だから前号の台詞が「派手に火花を」なのか。
花火なんかよりずっと小さい、火花程度ってコトね(笑)
 
ところで、北方が得意としているのは、攻撃ではなく守りよね?
ってことは東方って実はかなり強いってことなんじゃ…。
 
 
■アメストリス上層部の何名かは我々が攻め込んだらこちらに付くと何年も前から計画していた!!
「何年も前」なら服役中のキンブリーの仕業じゃない。
じゃあ、今回のキンブリーの行動は、何年も前からプライドが仕込ませた処に、ちょうどいた人材を派遣したってことか。
そうか。だから先々月号のプライドの台詞の、その文字通り「一枚岩のその強さを利用」したってわけだね。
血を流す生き物であるなら、それがドラクマ軍だろうと、アメストリス軍だろうと関係ない。
だから、「一枚岩=ブリッグズ兵」の「強さを利用」して、ドラクマ軍の血を流させたと。
確かに、錬成陣の北の点はドラクマに相当してたものね。あーやだやだ。
自分達の手で、国土錬成陣をつくりあげよ、ってことかよっ。
しかも。忘れてたよ。先月号、ドラクマは開戦宣言してるんだった。
これは国境での小競り合いじゃない。ドラクマが国をあげて戦争を始めるって宣言したんだ。
ってことは、これは前哨戦でしかない。
自分達の国を守ろうと闘えば闘うほど、自分達が賢者の石にされるための準備が整っていくって寸法だ。
プライドの考え、えぐ~。
 
しかも、守りの北方、攻撃の東方ならば。その危険はロイ達が被るんだろか?
 
 
■扉絵
はい、今月号のエドはここだけ、です(笑)。
でさ。このイラストえらく、比喩的じゃないかなぁ。
トンネルにぶら下がるランプがうぞうぞくんの目のようにも見える。
そう考えるとこの橋は境界線。プライドが動けるギリギリライン。
猫達を連れて橋を渡り向こう岸に行くアルと、アルを見送り橋にとどまるエド。
 
 
■最初から貴様をここに誘い出すのが目的だったのだよ
いえーい!!!!! 予想的中っ。
ふふふ。ザンパノの電話は釣り、は大当たりでしたぁ。


■地雷式だよ 錬金術は日々進化している
うわー、いいなぁ。このしれっと大ボラを吹くあたり。
開き直ったんだか、仲間が出来て心強くなったのか。
最初の頃の、おろおろしっぱなしなおじさんじゃなくなってるよ。


■うがっ!!!
これ、アルかと思ったら。メイチャンじゃんか。
女の子が、んな、手つきいけませんっ(笑)。


■貴様ら人造人間にだけ反応するようにできているんだよ
ということで、マルコーはエンヴィーに嘘の情報を流したわけだ。
そしてメイチャンとアルという存在を伏せた。
勿論これは計画的なものであり、ザンパノが電話でスカーとマルコーと思しき人物の事しか言わなかった事からも明確。
 
じゃあ、何故伏せたんだろ?
もともとエンヴィーが探していたのはマルコー。
マルコーが、メイチャンと同行しているという情報は軍に入っていない。
エンヴィーにとってスカーはマルコーのおまけ。
地下で一度、エンヴィーはメイチャンに会っているけれど、お父様の術を持ってしても錬金術を使えた子供という認識くらいか。
ならばメイちゃんの戦力は隠しておくに越したことはない。だからメイチャンを隠した。それは分かる。
 
じゃあアルは?
すっかり忘れていて先月号の感想で間違えてしまったのだけど。
キンブリーと一緒に捜索に出た際、ウィンリィ達を追う為に一度身代わりを立てているんだよね。
でも、あのまま身代わりを継続していたら今度は、中に入ってる人が行方不明ってことになってしまう。
だとしたらどうする? 
私なら、あの鎧を空の状態で身代わりとして牢屋へ置き、中の人は通常業務に戻る、かな。
とすれば、上層部への報告ではアルは行方不明とはなっていない。
そうなるとやっぱり、アルがマルコーと同行している事は伏せる必要がある。
 
そこまでは分かる。
 
例えば。わざと逃がして「マルコーの同行者はスカーとザンパノとジェルソだけ、マルコーは地雷式の錬金術を発明した」という嘘の情報をエンヴィーに報告させるつもりだったのだとしたら、戦闘中にメイチャンとアルが表立たなかったのも分かる。
でも実際にはエンヴィーを再起不能なまで完膚無く打ちのめしている。

だったら、マルコーがあんなに痛めつけられたても、メイチャンとアルが参戦しなかった理由が分からない。
 
マルコーが自分の落とし前は自分で付ける為に「ひとりで闘わせてくれ」と言ったのなら、スカー達が加勢したのもおかしな話で。
そうなると。
 
メイチャンは女子供だから。アルはまたいつ倒れるか分からないから。
そんな理由で戦闘力対象外として扱われたってことじゃないの?
 
メイチャンはまだ遠隔操作で戦闘に加われるからいいけど。
これじゃあこれから先、アルはお荷物って事じゃんっ。
 
 
■フフフ……
すんません。メイチャンすごく怖いんですが。
それ本性? 本性? 本性???
な、な、な、なんか生き生きとしてません???
 
 
■ならばこれはどうだ
だぁぁぁぁぁ、お前もか。
なんか、みんな生き生きしてるっていうか。嬉々としてるっていうか。
めちゃめちゃ、烏合の衆なのに。
はみだし者同士だからこその連帯感なんだろか?
 
 
■壊し方も知っているという事だ!!!
ちょっと待て!! だぁぁぁぁ……頭がついていかね。
 
右手のそれ、賢者の石の錬成陣に見えるんですが。
ツボ押しみたいに同じツボでも、鋭角的に押すか鈍角的に押すかで作用が反転するようなもの?
それとも。左手か? さりげに左手の手袋も外しているのはそっちに破壊の錬成陣があるってことなのか?
だとしたら、それってどんな錬成陣よ。
キンブリーの錬成陣が両方合わせてはじめて意味を成すように、そんな「右手の錬成陣の術をリバース」とかいう錬成陣が左手にあるのか?
いやいや。
もともとマルコーがそんな錬成陣を知っていたのなら、そもそもこんな事態になる前にその錬成陣でエンヴィー相手に五分五分の交渉が出来たよなぁ。
となると。
もしかしてあれか?
あの錬丹術を組み込んで発動する錬成陣か??
あれが本当に使いものになるかどうかエンヴィーで試したって事なのか???
……あやや、それは妄想が過ぎるかなぁ。う、うーむ。


■見るな 虫ケラが
胎児? だからエンヴィーは性別を無視した存在だったのか。
 
胎児は人体とみなされ、練成すれば扉は開くのか。
胎児を錬成した場合に、その身体は人形(ひとがた)まで成長するのか。
 
その実験モデルとしてエンヴィーは産み出されたんだろか?
そして、ラスト達のように、賢者の石が無くなっても即死しないのは何故なんだろう?
エンヴィーは賢者の石が核ではなく、核を賢者の石が纏っている存在だから。
その作りは違うんだろうか?
 
 
■タイトル 蟻のひと噛み
「蜂のひと刺し」なら聞くけど。
それだと、ひと刺しの後に蜂は死んでしまうから「蟻」、なんでしょうね。
ということで、マルコー。今にも死んじゃいそうに見えるけど大丈夫ってことなんでしょう。
さて。
じゃあ「蟻のひと噛み」ってどういう意味?
ちょっとググってみると。
「蜂」みたいに何か発端(ロッキード事件だっけ?)があって出来た用語じゃないから、結構自由に使われているかな。おおむねこの三つに分かれると思う。
・とるに足らない攻撃も山となればやがては相手をほろぼす
・とるに足らない敵と侮ると思いもよらぬ迎撃で滅ぼされる
・とるに足らない攻撃(蟷螂の斧と同じ意)
1番目の意味にかけて。それぞれの得意とする攻撃は微々としたものでしかなくとも、間を与えず攻撃出来る事で敵と対じすることが出来る事、を。
2番目の意味にかけて。簡単に踏み潰せると思った相手が、自分を倒せる力を持っていた事、を。
3番目の意味にかけて。ドラクマ軍とブリックス兵とに戦力さがある事、を表しているのだとしたら。
……ちょっとすごい。

■全体的なお話
歌猫さまが同じような感想を書かれていて、思わずニヤリとしたのだけど。

多分、荒川先生にしては今回初めて、一見さんお断り、に出たなぁと思った。
今回のこの話を始めて読んで「鋼って面白ーい」ってファンになる人、いるんだろか?
だって今回の名シーンってやっぱり、マルコーがあの顔で、歯が折れて、血を流しているその顔で、「…そうだ 私は多くの人を犠牲にして~(略)~壊し方も知っているという事だ!!!」のシーンだもの。
鋼ファンは「よし、良く言ったマルコーっ」の一言も叫んで喜べるけど。
ファンじゃなければ「え? この人が主役? え? 敵じゃないの? 何? おじさん?」となる……わな。
しかも、エンヴィーの最期(かどうか不明だけど)がまた気色悪いし。
野郎ばかりで花がない以前に。その野郎すら、人間の形してないキメラだわ、顔にバッテン傷があるわ、顔の皮膚がやられているわ、鎧だわ…。こんなパーティ普通ないよ(笑)。
 
それで思い出したのだけど。
 
第77話「逆転の錬成陣」で鉄骨を抜き取られるシーンのエドの顔は結構コワイ。なのにカッコイイ。
あれを読んだ時、カッコよさって、絵だけじゃない。顔なんて見えなくても影ばっかりで怖く見えても、その行動しだいでカッコよく見せる事が出来るんだなぁ、なんて思ったわけですよっ。
他にもそんな事感じた人いるんじゃないかな??
うん、だからね。あれは、今回の為の免疫的効果を持ち合わせていたんだなぁ、と。
 
もう、最初の頃のようなとっつきやすいキャラクターだけで構成する必要も、初見でも分かりやすいストーリー展開にも、束縛されなくてもいい。
私が「パトレイバー」を好きだったからそれと比べてしまうというのはあるのだろうけれど。
あれもやっぱり、1話完結の話から、徐々にひとつのエピソードは長くなり、最後にはどでかいエピソードをバンっと繰り広げた。
それに似ている。もう、そういう時期に差し掛かったんだな、そんな事を思いました。

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2007/11/18

ガンガン2007年12月号 鋼の錬金術師第77話「逆転の錬成陣」ネタバレ感想

すっかり遅くなりましたが。ネタバレ感想です。
今後もこんな感じで、めちゃ更新遅くなると思いますが。よろしくですぅ。
あぁぁ、あとメールのレスも。ごめんなさい、ホント時間とれなくて、遅れてますごめんなさい。
ホントにもうこれは。
住処を帰るか、持ち歩き用のPCをもう一台買うか。
高速の思考と高速のキーボード打ちを身につけるしかないかと思いますので。
実質不可能かと。
「やりたい事がなくてムカつく」なんてお若い方にはぜひともその時間を売って欲しいものです。はぁぁぁぁぁぁぁ。
 
という愚痴はさておき。回避文はこんなもんで大丈夫でしょうか。さて。
 
まずは、よ、良かったよ~。兄さんが無事で~。
予断は許さないけど、内臓機能の低下とか、破傷風とか、単純に考えても色々あるけど。
とりあえず、頑張った。えらいっ。
 
ということで最初に戻って。
 
■扉絵
王様なエド再びっ。
ほら前に、錬成した石の玉座に上半身裸コートのエドのイラストがあったけど。
今度はライオンに囲まれて、やっぱり邪悪な笑み。
勿論本編の、ライオンとのキメラの兄ちゃんを従えている(モノは言いようだな)のに引っ掛けてるというのは分かっていますが。
敢えて言うぞ。
右脇にいるのは雄だけど、左脇と後ろに控えてるのって雌ライオン?
そんなに兄さんフェロモンムンムンですか。モテモテですか。
間違って食べられないようにね、兄さん(そこかよ)。
 
 
■本編1コマ目
またまた、こういうパースの面倒臭そうな絵、描くよなぁ(笑)。
きっと、絵コンテを描く(ネームの代わりに絵コンテで描くそうなので)段階で、描きやすさとか頭にないんだろうなぁ。
こういったシーンでは、映画なら良く見かける構図だから。
どう描けば効果的かを考える前に、もう構図が頭の中にあって、それをただ絵に落とし込む人なのかもしれない。
 
 
■這いずり回って格好悪くたって生きのびなきゃ
回想の順番の最後がアルじゃないってのがちょっと寂しいですが。
うん、アルの言葉がきっかけで手が動いたので善しとしておこう。
それにしても、回想シーンに出てくるのが、リザ・アル・ウィンってのがねぇ(笑)。
美女二人は分かるにしてもさ。
エドぐらいの年だったらもう、野郎が泣こうがそんなことどうでもいい年齢だろうに。
アルを泣かせたくないなんて。うふふふ。
やっぱりアルには弱い、兄馬鹿だよねぇ。兄さんて。
まあそれと、リザが自分より前を行く人、アルが自分と並んでに歩く人、ウィンが自分を後ろで待っている人の象徴ってことなんだろうな。
 
 
■どいつもこいつもこんなんで泣かせる訳にいかねぇよな
エドのすごい処ってこういう処なんだと思う。
最初冒頭の「どいつもこいつも」の部分を読んだとき。
こう続くかと思った。
「どいつもこいつも、大人しくたばらせてくれねぇ」
こういうシーンにはよくある台詞だと思う。
 
エドの台詞とちょっとしたニュアンスの違いでしかないんだけど。
違い、分かるかな。
 
男の自尊心というか、ニヒリズム? それとも死への美学?
誰それが悲しむから這い上がるけど、オレ的には別に死ぬのなんて怖くないしどうだっていいんだよ、と格好をつける。
コレは自分の本意ではないのだと。
その行動に理屈をつけないと、生き汚くなれないってことなんだろうな。
 
だけど、エドの台詞は違った。
彼らが悲しむから生きようと頑張ったわけじゃない。
彼らを悲しませる事がエドの本意ではないから。だから死ねない。
リザの台詞通り、格好悪くても生き延びる事こそが彼の自尊心であり、何よりも大切なこと。
生き汚くとも、生に食らいつく。
死への美学なんて、そんなものをエドは持たない。
格好つけてなんて知らない。
そのまっすぐさが、エドなんだよね。
 
 
■p372
バン、ガラン、パン、ドン
このページにあるのは絵とこの効果音のみ(あとエドの咳き込む音)。
だから。
本来なら、あっという間に読み飛ばせるページ。
なのに、つい時間をかけて読んでしまう。
2コマ目のあと、エドが四つん這いになっているところから、身体を伏せて横倒しになるまでを。
3コマ目のあと、身体を伏せて錬成を発動させる為に地面に手をあてる動作を。
それを脳内で補完しながら読んでしまうから。
 
意図的なのかどうなのか、マンガ描きじゃない私には良く分からないのだけど。
描こうと思えば、エドの苦痛にゆがむ顔とか、震える手とか、いくらでも効果的に出来ると思う。
でも、このページは抑え。
この先大きな出来事があるからここではコマ数も盛り上がりも作らない。

読者は最初から最後まで、ずっと息を止めるようにして読むと疲れるから。
例え、シリアスシーンの中であっても、緩急を入れる。
上手いなぁと思う。
 
 
■勘……違い、すんなよ……
ツンデレ?(爆)
 
 
■自前の生命エネルギーを使って力の底上げをする
良く言った!!!! 良し、男だっ、エド!!!
ロイが自分だから出来る錬金術で血を止めたから、対比する形でエドも自分だから出来る錬金術で血を止めるっていうのが、物語的には美しいんだろうな、という思いがあって、だから前号で「炭素化する」なんて話を出したのだけど。
医療系だったかぁ。こういうやられた感は、外れても嬉しいね。
ロイがラストを倒すまで意識を失わずにいられたのに対し、エドが錬成後意識を失ったのは。
やっぱり、年齢の差。ロイには軍人としての経験があるから。
ロイが他人の助けを借りずとも立てる強さの象徴なのに対し、エドは自分に出来ない事には他人の力を借りられる強さの象徴なんだろうな。
 
 
■鉄骨引き抜きシーン
ライオンの人が鉄骨を握りしめてからエドが錬成を終えるまでに、4ページ!!!!
たかが鉄骨を抜く。それだけなのに4ページ。
これがっ、これが荒川弘のマンガなのっ。
 
何が『鋼』を面白くしているか。それはこういう処にも出てくる。
何に対してどこまでページを割くか。
物理的に見れば、たった数秒でしかないこのシーンに、ここまでページを割いてくれる。
だから、『鋼』が好きなの。
荒川弘のマンガが、好きなの。
このページ配分に荒川弘の意見が通らないなら、それはもう荒川弘の抜け殻の作品でしかない。
荒川弘のマンガではないんだよっ。
 
 
■p381最後から2コマ目
エドの身体に力が入ってるように見えて。気絶したようにはちょっと見えないんだよね。
牛さまにしては珍しく失敗している? コミックスで修正入るかなぁ?
 
 
■これは……
キターーーー 賢者の石!
キンブリーが落としたやつ(先月号と形比較してみました・笑)。
エドとアルが使わないのは、自分たちは自業自得であり、だから賢者の石を使う資格がないと思っているからであって。
だから、賢者の石を使うことそれ自体に否定的なわけではないと思うから。
 
キメラにされた彼ら4人には使うんじゃないかな。
ほらね、あきらめなければ直ったじゃないかって。笑うアルが見たいなぁ。
ああ、でも今の状況では戦闘能力からいってまだキメラでいる方が優位だとか言って断るかな?
このいざこざ終わったら必ず直してやるから、とかそういう流れかな?(わくわく)
 
 
■アル様のフンドシ~
フンドシじゃないやい!(笑)
フンドシ……じゃない、前掛けだから違和感ないですけど。
メイチャンはフンドシだと思っていながら首に巻いてるわけだよね。
それって、エドアルサークルさんのマンガで、エドがアルのパンツを頭から被ったりするのと変わんないってことなのでは……(;一_一)
 
 
■そっか……でかいの担いでちゃいざという時、逃げられないよね……
これがアルのすごいところ!!
普通だったらこう言う台詞がくるところなんじゃない?
「そっか……でかいの担ぐの大変だものね……」
 
でもアルはその先を見る。
現状を把握してその為に他人がどう動いたかちゃんと考えてる。
担ぐ事が大変なだけじゃない。
敵が来た時に逃げ切れる一番いい方法まで考える。
 
そして。
もし敵の襲撃が来たら、バラバラに逃げる可能性だってあるんだよ?
それでも、みんなが逃げ延びられやすい方法を考える。

けどさ、けどさ。
お願いだから頭部だけは胴体の上に乗せて欲しいんですがぁぁぁ。
あの血印がむき出しっていうのが、どーにも、どーーーーーにもっ、気がかりでしょうがないですけどぉぉぉぉぉぉ。
 
 
■ひもとじ
ごめん。何度読んでも、「ひともじ」と読んでしまいます(笑)
 
 
■一度研究書をバラして同じ語句の部分を重ねたらどうなるかなと思ったんでス
どちらを上に重ねるかは何を基準にしたんでしょ?
 
同じ語句が3つも4つもあったら? その場合でもあの陣は描けたか?
これが最大の疑問。
 
置く位置が決まるってことは、1ページに共通単語が2つ以上存在するページが複数あったってことだよね。
ならばなおさら。
どの単語を上に、どの単語を下に置いたのかによって出てくる図案は変わってくるはず。
たとえどれが上に来ても繋ぎ合わせる図案がくるように描いてあったのか??
牛様にしてはかなり強引なネタだ。
 
前にも一度強引だなぁと思った事があったんだけど。
それはクセルクセスの遺跡に書かれていた文字についてで。
普段の牛様だったら、獅子が何を意味するかとか、あらかじめ仕込んでおいて、エドの説明台詞を聞かずとも解ける読者には解けるようにしておくものなのだから。
ちょい後だしジャンケンくさいことをしたなぁ、と思ったのだけど。
もちろん錬金術に関する資料を読めばある程度謎解き出来るようにしてはあったし。
あれは伏線の解消による結果の現れではなく、読者にこれから謎を提供する際に必要な情報、伏線を与える為に必要な場だった。というのは後の流れで分かったのだけどね。
 
だから、この強引さにも意味があるのかもしれない。
重ねるのを言い出したのもメイチャンなら、線を引き結んだのも彼女。
さらにひっくり返して、線を引き結んだのも、使える錬成陣だと理解したのも彼女。
「錬丹術を組み込んで」ということは、錬金術の中に錬丹術があるという状態。
つまりメインは錬金術。メイチャンは錬金術も理解していたということ?
 
アルが言ったからひっくり返すことになったけど、それだってアルが言わなければメイチャン本人が言えばいいわけだし。
 
紙の並び順も良く見てみれば分かるけど。
ひっくり返すっていうのはどうやったんだろ?
全部をひっくり返すって不可能だよね? 単語の書いていないページを表側にして裏ページ同士を合わせるんだよ? ずれずにやろうとするなら。錬金術で固めるとかが必要。
でも、マルコーさんの手つきを見る限りではそんな風には見えないし、錬成痕もない。
ということは、一番上のページを全部1枚ずつ裏返しにした。そいう風に受け取れる。
なら、紙の上下は変わらないはず。なのに。
 
表と裏とで、紙の置き方を見比べて欲しい。
全部をひっくり返したようにも、1枚ずつをひっくり返したようにも見えない。
誰かが、意図的に位置を入れかえてないか?
単なる牛様のミスなら、それで単なるミスリードなんだけど。
 
なんつうか、本当にメイチャンを信用していいのか、ちょっと疑ってしまう。
 
アルの血印が消えたらアルが死ぬってこと、メイチャンは知ってる。
それでもなおアルの頭を外して持ち歩いていた事とか。
 
別にこれらの事でメイチャンが得する事があるか今の処特に見当たらないんだけどね。
疑おうと思えばいくらでも疑える要素がなぁ……。
 
 
■p395 1コマ目
アリババと四十人の盗賊!!が思い浮かんだ人、手上げて(笑)
瓦礫を出すのは適当に理由を付けて人にやらせていたってことかぁ。
いやーすっかり、ラストとエンヴィーがトロッコを転がしていたのかと(爆)。
 
 
■一枚岩のその強さを利用するのです
単純に考えれば、少将を人質にするとか?
それとも、三国志好きの牛様だから、ここは間諜にあることないこと吹き込ませて内側から瓦解させ、勢力を二枚岩にしてしまうか。
少年漫画だから、前者かなぁ。
 
 
■その日はすぐそこまで迫っているぞ
この台詞のひっかけ具合。
やっぱりくぐつ(漢字が出ねぇ)はお父様の方なのか???

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2007/11/09

エドは地殻エネルギー(と言われるモノ)を使っているか?

昨日11月8日は、リヒファンには、リヒの追悼日だろうけれど。
兄弟ファンには、エドとアルがこっちの世界で再会した日!
って、なんで誰もお祝いしてくれないのぉぉぉぉ。

というわけで。すでに日を過ぎてしまいましたが。
さてはて。今後ブログの更新はこんな感じに遅くなりそうです。

今まで、会社が結構ゆるゆるで仕事が暇ならネット閲覧も大目に見て貰えていたんですが。
IPアドレスチェックが入ることに……。
ということで、今までみたいな昼間の更新が不可となってしまいまして。
更新……めっさ遅くなります。多分。
   
なので。ガンガン発売される前にこんなネタを書いておこうかと。
まあ寝言程度に。
  
どうして14巻で、エドたちアメストリスの錬金術師が全て錬金術を使えなくなったのか。
 
ひとつ浮かんだのだけど。
北方仕様の機械鎧と同じに考えるのって無理があるかな?
 
エドたちは地面を再構築して武器にしていたのだから。
あの時、土の成分に対する構築式を思い浮かべていたはずだよね。
なら、お父様が土の成分の構成比率を変えたのだとしたら、それで充分OKなんじゃない?
 
国家錬金術師たちだって、建物や道を直していたのだから、五行あるいは五大元素で言えば同じ「土」系統なわけだし。
エドたちと国家錬金術師たちがいた場所はそう遠くも無い。なら。
彼らが使えなかったからといって、全ての錬金術師があの時使えなかったという保障はないわけだし。
(このあたりはミステリにおける叙述トリックの基本的発想・笑)
 
……まあ、あくまでも、ひとつの方法論ですがね。
 
 
んで。 
そもそも普通、錬金術師は地面に構築式を書いて練成を行うよね。
つまり地面に書く事で、地殻エネルギー(と言われているもの)を得て発動する、と。
マルコーさんの言う通りだね、とすごく分かりやすい。
 
でも、国家錬金術師のように手に書いたり、手甲に書いても発動する、と。
ここら辺が地殻エネルギーと考えた場合に、おかしいよね? となるところ。
エドたちは子供の頃から、紙に書いた練成陣で折り鶴なんて練成していたしなぁ。
 
エドが言うにはキンブリーの錬金術は。
左右の三角形を重ねる事で発動する、という話。
つまり、練成陣そのものにエネルギーがあるという発想。
 
イズミの言葉を要約すると。
世界そのものが大きな流れであり。
その中にある物質全てにその流れがある。
その流れを理解する事で発動する。
 
練成する物質の持つ力の流れを理解するっていうのはつまり。
修行中に、イズミが向かってくるアルの力の勢いを使ってアルを倒したように。
例えば水を水素と酸素に分解する際に、水酸化ナトリウムを足して電気分解するようなもので、そのままでは分解しづらいものを無理やり引っぺがすのではなく、少し別の方向から力を加える事で物質の持っている力を使い練成するようなものなのかな? と思っているんですが。
  
あ、そうなると、構築式の中身っていうのは、この場合「電気分解する」とか「水酸化ナトリウムを与える」とか。練成する物質だけでは補えないものを書きこむことで、「そこにあるつもり」という状態を作り、さらに円を描く事で物質の持つエネルギーをこちらの意図する練成の方向へ誘導する。
    
そんな感じなのかな?
 
そうなるとやっぱりエドは地殻エネルギー(と言われているもの)は使ってないんじゃないか。
っとなるんだけど。いかがなもんでしょ?

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2007/10/12

ガンガン2007年11月号 鋼の錬金術師第76話「人の形 石の形」ネタバレ感想

「ガンガン」買いました。とりあえず回避文。興味のある方は、今週の「ヤンジャン」をお薦め。
前にちょっと話題にした「オタクレディ」が再登場。
今回も主人公がハマっているマンガとして登場する「ジャンジャン」連載中の「鉄の錬成術士(略してクロレン)」(「てつの」かと思ったら「くろがねの」だったんだね)には、ロイもどきに合わせ、今回はエドもどきも登場してましたよ。漫画家の名前は「阿蘇寛」だそうです。
「死んだと思っていたロイもどきが地獄の業火と共に蘇ったっ!!」
というシーンで続きになり、主人公が大喜びする、っていうシーンから始まるんですが。
ガンガンを読んだ直後に読んだだけに……。
 
(くるり)
回避文は、こんなもんでよろしいでしょうか。
 
 
ええ、ええ。鋼本編との、天国と地獄ほどの落差に涙でしたわよぉぉぉぉぉ。
 
エドぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!! アルぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
牛様っ、なんつうところで、終わらせるんですか??? このまま1ヶ月耐えろと? 耐えろと?
ってか、ホントに1ヵ月なの?
今までの流れからいって、来月号は軍部の話になってさらに持ち越しとか、そんなこと。
そんなこと言います?? 言います??? 言いませんよね?????
 
 
 
とりあえず、落ち着け、落ち着け、落ち着くんだっ。
すーはー、すーはー(深呼吸)。

まずは頭から順番に、順番に。
 
 
■「哲学者の石 天上の石 大エリクシル」
エドによる賢者の石についての講釈。
賢者の石についてちょっと明らかになった事。
賢者の石は、エネルギー体であると同時に、万能構築式である、と。
 
錬金術は、練成対象への理解が必要である。
だからおそらく、構築式の中には普通、その物質が何によって出来ているのかを書いたりするんだろうけど。
 
エド達手パンの場合は、何によって出来ているのかを理解したうえで構築式を思い描く。
これに対し、賢者の石の場合は、思い描く事すらいらない。
多分そこが違うんだろうな。
 
風邪薬でいえば、総合感冒薬のようなもの。
本来解熱の薬を必要としているのに、咳止めなど他の症状の場合に必要な薬剤も含まれている。
でも、解熱の薬も確かに入っているのだから効果はある。
もともと咳は出ていないから咳止めが効いていても、実際には作用していない。
「0」に「0」を上書きしたようなもの。
そんな感じであってるのかな?
 
ただ、練成陣が目の前にあっても資質がなければ練成出来ないように、素人が賢者の石を使っても練成は出来ないのだろう。
ということは、1話の司教はそれなりの資質を持っている人間だったということか。

アメストリスの地にうごめいているのが本当に人の魂(=賢者の石の元)なのだとしたら、本来練成陣を描かなくとも練成は出来るはず。
それを敢えて練成陣を描かせる事で精度をあげているのか、もしくはニセモノでも練成陣が必要という定義を掲げる必要があるのか?
後者の考えはちょっと無理があるか。うっかりミスしても練成出来てしまうという事実なんてすぐにバレてしまう。
 
例えば、激しい流れの川から魚一匹すくい取るのが無理なように、地下の力があまりに多岐に渡り過ぎているから、練成陣を描き賢者の石の中から必要な構築式をすくいあげてるとか。そんな感じなんだろか?
 
まだまだ分からない事多すぎだなぁ。
 
 
■できる事ならお目にかかりたくない代物だね
父親ってことで拒まれて、賢者の石って事でさらに拒まれて。
ホーパパ哀れだなぁ。
でも、確実にお目にかかる日は来るはず。
 
 
■タイトルページ
一瞬、フラスコが卵の殻に見えた。半円が描かれ、口の部分は目に止まりづらく描いてるからね。
あれはワザと、だと思う。『ダミアン』が過ぎった人、きっといるよね。
確かこんな一節があったよな、と思い調べてみて、ぞくりとした。
「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。 卵は世界だ。 生まれようと欲するものは、 ひとつの世界を破壊しなければならない」
 
そしてホムンクルスが出た後も、あの錬成陣は崩壊していない。
やっぱり、ホーパパが匂わせた「証拠隠滅」とは、クセルクセス崩壊時の錬成陣隠蔽を差していたわけじゃなかったわけだな、よしっ。一個当たり。
  
 
■君のその甘さが、君の命を奪うかもしれないのだぞ
違う、マイルズ。違うんだっ。
そーゆー場合は、「君の大切な人達の命を~」って言わなきゃっ。エドの場合はダメなんだってば。
あそこで、もしあんたがそう言ってくれてたらぁぁぁぁぁぁぁぁ………。
 
 
■アウレリアン
ラテン語で金は「アウルム(aurum)」(元素記号の「Au」もそこから来てます)。多分そのあたりからじゃないかと。
 
 
■ラサーヤナ
ラサヤナ(rasayana)。サンスクリット語で「ラサ」は命、「ヤナ」は草
不老長寿を差します。
参考:アーユルヴェーダ
ラテンの次はインドですか。こちらは五大元素のようです。
 
 
■金の髪・金の目の不老不死の男
よし、西の賢者についてはもう完全に確定と見ていいだろうな。
じゃあ、東の賢者は?
 
 
■お嬢ちゃん背中にのりな
いや、メイ・チャン、そこ背中じゃないから。肩だから(笑)
 
 
■ヘルプミー
うわー、なんか懐かしい。
アニメ第1話を思い出すーーーー。
もう4年も前なんだよねぇ。
 
 
■そこは「はーい」だろ
いや、兄さん。
さすがのアルも、目上の人相手なら「はい」くらい言うんじゃないの?
そこまで、子供子供してないっしょ。
あー、もうっ。
どんなにガタイがだかかろうと、エドにとってはアルまだまだ小さくて可愛い弟なんだなぁ(くすくす)。
 
 
■待ってよ兄さん(ウラ声)
牛様の脳内でも、やっぱり理恵ちゃんヴォイスが流れてるってことなんだろうなぁ(にやにや)。
 
 
■背ぇちぢむ…
心配どころはそっちかよっ(爆笑)
 
 
■簡単だ! 硝酸とア………ンモ……
そこ、めちゃくちゃ悪人面ですからーーーーーっ!!!!!
ああもうーーー、やることがこすっからいなぁ。
なのに、鼻の栓を吹き飛ばしてるのが妙にカッコよく見えてしまうのは何故。
 
 
■殺さない覚悟 立派なポリシーです
そうだよ。言っちゃったじゃん。エド、それキンブリーに言っちゃったんじゃん。
あーもー、あれも伏線だったのかよ。
自分が殺されることはないと分かっている相手との戦いなんて。
すでにキンブリーは、自分が有利だってこと分かりきってたんだ。
畜生ー。
あれ? でも、キンブリーは? 大切な人柱を殺すような真似して。
それでも、まだ大総統の下に戻れるの?
刑務所を出れて、賢者の石も手に入れて、あとはスカーさえ殺せれば、もうホムンクルスたちとは袂を別つつもりだったのか?
 
 
■……ウソだろ おい
左足の機械鎧か、もしくは最悪右足が潰れたとか、そういうレベルだと思ってたのよっ!! ページを捲るまではっ。
 
何それ。
それ、どこよっ。
 
左脇ってことは、心臓は大丈夫だよね。そもそも心臓だったら即死だわ。
なら心臓はかすってもいないと見ていいよね。
左脇で血を吐いてるってことは、左肺をやられたってこと?
肺だったら片肺が機能停止したって生死には問題ないよね。
鉄骨が刺さったままだから、すぐさま出血死することもないし。
これだけ寒い時期なんだから、低体温状態で保存して血流を防ぐなんて方法なにかになかったっけ?
いっそ意識があれば、ロイみたいに火を使う事は出来なくても、グリードみたいに身体の炭素を練成して一時的に血を止めるなんてことは出来ないのかな?
いやいや、落ちた賢者の石を探し出すとか、そうじゃなくたってまだそばにはマイルズたちがいるんだからっっ。
大丈夫。助かる要素はたくさんある、大丈夫ったら、大丈夫だってば。
 
 
■引っぱられ……て…魂が
そんなとこでエルリックテレパシーいらないからっ。
2人で一人前じゃなくていいから。
一心同体少女た(ry 
 
まさか偶然って話じゃないよね。
エドが倒れたから、アルが倒れたのであって。
アルにはアルの別の理由があったわけじゃないよね。
 
うう、理屈が分かるようで分からない。
 
アルの肉体は扉の向こう、アルの魂はこちら側
エドの肉体はこちら側、エドの魂もこちら側
でも精神は両方に繋がっている状態
と仮定した場合。
 
エドの魂が離れようとしているから、その魂を肉体が欲しがる。
本来ならエドの肉体は欲しがれるのだけれど、今ほどの生命力がないから。
エドの魂は、アルの肉体に引っ張られている(あれ? 表現エロい?)。
(もともと、アルの肉体はアルの魂を欲しがり始めていた。それだけ魂の定着も弱くなってる)
だから、アルの肉体が自分の魂と間違えてエドの魂を引っ張ろうとし、混線したアルの魂も一緒に引っ張られている。
 
そいういうこと?? 理屈あってる??
ならば、まずエドの魂を引き戻す事が先決っ。ガンガレ。

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2007/09/27

スカーの刺青

宙さまから、こんなお酒があるんですよぉ。と教えていただいたのがこれ。
070918_21070001
070918_21110001


スカーの刺青に似てます。
ということで。

ここまで分かれば調べられそうだな。とググってみたら出てきたのがこれ。
 
Diagram 'Mundus-Annus-Homo' with the four elements, the four seasons, and the four temperaments.
 
Kritische Edition von Isidor, De natura rerum, nach J. Fontaine
  
前者はまさにその図案の出典について
英語なので読める方は頑張って読んでみてください。
大したことは書いてません(笑)
どこの図書館に所蔵されているか分かるくらいですね。
タイトルを直訳すると
四大元素,四季,四気質と、図解「世界ー年ー人」
って感じでしょうか?
 
後者はラテン語です。
イシドルスの,物の本質について,J. Fontaine
でしょうかね? 保障はないですが、まあそんな感じです。
このラテン語が全部訳せれば何かしら分かると思うんですが。
ネット上の辞書や、翻訳、googleを駆使して単語をひとつひとつ引いてるうちに、途中で飽きました。無理。
  
なので一箇所だけ。
 
Mundus-Annus-Homo
 
Siccus calidus ignis: aestas, cholera rubea.
Calidus humidus aer: uer, sanguis.
Humida frigida aqua: hiemps, phlegma.
Frigida sicca terra: autumnus, melancholia.
 
の部分だけね。
 
世界-年-人
乾 熱 火;夏 胆汁質
湿 熱 気;春 多血質
湿 冷 水;冬 粘液質
乾 冷 地;秋 憂鬱質
 
ちょっと分かりやすいように並び順を入れ替えてますが。
錬金術について調べた事がある方には、お馴染みの符牒ですね。
ということで、最初に戻って、図案のタイトルにある。
「四大元素,四季,四気質」
 
これで、図案の中のラテン語が解けました。こんな感じです。
Font5_2
 
 
で、これのちょっとおかしいのは、AQUAの気質が「humor」になってること。
これ、本来なら「phlegma」=「粘液質」じゃないと、他の釣り合いがとれないんです。
ここら辺が参照になるかな。
http://www7.ocn.ne.jp/~elfindog/humours.htm
 
「humor」となっているのでとりあえず日本語に訳すと「液」です。
で、この「humor」しっかりスカー兄の左手の刺青に描かれています。
ということは、やっぱり牛さまはこの図案を元に描かれたと思っていいんじゃないかな? と思います。
 
ということで。
スカー兄が描いたこの錬成陣は、四大元素,四季,四気質を表していることが分かりました。
ちなみに、青枠は右手にあると確認出来たもの。緑枠は左手にあると確認出来たものです。
さて、ここで疑問が2つ。
ひとつめは錬成陣の向きだ。
この図案を見ると分かるが文字はすべて円の外を上にして書かれている。
対してこの刺青は?
左手の「AQUA」と「IGNIS」は指先側が円の外側として描かれ、右手の「AER」と「TERRA」二の腕側を円の外側として描かれていることになる。
ちょっと分かりづらいかもしれないけれど、図の⇒の先が指のある方向。
だから、右手肘に描かれた地中に向かう龍も、左手の手首の小手辺りに描かれた二匹の蛇も円の外。
つまり、両手を合わせようが、天上天下唯我独尊のポーズを取ろうが、あの錬成陣は左右でひとつの円を描く事が無いってこと。
片手ずつで円が完結しているとも言えるし。
右手が内側、左手が外側に向かっているというのも、分解と再構築の暗喩にも取れるけどね。
(でも個人的には、秋と冬が分解、春と夏が再構築というイメージなんだけどなぁ)
 
二つ目は書かれている文字だ。
「AQUA」の「humor」は間違いなく書かれている。
なのに「TERRA」「AER」には、それに当たる文字が書かれていない。
「TERRA」の下に「autumnus」も「melancholia」もない。
「AER」の下に「uer」も「sanguis」もない。
代わりにあるのは。
「TERRA」の下に「Ndans」「colis」
「AER」の下には「Smans」「gus」
これは多分牛さまのオリジナルだ。
とりあえず調べられる範囲でラテン語を調べたが、そんな単語は見当たらなかった。
 
と、ここで出てくるのが、唯一表記のある「humor」だ。
これは「液」つまり「体液」の事。
4体質は、胆汁質・多血質・粘液質・憂鬱質。
先のリンクの通りこれを、4体液と言い換える事も出来る。
「humor」はそれらの総称とも取れる。
 
さらにこの図案の真ん中に書かれた「Mundus」「Annus」「Homo」が、スカー兄の書く練成陣にはない。
この文字はまさに、全は一、一は全を表していると言っていいだろう。
世界、年、人だ。
それが抜け落ちているのだ。
代わりにあるのが龍脈を示す図案と、二匹の蛇(カドゥケウスの杖か?)の図案。
 
本編中でこの図案を元にどうこうという説明はないかもしれないが。
 
前に書いた記事の通り、東の賢者がホーエンハイムだったと仮定した場合。
もともと、アメストリスではこの図案から「Mundus」「Annus」「Homo」が抜けているんじゃないか? と想像するとちょっと面白い。
「TERRA」や「AER」の下にある文字が実際のものと違うのもまたそう。
もちろん、ホーエンハイムが敢えて隠したのだ。
大きな流れを隠し、一部デタラメな文字を入れた錬成陣
それでも、賢者の石が地下にあれば発動するんだろうか?
  
大きな流れが存在しない図案だ。
錬丹術を学んだスカー兄から見れば、これで錬金術が発動するとは思えない。
だから、スカー兄は龍脈を加える必要があった、とかね。
 
かなり自説に贔屓目で書いてるので、贔屓の引き倒しになっている可能性はありますが(笑)。
こんな風に考えるとちょっと面白い。
 

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2007/09/21

人柱の条件から見えてきたもの(10月号ネタバレ)

考察の場合、大抵書く時は何も考えてません。
あ、今何かが引っかかった気がする。腑に落ちてこない。もやもやする。何だろう。何が気に入らないんだろう?
というところから私は始めます。
だから。
計算式を解いているようなものなので、書いてる最中は、どんな結論に辿り付くのか、自分でも分からない状態で書いてます。いやマジで。
 
とりあえず。
メイチャンの言う「地中にたくさんのうごめいている感じ」というのが。
お父様があの背中の管で、賢者の石を地中に供給していると仮定したうえでの考察です。
それ事態に誤りがあった場合は、以下の考察は全て パア です。

 
 
1.地殻変動エネルギーを使わない あるいは 賢者の石(仮定)を使った錬金術
 
そもそも、地殻変動エネルギーによる錬金術は存在しているのか?
 
■賢者の石のエネルギーを地殻エネルギーと偽っている場合
メリット
・国内の錬金術師の力を自由に操れる
デメリット
・賢者の石が減る
 
錬丹術は、山の頂きから噴出した後地下へ入る地中を潤す力、龍脈を使う。
「気」は万物のものに流れている。地中だけではない。
もし地殻変動エネルギーなど存在せず、龍脈そのものの存在を封じる為、賢者の石のエネルギーを供給しているのだとすれば?
 
■龍脈の情報を封じ、賢者の石を使わせている場合
メリット
・国内の錬金術師の力を自由に操れる
・錬金術は地からエネルギーを供給されるという固定観念を植え付け、万物の気の流れから錬金術を使えるという思想を遠ざけられる
デメリット
・賢者の石が減る
 
こう考えると。
地殻エネルギーを賢者の石と偽ったとしても得るものは少ない。
地殻変動エネルギーによる錬金術というものはそもそも存在せず、賢者の石によるエネルギーと偽っていた、と考えるのが妥当のように思う。
それにしてもこんなメリットの為に動く意味が…。
 
 
2.人柱とその条件
真理の扉を開けた者の特徴は、手パン錬成と身体の一部を持っていかれている事
さてどちらが重要なのか。
 
アルの手パン錬成を見て、ラストはアルが真理の扉を開けた事を知った。
逆に言えば、アルが鎧の身体が持っていようと、真理の扉を開けた事の判断基準にはしていなかったということ。
つまりは、手パン錬成でのみ判断しているということだ。
それは、手パン錬成がどのようなものか、知っているということではないのか?。
手で円を作り、肉体が構築式になるということを、彼らは知っている?
 
錬成陣の基本は円
円は力の循環を示し そこに構築式を描く事で力の発動が可能となる
力の流れと法則を知ることで あらゆることに対応できる
相手の力の流れを知り それを利用して相手に返す
それもまた力の循環
 
だから手を合わせるのは、円を描き力の循環を表している。
 
6巻でのイズミのセリフだ。
 
アームストロング、グラン、コマンチの錬成陣は円を描いていない。
アメストリスの錬成陣は必ずしも円である必要はないということだろう。
円のない錬金術に力の循環は存在しない。
力の流れも法則も知ることなく、構築式は描かれ、練成は発動する。
 
(イズミとエドとアルの錬金術が錬丹術に近いと前に書いたけれど、訂正しよう。
手パン錬成が出来るということは、どのような流れにでも対応出来るという事じゃないのか?
地中に蠢いているものがあればその流れを知り利用出来る。それが今のエドたちの状態。
けれど、龍脈の存在を知れば、その流れにもまた対応出来るという事じゃないんだろうか?)
 
真理の扉を開いた者が手パン錬成が出来るのではなく。
力の循環・力の流れを理解し、錬成陣に円を使う者が、真理の扉を開いた時、手パン錬成出来るようになるのだ。
人柱候補の選出に、ロイと、マルコー、キンブリーの名が挙がっているのも理屈に合う。
彼らの構築式は円で囲まれている。
 
 
そうなると、ここで問題が発生する。
 
 
3.東の賢者は誰なのか?
クセルクセスでホーエンハイムが唱えていた錬金術は「全は一、一は全」だった。
イズミの錬金術と同じだ。
ならば、力の循環についてもまた、同じ理屈を伴っている可能性は高い。
 
クセルクセスの錬金術もまた、力の流れとその法則を知る必要があるのではないだろうか?
クセルクセスの錬金術を発動させるのなら、クセルクセスと同じ錬金法を身につけていなければならない、というのは道理に適っている。
少なくとも、アームストロングや、グランの、円を描かない錬金術では無理なのだろう。
ここで矛盾が生じる。
 
ならば、そもそもお父様は東の賢者として、何故「全は一、一は全」の教えを広めなかったのだろう?
 
アニメのように、ダメと言われれば余計気になる、という人間の心理を付くというのは無理だろう。
そもそも前提とする知識が存在しない国で、イズミのようにその知識に辿り着けたのは、錬金術師に師事しなかった、大自然の中で極限状態に追い込まれたなどによる、ほんの偶然でしかなかったのだから。
同じ事をしてもその知識に辿り着ける保障はない。
ならば、あえて偶然性に頼る理由が分からない。
 
例え体感しなければ得られない知識だとしても、エドとアルのように、まず言葉を与えて状況を作り方向を示唆することで、充分人柱候補を生み出す確率は上がるはずだ。
なのに何故、円を使わない錬金術も有りとして広めたのだろうか?
 
ならば。
ホーエンハイムが東の賢者なのだとしたら?
 
まだ、東の賢者が何者なのか決定付ける要素は提示されていない。
 
クセルクセスの人体錬成の練成陣を葬る為に。
ホーエンハイムは、すでに錬金術が伝わっている国を巡り、クセルクセスとは敢えて別の錬金術を教えたのだとしたらどうだろう? 
東には、地殻変動エネルギーを使う錬金術を。
西には、龍脈を使った錬金術を。
 
家を焼いて過去を隠そうとしたエドに「分かるよ」と言ったのはそういう意味だったんじゃないんだろうか?
国を滅ぼし全き人間を作る人体練成の錬金法を隠さなければいけないという大義名分の為に、クセルクセス崩壊の理由を闇に葬り去ろうとした自分に重なったからではないのか?
 
グラトニーが作られたのはラースの前、賢者が現れたずっと後だ。
あれは葬り去ったのではなく、クセルクセスを実験場とした際に偶然飲み込まれただけかもしれない。
お父様は、人柱に自力で人体練成を行わせたい(=真理の扉を開かせたい)のだから、わざわざ隠すというのもおかしな理屈だ。
 
だから、お父様はラースを使い国家錬金術師の制度を作った。
国家錬金術師には潤沢な研究費と、独自の専門図書館での資料閲覧が保障される。
そして、軍属には査定がある。
円の必要性に辿り付く為の資料を与え、誰がどこまでたどり着いたか即座に知る事が出来る。
(査定を軍属だけに固定したのは、軍内の国家錬金術師に研究の余裕などあるはずもない為戦闘員としてのみ活用するつもりだったからか?)
そういえば、ホムンクルスたちにはウロボロスのマークがある。あれもまた円。
ウロボロスは復活と再生、生命の循環を司るシンボルだ。
 
東の賢者は350年前、円を必要としない方程式を確立させた
だが本来地殻変動エネルギーで錬金術は発動しない。だから。
その為に錬金術を増幅させる賢者の石が地中に必要だった。
 
ホーエンハイムが賢者の石を地中に注いでいるシーンは確かにある。
あれがはじめてだった、あるいはあれは一度きりの行動だったとは、どこにも描かれていない。
 
 
 
ということで。
ここで、冒頭の大前提がそっくりひっくり返ってしまいました(笑)。
 
あれは単に回避文のネタが尽きたんで書いただけであって、ホントに何も考えずに書き始めたらこんな事に orz
あまりに綺麗にひっくり返ってしまったんで残しときました(笑)。

 
マユツバくさいのは百も承知。
ミスリードに乗らされている気が……しなくもないわな。
でも、お父様が賢者の石を供給する事の利点がほとんど無い事を「1.」で述べただけにもしかしたら、と思わなくも無い。

 
とりあえずこれを前提とすると、どうして自分で人体錬成の練成を行わず、他人にさせようとしているのか、浮かぶものがある。
  
  
 
4.人柱の必要性
お父様が欲しているのは、クセルクセスの錬金術
力の循環を知る者による錬金術だ
クセルクセスの練成陣の示す「当たり前の人」とは、術者を指しているのか、
対象者を指しているのか、賢者の石になるものを指しているのか?
自分ではなく、人にやらせようとしているということは、
術者が「当たり前の人」を指しているととるべきか?
 
「一が全を含まなければ全は無なり」
これが引っかかる。
 
「全てのものは一から作り出され 全てのものは一へと帰って行く」
つまり。
世界は万物によって構築され、世界は万物のそのひとつひとつに還元されていく
人が死ぬとやがてバクテリアに分解されるように、大きな法則や流れは、どんなちっぽけな存在にも還元される
大きな力の流れに無視されたものは存在しない。
万物によって世の理は生み出され、その理は万物に還元される
 
「一が全を含まなければ全は無なり」
大きな流れに逆らった存在は、大きな流れに還元されない
食物連鎖から外れたものは、大きな流れの恩恵を受けられない
 
つまり、お父様は体内の賢者の石を使っての錬金術は可能だが、クセルクセスの錬金術は使えないのではないだろうか?
あの人体錬成の陣を、お父様は発動させることが出来ない。
だからお父様は人柱を欲しているのではないだろうか?
 
 
ただ、こうやってひっくり返すと、これはこれで、別の問題が発生するんですけどね。
お父様が賢者の石を供給していると思った大きな要因はあの背中の管だ。
 
あの地中のものがホーエンハイムによるものだとしたら、ではあの管は何なのだろう?

 
 
5.お父様の背中の管
お父様が、一瞬にしてアメストリスの錬金術を使えなく出来たのは何故なのか?
 
もしお父様があの管から賢者の石を供給しているのなら、理由が付きそうな気がしていたのだけれど。
よく考えてみると。
管から離れた位置から賢者の石の供給をストップできるなら、逆に供給だって管を使わずとも出来るのではないのか?
逆に賢者の石を吸収しているという考えも、同じ理由で不自然さが残る。
極論になるが、自分の賢者の石なら触れずとも自由に扱えるなら、賢者の石を核にしていたグリードが離反した時点で、触れずとも彼を殺す事も出来たはずという理屈にならないか?
それが出来ない以上、手持ちの賢者の石であろうと遠隔で操作出来るものではない、と考えるべきではないのか?
ならば、地下の賢者の石は、ホーエンハイムによるものと考えても支障はないし、お父様が地下の賢者の石をどうこうしたのではなく、新たにお父様の体内の賢者の石によって錬金術を発動させたとみてもおかしくない。
 
管の中身が賢者の石である必要はこれでなくなる。
では何の意味が? と問われるとこれが困るのだけど…。
 
これについては、まだ考え中
 
 
おまけ
「賢者の石」は何故「賢者の石」という名称なのか?
文字通り、「賢者」の「石」だからじゃないのか?

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2007/09/17

ガンガン2007年10月号 鋼の錬金術師第75話「クセルクセス最期の日」 ネタバレ感想2

ハガレンピープル連投です。すみません。一応、あげている時間は空いてるので。
単純に、他にあげた方がいらっしゃらなかったからなんですが。
 
ネタバレ感想2です。あともうひとつ。書きたいネタがあるんだけど。
うまくまとまらない……というかいくら書いても答えが導き出せないので、このままだと保留かも。
(すでに、2つ保留のまま書いてますけど)
なんか全体的に今回はいつにもまして、文章が下手。
眠いとか、自分が把握しきれてないとか。そもそもがややこしいとか。
理由は色々あるんですが。
後でまた全体的に書き直すかもしれません。
 
っていうか、もっとミーハーに騒いだ記事が書きたいのにー!!
そっちまでなかなか回らないよー (>_<)
   
■人体練成
アメストリス建国後すぐに、クセルクセスは崩壊。
時を同じくして、リヴィエア事変が起きる。
その後、クセルクセスの生き残りが東の賢者として訪れる。
そして、プライドとラストを生み出し、カメロン内乱を起こす。
 
史実上はそうなっている。
 
例えばこんな状態を想像する。
 
アメストリスは建国時、普通の国だったんだろう。
そこへ、クセルクセスを捨てたホムンクルスが渡り、リヴィエア事変を起こした。 
建国したばかりでまだ落ち着かないた処へ戦争がおこり騒乱状態の方が、人の中に溶け込みやすかったのだろう。
そこへ東の賢者として姿を現し錬金術を広めた。
おそらくそれはクセルクセスに伝わる錬金術と同じだったのだろう。
 
お父様が、プライドを生み出したのはこの後だ。
 
徐々に浸透しはじめ、錬金術を学びたいという者が出てきた時、錬金術の方法をすり返る。
自分は地中に潜り身体の中の賢者の石を、あの管からアメストリスの地に供給する。
そうとなれば、錬金術を広める為には別の器が必要になる。
あの身体ではない別の器(セリムで無くとも良い、いっそ、今の肉体に良く似た器の方が好都合か?)をプライドとして生み出す。
 
ホムンクルスの肉体を地中に、プライドの肉体を地上に置いて器を行き来し、東の錬金術の方法を植え付ける。
そして、その最中にも、賢者の石で最強の矛を作り、カメロンに内乱を起こさせる。
最強の盾を作り戦争を起こす一方で、完全な存在(雌雄同体の竜)を作り、
強靭な力を作り更に補強をしつつ、真理の扉を作り。
 
次にソープマン事件を起こす。
 
人体練成の練成陣を引きながらも、二度、別の方法で人体錬成にまつわる何かをしようとしていた。
練成陣を主としつつも時間がかかるから、別の方法も副案として試みたんだろうか。
 
彼はクセルクセスで確かに事を為したはずだ。
欲しかった器を得て、自分の足で歩いた(これを書く度に、エドの「あんたには立派な足がついてるじゃないか」が過ぎって仕方が無い)。
なのにその直後にまた事を起こしている、人体錬成の陣を描く、という事を。
 
真理の扉を開くのに必要な代価は実はそう多くは無い。
通行料として、右足、あるいは内臓を少し、あるいは両目。
自分を人体錬成するなら、自分の身ひとつあればいい。
 
クセルクセスが崩壊したのは、真理の扉を開けたからじゃない。
賢者の石を作ったからだ。
人体錬成だけなら。
通行料は、手足1本でこと足りただろう。
自分自身を人体錬成したのだから、ここに代価も発生しない。
だが。
あの獅子が描かれていたから、賢者の石は作られた。
(現に、エドはグラトニーの腹の中で書いた練成陣に獅子も真ん中の文字や竜も描いていない)
人の魂が賢者の石となり、通行料はそこから支払われ、残った賢者の石は肉体に内包された。
そして。
 
基礎は当たり前の人間
神を地に堕としめ自らのものとする。
出来上がるのは、完全なる存在
 
これらが加わり、賢者の石を内包した不老不死の人体錬成の術になる。
 
そう。基礎は、当たり前の人間でなければいけない。
ホムンクルスが当たり前の人間と言えたか?
決まってる、答えはNOだ。
だから人体錬成で「お父様」は完全なる存在になれなかった。
だから老けた。
彼は、一度当たり前の人間になり、もう一度人体錬成を行わなければ、彼は完全な存在になれないのだ。
ホーエンハイムはおそらく実験体にされたのだろう。完全な存在に成り得るかの。 
「お父様」は今、当たり前の人間と言えるだろうか?
これも答えはNOだろう。
ならば、このアメストリスの錬成陣は、きっと、失敗する。
 
 
■家族
上の内容と相反するのだけど。
   
「驚いた!! あいつ 家族なんぞ作っておった!!」
あの時、「お父様」のあの言い方ってまるで、絶縁された弟か甥っ子か。
そんな関係の相手に対して言っているような雰囲気があった。
昔は良く世話を焼いていて、でもこちらの意思とは関係なく音信不通状態になった相手、かな?
友人ではないし、でも親ほど近しくも無い。
「あいつもそんな年になったか。やりやがったな」みたいな楽天的なノリだった。 
例えば続けるなら「俺もうかうかしてられんな」なんて言葉が出てきそうな。
 
「人として」結婚し子を儲けたホーエンハイムに対し、人造人間を生み出し擬似親子の関係を作ったお父様。
 
何故「お父様」と呼ばせる?
ホムンクルス達に何故「創造主」や「神」と呼ばせなかったのだろう。
何故、「不便だな」と言っていた家族を得たのだろう?
そして。
何故人を虫けら以下の目で見ながら、人の身体を欲しがったのだろう。
ラストたちに人の身体を与えたのだろう。
 
言っている事とやっている事がまるで逆だ。
 
ホーエンハイムと同じ肉体を得て、ホーエンハイムが憧れていた家族ごっこの真似事をして。
ホムンクルスは憧れていたんじゃないのか?
本当は成りたかったんじゃないのか。
 
「おまえから見たらバカバカしいかもしれないけどよ 家族とか仲間とかそういうものに幸せってのがあったりするんだよ 俺達人間は」
 
「フラスコから出る」という「幸せ」を手に入れたホムンクルスが人と同じ器を持った時。
ホーエンハイムの言う、人としての幸せ、がどんなものか知りたいと思った、そう考えるのはあまりに浅はかだろうか?
 
 
■錬金術と錬丹術
地中にあるのが地殻運動のエネルギーとたばかる必要がどこにあるのだろう?
(お父様に繋がれた管から賢者の石が供給されると仮定して)自分の身を削りおろかな人間に賢者の石を与える意味はどこにある?
賢者の石でなければいけないのか、地殻運動のエネルギーを使われては困るのか。どちらだろう?
いや、クセルクセスの時と違い、今回は錬金術を広めている。
錬金術は必要なのだ(人柱を得る為にも)。
地殻運動のエネルギーを使われて困るなら、そもそも錬金術を広める必要がない。ならば、「賢者の石」で「錬金術」を使わせる必要があるのだろう。
 
扉を開いた者の共通点はふたつ、手パン練成 と 通行料に身体の一部を持っていかれている事。
おかしくないか?
賢者の石のエネルギーを使用しているのなら、何故通行料を持っていかれたのだろう? 
グラトニーの腹の中では、エンヴィーの賢者の石で事足りているのに。
 
何かもうひとつ、情報が足りていない気がする。
 
 
■全は一、一は全
この教えは
クセルクセスでホーエンハイムが学んだもの
イズミが独自に習得したもの
エドとアルがイズミから学んだもの
 
これをアメストリスの錬金術と考えるのは早計じゃないだろうか?
むしろ、ホーエンハイムはクセルクセス崩壊後、時をあまり置かず西の賢者になったのだから。ホーエンハイムが教えを説いたのは、クセルクセスの錬金術が基本になっていると考えていいはずだ。
ならば、クセルクセスの錬金術=シンの錬丹術と言えないだろうか?
少なくとも、マルコーは自分の錬金術についてそんな事は語っていない。
 
ならば何故、エドとアルは14巻で錬金術を使えなくなったのか?
その答えを今捜している。
 
 
■賢者の石
そうか。これがあったから、アニメ版、アルにこの役をふってきたんだなぁ。
ホントに、アニメは3部からはオリジナルだったけれど、ちゃんと原作を素材に料理していたんだぁ。
だから、荒川作品とのブレが少なくて済んだってことなのかな?
見習えよっ、某M田監督。
 
青い鳥はいつだって傍にいるんだよね。
そうか、エドとアルは、チルチルとミチルだったんだね
 
あの賢者の石を流すシーンがある以上分かっていて然るべきはずなのに。
ラストみたいに、あくまでも内包している、レベルだと思っていたんだな。
こう、ガツンと言われると結構くる。
 
ホーエンハイムが賢者の石でも。
それでも、エドとアルは人間と言えるんだろうか?
幼少の頃錬金術の本を「なんとなく」で読めてしまったのも。
史上最年少で国家錬金術師になれたのも
真理の扉から無事かえってこれたのも。
アルの魂を練成できたのも、
アルの魂が定着出来たのも
もしかしたら、エドとアルが本当の意味で人間と違う作りをしているからとか…。
そんなことってあるんだろうか?
 
目がモノを見て、脳が思考し、耳が音を拾い、舌で味わっている、排泄もする。
生殖機能だって、きちんと機能したうえで、2人は生まれていると私は信じたい。

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2007/09/16

リザの刺青が示すもの

これは宙さまから教えていただいたので、ちょっとカンニングネタ。
リザの背中にあるあの刺青の正体は、錬金術、煉丹術の図版を調べると出てくるのだそうです。宙さまはその手の本を100冊以上(!!!!)調べたそうなんですが。
 
リザの背中の刺青の中には、煉丹術で使われる文様があるのだそうです。
つまりあれは、シンの国式の錬丹術なのだ。
まあ、これだけなら読者に対してフェアじゃないのだけれど。
 
ホークアイ師匠の書斎の背には、スカー兄がシン国から手に入れたような巻物がある(これも宙さまから仕入れたネタ)。
そして何より。
メイチャンが11巻45話で、錬丹術だと言い「龍脈 地の力の流れを知りそれを使う術」だと言ったスカーの右腕と同じ文様なのだ。
二匹の龍が交差し、地中へと向かっている。
ロイの手の甲の文様からは省かれている部分なのだけれど。
ホークアイ師匠の言った「暗号」とはある意味フェイクなのだろう。
 
さらに、ロイの錬金術は、東では珍しく遠隔操作が可能だ。
自分が触れていない箇所を発火させる。
「焔の錬金術師」という名にごまかされがだが、彼の行う錬金術は、可燃物付近の空気中の酸素濃度を変えるという技だ。
炎を放っているわけではない。
そして。補足として。
彼は孫子の兵法をそらんじていた。孫子をシンの国の人と考えるなら、リザの刺青の暗号を解く為に、ロイはシンの国についてかなり勉強したのではないだろうか?
 
以上の理由で、ロイの錬金術は錬丹術である可能性が高いと言える。
きっとお父様の干渉がなくとも。彼は、錬金術を使える。

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エドとアルの人体錬成は何だったのか(10月号ネタバレ含む)

感想のつもりがちょっとこれだけだと考察になってしまったので、タイトルを変えました。
けど、今月号を読んで辿り付いたという意味では、感想なんだと思うのだけど。
 
分かっている人には、すでに分かっている事実なのかもしれませんが。
11巻でエドが、アルは元に戻せると言った理屈が、実は今まであまりちゃんと理解出来ていなかった事に気付いたので、ここでおさらい。
エドとアル、あの人体錬成は何だったのか。
何故、アルとエドで、ああも代償が違ったのか。
その理由が、おぼろげながら見えてきたので。 
 
  
アルの魂は一度目の人体錬成の時すでに錬成されていた。
 
その事にまったく気が付いていなかったのだ。
のわこさまの記事を読んで気が付いた。
 
そうだ。アルは母親の人体錬成の時、自分で自分を人体錬成していたのだ。
 
グラトニーの腹の中でエドは、自分の身体を自分で再錬成したから自分の身体の中に魂は再度定着された。
 
けれど、母親を錬成しようとした時。
あの時は、人体を作る為の原材料があった。
だから、アルの魂は、錬成された、あの母親では無かったものの中に辿り着いたのだ。
あの化けものが、アルがもともといた位置近くに、錬成された事がそれを証明している。
 
それが、真理の扉の中で、アルがアルを見た正体だ。
母親を錬成しようとしたが、存在しないものは錬成出来ない。
だから代わりに、血の中の、自分の魂の情報に引っぱられた。それが扉の中に見えたアル。
アルは分解され、その肉体のどこかを通行料に取られ、人体錬成は母ではなくアルを錬成した。錬成陣の中央に置かれたあの材料によって。
 
一度目の錬成。
あれは、母親が人体錬成されたわけじゃない。
アルの魂はアルの魂によってアルの魂に再錬成された。
けれど肉体は用意されていたあの肉体の原材料から錬成されたんだ。
同等の質量からは同等のものしか作れない。
なら、同等以上の質量(アルの肉体と原材料)から同等の質量のものを錬成した場合は?
アルの通行料がエドと同じく左脚だとしたら、それ以外は代価じゃない。超過だ。
真理に奪われていいものではない。
 
そうだ。
少なくとも左脚(程度)以外は、アルのものだ。
 
通行料さえ支払いそこに辿り付ければ、アルの肉体は無条件で取り戻せる。
 
じゃあ、エドは?
1度目の錬成でエドは何を錬成したんだろう?
エドが真理の扉の中で見たのは、母親だった。そこまではアルと同じだ。
なのになぜ、その先にエドはいなかったのだろう?
 
そこで考えられるのが、今月号のホーエンハイムのいた場所だ。
彼のいた場所は錬成陣の真下だ。
アルがいたのも、錬成陣の真下だ。
 
あの錬成陣が、錬成陣の下にいるものを錬成する、という仕組みなら?
扉の向こうに母親がいなくとも、エドがエドを人体錬成する為のトリガーは作動しない。
その錬成陣におけるターゲットとして認識されていないから。
だから、エドは通行料だけを取られ、精神だけ分解時にアルと偶然混線した状態になった。
 
グラトニーの腹の中で真理の扉を開けたとき、エドはエドを錬成したから、アルは引っぱって来れなかったこととも理屈が通る。
 
そして2度目の人体錬成で、エドはアルの人体錬成を行った。
エドは右腕を通行料に支払い、真理の扉を開いた。
アルはまだ死んでいなかったから。
アルが一度再錬成したアルの魂を真理の扉から引っぱりだし鎧に定着した。
だから、この時もエドは通行料だけを取られた。
 
だけど。人体はどこにも錬成されていない。なのに何故真理の扉は開いた?
あの時、エドには自分を人体錬成すれば真理の扉が開くなどという考えは無かったはずだ。
ならば間違いなくあれは、アルの人体錬成だったはず。
つまり。
 
自分の人体錬成を行った際に、アルの元に辿り付いたという事を踏まえ。
混線ゆえに、アルを人体錬成しても、真理の扉の向こうにアルの肉体は存在しなかったということだろう。
無かったから、アルの肉体は錬成されず、だからその為の対価をエドは支払わずに済み、通行料だけの支払いで済んだ。
 
そういう事じゃないんだろうか?

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2007/09/13

ガンガン2007年10月号 鋼の錬金術師第75話「クセルクセス最期の日」 ネタバレ感想1

すみません。めちゃくちゃ長くなってしまいました。長すぎだよ。どうしようってくらい長くなりそう。
いやまだ書き途中なんですけど(思考に詰まったんで、先に回避文を書いてます)。
誰が読むんだよ。うーん、うーん。でもここまで書かないと気がおさまらない。
ので、頑張ってついてこれる人だけついてきてね(笑)。

一読目。あっさりしすぎじゃね?
と思ったんだけど。2度、3度と読んでいくと。
濃すぎっ。濃すぎるよ。
もう、コミックスひっくり返して、あっちとかこっちとか調べないとわかんないじゃん。
ってか、大丈夫かな、小・中学生。ちゃんとついてこれてるか?
牛様にしては、結構説明を省略して書いてるぞ?
 
 
 
■メシ抜きにされたいか
■最近 奴隷達に妙に知識が付いたと思ってたがおまえが教えてたのか
クセルクセスはかなり豊かな国らしい。
そういえば先月号にモブで書かれていた犬は、少なくともセントラルの野良犬よりか肥えてたな。
小説にせよマンガにせよ、奴隷に知識がある事を、主人は嫌がるのが王道。
誤魔化しが効かなくなる、小賢しく口答えする、反抗的になる、主人を敬わなくなる。
だから、23号の行為がバレたら、奴隷達(特に教えた23号)は厳しく罰されるんじゃないかと思った。
けど、結構あっさり。
サボった罰も、メシ抜きってあたりが、某ルイズ(笑)レベルだし。
 
「主人が」なのか「国が」なのか、分からないけれど、奴隷に対して鷹揚だ。
奴隷が錬金術師の助手までのし上がれば、それこそ、口さがない連中は僻みを露わにするだろう。
23号は、過去を振り返り「奴隷だった頃が懐かしい」とも言う。
奴隷制度こそあるものの、実際の処は知識がないから力仕事しか与えられないだけで、決して働き手としての待遇そのものは悪くないものだったんじゃないだろうか?
 
23号が知識を得た時、アルジャーノン状態になるんじゃないだろうか? そんな事を少し想像していただけに(奴隷として馬鹿にされていたことに気づき、錬成陣を発動することに躊躇が無かったとかね。でも山奥で友人の名を呼び賢者の石を使っていたシーンがあったからそれはないだろう、とは思ったのだけど)
知識を得てなお、主人に仕え、王にかしずく様子を見て、まつりごとそのものは、決して悪くない国だったんだろうな。
 
 
■俺を助手にどうですか?
ただでは転ばないあたり、なんかさぁ、やっぱ親子だよねーーーーー!!!!!
 
 
■一が全を含まなければ全は無なり
「全は一」:全ては多きな流れの中のひとつひとつから成りえている
「一は全」:そのひとつひとつの存在が欠けること無く存在して初めて全になる
 
なら「一が全を含まなければ全は無なり」は、ひとつひとつの存在を全て内包していなければ、それは全ではない、もしくは、無力な全である。
そんな感じか?
 
大きな流れから脱却している存在と言えば、ホーエンハイム、お父様、ホムンクルスだよね。
そういう存在があるのなら、それは「全」とは言わないということ。
錬金術は、大きな流れに逆らうことなく、その力を用いる。
ならば今のアメストリスの錬金術は、本来の錬金術が示す「大きな流れ」ではないということ。
そういうことかな?

それとも、人体練成は大きな流れに逆らった行為。
なら、人体練成により作られた存在は全き存在ではないとも取れるかな?
 
 
■贅沢は言わないが まずは このフラスコから出られる身になれば幸せかな
言葉にすれば、はかない願いに聞こえて仕方がない。
無菌室から出れない病弱な子供の嘆きのように聞こえる。
 
王に言われるまで、少なくともホムンクルスは一度も自ら人体錬成の法など口にしていない。
王ほどの財力がなければ、あの錬成陣を描くなど不可能だから諦めていた、というのもあるかもしれない。
けれど、どうなんだろう?
9月号の時点で予想していたような事態ではない。
ホムンクルスは決して23号をそそのかしたわけじゃなかった。
 
王から問われてチャンスだとは確かに思っただろう。でも。
王が望まなければ、ホムンクルスはあんな惨劇を望まなかったんじゃないだろうか?
 
「やっと自分の足で歩けるようになった」
ホムンクルスが元々望んだものは、人体練成で身体を手に入れる事であり、賢者の石ではなかったのだろう。
(だから惜しげもなくホーエンハイムに半分をくれてやった)
それって、エルリック兄弟の人体練成とはどれほど違うんだろう?
他人を巻き込んだか否かの違いは大きいけれど、彼らと同じく、願いは本当にささやかなものだったんだと思う。
 
今、あれほど望んでいた「足」を使わず、ただ閉ざされた空間に座っている彼は、その時の事をどう思っているんだろう。
 
 
■ウィラード メヒティルト ラインマイル トーニ メイヨー
67話で、賢者の石を使った時に呼んだ名前だ。
やっぱりあれ、クセルクセス時代の友人の名前なんだ。
 
 
■血の情報を元に入れ物を作らせてもらったよ
ホーエンハイムの血の情報だから、ホムンクルスの人体練成はホーエンハイムそっくりになった。
よしっ。ちょっと握りこぶしっ。
この予想は当ってたぜっ♪
 
 
■イズミ
今更引っ張り出してきましたか。
イズミがホーエンハイムと前の旅行の時に会ったなんて話が載ったのは、5巻の第20話。
 
 
■シンの国式
よっしゃ。西の賢者確定!
 
 
■貴女………真理を見たね?
イズミの肩に手を置く事でイズミの不調が分かったのは。
多分、シンの錬丹術による、気の流れが滞っている事で分かったんじゃないだろうか?
真理を見たと分かったのも、気の流れから不自然さを感じ、何かを持っていかれたと分かったのか?
それとも。もしかしたら真理を見ることで、人は何か体内構造が変わるのか?
 
前者だとすると気になる事がある。
トリシャが倒れたのは、ホーエンハイムが家を出てすぐに。
ホーエンハイムが家を出た直後、トリシャは病に倒れている。
タイミングが良すぎる。
触れるだけでその気の流れが分かるなら、ホーエンハイムはもしかしたら分かっていたんじゃないのか?
トリシャの余命が短い事だって。
イズミのように回復させるだけなら医療で通る。
でも、もう死ぬだけの命を甦らせるのは人体錬成と同じだ。
そうと分かっていても、もし自分がその場にいたら、賢者の石で回復させてしまうかもしれない。
それが怖くて家を出た、というのもあるんじゃないのかな?
  
 
■「よかった」
この国の行き先を知っているのなら、
ホーエンハイムは、軍そのものが腐敗していることも分かっているだろう
なにせ、あの錬成陣は全て軍に絡んだものなのだから
軍の勧誘を拒んだのならイズミは味方に出来る。
でも。もし、軍に係わっていたのなら、ホーエンハイムはイズミを見殺しにするつもりだったんだろうか?
 
 
■あなたの罪だから
じゃあ、エドは? アルは? って思うじゃん! どうしたって。
 
人の罪は人が裁くわけじゃない。法が裁くんだ。
けれど法が裁けない罪は?
それでも人が裁いてはいけない。ならば、そこにあるものはそこにあるがままに。決して干渉してはいけない。
 
シン式の錬金術で、イズミの身体を元に戻せないとは限らない。
戻さなかっただけなのだと、思いたい。
 
そして、ホーエンハイムの施術、要するにバイパスを作ったってことかな?
って充分今の医術として通用するじゃん。それって。
 
 
 
うーん、ギブ。今日はここまで、続きはまた今度。
だめだ、脳みそと体力の限界…。

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2007/08/13

お父様の正体 大胆予想(9月号ネタバレ)

ガンガン2007年9月号までのネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。タイトル通り、かなり大胆予想ですので外れている可能性は勿論ありますが。一応つじつまはあってしまった気もするので。
もしも万が一、予想のひとつでもあたっていた場合、自分で気がつきたかったとか、読む時の楽しみが減ったなんて後から不都合が出ても、読んでしまったものは取り戻しようがないですので。
そんなの関係ないね。と言える豪快な方のみお願いします。
 
なーんて、まったく大ハズレだったら滅茶苦茶笑えますがな。
一応警告はしましたからね。
OKな方はぐぐっと下へスクロール
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まずは事実関係の洗い出し。
・ヴァン・ホーエンハイムがいるのはクセルクセスである
  ⇒理由 : p93、2コマ目センターのドームの作りが10巻に出てくるクセルクセスの神殿に似ている
・「ご主人」が「フラスコの中の小人」を作り出した
  ⇒理由 : p98の台詞参照
・ヴァン・ホーエンハイムの血により「フラスコの中の小人」が生み出された
  ⇒理由 : p98の台詞参照
・「フラスコの中の小人」は うぞうぞ である
  ⇒理由 : 第17巻 ブリッグズ要塞地下の存在に酷似している
・うぞうぞ、あるいは セリム は「始まりのホムンクルス」である
  ⇒理由 : 第71話 参照 
・うぞうぞ、あるいは セリム はプライドである
  ⇒理由 : 第71話 参照 
・「お父様」がプライドを生み出すのは、クセルクセス崩壊後である
  ⇒理由 : パーフェクトガイドブック2の年表参照
・「お父様」の存在が確定されているのは、プライド生み出された時点である
  ⇒理由 : パーフェクトガイドブック2の年表参照
        ただし、推論1から、東の賢者が「お父様」である可能性は高い
        ゆえに、クセルクセス崩壊後出現した(第10巻p126参照)可能性も高い
 
この一連の事実から可能性として考えられるのは。
ホーエンハイムは、その血液により「フラスコの中の小人」を生み出した
一般に、「フラスコの中の小人」は、生まれながらにしてあらゆる知識を身に付けているという
P97にもその片鱗は見られる。
また、生まれてから40週はフラスコの外から出したり、血を与えるのをやめると死ぬともされる。
ホーエンハイムは、「フラスコの中の小人」にその40週間で知識を得たとする。
 
そして。例えば、「フラスコの中の小人」が肉体を欲しいと言ったとしたらどうだろう?
 
クセルクセスの民を賢者の石にして、自分自身を人体練成する。
 
エドとアルは魂の情報として血を使った。
なら、「フラスコの中の小人」が自分自身を人体錬成したら?
奴に流れているのはホーエンハイムの血だ。ホーエンハイムの魂の情報により、ホーエンハイムの身体を自分自身の情報として人体錬成出来るんじゃないのか?
 
自分ひとりでは錬成陣を描く事も勿論出来ない。
ホーエンハイムをそそのかし、実験とでも称して一緒に自身の人体錬成をしたら?
エドとアルの精神が混線したように、その時に魂が入れ替わってしまった可能性はないか?(こっちはちょっと論理的に弱いけど)
 
こうして「お父様」は誕生し、クセルクセスは崩壊。
そして「お父様」はプライドを生み出した。
ラストは最強の矛、グリードは最強の盾、グラトニーは擬似真理の扉。エンヴィーは変態能力、ラースは最強の目。なら、プライドは? 「お父様」の傀儡?
セリムとして動いている時の彼が表情豊かなのに対し、プライドの時の彼はテレパシー能力で話をしているかのような無表情な描写になっている。実際、第10巻p68のように遠隔からエンヴィー達に話しかけたり、第12巻p157のようにいたはずがいなかったり、という表現がある。
そしてなにより、セリムの影にはあの うぞうぞ がある。
 
メイチャンのいう足元を流れる力は「たくさんの人が蠢いている感」じというなら、あれは「お父様」に直結した管を通してエネルギーをアメストリス全土に供給しているのだとしたら?
「東の賢者」として錬成術を広めてしまった以上、そうしょっちゅうあの場を離れるわけにはいかないだろう。
ならば、必要な時には「お父様」の身体を離れ、セリムの身体を器として影を伸ばし移動する、というのならどうだろう。
そうとなれば今月号で、セリムがプライドとしてあの場にいれば、お父様が睡眠状態にある(実際には意識が離れた状態?)のは納得がいく。
 
さらに補足として。
旧グリードがお父様の前に連行されたとき、その場にいない「スロウス」の事は尋ねたのに、「プライド」の事を尋ねなかったの何故か?
前にMさんとその話をしていてMさんがぽろっとこぼしたのだけど。
 
それは目の前にプライドがいたから。「聞く必要がなかった」んじゃないのか? ということ。
 
その時は、セレム=プライド=お父様、という話で盛り上がったのだけど。
グリードが、お父様がうぞうぞであり、プライドはそれを介する道具だと知っていたのだとしても、同じ事が言えるように思う。
グリードはラストに続き三番目に生み出されたホムンクルスだ。
エンヴィーやグラトニー、ラースが知らなくとも、グリードは知っていた可能性は無いとは言えないんじゃないのか?

推論1
アメストリスの錬金術は「お父様」の力によって支配されているらしい
 ⇒アメストリスの錬金術の方程式は「東の賢者」によってもたらされたという伝説がある
 ⇒東の賢者=お父様の可能性あり あるいは お父様が錬金術のエネルギーを閉じた際にその異変を唯一感じ取れたホーエンハイムの可能性もある
 ⇒「お父様」はメイチャンやスカーの錬金術を知らなかった
 ⇒「お父様」は「西の賢者」を知らない、あるいは錬丹術を知らない
 ⇒「お父様」は「西の賢者」ではない
 ⇒当時、そこまで力を持つものがホーエンハイムと「お父様」しかいないと仮定した場合、「西の賢者」はホーエンハイムである可能性が高い
 ⇒同一人物が東と西で違う錬金術を広める必然性がない
 ⇒「東の賢者」がホーエンハイムである可能性は薄い

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2007/05/14

ガンガン2007年06月号 鋼の錬金術師第71話「紅蓮の男」 ネタバレ感想2

ハガネナのわこののわこさまのガンガン6月号・ネタバレその2にコメントを付けようとしたら思っていた以上に長くなってしまったので、仕方がないので自分の処で。感想パート2。
どうにかならんかね、この文章が長くなってしまうクセわ。まったくもう。
なので先にのわこさまの感想を読んでいただいてからの方が分かりやすいかもです。
 
 
キンブリーが「信念を貫く」というところに拘り過ぎてて、却って足元が見えていない、というのは同感です。
でもそのせいで足元を掬われようがキンブリー的にはそんな事どうでもいいんでしょうね。それが死につながったとしても。
「それがどうしましたか? その程度で貫き通せなくなるのがあなたの信念なのですか?」なんて言われそうっ。だから余計に反論するのが難しい。
自分の信念を捻じ曲げ生き恥をさらそうと生き抜いてみせるほど生への執着の無い人間にどう反論しろと?(笑)
 
対してエドは?
国家錬金術師になるということは人間兵器になるということ。
つまり、軍の狗になったエドは「人を殺さない」という信念を捻じ曲げて行動している事になる。
なのに実際には「人を殺さない」という信念を貫き通せている。
一見矛盾しているように見えて、その行動に矛盾はない。
つまり。自分の信念の為に何を妥協し、何を絶対譲らないか。
そのものさしを人は持っているということなんだと思う。
 
1人の人間の持つ信念の中には、さらにたくさんの信念があるのだと思う。
例えば。「人として正しく生きる」という信念の中にこんなのがある。
・錬金術師よ大衆の為にあれ
・アルを元の身体に戻してやる
・人を殺さない
その中からエドは順位をつけていった。
その結果が。
人を殺さない>アルを元の身体に戻してやる>錬金術師よ大衆の為にあれ
 
アルを元の身体に戻す為には軍の狗にもなる
でも、アルを元の身体に戻す為に誰の命も犠牲にしない
 
軍の狗になること。
賢者の石を目の前にしてもアルを元に戻さないこと。
それはエドの信念に反する行動であり、なおかつ「人を殺さない」というエドの信念を貫き通す行動であるということ。
 
何が一番自分にとって貫き通さなければいけない事なのか。
いくつもの信念の中から選びとるのだと思う。
 
ロックベル夫妻にしたって、子供を育てるという親の義務を放棄して戦場にきている。
あんな風に育てようこんな風に育てようという信念を捻じ曲げて戦場に来たとも言える。
 
キンブリーには多分、それがない。
信念ははじめから1個だけ。
それ以外には何もない。
だから、Aの信念を貫き通す為に、Bという信念を妥協する人を見て、Aについては触れず、Bに対してその程度なのかと批判する。
誰もが彼のようにシンプルな信念を持っているわけじゃない。
そういう処が彼を異端ならしめている処なんでしょうね。

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2007/04/13

ガンガン2007年05月号 鋼の錬金術師第70話「始まりの人造人間」 ネタバレ感想

ちゃんと早売りで買っておきながら何故その日のうちに感想を書けないんかなぁ。
昨日はつらつらネットを徘徊して気が付いたら2時半回ってましたから。
またしても出遅れ。しかもコレ書き上げるのに…8時間か??
  
 
■キンブリー
すでにバラしていたんかい。
しかも遺体を収容ね。ほおーーーーーーっ。
何を今更ウィンリィ相手に善人装ってるんだよ。
嫌味ったらしい。
ウィンリィもまんまと乗せられちゃって「紳士」とか言ってるし。
なんつうか、いけしゃあしゃあ? ホント腹芸に長けてるやっちゃなぁ。
と思ったのも事実だけど。
 
でもロックベル夫妻を殺したのはスカーであって、別にキンブリーは殺したわけじゃないんだよな。
上司から暗に殺せと命令されただけで、本当に目の前にいたら殺したのかも今となっては分からないのだし。
遺体を前にその死を悼んでいたのも間違いなくキンブリーだった。
逆にスカーは、家族を殺された事や、目が覚めたばかりの恐慌状態から2人を殺してしまった。
 
意思無く殺してしまったスカーと、意思を持って殺しに行ったキンブリーと。
どちらをより善意的に解釈出来るかと言えばスカーなのだけど。
それもやっぱり主観であり、ロックベル夫妻殺害という事だけを言えば、殺す意思があった事と殺してしまった事との間には、やはり大きな隔たりがあると思う。
ものは言いようという言葉もある。でも。
客観視すれば。
 
キンブリーはウィンリィに一切、嘘を言っていないのだよね。
例えキンブリーが上官殺しであり、味方を盾にして身を守るような人物であったとしても、ロックベル夫妻は殺していない。
それは認めなければいけない事実だ。
 
 
■ウィンリィ
惚れた相手と自覚しても尚、エドがパンツいっちょ(いや、ちっとは上にかけてるけど)でも今更「キャッ」(笑)とかならないのが、まあウィンリィのウィンリィらしいところなんですが。
何気~に可愛らしい服を着ているのがいじらしい。
まあ、道産子な牛様の体感温度で描かれているって可能性もあるけれど。
仮にも、ダブリスっていう比較的温暖な地方から吹雪いている寒冷地にやってきて、七分丈ってのはやっぱり気合い入ってると思うよ、うん。
しかも今月もまた、無駄に可愛いよ、この子。「うん、わかった」って頬染めてるし。
エドに心配して貰えたのがそんなに嬉しいですか。そうですか。あー、女の子してるなぁ。
エドは1人でジタバタしてるし。
兄弟スキーとしては複雑です。
 
 
■機械鎧
寒冷仕様の機械鎧は軽いらしい。
ってことはここにいる間にエドの背は伸びるのか? いや、そこ重要でしょ? と思ったら。
ちょっと、待て。
エドとウィンリィの身長差、ほとんど無くなってないか?
リンたちとセントラルに来た時は確かにまだウィンの方が高かったのに。
えっと………ウィンリィ? 屈んでないよね?
肩のラインがほぼ同じに見えるんですけどっ。
 
余談ですが。
実は昨日から自分、トレーニング用に足にウェイトを付け始めたんですが。
100均のしょぼい奴ですけど。
片足750g、両足で1.5kg。それだけでも相当重いです。
 
足を上げても、足の裏が地面に吸い寄せられます。まるで磁石みたいに。
だから歩くリズムも、普段が「あげ、さげ」だとしたら「あげさっ」みたいな感じ?
常に腹に力入れて足を引き上げないと、足の重さに振り回されます。
かといって外すと途端に足が軽くなるかっていうとそんなでもないんだなこれが。
 
そう考えるとエドが「軽っ!」って驚くくらいだから、相当軽いんだと思う。
ウィンリィが言った「靴も変えて」っていうのは、つまり靴の中に合板入れて機械鎧をガードするというような意味なんだろうけれど、それ以外にもそれを重しにして身体のバランスをとるって事なんじゃないかな。
 
 
■マッド・ベア
「しれっ」の第二段(笑)、
機械鎧を変えに来たのは、偵察に行く事が決まったからかな。
チェーンソーだといざって時に電池切れしていたら困るから。
使うのはエドが空けた通路を使うのだから、一応エドに断わりを入れるって意味合いもあって顔を出したのかな。
 
 
■アル
「あの~~~~~」な小首傾げたアルが可愛いっす。うぉぉぉぉっ。
p154の2コマ目が、新聞とベッドを強調的に描かれているのだけど。何か意味あるのかな?
とりあえず(先月号も含め)新聞記事に読めるものはないようなのだけど。
それともベッドの下か?
頑張れアル。君の出番もきっと間近だっ。
 
 
■通信機
前に通信機が、有線か無線か描かれてないから分からないと書いたのだけど。
無線だそうです。ってことはあの化物はジャミング機能付きって事か?
 
 
■アイ、マム
畜生っ、やられた。
先月、コンクリの中の手袋が見つかったらどうするつもりなんだ? 
手袋のサイズからオリヴィエだって特定出来るんじゃないのか?
なんて書いたけど。
あたしが甘かった。この人、わざと捨てたんだわ。
自分がやった痕跡をわざと残しておきやがった。
レイブンを殺すと決めた時点ですでに腹括ってたんだ。
だから早急にロイにも通達を出した。
常に戦いの先を見ている。まさに先手必勝だ。
……やっぱ、でかいよ、この人。
 
 
■花屋のおばちゃん
アームストロング家は、お抱えの花屋まで戦略に長けてるってか?(笑)
まあ、仮の姿って事かな。だってあの前髪、少佐そっくりじゃん。
少佐たちのばぁちゃんかなぁ。肌の色が違うから、もう少し遠いか?
さて。雪の女王様はどこまでお見通しなんだろう。
確かに少し前まで東方司令部にいたけど、今ロイがいるのは中央司令部なんだよ?
まさかリザ、ハボ、ブレダ、フュリー、ファルマンら、ロイの配下だけをお望みなわけじゃなかろう?
(それだって今は散り散りなわけだけど)
オリヴィエはロイと東方司令部とのつながりが途絶えていない事を知っている。
それはさ、結局彼女もまた、理解し支えてくれる人間が共に闘った戦友から出てくる事を知っているから、なのかね。
 
 
■ぞぞぞぞ
ったくこの化物いい加減命名して欲しいんですけど(笑)。とはいえ、「プライドの触手」じゃつまんないしなぁ。
さて、今回の一件、判断に迷うのが。
何故きゃつが退いたのか。その理由。
ヘンシェルの言葉を文面通り信じるなら、奴は光がない処では先に進めないって事になる。
今回、人影が壁に大きく映ったから先に進めなかったのか、それともただ単にリザの存在に気付いて気を肉体に集中したのか。
捜査隊は光を少し弱くしていたから、先遣隊が襲われた時より、影は大きく伸びていただろうし。
でも、天井まで影が伸びていたわけじゃないから迂回は出来たんじゃないのか? って気もするので判断が難しい(ってか殺してしまえばもっと手っ取り早いし)。
これについてはとりあえず保留。
 
 
■リザ
謙譲語足りてなくない? 
こういう時「届けに来ました」じゃなくて「届けに参りました」な気がするんですが。
って、いや、そーゆー突っ込みは置いといて。
セリムは殺気を放っていたらしい。多分あの時点ではまだ地下と繋がっていたからってことなんだろうけれど。
「殺気」と言われるとエンヴィーやラースなら分かるのだけど、グラトニーはリザを食べようとしていたんだよね。
普通、殺気を発しながら食事をする人なんていないわな。
「殺す」じゃない。「喰らう」為の殺気だ。
あの化物は人を切り裂くだけじゃなく、喰らっているのか?
 
 
■セリム
ホントにセリムがプライドだったんだ……。ってのが第一の感想。え? ぬるい?
すごーく後出しジャンケン臭いよなぁと自分でも思うけど。
一応ちょこっと書いてました。
セリム=プライド説。
理由は、セリム説だと色々意表をついてくれるのでネタとしては面白いから(爆)。
 
一番読者の意表を付く立ち居地を考えたら、セリム=プライドっていうのが一番面白い。
本格ミステリにおける犯人像の、セオリー的な立ち位置だから。
敵の中にいたら当たり前くさいし、味方だと思ったら……は、もう「憤怒」でやったし。
ならあとはもう、敵でも味方でもない人物だろうなって。
 
本格ミステリで言うなら、読者に提示される容疑者リスト以外の人物。
意表を付くならこの位置が一番面白い。
セリム=プライド説を思いついた時、そりゃもう興奮したさ。
これしかありえねぇ。牛様の思惑見越したぞっ。くらいの勢いで。
セリム=プライドなんて思いもしないまま今月号を読んだ方々の興奮と同じくらい、いやそれ以上に。
だって自分で気が付いたんだもの。
 
でもそれはあくまでも、勘。
構成上これ以上美しい落とし方はありえないだろうという事だけであって。
物的証拠も根拠もなく、論理性もない。
 
だからさ、すんごい何度もセリムのシーンはマンガを読み返してました。
「セリム」と「傲慢」の登場シーンに何か繋がりがないか。
伏線になるようなエピソードが挟みこまれていないか。
でもとうとう尻尾出さなかったんだもん牛様。
 
ラースたちと一緒にいるはずだったプライドがいなかった間に、セリムのエピソードが介入されていないか。
ラースの乗る軍用車にセリムが乗り込めるようなシーンはないか。軍用車についてはこちらを参照
でも、いくら叩いても何も出てこなかった。
 
一縷の望みをかけたのがプライドの部屋の前の回廊の作り。
大総統府内と同じ可能性に賭けたのだけど、それも違った。
>プライドの部屋の前の回廊の柱(12巻p147)と大総統府内の回廊の柱(8巻p83)がちょっと装飾が違うんですよね。これでセリム=プライド説(あったんか? そんなもん)も消える。
2006/09/25から引用。
 
これが強く押せなかった最大の理由。
ここさえっ。ここさえ同じ装飾だったら滅茶苦茶プッシュ出来たんだけどねぇ。
これは絶対伏線だ、と思ったのに違うんだもの。
勿論、ひとつの屋敷の中で、色々なデザインがあってもおかしくない。
でも、それはおかしくない、というだけで同じ屋敷内であるという肯定の理由には出来ない。
 
セリム=プライドだと思えば引っかかってくるものは色々あった。
 
グリードが殺された後、大総統府内でセリムが「お義父さん」と声をかけるシーン。大総統の振り返るタイミングがやけに遅かった事。
セリムの「国家錬金術師になりたい」に「セリムには無理だ」と即効返したこと。
セリムのエピソードのみ本筋に絡んでいないこと。
「帰ったらお義父さんに自慢しよう」の必要以上の大ゴマ。
「遠縁の子」と言われる違和感(注1)。
 
何か分からないけれど、何かが引っかかる。
そんな風に、何かとは言わず何かを訴えているような書き方も、セリム=プライドへの誘導と思い返して見れば理由は考え付いた。
ただ、こういう「思い返してみれば」ていうのは思い込みの場合が多くて、自分に都合よく事実を捻じ曲げてしまう落とし穴だから(実はこれ、私が本格ミステリでよく陥る罠)。
結果的には、どれも論理的にセリム=プライドだと突き崩すことが最後までできなかった。
 
だからさ。こんなにまでしても捜し出せなかった伏線を。これから、牛様がどう切りだすのか。
それを知るのがすごい楽しみ。
 
それとやっぱりこれは書かなきゃね。
水島監督の會川さんへの、やられた感が強い。
何度も本格ミステリを引っ張り出して悪いのだけど。これもまた本格ミステリの定石。
 
犯人を読者の目から簡単に外す方法。
一度犯人として扱われそれが誤認だったとするか、もしくは一度被害者にする。
アニメは後者でしたね。
おろかな人間だからこんな事だって出来るという形で。人間の代表者として扱われた。
 
ホーエンハイムがアニメでいい人だったにも関わらず、マンガではその過去が明かされるまでバレなかったのは、お父様の存在もあるけれど、主人公エドの主観が絶えず挿入されていたからだと思う。だからどんなにいい人としてアニメで描いても、原作とアニメは違うと思わせる事が出来た。
 
でもセリムはその逆をいった。
だれも主観でセリムを語るキャラクターがいないからこそ、原作のセリムもまた、アニメのキャラクターそのままに「おろかだけど強い人間の代表」という看板を掲げた存在として横行し、上手い具合にその本性を目隠ししてくれた。
アニメがなければセリムを疑った人はもっと多かったかもしれないと思えるほどに。
 
2004年に仕掛けられた置き土産が今になって花開いた。そんな気分。
スタッフに「鋼の錬金術師」という原作への愛があるからこそだと思う。
本当にスタッフに愛されて作られた作品だったんだな。
原作の謎に対して、原作とアニメの両方からしてやられるなんてこんな作品そうそうないよ。
 
 
 
注1 違和感と思う理由補足
自分たちに子供がいないから引き取る場合、子供には自分が養子なのだと知られずに育てたいものじゃないのかな?
生まれる前から養子縁組をして、物心が付く前に養子にする。
だけどセリムは自分が養子だと知っている。
それはつまりセリムが物心がついた年齢になってから引き取られたって事。
 
セリムの存在を知らない国民が多い。
大総統が世襲制とは限らないけれど、それでも首相や大統領などのように人が選出した人物ではない以上、世継ぎの存在は気になるもの。帝王学を学ばせている以上自分の跡目として育ているわけで、ならばもっと公になっていてもおかしくないはず。
 
逆にセリムの存在を知っている人は彼が「遠縁の子」という事まで知っている。
「遠縁」なんて何か曰くを隠す場合の常套句だ
これまた大総統が世襲制とは限らないけれど、「遠縁」なんてどこの馬の骨とも分からない人物が次期大総統候補では、国民の不安を煽るものじゃないのかな?
 
だから本当なら、生まれる前から養子縁組を考慮し、周りの者達には伏せて、夫人も妊娠している振りをして、生まれたらすぐに子供を引き取る。
そんな風にした方が四方八方丸く収まってよっぽど建設的に思える。

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2007/02/25

焔の錬金術とは何か?

ハガレン・ピープル連投になってすみません。書けるうちに書いて置かないと忘れそうで。
こちらも、コミックス収録分からの考察です。コミックス派の方、ご安心を。

2巻
7p
「手袋は発火布っつー特殊なのでできててよ 強く摩擦すると火花を発する あとは空気中の酸素濃度を可燃物の周りで調整してやれば…「ボン!」」

パーフェクトガイド2
21p
空気中の二酸化炭素から酸素を錬成し、燃やす対象周辺の酸素濃度を調整する。火花そのものは、摩擦やライターで発生させる
 
10巻
43p
「発火布が湿気ってちゃお得意の炎も出せないわね」
 
10巻
45p
「大量のガスがあるという事は大量の酸素があるという事だ 可燃性ガスは錬成し放題」
 
15巻
7p
「おまえに「焔の錬金術」は早いな」
 
15巻
9p
「最高最強の錬金術だ 使い方によっては最凶にもなり得る」
 
15巻
86
「並みの錬金術師には解読できない暗号で書かれていると」
 
焔の錬金術に対する記述は大体このくらいですかね。
 
総合して、ロイの発火布に書かれた錬成陣は実際には「焔」となんら関係ないことが分かるはずです。
空気中の成分を調整するだけです。
さしずめこっちの世界だったら、二酸化炭素を酸素に練成して、地球温暖化を阻止するのに使えそうな技ですね。確かに最強です。
二酸化炭素は安定しているので分解が難しい為、こんな事が簡単に出来るたらノーベル賞ものです。
うん、本来ならね。
そういう代物なはずなんです。
 
なのに、何故この技が「焔の錬金術」と名前が固定されるのか? これが不思議でならない。
 
そこで気になるのがリザの台詞。
師匠の残したものは、暗号で書かれているはずなんです。
 
なのに、リザの背とロイの発火布の錬成陣にはさした違いがない。
ロイの方がかなり簡略化されている、くらいですか。
暗号を解いた結果がこれ??
余計に書かれたものは全てストッパーであり、それを取り除かないと発動しないとか、そんな感じ?
 
マルコーの暗号はそれこそ、まったく別物でしたよね。
牛様にしてはこの暗号、あまり捻りがないような…。
 
ロイの錬成陣はフェイクで実は実際に発動しているものは手に書かれている……わけじゃないことは、10巻に手の甲に傷をつけて発火布と同じ錬成陣を書いた事で否定されてしまったし。
 
そこで考え付くのは、ロイの錬金術と、師匠の焔の錬金術は別モノなんじゃないか? ということ。
ロイの錬成は決してちゃちなわけではないけれど、本当に最高最強最凶か? と問われれば、キンブリーが賢者の石を使って錬成した時の方がよっぽど最凶だったと答えたい。
最終兵器としての物足りなさを感じてしまう。
 
ロイは「焔の錬金術師」を名のっているけれど、自分の錬成を「焔の錬金術」と言った事はない。
あれはあくまでも、大気の成分を変換させる為の錬金術だ。
用途のひとつとして火炎放射に利用しているだけ。
 
師匠が残した「焔の錬金術」とはまったく違うんじゃないだろうか。
「焔の錬金術」をロイはまだ解読出来ていない。
もしくはその最高で最強にして最凶ゆえに封印した。
 
もしいつか、師匠が「焔の錬金術」を残して逝ったと噂がたった場合。
「それは自分が受け継いだ。それがこの技だ」と言った方が、知らぬ存ぜぬで隠すよりも、案外人は信じやすい。
「師匠の研究途中だった錬成陣を見たことがある」なんて人物が現れた場合も、解読前のものと似ている発火布を見ればあっさり納得するだろう。
 
もしかして、もしかして……。最後に出てきたりしないかな……なんて、そんな事を期待しているのだけど。
どうなんだろうなぁ。

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プライドは誰なのか

勿論答えなんて出てませんて(笑)。
考察、というか、覚書程度です。今後の謎解きの為に押さえておかないと忘れてしまいそうなので。
とりあえずコミックス収録分のものについてです。コミックス派の方、ご安心を。


10巻
p68
プライドは「我々の懐にまで(敵の)侵入を許」しているのを知っていた。
同時刻、ホムンクルスの中でこの事を知っていたのはラースのみ。
ラースは軍からの連絡を受け、軍用車を降り、第三研究所へ向かった。
 
  
11巻 
174p
ラースが軍用車車中で、スカーが出てきた事を偶然知った。
車を降り、グラトニーと現場へ向かった。
 
12巻
147p
スカーに逃げられ、グラトニーを捕らえられた後、戻ってきたラースに対し、「スカーに逃げられたそうじゃないですか」というプライドの発言あり。
他人を通して知った情報と取れる。
また、グラトニーが捕まった事はラースに聞くまでプライドは知らなかった。
 
12巻
157p
「そっち(ラースとグラトニー)にはプライドもついてたはず」というエンヴィーの発言あり。
しかしプライドは「グラトニーが捕まった時現場にいなかった」とのこと。
グラトニーが捕まった時、ラースも側にいなかったが、エンヴィーはそれを問題にしていない。
 
 
以上の情報から分かる範囲で。
 
●マスタング達が第三研究所に突入した時の場合
プライドにとっての最新情報は、ラースが車を降りる時点の「第三研究所に侵入者あり」の報まで。
その後エンヴィーとグラトニーのいる「現場」へ移動している。
  
●エドの囮作戦の場合
プライドにとっての最新情報は、ラースが車を降りた時点の「スカーが現れたらしい」の報まで。
その後人づてにスカーが逃げられた事を聞いている。

ということは。
プライドは、ラースと一緒に軍用車で情報の得る事が出来たもの、ということになる。
一緒に車に乗っているのか、車から連絡を受け取っているのか、実は車に化けているとか(笑)。
まだまだ絞りきれませんが、とりあえずラース専用軍用車があやしいっぽい?

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ホムンクルスとホーエンハイムの構造について

まずはご注意。コミックス未収録分のネタバレ含んでいます。
 
はっきりいいます。エセ論文です。
ちなみに、学生時代、生物の授業なんてとってません。
つうか、そもそも、論文なんて書いたことねぇや。なので別に形式に則ってません。面倒。
マンガを読み返し、ネットを漁って適当に使えそうな情報だけ引っぱてきた理屈なので嘘八百の可能性大です。
こんなもん嬉々として書くから硬派とか言われるのか?
こんな論文調読んで何が楽しいんだ?
って私が楽しきゃそれでいいのよっ(爆)。
あくまでも、ネタとして読んでくださいませ。
 
 
●ラース・グリード(現)について
 
■構成物
水・炭素など、人とまったく同じ
 
■人間との比較
-人と同じ点
 血が流れる
 痛みがある
 老いる
-人と違う点
 賢者の石の魂をひとつ所有(?)
 特殊能力
 肉体の変態能力(今のところグリード(現)のみ)
 
人には体細胞と生殖細胞とがある。
老いとは、体細胞の分裂寿命により発生する。
この細胞は通常40回細胞分裂を繰り返すと言われているが、その細胞分裂中に劣化コピーがおきる。
紙やテープがコピーを繰り返すと劣化していくように、分裂を繰り返すことで細胞は劣化していく。
大人になると身体にがたが来たり治癒能力が低下するのもこの現象。
これにより細胞は本来の機能を下回りそれが老いを発生させる。
 
生殖細胞とは人の細胞において唯一無限に細胞分裂を繰り返す細胞である。
これにより遺伝子が綿々と受け継がれていく。
 
一般的にホムンクルスという存在は「人」の生殖細胞を受け継がずに生まれる。
ホムンクルスに生殖機能がないと言われる理由はここにある。
 
しかしこれ以外にも以下のように考える事は可能である。
ホムンクルスに老いはない。
体細胞の細胞分裂が行われないから、そもそも劣化コピーもあり得ず、老いは発生しない。
つまり、細胞分裂という機能が、ホムンクルスには備わっていないという考えである。
ならば、生殖細胞もまた細胞分裂を行われていない。
そう想像することも可能である。
 
ラースは老いていく。
ラースの体細胞は人間として正常に機能し、細胞分裂が行われ劣化コピーされていく。
ならば生殖細胞もまた人間として正常に機能し、永続的に分裂を繰り返していてもおかしくはない。
 
ラースは子種がないように描かれているが、生来のもの、または夫人に原因がある可能性もある。
あるいは、ただの人の子など生ませず、お父様にとって都合のいいモノをあてがっているという可能性もある。
 
また、ラース、グリード(現)に今のところ生き返るシーンは登場していない。
ラースは戦争で生き残った理由を、「最強の目」のお陰だと言い、魂をひとつだと言った。
ランファンをしても、ラースに人としての気配しか感じられず、ホムンクルスであることを察知出来なかった。
 
賢者の石の魂をひとつ有することと、それによる特殊能力以外、彼らにはこれといった人との違いはないのではないだろうか。
 
■人体構造予想
肉体:人と同じ
魂:1つ(賢者の石と人の魂の融合か?)
精神:人と同じ
 
 
●ラスト・エンヴィー・グラトニー・グリード(旧)について
 
■構成物
水・炭素など、人と同じ
 
■人間との比較
-人と同じ点
 血が流れる(=血液の循環)
 痛みがある(=五感神経有)
-人と違う点
 老いがない
 再生能力がある
 賢者の石が核になっている
 肉体の変態能力
 
つまり、身体そのものは人間と同じ機能を持っているが、過分な機能を持っているということ。
傷口から血液が流れるということは血液が循環しているということになる。
血液が循環しているなら、それは心臓があり血液を送り出しているということだ。
あるいは賢者の石の位置からして、心臓の代わりをしている可能性もある。
食べたものが血肉になっている。
視神経を通してものを見、痛覚によって痛みを感じている。
 
 
■人体構造予想
賢者の石は、もともとが多くの人間の魂によって作られている。
ならば、賢者の石=魂と捉え、賢者の石を魂の代用品として定着させる事が可能なのではないか?
 
余談だが。
もしそうならば、もともとそこにあるものを定着させただけで、ホムンクルスの練成は人体錬成に当たらないことになる。
彼らが生き返る時、扉は開いていない。彼らの再生は人体錬成ではない。
つまり、ホムンクルスの存在がイコールお父様が行った人体錬成とは限らない。
お父様が自ら人体練成をしないのではなく、出来ない可能性は捨てられない。
 
閑話休題。
つまり。
 
肉体:生体練成
魂:賢者の石
精神:賢者の石で肉体と魂を繋ぐ
 
上記から以下のような事も考えられる。
 
魂は、銃弾のようなものなのである。
賢者の石=銃、魂=弾丸。
弾丸が排出されると新しい弾丸が装填されるように、賢者の石の中の魂がひとつ死ぬと新しい魂が精神と繋がる位置へ移動する。
 
彼らに老いはない。
ならば、それは体細胞の細胞分裂そのものが行われていないか、あるいは細胞分裂が劣化コピーされないかの